JPWO2014136209A1 - シャッター開閉機構および換気扇 - Google Patents

シャッター開閉機構および換気扇 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014136209A1
JPWO2014136209A1 JP2015504044A JP2015504044A JPWO2014136209A1 JP WO2014136209 A1 JPWO2014136209 A1 JP WO2014136209A1 JP 2015504044 A JP2015504044 A JP 2015504044A JP 2015504044 A JP2015504044 A JP 2015504044A JP WO2014136209 A1 JPWO2014136209 A1 JP WO2014136209A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
spring
torque
opening
spring mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015504044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5921760B2 (ja
Inventor
雄一 安田
雄一 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5921760B2 publication Critical patent/JP5921760B2/ja
Publication of JPWO2014136209A1 publication Critical patent/JPWO2014136209A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F13/075Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser having parallel rods or lamellae directing the outflow, e.g. the rods or lamellae being individually adjustable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/007Ventilation with forced flow
    • F24F7/013Ventilation with forced flow using wall or window fans, displacing air through the wall or window
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • F24F13/14Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
    • F24F13/1426Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means
    • F24F2013/146Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre characterised by actuating means with springs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

シャッター開閉機構100は、矩形状の枠体10と、シャッター面21a、21b、21cの一方の側縁22a、22b、22c寄りの位置に設けられたシャッター回転軸41a、41b、41cにおいて枠体10に回転自在に設置されているシャッター板20a、20b、20cと、一方の側縁22a、22b、22c寄りに固定され、それぞれシャッター板20a、20b、20cに対して傾斜しているシャッター腕40a、40b、40cと、シャッター腕40a、40b、40cを互いに連結する連結板30と、シャッター腕40aとシャッター腕40bとに跨がって取り付けられているばね50とを有し、ばね50の一方の端部は、シャッター腕40aに設けられたばね取付部45a1またはばね取付部45a2の何れかに選択的に取り付けられることによって、シャッター板20aの開閉を補助するトルクの特性を変更可能にする。

Description

本発明はシャッター開閉機構および換気扇、特に、風圧式のシャッター開閉機構および該シャッター開閉機構を有する換気扇に関するものである。
従来、壁取付用換気扇(以下「換気扇」と称す)とそのシャッター開閉機構は、以下のような構成になっていた。
すなわち、換気扇は壁に形成された貫通孔に据え付けられるものであって、全体を支持し壁に固定する機能を持ち、室内側と室外側とがそれぞれ開口した枠体と、枠体に支持された電動機と、電動機の回転軸にスピンナー(固定手段)によって着脱可能に固定されたファンと、枠体に固定され、ファンを包囲して風洞を形成する着脱可能なオリフィスを備えている。
そして、電源ケーブルによって供給される電源を、引き紐式スイッチ等により制御することによってファン(電動機)を回転駆動させ、室内側の空気と室外側の空気との間に気流を形成し、室内を換気している。
また、枠体には、換気を行わないときに室内と室外とを遮断するためのシャッターが備えられている。例えば、風圧式のシャッターは、ファン(電動機)を起動しファンによる気流が形成されると、シャッターを押す圧力によって開放(室内と室外とが連通)され、ファン(電動機)を停止しファンによる気流が形成されないと、シャッターを押す圧力が無くなりシャッターは閉鎖(室内と室外とを遮断)する。
シャッターは、互いに平行に配置された複数のシャッター板を有し、複数のシャッター板の上縁寄りの位置が、それぞれ平行なシャッター軸において枠体に回転自在に設置され、シャッター板の下縁寄りの範囲が室外側に突出するように回転する。また、複数のシャッター板の上縁寄りの位置には、それぞれ室内側に突出するシャッター腕が固定され、複数のシャッター腕の室内側の端部は、該端部に設けられた連結軸においてそれぞれ連結板に接続されている。
すなわち、複数のシャッター軸と複数の連結軸とは、互いに平行であって、複数のシャッター軸が配置されている面(仮想面)と、複数の連結軸が配置されている面(仮想面)とは平行になっている(例えば、特許文献1参照)。
実願昭61−139472号(実開昭63−46738号)のマイクロフィルム(第1頁、図1、図3)
図5A〜図6Bは、シャッター開閉機構におけるトルクの発生状況を説明するものであって、図5Aは壁に取り付けた場合の自重の方向等を示す部分側面図、図5Bは天井に取り付けた場合の自重の方向等を示す部分側面図、図6Aは壁に取り付けた場合のシャッター開き角度とトルクとの関係を示す相関グラフ、図6Bは天井に取り付けた場合のシャッター開き角度とトルクとの関係を示す相関グラフである。
シャッター開閉機構において、風圧によるトルクは、圧力の性質上シャッターが開くほど低下するトルクであるため、同一の気流条件でシャッターをより開かせるためには、シャッター開閉補助機構を備えることで補助トルクを発生させてシャッターが閉じる方向のトルクを相殺するか、シャッター板の質量を下げて閉じ方向のトルク自体を下げる必要がある。
図5Aおよび図5Bにおいて、シャッター板20cが自重によって閉じる方向のトルクは、シャッター板20cの質量mと重力加速度gと、シャッター板20cの重心Gとシャッター板20cの回転中心Oとの距離Lと、線分OGがシャッター板20cが閉じた時に枠体10の開口面となす角度ψ及びシャッター開き角度θにより決定される。
すなわち、壁取付けの場合(図5A参照)は「m・g・L・sin(ψ+θ)」、天井取付けの場合(図5B参照)は「m・g・L・cos(ψ+θ)」で表される。
また、シャッター板20cに同じ形状の複数枚のシャッター板が同じ角度で動作するよう連結される場合、自重によって閉じる方向のトルクの合計は、前述の式において質量mを複数枚のシャッター板の合計質量に置き換えて求められる。
図6Aに示すトルクとシャッター開き角度θとの相関グラフにすれば、壁取付けの場合の閉じ方向のトルク特性はサイン(sin)曲線を描く。図6Bに示すトルクとシャッター開き角度θとの相関グラフにすれば、天井取付けの場合の閉じ方向のトルク特性はコサイン(cos)曲線を描く。一方、風圧によるシャッター開き方向のトルクは換気扇の姿勢によらず同じトルク特性である。
閉じ方向のトルクと開き方向のトルクのグラフ交点がシャッターが釣り合い停止する角度である。したがって、前述したように風圧による開き方向のトルクはそのままにして、シャッターをより開くようにするには、閉じ方向のトルクを下げる必要がある。
しかしながら、サイン曲線のトルク特性とコサイン曲線のトルク特性とでは、閉じ方向のトルクを開き方向のトルク未満にするために必要な下げ幅が異なる。
すなわち、シャッター開閉補助機構を用いて閉じ方向のトルクを相殺する場合、壁取付用の換気扇と天井取付用の換気扇では最適な補助トルクの特性は異なり、壁取付けではシャッターが開くほど補助トルクが大きくなる必要があるのに対し、天井取付けではシャッター開き角度θによらず一定の補助トルクが出ているか、シャッターが開くほど補助トルクが低下すれば良い。
この違いにより、シャッター開閉機構を用いた換気扇は、その取付姿勢を変更するとシャッターが上手く動作しないおそれがあることから、壁取付用と天井取付用とでは別々のシャッター開閉機構を用いるか、シャッター板の材料にアルミや樹脂等の軽量な材料を用いて風圧のみでシャッター板が開く仕様にしていた。
すなわち、壁取付用換気扇と天井取付用換気扇に分けた場合は専用部品が必要になることから生産効率が悪く、シャッター板の材料を軽量とする場合には材料コストが高いことや耐熱性により換気扇の用途が限定される問題がある。
本発明の目的は、従来の壁取付け専用風圧式シャッター付換気扇と同じ部品で構成され、天井取付けにも対応可能な換気扇を提供することにある。
本発明に係るシャッター開閉機構は、矩形状の枠体と、一方の側縁寄りの位置が、前記枠体に回転自在に軸支された複数のシャッター板と、該シャッター板が同時に開閉動作するよう該シャッター板同士を連結する連結板と、前記シャッター板のうちの一対のシャッター板を繋ぐように取付けられたばねと、前記一対のシャッター板の少なくとも一方のシャッター板に複数設けられ、前記ばねの一方の端部を取り付けることができるばね取付部と、を有し、前記複数のばね取付部のうちの何れかのばね取付部を選択して、該選択されたばね取付部に前記ばねの一方の端部を取り付けることによって、前記シャッター板の開閉を補助するトルクの特性を変更することを特徴とする。
本発明に係るシャッター開閉機構は、ばねの取付位置を変更することでシャッター開き角度に対してシャッター開閉機構が発生するトルクの相関特性を切り換えることができるため、同一の部品を用いたまま壁取付けと天井取付けの両方に対応した換気扇(風圧式シャッター付換気扇)を提供することができる。
なお、本発明において「ばね」とは、文字通り「コイルばね等」に限定するものではなく、一対の部材に跨がって連結された際、該一対の物体同士の距離の変動によって、該一対の物体間に作用する力が変動する弾性体を含むものである。
本発明の実施の形態1に係るシャッター開閉機構を説明する壁取付けに対応した場合の、シャッターが閉じたときを示す側面図。 本発明の実施の形態1に係るシャッター開閉機構を説明する壁取付けに対応した場合の、シャッターが開いたときを示す側面図。 本発明の実施の形態1に係るシャッター開閉機構を説明する天井取付けに対応した場合の、シャッターが閉じたときを示す側面図。 本発明の実施の形態1に係るシャッター開閉機構を説明する天井取付けに対応した場合の、シャッターが開いたときを示す側面図。 図1Aおよび図1Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター全閉時のばね長さとトルクアーム長さとを模式的に示す側面図。 図1Aおよび図1Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター開き角度30°の時のばね長さとトルクアーム長さとを模式的に示す側面図。 図1Aおよび図1Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター開き角度60°の時のばね長さとトルクアーム長さとを模式的に示す側面図。 図2Aおよび図2Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター全閉時のばね長さとトルクアーム長さとを模式的に示す側面図。 図2Aおよび図2Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター開き角度30°の時のばね長さとトルクアーム長さとを模式的に示す側面図。 図2Aおよび図2Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター開き角度60°の時のばね長さとトルクアーム長さとを模式的に示す側面図。 図1Aおよび図1Bに示すシャッター開閉機構における自重の方向等を示す部分側面図。 図2Aおよび図2Bに示すシャッター開閉機構におけるトルクの発生状況を説明する壁に取り付けた場合の自重の方向等を示す部分側面図。 図1Aおよび図1Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター開き角度とトルクとの関係を示す相関グラフ。 図2Aおよび図2Bに示すシャッター開閉機構におけるシャッター開き角度とトルクとの関係を示す相関グラフ。 本発明の実施の形態2に係る換気扇を説明する各部材を分離して模式的に示す斜視図(壁取付の場合)。 本発明の実施の形態2に係る換気扇を説明する各部材を分離して模式的に示す斜視図(天井取付の場合)。
本発明を実施するための形態
[実施の形態1]
図1A〜図2Bは、本発明の実施の形態1に係るシャッター開閉機構を説明するものであって、図1Aは壁取付けに対応した場合の、シャッターが閉じたときを示す側面図、図1Bは壁取付けに対応した場合の、シャッターが開いたときを示す側面図、図2Aは天井取付けに対応した場合の、シャッターが閉じたときを示す側面図、図2Bは天井取付けに対応した場合の、シャッターが開いたときを示す側面図である。なお、各図は、部材の一部(枠体の側壁)を透視したものであって、模式的に示しているから、本発明は図示された形態に限定するものではない
図1A〜図2Bにおいて、シャッター開閉機構100は、側壁11、12、13、14によって包囲された矩形状の枠体10(側壁12,14および枠体10については図7参照)と、枠体10のうちの対向する側壁12、14に回転自在に設置されたシャッター板20a、20b、20cとを有している(シャッター板20aの下方および上方に、それぞれシャッター板20bおよびシャッター板20cが配置されている)。
シャッター板20a、20b、20cは、略矩形状のシャッター面21a、21b、21cを有し、シャッター面21a、21b、21cの一方(図1において、上側)の側縁22a、22b、22c寄りの位置に設けられたシャッター回転軸41a、41b、41cにおいて、枠体10に回転自在に設置されている。
また、一方の側縁22a、22b、22c寄りの位置には、シャッター面21a、21b、21cに対して傾斜した(シャッター面21a等に対して平行または同一面でない)シャッター腕40a、40b、40cが固定され、シャッター腕40a、40b、40cは、シャッター腕40a、40b、40cに設けられた連結回転軸43a、43b、43cにおいて、連結板30によって互いに連結されている。
さらに、シャッター腕40aには、シャッター回転軸41aと連結回転軸43aとを結ぶ仮想線に対してシャッター腕40bから離れた位置(上側)にばね取付部45a1が設けられ、シャッター回転軸41aと連結回転軸43aとを結ぶ仮想線に対してシャッター腕40b寄りの位置(下側)にばね取付部45a2が設けられ、また、シャッター腕40bには、ばね取付部45bが設けられている。
そして、壁取付けに対応する場合には、ばね取付部45a1とばね取付部45bに跨がってばね50が取り付けられている(図1A、図1B参照)。一方、天井取付けに対応する場合には、ばね取付部45a2とばね取付部45bに跨ってばね50が取り付けられる(図2A、図2B参照)。
すなわち、ばね50の一方の端部のシャッター腕40aへの取付位置が、壁取付けに対応する場合と天井取付けに対応する場合とで相違している。このとき、ばね50は伸長または圧縮された状態で取り付けられているから、シャッター腕40aとシャッター腕40bとには(シャッター板20aとシャッター板20bとには)、互いに反対方向に回転させようとするトルクが作用している。
ここでは、シャッター腕40aとシャッター腕40bとに跨がってばね50を取り付けているが、本発明はこれに限定するものではなく、シャッター腕40bに代えて、シャッター腕40cにばね取付部45cを設けて、シャッター腕40cとシャッター腕40aとに跨がってばね50を取り付けてもよい。
また、本発明は3枚のシャッター板20a、20b、20cに限定するものではなく、シャッター板は複数であれば何枚であってもよい。
なお、以下、それぞれの部材(部位)について共通の内容を説明する場合には、部材(部位)に付した符号の小番「a、b、c」の記載を省略する。
そして、シャッター板20の一部を折り曲げ加工して、シャッター腕40をシャッター板20と一体的に形成してもよいことから、シャッター回転軸41は、シャッター板20の回転軸、あるいはシャッター腕40の回転軸に相当している。また、シャッター回転軸41の構造は限定するものではなく、軸部または軸受部を、それぞれ固定側または回転側の何れに設けてもよい。
図1Bおよび図2Bにおいて、シャッター面21に、シャッター面21の他方(同図において下側)の側縁23を右上方向に移動させる風圧が作用したとき、シャッター板20およびシャッター腕40は、シャッター回転軸41を回転中心にして反時計回りに回転する。そうすると、シャッター腕40aに作用するトルクのトルクアーム長さC1(図3A〜図3C参照)、トルクアーム長さC2(図4A〜図4C参照)と、シャッター腕40bに作用するトルクのトルクアーム長さD1(図3A〜図3C参照)、トルクアーム長さD2(図4A〜図3C参照)が変動するため、かかる2つのトルクの差分として「開閉補助トルク」が発生する(これについては別途詳細に説明する)。
図3A〜図4Cは、本発明の実施の形態1に係るシャッター開閉機構におけるばね長さとトルクアーム長さとが変動することを説明するために模式的に示す側面図であって、図3Aは壁取付けに対応させた場合のシャッター全閉時、図3Bは壁取付けに対応させた場合のシャッター開き角度30°の時、図3Cは壁取付けに対応させた場合のシャッター開き角度60°の時、図4Aは天井取付けに対応させた場合のシャッター全閉時、図4Bは天井取付けに対応させた場合のシャッター開き角度30°の時、図4Cは天井取付けに対応させた場合のシャッター開き角度60°の時である。
図3A〜図3Cにおいて、ばね50をばね取付部45a1に係止した場合、シャッター回転軸41aとばね取付部45a1と結ぶ線分を回転線分46a1として、回転線分46a1の長さである回転半径を「A1」とし、シャッター回転軸41bとばね取付部45bと結ぶ線分を回転線分46bとして、回転線分46bの長さである回転半径を「B」としたとき、前記回転半径には「A1>B」の関係がある。
また、ばね50(ばね50の荷重方向)が回転線分46a1となす角度である荷重角度を「α1」とし、ばね50(ばね50の加重方向)が回転線分46bとなす角度である荷重角度を「β1」としたとき、シャッター板20が開く(シャッター開き角度「θ」が増加する)につれて、荷重角度α1は直角に向かって増加し、β1は0°に向かって減少するように、ばね取付部45a1、45bは配置されている。
これにより、ばね50はシャッター腕40a、40bを、それぞれ「ばね荷重Q1」で引張ることになる。
そうすると、シャッター腕40aには「ばね荷重Q1」と「A1・sinα1」で算出されるトルクアーム長さC1との積「Q1・C1=Q1・A1・sinα1」であるシャッター板20aを開く方向の「トルクTa1」が作用する。一方、シャッター腕40bには、「ばね荷重Q1」と「B・sinβ1で」算出されるトルクアーム長さD1との積「Q1・D1=Q1・B・sinβ1」であるシャッター板20bを閉じる方向の「トルクTb1」が発生する。このとき、シャッター腕40aとシャッター腕40bとは連結板30によって繋がれていることにより、シャッター開閉機構100には、2つのトルクの差分(Ta1−Tb1)である開閉補助トルクが発生する。
そして、シャッター板20が風圧を受けて開く方向に回転すると、ばね取付部45a1およびばね取付部45bはそれぞれ回転移動し、シャッター腕40aにおけるトルクアーム長さC1が長くなること(C1>D1)により、シャッター板20aに発生するシャッター板20aを開く方向に作用するトルクTa1は増加し、一方、シャッター腕40bにおけるトルクアーム長さD1が短くなる。このため、シャッター板20bに発生するシャッター板20bを閉じる方向に作用するトルクTb1は減少するから、シャッター開閉機構100において、開閉補助トルク((Ta1−Tb1)>0)はシャッター板20がより大きく開くほど増加することになる。
図4A〜図4Cにおいて、ばね50をばね取付部45a2に係止した場合、シャッター回転軸41aとばね取付部45a2と結ぶ線分を回転線分46a2として、回転線分46a2の長さである回転半径を「A2」とし、シャッター回転軸41bとばね取付部45bと結ぶ線分を回転線分46bとして、回転線分46bの長さである回転半径を「B」としたとき、前記回転半径には「A2>B」の関係がある。
また、ばね50(ばね50の荷重方向)が回転線分46a2となす角度である荷重角度を「α2」とし、ばね50(ばね50の加重方向)が回転線分46bとなす角度である荷重角度を同様に「β2」としたとき、シャッター板20が開く(シャッター開き角度「θ」が増加する)につれて、荷重角度α2は90°付近から始まり180°に向けて増加し、β2は0°に向かって減少するように、ばね取付部45a2、45bは配置されている。
これにより、ばね50はシャッター腕40a、40bを、それぞれ「ばね荷重Q2」で引張ることになる。
そうすると、シャッター腕40aには、ばね50を45a1に係止した場合には「ばね荷重Q2」と「A2・sinα2」で算出されるトルクアーム長さC2との積「Q2・C2=Q2・A2・sinα2」であるシャッター板20aを開く方向の「トルクTa2」が作用する。
一方、シャッター腕40bには、「ばね荷重Q2」と「B・sinβ2で」算出されるトルクアーム長さD2との積「Q2・D2=Q2・B・sinβ2」であるシャッター板20bを閉じる方向の「トルクTb2」が発生する。このとき、シャッター腕40aとシャッター腕40bとは連結板30によって繋がれていることにより、シャッター開閉機構100には、2つのトルクの差分(Ta2−Tb2)である開閉補助トルクが発生する。
そして、シャッター板20が風圧を受けて開く方向に回転すると、ばね取付部45a2およびばね取付部45bはそれぞれ回転移動し、シャッター腕40aにおけるトルクアーム長さC2が短くなることにより、シャッター板20aに発生するシャッター板20aを開く方向に作用するトルクTa2は減少する。
一方、シャッター腕40bにおけるトルクアーム長さD2は短くなる。このため、シャッター板20bに発生するシャッター板20bを閉じる方向に作用するトルクTb2は減少する。このとき「A2>B」であることより、シャッター開閉機構100において、開閉補助トルク((Ta2−Tb2)>0)はシャッター板20がより大きく開くほど緩やかに減少することになる。
図6Aおよび図6Bにおいて、シャッター板20の自重により発生するトルク(図中、破線にて示す)とファン215(図7参照))からの風圧により発生するトルク(図中、細実線にて示す)をシャッター開き角度θとの相関グラフで表し、補助トルクが加わることによりシャッター開き角度θが変化することを確認すれば、閉じ方向のトルクと開き方向のトルクの釣り合うグラフ交点がシャッターが停止する角度である。
図6Aにおいて、壁取付けの場合、シャッター板20の自重による閉じ方向のトルク特性(破線)は前述したとおりシャッター開き角度θの関数「m・g・L・sin(ψ+θ)」であるから、「ψ>0°」かつ「0°<(ψ+θ)<90°」の範囲においては、「θ=0°」を最小として、θが大きくなるほど増加する。
このため、同様にθが増すほど増加する補助トルク(Ta1−Tb1)によって相殺されると、補助後の閉じ方向のトルク(図中、太実線にて示す)はシャッター板20のシャッター開き角度θが大きくなっても殆ど増加しない特性となり、トルクの釣り合うシャッター開き角度θは大きくなる。
図6Bにおいて、天井付けの場合、シャッター板の自重による閉じ方向のトルク特性(図中、破線にて示す))は、シャッター開き角度θの関数「m・g・L・cos(ψ+θ)」であるから、「ψ>0°」かつ「0°<(ψ+θ)<90°」の範囲においては。「θ=0°」を最大として、θが大きくなるほど減少する。
これに対し、補助トルク(Ta2−Tb2)は「θ=0°」付近を最大として緩やかに減少していく特性であるので、補助後の閉じ方向のトルク(図中、太実線にて示す)は、風圧による開き方向のトルクを上回っていた状態が改善され、また、風圧による開き方向のトルクの減少よりも緩やかな傾斜で減少する特性となり、シャッター板20が大きく開いた角度で風圧による開き方向のトルクと釣り合うようになる。
このように、シャッター開閉機構100は、開閉機構のばねの係止位置を変更することで、異なる補助トルクを必要とする壁取付けと天井取付けの双方に対して、シャッター板20の開閉を補助する効果を得ることが可能になる。
[実施の形態2]
図7A、図7Bは本発明の実施の形態2に係る換気扇を説明するものであって、図7Aは換気扇を壁取付に用いた場合について、図7Bは換気扇を天井取付に用いた場合について、各部材を分離して模式的に示す斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図7A、図7Bにおいて、換気扇200は、建造物の壁または天井に形成された貫通孔(図示しない)に据え付けられるものであって、実施の形態1において説明したシャッター開閉機構100と、シャッター開閉機構100の枠体10の側壁11、13に跨がって固定された電動機固定梁211と、電動機固定梁211に固定された電動機212と、電動機212の電動機回転軸213にスピンナー(固定手段)214によって着脱可能に固定されたファン215と、枠体10に着脱自在に設置され、ファン215を包囲して風洞を形成する(ファン215からの送風をシャッター板20に向かって案内する風路を形成する)着脱可能なオリフィス216と、を備えている。
そして、電動機212に電力を供給するための電源線221が配線ボックス222を経由して電動機212に接続されている。
したがって、使用者が図示しない壁スイッチ等により電源線221に通電し電動機212を起動(ON)したとき、シャッター板20はファン215からの送風による風圧を受ける。このとき、シャッター板20には実施の形態1において説明したシャッター板20を開かせる方向に作用する開閉補助トルクが作用しているから、風圧と開閉補助トルクによってシャッター板20は円滑かつ確実に開くことになる。
そして、使用者が、再度壁スイッチ等により電動機212を停止(OFF)すると、シャッター面21に作用する風圧が無くなるため、開閉補助トルクのみではシャッター板20の重さを支えられず、シャッター板20は閉まる方向に回転する。さらに、シャッター開度が小さくなって、トルクアーム長さが「C<D」になった以降は、シャッター板20には閉じる方向の開閉補助トルクが作用するため、シャッター板20はシャッターが閉じた状態において室外からの風に煽られて室内外に気圧差が発生しても、確実に閉じた状態を保持することになる。
このとき、換気扇200は、シャッター開閉機構100を備えていることで、前記のようにばね50の取付位置を変更するだけで、そのための専用部品を必要とすることなく、壁取付けと天井取付けを切り替えることができる。
10 枠体、11 側壁、12 側壁、13 側壁、14 側壁、20a シャッター板、20b シャッター板、20c シャッター板、21a シャッター面、21b シャッター面、21c シャッター面、22a 一方の側縁、22b 一方の側縁、22c 一方の側縁、23a 他方の側縁、23b 他方の側縁、23c 他方の側縁、30 連結板、40a シャッター腕、40b シャッター腕、40c シャッター腕、41a シャッター回転軸、41b シャッター回転軸、41c シャッター回転軸、43a 連結回転軸、43b 連結回転軸、43c 連結回転軸、45a1 ばね取付部、45a2 ばね取付部、45b ばね取付部、46a1 回転線分、46a2 回転線分、46b 回転線分、50 ばね、100 シャッター開閉機構、200 換気扇、211 電動機固定梁、212 電動機、213 電動機回転軸、214 スピンナー、215 ファン、216 オリフィス、221 電源線、222 配線ボックス。
本発明に係るシャッター開閉機構は、矩形状の枠体と、一方の側縁寄りの位置が、前記枠体に回転自在に軸支された複数のシャッター板と、該シャッター板が同時に開閉動作するよう該シャッター板同士を連結する連結板と、前記シャッター板のうちの何れか一対のシャッター板を繋ぐように取付けられたばねと、前記一対のシャッター板の少なくとも一方のシャッター板に複数設けられ、前記ばねの一方の端部を取り付けることができるばね取付部と、を有し、前記複数のばね取付部のうちの何れかのばね取付部を選択して、該選択されたばね取付部に前記ばねの一方の端部を取り付けることによって、前記ばねによる前記一対のシャッター板の一方のシャッター板に作用するトルクと、前記ばねによる前記一対のシャッター板の他方のシャッター板に作用するトルクとは、大きさおよび方向の一方または両方において相違することを特徴とする。

Claims (3)

  1. 矩形状の枠体と、
    一方の側縁寄りの位置が、前記枠体に回転自在に軸支された複数のシャッター板と、
    該シャッター板が同時に開閉動作するよう該シャッター板同士を連結する連結板と、
    前記シャッター板のうちの一対のシャッター板を繋ぐように取付けられたばねと、
    前記一対のシャッター板の少なくとも一方のシャッター板に複数設けられ、前記ばねの一方の端部を取り付けることができるばね取付部と、を有し、
    前記複数のばね取付部のうちの何れかのばね取付部を選択して、該選択されたばね取付部に前記ばねの一方の端部を取り付けることによって、前記シャッター板の開閉を補助するトルクの特性を変更することを特徴とするシャッター開閉機構。
  2. 前記一対のシャッター板のうちの一方のシャッター板は、第1のばね取付部および第2のばね取付部の2つのばね取付部を備え、前記一対のシャッター板のうちの他方のシャッター板は1つのばね取付部である第3のばね取付部を備え、
    前記一方のシャッター板における前記軸支された位置から前記第1のばね取付までの距離および前記軸支された位置から前記第2のばね取付までの距離は、何れも、前記他方のシャッター板における前記軸支された位置から前記第3のばね取付部までの距離よりも長く、
    前記一方のシャッター板が回転した際、前記第1のばね取付位置と前記軸支された位置とを結ぶ仮想線が前記ばねの荷重方向となす角度は、0°〜90°の範囲で増加し、前記第2のばね取付位置と前記軸支された位置とを結ぶ仮想線が前記ばねの荷重方向となす角度は90°〜180°の範囲で増加し、
    前記他方のシャッター板が回転した際、前記第3のばね取付位置と前記軸支された位置とを結ぶ仮想線が前記ばねの荷重方向となす角度は、0°〜90°の範囲で減少することを特徴とする請求項1記載のシャッター開閉機構。
  3. 請求項1または2記載のシャッター開閉機構と、
    前記枠体に設置された電動機と、
    該電動機の回転軸に着脱自在に設置されたファンと、
    前記枠体に着脱自在に設置され、前記ファンからの送風を前記複数のシャッター板に向けて案内するオリフィスと、
    を有することを特徴とする換気扇。
JP2015504044A 2013-03-05 2013-03-05 シャッター開閉機構および換気扇 Active JP5921760B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/056018 WO2014136209A1 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 シャッター開閉機構および換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5921760B2 JP5921760B2 (ja) 2016-05-24
JPWO2014136209A1 true JPWO2014136209A1 (ja) 2017-02-09

Family

ID=51490772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015504044A Active JP5921760B2 (ja) 2013-03-05 2013-03-05 シャッター開閉機構および換気扇

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5921760B2 (ja)
CN (1) CN104969009B (ja)
MY (1) MY188465A (ja)
WO (1) WO2014136209A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11300316B2 (en) 2017-03-31 2022-04-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air blowing device and indoor air conveying system using same

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228352Y2 (ja) * 1972-12-12 1977-06-28
JPS5791032U (ja) * 1980-11-25 1982-06-04
JP2008089248A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
CN201593368U (zh) * 2009-12-10 2010-09-29 上海市电力公司 一种开闭式通风散热百叶窗
CN102191907A (zh) * 2010-03-10 2011-09-21 丁国胜 可任意组装的防盗透光百叶窗
JP5747155B2 (ja) * 2011-01-06 2015-07-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気用シャッター

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014136209A1 (ja) 2014-09-12
MY188465A (en) 2021-12-10
JP5921760B2 (ja) 2016-05-24
CN104969009A (zh) 2015-10-07
CN104969009B (zh) 2017-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5975952B2 (ja) 空気調和機の室内機及び空気調和機の室内機の製造方法。
JP5790062B2 (ja) 風向変更装置及びそれを備えた空気調和機
PT2051020E (pt) Dispositivo de ventilação
JP2015218996A (ja) 空気調和機の風向調整装置および空気調和機
JP5921760B2 (ja) シャッター開閉機構および換気扇
JP6479066B2 (ja) 建具及び換気弁操作部品
JP5901836B2 (ja) 換気扇およびシャッター開閉機構
EP2754972B1 (en) Ventilation device for buildings equipped with a valve for opening and closing an aperture for the passage of an airflow
KR20120005904U (ko) 전동 가변풍량 리니어 디퓨저
JP2018001855A5 (ja)
US10113765B1 (en) Remote controlled vent register
JP3077584B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP4722438B2 (ja) 給気装置
JP6184152B2 (ja) 建具及び換気弁操作部品
JP2012177501A (ja) 電気機器収納用箱の通風装置
JPH08247532A (ja) 空気調和機
JP2009052311A (ja) 開口部装置
JP2011052931A (ja) 可変風量ユニット
KR200453459Y1 (ko) 환풍장치의 댐퍼 개폐장치
JPH10318597A (ja) 空気調和機
JP2009264672A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP6107433B2 (ja) ダンパー装置
WO2014155477A1 (ja) 換気扇シャッター、シャッター機構部および換気扇
JP2014055708A (ja) 空気調和機
JP4151429B2 (ja) 換気ダンパ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5921760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250