JPWO2014175462A1 - 偏光板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る偏光板の製造方法は、一方の表面に偏光板保護フィルムが積層され、他方の表面に粘着剤保護フィルムが積層された偏光性積層板を、その粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて、所定の大きさとなるように切断することにより、両表面に保護フィルムが積層された偏光板を製造する。また、本発明に係る偏光板の製造方法は、前記偏光性積層板を切断する際、前記粘着剤保護フィルムの上面が被覆シートで覆われているのが好ましい。

Description

本発明は、クラックが生じにくい偏光板の製造方法に関する。
偏光板は、液晶表示装置における偏光の供給素子、偏光の検出素子などとして広く用いられている。このような偏光板としては、従来、ポリビニルアルコール(PVA)系フィルムに二色性色素を吸着および配向させて得られる偏光子に、トリアセチルセルロース(TAC)からなる偏光子保護フィルムを固着したものが用いられている(特開2010−211213号公報(特許文献1)および特開2010−276673号公報(特許文献2))。
偏光板の製造工程は、一般に、各層の積層工程および切断工程からなる。
積層工程は、偏光子、偏光子保護フィルム、粘着剤、偏光板保護フィルム、粘着剤保護フィルムなどや、必要に応じて位相差板などを積層する工程である。通常、両表面のうち、一方は偏光板保護フィルムが積層され、他方は粘着剤保護フィルムが積層されている。切断工程は、積層工程で得られた積層板を、所望の寸法に切断して、両表面に保護フィルムが積層された偏光板を得る工程である。
切断工程における積層板の切断は、通常、偏光板保護フィルムの面から、偏光板保護フィルムに刃を当てて、行われる。これは、両面に保護フィルムが積層された偏光板を製品形態にした場合、偏光板保護フィルム側がおもて面となり、粘着剤保護フィルム側が裏面となるのが通常であり、製造ラインにおいても、通常、偏光板保護フィルムが上面(おもて面)となるように各層を積層しているためである。通常、こうして得られた偏光板は、一方の面に偏光板保護フィルムが積層され、他方の面に粘着剤保護フィルムが積層された状態で出荷され、液晶パネル製造工場にて、液晶セルと貼合される。偏光板と液晶セルとを貼合する際には、偏光板に積層された粘着剤保護フィルムを剥がして現れる粘着剤で、偏光板を液晶セルに貼り付ける。液晶パネル製造工場では通常、偏光板と液晶セルとの貼合品は、偏光板保護フィルムが積層されたままの状態で、欠陥検査をする。そのため、偏光板保護フィルムに欠陥があると、貼合品全体が廃棄処分となったりするので、偏光板の製造時には、偏光板保護フィルムに傷などが付かないよう、細心の注意が必要である。一方で、液晶セルに偏光板を貼り付ける際に剥がされる粘着剤保護フィルムについては、少々の傷は許容される。
近年、携帯電話機、スマートフォンなどの携帯情報端末や、タッチパネルを有する液晶表示装置などの高性能化に伴い、これらに用いられる偏光板について、より過酷な条件下で使用しても不具合が生じないなどの性能が要求されている。
本発明者の検討により、偏光板は、結露などにより水分が付着すると、亀裂(クラック)が生じやすくなることがわかった。このような事象は、例えば、携帯電話機、スマートフォンなどの携帯情報端末を持って、夏に屋外から冷房の効いた屋内に入った場合や、冬に暖房の効いた屋内から外出した場合など、寒暖の差が大きい場所を行き来すると生じるおそれがある。
そこで、本発明者は、結露などにより水分が付着してもクラックが生じないような偏光板を製造する検討を行い、本発明を完成した。
即ち、本発明の課題は、水分が付着してもクラックが生じにくい偏光板を得るための方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
〔1〕一方の表面に偏光板保護フィルムが積層され、他方の表面に粘着剤保護フィルムが積層された偏光性積層板を、その前記粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて、所定の大きさとなるように切断することにより、両表面に保護フィルムが積層された偏光板を製造する方法。
〔2〕前記偏光性積層板を切断する際、前記粘着剤保護フィルムの上面が被覆シートで覆われている、〔1〕に記載の方法。
〔3〕前記偏光板が、偏光子と、該偏光子の少なくとも一方の表面に固着された保護膜とで形成されている、〔1〕または〔2〕に記載の方法。
〔4〕前記偏光板が、偏光子と、該偏光子の少なくとも一方の表面に固着された保護膜と、少なくとも1つの位相差板とで形成されている、〔1〕または〔2〕に記載の方法。
本発明に係る偏光板の製造方法によれば、水分が付着してもクラックが生じにくい偏光板を得ることができる。
本発明に係る所定寸法に切断された偏光板の製造方法(以下、単に「本発明の製造方法」と記載する場合がある)は、一方の表面に偏光板保護フィルムが積層され、他方の表面に粘着剤保護フィルムが積層された偏光性積層板を、粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて切断する。
(偏光板保護フィルム)
偏光板保護フィルムは、偏光板の表面を損傷、摩耗などから保護するためのフィルムである。偏光板保護フィルムは、弱い粘着性によって偏光板に貼合されており、前述の通り、液晶セルと偏光板とを貼合した後も、偏光板の表面に残っているが、一般消費者が液晶表示装置として使用する時には剥離される。偏光板保護フィルムは、ハンドリングが容易であり、ある程度の透明性を有するものが好ましい。このような偏光板保護フィルムは、好ましくは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂などの樹脂と、粘着剤とから形成される。偏光板保護フィルムは、単層でもよく、2種以上の樹脂層を積層させた多層構造を有していてもよい。偏光板保護フィルムは、通常は40〜150μm程度、好ましくは45〜70μm程度の厚みを有する。
偏光板保護フィルムとしては、表面に粘着剤が塗布されている樹脂フィルムや、自己粘着性を有する樹脂フィルムが数多く市販されている。そのような市販品として具体的には、ポリエチレン樹脂フィルム表面に粘着剤が塗布されているサニテクト((株)サンエー化研製)、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム表面に粘着剤が塗布されているE−マスク(日東電工(株)製)、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム表面に粘着剤が塗布されているマスタック(藤森工業(株)製)、自己粘着性を有するポリエチレン樹脂からなるトレテック(東レフィルム加工(株)製)などが挙げられる。
(粘着剤保護フィルム)
粘着剤保護フィルムは、偏光板の表面に設けられた粘着剤層を保護するためのフィルムである。粘着剤層が保護されずむき出しの場合、偏光板を実際に使用する前に、ごみが付着したり、偏光板が意図しない部分に固着したりすることがある。それを防止するために、粘着剤保護フィルムが用いられる。
粘着剤保護フィルムは、離型処理されたプラスチックフィルムであれば特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフトレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなど)などを加工して得られるフィルムに、シリコーン樹脂などによる離型処理を施したフィルムなどが挙げられる。このような粘着剤保護フィルムとしては、離型フィルムとして市販されているものを使用することができる粘着剤保護フィルムは、通常は15〜80μm程度、好ましくは20〜50μm程度の厚みを有する。
(粘着剤層)
本発明の偏光板は、粘着剤保護フィルムが積層されている面に、粘着剤層を有する。かかる粘着剤層は、液晶セルと偏光板との貼合に従来より用いられている粘着剤で形成されている。このような粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、ウレタン系、シリコーン系、ポリビニルエーテル系などの粘着剤が挙げられる。また、活性エネルギー線硬化型、熱硬化型などの粘着剤を用いてもよい。これらの中でも、透明性、耐候性、耐熱性などに優れるアクリル系樹脂をベースポリマーとしたアクリル系粘着剤が好適である。
アクリル系粘着剤としては、特に限定されず、例えば(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルなどの(メタ)アクリル酸エステル系のポリマーや、これらの(メタ)アクリル酸エステルを2種以上含む共重合系のポリマーを、ベースポリマーとする粘着剤が挙げられる。なお、(メタ)アクリルは、「アクリル」または「メタクリル」を意味する。共重合系のポリマーを構成するモノマーとして、好ましくは極性モノマーが含まれている。極性モノマーとしては、カルボキシル基、水酸基、アミド基、アミノ基、エポキシ基などの官能基を有するモノマーが挙げられ、具体的には、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
アクリル系粘着剤は、単独で使用してもよく、架橋剤と併用してもよい。架橋剤としては、カルボキシル基との間でカルボン酸金属塩を形成する2価以上の多価の金属塩、カルボキシル基とアミド結合を形成するポリアミン化合物、カルボキシル基とエステル結合を形成するポリエポキシ化合物またはポリオール化合物、カルボキシル基と反応してアミド結合を形成するポリイソシアネート化合物などが挙げられる。これらの中でも、ポリイソシアネート化合物が好適に使用される。
活性エネルギー線硬化型粘着剤とは、紫外線や電子線などの活性エネルギー線の照射により硬化する性質を有する粘着剤のことをいい、活性エネルギー線照射前においても、粘着性を有しておりフィルムなどの被着体に密着し、活性エネルギー線の照射により硬化して密着力の調整が可能な性質を有する。活性エネルギー線硬化型粘着剤としては、紫外線硬化型粘着剤が好ましい。活性エネルギー線硬化型粘着剤は、通常、アクリル系粘着剤と活性エネルギー線重合性化合物とを主成分とする。さらに、架橋剤を添加してもよく、必要に応じて光重合開始剤や光増感剤を添加してもよい。
粘着剤には、架橋剤以外にも、必要に応じて、天然樹脂、合成樹脂、粘着性付与樹脂、酸化防止剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、消泡剤、腐食抑制剤、重合開始剤(光重合開始剤など)などの添加剤を添加してもよい。これらの添加剤を用いることによって、粘着剤の粘着力、凝集力、粘性、弾性率、ガラス転移温度などを調整することができる。
粘着剤層は、好ましくは1〜40μmの厚みを有する。積層板の加工性や耐久性を損なわない範囲で薄く塗るのが好ましく、より良好な加工性を保ち、かつ偏光板の寸法変化を抑える点から、より好ましくは3〜25μmの厚みを有する。粘着剤層の厚みが薄すぎると粘着性が低下し、厚すぎると粘着剤が積層板からはみ出すなどの不具合を生じやすくなる。
(偏光板)
偏光板は、自然光を直線偏光に変換する機能を有する。一般に偏光板は、偏光子と、偏光子の少なくとも一方の表面に固着された偏光子保護フィルムとが積層されたものであり、必要に応じて他の機能性フィルムや機能性シートも積層されていてもよい。偏光子としては、例えば下記の(a)や(b)などが挙げられる。
(a)ポリビニルアルコール(PVA)系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン/酢酸ビニル(EVA)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル系樹脂などのフィルムに、二色性色素を吸着および配向させたもの。
(b)分子的に配向したポリビニルアルコールフィルム中に、ポリビニルアルコールの二色性脱水生成物(ポリビニレン)の配向した分子鎖を有するポリビニルアルコール/ポリビニレンコポリマー。
ポリビニルアルコール系樹脂は、通常、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化することによって得られる。ケン化度は、通常85モル%以上、好ましくは90モル以上、より好ましくは99〜100モル%である。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルの他、酢酸ビニルと共重合可能な他の単量体との共重合体、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類などが挙げられる。
また、ポリビニルアルコール系樹脂の分子量は特に限定されず、好ましくは1000〜10000程度、より好ましくは1500〜5000程度である。
さらに、ポリビニルアルコールは変性されていてもよい。変性ポリビニルアルコールとしては、例えば、アルデヒド類で変性されたポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなどが挙げられる。
偏光子製造の開始材料としては、好ましくは20〜100μm、より好ましくは30〜80μmの厚みを有する上記のポリビニルアルコール系樹脂の未延伸フィルムが用いられる。フィルムの幅は、工業的には1500〜4000mm程度が好ましい。この未延伸フィルムを、例えば、膨潤工程、染色工程、架橋工程、および水洗工程の順に処理し、架橋工程までの工程で一軸延伸を施し、最後に乾燥して偏光子が得られる。偏光子は、通常5〜50μm、好ましくは5〜30μmの厚みを有する。
染色工程で用いられる二色性色素としては、例えば、ヨウ素や有機染料などが挙げられる。有機染料としては、例えば、レッドBR、レッドLR、レッドR、ピンクLB、ルビンBL、ボルドーGS、スカイブルーLG、レモンイエロー、ブルーBR、ブルー2R、ネイビーRY、グリーンLG、バイオレットLB、バイオレットB、ブラックH、ブラックB、ブラックGSP、イエロー3G、イエローR、オレンジLR、オレンジ3R、スカーレットGL、スカーレットKGL、コンゴーレッド、ブリリアントバイオレットBK、スプラブルーG、スプラブルーGL、スプラオレンジGL、ダイレクトスカイブルー、ダイレクトファーストオレンジS、ファーストブラックなどが挙げられる。これらの二色性色素は単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
架橋工程で用いられる架橋剤としては、従来公知の物質を使用することができる。例えば、ホウ酸、ホウ砂などのホウ素化合物や、グリオキザール、グルタルアルデヒドなどが挙げられる。これらの架橋剤は単独でもちいてもよく、2種以上を併用してもよい。
次に、偏光子保護フィルムについて説明する。偏光子は強度が低く、裂けやすい。偏光子保護フィルムは、かかる偏光子を保護するためのフィルムであり、偏光子の少なくとも一方の面に固着されている。
偏光子保護フィルムとしては、当該分野で従来より用いられているフィルムが挙げられ、例えば、シクロオレフィン系樹脂フィルム、酢酸セルロース系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィルム(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど)、ポリカーボネート系樹脂フィルム、アクリル系樹脂フィルム、ポリプロピレン系樹脂フィルムなどが挙げられる。
偏光子保護フィルムは、透明で優れた耐薬品性を有するものが好ましく、酢酸セルロース系樹脂フィルムがより好ましい。酢酸セルロース系樹脂は、セルロースの部分または完全酢酸エステル化物であり、例えば、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネートなどが挙げられる。
酢酸セルロース系樹脂フィルムは市販されており、例えば、フジタック(登録商標)TD80(富士フィルム(株)製)、フジタック(登録商標)TD80UF(富士フィルム(株)製)、フジタック(登録商標)TD80UZ(富士フィルム(株)製)、KC8UX2M(コニカミノルタオプト(株)製)、KC4UY(コニカミノルタオプト(株)製)などが挙げられる。
偏光子保護フィルムは、偏光子の少なくとも一方の表面に固着されていればよい。偏光子の両面に偏光子保護フィルムを固着する場合、両面とも同じ偏光子保護フィルムであってもよく、異なる偏光子保護フィルムであってもよい。例えば、偏光子の両面にトリアセチルセルロースを固着してもよく、片面にトリアセチルセルロースを固着して残りの面に他の偏光子保護フィルムを固着してもよい。他の偏光子保護フィルムとしては、特に限定されないが、好ましくはシクロオレフィン系樹脂フィルムが用いられる。
シクロオレフィン系樹脂は市販されており、例えば、Topas(登録商標)(Ticona社製)、アートン(登録商標)(JSR(株)製)、ゼオノア(ZEONOR)(登録商標)(日本ゼオン(株)製)、ゼオネックス(ZEONEX)(登録商標)(日本ゼオン(株)製)、アルペ(登録商標)(三井化学(株)製)などが挙げられる。
シクロオレフィン樹脂をフィルムに製膜する際には、溶剤キャスト法、溶融押出法などの公知の方法が適宜用いられる。また、例えばエスシーナ(登録商標)(積水化学工業(株)製)、SCA40(積水化学工業(株)製)、ゼオノア(登録商標)フィルム((株)オプテス製)など、予め製膜されたシクロオレフィン系樹脂フィルムの市販品を用いてもよい。
偏光子保護フィルムは、通常10〜150μm程度、好ましくは20〜100μm程度の厚みを有する。
(位相差板)
偏光板を製造する際に、偏光子および偏光子保護フィルムとともに、必要に応じて積層する機能性フィルムまたは機能性シートとして、位相差板がよく用いられる。位相差板は、液晶パネルや液晶表示装置に要求される特性に応じて採用される。
偏光板が楕円偏光板として用いられる場合、位相差板としては、例えば1/4波長板を備える。また、偏光板が直線偏光板として用いられる場合、位相差板としては、例えば、光学補償機能を有する二軸性位相差フィルム、表面保護機能を有する無配向性フィルムなどが採用される。
1/4波長板とは、可視光の波長領域(380〜780nm)のいずれかの光に対して、ほぼ1/4波長(90度)の位相差を示す板(フィルム)であり、直線偏光と円偏光とを相互に変換する機能を有するとともに、液晶セルの視野角を補償する機能を有している。
位相差板を構成する材料としては、特に限定されず、例えば(メタ)アクリル系樹脂(メタクリル酸メチル系樹脂など)、オレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、スチレン系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン系共重合体樹脂(AS樹脂)、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど)、ポリスルホン系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、オキセタン系樹脂などが挙げられる。なお、これらの樹脂には、透明性や固着性を阻害しない範囲で、添加物が含まれていてもよい。
位相差板を用いる場合、位相差板は1層であってもよく、2層以上を構成していてもよい。2層以上の位相差板を積層させる場合、同じ位相差板を用いても異なる位相差板を用いてもよいが、通常、異なる位相差板が用いられる。なお、同じ位相差板を用いる場合は、通常それぞれの軸角度を変えて用いられるが、同じ軸角度で用いてもよい。位相差板は、通常10〜100μm程度、好ましくは20〜80μm程度の厚みを有する。
(積層工程)
一方の表面に偏光板保護フィルムが積層され、他方の表面に粘着剤保護フィルムが積層された偏光性積層板は、上述の偏光板保護フィルム、粘着剤保護フィルム、偏光子、偏光子保護フィルム、および必要に応じて他の機能性フィルムまたは機能性シートを積層して得た積層体であり、切断して偏光板を得る前の原反となる。
偏光性積層板において、偏光子、偏光子保護フィルムおよび他の機能性フィルムまたは機能性シートは、一般に接着剤または粘着剤で固着されている。接着剤および粘着剤は、偏光板としての機能を阻害しないものであれば限定されず、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、シアノアクリレート系樹脂、アクリルアミド系樹脂などを成分とする接着剤および粘着剤が挙げられる。
好ましい接着剤の1つとして、無溶剤型の接着剤が挙げられる。無溶剤型の接着剤とは、有意量の溶剤を含まず、活性エネルギー線(例えば、紫外線、可視光線、電子線、X線など)の照射により反応硬化する硬化性化合物(モノマー、オリゴマーなど)を含み、硬化性化合物の硬化によって固着機能を発揮する接着剤のことである。このような接着剤には、硬化性化合物とともに、通常、重合開始剤が含まれる。
前記原反となる積層体は、所望の偏光板の用途に応じて構成され、例えば、「偏光板保護フィルム/偏光板(偏光子保護フィルム/偏光子)/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」、「偏光板保護フィルム/偏光板(偏光子保護フィルム/偏光子/位相差板)/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」、「偏光板保護フィルム/偏光板(偏光子保護フィルム/偏光子/第1の位相差板/第2の位相差板)/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」、「偏光板保護フィルム/偏光板(偏光子保護フィルム/偏光子/偏光子保護フィルム)/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」、「偏光板保護フィルム/偏光板(偏光子保護フィルム/偏光子/偏光子保護フィルム/位相差板)/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」、「偏光板保護フィルム/偏光板(偏光子保護フィルム/偏光子/偏光子保護フィルム/第1の位相差板/第2の位相差板)/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」などの積層構造を有する。なお、偏光子、偏光子保護フィルムおよび位相差板を固着する接着剤または粘着剤の記載は省略している。
このようにして得られた積層体(原反)の厚みは、製品である偏光板の用途に応じて適宜設定され、通常100〜600μm程度、好ましくは150〜400μm程度である。
積層体(原反)は通常、ロールに巻かれた長尺のシートを原料として、それに対して連続的または間欠的に種々の処理を行って、製造される。そして、本発明においては、通常、積層体(原反)の製造のいずれかの段階であって、切断工程を実施する前に、短尺の積層体となるよう切断される。得られる短尺の積層体(原反)は、目的とする偏光板よりも大きく、例えば4枚〜80枚といった複数の偏光板を得ることの出来る大きさである。
(切断工程)
次に、本発明の製造方法における切断工程を説明する。
切断工程は、上記積層体(原反)を切断して、両表面に保護フィルムが積層された所定寸法の偏光板を得る工程である。本発明の製造方法では、切断工程において、積層体(原反)を、その粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて、切断する。粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて、積層体(原反)を切断することによって、水分が付着してもクラックが生じにくい偏光板を得ることができる。後述する比較例で示すように、積層体(原反)を、偏光板保護フィルム側の表面に刃を当てて、切断すると、水分の付着によりクラックが発生しやすい。このように、積層体(原反)を切断する際に、どちらの表面に刃を当てるかによって、水分の付着によるクラックの発生のしやすさが異なってくるのである。
なお、ここでいう「粘着剤保護フィルム側の表面」とは、偏光子の層から見て、粘着剤保護フィルムの層のある側の最表面を意味し、積層体(原反)を直接切断する場合には粘着剤保護フィルムの表面であり、粘着剤保護フィルムが上側となるように置いた積層体(原反)の上に、他の物体(例えば後述の被覆シート)を乗せて切断する場合には、当該物体の上表面である。
上述の通り、偏光板保護フィルムに欠陥があると、液晶パネル製造工場における欠陥検査で、得られた貼合品(液晶パネル)全体が廃棄処分となったりするので、偏光板の製造時には、偏光板保護フィルムに傷などが付かないよう、細心の注意が必要である。一方で、液晶セルに偏光板を貼り付ける際に剥がされる粘着剤保護フィルムについては、少々の傷は許容される。そこで、本発明における偏光板の製造時には、従来通り、通常は偏光板保護フィルムが上面側となるよう取り扱い、切断工程において、積層体(原反)の上下を逆に設置して、切断するのが好ましい。この切断工程においては、下面となっている偏光板保護フィルムに傷が付かないよう、細心の注意を払うべきである。
また、積層体(原反)を切断する際、表面に汚れ(糊汚れなど)を生じにくくするために、粘着剤保護フィルムの上面を被覆シートで覆って、切断するのが好ましい。
被覆シートとしては、積層体(原反)とともに切断され得る材質のシートであれば限定されず、例えば、樹脂製のフィルム(ポリエチレン製フィルム、ポリプロピレン製フィルムなど)、布(織布、不織布など)、紙などが挙げられる。粘着剤保護フィルムの上面を被覆シートで覆う際には、粘着剤保護フィルムの上面に被覆シートを乗せ、粘着剤保護フィルムと被覆シートとの間の気泡を除去するのが好ましい。
積層体(原反)の切断は、従来より用いられている切断機で行われ、特に限定されない。例えば、バッチ式で行う場合、切断機に応じた大きさ(通常500mm×500mm〜1000mm×1000mm程度)の積層体(原反)を作製し、粘着剤保護フィルムの面を上にして、積層体(原反)を切断機に固定し、必要に応じて被覆フィルムで覆って、所望の寸法に切断すればよい。なお、本発明の製造方法では、積層体(原反)を粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて切断するため、切断に用いる刃としては、上下運動によって切断する刃(いわゆる、ギロチン刃)が好ましく採用される。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
長尺のポリビニルアルコールにヨウ素を吸着および配向させた偏光子(厚み29μm)の片面に、表面にハードコート層を有するトリアセチルセルロース製の偏光子保護フィルム(厚み44μm)を、ポリビニルアルコール系樹脂接着剤で接着した。偏光子保護フィルムの表面に偏光板保護フィルムを貼合した。用いた偏光板保護フィルムは、アクリル系粘着剤が塗布されたポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(厚み49μm)である。そして、偏光子の他方の面に、15μmの厚みとなるようにアクリル系粘着剤を塗布して積層体Aを得た。
ノルボルネン系樹脂の延伸フィルムからなる面内位相差が270nmの位相差板(住友化学(株)製、スミカライトSES430270、厚み33μm)の片面に、5μmの厚みとなるようにアクリル系粘着剤を塗布した。この面内位相差が270nmの位相差板を「第1の位相差板」と呼ぶこととする。
第1の位相差板の粘着剤が塗布されていない面に、上記積層板Aのアクリル系粘着剤が塗布された面を貼合した。
さらに、面内位相差が140nmの位相差板(住友化学(株)製、スミカライトSES430140、厚み28μm)の片面に、15μmの厚みとなるようにアクリル系粘着剤を塗布して、粘着剤層を形成した。この面内位相差が140nmの位相差板を「第2の位相差板」と呼ぶこととする。この第2の位相差板に形成した粘着剤層の上に、ポリエチレンテレフタレート樹脂で形成された粘着剤保護フィルム(厚み38μm)を貼合した。こうして得られた“粘着剤保護フィルムが貼合された第2の位相差板”の粘着剤層が形成されていない側の面に、上記“積層板Aが貼合された第1の位相差板”のアクリル系粘着剤が塗布された面を貼合した。
このようにして各層を積層して、得られた積層板を切って、「偏光板保護フィルム/偏光子保護フィルム/偏光子/アクリル系粘着剤/第1の位相差板/アクリル系粘着剤/第2の位相差板/粘着剤層/粘着剤保護フィルム」の積層構造を有する積層体(原反)(800mm×500mm、厚み256μm)を得た。
次いで、得られた積層体(原反)を、粘着剤保護フィルムが上面となるように切断機の当て板の上に載せて、端部をテープで固定した。テープで固定した積層体(原反)の上をポリエチレン製フィルムで覆って、手で押圧することにより、粘着剤保護フィルムとポリエチレン製フィルムとの間にできた気泡を除去した後に、ギロチン刃をポリエチレン製フィルムに当てて、積層体(原反)を切断し、90mm×51mmの偏光板を得た。
得られた偏光板を、80℃で1時間乾燥し、乾燥後、23℃で湿度55%RHの条件下に15分間静置した。次いで、偏光板を水(23℃)に30分間浸漬し、クラックの有無をルーペおよび顕微鏡を用いて観察したが、クラックは全く発生していなかった。
(実施例2)
実施例1で得られた積層体(原反)を、ポリエチレン製フィルムで覆わずに切断したこと以外は、実施例1と同様にして偏光板を得た。
得られた偏光板について、実施例1と同様の手順でクラックの有無を観察したが、クラックは全く発生していなかった。
(比較例1)
実施例1で得られた積層体(原反)を、偏光板保護フィルムが上面となるように切断機の当て板の上に載せ、かつポリエチレン製フィルムで覆わずに切断したこと以外は、実施例1と同様にして偏光板を得た。
得られた偏光板について、実施例1と同様の手順でルーペおよび顕微鏡を用いてクラックの有無を観察したところ、偏光板の周縁部に微細なクラックが多数発生していた。
本発明の製造方法で得られた偏光板は、水分が付着してもクラックが生じにくく、例えば、携帯電話機、スマートフォンなどの携帯情報端末などに用いられる。

Claims (4)

  1. 一方の表面に偏光板保護フィルムが積層され、他方の表面に粘着剤保護フィルムが積層された偏光性積層板を、その前記粘着剤保護フィルム側の表面に刃を当てて、所定の大きさとなるように切断することにより、両表面に保護フィルムが積層された偏光板を製造する方法。
  2. 前記偏光性積層板を切断する際、前記粘着剤保護フィルムの上面が被覆シートで覆われている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記偏光板が、偏光子と、該偏光子の少なくとも一方の表面に固着された保護膜とで形成されている、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記偏光板が、偏光子と、該偏光子の少なくとも一方の表面に固着された保護膜と、少なくとも1つの位相差板とで形成されている、請求項1または2に記載の方法。
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