JPWO2014157265A1 - 乳化型外用組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、水溶性有機酸と高配合量の粘土鉱物とを含み、特定の粘度を有しつつも保存時にひび割れを生じることのない外用組成物を提供することを目的とする。本発明は、(A)水溶性有機酸と、(B)粘土鉱物5重量%以上とを含み、粘度が10000mPa・s以上である乳化型外用組成物である。

Description

本発明は、水溶性有機酸及び高含有量の粘土鉱物を含み、かつ粘度が一定の数値以上でありながら、製剤のひび割れが抑制された乳化型外用組成物に関する。
一般に、粘土鉱物の微細な粒子部分は強い化学的吸着性を有し、微粒子間に水、油脂成分やタンパク質などを吸着する性質や、皮下からの水分の蒸発を防ぐ作用がある。これらの性質を利用して、皮膚の脂質やタンパク質、剥離部分などの皮膚の汚れ、さらには毛穴の汚れを取り、かつ皮膚の柔軟性を高めるための外用組成物において、粘土鉱物は広く使用されている(例えば特許文献1)。
組成物における粘土鉱物の含有量が高いと、組成物の粘度が高く塗りにくいなどの理由から、粘土鉱物の配合量を5重量%、あるいは1重量%未満などと低く設定した外用組成物が提案されている(特許文献1〜4)。
また外用組成物の製剤のタイプとしては、水性で泥を分散させたもの(化粧水など)や、界面活性剤を配合して乳化させたもの(クリームなど)など様々なものが知られている(特許文献1,2及び4)。さらに粘土鉱物は一般に水により膨潤してゲル化し、組成物の粘度を高めるが、一般にpHが酸性領域にあるとこのゲル化状態が不安定となり、粘度を一定に維持することが困難となるため、pHをコントロールして製剤の安定性を高めるなどの目的で、前記組成物に有機酸塩が配合されている(特許文献1及び2)。
一方、粘土鉱物の効果をより訴求するために、製剤の粘度などについて手当てしつつ、これの配合量を高くした外用組成物も提案されている(特許文献5及び6)。
特開2000−191433号公報 特開2000−191436号公報 特開2001−31553号公報 特開2002−121128号公報 特開2003−81879号公報 特公平3−72202号公報
ところで水溶性有機酸には不要な角質を剥離するピーリング効果があり、美容において有用であるので、広く使用されている。
本発明者は上記の粘土鉱物の効果をより訴求すべく、その配合量を高くした組成物において、水溶性有機酸を組み合わせることを着想した。そして粘土鉱物を含む外用組成物は、特に皮膚に適用して一定時間保持し、皮膚上からふき取る又は水で洗い流すなどして除去することによって、適用部分の不要な角質や油脂成分を除去するパック美容料として好適に使用できることから、そのような製剤として適切な粘度も担保することとした。
しかし、そのような特定の配合及び粘度の外用組成物を調製したところ、その組成物を保存した場合にひび割れが発生することが判明した。このようなひび割れは美容関連製品において重要な外観の点で問題があり、また外用組成物をチューブ充填型の製品とした場合には、チューブから組成物をスムーズに吐出出来ないものと考えられる。
そこで本発明は、このような問題点を解決し、水溶性有機酸と高配合量の粘土鉱物とを含み、特定の粘度を有しつつも保存時にひび割れを生じることのない外用組成物を提供することを課題とする。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討した結果、上記のような構成の組成物を乳化させることによって、ひび割れの発生を防止することができることを見出し、本発明を完成するにいたった。
すなわち本発明の要旨は、以下の通りである。
<1>(A)水溶性有機酸と、(B)粘土鉱物5重量%以上とを含み、粘度が10000mPa・s以上である乳化型外用組成物。
<2>前記水溶性有機酸(A)がヒドロキシカルボン酸である、<1>に記載の乳化型外用組成物。
<3>前記粘土鉱物(B)の乳化型外用組成物における含有量が、5〜50重量%である、<1>又は<2>に記載の乳化型外用組成物。
<4>前記水溶性有機酸(A)がα−ヒドロキシ酸である、<1>〜<3>のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
<5>前記水溶性有機酸(A)が、乳酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グリセリン酸、ピルビン酸、マンデル酸、グルコン酸、フィチン酸、コハク酸、マロン酸及びシュウ酸からなる群より選択される少なくとも1種である、<1>〜<3>のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
<6>前記粘土鉱物(B)が、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、スメクタイト系粘土鉱物、カオリン系粘土鉱物、アンティゴライト系粘土鉱物、パイロフィライト系粘土鉱物、雲母系粘土鉱物、バーミキュライト系粘土鉱物及び緑泥石系粘土鉱物からなる群より選ばれる少なくとも1種である、<1>〜<5>のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
<7>前記粘土鉱物(B)が、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト及びカオリンからなる群より選択される少なくとも1種である、<1>〜<6>のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
<8>前記乳化型外用組成物における油相成分として、炭化水素油、エステル油、高級アルコール及び高級脂肪酸からなる群より選択される少なくとも1種を含む、<1>〜<7>のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
<9><1>〜<8>のいずれかに記載の乳化型外用組成物を含む美容料。
本発明によれば、水溶性有機酸と高配合量の粘土鉱物とを含み、一定の粘度を有しながらも、保存時にひび割れを生じることのない外用組成物が提供される。
比較例1〜3の製剤安定性評価の結果を示す写真である。左から順に比較例1,2,3の試験製剤である。 実施例1〜4及び比較例4の製剤安定性評価の結果を示す写真である。左から順に比較例4、実施例1,2,3,4の試験製剤である。 実施例5〜7の製剤安定性評価の結果を示す写真である。左から順に実施例5,6,7の試験製剤である。 比較例5〜8の製剤安定性評価の結果を示す写真である。左から順に比較例5,6,7,8の試験製剤である。
以下、本発明について詳細に説明する。
[乳化型外用組成物]
上記の通り本発明の乳化型外用組成物は、水溶性有機酸と高配合量の粘土鉱物とを含み、一定の粘度を有する。以下、これら各成分及びその他の成分、本発明の乳化型外用組成物の調製方法等について説明する。
<(A)水溶性有機酸>
本発明の乳化型外用組成物は水溶性有機酸(A)を含んでいるため、ピーリング効果を有している。なお、本明細書において水溶性とは、25℃の水1000gに溶解する量が1g以上(通常900g以下)であることを意味する。
前記水溶性有機酸(A)は、ピーリング効果の観点から好ましくはヒドロキシカルボン酸である。ヒドロキシカルボン酸とはヒドロキシル基及びカルボキシル基を有する化合物であり、それら官能基の数に特に制限はないが、通常ヒドロキシル基は1〜10個、カルボキシル基は1〜5個である。
さらに良好なピーリング効果の観点から、水溶性有機酸(A)はより好ましくはα−ヒドロキシ酸である。
このような水溶性有機酸(A)の例としては、乳酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グリセリン酸、ピルビン酸、マンデル酸、グルコン酸、フィチン酸、コハク酸、マロン酸及びシュウ酸などが挙げられ、これらの中でも、ピーリング効果の観点から乳酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸及びグルコン酸が好ましい。
以上説明した水溶性有機酸(A)は、1種単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
また本発明の乳化型外用組成物(100重量%中)における水溶性有機酸(A)の含有量は、通常0.01〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%である。水溶性有機酸(A)の含有量が0.01重量%未満では、ピーリング効果が得られない傾向があり、一方20重量%を超えると、本発明の乳化型外用組成物においてひび割れを抑制しきれない場合がある。
<(B)粘土鉱物>
本発明の乳化型外用組成物は、粘土鉱物(B)を高配合量で含んでいる。具体的には、乳化型外用組成物100重量%中5重量%以上の量である。5重量%に満たないような少量の配合であれば水溶性有機酸(A)が共存していてもひび割れの問題は生じないが、高い配合量で粘土鉱物(B)を含みかつ水溶性有機酸(A)が共存して粘度が一定以上であると、ひび割れの問題が発生する。
前記粘土鉱物(B)は[背景技術]の項でも述べた通り油脂成分やタンパク質などを吸着するので洗浄作用に優れており、本発明の乳化型外用組成物を皮膚に適用することで、不要な油脂成分や角質等を除去して、皮膚を清潔に美しくすることができると期待される。
本発明においては粘土鉱物(B)として、従来広く使用されている粘土鉱物を特に制限なく使用することができ、粘土鉱物(B)は天然品又は合成品のいずれであってもよい。
前記粘土鉱物(B)の例としては、シルト;
マリンシルト;
タナクラクレイ;
ベントナイト、モンモリロナイト、ヘラクライト、バイデライト、ノントナイト、サポナイト、ヘクトライト、ルーセンタイト、ソーコナイト及びスチブンサイト等のスメクタイト系粘土鉱物;
カオリン、ナクライト、ディッカイト、ハロイサイト及びクリソタイル等のカオリン系粘土鉱物;
アンティゴライト、アメサイト及びクロンステダイトなどのアンティゴライト系粘土鉱物;
パイロフィライト及びタルク(滑石)などのパイロフィライト系粘土鉱物;
イライト、海緑石、セラドナイト、セリサイト、マイカ(雲母)、白雲母、クロム白雲母及び黒雲母などの雲母系粘土鉱物;
バーミキュライトなどのバーミキュライト系粘土鉱物;並びに
緑泥石(クロライト)などの緑泥石系粘土鉱物などが挙げられる。
前記シルトは各種地域の湖における堆積物であり、前記マリンシルトは、例えば沖縄県中南部等の海における堆積物(海泥)であり、前記タナクラクレイは福島県棚倉破砕帯の沈積物である。
また、粘土鉱物(B)の市販品としては、ミロネクトン、ミロネクトンR(以上大日本化成社製)、マリンシルトFP(アンコール・アン社製)、クニピア、スメクトン(以上クニミネ工業社製)、ビーガム(バンダービルト社製)及びベントンLT(東新化成社製)等が例示される。
これらの中でも、皮膚の洗浄効果もしくは製剤とした場合の本発明の乳化型外用組成物の使用感の観点から、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト及びカオリンが好ましい。
以上説明した粘土鉱物(B)は、1種単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
また、前記粘土鉱物(B)の本発明の乳化型外用組成物(100重量%中)における含有量は、皮膚の洗浄作用及び、本発明の課題であるひび割れが発生しつつもそれを有効に抑制する観点から好ましくは5〜50重量%であり、より好ましくは7〜40重量%であり、さらに好ましくは10〜30重量%であり、特に好ましくは15〜25重量%である。
さらに、水溶性有機酸(A)に対する粘土鉱物(B)の含有比率については、特に制限されるものではないが、前記(A)成分1重量部に対して、前記(B)成分が通常0.25〜500重量部、好ましくは1〜60重量部、より好ましくは2〜6重量部となる範囲が例示される。
<界面活性剤>
本発明の組成物は乳化型外用組成物であるので、通常界面活性剤を含んでいる。
本発明においては前記界面活性剤として、当該技術分野において従来使用されているものを広く使用することができる。前記界面活性剤としては、例えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ−オクチル酸ジグリセロールソルビタン及びテトラ−オクチル酸ジグリセロールソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸プロピレングリコールなどのプロピレングリコール脂肪酸エステル類;モノステアリン酸ポリエチレングリコールなどのポリエチレングリコール脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40(HCO−40)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50(HCO−50)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60(HCO−60)及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油80(HCO−80)などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体;ステアリン酸グリセリル(モノステアリン酸グリセリン)、オレイン酸グリセリルなどのグリセリン脂肪酸エステル;モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)及びイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル;グリセリンアルキルエーテル;アルキルグルコシド;ポリオキシエチレンセチルエーテル及びポリオキシエチレンラウリルエーテルなどのポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ステアリルアミン及びオレイルアミンなどのアミン類などが挙げられる。
ひび割れを効果的に抑制する観点からは、これらの中でもポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体及びグリセリン脂肪酸エステルが好ましい。
本発明において界面活性剤は、1種単独で使用しても2種以上併用してもよい。
また、本発明の乳化型外用組成物(100重量%中)における界面活性剤の含有量は、ひび割れを効果的に抑制すべく乳化作用の観点から、通常0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。
<油相成分>
本発明の乳化型外用組成物はO/W型及びW/O型のいずれでもよく、何れの乳化態様とするかは、後述する前記乳化型外用組成物の用途に応じて適宜選択される。乳化の態様の調整方法は当業者に周知である。
このような本発明の乳化型外用組成物における油相を構成する物質としては、従来外用組成物に使用されている油性成分を特に制限なく使用することができるが、その例としては炭化水素油、エステル油、高級アルコール及び高級脂肪酸が挙げられる。
前記炭化水素油の具体例としては、スクワラン、スクワレン、パラフィン、流動パラフィン、軽質流動パラフィン、重質流動パラフィン、マイクロクリスタリンワックス及びワセリンなどが挙げられ、
前記エステル油の具体例としては、アジピン酸イソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、オクタン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸グリセリル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸エチル及びリンゴ酸ジイソステアリルなどが挙げられ、
前記高級アルコールの具体例としては、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、ヘキシルドデカノール、バチルアルコール、フィトステロール及びコレステロールなどが挙げられ、
前記高級脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸及びイソステアリン酸などが挙げられる。
これらの油相成分は1種単独で使用しても2種以上を併用してもよく、また本発明の乳化型外用組成物(100重量%中)における前記油相成分の含有量は、通常0.1〜15重量%程度の範囲とされる。
<その他の成分>
本発明の乳化型外用組成物は、以上説明した水溶性有機酸(A)及び粘土鉱物(B)を含み、また通常上記界面活性剤及び油相成分を含んでおり、さらに必要に応じて、例えば以下に説明するその他の成分を含んでいてもよい。これらの成分の含有量は公知の範囲であって、各成分の効果を示し、かつ本発明の効果を損なわない程度の量とされ、各成分を1種単独で使用しても2種以上を併用してもよく、また同様の効果を示す成分を1種単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
このようなその他の成分はその親水性(疎水性)に従って、本発明の乳化型外用組成物における水相又は油相中に分布する。
(有機酸塩)
上述の通り粘土鉱物(B)は組成物のpHによってゲル化の状態が変化するので、本発明の乳化型外用組成物のpHを一定範囲に維持するため、当該組成物は緩衝剤として機能する有機酸塩を含んでいてもよい。その具体例としては、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、酒石酸、ピロリドンカルボン酸及びグルコン酸等の、カリウム塩、ナトリウム塩及びカルシウム塩などが挙げられる。
(増粘剤)
本発明の乳化型外用組成物は、後述する通り一定の粘度が求められる用途に好適に使用される。粘土鉱物(B)の存在により組成物の粘度は高まるが、不十分である場合には増粘剤を配合することによって、乳化型外用組成物の粘度を適切な範囲とすることができる。その具体例としては、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びカルボキシエチルセルロースなどのセルロース系増粘剤、グアーガム、キサンタンガム、ペクチン、プルラン、ゼラチン、ローカストビーンガム、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、アルギン酸、アルギン酸プロピレングリコール、マクロゴール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー、並びにポリアクリレートクロスポリマーなどが挙げられる。
(キレート剤)
本発明の乳化型外用組成物を保存しておくと、離水が起こり、水分が組成物の上部に浮き出てくる場合があり、このとき粘土鉱物(B)などに由来すると考えられる金属の影響で、水が着色していることがある。このような外観はユーザーに不快感を与えかねないので、乳化型外用組成物にキレート剤を配合することによって前記着色を防止することが好ましい。その具体例としては、EDTA・2ナトリウム塩及びEDTA・カルシウム・2ナトリウム塩などが挙げられる。
(保存剤)
本発明の乳化型外用組成物の保存安定性を高めるために、当該組成物に保存剤を配合してもよい。その具体例としては、例えば、フェノキシエタノール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル及びパラオキシ安息香酸メチルなどが挙げられる。
(多価アルコール)
本発明の乳化型外用組成物に保湿作用を付与するために、多価アルコールを配合してもよい。その具体例としては、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、イソプレングリコール、1、3−ブチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、デカンジオール及びネオペンチルグリコールなどが挙げられる。
(粉体)
本発明の乳化型外用組成物に粉体を配合することにより、特に前記組成物をパック美容料用途に使用した場合の、その肌への密着感が向上する。前記粉体としては、無機粉体、有機粉体及び色素等の化粧品原料として一般に用いられるものを配合することができ、その具体例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、シリカ、硫酸バリウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、窒化ホウ素、酸化鉄、ナイロン、ポリエチレン末、ポリスチレン末、ポリメタクリル酸アルキル粉末、セルロース末、ウレタン末及びトリメチルシルセスキオキサン粉末などが挙げられる。さらにこれらの粉体に疎水化等の表面処理をしたものも使用可能である。
(pH調整剤)
本発明の乳化型外用組成物は、pHを調整して粘土鉱物(B)のゲル化の状態等を調節して組成物の粘度をコントロールしかつその使用感を高めるため、pH調整剤を含んでいてもよい。その具体例としては、無機酸(塩酸、硫酸など)、無機塩基(水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなど)及び有機塩基(トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)などが挙げられる。
以上説明したその他の成分のほかに、本発明の乳化型外用組成物には、その用途に応じて、本発明の効果を損なわない限度で、美容料等に配合される成分、例えば、染料、紫外線吸収剤、保湿剤、防腐剤、香料、各種薬剤等を配合することができる。
<乳化型外用組成物の調製方法>
本発明の乳化型外用組成物は、上記で説明した各種成分を公知の方法に従って混合・乳化することにより調製することができる。その調製方法の一例を挙げれば以下の通りである。水相と油相は別々に調製し、それぞれ70℃以上に加温する。その後、70℃以上の温度条件下にて両相を混合撹拌させ、必要に応じてホモミキサーなどの機械的撹拌力を加えて本発明の乳化型外用組成物を調製する。
5重量%以上といった、粘土鉱物(B)を高含有量で配合した一定の粘度を有する組成物において水溶性有機酸(A)を共存させると、保存した際にひび割れが生じてしまう。本発明者は、このような両成分を含む組成物を乳化させることによって、ひび割れの発生を防止することができることを見出した。
なお、本発明の乳化型外用組成物の調製に当たっては通常水溶性有機酸(A)を配合することとなるが、その塩を配合したとしても、塩酸などを添加することで組成物のpHを低くすると、弱酸である水溶性有機酸(A)が遊離する。このようにして組成物の調製において水溶性有機酸(A)は添加していないが、pH調整等の結果として遊離の水溶性有機酸(A)が含まれる乳化型外用組成物も、本発明の範囲に含まれる。
<乳化型外用組成物の特性>
(粘度)
本発明の乳化型外用組成物は粘土鉱物(B)といった、粘度を上昇させる成分を多く含んでおり、パック美容料などの用途に好適な比較的高い粘度を有している。具体的には本発明の乳化型外用組成物の粘度は10000mPa・s以上である。粘度が10000mPa・s未満では、皮膚に適用した際に組成物が皮膚から容易に流れ落ちてしまい、粘土鉱物(B)の油脂成分・タンパク質吸着効果が十分に発揮されない。なお、本明細書において粘度とは、TV10型粘度計を用いて、H7ローターで25℃、回転速度20rpmにて回転させて30秒経過後に測定した場合の粘度を指す。
本発明の乳化型外用組成物の粘度は、その各種用途における好適な粘度の観点から、好ましくは10000〜300000mPa・sであり、特に好ましくは10000〜100000mPa・sである。前記組成物の粘度は、粘土鉱物(B)などの増粘作用を有する成分の含有量や、pHの調節などによって調整可能である。
(pH)
本発明の乳化型外用組成物のpHは、水溶性有機酸(A)がピーリング効果を発揮し得る範囲であれば特に制限されないが、通常1〜7程度の範囲にあり、好ましくは3〜6程度の範囲にある。
粘土鉱物(B)は水が存在することでゲルとなり、これによって本発明の乳化型外用組成物に望ましい粘度が与えられるが、pHが低いとゲル化の状態が不安定となり、粘度が不十分となる場合がある。しかしながら本発明の組成においては、例えばpH5程度といった弱酸性環境においても、10000mPa・s以上という、パック美容料などの用途において好適な粘度が達成される。
[乳化型外用組成物の用途]
本発明の乳化型外用組成物はピーリング効果に優れた水溶性有機酸(A)と、油脂成分・タンパク質吸着効果に優れた粘土鉱物(B)とを含有しており、かつ10000mPa・s以上という比較的高い粘度を有している。
これらの特性から、本発明の乳化型外用組成物は美容料、特に皮膚に適用して一定時間保持し、皮膚上からふき取る、水で洗い流す又は剥がすなどして除去することによって、適用部分の不要な角質や油脂成分を除去するパック美容料の用途に好適である。
パック美容料の製剤形態としては、クリーム状又は泥状の塗布型製剤、不織布等の基材に乳化型外用組成物を浸漬させるか基材表面に前記組成物の層を形成したシート型製剤など、パック美容料について従来採用されている形態を特に制限なく採用することができる。
塗布型製剤の場合には乳化型外用組成物は、例えばチューブ型の容器や円筒形の容器に充填されて使用される。容器の材質としては、例えば、ポリエチレン(HDPE、LDPE及びLLDPE等)、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ABS樹脂、エチレンビニルアルコール樹脂、ポリスチレン、ガラス、並びに金属(アルミ等)などを例示できる。また、これらの材料は、強度、柔軟性、耐候性、又は前記組成物や材料等の成分の安定性などを考慮し、各種コーティング処理を行ったり、これらの材料を例えば混合するなどして組み合わせたり、積層したりして、容器材料として用いることができる。本発明の乳化型外用組成物においてはひび割れの発生が抑制されているので、チューブ型の容器から組成物をスムーズに吐出することができ、また外観の点でもユーザーに不快感を与えることがない。
シート型製剤の場合には特に組成物のひび割れが外観上の問題点となるが、本発明の乳化型外用組成物においてはそれが抑制されていることから、良好な外観のシート型製剤を提供することができる。
このような本発明の乳化型外用組成物を採用した美容料を使用すれば、水溶性有機酸(A)によるピーリング効果及び粘土鉱物(B)による油脂成分・タンパク質除去作用により、不要な油脂成分や角質、種々の汚れ等を除去して、皮膚を清潔に美しくすることができると期待される。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されない。なお、以下において数値の単位は、特に示されない限り「重量%」である。
[試験例 製剤安定性評価]
下記表1〜4に示された組成に従い、実施例及び比較例の試験製剤を常法により調製した。具体的には、水溶性成分を精製水に溶解させた水相を調製後、粘度鉱物及び油溶性成分を水相中に分散させた。さらに実施例群では、水相及び油相(粘土鉱物及び油溶性成分)を70℃〜80℃に加温した状態で混合し、ホモミキサーで乳化することにより乳化された組成物を調製した。
得られた各試験製剤30gを透明ガラスバイアルに充填し、密栓後50℃にて保管した。24時間後に各試験製剤にひび割れが生じているかどうかを目視で観察し、その結果(写真)を図1(比較例1〜3)、2(実施例1〜4及び比較例4)、3(実施例5〜7)及び4(比較例5〜8)に示した。
なお各試験製剤の粘度は、製剤をガラス製30mlネジ口瓶に入れ、TV10型粘度計を用いて、H7ローターを使用し、25℃、回転速度20rpmの条件で、回転開始から30秒経過後に測定した値である(なお、粘度計の測定限界(上限)は200000mPa・sである)。
比較例1〜3は、乳化していない組成物である。いずれも水溶性有機酸(乳酸及びグルコン酸)を含み、さらに粘土鉱物を30重量%以上の高含有量で含んでいるが、粘度が10000mPa・s未満の比較例1はひび割れが生じておらず、それを超えている比較例2及び3ではひび割れが生じている。
しかしながら、実施例1〜7の通り、水溶性有機酸及び高含有量の粘土鉱物を含み、かつ粘度が10000mPa・sを超えても、乳化させることによって製剤のひび割れが防止されている。一方乳化させていない比較例4は、比較例2及び3と同様、ひび割れが生じている。
また、比較例5〜8は乳化していない組成物である。比較例5では粘土鉱物が高含有量で配合されており粘度も10000mPa・sを超えているが、水溶性有機酸が配合されておらず、ひび割れを生じていない。このような組成物において水溶性有機酸を配合すると(比較例6)、ひび割れが生じるようになる。一方比較例7は水溶性有機酸及び粘度鉱物が配合されており、粘度が10000mPa・sを超えているが(増粘剤としてポリアクリレートクロスポリマー-6が配合されている)、粘土鉱物の含有量が5重量%未満であり、ひび割れが生じていない。また、比較例8は粘土鉱物が高含有量で配合され、粘度が10000mPa・sを超えているが、水溶性有機酸が配合されておらず、その代わりに水溶性有機酸の塩が配合されている(なお、pHはアルカリ性領域である)。このような組成では、ひび割れが生じていないことがわかる。
[製剤例]
上記[試験例]におけるのと同様な方法で、下記表5に示す組成の本発明の乳化型外用組成物を調製した(実施例8〜13)。なお、前記乳化型外用組成物の粘度はいずれも10000mPa・s以上であり、pHは3〜7の範囲内であった。

Claims (9)

  1. (A)水溶性有機酸と、
    (B)粘土鉱物5重量%以上と
    を含み、粘度が10000mPa・s以上である乳化型外用組成物。
  2. 前記水溶性有機酸(A)がヒドロキシカルボン酸である、請求項1に記載の乳化型外用組成物。
  3. 前記粘土鉱物(B)の乳化型外用組成物における含有量が、5〜50重量%である、請求項1又は2に記載の乳化型外用組成物。
  4. 前記水溶性有機酸(A)がα−ヒドロキシ酸である、請求項1〜3のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
  5. 前記水溶性有機酸(A)が、乳酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グリセリン酸、ピルビン酸、マンデル酸、グルコン酸、フィチン酸、コハク酸、マロン酸及びシュウ酸からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
  6. 前記粘土鉱物(B)が、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、スメクタイト系粘土鉱物、カオリン系粘土鉱物、アンティゴライト系粘土鉱物、パイロフィライト系粘土鉱物、雲母系粘土鉱物、バーミキュライト系粘土鉱物及び緑泥石系粘土鉱物からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
  7. 前記粘土鉱物(B)が、シルト、マリンシルト、タナクラクレイ、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト及びカオリンからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜6のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
  8. 前記乳化型外用組成物における油相成分として、炭化水素油、エステル油、高級アルコール及び高級脂肪酸からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の乳化型外用組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の乳化型外用組成物を含む美容料。
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