JPWO2014189110A1 - 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 - Google Patents
液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2014189110A1 JPWO2014189110A1 JP2014528732A JP2014528732A JPWO2014189110A1 JP WO2014189110 A1 JPWO2014189110 A1 JP WO2014189110A1 JP 2014528732 A JP2014528732 A JP 2014528732A JP 2014528732 A JP2014528732 A JP 2014528732A JP WO2014189110 A1 JPWO2014189110 A1 JP WO2014189110A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- meth
- acrylate
- particles
- sealing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F222/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
- C08F222/10—Esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
- C08G59/504—Amines containing an atom other than nitrogen belonging to the amine group, carbon and hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L63/00—Compositions of epoxy resins; Compositions of derivatives of epoxy resins
- C08L63/10—Epoxy resins modified by unsaturated compounds
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1339—Gaskets; Spacers; Sealing of cells
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F2202/00—Materials and properties
- G02F2202/16—Materials and properties conductive
Abstract
Description
しかしながら、滴下工法で狭額縁設計の液晶表示素子を製造すると、ブラックマトリックスによりシール部に光の当たらない箇所が存在するため、充分に光照射されず硬化が進行しない光硬化性樹脂の部分が生じ、未硬化のシール剤が液晶と接するため、液晶がシール剤に差し込み、シールブレイクが発生して液晶が漏れ出してしまうことや、仮硬化工程後に未硬化の光硬化性樹脂が溶出してしまい、液晶が汚染されることがあるという問題があった。
以下に本発明を詳述する。
本発明者は、最大粒子径が液晶表示素子のセルギャップの100%以上の柔軟粒子を配合することにより、液晶表示素子の基板を貼り合わせた際に、該柔軟粒子が他のシール剤成分と液晶との間の障壁となって、液状のシール剤成分が流動することによるシールブレイクや液晶汚染の発生を抑制できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明の液晶滴下工法用シール剤は、最大粒子径が、液晶表示素子のセルギャップの100%以上である柔軟粒子(以下、単に「柔軟粒子」ともいう)を含有する。上記柔軟粒子は、液晶表示素子を製造する際に、他のシール剤成分と液晶との間の障壁となって、液晶がシール剤に差し込むこと、及び、シール剤が液晶へ溶出することを防止する役割を有する。また、上記柔軟粒子を配合することにより、基板を貼り合わせた後、シール剤が硬化するまでの基板のずれを防止することができる。
液晶表示素子のセルギャップは、表示素子により異なるため限定されないが、一般的な液晶表示素子のセルギャップは、2μm〜10μmである。
また、上記柔軟粒子の最大粒子径の好ましい上限は20μmである。上記柔軟粒子の最大粒子径が20μmを超えると、スプリングバックを起こし、得られる液晶滴下工法用シール剤が接着性に劣るものとなったり、得られる液晶表示素子にギャップ不良が生じたりすることがある。上記柔軟粒子の最大粒子径のより好ましい上限は15μmである。
更に、上記柔軟粒子の最大粒子径は、セルギャップの2.6倍以下であることが好ましい。上記柔軟粒子の最大粒子径がセルギャップの2.6倍を超えると、スプリングバックを起こし、得られる液晶滴下工法用シール剤が接着性に劣るものとなったり、得られる液晶表示素子にギャップ不良が生じたりすることがある。上記柔軟粒子の最大粒子径のより好ましい上限はセルギャップの2.2倍、更に好ましい上限はセルギャップの1.7倍である。
なお、本明細書において、上記柔軟粒子の最大粒子径及び後述する平均粒子径は、シール剤に配合する前の粒子について、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて測定することにより得られる値を意味する。上記レーザー回折式分布測定装置としては、マスターサイザー2000(マルバーン社製)等を用いることができる。
なお、本明細書において粒子径のCV値とは、下記式により求められる数値のことである。
粒子径のCV値(%)=(粒子径の標準偏差/平均粒子径)×100
上記柔軟粒子を分級する方法としては、例えば、湿式分級、乾式分級等の方法が挙げられる。なかでも、湿式分級が好ましく、湿式篩分級がより好ましい。
なお、上記柔軟粒子の回復率は、微小圧縮試験機を用いて、粒子1個に一定負荷(1g)をかけ、その負荷を除去した後の回復挙動を解析することにより導出することができる。
なお、上記柔軟粒子の1g歪みは、微小圧縮試験機を用いて、粒子1個に1gの負荷をかけ、その時の変位量を測定することにより導出することができる。
なお、上記柔軟粒子の破壊歪みは、微小圧縮試験機を用いて、粒子1個に負荷をかけていき、その粒子が破壊する変位量を測定することにより導出することができる。上記圧縮変位L4は、負荷荷重に対して変位量が不連続に大きくなる時点を、粒子が破壊した時点として算出する。負荷荷重を大きくしても変形するだけで破壊しない場合、破壊歪みは100%以上と考える。
なお、上記柔軟粒子のガラス転移温度は、JIS K 7121の「プラスチックスの転移温度測定方法」に基づいた示差走査熱量測定(DSC)により測定される値を示す。
上記シリコーン系粒子のうち市販されているものとしては、例えば、KMP−594、KMP−597、KMP−598、KMP−600、KMP−601、KMP−602(信越シリコーン社製)、トレフィルE−506S、EP−9215(東レ・ダウコーニング社製)等が挙げられ、これらを分級して用いることができる。上記シリコーン系粒子は、単独で用いられてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
上記(メタ)アクリル粒子は、原料となる単量体を公知の方法により重合させることで得ることができる。具体的には例えば、ラジカル重合開始剤の存在下で単量体を懸濁重合する方法、ラジカル重合開始剤の存在下で非架橋の種粒子に単量体を吸収させることにより種粒子を膨潤させてシード重合する方法等が挙げられる。
なお、本明細書において、上記「(メタ)アクリル」とは、アクリル又はメタクリルを意味する。
なお、本明細書において、上記「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
なお、本明細書において上記柔軟粒子の硬度は、JIS K 6253に準拠した方法により測定されるデュロメータA硬さを意味する。
上記硬化性樹脂は、(メタ)アクリル樹脂を含有することが好ましい。
本発明の液晶滴下工法用シール剤は、速やかに硬化させることができるため、硬化性樹脂として(メタ)アクリル樹脂を含有し、かつ、重合開始剤として後述するラジカル重合開始剤を含有することが好ましく、加熱のみで本発明の液晶滴下工法用シール剤を速やかに硬化させることが可能となり、狭額縁設計の液晶表示素子であっても、液晶汚染の発生を充分に抑制することができるため、(メタ)アクリル樹脂と後述する熱ラジカル重合開始剤とを含有することがより好ましい。
上記硬化性樹脂は、エポキシ(メタ)アクリレートを含有することがより好ましい。
なお、本明細書において、上記「(メタ)アクリル樹脂」とは、(メタ)アクリロイル基を有する樹脂を意味し、上記「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリロイル基又はメタクリロイル基を意味する。また、上記「エポキシ(メタ)アクリレート」とは、エポキシ樹脂中の全てのエポキシ基を(メタ)アクリル酸と反応させた化合物のことを意味する。
上記ビスフェノールF型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、jER806、jER4004(いずれも三菱化学社製)等が挙げられる。
上記ビスフェノールS型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、エピクロンEXA1514(DIC社製)等が挙げられる。
上記2,2’−ジアリルビスフェノールA型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、RE−810NM(日本化薬社製)等が挙げられる。
上記水添ビスフェノール型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、エピクロンEXA7015(DIC社製)等が挙げられる。
上記プロピレンオキシド付加ビスフェノールA型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、EP−4000S(ADEKA社製)等が挙げられる。
上記レゾルシノール型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、EX−201(ナガセケムテックス社製)等が挙げられる。
上記ビフェニル型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、jERYX−4000H(三菱化学社製)等が挙げられる。
上記スルフィド型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、YSLV−50TE(新日鉄住金化学社製)等が挙げられる。
上記ジフェニルエーテル型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、YSLV−80DE(新日鉄住金化学社製)等が挙げられる。
上記ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、EP−4088S(ADEKA社製)等が挙げられる。
上記ナフタレン型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、エピクロンHP4032、エピクロンEXA−4700(いずれもDIC社製)等が挙げられる。
上記フェノールノボラック型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、エピクロンN−770(DIC社製)等が挙げられる。
上記オルトクレゾールノボラック型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、エピクロンN−670−EXP−S(DIC社製)等が挙げられる。
上記ジシクロペンタジエンノボラック型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、エピクロンHP7200(DIC社製)等が挙げられる。
上記ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、NC−3000P(日本化薬社製)等が挙げられる。
上記ナフタレンフェノールノボラック型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、ESN−165S(新日鉄住金化学社製)等が挙げられる。
上記グリシジルアミン型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、jER630(三菱化学社製)、エピクロン430(DIC社製)、TETRAD−X(三菱ガス化学社製)等が挙げられる。
上記アルキルポリオール型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、ZX−1542(新日鉄住金化学社製)、エピクロン726(DIC社製)、エポライト80MFA(共栄社化学社製)、デナコールEX−611(ナガセケムテックス社製)等が挙げられる。
上記ゴム変性型エポキシ樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、YR−450、YR−207(いずれも新日鉄住金化学社製)、エポリードPB(ダイセル社製)等が挙げられる。
上記グリシジルエステル化合物のうち市販されているものとしては、例えば、デナコールEX−147(ナガセケムテックス社製)等が挙げられる。
上記ビスフェノールA型エピスルフィド樹脂のうち市販されているものとしては、例えば、jERYL−7000(三菱化学社製)等が挙げられる。
上記エポキシ樹脂のうちその他に市販されているものとしては、例えば、YDC−1312、YSLV−80XY、YSLV−90CR(いずれも新日鉄住金化学社製)、XAC4151(旭化成社製)、jER1031、jER1032(いずれも三菱化学社製)、EXA−7120(DIC社製)、TEPIC(日産化学社製)等が挙げられる。
また、上記(メタ)アクリル樹脂は、反応性の高さから分子中に(メタ)アクリロイル基を2〜3個有するものが好ましい。
上記エポキシ樹脂としては、例えば、上記エポキシ(メタ)アクリレートを合成するための原料となるエポキシ樹脂や、部分(メタ)アクリル変性エポキシ樹脂等が挙げられる。
なお、本明細書において上記部分(メタ)アクリル変性エポキシ樹脂とは、1分子中にエポキシ基と(メタ)アクリロイル基とをそれぞれ1つ以上有する樹脂を意味し、例えば、2つ以上のエポキシ基を有する樹脂の一部分のエポキシ基を(メタ)アクリル酸と反応させることによって得ることができる。
なかでも、重合開始剤としてラジカル重合開始剤を含有することが好ましい。スプリングバックは、上記柔軟粒子の最大粒子径の影響だけでなくシール剤の硬化速度にも影響を受ける。上記ラジカル重合開始剤は、熱硬化剤に比べて硬化速度を格段に速くすることができるため、上記柔軟粒子と組み合わせて用いることにより、上記柔軟粒子により発生しやすいスプリングバックの発生を抑制する効果に更に優れるものとすることができる。
上述したように、上記ラジカル重合開始剤は熱硬化剤に比べて硬化速度が格段に速いため、ラジカル重合開始剤を用いることにより、シールブレイクや、液晶汚染の発生を抑制し、かつ、上記柔軟粒子により発生しやすいスプリングバックも抑制できる。
なかでも、得られる液晶滴下工法用シール剤を熱により速やかに硬化させることができるため、上記ラジカル重合開始剤は、熱ラジカル重合開始剤を含有することが好ましい。
なお、本明細書において高分子アゾ開始剤とは、アゾ基を有し、熱によって(メタ)アクリロイルオキシ基を硬化させることができるラジカルを生成する、数平均分子量が300以上の化合物を意味する。
なお、本明細書において、上記数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定を行い、ポリスチレン換算により求められる値である。GPCによってポリスチレン換算による数平均分子量を測定する際のカラムとしては、例えば、Shodex LF−804(昭和電工社製)等が挙げられる。
上記アゾ基を介してポリアルキレンオキサイド等のユニットが複数結合した構造を有する高分子アゾ開始剤としては、ポリエチレンオキサイド構造を有するものが好ましい。このような高分子アゾ開始剤としては、例えば、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)とポリアルキレングリコールの重縮合物や、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)と末端アミノ基を有するポリジメチルシロキサンの重縮合物等が挙げられ、具体的には例えば、VPE−0201、VPE−0401、VPE−0601、VPS−0501、VPS−1001、V−501(いずれも和光純薬工業社製)等が挙げられる。
上記光カチオン重合開始剤としては、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム塩、芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩類、鉄−アレン錯体、チタノセン錯体、アリールシラノール−アルミニウム錯体等の有機金属錯体類等が挙げられる。
上記チタンブラックは、1μmあたりの光学濃度(OD値)が、3以上であることが好ましく、4以上であることがより好ましい。上記チタンブラックの遮光性は高ければ高いほどよく、上記チタンブラックのOD値に好ましい上限は特にないが、通常は5以下となる。
また、遮光剤として上記チタンブラックを含有する本発明の液晶滴下工法用シール剤を用いて製造した液晶表示素子は、充分な遮光性を有するため、光の漏れ出しがなく高いコントラストを有し、優れた画像表示品質を有する液晶表示素子を実現することができる。
また、上記チタンブラックの体積抵抗の好ましい下限は0.5Ω・cm、好ましい上限は3Ω・cmであり、より好ましい下限は1Ω・cm、より好ましい上限は2.5Ω・cmである。
ポリテトラメチレングリコールジアクリレート750gと、スチレン250gと、過酸化ベンゾイル40gとを混合し、均一に溶解させ、モノマー混合液を得た。得られたモノマー混合液をポリビニルアルコール1重量%水溶液の入った反応釜に投入し、2〜4時間撹拌することで、モノマーの液滴が所定の粒子径になるよう、粒子径調整を行った。次いで、85℃の窒素雰囲気下で9時間反応を行い、重合体粒子Aを得た。得られた粒子を熱水にて数回洗浄した。その後、篩による分級作業を行い所定以上の大粒子を分離した後、乾燥を行った。
得られた重合体粒子Aの最大粒子径は11.4μm、平均粒子径は7.8μm、粒子径のCV値は26.9%、ガラス転移温度(Tg)は33℃であった。また、微小圧縮試験器(島津製作所社製、「PCT−200」)を用い、ダイヤモンド製の直径50μmの円柱平滑端面で、微粒子を圧縮速度0.28mN/sec、原点荷重値1.0mN、反転荷重値10mNの条件で測定した重合体粒子Aの回復率は76%、1g歪みは36%、破壊歪みは65%であった。
ポリテトラメチレングリコールジアクリレート600gと、エチルヘキシルメタクリレート400gと、過酸化ベンゾイル40gとを混合し、均一に溶解させ、モノマー混合液を得た。得られたモノマー混合液をポリビニルアルコール1重量%水溶液の入った反応釜に投入し、2〜4時間撹拌することで、モノマーの液滴が所定の粒子径になるよう、粒子径調整を行った。次いで、85℃の窒素雰囲気下で9時間反応を行い、重合体粒子Bを得た。得られた粒子を熱水にて数回洗浄した。その後、篩による分級作業を行い所定以上の大粒子を分離した後、乾燥を行った。
得られた重合体粒子Bの最大粒子径は11.7μm、平均粒子径は8.2μm、粒子径のCV値は25.9%、ガラス転移温度(Tg)は15℃であった。また、重合体粒子Aと同様にして測定した重合体粒子Bの回復率は70%、1g歪みは42%、破壊歪みは58%であった。
ポリテトラメチレングリコールジアクリレート400gと、スチレン600gと、過酸化ベンゾイル40gとを混合し、均一に溶解させ、モノマー混合液を得た。得られたモノマー混合液を5kgのポリビニルアルコール1重量%水溶液の入った反応釜に投入し、2〜4時間撹拌することで、モノマーの液滴が所定の粒子径になるよう、粒子径調整を行った。次いで、85℃の窒素雰囲気下で9時間反応を行い、重合体粒子Cを得た。得られた粒子を熱水で数回洗浄した。その後、篩による分級作業を行い所定以上の大粒子を分離した後、乾燥を行った。
得られた重合体粒子Cの最大粒子径は12.2μm、平均粒子径は8.0μm、粒子径のCV値は27.0%、ガラス転移温度(Tg)は62℃であった。また、重合体粒子Aと同様にして測定した重合体粒子Cの回復率は78%、1g歪みは32%、破壊歪みは55%であった。
ポリテトラメチレングリコールジアクリレート500gと、スチレン450gと、ジビニルベンゼン50gと、過酸化ベンゾイル40gとを混合し、均一に溶解させ、モノマー混合液を得た。得られたモノマー混合液をポリビニルアルコール1重量%水溶液の入った反応釜に投入し、2〜4時間撹拌することで、モノマーの液滴が所定の粒子径になるよう、粒子径調整を行った。次いで、85℃の窒素雰囲気下で9時間反応を行い、重合体粒子Bを得た。得られた粒子を熱水で数回洗浄した。その後、篩による分級作業を行い所定以上の大粒子を分離した後、乾燥を行った。
得られた重合体粒子Dの最大粒子径は11.5μm、平均粒子径は8.1μm、粒子径のCV値は28.1%、ガラス転移温度(Tg)は25℃であった。また、重合体粒子Aと同様にして測定した重合体粒子Dの回復率は76%、1g歪みは28%、破壊歪みは55%であった。
ポリテトラメチレングリコールジアクリレート300gと、ノルマルオクチルアクリレート700gと、過酸化ベンゾイル40gとを混合し、均一に溶解させ、モノマー混合液を得た。得られたモノマー混合液をポリビニルアルコール1重量%水溶液の入った反応釜に投入し、2〜4時間撹拌することで、モノマーの液滴が所定の粒子径になるよう、粒子径調整を行った。次いで、85℃の窒素雰囲気下で9時間反応を行い、重合体粒子Eを得た。得られた粒子を熱水で数回洗浄した。その後、篩による分級作業を行い所定以上の大粒子を分離した後、乾燥を行った。
得られた重合体粒子Eの最大粒子径は11.5μm、平均粒子径は8.1μm、粒子径のCV値は28.1%、ガラス転移温度(Tg)は−60℃であった。また、重合体粒子Aと同様にして測定した重合体粒子Eの回復率は40%、1g歪みは52%、破壊歪みは62%であった。
重合体粒子Eと同様の操作にて重合体粒子を作製した。反応時の粒子径の調整、洗浄後の篩による分級作業により、Eと異なる粒子径の重合体粒子Fを得た。
重合体粒子Fの最大粒子径は8.0μm、平均粒子径は5.5μm、粒子径のCV値は29.1%、ガラス転移温度(Tg)は−60℃であった。また、重合体粒子Aと同様にして測定した重合体粒子Fの回復率は40%、1g歪みは60%、破壊歪みは62%であった。
重合体粒子Aと同様の操作にて重合体粒子を作製した。反応時の粒子径の調整、洗浄後の篩による分級作業により、Aと異なる粒子径の重合体粒子Gを得た。
重合体粒子Gの最大粒子径は4.5μm、平均粒子径は3.1μm、粒子径のCV値は29.0%、ガラス転移温度(Tg)は35℃であった。また、重合体粒子Aと同様にして測定した重合体粒子Gの回復率は42%、1g歪みは50%、破壊歪みは52%であった。
硬化性樹脂としてビスフェノールA型エポキシアクリレート(ダイセル・オルネクス社製、「エベクリル3700」)70重量部及びビスフェノールF型エポキシ樹脂(三菱化学社製、「jER806」)30重量部と、熱ラジカル重合開始剤として高分子アゾ開始剤(和光純薬工業社製、「VPE−0201」)7重量部と、熱硬化剤としてセバシン酸ジヒドラジド(大塚化学社製、「SDH」)8重量部と、柔軟粒子として重合体粒子A30重量部と、充填剤としてシリカ(アドマテックス社製、「アドマファインSO−C2」)10重量部と、シランカップリング剤として3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン社製、「KBM−403」)1重量部とを配合し、遊星式撹拌装置(シンキー社製、「あわとり練太郎」)にて撹拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
表1に記載された配合比に従い、各材料を、実施例1と同様にして、遊星式撹拌機(シンキー社製「あわとり練太郎」)を用いて混合した後、更に3本ロールを用いて混合することにより実施例2〜15、比較例1、2の液晶滴下工法用シール剤を調製した。
実施例及び比較例で得られた各液晶滴下工法用シール剤について以下の評価を行った。結果を表1に示した。
実施例及び比較例で得られた各液晶滴下工法用シール剤100重量部に対して平均粒子径5μmのスペーサー粒子(積水化学工業社製、「ミクロパールSP−2050」)1重量部を遊星式撹拌装置によって均一に分散させ、極微量をコーニングガラス1737(20mm×50mm×厚さ0.7mm)の中央部に取り、同型のガラスをその上に重ね合わせて液晶滴下工法用シール剤を押し広げ、120℃で1時間加熱してシール剤を熱硬化させ、接着試験片を得た。
得られた接着試験片について、テンションゲージを用いて接着強度を測定した。接着強度が270N/cm2以上であった場合を「○」、接着強度が250N/cm2以上270N/cm2未満であった場合を「△」、接着強度が250N/cm2未満であった場合を「×」として接着性を評価した。
実施例及び比較例で得られた各液晶滴下工法用シール剤100重量部に対して平均粒子径5μmのスペーサー粒子(積水化学工業社製、「ミクロパールSP−2050」)1重量部を遊星式撹拌装置によって均一に分散させ、得られたシール剤をディスペンス用のシリンジ(武蔵エンジニアリング社製、「PSY−10E」)に充填し、脱泡処理を行ってから、ディスペンサー(武蔵エンジニアリング社製、「SHOTMASTER300」)にてITO薄膜付きの透明電極基板に長方形の枠を描く様にシール剤を塗布した。続いて、TN液晶(チッソ社製、「JC−5001LA」)の微小滴を液晶滴下装置にて滴下塗布し、他方の透明基板を、真空貼り合わせ装置にて5Paの真空下にて貼り合わせた。貼り合わせた後のセルを120℃で1時間加熱してシール剤を熱硬化させ、液晶表示素子(セルギャップ5μm)を得た。
得られた液晶表示素子について、シール部周辺の液晶(特にコーナー部)に生じる表示むらを目視にて観察し、表示むらが全く無かった場合を「○○」、表示むらがほとんどなかった場合を「○」、ごくわずかに表示むらが発生した場合「△」、一部に表示むらが発生した場合を「△×」、表示むらが確認された場合を「×」、酷い表示むらが確認された場合を「××」として液晶汚染性を評価した。
Claims (10)
- 液晶滴下工法による液晶表示素子の製造に用いる液晶滴下工法用シール剤であって、
硬化性樹脂と、重合開始剤及び/又は熱硬化剤と、最大粒子径が前記液晶表示素子のセルギャップの100%以上の柔軟粒子とを含有する
ことを特徴とする液晶滴下工法用シール剤。 - 柔軟粒子の含有量が、前記硬化性樹脂100重量部に対して、3〜70重量部であることを特徴とする請求項1記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 柔軟粒子は、負荷を与えるときの原点用荷重値から反転荷重値に至るまでの圧縮変位をL1とし、負荷を解放するときの反転荷重値から原点用荷重値に至るまでの除荷変位をL2としたとき、L2/L1を百分率で表した回復率が80%以下である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の液晶滴下工法用シール剤。 - 柔軟粒子は、1gの負荷を与えたときの圧縮変位をL3とし、粒子径をDnとしたとき、L3/Dnを百分率で表した1g歪みが30%以上であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 柔軟粒子は、ガラス転移温度が−200〜40℃であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 柔軟粒子は、粒子が破壊した時点の圧縮変位をL4とし、粒子径をDnとしたとき、L4/Dnを百分率で表した破壊歪みが50%以上であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 柔軟粒子は、粒子径の変動係数が30%以下であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 遮光剤を含有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の液晶滴下工法用シール剤と、導電性微粒子とを含有することを特徴とする上下導通材料。
- 請求項1、2、3、4、5、6、7若しくは8記載の液晶滴下工法用シール剤又は請求項9記載の上下導通材料を用いて製造されることを特徴とする液晶表示素子。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013109987 | 2013-05-24 | ||
JP2013109987 | 2013-05-24 | ||
JP2013127847 | 2013-06-18 | ||
JP2013127847 | 2013-06-18 | ||
PCT/JP2014/063600 WO2014189110A1 (ja) | 2013-05-24 | 2014-05-22 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2014189110A1 true JPWO2014189110A1 (ja) | 2017-02-23 |
JP6386377B2 JP6386377B2 (ja) | 2018-09-05 |
Family
ID=51933661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014528732A Active JP6386377B2 (ja) | 2013-05-24 | 2014-05-22 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6386377B2 (ja) |
KR (1) | KR102164731B1 (ja) |
CN (1) | CN105229525B (ja) |
TW (1) | TWI620812B (ja) |
WO (1) | WO2014189110A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220098044A (ko) * | 2014-12-04 | 2022-07-08 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 실리콘 입자, 액정 적하 공법용 시일제 및 액정 표시 소자 |
JP6683429B2 (ja) * | 2015-05-20 | 2020-04-22 | 積水化学工業株式会社 | 液晶滴下工法用シール剤に用いる硬化性樹脂粒子、液晶滴下工法用シール剤及び液晶表示素子 |
KR102588717B1 (ko) * | 2015-06-02 | 2023-10-12 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 액정 표시 소자용 시일제, 상하 도통 재료 및 액정 표시 소자 |
CN109219773B (zh) * | 2017-01-25 | 2020-08-18 | 积水化学工业株式会社 | 液晶显示元件用密封剂、上下导通材料、液晶显示元件和固化物 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0580343A (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-02 | Sekisui Fine Chem Kk | Stn型液晶表示素子用球状スペーサーおよびそれを用いたstn型液晶表示素子 |
JPH05273561A (ja) * | 1992-01-24 | 1993-10-22 | Canon Inc | 強誘電性液晶素子 |
JP2000284296A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Optrex Corp | 液晶表示素子 |
JP2000319309A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 重合体微粒子及びその製造方法、液晶表示素子用スペーサ、導電性微粒子 |
JP2003238622A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Soken Chem & Eng Co Ltd | 高弾力性定形粒子、その製造方法及びその用途 |
JP2006215563A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置とその製造方法 |
JP2010256777A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Nippon Kayaku Co Ltd | 液晶シール剤及びそれを用いた液晶表示セル |
JP2013011879A (ja) * | 2011-06-01 | 2013-01-17 | Sekisui Chem Co Ltd | 液晶表示素子用遮光シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
JP5685346B1 (ja) * | 2013-05-15 | 2015-03-18 | 積水化学工業株式会社 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5503932A (en) * | 1993-11-17 | 1996-04-02 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Organic-inorganic composite particles and production process therefor |
JP3347925B2 (ja) * | 1995-09-14 | 2002-11-20 | シャープ株式会社 | 液晶表示素子 |
US6359667B1 (en) * | 1998-02-09 | 2002-03-19 | Catalysts & Chemicals Industries Co., Ltd. | Organopolysiloxane fine particles, process for the production thereof and liquid crystal displays |
TW556020B (en) * | 1999-04-21 | 2003-10-01 | Nippon Catalytic Chem Ind | Spacer for liquid crystal displays, production process therefor, and liquid crystal display |
JP3583326B2 (ja) | 1999-11-01 | 2004-11-04 | 協立化学産業株式会社 | Lcdパネルの滴下工法用シール剤 |
JP3384397B2 (ja) * | 2000-05-25 | 2003-03-10 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶装置、その製造方法および電子機器 |
KR100906926B1 (ko) | 2001-05-16 | 2009-07-10 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 경화성 수지 조성물, 표시 소자용 시일제 및 표시 소자용주입구 밀봉제 |
JP3975753B2 (ja) * | 2002-01-21 | 2007-09-12 | カシオ計算機株式会社 | 光学セル |
KR20040087721A (ko) * | 2003-04-07 | 2004-10-15 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정 표시패널 |
KR20060088191A (ko) * | 2005-02-01 | 2006-08-04 | 삼성전자주식회사 | 액정표시패널과 그 제조방법 |
KR20070070516A (ko) * | 2005-12-29 | 2007-07-04 | 삼성전자주식회사 | 표시패널 및 이의 제조방법 |
JP5180818B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2013-04-10 | 積水化学工業株式会社 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
JP2009198865A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Seiko Instruments Inc | 液晶パネル貼り合わせ方法 |
JP2012053203A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 表示素子の製造方法 |
TWI543992B (zh) * | 2011-07-13 | 2016-08-01 | Nippon Kayaku Kk | A liquid crystal sealant and a liquid crystal display unit using the liquid crystal sealant |
-
2014
- 2014-05-22 CN CN201480029380.XA patent/CN105229525B/zh active Active
- 2014-05-22 KR KR1020157033767A patent/KR102164731B1/ko active IP Right Grant
- 2014-05-22 WO PCT/JP2014/063600 patent/WO2014189110A1/ja active Application Filing
- 2014-05-22 JP JP2014528732A patent/JP6386377B2/ja active Active
- 2014-05-23 TW TW103118043A patent/TWI620812B/zh active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0580343A (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-02 | Sekisui Fine Chem Kk | Stn型液晶表示素子用球状スペーサーおよびそれを用いたstn型液晶表示素子 |
JPH05273561A (ja) * | 1992-01-24 | 1993-10-22 | Canon Inc | 強誘電性液晶素子 |
JP2000284296A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Optrex Corp | 液晶表示素子 |
JP2000319309A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 重合体微粒子及びその製造方法、液晶表示素子用スペーサ、導電性微粒子 |
JP2003238622A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Soken Chem & Eng Co Ltd | 高弾力性定形粒子、その製造方法及びその用途 |
JP2006215563A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置とその製造方法 |
JP2010256777A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Nippon Kayaku Co Ltd | 液晶シール剤及びそれを用いた液晶表示セル |
JP2013011879A (ja) * | 2011-06-01 | 2013-01-17 | Sekisui Chem Co Ltd | 液晶表示素子用遮光シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
JP5685346B1 (ja) * | 2013-05-15 | 2015-03-18 | 積水化学工業株式会社 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
JP2015118382A (ja) * | 2013-05-15 | 2015-06-25 | 積水化学工業株式会社 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201502259A (zh) | 2015-01-16 |
CN105229525A (zh) | 2016-01-06 |
KR102164731B1 (ko) | 2020-10-13 |
WO2014189110A1 (ja) | 2014-11-27 |
JP6386377B2 (ja) | 2018-09-05 |
CN105229525B (zh) | 2020-09-22 |
KR20160011187A (ko) | 2016-01-29 |
TWI620812B (zh) | 2018-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5685346B1 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6404119B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6795400B2 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6163045B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6386377B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
CN108780249B (zh) | 液晶显示元件用密封剂、上下导通材料和液晶显示元件 | |
JP6235766B1 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6666682B2 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
WO2018062166A1 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP5340505B1 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP7000164B2 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP7000159B2 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP2015001616A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6122724B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6588825B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6266902B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
WO2019221026A1 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、液晶表示素子、及び、液晶表示素子の製造方法 | |
JPWO2018128158A1 (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180508 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180809 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6386377 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |