JPWO2014167598A1 - 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の一態様に係る引上式連続鋳造装置は、溶湯を保持する保持炉と、保持炉に保持された溶湯の湯面近傍に設置され、溶湯が通過することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、形状規定部材を通過した溶湯が凝固することにより形成された鋳物に対し、冷却ガスを吹き付ける第1のノズルと、第1のノズルによる鋳物への冷却ガスの吹付位置よりも下側から、鋳物に向かって斜め上方向にガスを吹き付ける第2のノズルと、を備えている。

Description

本発明は引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法に関する。
特許文献1には、鋳型を要しない画期的な引上式連続鋳造方法として、自由鋳造方法が提案されている。特許文献1に示したように、溶融金属(溶湯)の表面(すなわち湯面)にスタータを浸漬させた後、当該スタータを引き上げると、溶湯の表面膜や表面張力によりスタータに追従して溶湯も導出される。ここで、湯面近傍に設置された形状規定部材を介して、溶湯を導出し、冷却することにより、所望の断面形状を有する鋳物を連続鋳造することができる。
通常の連続鋳造方法では、鋳型によって断面形状とともに長手方向の形状も規定される。とりわけ、連続鋳造方法では、鋳型内を凝固した金属(すなわち鋳物)が通り抜ける必要があるため、鋳造された鋳物は長手方向に直線状に延びた形状となる。
これに対し、自由鋳造方法における形状規定部材は、鋳物の断面形状のみを規定し、長手方向の形状は規定しない。そして、形状規定部材は、湯面に平行な方向(すなわち水平方向)に移動可能であるから、長手方向の形状が様々な鋳物が得られる。例えば、特許文献1には、長手方向に直線状でなく、ジグザグ状あるいは螺旋状に形成された中空鋳物(すなわちパイプ)が開示されている。
特開2012−61518号公報
発明者は以下の課題を見出した。
特許文献1に記載の自由鋳造方法では、形状規定部材を介して導出された溶湯を冷却ガスによって冷却している。具体的には、凝固した直後の鋳物に冷却ガスを吹き付け、間接的に溶湯を冷却している。ここで、冷却ガス流量を増やす程、鋳造速度を高め、生産性を向上させることができる。しかしながら、冷却ガス流量を増やすと、形状規定部材から導出された溶湯が冷却ガスによって搖動し、鋳物の寸法精度や表面品質が劣化するという問題があった。
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、鋳物の寸法精度や表面品質に優れるとともに生産性にも優れる引上式連続鋳造装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る引上式連続鋳造装置は、
溶湯を保持する保持炉と、
前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面近傍に設置され、前記溶湯が通過することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物に対し、冷却ガスを吹き付ける第1のノズルと、
前記第1のノズルによる前記鋳物への前記冷却ガスの吹付位置よりも下側から、前記鋳物に向かって斜め上方向にガスを吹き付ける第2のノズルと、を備えるものである。このような構成により、鋳物の寸法精度や表面品質に優れるとともに生産性にも優れる引上式連続鋳造装置を提供することができる。
前記第2のノズルは、前記形状規定部材上に固定されているか、前記形状規定部材の内部に形成されていることが好ましい。これにより、省スペース化が可能となる。
また、前記形状規定部材上において前記溶湯が通過する端部側に設けられ、かつ、引上げ方向に延びた凸部を更に有し、前記第2のノズルの先端が前記凸部の上面に形成されていることが好ましい。
前記鋳物の表面と前記第2のノズルから吹き付けられる前記ガスの流束とのなす角が25度以下であることが好ましい。効果的に冷却ガスを遮断することができる。
さらに、前記第1のノズルから吹き付けられる前記冷却ガスと前記第2のノズルから吹き付けられる前記ガスとが同じガスであることが好ましい。設備を簡素化することができる。
本発明の他の態様に係る引上式連続鋳造装置は、
溶湯を保持する保持炉と、
前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面近傍に設置され、前記溶湯が通過することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された鋳物に対し、冷却ガスを吹き付けるノズルと、
前記形状規定部材上において、前記溶湯が通過する端部側に設けられ、かつ、引上げ方向に延びた凸部と、を備えるものである。このような構成により、鋳物の寸法精度や表面品質に優れるとともに生産性にも優れる引上式連続鋳造装置を提供することができる。
本発明の一態様に係る引上式連続鋳造方法は、
保持炉に保持された溶湯を、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を通過させ、引き上げるステップと、
前記形状規定部材を通過した前記溶湯から形成された前記鋳物に対し、冷却ガスを吹き付けるステップと、を備え、
前記冷却ガスを吹き付けるステップにおいて、前記鋳物への前記冷却ガスの吹付位置よりも下側から、前記鋳物に向かって斜め上方向にガスを吹き付けるものである。このような構成により、鋳物の寸法精度や表面品質に優れるとともに生産性にも優れる引上式連続鋳造方法を提供することができる。前記冷却ガスの流量に応じて、前記ガスの流量を調整するステップを更に備えることが好ましい。
前記鋳物に向かって斜め上方向に前記ガスを吹き付けるためのノズルは、前記形状規定部材上に固定するか、前記形状規定部材の内部に形成することが好ましい。これにより、省スペース化が可能となる。
また、前記形状規定部材上において前記溶湯が通過する端部側に引上げ方向に延びた凸部を設け、前記ノズルの先端を前記凸部の上面に形成することが好ましい。
前記鋳物の表面と前記鋳物に向かって斜め上方向に吹き付けられる前記ガスの流束とのなす角を25度以下とすることが好ましい。効果的に冷却ガスを遮断することができる。
さらに、前記冷却ガスと前記鋳物に向かって斜め上方向に吹き付けられる前記ガスとを同じガスとすることが好ましい。設備を簡素化することができる。
本発明の他の態様に係る引上式連続鋳造方法は、
保持炉に保持された溶湯を、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を通過させて引き上げるステップと、
前記形状規定部材を通過した前記溶湯から形成された前記鋳物に対し、冷却ガスを吹き付けるステップと、を備え、
前記形状規定部材上において前記溶湯が通過する端部側に引上げ方向に延びた凸部を設けるものである。このような構成により、鋳物の寸法精度や表面品質に優れるとともに生産性にも優れる引上式連続鋳造方法を提供することができる。
本発明により、鋳物の寸法精度や表面品質に優れるとともに生産性にも優れる引上式連続鋳造装置を提供することを提供することができる。
実施の形態1に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。 実施の形態1に係る形状規定部材102の平面図である。 実施の形態1に係る自由鋳造装置が備える吹上ガスノズル104と冷却ガスノズル106との位置関係を示す側面図である。 遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響について説明するための模式図である。 遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響について説明するためのグラフである。 実施の形態1の変形例に係る形状規定部材102の平面図である。 実施の形態1の変形例に係る形状規定部材102の側面図である。 実施の形態2に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。 実施の形態3に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。 実施の形態3の変形例に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。 実施の形態4に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
まず、図1を参照して、実施の形態1に係る自由鋳造装置(引上式連続鋳造装置)について説明する。図1は、実施の形態1に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。図1に示すように、実施の形態1に係る自由鋳造装置は、溶湯保持炉101、形状規定部材102、吹上ガスノズル104、アクチュエータ105、冷却ガスノズル106、引上機108を備えている。図1におけるxy平面は水平面を構成し、z軸方向が鉛直方向である。より具体的には、z軸のプラス方向が鉛直上向きとなる。
溶湯保持炉101は、例えばアルミニウムやその合金などの溶湯M1を収容し、所定の温度に保持する。図1の例では、鋳造中に溶湯保持炉101へ溶湯を補充しないため、鋳造の進行とともに溶湯M1の表面(つまり湯面)は低下する。他方、鋳造中に溶湯保持炉101へ溶湯を随時補充し、湯面を一定に保持するような構成としてもよい。ここで、保持炉の設定温度を上げると凝固界面の位置を上げることができ、保持炉の設定温度を下げると凝固界面の位置を下げることができる。なお、当然のことながら、溶湯M1は他のアルミニウム以外の金属や合金であってもよい。
形状規定部材102は、例えばセラミックスやステンレスなどからなり、湯面近傍に配置されている。図1の例では、形状規定部材102が、その下側(湯面側)の主面と湯面とのギャップGが0.5mm程度となるように、設置されている。ギャップGを設けることにより、形状規定部材102による溶湯の温度低下を抑制することができる。
他方、形状規定部材102は、溶湯が通過する開口部(溶湯通過部103)の周辺では、湯面から引き上げられた保持溶湯M2と接触している。そのため、形状規定部材102は、鋳造する鋳物M3の断面形状を規定するとともに、溶湯M1の表面に形成される酸化膜や溶湯M1の表面に浮遊する異物の鋳物M3への混入を防止する。図1に示した鋳物M3は、水平方向の断面(以下、横断面と称す)の形状が板状の中実鋳物である。
なお、形状規定部材102は、下側の主面全体が湯面に接触するように配置されてもよい。その場合、形状規定部材102による溶湯の温度低下を抑制するため、下側の主面に断熱性を有する塗型剤を塗布することが好ましい。塗型剤としては、例えば、バーミキュライト塗型材を用いることができる。バーミキュライト塗型材は、酸化ケイ素(SiO)、酸化鉄(Fe)、酸化アルミニウム(Al)等の耐火物微粒子を水に懸濁させた塗型材である。
図2は、実施の形態1に係る形状規定部材102の平面図である。ここで、図1の形状規定部材102の断面図は、図2のI−I断面図に相当する。図2に示すように、形状規定部材102は、例えば矩形状の平面形状を有し、中央部に溶湯が通過するための厚さt1×幅w1の矩形状の開口部(溶湯通過部103)を有している。なお、図2におけるxyz座標は、図1と一致している。
図1に示すように、溶湯M1は、その表面膜や表面張力により鋳物M3に追従して引き上げられ、形状規定部材102の溶湯通過部103を通過する。すなわち、溶湯M1が形状規定部材102の溶湯通過部103を通過することにより、溶湯M1に対し形状規定部材102から外力が印加され、鋳物M3の断面形状が規定される。ここで、溶湯の表面膜や表面張力によって、鋳物M3に追従して湯面から引き上げられた溶湯を保持溶湯M2と呼ぶ。また、鋳物M3と保持溶湯M2との境界が凝固界面SIFである。
図1に示すように、吹上ガスノズル(第2のノズル)104は、形状規定部材102上に配置されているとともに、形状規定部材102に固定されたノズルである。ここで、吹上ガスノズル104は、冷却ガスノズル106から鋳物M3に吹き付けられた冷却ガスが保持溶湯M2の表面を搖動させるのと防止するため、鋳物M3に向かって斜め上方向にガス(以下、遮断ガスという)を吹き上げる。また、吹上ガスノズル104は、形状規定部材102を支持している。吹上ガスノズル104の詳細については後述する。なお、遮断ガスとしては、冷却ガスと同様のガスを用いることができる。また、遮断ガスと冷却ガスとを同一のガスとすれば、遮断ガスも冷却ガス供給部(不図示)から供給することができる。すなわち、設備を簡素化でき、好ましい。なお、吹上ガスノズル104は、形状規定部材102上に固定されていなくてもよい。
アクチュエータ105には、吹上ガスノズル104が連結されている。アクチュエータ105によって、吹上ガスノズル104及び形状規定部材102が上下方向(鉛直方向)及び水平方向に移動可能となっている。このような構成により、鋳造の進行による湯面の低下とともに、形状規定部材102を下方向に移動させることができる。また、形状規定部材102を水平方向に移動させることができるため、鋳物M3の長手方向の形状を自由に変化させることができる。
冷却ガスノズル106は、冷却ガス供給部(不図示)から供給される冷却ガス(空気、窒素、アルゴンなど)を鋳物M3に吹き付け、冷却する冷却手段である。冷却ガスの流量を増やすと凝固界面の位置を下げることができ、冷却ガスの流量を減らすと凝固界面の位置を上げることができる。なお、図示されていないが、冷却ガスノズル(冷却部)106も吹上ガスノズル104及び形状規定部材102の移動に合わせて、水平方向や上下方向に移動することができる。
スタータSTに連結された引上機108により鋳物M3を引き上げつつ、冷却ガスにより鋳物M3を冷却することにより、凝固界面近傍の保持溶湯M2が順次凝固し、鋳物M3が形成されていく。引上機108による引上速度を速くすると凝固界面の位置を上げることができ、引上速度を遅くすると凝固界面の位置を下げることができる。
次に、図3を参照して、実施の形態1に係る自由鋳造装置が備える吹上ガスノズル104と冷却ガスノズル106との位置関係について説明する。図3は、実施の形態1に係る自由鋳造装置が備える吹上ガスノズル104と冷却ガスノズル106との位置関係を示す側面図である。
図3に示すように、鋳物M3を冷却するための冷却ガスの流束は、冷却ガスノズル106から鋳物M3の表面に対して略垂直に吹き付けられる。垂直に近い程、冷却効率に優れるためである。また、冷却ガスノズル106の先端が鋳物M3に近い程、冷却ガス流量が多い程、吹付位置が凝固界面に近い程、鋳造速度を高めることができる。鋳物M3の表面に衝突した冷却ガスは、鋳物M3の表面に沿って、上下方向に分岐する。ここで、下方向に分岐した冷却ガスは、何も遮るものが無ければ、保持溶湯M2の表面を搖動させる。冷却ガス流量を増やすと、この搖動が大きくなり、鋳物の寸法精度や表面品質が劣化してしまうことになる。
そこで、実施の形態1に係る自由鋳造装置には、図3に示すように、形状規定部材102上から斜め上方向に遮断ガスを吹き上げる吹上ガスノズル104が設けられている。ここで、図3から明らかなように、鋳物M3の表面における遮断ガスの吹付位置は、鋳物M3の表面における冷却ガスの吹付位置と凝固界面SIFとの間に位置する必要がある。遮断ガスにより、鋳物M3の表面に沿って下方向に分岐した冷却ガスを遮断することができる。そのため、保持溶湯M2の表面の搖動を抑制し、鋳物の寸法精度や表面品質を向上させることができる。また、従来よりも冷却ガスの流量を増やすことにより、鋳造速度を高め、生産性を向上させることができる。さらに、遮断ガスにより、鋳物M3の冷却効果も高めることができる。なお、冷却ガスの流量に応じて、遮断ガスの流量を調整することが好ましい。
次に、図4、5を参照して、遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響について説明する。図4は、遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響について説明するための模式図である。図4に示すように、吹上ガスノズル104から吹き付けられる遮断ガスの全流量をQ0、下方向に分岐した流量をQ1、上方向に分岐した流量をQ2とすると、Q0=Q1+Q2が成立する。ここで、遮断ガスは、鋳物M3の表面に対して角度θとなるように、吹き付けられている。
図5は、遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響について説明するためのグラフである。図5に示すように、遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θが変化すると、全流量Q0に対する下方向に分岐した流量Q1の割合(%)が変化する。この割合(%)は、1/2×(1−cosθ)×100で表される式により求めることができる。図5は、この式をプロットしたものである。図5の横軸は角度θ(度)、縦軸は全流量Q0に対する下方向に分岐した流量Q1の割合Q1/Q0(%)を示している。割合Q1/Q0(%)が大きくなると、遮断ガス自体によって保持溶湯M2の表面に搖動が生じる。割合Q1/Q0(%)は5%以下であることが好ましいため、図5から角度θは25度以下であることが好ましい。
次に、図1を参照して、実施の形態1に係る自由鋳造方法について説明する。
まず、スタータSTを降下させ、形状規定部材102の溶湯通過部103を通して、スタータSTの先端部を溶湯M1に浸漬させる。
次に、所定の速度でスタータSTの引き上げを開始する。ここで、スタータSTが湯面から離間しても、表面膜や表面張力によって、スタータSTに追従して湯面から引き上げられた保持溶湯M2が形成される。図1に示すように、保持溶湯M2は、形状規定部材102の溶湯通過部103に形成される。つまり、形状規定部材102により、保持溶湯M2に形状が付与される。
次に、スタータSTは、冷却ガスノズル106から吹き出される冷却ガスにより冷却されているため、保持溶湯M2が上側から下側に向かって順に凝固し、鋳物M3が成長していく。このようにして、鋳物M3を連続鋳造することができる。
上述の通り、実施の形態1に係る自由鋳造装置には、形状規定部材102上から斜め上方向に遮断ガスを吹き上げる吹上ガスノズル104が設けられている。この遮断ガスにより、鋳物M3の表面に沿って下方向に分岐した冷却ガスを遮断することができる。そのため、保持溶湯M2の表面の搖動を抑制し、鋳物の寸法精度や表面品質を向上させることができる。
(実施の形態1の変形例)
次に、図6、7を参照して、実施の形態1の変形例に係る自由鋳造装置について説明する。図6は、実施の形態1の変形例に係る形状規定部材102の平面図である。図7は、実施の形態1の変形例に係る形状規定部材102の側面図である。なお、図6、7におけるxyz座標も、図1と一致している。
図2に示された実施の形態1に係る形状規定部材102は、1枚の板から構成されていたため、溶湯通過部103の厚さt1、幅w1は固定されていた。これに対し、実施の形態1の変形例に係る形状規定部材102は、図6に示すように、4枚の矩形状の形状規定板102a、102b、102c、102dを備えている。すなわち、実施の形態1の変形例に係る形状規定部材102は、複数に分割されている。このような構成により、溶湯通過部103の厚さt1、幅w1を変化させることができる。また、4枚の矩形状の形状規定板102a、102b、102c、102dは、同調してz軸方向に移動することができる。
図6に示すように、形状規定板102a、102bは、x軸方向に並んで対抗配置されている。また、図7に示すように、形状規定板102a、102bは、z軸方向には同じ高さで配置されている。形状規定板102a、102bの間隔が、溶湯通過部103の幅w1を規定している。そして、形状規定板102a、102bが、独立してx軸方向に移動可能であるため、幅w1を変化させることができる。なお、溶湯通過部103の幅w1を測定するために、図6、7に示すように、形状規定板102a上にレーザ変位計S1、形状規定板102b上にレーザ反射板S2が設けてもよい。
また、図6に示すように、形状規定板102c、102dは、y軸方向に並んで対抗配置されている。また、形状規定板102c、102cは、z軸方向には同じ高さで配置されている。形状規定板102c、102dの間隔が、溶湯通過部103の厚さt1を規定している。そして、形状規定板102c、102dが、独立してy軸方向に移動可能であるため、厚さt1を変化させることができる。
形状規定板102a、102bは、形状規定板102c、102dの上側に接触するように配置されている。
次に、図6、7を参照して、形状規定板102aの駆動機構について説明する。図6、7に示すように、形状規定板102aの駆動機構は、スライドテーブルT1、T2、リニアガイドG11、G12、G21、G22、アクチュエータA1、A2、ロッドR1、R2を備えている。なお、形状規定板102b、102c、102dも形状規定板102aと同様に駆動機構を備えているが、図6、7では省略されている。
図6、7に示すように、形状規定板102aは、x軸方向にスライド可能なスライドテーブルT1に載置、固定されている。スライドテーブルT1は、x軸方向に平行して延設された1対のリニアガイドG11、G12上に、摺動自在に載置されている。また、スライドテーブルT1は、アクチュエータA1からx軸方向に延設されたロッドR1に連結されている。以上のような構成により、形状規定板102aは、x軸方向にスライドすることができる。
また、図6、7に示すように、リニアガイドG11、G12、及びアクチュエータA1は、z軸方向にスライド可能なスライドテーブルT2上に載置、固定されている。スライドテーブルT2は、z軸方向に平行して延設された1対のリニアガイドG21、G22上に、摺動自在に載置されている。また、スライドテーブルT2は、アクチュエータA2からz軸方向に延設されたロッドR2に連結されている。リニアガイドG21、G22、及びアクチュエータA2は、水平な床面や台座(不図示)などに固定されている。以上のような構成により、形状規定板102aは、z軸方向にスライドすることができる。なお、アクチュエータA1、A2として、油圧シリンダ、エアシリンダ、モータなどを挙げることができる。
(実施の形態2)
次に、図8を参照して、実施の形態2に係る自由鋳造装置について説明する。図8は、実施の形態2に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。なお、図8におけるxyz座標も、図1と一致している。実施の形態1に係る自由鋳造装置では、吹上ガスノズル104が形状規定部材102上に形成されていた。これに対し、実施の形態2に係る自由鋳造装置では、吹上ガスノズル204が形状規定部材202の内部に形成されている。換言すると、形状規定部材202の内部に遮断ガス用の流路が形成されている。実施の形態2に係る自由鋳造装置では、形状規定部材202の内部に遮断ガス用の流路を形成することにより、実施の形態1に係る自由鋳造装置よりも省スペース化が可能となる。
実施の形態2に係る自由鋳造装置では、斜め上方向に遮断ガスを吹き上げる吹上ガスノズル204が、形状規定部材202の内部に設けられている。一方、鋳物M3の表面における遮断ガスの吹付位置は、実施の形態1と同様に、鋳物M3の表面における冷却ガスの吹付位置と凝固界面SIFとの間に位置する必要がある。なお、遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響については、実施の形態1と同様であるため、角度θは25度以下であることが好ましい。
形状規定部材202の内部に形成された吹上ガスノズル204から斜め上方向に吹き上げられる遮断ガスにより、鋳物M3の表面に沿って下方向に分岐した冷却ガスを遮断することができる。そのため、保持溶湯M2の表面の搖動を抑制し、鋳物の寸法精度や表面品質を向上させることができる。他方、従来よりも冷却ガスの流量を増やすことにより、鋳造速度を高め、生産性を向上させることができる。さらに、遮断ガスにより、鋳物M3の冷却効果も高めることができる。
(実施の形態3)
次に、図9を参照して、実施の形態3に係る自由鋳造装置について説明する。図9は、実施の形態3に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。なお、図9におけるxyz座標も、図1と一致している。実施の形態1に係る自由鋳造装置では、吹上ガスノズル104が形状規定部材102上に形成されていた。これに対し、実施の形態3に係る自由鋳造装置では、鋳物M3の表面に沿って下方向に分岐した冷却ガスを遮断するための遮断壁(凸部)302aが形成されている。遮断壁302aは、形状規定部材302上において溶湯通過部103側の端部近傍に形成されている。
ここで、鋳物M3の長手方向の形状に応じて、遮断壁302aの高さや溶湯通過部103からの距離が定まる。具体的には、遮断壁302aの高さHが高い程、溶湯通過部103からの距離Lが小さい程、下方向に分岐した冷却ガスを遮断する効果は向上する。他方、鋳物M3の長手方向の形状の自由度は小さくなり、直線上に延びた鋳物M3になる。
なお、遮断壁302aの幅Wは特に限定されない。
ここで、図10は、実施の形態3の変形例に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。例えば、図10に示すように、遮断壁302aが形状規定部材302の外縁(外側の端部)に達していてもよい。
実施の形態3に係る自由鋳造装置では、遮断壁302aにより、鋳物M3の表面に沿って下方向に分岐した冷却ガスを遮断することができる。そのため、保持溶湯M2の表面の搖動を抑制し、鋳物の寸法精度や表面品質を向上させることができる。また、従来よりも冷却ガスの流量を増やすことにより、鋳造速度を高め、生産性を向上させることができる。
(実施の形態4)
次に、図11を参照して、実施の形態4に係る自由鋳造装置について説明する。図11は、実施の形態4に係る自由鋳造装置の模式的断面図である。なお、図11におけるxyz座標も、図1と一致している。実施の形態2に係る自由鋳造装置では、吹上ガスノズル204が形状規定部材202の内部に形成されていた。また、実施の形態3に係る自由鋳造装置では、遮断壁302aが形状規定部材302上に形成されていた。これに対し、実施の形態4に係る自由鋳造装置では、吹上ガスノズル404が形状規定部材402及び遮断壁402aの内部に形成されている。換言すると、形状規定部材402及び遮断壁402aの内部に遮断ガス用の流路が形成されている。また、吹上ガスノズル404の先端(吹出孔)が、遮断壁402aの上面に形成されている。
実施の形態4に係る自由鋳造装置では、斜め上方向に遮断ガスを吹き上げる吹上ガスノズル404が、形状規定部材402及び遮断壁402aの内部に設けられている。一方、鋳物M3の表面における遮断ガスの吹付位置は、実施の形態1、2と同様に、鋳物M3の表面における冷却ガスの吹付位置と凝固界面SIFとの間に位置する必要がある。なお、遮断ガスの流束と鋳物M3の表面とがなす角θの影響については、実施の形態1と同様であるため、角度θは25度以下であることが好ましい。
遮断壁402a及びその内部から斜め上方向に吹き上げられる遮断ガスの両方により、鋳物M3の表面に沿って下方向に分岐した冷却ガスを遮断することができる。そのため、保持溶湯M2の表面の搖動を抑制し、鋳物の寸法精度や表面品質を向上させることができる。他方、従来よりも冷却ガスの流量を増やすことにより、鋳造速度を高め、生産性を向上させることができる。さらに、遮断ガスにより、鋳物M3の冷却効果も高めることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
101 溶湯保持炉
102、202、302、402 形状規定部材
102a〜102d 形状規定板
103 溶湯通過部
104、204、404 吹上ガスノズル
105 アクチュエータ
106 冷却ガスノズル
108 引上機
302a、402a 遮断壁(凸部)
A1、A2 アクチュエータ
G11、G12、G21、G22 リニアガイド
M1 溶湯
M2 保持溶湯
M3 鋳物
R1、R2 ロッド
S1 レーザ変位計
S2 レーザ反射板
SIF 凝固界面
ST スタータ
T1、T2 スライドテーブル

Claims (15)

  1. 溶湯を保持する保持炉と、
    前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面近傍に設置され、前記溶湯が通過することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
    前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物に対し、冷却ガスを吹き付ける第1のノズルと、
    前記第1のノズルによる前記鋳物への前記冷却ガスの吹付位置よりも下側から、前記鋳物に向かって斜め上方向にガスを吹き付ける第2のノズルと、を備える引上式連続鋳造装置。
  2. 前記第2のノズルが、前記形状規定部材上に固定されている、
    請求項1に記載の引上式連続鋳造装置。
  3. 前記第2のノズルが、前記形状規定部材の内部に形成されている、
    請求項1に記載の引上式連続鋳造装置。
  4. 前記形状規定部材上において、前記溶湯が通過する端部側に設けられ、かつ、引上げ方向に延びた凸部を更に有し、
    前記第2のノズルの先端が前記凸部の上面に形成されている、
    請求項3に記載の引上式連続鋳造装置。
  5. 前記鋳物の表面と前記第2のノズルから吹き付けられる前記ガスの流束とのなす角が25度以下である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の引上式連続鋳造装置。
  6. 前記第1のノズルから吹き付けられる前記冷却ガスと前記第2のノズルから吹き付けられる前記ガスとが同じガスである、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の引上式連続鋳造装置。
  7. 溶湯を保持する保持炉と、
    前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面近傍に設置され、前記溶湯が通過することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
    前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された鋳物に対し、冷却ガスを吹き付けるノズルと、
    前記形状規定部材上において、前記溶湯が通過する端部側に設けられ、かつ、引上げ方向に延びた凸部と、を備える引上式連続鋳造装置。
  8. 保持炉に保持された溶湯を、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を通過させ、引き上げるステップと、
    前記形状規定部材を通過した前記溶湯から形成された前記鋳物に対し、冷却ガスを吹き付けるステップと、を備え、
    前記冷却ガスを吹き付けるステップにおいて、前記鋳物への前記冷却ガスの吹付位置よりも下側から、前記鋳物に向かって斜め上方向にガスを吹き付ける、引上式連続鋳造方法。
  9. 前記冷却ガスの流量に応じて、前記ガスの流量を調整するステップを更に備える、
    請求項8に記載の引上式連続鋳造方法。
  10. 前記鋳物に向かって斜め上方向に前記ガスを吹き付けるためのノズルを、前記形状規定部材上に固定する、
    請求項8又は9に記載の引上式連続鋳造方法。
  11. 前記鋳物に向かって斜め上方向に前記ガスを吹き付けるためのノズルを、前記形状規定部材の内部に形成する、
    請求項8又は9に記載の引上式連続鋳造方法。
  12. 前記形状規定部材上において、前記溶湯が通過する端部側に引上げ方向に延びた凸部を設け、
    前記ノズルの先端を前記凸部の上面に形成する、
    請求項11に記載の引上式連続鋳造方法。
  13. 前記鋳物の表面と前記鋳物に向かって斜め上方向に吹き付けられる前記ガスの流束とのなす角を25度以下とする、
    請求項8〜12のいずれか一項に記載の引上式連続鋳造方法。
  14. 前記冷却ガスと前記鋳物に向かって斜め上方向に吹き付けられる前記ガスとを同じガスとする、
    請求項8〜13のいずれか一項に記載の引上式連続鋳造方法。
  15. 保持炉に保持された溶湯を、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を通過させて引き上げるステップと、
    前記形状規定部材を通過した前記溶湯から形成された前記鋳物に対し、冷却ガスを吹き付けるステップと、を備え、
    前記形状規定部材上において前記溶湯が通過する端部側に引上げ方向に延びた凸部を設ける、引上式連続鋳造方法。
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