JPS6130490Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130490Y2 JPS6130490Y2 JP2781179U JP2781179U JPS6130490Y2 JP S6130490 Y2 JPS6130490 Y2 JP S6130490Y2 JP 2781179 U JP2781179 U JP 2781179U JP 2781179 U JP2781179 U JP 2781179U JP S6130490 Y2 JPS6130490 Y2 JP S6130490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- adapter
- warp
- thick
- net
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 7
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 2
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、漁網、防鳥網、あるいは鳥篭等の網
にスライドフアスナーを取付けるための網連結用
アダプタを設けたスライドフアスナーに関するも
のである。
にスライドフアスナーを取付けるための網連結用
アダプタを設けたスライドフアスナーに関するも
のである。
この種の網にスライドフアスナーを取付けるた
めのアダプタとして、本出願人はすでに特開昭52
−43682号や実願昭52−12473号（実開昭53−
107582号）等を提案している。本考案は、これら
従来の網連結用アダプタの網目を改良し、横方向
にかかる張力による縦方向の収縮を有効に防止し
てスライドフアスナーの開閉操作の円滑化をはか
ると共に流体抵抗の減少をもはかり、その上フア
スナーテープとアダプタとを簡単にして確実に正
しい状態に縫着することができる網連結用アダプ
タ付きスライドフアスナーを提供することを目的
とする。
めのアダプタとして、本出願人はすでに特開昭52
−43682号や実願昭52−12473号（実開昭53−
107582号）等を提案している。本考案は、これら
従来の網連結用アダプタの網目を改良し、横方向
にかかる張力による縦方向の収縮を有効に防止し
てスライドフアスナーの開閉操作の円滑化をはか
ると共に流体抵抗の減少をもはかり、その上フア
スナーテープとアダプタとを簡単にして確実に正
しい状態に縫着することができる網連結用アダプ
タ付きスライドフアスナーを提供することを目的
とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１，２図は本考案で用いるアダプタの実施
例であつて、アダプタＡはテープ取付部１と網取
付部２とからなる。
る。第１，２図は本考案で用いるアダプタの実施
例であつて、アダプタＡはテープ取付部１と網取
付部２とからなる。
テープ取付部１は、長手方向に延びる複数本
（図示の実施例では３本）の太い縦紐３，４，５
と、これらの縦紐３，４，５と直角をなしこれら
を相互に連結している横糸６とによつて細かい網
目に構成されている。横糸６は多数の細糸６ａ
と、所定間隔ごとに配置された太糸６ｂ（細糸６
ａより太く縦紐３，４，５より細い）とからなつ
ている。
（図示の実施例では３本）の太い縦紐３，４，５
と、これらの縦紐３，４，５と直角をなしこれら
を相互に連結している横糸６とによつて細かい網
目に構成されている。横糸６は多数の細糸６ａ
と、所定間隔ごとに配置された太糸６ｂ（細糸６
ａより太く縦紐３，４，５より細い）とからなつ
ている。
前記網取付部２は、前記テープ取付部１の最外
側の縦紐５と平行に配置された太い縦紐７と、両
縦紐５，７と直角をなし、これらを相互に連結す
る横糸８とによつて四角形の大きい網目９を構成
したものである。横糸８は前記太糸６ｂに対応し
た位置に配置され、太糸６ｂと同一の太さのもの
である。
側の縦紐５と平行に配置された太い縦紐７と、両
縦紐５，７と直角をなし、これらを相互に連結す
る横糸８とによつて四角形の大きい網目９を構成
したものである。横糸８は前記太糸６ｂに対応し
た位置に配置され、太糸６ｂと同一の太さのもの
である。
第４図は前記アダプタＡを設けたスライドフア
スナーＦの使用態様を示している。スライドフア
スナーＦのフアスナーテープ１０は、テープ取付
部１の横糸６に縫糸１２をもつて縫着される。網
１３は綴り紐１４によつて網取付部２に取付けら
れる。第４図においては網１３に通した綴り紐１
４を縦紐７に撚り合わせて取付けた例を示してい
る。網１３，１３は、スライダ（図示せず）によ
つて務歯１１を係合、離脱せしめることによつて
連結、開離できる。
スナーＦの使用態様を示している。スライドフア
スナーＦのフアスナーテープ１０は、テープ取付
部１の横糸６に縫糸１２をもつて縫着される。網
１３は綴り紐１４によつて網取付部２に取付けら
れる。第４図においては網１３に通した綴り紐１
４を縦紐７に撚り合わせて取付けた例を示してい
る。網１３，１３は、スライダ（図示せず）によ
つて務歯１１を係合、離脱せしめることによつて
連結、開離できる。
第３図は、前記アダプタＡの編組織の一例を示
す。同図における組織は下記の通りである。
す。同図における組織は下記の通りである。
L1＝０−２／２−０
L2＝２−０／０−２
L3＝12−12／８−８／12−12／
８−８／12−12／８−８／
12−12／８−８／12−12／
０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／
L4＝０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／12−12／８−８／
12−12／８−８／12−12／
８−８／12−12／８−８／
12−12／
L5＝０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／８−８／４−４／８−８／
４−４／８−８／４−４／８−８／
４−４／８−８／
L6＝８−８／４−４／８−８／４−４／
８−８／４−４／８−８／４−４／
８−８／０−０／４−４／０−０／
４−４／０−０／４−４／０−０／
４−４／０−０／
L7＝４−４／０−０／４−４／０−０／
４−４／０−０／４−４／０−０／
４−４／４−４／０−０／４−４／
０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／４−４／
L8＝０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／４−４／０−０／４−４／
０−０／０−０／４−４／０−０／
４−４／０−０／４−４／０−０／
４−４／０−０／
編糸にはポリエスター等の合成繊維を用いてい
るが、L3，L4，L5，L6の編糸には他の編糸より
も太番手のものを用いることが強度上好ましい。
さらに、撚り紐を用いることが強度を保ちなが
ら、外観をよくする上で好ましい。また、L8の
連結糸は酢酸ビニル等から成る溶融糸であり、同
時に編成された複数のアダプタを分割するときに
溶融切断される。
るが、L3，L4，L5，L6の編糸には他の編糸より
も太番手のものを用いることが強度上好ましい。
さらに、撚り紐を用いることが強度を保ちなが
ら、外観をよくする上で好ましい。また、L8の
連結糸は酢酸ビニル等から成る溶融糸であり、同
時に編成された複数のアダプタを分割するときに
溶融切断される。
第３図のテープ取付部１における２本の横挿入
糸L7すなわち１５，１６は、他の編糸よりも弱
い張力で組み込まれており、かつ連結糸１７，１
８は張力が弱いので他の横挿入糸L4，L5，L6，
L8が隣接する鎖編L1，L1を互いに強く引き寄せ
て太い縦紐３，４，５を形成する。また、網取付
部２においても、隣接する鎖編L2，L2が横挿入
糸L3，L4，L7によつて互いに引き寄せられて、
太い縦紐７を形成する。つまり縦紐３，４，５，
７は、鎖編によつて形成された複数のウエールの
集合体となつている。
糸L7すなわち１５，１６は、他の編糸よりも弱
い張力で組み込まれており、かつ連結糸１７，１
８は張力が弱いので他の横挿入糸L4，L5，L6，
L8が隣接する鎖編L1，L1を互いに強く引き寄せ
て太い縦紐３，４，５を形成する。また、網取付
部２においても、隣接する鎖編L2，L2が横挿入
糸L3，L4，L7によつて互いに引き寄せられて、
太い縦紐７を形成する。つまり縦紐３，４，５，
７は、鎖編によつて形成された複数のウエールの
集合体となつている。
本考案によれば、上述のように、網取付部が長
手方向に延びる縦紐と該縦紐間に直角方向に延び
る横糸とからなる四角形状の網目となつているか
ら、網に作用する力によつてアダプタに横方向の
張力が加わつても横糸の張力がこれに対抗し、縦
方向に収縮変形しにくく、特にテープ取付部に隣
接する部分においては殆んど収縮しない。従つ
て、横方向への張力によるフアスナーの波打ち現
象が生ずることが防止され、常にスライダーによ
る開閉操作が円滑に行なわれる。また、テープ取
付部には太い縦紐を有しているため、この縦紐に
よつてフアスナーの伸びが抑制され、フアスナー
の務歯割れが有効に防止されると共に、この縦紐
がフアスナーテープ縫糸の係止部の役目を果し、
フアスナーとアダプタの一体性を向上させている
ので、網に力が作用した場合でもフアスナーとア
ダプタの相対移動が防止される。さらに、網取付
部は広い網目となつているから流体抵抗が小さ
く、風や水流によるはためきやゆれが生じにく
い。そして、本考案の網連結用アダプタ付きのス
ライドフアスナーは、アダプタのテープ取付部が
互いに離隔して長手方向に平行に延びる複数の太
い縦紐と、これらの縦紐と直交し、これらの縦紐
を互いに連結している多数の細糸とにより細かい
網目に形成しているため、フアスナーテープへの
取付を前記太い縦紐の間において、本縫いや二重
環縫い等の直線的な縫製により行なえ、従つて取
付けが極めて容易であり、また平行に走る太い縦
紐を目安にして縫着することができ、従つて縫糸
が曲がらず体裁がよく、しかもミシン針が紐の結
束部を刺通しないように、ミシン針を打つ位置を
前記太い縦紐の間において任意に取れ、従つてミ
シン針が折れることがない等の効果がある。
手方向に延びる縦紐と該縦紐間に直角方向に延び
る横糸とからなる四角形状の網目となつているか
ら、網に作用する力によつてアダプタに横方向の
張力が加わつても横糸の張力がこれに対抗し、縦
方向に収縮変形しにくく、特にテープ取付部に隣
接する部分においては殆んど収縮しない。従つ
て、横方向への張力によるフアスナーの波打ち現
象が生ずることが防止され、常にスライダーによ
る開閉操作が円滑に行なわれる。また、テープ取
付部には太い縦紐を有しているため、この縦紐に
よつてフアスナーの伸びが抑制され、フアスナー
の務歯割れが有効に防止されると共に、この縦紐
がフアスナーテープ縫糸の係止部の役目を果し、
フアスナーとアダプタの一体性を向上させている
ので、網に力が作用した場合でもフアスナーとア
ダプタの相対移動が防止される。さらに、網取付
部は広い網目となつているから流体抵抗が小さ
く、風や水流によるはためきやゆれが生じにく
い。そして、本考案の網連結用アダプタ付きのス
ライドフアスナーは、アダプタのテープ取付部が
互いに離隔して長手方向に平行に延びる複数の太
い縦紐と、これらの縦紐と直交し、これらの縦紐
を互いに連結している多数の細糸とにより細かい
網目に形成しているため、フアスナーテープへの
取付を前記太い縦紐の間において、本縫いや二重
環縫い等の直線的な縫製により行なえ、従つて取
付けが極めて容易であり、また平行に走る太い縦
紐を目安にして縫着することができ、従つて縫糸
が曲がらず体裁がよく、しかもミシン針が紐の結
束部を刺通しないように、ミシン針を打つ位置を
前記太い縦紐の間において任意に取れ、従つてミ
シン針が折れることがない等の効果がある。
第１図は本考案で用いるアダプタの実施例の正
面図、第２図は第１図の−線断面図、第３図
は同アダプタ編組織の一例を示す組織図、第４図
は同アダプタをスライドフアスナーの使用態様を
示す正面図である。 １……テープ取付部、２……網取付部、３，
４，５，７……縦紐、６，８……横糸、９……網
目、１０……フアスナーテープ、１３……網、Ａ
……アダプタ、Ｆ……スライドフアスナー。
面図、第２図は第１図の−線断面図、第３図
は同アダプタ編組織の一例を示す組織図、第４図
は同アダプタをスライドフアスナーの使用態様を
示す正面図である。 １……テープ取付部、２……網取付部、３，
４，５，７……縦紐、６，８……横糸、９……網
目、１０……フアスナーテープ、１３……網、Ａ
……アダプタ、Ｆ……スライドフアスナー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 網１３が取り付けられる網取付部２と、フア
スナーテープ１０が取り付けられるテープ取付
部１とからなるアダプタＡを有し、前記テープ
取付部１は互いに離隔して長手方向に平行に延
びる複数の太い縦紐３，４，５と、前記縦紐
３，４，５と直角をなしこれらを相互に連結し
ている多数の細糸６ａとによつて形成された細
かい網目を備え、 前記網取付部２は、前記テープ取付部１の最
外側の縦紐５と離隔して平行に配置された太い
縦紐７と、両縦紐５，７と直角をなしこれらを
相互に連結する横糸８とによつて形成された大
きい網目９を備え、前記テープ取付部１の太い
縦紐３，４，５間を前記縦紐３，４，５と平行
に走る縫糸１２により細糸６ａを介してアダプ
タＡをフアスナーテープ１０に縫着してなる、 ことを特徴とする網連結用アダプタ付きスライ
ドフアスナー。 ２ 鎖編と横挿入糸による経編によつて編成さ
れ、縦紐を複数のウエールの集合体、横糸を横
挿入糸で各々構成した実用新案登録請求の範囲
第１項記載の網連結用アダプタ付きスライドフ
アスナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2781179U JPS6130490Y2 (ja) | 1979-03-05 | 1979-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2781179U JPS6130490Y2 (ja) | 1979-03-05 | 1979-03-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55126761U JPS55126761U (ja) | 1980-09-08 |
| JPS6130490Y2 true JPS6130490Y2 (ja) | 1986-09-06 |
Family
ID=28872620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2781179U Expired JPS6130490Y2 (ja) | 1979-03-05 | 1979-03-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130490Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011161753A1 (ja) * | 2010-06-21 | 2011-12-29 | Ykk株式会社 | 連結用アダプター及びファスナー製品付き連結用アダプター |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH706515B1 (de) * | 2012-05-15 | 2016-04-15 | Geobrugg Ag | Netz, insbesondere für einen in einem Gewässer stationierbaren Korb oder einer Hülle für die Tierzucht. |
-
1979
- 1979-03-05 JP JP2781179U patent/JPS6130490Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011161753A1 (ja) * | 2010-06-21 | 2011-12-29 | Ykk株式会社 | 連結用アダプター及びファスナー製品付き連結用アダプター |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55126761U (ja) | 1980-09-08 |
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