JPWO2014171180A1 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

エアバッグの展開時にベントホールが塞がれないようにする。エアバッグ1とインフレータ5を備える。エアバッグ1は、基布パネル2a,2bの外周を縫製して袋状になし、一方の基布パネル2aにベントホール4a,4bを形成する。展開時にベントホール4a,4bから排気されるガスの流れを偏向するカバー部材6をベントホール形成部分に接合する。カバー部材6は布製であり、ガスを排気させる側に設ける開口部分を最も広幅に形成する。一方の基布パネル2aへのカバー部材6の縫製時に、開口7の形成部が基布パネル2aから離れて間隙を有するようにする。

Description

本発明は、例えば車両側面からの衝突時に、サイドドアとシートの間にエアバッグを展開させることによって、乗員に作用する衝撃を緩和して乗員を保護するサイドエアバッグ装置に関するものである。
サイドエアバッグ装置は、シートを構成するシートバックのサイドドア側の側部に内蔵され、予め設定した値以上の衝撃が車両側面に作用した時に、インフレータを点火して高圧ガスを発生させ、サイドドアとシートの間にエアバッグを展開させるものである。
このサイドエアバッグ装置には、乗員保護性能を向上するため、展開時のエアバッグの硬さを最適に保つためのベントホールをエアバッグに設けたものがある。
しかしながら、エアバッグにベントホールを設けた場合は、エアバッグの展開時、ベントホールから排気される高温の高圧ガスが乗員に直接当たると、乗員が負傷するおそれがある。
そこで、前記ベントホールから排気される高温の高圧ガスが乗員に直接当たらないようにするため、前記高圧ガスの流れを偏向するカバー部材を、エアバッグのベントホール形成部分に設けたサイドエアバッグ装置が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、ただ単にベントホールをカバー部材で覆った場合、エアバッグの展開時、エアバッグのベントホール形成部分がカバー部材に接触してベントホールが塞がれてしまう可能性がある。この場合、ベントホールを設けないエアバッグと同様の展開挙動になって、ベントホールを設けた意義が失われる。
特表2007−518622号公報
本発明が解決しようとする課題は、ベントホールをただ単にカバー部材で覆った場合、エアバッグの展開時にエアバッグのベントホール形成部分がカバー部材に接触してベントホールが塞がれてしまう可能性があるという点である。
本発明は、カバー部材の形状及び設置方法を規定することにより、エアバッグの展開時に、エアバッグのベントホール形成部分がカバー部材に接触してベントホールが塞がることがないようにすることを目的とするものである。
すなわち、本発明は、
エアバッグとインフレータを備え、車両のシートに内蔵して緊急時に乗員とサイドドアとの間に展開するサイドエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、外周を接合して袋状に形成した基布パネルにベントホールを形成するとともに、展開時に前記ベントホールから排気されるガスの流れを偏向するカバー部材を前記基布パネルのベントホール形成部分に接合した構成であり、
前記カバー部材は布製であり、前記ガスを排気させる側に設ける開口部分を最も広幅に形成し、かつ、基布パネルへのカバー部材の接合時に、前記開口の形成部が基布パネルから離れて間隙を有するようにしたことを最も主要な特徴としている。
本発明では、ガスを排気させる側に設ける開口部分が最も広幅となるように形成するカバー部材を、前記開口の形成部が基布パネルから離れて間隙を有するように、基布パネルのベントホール形成部に接合している。
すなわち、本発明では、カバー部材の開口の形成部が基布パネルから離れて浮んだ状態となっているので、エアバッグの展開時にガスが排気され易くなって、展開時のガス抜けが安定する。
本発明では、エアバッグの展開時に、ベントホールから排気された高温の高圧ガスが直接乗員に当たることがなく、かつ、エアバッグの展開時に前記ガスが排気され易くなって、展開時のガス抜けが安定し、乗員の保護性能が向上する。
本発明のサイドエアバッグ装置を構成するエアバッグを説明する図で、(a)は展開状態のエアバッグを車両の側方から見た図、(b)は(a)図のA−A断面図、(c)は(a)図のB−B断面図である。 カバー部材の説明図で、(a)は平面方向から見た縫製前の図、(b)は平面方向から見た縫製後の図、(c)は(b)を開口側から見た図である。 基布パネルにカバー部材を縫製した時に発生する皺を示した図で、(a)は先細り形状のカバー部材の場合、(b)は矩形形状のカバー部材の場合である。 (a)(b)はカバー部材の開口形成部の両側先端部分の特徴を説明する図である。
本発明は、エアバッグの展開時に、基布パネルのベントホール形成部がカバー部材に接触してベントホールが塞がることがないようにすることを目的として成されたものである。
前記目的を、ガスを排気する側に設ける開口部分が最も広幅となるように形成するカバー部材を、前記開口の形成部が基布パネルから離れて間隙を有するように、基布パネルのベントホール形成部に接合することで実現した。
以下、本発明を実施するための形態例を、図1〜図4を用いて説明する。
図1は本発明のサイドエアバッグ装置を構成するエアバッグを説明する図である。
本発明のサイドエアバッグ装置は、車両側面からの衝突時に、例えば運転者側のシートに着座した運転者とサイドドアの間に、シートバックのサイドドア側の側部から車両の前方に向けてエアバッグを展開させ、乗員を保護するものである。
サイドエアバッグ装置のエアバッグ1は、例えば2枚の基布パネル2a,2bを重ね合わせて全外周を例えば縫製することで袋状に形成したものである。以下、基布パネル2aを一方の基布パネル2a、基布パネル2bを他方の基布パネル2bともいう。また、3は2枚の基布パネル2a,2bの外周縫製部を示す。
一方の基布パネル2aは、前記袋状に形成したエアバッグ1を車両に設置して展開した状態では、車両の前方側となる位置に、例えば2個のベントホール4a,4bを設けている。これらベントホール4a,4bは、エアバッグ1の展開後或いは乗員のエアバッグ1への当接後にガスを排気して乗員への衝撃を緩和するために設けている。
また、前記エアバッグ1の、前記車両の後方側となる位置には、一方の基布パネル2aと他方の基布パネル2bに包み込まれるようにしてインフレータ5を内蔵している。一方及び他方の基布パネル2a,2bのインフレータ5の内臓位置には、インフレータ5から噴出するガスの熱および圧力に耐えることができるように補強布(図示省略)が一緒に縫製されている。
本発明は、前記ベントホール4a,4bから排気される高温の高圧ガスの流れを偏向するカバー部材6の形状、及び一方の基布パネル2aへの設置方法に特徴を有するものである。
すなわち、本発明の場合、カバー部材6は例えば布製とする。カバー部材6はノンコート布を用いるが、カバー部材6のベントホール4a,4bに面する側には、耐熱性を向上させるためにシリコンコートなどが施されても良い。そして、カバー部材6は、高温の高圧ガスを排気する側の、カバー部材6と一方の基布パネル2aとで形成する開口7が最も広幅となるような形状、例えば開口7を形成する側が広く、ベントホール4a,4bを覆う側が狭い山型に形成する。
ちなみに、カバー部材6に用いる布は、一方及び他方の基布パネル2a,2bと同じ材質の布を使用することが好ましい。ゴムシート等の弾性シートを用いることも可能であるが、弾性シートは、エアバッグ展開時のガス流れや温度、エアバッグ展開時の車両内の障害物等の状況によって膨らみ方が一様とはならないため、エアバッグ展開時のガス排出性能にバラツキが生じる。従って、弾性シートはカバー部材6には適さない。
また、本発明の場合、前記開口7の形成部で、カバー部材6が一方の基布パネル2aから離れて両者6,2aの間に間隙10を形成し、かつ、カバー部材6がたるんで皺9ができるように、一方の基布パネル2aにカバー部材6を接合する。
一方の基布パネル2aへのカバー部材6の接合時に、開口7の形成部に間隙10を形成するには、接合後のカバー部材6の底辺部分の長さL2が、カバー部材6の底辺6aの長さL1よりも短くなるように開口7の形成部を除く外周部を縫製すればよい(図2(a)(b)参照)。8はカバー部材6の外周縫製部を示す。
この縫製に際し、本発明では、カバー部材6と一方の基布パネル2aとで形成する開口7の形成部が一方の基布パネル2aの表面上で最も広幅となるような形状とする。例えばカバー部材6を山型形状とすれば、図3(a)に示すように、カバー部材6の外周の縫製位置に発生する皺9aが小さくなるので、縫製作業を容易に行うことができる。ここで、山型形状とは、エアバッグ1を折り畳む前の広げた状態で、上方からエアバッグ1の全体を見た場合に、エアバッグ1の中心から外周に近づくにつれて徐々に広がっていくような、本願の図1〜図3の(a)、図4に示すカバー部材6の形状をいう。
一方、カバー部材6の形状を、例えば図3(b)に示すような矩形形状とすれば、外周の縫製位置に発生する発生する皺9bによって縫製作業を容易に行うことができなくなる。加えて、開口7の形成部分を最も広幅にすることができなくなってガスの排気が円滑に行えなくなる。
また、カバー部材6を一方の基布パネル2aに縫製した後は、図1(a)に示すように、一方及び他方の基布パネル2a,2bの外周縫製部3より一方及び他方の基布パネル2a,2bの中央側に、前記開口7の形成部が位置するようにしておくことが望ましい。
このようにすると、一方及び他方の基布パネル2a,2bの外周を縫製して袋状に形成する際に、カバー部材6の前記開口7の形成部を避けて縫製する必要がなくなるので、縫製作業が容易に行える。
また、図4に示すように、カバー部材6の前記開口7の形成部における両側の先端部6bを一方及び他方の基布パネル2a,2bよりも外方に突出させ、この突出させた先端部6bに位置決め用の孔6cを形成しておくことが望ましい。
この場合、一方の基布パネル4aにも位置決め用の孔(図示せず)を設けておけば、この孔とカバー部材6の前記孔6cを合致させて位置決めピンで両者を仮固定すれば、カバー部材6を一方の基布パネル2aに縫製する際の取付け位置の精度がよくなる。これにより、開口7の開口面積の変動が小さくなり、エアバッグ展開時の性能の変動も小さくできる。従って、ベントホール4a,4bから排気されるガスの流れを予定方向に向けることができ、ベントホール4a,4bから排気される高温の高圧ガスが直接乗員に当たることがない。
その際、図4(a)に示すように、カバー部材6の両側の先端部6bに設ける孔6cの直径を変えておけば、カバー部材6を一方の基布パネル2aに縫製する際に、カバー部材6の表裏面を確認する手間が省け、取付け間違いを防止できる。従って、カバー部材6の表裏を間違って縫製することがない。また、図4(a)(b)に示すように、エアバッグ1の品種によってカバー部材6の先端部6bの形状を変更しておけば、一方の基布パネル2aに異なる品種のカバー部材6を縫製することがなくなる。
上記構成のエアバッグ1では、カバー部材6の開口7の形成部が一方の基布パネル2aに対して浮んだ状態となっているので、エアバッグ1の展開時にベントホール4a,4bからガスが排気し易くなって、展開時のガス抜けが安定し、乗員の保護性能が向上する。
また、エアバッグ1の展開時に、ベントホール4a,4bから排気された高温の高圧ガスの排気方向が予定した方向から変動することがないので、排気された前記ガスが直接乗員に当たって乗員が負傷することがない。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範疇に含まれるものであれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
すなわち、以上で述べたサイドエアバッグ装置は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定する主旨の記載がない限り、本発明は添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は説明を目的としたもので、特に限定される主旨のない限り、それに限定されるものではない。
例えば、上記の例では、2枚の基布パネル2a,2bの外周を縫製することで袋状のエアバッグ1を形成しているが、1枚の基布パネルを折り曲げ、その外周を縫製することで袋状のエアバッグ1を形成するものでも良い。
また、エアバッグ1に形成するベントホールは1個でも良く、その位置もエアバッグの車両前方側に限らない。
上記本発明のサイドエアバッグ装置は、運転席だけでなく、助手席や後部座席にも適用できることは言うまでもない。
上記の実施例では、自動車に取付けるサイドエアバッグ装置について説明したが、自動車以外に航空機や船舶等の乗物用のサイドエアバッグ装置にも適用可能であり、同様な効果が発揮される。
1 エアバッグ
2a,2b 基布パネル
3 外周縫製部
4a,4b ベントホール
5 インフレータ
6 カバー部材
6a 底辺
6b 先端部
6c 孔
7 開口
8 外周縫製部
すなわち、本発明は、
エアバッグとインフレータを備え、車両のシートに内蔵して緊急時に乗員とサイドドアとの間に展開するサイドエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、外周を接合して袋状に形成した基布パネルにベントホールを形成するとともに、展開時に前記ベントホールから排気されるガスの流れを偏向するカバー部材を前記基布パネルのベントホール形成部分に接合した構成であり、
前記カバー部材は布製であり、前記ガスを排気させる側に設ける開口部分を最も広幅に形成し、かつ、前記基布パネルへの前記カバー部材の接合時に、前記開口の形成部における前記カバー部材の前記基布パネルへの接合後の長さが、前記基布パネルへの接合前の長さよりも短くなるように前記カバー部材を前記基布パネルに縫製して、前記開口の形成部が前記基布パネルから離れて間隙を有し、かつ、前記カバー部材がたるんで皺ができるようにしたことを最も主要な特徴としている。
この場合、カバー部材6の前記先端部6bと相対する位置にも一方の基布パネル4aが位置するよう、一方の基布パネル4aに、前記先端部6bと同じ形状の突出部を設けるとともに当該突出部の前記位置決め用の孔6cと相対する位置に位置決め用の孔(図示せず)を設けておけば、この孔とカバー部材6の前記孔6cを合致させて位置決めピンで両者を仮固定すれば、カバー部材6を一方の基布パネル2aに縫製する際の取付け位置の精度がよくなる。これにより、開口7の開口面積の変動が小さくなり、エアバッグ展開時の性能の変動も小さくできる。従って、ベントホール4a,4bから排気されるガスの流れを予定方向に向けることができ、ベントホール4a,4bから排気される高温の高圧ガスが直接乗員に当たることがない。
すなわち、本発明は、
エアバッグとインフレータを備え、車両のシートに内蔵して緊急時に乗員とサイドドアとの間に展開するサイドエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、外周を接合して袋状に形成した基布パネルにベントホールを形成するとともに、展開時に前記ベントホールから排気されるガスの流れを偏向するカバー部材を前記基布パネルのベントホール形成部分に接合した構成であり、
前記カバー部材は布製であり、前記ガスを排気させる側に設ける開口部分を最も広幅に形成し、かつ、前記基布パネルへの前記カバー部材の接合時に、前記開口の形成部における前記カバー部材の前記基布パネルへの接合後の長さが、前記基布パネルへの接合前の長さよりも短くなるように前記カバー部材を前記基布パネルに縫製して、前記開口の形成部が前記基布パネルから離れて間隙を有し、かつ、前記カバー部材がたるんで皺ができるようにし、さらに、前記カバー部材の両側の先端部を基布パネルから外方に突出させるとともに、当該突出する先端部と相対するように前記ベントホールを形成した前記基布パネルも突出させたことを最も主要な特徴としている。

Claims (17)

  1. エアバッグとインフレータを備え、車両のシートに内蔵して緊急時に乗員とサイドドアとの間に展開するサイドエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは、外周を接合して袋状に形成した基布パネルに、ベントホールを形成するとともに、展開時に前記ベントホールから排気されるガスの流れを偏向するカバー部材を前記基布パネルのベントホール形成部分に接合した構成であり、
    前記カバー部材は布製であり、前記ガスを排気させる側に設ける開口部分を最も広幅に形成し、かつ、基布パネルへのカバー部材の接合時に、前記開口の形成部が基布パネルから離れて間隙を有するようにしたことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 前記間隙は、前記開口の形成部におけるカバー部材の基布パネルへの接合後の長さが、基布パネルへの接合前の長さよりも短くなるようにカバー部材を基布パネルに接合することで形成したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のサイドエアバッグ装置。
  3. カバー部材の基布パネルへの前記接合は縫製であることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記ベントホールはエアバッグの車両前方側に設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のサイドエアバッグ装置。
  5. 前記ベントホールはエアバッグの車両前方側に設けられていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のサイドエアバッグ装置。
  6. 前記カバー部材に覆われるベントホールは複数であることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項、第5項の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
  7. 前記カバー部材に覆われるベントホールは複数であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のサイドエアバッグ装置。
  8. 前記カバー部材に覆われるベントホールは複数であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のサイドエアバッグ装置。
  9. 前記開口部は、基布パネルの外周接合ラインよりも基布パネルの中央側に位置するように設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項、第5項、第7項、第8項の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
  10. 前記開口部は、基布パネルの外周接合ラインよりも基布パネルの中央側に位置するように設けられていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のサイドエアバッグ装置。
  11. 前記開口部は、基布パネルの外周接合ラインよりも基布パネルの中央側に位置するように設けられていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のサイドエアバッグ装置。
  12. 前記開口部は、基布パネルの外周接合ラインよりも基布パネルの中央側に位置するように設けられていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載のサイドエアバッグ装置。
  13. 前記カバー部材の前記開口部を形成する両側の先端部に位置決め用の孔が形成されていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のサイドエアバッグ装置。
  14. 前記カバー部材の前記開口部を形成する両側の先端部に位置決め用の孔が形成されていることを特徴とする請求の範囲第10項〜第12項の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
  15. 前記カバー部材の両側の先端部が基布パネルから外方に突出していることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のサイドエアバッグ装置。
  16. 前記カバー部材の両側の先端部が基布パネルから外方に突出していることを特徴とする請求の範囲第10項〜第13項の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
  17. 前記カバー部材の両側の先端部が基布パネルから外方に突出していることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のサイドエアバッグ装置。
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