JP3142732U - 携帯用おしりふき固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外出先でのオムツ交換において、片手で包装体を開封し、取出口より一枚一枚おしりふきを容易に取り出すことを可能にする固定具を提供する。
【解決手段】基台2の表面には、狭持部に滑り止め加工3aを施した狭持部材3、裏面には可撓性部材からなるベルト状の固定部材4を固着し、狭持部材3で携帯用おしりふきIの底面にある包装体の重合部1aを狭着し、且つ、可撓性部材からなるベルト状の固定部材4を手にはめることで携帯用おしりふきを片手に固定することを特徴とする。尚、狭持部材に可撓性部材からなるベルト状の固定部材を直接固着するならば、必ずしも基台は必要としない。
【選択図】図1

Description

本考案は携帯用おしりふきの底面にある包装体重合部を片手に固定するための固定具に関する。
携帯用おしりふきとは、携帯するのに便利な大きさである約10cm×8cmの長方形状に折り畳まれた湿潤性を持つおしりふきを、携帯に適した枚数分重層し、ポリプロピレン等の適宜素材からなる袋状の専用包装体に収納したもので、軽量且つ鞄の中でかさばらず、持ち運びに大変便利である。この携帯用おしりふきの包装体は、その中身であるおしりふきの湿潤性を保つために取出口が狭く、また、その取出口を再接着、再剥離可能な粘着性のあるフタ用ラベルを用いて密封している。そのため、包装体を開封し、取出口からおしりふきを取り出すためには、両手の指を使用する必要がある。すなわち、一方の手の指で包装体を持った状態で他方の手の指でおしりふきを取り出す必要がある。
上述の様に、携帯用おしりふきの使用には、両手の指を使用する必要がある。以下その詳細である。まず携帯用おしりふきの包装体を開封するには、それを密封しているフタ用ラベルが粘着性を有するため、容易に剥がすことが出来ない。そのため、まず片手で携帯用おしりふきの一部を持ち、もう一方の手の指を使ってフタ用ラベルの端をつまみ、それらを同時に逆方向に引っ張り合うことで、フタ用ラベルを引き剥がし、包装体を開封することとなる。ここで、包装体の取出口より、その中身であるおしりふきを取り出す際、おしりふきのみを手の指でつまみ、取出口より引っ張り出そうとすると、携帯用おしりふき本体が軽量であること、且つ、その取出口の狭さも要因となり、取り出すおしりふきと共に携帯用おしりふき本体が包装体ごと一緒に浮き上がってしまう。そのため、やはり片手で携帯用おしりふき本体を固定しながら、もう一方の手の指でおしりふきを取り出すこととなる。つまり、携帯用おしりふきの包装体から中身のおしりふきを取り出すには、おしりふきを取り出す側の手だけでなく反対側の手もふさがった状態となる。
一方、乳幼児のオムツ交換は、乳幼児の動きを制しながら作業しなければならず、両手が自由にはならない状態でこれを行うのは困難である。さらに詳言すると、乳幼児のオムツ交換は、乳幼児をあお向けに寝かせ、片手で乳幼児の両足首を支え持ち、もう一方の手で乳幼児のおしりを拭き、汚物を取り除く方法が一般的である。一度、汚れたオムツを広げ、オムツ交換を始めると、汚物が他の場所につかない様に乳幼児の両足首を支え持つ手は、汚物が取り除かれ、乳幼児のおしりがきれいになるまで、一瞬たりとも離すことが出来ない。さらに、乳幼児は、オムツ交換時にも立ち上がる、寝返りをうつ等、必死に動きたがるので、その動きを少しでも静止するために、乳幼児の両足首を支え持つ手は、力を入れ、その両足の動きを封じることで、乳幼児の動きを制さなくてはならない。つまり、オムツ交換中は、携帯用おしりふきの包装体から中身のおしりふきを取り出すために、おしりふきを取り出す手と反対側の手は、乳幼児の両足首を支え持つ手として使用したいのであるが、このことが困難な状況にある。
そこで、上述の様な状況下で携帯用おしりふきを使用するには、まず、汚れたオムツを広げる前等の準備段階において、両手を使い、携帯用おしりふきの包装体を密封しているフタ用ラベルをはがして包装体を開封しておくか、そのような準備をせずにオムツ交換を始めた場合は、その包装体の端を口にくわえる等の方法で携帯用おしりふき本体を固定し、片手でフタ用ラベルをひっぱり、包装体を開封しなくてはならない。さらに、おしりふきの取り出しにおいても、上述の様に、片手しか使えない状況では、おしりふき一枚一枚取り出すごとに、それを片手でつまんだまま、携帯用おしりふき本体を数回強くふって、ようやく取り出す等の手間を要する。すなわち、片手で、携帯用おしりふきの包装体を開封し、その中身であるおしりふきを取り出すのは非常に困難である。外出先でのオムツ交換が育児において大きな負担となっている理由である。
本考案は、上述の問題点を解消するために成されたものであり、その目的は、外出先でのオムツ交換において、一方の手で確実に乳幼児の動きを制しながら、且つ、その手に携帯用おしりふきを固定することで、もう一方の手のみでおしりふきを容易に取り出すことを可能にし、上述の大きな負担を軽減することにある。
上記目的を達成する本考案の第1の態様は、
多数枚のおしりふきを一枚づつ取り出し可能に包装体に収納してなる携帯用おしりふきの前記包装体の重合部を挟持する挟持部材と、前記挟持部材を手に固定するための固定部材とを有することを特徴とする携帯用おしりふき固定具にある。
ここで、前記固定部材は一本のベルト状の可撓性部材で好適に形成し得る。また、前記固定部材は、ベルト状部材と、このベルト状部材の両端部に配設され一方の端部を他方の端部に固定することで前記手に固定し得るようになっている面ファスナーとで好適に形成し得る。さらに、前記固定部材は、前記おしりふきを取り出す手と反対の手にはめる手袋で好適に形成し得る。
また、前記挟持部材は、前記固定部材に固定した平板状の基台上に配設することもできる。
上述の如き本考案によれば、オムツ交換時に乳幼児の足首を支え持つ手に携帯用おしりふきを固定することで、もう一方の手のみで容易にその中身であるおしりふきを取り出すことが出来、オムツ交換を非常にスムーズに行うことができる。また、オムツ交換時における乳幼児の足首を支え持つ手の位置、つまり、携帯用おしりふきを固定する手の位置は、オムツ交換作業を行う空間のほぼ中央近傍にあり、それは、オムツ交換をする者の真正面となり、おしりふきを取り出すのに最適な位置である。また包装体の取出口の角度など、おしりふきを取り出しやすくするための位置の微調整も可能、且つ容易である。加えて、携帯用おしりふき本体を置くための新たなスペースを必要としないため、非常に狭い車中やオムツ交換台上等、いかなる場所でのオムツ交換においても使用可能である。
また、固定具の構造においても、携帯用おしりふきの包装体の底面を利用し、固定することで、携帯用おしりふきの仕様が何枚入りであっても、携帯用おしりふきが未使用の状態で包装体に空間的な余裕がなくても、また、数回使用後、中身が少量になり、包装体に空間的な余裕がありすぎる状態になっても、固定具の使用には全く問題ない。結果、様々なメーカーの様々な携帯用おしりふきに対応することが可能である。また、その構造自体がシンプルであるため、携帯用おしりふきの本来の特徴である軽量且つ鞄の中でかさばらないという携帯性を損なわない。加えて、携帯用おしりふきは、その携帯性故に、たった数回のオムツ交換で中身がなくなるが、狭持部材によって固定具との狭着が自在であるため、その着脱が容易であり、交換も手間にならない。さらに固定具と手との固定に、可撓性部材を用いることで手からの固定具の着脱も非常に容易であり、忙しい育児生活において、その使用が負担にならず、便利である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1乃至図3は本考案の第1の実施の形態に係り、図1はその固定具の実施の形態を示す斜視図、図2は前記固定具の表面図、図3は前記固定具の裏面図である。また、図4は携帯用おしりふきの包装体底面側から見た斜視図であり、底面にある包装体の重合部1aを明確に示している。
図1、図2に示すように、携帯用おしりふきIは、その底面に突出した包装体1の重合部1aを基台2の表面に固着した挟持部材3で挟持自在とし、その容易なる着脱を可能とする。基台2は、携帯用おしりふきの包装体とほぼ同じか、もしくはそれ以下のサイズとし、片手に固定した際にオムツ交換の邪魔にならない様、且つ、乳幼児の両足に接触しにくい様な大きさとする。挟持部材3は一方の端部を指で下方に押圧することにより他方側の端部を開いてこのとき形成される開口に他の部材を挟持する、いわゆるクリップ状部材で形成したものである。また、挟持部材3の大きさはその開口幅を10cm程度とし、折り畳まれた携帯用おしりふきの長手方向の寸法に対応させてある。また、その挟持部にはゴム等の素材による滑り止め加工3aを施して滑り止めとしてある。これにより、前記包装体1のフタ用ラベルを片手ではがす際にかかる狭持部への強い力に対応させる。また、基台2、挟持部材3は携帯性を損なわない軽い素材で、且つ適度な固定力があり、さらに、汚れた際に洗浄可能、もしくは容易に拭き取ることが可能な合成樹脂等適宜素材で形成されることが望ましい。
図3に示すように、基台2の裏面には、固定具を手に固定するための可撓性部材からなるベルト状の固定部材4を固着する。また、この固定部材4は携帯用おしりふきを手の甲や手首等に固定する適度な固定力を持ち、さらに手からの着脱を容易にするために適度な可撓性と長さを有する。また、その固着位置は、前記固定具本体を安定させる位置が望ましく、挟持部材3の固着位置近傍とし、その方向は自在である。また、素材については平ゴム等適宜素材を用いる。
尚、図5は本考案の第IIの実施の形態に係る携帯用おしりふき固定具の斜視図である。同図に示すように、狭持部材3に、可撓性部材からなるベルト状の固定部材4を、狭持部材が安定する位置に直接固着する。よって第IIの実施の形態においては、基台2は必要としない。なお、図5中,図1乃至図3と同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略する。
以上、本考案の実施の形態及び実施例を説明したが、本考案の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、基台のサイズ、狭持部材の幅や個数、固定部材の固着位置は、状況において適宜選択されるものである。また、固定部材4は一本のベルト状の可撓性部材で形成したが勿論これに限るものではない。他にも、ベルト状部材と、このベルト状部材の両端部に配設され一方の端部を他方の端部に固定することで前記手に固定し得るようになっている面ファスナー(マジックテープ(登録商標))とで形成したものや、おしりふきを取り出す手と反対の手にはめる手袋で形成したもの等が考えられる。
本考案の第Iの実施例を示す携帯用おしりふき固定具の斜視図である。 図1の固定具の表面図である。 図1の固定具の裏面図である。 携帯用おしりふきの包装体底面の斜視図である。 本考案の第IIの実施の形態に係る携帯用おしりふき固定具の斜視図である。
符号の説明
I 携帯用おしりふき
1 包装体
1a 重合部
2 基台
3 挟持部材
3a 滑り止め加工
4 固定部材

Claims (8)

  1. 多数枚のおしりふきを一枚づつ取り出し可能に包装体に収納してなる携帯用おしりふきの前記包装体の重合部を挟持する挟持部材と、
    前記挟持部材を手に固定するための固定部材とを有することを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  2. 請求項1に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記固定部材は一本のベルト状の可撓性部材で形成したことを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  3. 請求項1に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記固定部材は、ベルト状部材と、このベルト状部材の両端部に配設され一方の端部を他方の端部に固定することで前記手に固定し得るようになっている面ファスナーとで形成したことを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  4. 請求項1に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記固定部材は、前記おしりふきを取り出す手と反対の手にはめる手袋で形成したことを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  5. 請求項1に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記挟持部材は、前記固定部材に固定した平板状の基台上に配設してあることを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  6. 請求項2に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記挟持部材は、前記固定部材に固定した平板状の基台上に配設してあることを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  7. 請求項3に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記挟持部材は、前記固定部材に固定した平板状の基台上に配設してあることを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
  8. 請求項4に記載する携帯用おしりふき固定具において、
    前記挟持部材は、前記固定部材に固定した平板状の基台上に配設してあることを特徴とする携帯用おしりふき固定具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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