JPWO2014192599A1 - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

挿入部(2)の先端部(5)を構成する第1支持部(32)の外周部に、第1の凸部(60)を配置し、この第1の凸部(60)を含む先端部(5)の外周長(L1)が、先端部(5)の有効外径である先端外径(D0)に基づいて定まる外周長(L0)よりも小さくなるよう第1の凸部(60)の突出量を設定することにより、先端部を必要以上に大型化させることなく耐久性を確保し、且つ、被検体内への挿入性を向上させる。

Description

本発明は、先端部に超音波観察部等の観察部を内蔵した内視鏡に関する。
一般に、内視鏡は、被検体内等に挿入される細長の挿入部の先端に、硬質な先端部を有する。この先端部には、超音波を送受信する超音波観察部や光学像を撮像する光学観察部等の各種観察部が配置され、この観察部は、金属或いは樹脂等の硬質部材からなるケース内に収容される。そして、このケース等の硬質部材の形状によって、内視鏡の先端部は、その外観形状が概略規定される。
ここで、ケースの先端側には、一般に、2以上の平面或いは局面等が集合する角部が存在する。例えば、日本国特開2011−206428号公報に図示されているように、コンベックス型の超音波内視鏡において、先端部を構成するケース(第1支持部)は、超音波トランスデューサの音響レンズ部の両側に位置する側面と、音響レンズ部の裏面側に対向する対向面(底面)と、これら側面及び底面の先端側に連設する端面と、を有し、これら各面の集合部には角部が形成される。
このようなケースに形成される角部のうち、端面との間に形成される角部は、特に、狭隘な気管支内等への挿入時においては、体壁等と干渉して挿入抵抗となり易い。そこで、一般には、このような挿入抵抗を低減するため、先端部を構成するケースの角部には、所定の丸め加工等が施される。
しかしながら、上述のようにケースの角部に丸め加工等を行った場合、当該加工部分の肉厚が部分的に薄くなり、ケースの耐久性(例えば、ケースの強度や耐薬性等)を低下させる虞がある。これに対し、ケースの肉厚を全体的に厚く形成することも考えられるが、このようなケースの厚肉化は、挿入部の大型化を招く虞があるため、特に、先端部の細径化が強く要求される気管支鏡等に対して適用することが困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、先端部を必要以上に大型化させることなく耐久性を確保し、且つ、被検体内への挿入性を向上させることができる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様による内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部の先端に配置され、被検体を観察する観察部を備えた先端部と、曲面を有して構成され、前記先端部の外周部に配置された凸部と、を含み、前記挿入部の先端外径に基づいて定まる外周長と比較して、前記凸部を含む前記先端部の外周長は小さいものである。
本発明の第1の実施形態に係わり、内視鏡の全体図 同上、先端部を斜め上方から見た斜視図 同上、先端部の端面図 同上、先端部の上面図 同上、先端部の左側面図 同上、図4のVI−VI線に沿う断面図 第1の実施形態の変形例に係わり、先端部の斜視図 同上、先端部の端面図 同上、先端部の上面図 同上、先端部の左側面図 同上、先端部の底面図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図1〜図6は本発明の第1の実施形態に係わり、図1は内視鏡の全体図、図2は先端部を斜め上方から見た斜視図、図3は先端部の端面図、図4は先端部の上面図、図5は先端部の左側面図、図6は図4のVI−VI線に沿う断面図である。
図1に示す内視鏡1は、例えば、気管支用の内視鏡(気管支鏡)であり、本実施形態において、より具体的には、超音波像を取得するための超音波観察部と光学像を取得するための光学観察部とを備えた超音波気管支鏡である。この内視鏡1は、被検体内の気管支等の観察対象部位に挿入可能な細長の挿入部2と、挿入部2の基端側に連設された操作部3と、操作部3の側部から延出されたユニバーサルコード4と、を有して構成されている。
更に、挿入部2の先端には、先端部5と、先端部5の基端側に配設される湾曲自在な湾曲部6と、湾曲部6の基端側に配設され長尺で可撓性を有する可撓管部7と、が先端から順に連設されて構成されている。
操作部3は操作把持部を構成する操作部本体10を有し、この操作部本体10の先端側が、折れ止め部11を介して、可撓管部7の基端側に接続されている。また、操作部本体10の先端寄りには、挿入部2内の管路である送気・送水チャンネル(図示せず)の開口部となる送気・送水口12が設けられるとともに、挿入部2内に処置具を挿通させる管路である処置具挿通チャンネル(図示せず)の基端側の開口部となる処置具挿通口13が設けられている。一方、操作部本体10の基端寄りには、湾曲部6を湾曲操作するためのアングルレバー14が設けられるとともに、各種内視鏡機能のスイッチ類15が設けられている。
ユニバーサルコード4の一端側は、折れ止め部16を介して、操作部本体10の側部に連設されている。一方、ユニバーサルコード4の他端側である延出端には、スコープコネクタ部17が設けられている。このスコープコネクタ部17の端部には、図示しない光源装置に着脱自在な光源側コネクタ20が設けられている。光源側コネクタ20には、挿入部2側から延在するライトガイド21の基端部が突設されるとともに、電気接点22が配設されており、光源側コネクタ20が光源装置に接続されると、ライトガイド21が光源装置内の光源と光学的に接続されるとともに、電気接点22が光源装置内の電源と電機的に接続される。また、スコープコネクタ部17の側部には、図示しない超音波観測装置に着脱自在な超音波コネクタ23と、図示しないビデオプロセッサに着脱自在な電気コネクタ24と、が設けられている。
次に、このような内視鏡1における先端部5の具体的な構成について、図2〜図6を参照して説明する。図6に示すように、先端部5は、例えば、硬質な枠体としての先端硬質部材30を有する。本実施形態の先端硬質部材30は、基部側が湾曲部6に連結する第2支持部31と、この第2支持部31の先端側に突出する第1支持部32と、を有して構成されている。
第2支持部31は、例えば、硬質な部材により構成されている。第2支持部31の内部には処置具挿通チャンネルに連通するチャンネル連通孔35が穿設され、このチャンネル連通孔35によって第2支持部31の周面上に形成された開口が、吸引兼鉗子口36として設定されている。
また、第2支持部31の先端には、吸引兼鉗子口36の近傍であって、且つ、挿入部2の挿入軸Oiから一側にオフセットする位置に、当該挿入軸Oiに対して所定角度で傾斜する傾斜面37が形成されている。この傾斜面37上には、観察部としての光学観察部を構成するための対物レンズ38、及び、照明レンズ39が配設されている(図2〜図4参照)。ただし、チャンネル連通孔35と対物レンズ38との双方が配置されている必要はなく、いずれか一方のみであってもよい。
また、第2支持部31には、湾曲部6内に連通するケーブル挿通孔40が穿設されている。このケーブル挿通孔40には、第1支持部32の基部から突出する嵌合軸部45が嵌入されている。そして、この嵌合軸部45がねじ止め等によって固定されることにより、第1支持部32は、第2支持部31に保持されている。
本実施形態の第1支持部32は、例えば、超音波送受信部50を収容可能な略箱形の基本形状をなす金属製の部材によって構成されている。図5に例示するように、この第1支持部32の外周面を構成する各面のうち、第2支持部31の傾斜面37に連設する面は、超音波観察時に被検体の観察対象部位に当接させるための当接面32aとして設定されている。そして、この当接面32aは、例えば、挿入軸Oi方向に対して略円弧状に湾曲する湾曲面によって構成されている。
また、当接面32aには、第1支持部32の内部に形成された収容室46を外部に連通する略矩形の開口部46aが設けられ、この開口部46aを通じて、超音波送受信部50が第1支持部32内に収容されている。
ここで、本実施形態の超音波送受信部50は、例えば、音響レンズ部55とともに、先端部5にコンベックス型の超音波観察部33を構成するためのものである。
音響レンズ部55は、例えば、シリコーン樹脂等によって構成され、超音波送受信部50から送信された超音波ビームを収束させる。この音響レンズ部55の外面は、挿入軸Oi方向に対して第1支持部32の当接面32aと略面一に設定されるものであり、挿入軸Oi方向に対して略円弧状に湾曲する湾曲面によって構成されている。そして、このように構成された音響レンズ部55の外面によって、超音波送受信部50の観察面55aが形成されている。
超音波送受信部50は、超音波振動子51と、音響整合層52と、バッキング材53と、を有する。
超音波振動子51は、例えば、圧電セラミックス等からなる複数の圧電素子51aの配列によって構成されている。本実施形態において、各圧電素子51aは、音響レンズ部55の内面側において、挿入軸Oi方向に対して略円弧状に湾曲して配列されており、電気信号と超音波とを相互に変換する。
音響整合層52は、超音波振動子51と音響レンズ部55との間に介装された略板状の部材で構成されている。この音響整合層52は、超音波振動子51と音響レンズ部55との音響インピーダンスを小さくするためのものであり、超音波振動子51が送受する超音波を透過する。
バッキング材53は、超音波振動子51から収容室46の内側に放射される超音波、及び、収容室46の内側から超音波振動子51に向かう超音波を吸収する部材である。このため、本実施形態において、超音波振動子51による超音波の送受信は、観察面55aの法線方向に向かってのみ行われる。
このような超音波送受信部50を収容した第1支持部32において、図2〜図5に示すように、観察面55aが配置された面(当接面32a)と交差する各側面32bには、凸部としての第1の凸部60がそれぞれ設けられている。具体的に説明すると、第1支持部32の周面を構成する各面のうち、挿入軸Oi方向を基準として観察面55aの左右に位置する各側面32bには、当該観察面55aの左右幅方向に突出する第1の凸部60がそれぞれ設けられている。
本実施形態において、各第1の凸部60は、例えば、第1支持部32に一体形成された略半球状をなす凸部材によって構成されている。これら各第1の凸部60は、挿入軸Oiと超音波観察部33の走査中心軸Osとの交点よりも先端側に配置されることが望ましく、本実施形態においては、各側面32bの略最先端に配置されている。
この場合において、各第1の凸部60の突出量は、当該第1の凸部60が形成された部位における第1支持部32の外周長(最大外周長)L1が、先端部5の実効的な外径である先端外径D0に基づいて定まる外周長(最大外周長)L0よりも相対的に小さくなるよう設定されている(図1参照)。また、各第1の凸部60の突出量は、当該第1の凸部60が形成された部位における第1支持部32の外周長L1が、第1の凸部60の基端側の部位における第1支持部32の外周長L2よりも相対的に大きくなるよう設定されていることが望ましい。加えて、第1の凸部60の突出量は、当該第1の凸部60が形成された部位における第1支持部の幅(最大幅)Wが、先端部の先端外径D0以下となるよう設定されていることが望ましい(図3,4参照)。
また、第1支持部32の先端には、挿入軸Oi方向に突出する第2の凸部65が設けられている。本実施形態において、この第2の凸部65は、第1支持部32に一体形成されるものであり、各第1の凸部60の間において、第1支持部32の端面32cの略全域から突出する曲面状の凸部材によって構成されている。なお、上述の端面32cとは、例えば、第1支持部32としての機能を確保するために必要最低限の肉厚の壁部を第1支持部32の先端に設けたと仮定したときに形成される設計上の端面であり(例えば、図3中の一点鎖線参照)、先端の略全域から第2の凸部65が突設された本実施形態においては実在しない。
ここで、第2の凸部65は、左右に位置する第1の凸部60に対して連続的な曲面を形成することが望ましい。このため、本実施形態の第2の凸部65は、例えば、略部分回転楕円形状をなす凸部材によって構成されている。この場合において、例えば、図5に示すように、第2の凸部65の曲率半径は、当接面32aの曲率半径よりも相対的に小さくなるよう設定されていることが望ましい。
このような実施形態によれば、挿入部2の先端部5を構成する第1支持部32の外周部に、曲面を有する第1の凸部60を配置し、この第1の凸部60を含む先端部5の外周長L1が、先端部5の有効外径である先端外径D0に基づいて定まる外周長L0よりも小さくなるよう第1の凸部60の突出量を設定することにより、先端部5を必要以上に大型化させることなく、耐久性を確保し、且つ、被検体内への挿入性を向上させることができる。
すなわち、第1支持部32の外周部に、第1の凸部60を配置することにより、当該第1の凸部60よりも基部側の所定領域を相対的に細くすることができ、体壁等と先端部5の外周面との接触面積を低減させることができる。この場合において、第1の凸部60は曲面を有しているため、挿入時における体壁等との干渉による挿入抵抗を低減することができる。さらに、第1の凸部60を含む先端部5の外周長L1が、先端外径D0に基づいて定まる外周長L0よりも小さくなるよう第1の凸部60の突出量を設定することにより、第1の凸部60が被検体内への挿入時の実質的な抵抗となることを防止することができる。従って、挿入部2の被検体内への挿入性を向上させることができる。
また、各第1の凸部60を側面32bの最先端に位置させることにより、当接面32a及び側面32bと、これらに連設する端面32cとが交差することによって第1支持部32の先端側に本来形成されるべき角部32eを、左右両側において、第1の凸部60により覆うことができる(図3参照)。そして、このように角部32eを第1の凸部60によって覆うことにより、第1支持部32の先端において左右両側に形成されるべき角部32eを消滅させることができる。そして、このように、挿入時において特に体壁等との干渉が想定される角部32eを消滅させれば、該当部分に対する丸め加工等を施す必要がなくなるため、当該丸め加工等に対応して第1支持部32の各壁部の肉厚を全体的に厚肉化する必要がなく、先端部5を必要以上に大型化させることを抑制しつつ、第1支持部32の耐久性についても十分に確保することができる。
また、第1の凸部60に加え、第1支持部32の端面32cの略全域から突出する第2の凸部65を設けることにより、本来、当接面32aと端面32cとの間に形成されるべき角部32f、及び、当接面32a(観察面55a)の対向面である裏面32dと端面32cとの間に形成されるべき角部32g(図3参照)を消滅させることができる。従って、このような場合においても、丸め加工等に対向して第1支持部32の各壁部の肉厚を全体的に厚肉化する必要がないため、更なる挿入性の向上を実現するとともに、先端部5を必要以上に大型化させることを抑制し、且つ、第1支持部32の耐久性についても十分に確保することができる。
ここで、上述のように第2の凸部65を設けた場合、第1支持部32の全長が長大化するが、第2の凸部65の曲率半径は、当接面32aの曲率半径よりも相対的に小さくなるよう設定することにより、例えば、湾曲部6の湾曲によって体壁等に対する当接面32aの方向を変化させる場合等においても、第2の凸部65が当該湾曲操作時の実効的な障害となることを的確に防止することができる。
ここで、角部を凸部によって覆った場合の肉厚と、角部に丸め加工を施した場合における肉厚とを比較する一例について、図6に示す。図6に示す例は、角部32gを第2の凸部65で覆った場合と、当該角部32gに丸め加工を施した場合の各肉厚d1,d2について例示するものであり、同図からも明らかな通り、肉厚d2に対して肉厚d1を十分に確保できることが可能となる。なお、図示しないが、角部32eと第1の凸部60との関係、及び、角部32fと第2の凸部65との関係についても略同様であることは勿論である。
ところで、上述の第1の実施形態においては、第1,第2の凸部の表面全体を曲面で形成した一例について説明したが、これら第1,第2の凸部は、体壁等との干渉が想定される所定の一部領域のみが曲面で形成されるものであっても良い。
例えば、第1の実施形態に対する変形例として図7〜図11に示ように、第1の凸部70を、円環状の部分球面部70aと、この部分球面部70aに連設する平面部70bとの組み合わせによって構成することも可能である。このように第1の凸部70を構成すれば、第1の凸部70の突出量を低減することができ、被検体内への挿入性の更なる向上を図ることができる。
ここで、本変形例で示す第1支持部32は、例えば、図8,9に示すように、基部側から先端側にかけて側面32b間の幅が徐々に狭くなる先細り形状を有している。このような形状においては、特に、より好適な挿入性を実現するため、第1の凸部70が設けられた先端側の部位の幅が第1支持部32の基部側の幅以下となるよう設定されていることが望ましい。そこで、本変形例では、平面部70bの位置を変化させることにより、部分球面部70aの曲率半径等を変化させることなく、第1の凸部70の突出量が調整されている。
また、本変形例で示す第1支持部32は、外周面を構成する各面のうち、当接面32a(観察面55a)の対向面である裏面32dにおいても、凸部としての第3の凸部80が設けられている。この第3の凸部80は、例えば、図10,11に示すように、左右両側に設けられた第1の凸部70及び先端側に設けられた第2の凸部65に対して所定の連続性を有する曲面で構成されていることが望ましい。なお、このように、第3の凸部80を設けた場合においても、第1,第3の凸部70,80が設けられた部位の外周長が、先端外径D0に基づいて定まる外周長L0よりも小さくなるよう第1,第3の凸部70,80の各突出量を設定すべきであることは勿論である。
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。例えば、上述の各実施形態或いは変形例の構成を適宜組み合わせても良いことは勿論である。また、本発明を、湾曲部を含まず挿入部が硬性である硬性鏡に適用することも可能である。
また、上述の各実施形態においては、特に細径化が要求される気管支鏡に対して本発明を適用した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、消化器用、循環器用、脳外科用、泌尿器用、生殖器用の内視鏡等に対しても適用が可能であることは勿論である。
本出願は、2013年5月31日に日本国に出願された特願2013−115371号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、および図面に引用されたものである。
本発明の一態様による内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部よりも先端に配置され、超音波を送受信するコンベックス型の観察面を有する観察部および前記観察部を収容可能な第1支持部を備えた先端部と、前記第1支持部のうち少なくとも前記観察面が配置された面と交差する側面に一体的に形成された凸部と、を含み、前記先端部のうち、前記凸部を含む外周長は、前記凸部よりも基端側に位置する外周長よりも、小さいものである。
本発明の一態様による内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部よりも先端に配置され、超音波を送受信するコンベックス型の観察面を有する観察部および前記観察部を収容可能な第1支持部を備えた先端部と、前記第1支持部の前記観察面が配置された面と交差する側面と、前記観察面の裏面とに一体的に形成された凸部と、を含み、前記先端部のうち、前記凸部を含む外周長は、前記凸部よりも基端側に位置する外周長よりも、小さいものである。

Claims (6)

  1. 被検体内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部よりも先端に配置され、超音波を送受信するコンベックス型の観察面を有する観察部および前記観察部を支持する第1支持部を備えた先端部と、
    突起であり、前記第1支持部の外周に配置された凸部と、を含み、
    前記先端部のうち、前記凸部を含む外周長は、前記凸部よりも基端側に位置する外周長よりも、小さいことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記凸部は前記第1支持部のうち少なくとも、前記観察面が配置された面と交差する側面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記凸部は前記第1支持部のうち、前記観察面が配置された面と対向する対向面にも配置されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記凸部は、前記挿入部の挿入軸と前記超音波観察部の走査中心軸との交点よりも先端側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記先端部は、前記第1支持部と前記挿入部との間に配置されて、処置具チャンネルに連通するチャンネル連通孔または可視光観察を行う可視光観察部を備えた第2支持部を含み、
    前記先端部のうち、前記凸部を含む外周長は、前記第2支持部の外周長よりも、小さいことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の内視鏡。
  6. 前記凸部を含む外周長は、
    前記凸部の基端側に隣接する部位における前記先端部の外周長よりも大きいことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の内視鏡。
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