JP2002364619A - ねじ部品及びねじ部品締結工具 - Google Patents

ねじ部品及びねじ部品締結工具

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JP2002364619A
JP2002364619A JP2001170794A JP2001170794A JP2002364619A JP 2002364619 A JP2002364619 A JP 2002364619A JP 2001170794 A JP2001170794 A JP 2001170794A JP 2001170794 A JP2001170794 A JP 2001170794A JP 2002364619 A JP2002364619 A JP 2002364619A
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drive
shape
center
fastening
head
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JP2001170794A
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Masataka Mizuno
正孝 水野
Atsushi Kato
敦史 加藤
Yasuhiro Tsuchiya
康宏 土屋
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Aoyama Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結工具のカムアウトを防止して締結応力を
効率的に伝達可能なドライブ形状を有するねじ部品及び
ねじ部品締結工具を提供する。 【解決手段】 ねじ部品の頭部3に形成するドライブ形
状10を、頭部中心Oから放射状にそれぞれ等角度に離
間して突出した小葉状の張り出し部12と、内側に凹ん
だ湾曲部13と、張り出し部12と湾曲部13との間に
設けられたドライブ壁14とにより形成したうえ、ドラ
イブ壁14にかかる締結応力の方向Cを頭部中心Oと前
記張り出し部頂点とを通る直線7に対して略垂直とす
る。或いは、ドライブ壁にかかる締結応力の方向を中心
とドライブ壁とを通る直線に対して略垂直とする。或い
は、ドライブ壁を2面としてドライブ壁にかかる締結応
力の方向を2方向に分散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト、小ねじ部
品、タッピンねじ等のねじ部品、およびこれらのねじ部
品の締付けに用いる締結工具に係わり、特にドライバー
ビット等の締結工具の嵌合を厳密に行い、常に適正な応
力の伝達によって締付けを迅速に行うことのできるねじ
部品及びねじ部品締結工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】頭部が四角や六角に形成された多角ボル
トを用いて部品の締結を行うに当たってはソケットやス
パナ等を装着してボルトを回転することによって締付け
が行われる。また、頭部に六角穴や十字穴等の穴付きボ
ルトを用いた場合にはそれぞれの穴形状に適合した先端
形状を有するドライバー、ドライバービット、レンチ等
の締結工具を用いて締付けが行われる。しかしながら、
例えば六角ボルトをソケットレンチにより締結を行う場
合、ソケットレンチはその重量が大きいために作業性が
劣り、多数のボルトを短時間で締付けるような連続作業
には不向きなものであった。また、ソケットレンチは高
価なものであって、これが破損した場合にはコストの負
担が大きくなるという問題があった。
【0003】また、従来の十字穴、六角穴等が設けられ
た穴付きボルトにおいては、ドライバーやレンチなどの
締結工具の先端を嵌合部に装着して回転することにより
締付けを行っていたが、締結工具の先端が穴などの嵌合
部から飛び出して外れるというカムアウト現象が発生し
て嵌合部に損傷を与え易いものであった。また、例えば
図5に示すような軸部1にねじ山2が形成され頭部3に
ドライブ形状が正六角形である凹陥状の嵌合部4が形成
されたボルトを若干摩耗した六角レンチ或いは製造上ク
リアランスが生じた六角レンチを装着して回転させる
と、図6に示すように、嵌合部4のドライブ壁と六角レ
ンチ5との接触は、面接触でなく線接触になってしま
い、締結応力(トルク)が局部的に集中して嵌合部4が
変形や損傷を受けたりする。従って、変形や損傷が次第
に大きくなると、ねじ部品の締結や取り外しが困難にな
ったり、或いは締結や取り外しが不可能になるという不
具合が生ずるものであった。
【0004】従来のドライブ形状正六角形にかかる応力
の方向Aは、図8に示すように当然ながら各辺に対して
垂直であり、頭部中心Oと頂点とを通過する線7に垂直
な線8に対して60°をなして回転方向よりかなり外向
きであるので、締結応力の伝達効率の著しく低いもので
あった。このような低い伝達効率を有するドライブ形状
を改善したドライブ形状の一つとして日本自動車規格
(JASO)F 116には図7に示す形状のヘックス
ローブ(Hex lobular)6が記載されてい
る。ヘックスローブ6は6片の小葉状の張り出し部(ロ
ーブ、lobule)9が中心から6方向に相互に等角
度で離間して張り出している形状のものである。このヘ
ックスローブ6においてドライブ壁にかかる締結応力の
方向Bは、頭部中心Oと張り出し部頂点とを通過する直
線7に垂直な直線8に対してβ=15°をなしていて回
転方向よりかなり外向きであるので、なお締結応力の伝
達効率の低いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ねじ部品を締付ける際のカムアウト
を防止して締結工具の締結応力を効率的にねじ部品に伝
達することのできるドライブ形状を有し、締付け作業を
迅速に行うことのできるねじ部品及びねじ部品締結工具
を提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のねじ部品は、頭部の中心部に締結
工具に係合する凸起状又は凹陥状のドライブ形状が形成
されたねじ部品であって、該ドライブ形状は、頭部中心
から放射状にそれぞれ等角度に離間して突出した小葉状
の張り出し部と、該張り出し部間に形成されて内側に凹
んだ湾曲部と、該張り出し部と湾曲部との間に形成され
たドライブ壁とよりなり、該ドライブ壁にかかる締結応
力の方向を頭部中心と前記張り出し部頂点とを通る直線
に対して略垂直としたことを特徴とするものであり、ま
た、ドライブ壁にかかる締結応力の方向を頭部中心とド
ライブ壁とを通る直線に対して略垂直としたことを特徴
とするものである。また、本発明のねじ部品は、頭部の
中心部に締結工具に係合する凸起状又は凹陥状のドライ
ブ形状が形成されたねじ部品であって、該ドライブ形状
を、正多角形の頂点を丸めたたうえ各辺の中央部を内側
に凹ませて窪み部を形成したものとし、ドライブ壁を正
多角形の辺の一部とこれに隣接する窪み部の一部との2
面としてドライブ壁にかかる締結応力の方向を2方向に
分散させたことを特徴とするものであり、ドライブ形状
を、正六角形の頂点を丸めたたうえ各辺の中央部を内側
に円弧状に湾曲させたものとして、ドライブ壁を正六角
形の辺の一部とこれに隣接する円弧状湾曲部の一部との
2面としてドライブ壁にかかる締結応力の方向を2方向
に分散させることができる。
【0007】また、本発明のねじ部品締結工具は、上記
した何れかのねじ部品のドライブ形状に密接に嵌合する
凹陥状又は凸起状の係合部が形成されていることを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】本発明のねじ部品は、締結工具と係合するドラ
イブ形状を小葉状の張り出し部と、内側に凹んだ湾曲部
と、この張り出し部と湾曲部との間に設けられたドライ
ブ壁とにより形成し、ドライブ壁にかかる締結応力の方
向を頭部中心と前記張り出し部頂点とを通る直線に対し
て略垂直としたことにより、締結工具によって負荷され
る締結応力を効率的にねじ部品に伝達することができ
る。また、ドライブ壁にかかる締結応力の方向を頭部中
心とドライブ壁とを通る直線に対して略垂直としたこと
により、さらに締結応力を効率的にねじ部品に伝達する
ことができるうえに締結工具の寿命を延長することがで
きる。また、ドライブ形状を、正六角形など正多角形の
頂点を丸めたうえ各辺の中央部を内側に円弧状や多角形
に凹ませた窪み部を形成して、ドライブ壁を正多角形の
辺の一部とこれに隣接する窪み部の一部との2面として
ドライブ壁にかかる締結応力の方向を2方向に分散させ
たことにより、締結応力の伝達を効率的に行うことがで
きて、締結工具のカムアウトを防止してドライブ形状に
損傷を発生させることなく円滑にねじ部品の締付けを行
うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
好ましい実施形態を示す。図1は締結工具と嵌合するド
ライブ形状10として5片の小葉状の張り出し部12を
有する変形5角ドライブ形状11が形成されたねじ部品
の頭部3の平面図である。この変形5角ドライブ形状1
1は、先端が丸みを帯びてヘックスローブ6より幅広に
形成された5片の張り出し部12と、隣り合う張り出し
部12との間が内側に凹まされた湾曲部13と、張り出
し部12と湾曲部13の間に形成されたドライブ壁14
とからなるものであって、各張り出し部12は頭部中心
Oから5方向にそれぞれ等角度に離間して放射状に張り
出している。そして、変形5角ドライブ形状11のドラ
イブ壁14にかかる締結応力の方向Cは中心Oと張り出
し部頂点とを通る直線7に対して略垂直であって、直線
7に垂直な直線8とは略平行である。即ち、この場合直
線7と方向Cとなす角度は0°であって、ヘックスロー
ブ6の15°より小さく内向きのものである。また、ド
ライブ壁14の面積ををヘックスローブ6より大きく形
成することができるので、締結応力の伝達を効率的に行
うことができるうえに締結工具の耐久性を大幅に向上さ
せることができる。なお、本明細書において略垂直とは
90°±10°の範囲内を意味する。また、図1の実施
形態においては張り出し部12を5片としているが、張
り出し部12を3〜5片とすることができる。
【0010】図2は第1の変形六角ドライブ形状21が
形成されたねじ部品の頭部3の平面図である。本ドライ
ブ形状21は、中心Oから6方向にそれぞれ等角度に離
間して放射状に突出した張り出し部22と、内側に窪ん
だ湾曲部23と、両者の間に形成されたドライブ壁24
とよりなる。そして、このドライブ壁24は中心Oとド
ライブ壁24とを通過する直線25上に形成されてお
り、ドライブ壁24にかかる締結応力の方向Dは直線2
5に略垂直であって上記した変形5角ドライブ形状11
における方向Cよりも内向きである。従って、締結応力
を効率的に伝達することができる。なお、ドライブ壁2
4の反対側の壁面は従来のヘックスローブ6の形状に形
成してあるので、ねじ部品の取り外し時にはこのヘック
スローブ6を利用することができる。
【0011】また、図3に示す第2の変形六角ドライブ
形状31も張り出し部32と湾曲部33とドライブ壁3
4とからなるものであって、張り出し部32と湾曲部3
3との間に形成されたドライブ壁34は中心Oとドライ
ブ壁34とを通過する直線35上に形成されており、ド
ライブ壁34にかかる締結応力の方向Eは直線35に対
し略垂直であって、既記した変形5角ドライブ形状11
における方向Cよりも内向きである。従って、締結応力
を効率的に伝達することができる。ドライブ壁34の反
対側の壁面は直線状に形成して形状をシンプルなものと
してあるので、変形六角ドライブ形状31の形成が容易
である。なお、本変形六角ドライブ形状31はねじ部品
の取り外し時のトルク伝達効率が低いものの、取り外し
が可能なものである。
【0012】図4に示すボルト頭部3には第3の変形六
角ドライブ形状41が形成されている。この第3の変形
六角ドライブ形状41は、基本形状が正六角形42であ
って正六角形42の頂点43を丸めたたうえ各辺の中央
部を内側に円弧状に窪ませて湾曲部44を形成すること
によって、先端が丸みを帯びた6片の張り出し部45を
中心Oから6方向にそれぞれ等角度に離間させて放射状
に突出させたものである。張り出し部45の先端両サイ
ドには正六角形42の辺が直線部46として残存されて
おり、この直線部46と湾曲部44との境界には鈍角な
角部47が形成されて締結応力を2方向に分散してい
る。即ち、締結応力の一部は直線部46に垂直なF方向
に作用するが、締結応力の一部は既説した直線8に対し
て角度ε=約10°をなすG方向に作用するようにして
あり、これによって、従来の正六角形ドライブ形状のよ
うに締結応力が一か所に集中することなく分散させるこ
とができる。従って、締結応力の伝達を効率的に行うこ
とができる。また、本形状の変形六角ドライブ形状41
は従来のヘックスローブ6より形状がシンプルであるの
でドライブ形状の形成が容易であるうえに、締結応力を
2方向に分散したことにより締結工具の耐久性を大幅に
向上させることができる。
【0013】1図4には基本形状が正六角形42であっ
て正六角形42の頂点43を丸めたたうえ各辺の中央部
を内側に円弧状に窪ませて湾曲部44を形成した6片の
張り出し部45を有するドライブ形状を示したが、基本
形状を正三角〜正五角形及び正七角形以上とすることが
できるし、窪み部を円弧状の湾曲部44或いは多角の窪
み部とすることができる。基本形状を正三角〜正五角形
にした場合には正六角形42に比べ応力の向きを内側に
することができ締結応力を有効に伝達できる。また、基
本形状を正七角形以上とした場合には締結応力の方向が
外向きになってしまうものの、トルクを伝達することが
でき、締結応力を2方向に分散させるという面では有効
である。また、窪み部を多角の窪み部とすることによっ
ても円弧状の湾曲部と同様に締結応力を2方向に分散さ
せることができ締結応力を有効に伝達することができ
る。
【0014】以上に示した変形5角ドライブ形状11又
は変形六角ドライブ形状21、31、41又は変形多角
ドライブ形状は、頭部底面に対して略垂直な側面を持つ
凹陥状に窪ませたものとすることができるし、凸起状に
隆起したものとすることもできる。従って、ドライブ形
状が凹陥状のものである場合には、ドライバービットや
レンチなどの締結工具の先端の係合部は、外周側面をド
ライブ形状の側面に密接して嵌合することのできる形状
とする。一方、ドライブ形状が凸起状のものである場合
には、締結工具先端の係合部は、その凸起状の嵌合部と
密接して嵌合することのできる形状の凹陥部に形成する
ことによって工具との間に隙間を残すことなく嵌合する
ことができて締結応力をねじ部品に効率的に伝達するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のねじ部
品は、締結工具と係合するドライブ形状を小葉状の張り
出し部と、内側に凹んだ湾曲部と、この張り出し部と湾
曲部との間に設けられたドライブ壁とにより形成し、ド
ライブ壁にかかる締結応力の方向を頭部中心と前記張り
出し部頂点とを通る直線に対して略垂直としたことによ
り、締結工具によって負荷される締結応力を効率的にね
じ部品に伝達することができる。また、ドライブ壁にか
かる締結応力の方向を頭部中心とドライブ壁とを通る直
線に対して略垂直としたことにより、さらに締結応力を
効率的にねじ部品に伝達することができるうえに締結工
具の寿命を延長することができる。また、ドライブ形状
を、正六角形などの正多角形の頂点を丸めたたうえ各辺
の中央部を内側に円弧状に湾曲させて又は多角に窪ませ
て、ドライブ壁を正多角形の一部とこれに隣接する円弧
状湾曲部又は多角の窪み部の一部との2面としてドライ
ブ壁にかかる締結応力の方向を2方向に分散させたこと
により、締結応力の伝達を効率的に行うことができて、
締結工具のカムアウトを防止してドライブ形状にに損傷
を発生させることなく円滑にねじ部品の締付けを行うこ
とができる。さらに、ソケットレンチやボックスレンチ
より安価なドライバービットを用いることができるので
製造コストの低減を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の変形5角ドライブ形状が形成された
ボルト平面図とその部分拡大図である。
【図2】 本発明の第1の形態の変形六角ドライブ形状
が形成されたボルト平面図とその部分拡大図である。
【図3】 本発明の第2の形態の変形六角ドライブ形状
が形成されたボルト平面図とその部分拡大図である。
【図4】 本発明の第3の形態の変形六角ドライブ形状
が形成されたボルト平面図とその部分拡大図である。
【図5】 ボルトの正面図と平面図である。
【図6】 嵌合部に摩耗した六角レンチを装着した状態
の説明図である。
【図7】 ヘックスローブの説明図である。
【図8】 従来の正六角形およびヘックスローブである
ドライブ形状における締結応力の負荷方向を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 軸部 2 ねじ山 3 頭部 4 嵌合部 5 六角レンチ 6 ヘックスローブ 7 中心Oと頂点とを通る直線 8 直線7に垂直な直線 9 張り出し部 10 ドライブ形状 11 変形5角ドライブ形状 12 張り出し部 13 湾曲部 14 ドライブ壁 21 第1の変形六角ドライブ形状 22 張り出し部 23 湾曲部 24 ドライブ壁 25 中心Oとドライブ壁とを通過する直線 31 第2の変形六角ドライブ形状 32 張り出し部 33 湾曲部 34 ドライブ壁34 35 中心Oとドライブ壁とを通過する直線 41 第3の変形六角ドライブ形状 42 正六角形42 43 頂点43 44 湾曲部 45 張り出し部 46 直線部 47 角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 康宏 愛知県丹羽郡大口町高橋1丁目8番地 株 式会社青山製作所大口工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部の中心部に締結工具に係合する凸起
    状又は凹陥状のドライブ形状が形成されたねじ部品であ
    って、該ドライブ形状は、頭部中心から放射状にそれぞ
    れ等角度に離間して突出した小葉状の張り出し部と、該
    張り出し部間に形成されて内側に凹んだ湾曲部と、該張
    り出し部と湾曲部との間に形成されたドライブ壁とより
    なり、該ドライブ壁にかかる締結応力の方向を頭部中心
    と前記張り出し部頂点とを通る直線に対して略垂直とし
    たことを特徴とするねじ部品。
  2. 【請求項2】 頭部の中心部に締結工具に係合する凸起
    状又は凹陥状のドライブ形状が形成されたねじ部品であ
    って、該ドライブ形状は、中心から放射状にそれぞれ等
    角度に離間して突出した小葉状の張り出し部と、該張り
    出し部間に形成されて内側に凹んだ湾曲部と、該張り出
    し部と湾曲部との間に形成されたドライブ壁とよりな
    り、該ドライブ壁にかかる締結応力の方向を頭部中心と
    ドライブ壁とを通る直線に対して略垂直としたことを特
    徴とするねじ部品。
  3. 【請求項3】 頭部の中心部に締結工具に係合する凸起
    状又は凹陥状のドライブ形状が形成されたねじ部品であ
    って、該ドライブ形状を、正多角形の頂点を丸めたたう
    え各辺の中央部を内側に凹ませて窪み部を形成したもの
    とし、ドライブ壁を正多角形の辺の一部とこれに隣接す
    る窪み部の一部との2面としてドライブ壁にかかる締結
    応力の方向を2方向に分散させたことを特徴とするねじ
    部品。
  4. 【請求項4】 頭部の中心部に締結工具に係合する凸起
    状又は凹陥状のドライブ形状が形成されたねじ部品であ
    って、該ドライブ形状を、正六角形の頂点を丸めたたう
    え各辺の中央部を内側に円弧状に湾曲させたものとし
    て、ドライブ壁を正六角形の辺の一部とこれに隣接する
    円弧状湾曲部の一部との2面としてドライブ壁にかかる
    締結応力の方向を2方向に分散させたことを特徴とする
    ねじ部品。
  5. 【請求項5】 先端に請求項1〜4何れか記載のねじ部
    品のドライブ形状に密接に嵌合する凹陥状又は凸起状の
    係合部が形成されていることを特徴とするねじ部品締結
    工具。
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