JPWO2014102959A1 - ねじ用十字穴 - Google Patents

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慎悟 鳥居
慎悟 鳥居
正典 横田
正典 横田
濱野 真一
真一 濱野
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    • F16B23/00Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool
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Abstract

ドライバビット13が嵌合する係合溝4の底面5が、急斜面6と、緩斜面7とから形成され、係合溝4の側壁12とドライバビット13とが接触する面積を接触面積S1、係合溝4の側壁12とドライバビット13とが接触しない面積を非接触面積S2、ドライバビット13の回転半径をZ1、十字穴の半径をZ2としたとき、非接触面積S2に半径Z2を乗じて定義した指標W2が、接触面積S1に回転半径Z1を乗じて定義した指標W1に対して70%以上となるように構成されている十字穴が潰れた後でもここにドライバビットを嵌合させ、ねじを緩めることが可能なねじ用十字穴。

Description

本発明は、ねじの頭部に成形され、ドライバビットが嵌合するねじ用十字穴に関する。
ドライバビットがねじ用十字穴から迫り上がり、最終的に外れる現象(カムアウト)、並びにドライバビットが十字穴を潰してしまう現象(リームアウト)に鑑みて構成されたねじ用十字穴としては、特許文献1に示すものが知られている。このねじ用十字穴については、係合溝の底面が、急斜面と緩斜面から形成されている。このため、急斜面のみで形成される通常のねじ用十字穴と比較して、係合溝の駆動面積(側壁)が拡大するので、カムアウト及びリームアウト現象を低減することができる。
特許第4205990号公報
しかしながら、前記ねじ用十字穴においても、カムアウト及びリームアウト現象を完全に防ぐことはできない。特に、ねじ頭部の厚みが薄くなる程、これら現象の発生率が高くなる。このため、十字穴が潰れた後にドライバビットを嵌合させ、ねじの取り外しを試みたところで、係合溝の側壁に多少の係り代があるぐらいでは、ドライバビットでねじを緩めることはできなかった。
本発明は、上記課題に鑑みて創成されたものであり、十字穴が潰れた後でもここにドライバビットを嵌合させ、ねじを緩めることが可能なねじ用十字穴を提供することを目的とする。
本発明のねじ用十字穴は、ドライバビットが嵌合する係合溝の底面が、急斜面と、緩斜面とから形成されるねじ用十字穴において、前記係合溝の側壁とドライバビットとが接触する面積を接触面積S1、当該係合溝の側壁とドライバビットとが接触しない面積を非接触面積S2、当該ドライバビットの回転半径をZ1、ねじ用十字穴の半径をZ2としたとき、非接触面積S2に半径Z2を乗じて定義した指標W2が、接触面積S1に回転半径Z1を乗じて定義した指標W1に対して70%以上となるように構成されている。
また、前記急斜面と緩斜面との連結点が、ねじ頭部座面よりも高い位置になるように構成されていることが好ましい。
また、前記急斜面と緩斜面との連結点が、ねじ頭部座面と同一の高さ位置になるように構成されていることが好ましい。
本発明のねじ用十字穴によれば、十字穴が潰れた後でも、係合溝の側壁がドライバビットと係合し、緩める方向へトルクを伝達できるだけの面積を備えているので、ねじを緩めることができる。
なお、前記急斜面と緩斜面との連結点が、ねじ頭部座面よりも高い位置になるように構成すれば、首部の厚みが増し、ねじの首下強度が優れる。また、係合溝の側壁において、ドライバビットのトルクが作用する駆動重心がねじの回転軸から離れた位置となるので、トルクの伝達効率が優れる。
なお、前記急斜面と緩斜面との連結点が、ねじ頭部座面と同一の高さ位置になるように構成すれば、ドライバビットの姿勢を安定させることができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1において1は、本発明のねじ用十字穴であり、頭部2に成形するものである。このねじ用十字穴1は、平面視において、中心に位置する円錐穴3と、この円錐穴3の開口部から放射状に延びる4本の係合溝4とから成る。
図2に示すように、前記係合溝4の底面5は、複合角を成しており、急斜面6と、緩斜面7とから形成されている。この急斜面6は円錐穴2の開口部から延び、この急斜面6に緩斜面7が続いて成形され、頭部2の表面まで延びている。緩斜面7がねじの回転軸Lに対して成す角αは、35°に設定される一方、急斜面6がねじの回転軸Lに対して成す角βは、26°に設定されている。
また、頭部2の座面8とねじ軸部9とを連ねる首部10については、その外周がテーパ面11に成形されている。このため、首部10の厚みtが増すので、首部10の強度が増す。
さらに、急斜面6と緩斜面7との連結点Pは、頭部2の座面8よりも高い位置に設定されている。このため、連結点Pが頭部2の座面8よりも低い位置に設定されている場合と比較して、首部10の厚みtが増し、益々、首部10の強度に優れたものとなる。しかも、このような連結点Pの設定によれば、係合溝4の側壁12に作用するドライバビット13の駆動重心がねじの回転軸から離れた位置になるので、トルクの伝達効率に優れたものとなる。
なお、前記連結点Pは、頭部2の座面8と同一の高さ位置になるように構成してもよい。このような構成によれば、ドライバビット13の姿勢を安定させることができる。嵌合時におけるドライバビット13の姿勢が安定するということは、リームアウト及びカムアウト現象の防止につながる。
ここで、図2において薄い塗りを施した箇所は、係合溝4の側壁12がドライバビット13と接触する範囲(以下、接触面積S1という)を表す。一方、濃い塗りを施した箇所は、係合溝4の側壁12がドライバビット11と接触しない範囲(以下、非接触面積S2という)を表す。そして、ドライバビット13の回転半径をZ1、ねじ用十字穴1の半径をZ2としたとき、非接触面積S2に半径Z2を乗じて定義した指標W2が、接触面積S1に回転半径Z1を乗じて定義した指標W1に対して70%以上となるように構成されている。なお、当該指標W1及びW2を定義するための基準となるドライバビットの形状は、JIS(日本工業規格)に準ずるものである。
S1×Z1=W1
S2×Z2=W2
W2≧0.7×W1
なお、ドライバビット13は回転時に、喰い付き位置から約0.08mm浮き上がるので、上記指標W1及びW2は、喰い付き位置から浮いた状態におけるドライバビット13と係合溝4の側壁12との関係で定義してあることが好ましい。
本発明のねじ用十字穴1は、前記指標W1及びW2を満たすことにより、潰れた後にドライバビット13を嵌合させてトルクを加えた場合、係合溝4の側壁12がせん断破壊しないように構成されている。これが、指標W1及びW2における70%という数値の臨界的意義である。このため、ねじ用十字穴1が潰れた後でもドライバビット13でねじを緩めることができる。なお、緩める際に使用するドライバビット14は、係合溝4の底面5に沿う形状のものが好ましい。
本発明のねじ用十字穴の平面図である。 図1のA-A線断面図である。
1 ねじ用十字穴
2 頭部
3 円錐穴
4 係合溝
5 底面
6 急斜面
7 緩斜面
8 座面
9 軸部
10 首部
11 テーパ面
12 側壁
13,14 ドライバビット
本発明のねじ用十字穴は、ドライバビットが嵌合する係合溝の底面が、外側から緩斜面、急斜面の順で斜面を具備するねじ用十字穴において、前記係合溝の側壁とドライバビットとが接触する面積を接触面積S1、当該係合溝の側壁とドライバビットとが接触しない面積を非接触面積S2、当該ドライバビットの回転半径をZ1、ねじ用十字穴の半径をZ2としたとき、非接触面積S2に半径Z2を乗じて定義した指標W2が、接触面積S1に回転半径Z1を乗じて定義した指標W1に対して70%以上となるように構成されている。
本発明の十字穴を備えたねじは、十字ドライバビットが嵌合する係合溝の底面が、外側から緩斜面、急斜面の順で斜面を具備する十字穴を備えたねじにおいて、前記係合溝の側壁と十字ドライバビットとが接触する面積を接触面積S1、当該係合溝の側壁と十字ドライバビットとが接触しない面積を非接触面積S2、当該十字ドライバビットの回転半径をZ1、ねじ用十字穴の半径をZ2としたとき、非接触面積S2に半径Z2を乗じて定義した指標W2が、接触面積S1に回転半径Z1を乗じて定義した指標W1に対して70%以上となるように構成されている。

Claims (3)

  1. ドライバビットが嵌合する係合溝の底面が、急斜面と、緩斜面とから形成されるねじ用十字穴において、
    前記係合溝の側壁とドライバビットとが接触する面積を接触面積S1、当該係合溝の側壁とドライバビットとが接触しない面積を非接触面積S2、当該ドライバビットの回転半径をZ1、ねじ用十字穴の半径をZ2としたとき、
    非接触面積S2に半径Z2を乗じて定義した指標W2が、接触面積S1に回転半径Z1を乗じて定義した指標W1に対して70%以上となるように構成されていることを特徴とするねじ用十字穴。
  2. 前記急斜面と緩斜面との連結点が、ねじ頭部座面よりも高い位置になるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ用十字穴。
  3. 前記急斜面と緩斜面との連結点が、ねじ頭部座面と同一の高さ位置になるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のねじ用十字穴。
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