JPWO2014196082A1 - 産業資材用ファスナーテープ及び、それを備えるスライドファスナー - Google Patents

産業資材用ファスナーテープ及び、それを備えるスライドファスナー Download PDF

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Abstract

産業資材用ファスナーテープは、経糸(4)及び緯糸(5)を織り合せた織物組織からなるテープ主体部(2)と、該テープ主体部(2)の側縁に沿って設けられて、エレメント列(11)が取り付けられるエレメント取付部(3)とを有する、スライドファスナー(50)用のファスナーテープ(1)であって、前記テープ主体部(2)で、緯糸(5)を経糸(4)よりも太くしてなるものである。

Description

この発明は、織物組織を有し、ビニールハウスや、漁網等の農林水産用ネット資材その他の産業資材に用いられるスライドファスナーの一部を構成するファスナーテープ及び、それを備えるスライドファスナーに関するものであり、具体的には、ファスナーテープの、主としてテープ主体部の厚みを大幅に増大させることなしに、スライドファスナーの延びる方向に直交する横方向に沿うテープ緯引強度を有効に高めることのできる技術を提案するものである。
スライドファスナーは一般に、複数のエレメントからなり相互に対向配置される一対のエレメント列と、それらの各エレメント列が取り付けられてエレメント列を開閉部分の生地等に連結する布状のファスナーテープと、対向するエレメント列を相互に噛合ないし分離させるべくエレメントの整列方向に沿って摺動するスライダーとで構成されて、スライダーの摺動操作により、エレメント列が相互に分離もしくは噛合されることで、その部分の開閉を可能にするべく機能する。
なおここで、上記のファスナーテープとして従来は、特許文献1、2等に記載されているように、経糸及び緯糸を織り合せてなるテープ主体部、及び、そのテープ主体部の側縁に沿って設けられて、エレメント列が取り付けられる芯紐を有するエレメント取付部で構成したものが知られている。
ところで、かかるスライドファスナーは、たとえば、漁業の分野で利用される定置網や養殖用仕切り網その他の漁網で、その設置ないし取外し作業を容易なものとすること等を目的として、複数の網部分の連結及び分割を可能にするために設けられる場合があるが、このような用途においては、スライドファスナーの一部をなすファスナーテープは、特に多大な引張力が作用することになる横方向、つまり、布状ファスナーテープの平面内でスライドファスナーの延びる向きに直交する方向に大きな引張強度を発揮することが必要とされる。
実公昭58―12866号公報 実公昭59―25215号公報
しかるに、ファスナーテープの上述したテープ緯引強度を高めるため、ファスナーテープを構成する経糸及び緯糸を両糸とも単純に太くすると、略直角に交錯する経糸及び緯糸からなるファスナーテープの厚みが、たとえば、衣料向けのスライドファスナーのそれに比して極めて厚くなり、この場合、スライダーをエレメント列上で摺動させるべく操作する際の、スライダーの摺動抵抗が大きくなるので、操作性が低下し、またテープが硬くなって縫製性が悪化するという問題があった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、ファスナーテープ厚みの大幅な増大を招くことなしに、たとえばビニールハウスや漁網に用いる場合等に要求される程度の、所要のテープ緯引強度を十分に確保することのできる産業資材用ファスナーテープ及び、それを備えるスライドファスナーを提供することにある。
この発明の産業資材用ファスナーテープは、経糸及び緯糸を織り合せた織物組織からなるテープ主体部と、該テープ主体部の側縁に沿って設けられて、エレメント列が取り付けられるエレメント取付部とを有する、スライドファスナー用のファスナーテープであって、前記テープ主体部において、緯糸を経糸よりも太くしてなるものである。
この発明の産業資材用ファスナーテープでは、後述のDTYのような嵩高加工を施さない糸である延伸糸、いわゆるFDYで構成することが好ましい。このFDYは、たとえば、DTYよりも高強度になるよう延伸倍率が2倍以上であって、引張強度が5.0cN/dtex以上であるものとすることができる。
ここで、この発明の産業資材用ファスナーテープでは、前記テープ主体部の緯糸及び経糸のそれぞれのフィラメント数をともに、100dtex当たり8.0本〜11.0本とすることが好ましく、また、前記テープ主体部の経糸の繊度は330dtex以下とする一方、前記テープ主体部の緯糸の繊度は330dtexより大きくすることが好ましい。
なお好ましくは、前記テープ主体部の緯糸及び経糸がともにカーボンブラックを含有するものとする。
またここで、この発明の産業資材用ファスナーテープでは、前記エレメント取付部を、前記テープ主体部から連続して延びる緯糸により、前記経糸と平行に延びてエレメント列の各エレメントの保持に供される芯紐を織り込むとともに、該芯紐とテープ主体部との間で、前記緯糸に、前記経糸に平行な一本以上の縦繊維を織り合せて構成し、そして、エレメント取付部の前記縦繊維を、テープ主体部の経糸よりも太くすることが好ましい。
ここにおいて、前記芯紐が、前記経糸に平行に延びる一本以上の芯糸と、該芯糸の周囲を取り囲んで設けられて編物組織を有する外側編成層とを具える場合は、前記芯糸を上記の延伸糸とするとともに、前記外側編成層を、仮撚り工程を経て嵩高加工が施されて延伸倍率が1.5〜2倍の仮撚り加工糸、いわゆるDTYで構成することが好ましい。
そしてまたこの場合は、前記外側編成層の編物組織のコース数を、2.54cm間に21.5〜25とすること、前記芯糸の繊度を800〜2000dtexとすること、及び、前記外側編成層を、一本当たり75〜330dtexの繊度とすることがそれぞれ好ましい。
また好ましくは、前記芯紐の芯糸及び外側編成層がともに、カーボンブラック及び/又は耐候剤を含有するものとする。
この発明のスライドファスナーは、ファスナーテープと、該ファスナーテープのエレメント取付部に取り付けた複数のエレメントからなるエレメント列と、エレメント列に嵌め合わされて該エレメント列に沿って摺動変位するスライダーとを備えてなるスライドファスナーであって、前記ファスナーテープを、上記のいずれかの産業資材用ファスナーテープとしてなるものである。
このスライドファスナーでは、エレメント列の各エレメントを、カーボンブラックを含有する樹脂材料で形成することが好ましく、また、スライダーが、めっき処理を施した丹銅、或いは、カーボンブラック及び/又は耐候剤を含有する樹脂材料からなるものとすることが好ましい。
この発明の産業資材用ファスナーテープによれば、使用時に特に大きな引張力が作用することになるテープ主体部で緯糸を経糸よりも太くしたことにより、テープ主体部の厚みを大幅に増大させることなしに、テープ緯引強度を有効に高めることができる。
この発明のファスナーテープの一実施形態を、その一部について模式的に示す正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のファスナーテープが有する芯紐の外側編成層を、その編物組織をほどいた状態で示す部分斜視図、及び、それのb−b線に沿う横断面図である。 図1のファスナーテープを備えるスライドファスナーを示す正面図である。
以下に図面に示すところに基いて、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に例示するファスナーテープ1は、後述するように、スライダー及び、複数のエレメントを整列配置したエレメント列と組み合わせることでスライドファスナーを構成する布状のものであって、図では右側に位置するテープ主体部2とそのテープ主体部2の左側縁に沿って連続して設けられ、エレメント列が取り付けられるエレメント取付部3とを有してなる。
なおこのファスナーテープ1は、たとえば、自動車資材、土木・建築資材、工業用資材、農林・水産資材等の、主に非衣料分野である産業資材に用いられるものである。
ここで、テープ主体部2は、図1に示すように、ここでは図示しないエレメントの整列方向(図1では上下方向)に向けて延びる経糸4、及び、布状のファスナーテープ1の平面内で、エレメントの整列方向に直交する方向(図1では左右方向)に向けて延びる緯糸5の相互を織り合せた織物組織からなり、それらの経糸4及び緯糸5のそれぞれはともに、一本のフィラメントからなる単糸、または、二本以上のフィラメントの撚り構造になる撚り糸もしくは、無撚り構造になる引揃え糸とすることができる。
そしてこの発明では、緯糸5と経糸4とを長さと重さの比で表される繊度で相互に比較した場合に、図1に誇張して示すように、上記のテープ主体部2の緯糸5を経糸4よりも太くする。
このことによれば、特に漁網等に用いるスライドファスナーのテープ主体部1では、エレメントの整列方向である縦方向よりも、エレメントの整列方向に直交する方向である横方向に大きな引張力が作用するところ、緯糸5を経糸4よりも太くしたことにより、かかる横方向の緯引強度を、たとえば漁網で必要とされる程度まで十分に高めることができ、しかも、緯糸5及び経糸4の両糸を太くする場合に比して、テープ主体部2の厚みの増大を小さく抑えることができる。しかも、緯糸を太い糸にしたことにより、緯糸の繊維表面が紫外線等により劣化した場合でも、緯糸内部まで劣化が進行し難く、緯引強度保持率が向上する。
なお、テープ主体部2の厚みは、より詳細には、たとえば、0.50mm〜0.70mmとすることができる。
ここで、テープ主体部1の上述したような引張強度を有効に高めるとの観点からは、テープ主体部1の緯糸5及び経糸4のそれぞれを、2倍以上の延伸倍率で引き伸ばされて、仮撚り工程を経ない糸である延伸糸(高強度のFDY)で構成することが好ましい。なかでも、経糸4は、複数本の延伸糸を撚り合わせた撚り構造とし、かつ、緯糸5は、複数本の延伸糸を撚り合わせずに引き揃えた無撚り構造とすることが特に好ましく、この場合は、有撚糸とした経糸4の、織機での糸切れを防止し製織性を向上させ、また製織性に影響のない緯糸5を無撚りとすることで、有撚加工費の増大を抑制し低コスト化を実現することが出来る。
またここで、上記の経糸4及び緯糸5のそれぞれのフィラメント数を、100dtex当たり8.0本〜11.0本としたときは、テープに対してフィラメントの比表面積が小さくなる為、フィラメント内部への紫外線劣化が抑制されて耐候性をさらに向上させることができ、また、ミシン目強度の低下を抑制することができる。これはすなわち、当該フィラメント数が、100dtex当たり8.0本未満の場合は、縫製時に目ズレが生じて、ミシン目強度が低下するおそれがあり、一方、100dtex当たり11.0本を超える場合は、テープに対するフィラメントの比表面積の増大の故に耐候性能が低下する可能性がある。
そしてまた好ましくは、経糸4の繊度は330dtex以下、より好ましくは280dtex以下とする一方で、緯糸5の繊度は330dtexより大きくし、より好ましくは470dtexより大きくする。これにより、高い引張強度が必要とされる緯糸5の緯引強度をさらに向上させつつも、経糸4の繊度を小さくして、テープ主体部2の厚みを薄く維持することができる。また、緯糸5ほどは高強度が要求されない経糸4の繊度を小さくすることで、製造コストの低減を図ることができる。
言い換えれば、経糸4の繊度が330dtexを超える場合は、緯糸5の繊度によっては、テープ主体部2の厚みが、衣料向けのスライドファスナーのテープ主体部と比較して大きく増大する可能性があり、また、緯糸5の繊度が330dtex以下の場合は、所期したほどの緯引強度を得られないことが懸念される。
なおこの発明のファスナーテープ1で「繊度」というときは、その糸が単一のフィラメントからなる場合は、その一本のフィラメントの繊度を意味し、あるいは、その糸が複数本のフィラメントからなる場合は、その糸を構成するそれらのフィラメントの各繊度の合算値の総計を意味するものとする。
ここにおいて、主として屋外で使用されることの多い漁網等の産業資材では、それの所望の箇所に開閉機能を付与するべく取り付けられるスライドファスナーは、紫外線等に対して有効な耐候性を有することが望ましい。従って、スライドファスナーの構成部材であるファスナーテープ1の、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PA)等の樹脂材料からなる経糸4及び緯糸5のそれぞれをともに、紫外線吸収剤やラジカル捕捉剤その他の耐候剤を含有した糸、または、カーボンブラックを含有した黒原着の糸とすることが、カーボンブラックによる紫外線吸収効果によって糸の劣化、色褪せを防止できる点で好ましい。ここで、紫外線吸収剤としては、たとえば、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリシレート系、シアノアクリレート系、トリアジン系、オギザニリド系、ニッケル錯塩等を挙げることができ、また、ラジカル捕捉剤としては、ヒンダードアミン系等を挙げることができる。
ところで、この実施形態のファスナーテープ1では、緯糸5を、テープ主体部2を越えて図1では左側に向けて延長させるとともに、「U」字状に折り返して右側に向けて延在させ、そして、緯糸5のその延長部分と、縦方向に延びて緯糸5よりも太く、かつ、たとえば図1の奥行方向に二本並べて配置した芯紐6と、横方向で芯紐6を挟んで両側のそれぞれに配置されて、いずれも縦方向に延びる、たとえば四本の縦繊維7及び二本の締糸8とを織り合せることで、エレメント取付部3を構成する。このエレメント取付部3の芯紐6は、それ自身の太さが太いことにより、図2に示すように、布状のファスナーテープ1の表面側もしくは裏面側から突出して位置することになって、たとえば樹脂材料の射出成形等によって図2に示す如く配設されたエレメント10を保持して、エレメント10の、ファスナーテープ1からの意図しない外れを防止するべく機能する。
なおここでは、図2に断面図で示すところから解かるように、縦繊維7は、布状をなすファスナーテープ1の平面に沿って並べて配置し、締糸8は、当該平面に直交するテープ表裏方向に並べて配置している。
このように、芯紐6とテープ主体部2との間に、一本〜三本または五本以上とすることも可能な縦繊維7を、前記の経糸4と平行に延在させて設けた場合、かかる縦繊維7は、経糸4よりも太いものとすることが好ましい。
これによれば、エレメント10を樹脂材料で形成するに際し、エレメント取付部3の一部を、モールドの成形キャビティ内に配置した状態で、キャビティへ液体状の溶融樹脂を流し込んだ時に、太さの太い縦繊維7を設けた箇所で、溶融樹脂の液漏れを防止することができる。
ここにおいて、この実施形態では、エレメント保持機能を有する上記の芯紐6は、経糸4に平行に延びて、使用状態でエレメント整列方向に作用する張力等に対抗する一本以上の芯糸6aを有してなるものである。
そして、エレメント整列方向の引張強度を十分に高めるため、上記の芯糸6aを、先に述べた延伸糸(FDY)の一本または複数本を撚り合わせて、もしくは撚り合わせずに引き揃えて、また必要に応じてそれらを束ねて構成することが好ましい。かかる芯糸の繊度は、好ましくは800〜2000dtex、より好ましくは1100〜1500dtexとする。
しかるに、芯糸6aは一般に、フィラメント数の少ない糸で構成されることから、ファスナーテープ1の使用に伴って、エレメント10から繰り返し力を受けて潰れやすくなり、また、芯紐6によるエレメント保持効果が十分に得られなくなって、ファスナーテープ1へのエレメント10の付着強度が低下する懸念がある。
このことに対しては、芯紐6を撚り紐とすること等に代えて、図3(a)及び(b)に例示するように、経糸4に平行に延びる一本以上、たとえば五本の芯糸6aの周囲に、編物組織を有する外側編成層6bを、芯糸6aを取り囲む姿勢で設けて、それらの芯糸6aと外側編成層6bとで芯紐6を構成し、それにより、芯紐6の強度を高めることで対処することができる。
この外側編成層6bは、公知の編み方で形成することができるが、たとえば、図3に示すところでは、芯糸6aの周囲で90°おきに四本のラッチニードルN1〜N4を配置した状態で、180°の間隔をおくラッチニードルN1とN3、N2とN4のそれぞれに、たとえば四本の編糸Tを、芯糸6aの外面に沿って周方向に「8」の字を描くように曲折させて送るとともに、その折り返し箇所にニードルループL1、L2を形成しつつ、編成方向の先端側のニードルループL1を、後方側に隣接するニードルループL2に絡み合わせて、芯糸6aの周囲に筒状の編物組織を形成することにより行うことが可能である。
そしてここでは、外側編成層6bの編物組織のコース数を多くすること、すなわち、編込みの密度を高くすることで、芯紐6を硬くして使用時の芯紐6の潰れを防止し、それにより、エレメント保持機能を有効に高めることができる。具体的には、外側編成層6bの編物組織の、横方向のループ段数であるコース数を、2.54cm間に21.5〜25とすることが好ましい。これはすなわち、外側編成層6bのコース数を21.5未満とした場合は、少ないコース数の故に、芯紐6を十分に硬くできない結果として、エレメント保持機能を有効に向上させ得ない可能性があり、一方、このコース数が25を超えると、製織時のテープ折れ曲り等により、芯紐6の外側編成層6bから内部の芯糸6aがループ状にはみだした場合、後工程で芯紐6が熱収縮した際にはみだした芯糸6aが戻らず、不良となる可能性がある。
またこの場合、外側編成層6bの編糸Tは、延伸倍率が1.5〜2倍で、仮撚り加工が施されたことによって嵩高性及び伸縮性を有する仮撚り加工糸(DTY)とすることが好ましい。これにより、エレメントの射出成形の際に、DTY製の外側編成層6bに樹脂材料が付着し易くなるので、横方向の大きな引張力が作用した場合であっても、エレメント10を芯紐6に確実に保持させることができる。
なお、外側編成層6bを構成する各編糸Tは、一本以上のフィラメントを撚り合わせることにより、または撚り合わせずに単にまとめることにより構成することができる。この編糸Tの繊度は、たとえば75〜330dtexとすることができるが、好ましくは、これを100〜170dtexとする。
図1及び2に示すところでは、芯紐6は、布状のファスナーテープ1の表面側及び裏面側のそれぞれに一本ずつ配置して合計二本設けている。この場合は、ファスナーテープ1の表面側及び裏面側のそれぞれで線状に突出する芯紐6によって、そこに取り付けた各エレメント10が強固に係合されることになるので、エレメント保持機能がさらに高まることになるが、芯紐6の配設本数はこれに限定されるものではない。
なお、エレメント取付部3の、芯糸6a、外側編成層6bを構成する糸及び縦繊維7もまた、経糸4及び緯糸5と同様に、カーボンブラックを含有した樹脂材料からなる黒原着の糸とすることが、耐候性向上の観点から好ましい。
このような芯紐6で、仮に、外側編成層6b及び芯糸6aの双方をFDYで構成した場合は、射出成形による樹脂材料からなるエレメントの、FDYで構成した外側編成層6aとの付着力が、外側編成層6aをDTYで構成した場合ほどに大きくならないので、エレメントを十分確実に保持できない可能性がある。
ところで、ファスナーを生地に縫製した際、ファスナーテープ1の縫製部がミシン糸により引張られて収縮し、相対的にエレメント部がテープ端部に比べて長くなる。それによって、左右のストリンガーを勘合させた状態ではチェーンが波打った状態になる。この現象をチェーンパッカリングと呼び、このようなチェーンパッカリングの発生を防止するため、エレメント10の射出成形の際には、モールドキャビティに配置されるエレメント取付部3を若干短い形状のバイアステープとすることが望ましい。しかし、外側編成層6b及び芯糸6aを両方ともDTYとした場合は、DTY製の芯糸6aが熱収縮しないことによって、バイアステープにすることができなくなるので、外側編成層6bでのパッカリングの発生を有効に防止し得ない懸念がある。
従って、芯紐6を構成する芯糸6aと外側編成層6bのそれぞれの糸の種類の組合せとしては、芯糸6aをFDYとし、外側編成層6bの編糸をDTYとすることが特に好ましい。
なおここで、図示の実施形態では、図1に示すように、芯紐6からテープ主体部2側(図1の右側)に向けて芯紐6を含めずに数えて四本目の糸までを縦繊維7とし、それよりも芯紐6から離れる方向に存在する糸を経糸4としている。つまり、このファスナーテープ1では、エレメント取付部3とテープ主体部2との境界を、芯紐6からテープ主体部2側に向けて数えて四本目と五本目の間としている。
エレメント整列方向に直交する横方向で、エレメント取付部3の、ファスナーテープ1全体に占める割合は、たとえば、10%〜15%とすることができる。
以上に述べたファスナーテープ1は、他の構成部材とともに、図4に示すようなスライドファスナー50を構成することができる。すなわち、かかるスライドファスナー50は、上記のファスナーテープ1と、そのファスナーテープ1のエレメント取付部3に取り付けた複数のエレメント10からなるエレメント列11と、エレメント列11に嵌め合わされて該エレメント10の整列方向(図4では上下方向)に沿って摺動変位するスライダー20とを備え、さらにここでは、スライダー20に、使用者の保持に供される引手30を取り付けてなるものである。
ここで、エレメント列11の各エレメント10は、たとえば、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA)またはポリアミド(PA)等の樹脂材料で形成することができるが、スライドファスナー50の耐候性を向上させるとの観点からは、上記のなかでもPOM樹脂が好ましく、また、かかる樹脂材料に、先述のカーボンブラックその他の紫外線吸収剤を含有させることが好ましい。止め具や開き具もまた、エレメント10と同様の材質とすることができる。
なお、エレメント10の、エレメント取付部3への取付けは、先述の、樹脂材料による射出成形の他、たとえば、金属製のエレメントの、エレメント取付部3への加締固定や、コイル状のエレメントの内部に芯紐6を配置した状態での、エレメントの、エレメント取付部3への縫着等により行うことができる。
そしてまた、スライダー20は、丹銅にめっきを施して形成することが、亜鉛のダイカストからなるものに比して、耐候性及び塩水による腐食の耐性に優れる点で好ましい。
次に、この発明のファスナーテープを試作し、その性能を評価したので以下に説明する。
まず、実施例テープ1並びに、比較例テープ1及び2を試作し、それらの各テープのテープ主体部の強度を評価した。
実施例テープ1は、図1及び2に示す構造を有するものであり、緯糸及び経糸の両糸にFDYを用いるとともに、緯糸は繊度470dtexでフィラメント数48本とする一方、経糸は繊度280dtexでフィラメント数25本として、緯糸を経糸よりも太くしたものである。
比較例テープ1は、緯糸及び経糸の両糸とも繊度を330dtexでフィラメント数を96本として、緯糸と経糸の太さを互いに等しくしたことを除いて、実施例テープ1と同様の構成を有するものとした。また、比較例テープ2は、緯糸及び経糸の両糸とも繊度を280dtexでフィラメント数を24本として、緯糸と経糸の太さを等しくしたことを除いて、実施例テープ1と同様の構成を有するものとした。
上記の各ファスナーテープにつき、JIS L1096に規定される織物及び編物の生地試験方法に準拠して、引張速度200mm/minで、テープの延びる方向に対して垂直方向(エレメントの整列方向に直交する方向)に引っ張るテープ緯引試験を行い、テープ緯引強度を測定した。
また、JIS L1096に規定される織物及び編物の生地試験方法に準拠して、切込みを入れたテープ両端を掴んで、速度200mm/minで引張試験を行った際の平均強度をテープ引裂強度として測定した。
これらの試験結果を、諸元とともに表1に示す。
Figure 2014196082
表1に示すところから解かるように、緯糸を経糸よりも太くした実施例テープ1は、比較例テープ1、2に比して、テープ緯引強度及びテープ引裂強度が大きな値となっていることから、緯糸を経糸よりも太くすることにより、テープ緯引強度を有効に向上できることが明らかである。
次いで、実施例テープ2〜6を試作し、それらの各テープのエレメント保持性能について評価を行った。
実施例テープ2は、図1及び2に示す構造を有するものであるが、複数の芯糸を撚り合わせて芯紐を構成し、外側編成層を有しないものであり、この芯糸の種類はFDYとした。
また、実施例テープ3は、芯紐を、図3に示すような、芯糸の周囲に外側編成層を設けたものとし、この芯糸及び外側編成層をともにFDYで構成したことを除いて、実施例テープ2と同様の構成を有するものとした。なおここでは、外側編成層のコース数を21.75とした。実施例テープ4は、外側編成層をDTYとし、それのコース数を17.5としたことを除いて、実施例テープ3と同様の構成とした。実施例テープ5は、コース数を20としたことを除いて、実施例テープ4と同様の構成とした。実施例テープ6は、コース数を21.75としたことを除いて、実施例テープ4と同様の構成とした。
これらの実施例テープ2〜6に対して、チェーン横引強度、エレメント滑り強度及びエレメント引抜強度を求めた。
ここで、チェーン横引強度は、JIS S3015に準拠し、ファスナーチェーンに対して垂直方向に、グリップ幅25mm、速度200mm/minで引張試験を行って求めた破壊強度を意味する。そして、エレメント滑り強度は、ASTM D2061に準拠して、エレメントの一つをストリンガーと並行方向に、速度300mm/minで引張試験を行った際の移動時の強度であり、また、エレメント引抜強度は、ASTM D2061に準拠して、エレメントの一つをストリンガーに対して垂直方向に、速度300mm/minで引張試験を行った際の破壊強度である。
それらの結果を表2に示す。
Figure 2014196082
表2に示す結果から明らかなように、芯紐を撚り紐とした実施例テープ2よりも、芯紐を芯糸及び外側編成層で構成した実施例テープ3〜6のほうが、チェーン横引強度、エレメント滑り強度及びエレメント引抜強度のいずれもが高い値となっていることが解かる。また、実施例3〜6では、外側編成層をDTYとした実施例テープ4〜6は、それをFDYとした実施例テープ3に比して、チェーン横引強度及びエレメント引抜強度の結果が良いことが解かる。そして、芯紐構造及び糸の種類の条件が等しい実施例テープ4〜6では、外側編成層のコース数を多くするほど、チェーン横引強度が向上することが明らかである。
1 ファスナーテープ
2 テープ主体部
3 エレメント取付部
4 経糸
5 緯糸
6 芯紐
6a芯糸
6b 外側編成層
10 エレメント
11 エレメント列
20 スライダー
30 引手
50 スライドファスナー
この発明の産業資材用ファスナーテープは、経糸及び緯糸を織り合せた織物組織からなるテープ主体部と、該テープ主体部の側縁に沿って設けられて、エレメント列が取り付けられるエレメント取付部とを有する、スライドファスナー用のファスナーテープであって、前記テープ主体部において、緯糸を経糸よりも太くしてなり、前記エレメント取付部を、前記テープ主体部から連続して延びる緯糸により、前記経糸と平行に延びてエレメント列の各エレメントの保持に供される芯紐を織り込むとともに、該芯紐とテープ主体部との間で、前記緯糸に、前記経糸に平行な一本以上の縦繊維を織り合せて構成し、エレメント取付部の前記縦繊維を、テープ主体部の経糸よりも太くしてなるものである。

Claims (14)

  1. 経糸4及び緯糸5を織り合せた織物組織からなるテープ主体部2と、該テープ主体部2の側縁に沿って設けられて、エレメント列11が取り付けられるエレメント取付部3とを有する、スライドファスナー50用の産業資材用ファスナーテープ1であって、前記テープ主体部2で、緯糸5を経糸4よりも太くしてなる、産業資材用ファスナーテープ。
  2. 前記テープ主体部2の緯糸5及び経糸4のそれぞれをともに、延伸糸で構成してなる、請求項1に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  3. 前記テープ主体部2の緯糸5及び経糸4のそれぞれのフィラメント数をともに、100dtex当たり8.0本〜11.0本としてなる、請求項1または2に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  4. 前記テープ主体部2の経糸4の繊度を330dtex以下とし、前記テープ主体部2の緯糸5の繊度を330dtexより大きくしてなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  5. 前記テープ主体部2の緯糸5及び経糸4がともにカーボンブラックを含有してなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  6. 前記エレメント取付部3を、前記テープ主体部2から連続して延びる緯糸5により、前記経糸4と平行に延びてエレメント列11の各エレメント10の保持に供される芯紐6を織り込むとともに、該芯紐6とテープ主体部2との間で、前記緯糸5に、前記経糸4に平行な一本以上の縦繊維7を織り合せて構成し、
    エレメント取付部3の前記縦繊維7を、テープ主体部2の経糸4よりも太くしてなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  7. 前記芯紐6が、前記経糸4に平行に延びる一本以上の芯糸6aと、該芯糸6aの周囲を取り囲んで設けられて編物組織を有する外側編成層6bとを具え、前記芯糸6aを延伸糸とするとともに、前記外側編成層6bを仮撚り加工糸で構成してなる、請求項6に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  8. 前記外側編成層6bの編物組織のコース数を、2.54cm間に21.5〜25としてなる、請求項7に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  9. 前記芯糸6aの繊度を800〜2000dtexとしてなる、請求項7または8に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  10. 前記外側編成層6bを、一本当たり75〜330dtexの繊度としてなる、請求項7〜9のいずれか一項に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  11. 前記芯紐6の芯糸6a及び外側編成層6bがともに、カーボンブラック及び耐候剤の少なくとも一方を含有してなる、請求項7〜10のいずれか一項に記載の産業資材用ファスナーテープ。
  12. ファスナーテープと、該ファスナーテープのエレメント取付部3に取り付けた複数のエレメント10からなるエレメント列11と、エレメント列11に嵌め合わされて該エレメント列11に沿って摺動変位するスライダー20とを備えてなるスライドファスナー50であって、前記ファスナーテープを、請求項1〜11のいずれか一項に記載の産業資材用ファスナーテープ1としてなる、スライドファスナー。
  13. エレメント列11の各エレメント10を、カーボンブラックを含有する樹脂材料で形成してなる、請求項12に記載のスライドファスナー。
  14. スライダー20が、めっき処理を施した丹銅、或いは、カーボンブラック及び耐候剤の少なくとも一方を含有する樹脂材料からなる、請求項12または13に記載のスライドファスナー。
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