JPWO2014098203A1 - 農薬含有粒状肥料の施用方法 - Google Patents

農薬含有粒状肥料の施用方法 Download PDF

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Abstract

1種以上の農薬成分が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなり、且つ1グラム当たりの粒数が15〜80の範囲である農薬含有粒状肥料組成物を、施肥機を用いて土壌に施用することを含む含農薬粒状肥料の施用方法。

Description

本発明は、農薬含有粒状肥料の施用方法に関する。
従来から、農産物の増収を目的に、肥料や農薬が用いられている。本来、肥料は、栽培植物の成長に合わせて施用され、一方、農薬は対象とする病害虫や雑草などの発生状況に応じて施用されることから、その施用作業は別々に行われてきた。しかしながら、何れの作業も多くの労力を要するものであり、殊に、昨今の農業従事者の高齢化等に伴い、肥料や農薬の施用を含む農作業の省力化が切望されてきた。
かかる状況下、農作業の機械化や製剤の改良が進められ、種々の施肥機や農薬成分含有の肥料製剤が開発されている。
施肥機としては、通常、耕運機やトラクター等の自走式車両に取付けられる施肥機が用いられる。かかる施肥機としては、例えば、ホッパーの底板排出口の直上にモータの駆動で回転する溝付きの散布ロールが設けられ、該モータの回転数を制御することにより、該ロールから落とされる肥料の量を調整する施肥機が知られている(例えば、JP2005−312351−A参照。)。
また、農薬成分含有の肥料製剤としては、農薬を含有する粒状肥料(以下、含農薬肥料と記す)が提案されている(例えば、JPH02−38393−A参照。)。含農薬肥料の製造方法としては、肥料を造粒し粒状肥料を調製するに際し農薬成分を練り込む方法と、調製された粒状肥料に農薬成分を含浸させるか、あるいは該粒状肥料を農薬成分で被覆する方法の2つに大別される。
これらのうち、農薬成分を練り込む方法は、通常の化成肥料製造設備で調製可能であるものの、用いた農薬成分の混入が懸念されるため、通常の粒状肥料や異種の農薬成分を含む含農薬肥料の製造に兼用することができない。そのため夫々、専用の製造設備とすることが必要となる。一方、粒状肥料に農薬成分を含浸させるか、あるいは粒状肥料を農薬成分で被覆する方法は、目的に応じた市販の粒状肥料を用いて所望の含農薬肥料を調製できる等の利点を有することから、多品目に亘る含農薬肥料の調製法として汎用されている(例えば、JP2000−313685−A参照。)。
しかしながら、粒状肥料に農薬成分を含浸させるか、あるいは粒状肥料を農薬成分で被覆する方法により調製された含農薬肥料は、これを施肥機を用いて施用すると農薬成分の散布の均一性が損なわれてしまうという問題があった。
このような状況下、本発明者らは鋭意検討を行った結果、含農薬粒状肥料を施肥機を用いて散布する場合においても、農薬成分を土壌に均一に散布できる方法、及びそのための農薬含有粒状肥料組成物を見出した。
すなわち本発明は、次の通りである。
[1] 1種以上の農薬成分が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなり、且つ1グラム当たりの粒数が15〜80の範囲である農薬含有粒状肥料組成物(以下、本組成物と記すことがある。)を、施肥機を用いて土壌に施用することを含む含農薬粒状肥料の施用方法。
[2] 前記農薬含有粒状肥料組成物の見かけ比重が0.85〜1.07の範囲である[1]に記載の方法。
[3] 前記農薬成分が、前記農薬含有粒状肥料組成物100重量部に対して0.001〜5.0重量部含有される[1]または[2]に記載の方法。
[4] 前記農薬成分が、殺菌剤、殺虫剤、除草剤および植物成長調整剤からなる群より選ばれる1種以上の農薬成分である[1]〜[3]のいずれかに記載の方法。
[5] 前記農薬成分が、殺虫剤である[1]〜[3]のいずれかに記載の方法。
[6] 前記殺虫剤が、ネオニコチノイド化合物である[5]に記載の方法。
[7] 前記ネオニコチノイド化合物が、クロチアニジン、ニテンピラム、イミダクロプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、アセタミプリドまたはジノテフランである[6]に記載の方法。
[8] 前記施肥機が、肥料の繰出量を開閉板の開度により調整する施肥機である[1]〜[7]のいずれかに記載の方法。
[9] 前記施肥機が、肥料の繰出量を散布ロールに設けられた溝の幅と散布ロールの回転速度とにより調整する施肥機である[1]〜[7]のいずれかに記載の方法。
[10] さらに、肥料をホッパーの底板に設けられた排出口から落下させて施用する方式の施肥機である[8]または[9]に記載の方法。
[11] さらに、肥料を遠心力により施用する方式の施肥機である[8]または[9]に記載の方法。
[12] 畑に施用する[1]〜[11]のいずれかに記載の方法。
[13] 前記畑が、甘藷を栽培する畑である[12]に記載の方法。
[14] 畑への施用が、作条処理である[12]または[13]に記載の方法。
[15] 畑への施用が、畦内処理である[12]または[13]に記載の方法。
[16] 畑への施用が、全層処理である[12]または[13]に記載の方法。
[17] 1種以上の農薬成分が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなり、且つ1グラム当たりの粒数が15〜80の範囲である農薬含有粒状肥料組成物。
[18] 前記農薬含有粒状肥料組成物の見かけ比重が0.85〜1.07の範囲である[17]に記載の農薬含有粒状肥料組成物。
本発明によれば、施肥機を用いる含農薬粒状肥料の土壌散布において、農薬成分を均一に散布することが可能な含農粒状薬肥料の施用方法、及びそのための農薬含有粒状肥料組成物が提供される。
本組成物に用いられる粒状肥料(以下、本粒状肥料と記すことがある。)に含まれる肥料成分としては、植物栽培において養分を与えるために土壌に施される窒素、リン、カリウム、珪素、マグネシウム、カルシウム、マンガン、ホウ素、鉄等の種々の元素を含有する物質が挙げられ、例えば、尿素、硝酸アンモニウム、硝酸苦土アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸ソーダ、硝酸カルシウム、硝酸カリウム、石灰窒素、ホルムアルデヒド加工尿素(UF)、アセトアルデヒド加工尿素(CDU)、イソブチルアルデヒド加工尿素(IBDU)、グアニール尿素(GU)等の窒素質肥料成分;過リン酸石灰、重過リン酸石灰、熔成リン、腐植酸リン、焼成リン、重焼リン、苦土過リン酸、ポリリン酸アンモニウム、メタリン酸カリウム、メタリン酸カルシウム、苦土リン酸、硫リン安、リン硝安カリウム、塩リン安等のリン酸質肥料成分;塩化カリウム、硫酸カリウム、硫酸カリソーダ、硫酸カリ苦土、重炭酸カリウム、リン酸カリウム等のカリウム質肥料成分;珪酸カルシウム等の珪酸質肥料成分;硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム等のマグネシウム質肥料成分;生石灰、消石灰、炭酸カルシウム等のカルシウム質肥料成分;硫酸マンガン、硫酸苦土マンガン、鉱さいマンガン等のマンガン質肥料成分;ホウ酸、ホウ酸塩等のホウ素質肥料成分;鉄鋼スラグ等の含鉄肥料成分を挙げることができる。
本組成物は、前記肥料成分からなる粒状肥料、または、前記肥料成分が担体に保持された粒状肥料を用いて調製することができる。肥料成分が保持される担体としては、例えば、カオリナイト等のカオリン鉱物、モンモリロナイト、スメクタイト、タルク、ロウ石、シリカ、含水珪酸カルシウム、炭酸カルシウム、ゼオライト、酸性白土等の鉱物質担体;セルロース、籾殻、澱粉、大豆粉等の植物質担体;乳糖、蔗糖、デキストリン、食塩、トリポリリン酸ナトリウム等の水溶性担体;アジピン酸ジデシル、綿実油、パーム油等の液体担体が挙げられ、これらの担体は組合せて用いてもよい。
肥料成分からなる粒状肥料としては、窒素(N)、リン(P)およびカリウム(K)より選ばれる肥料成分の一種以上、特にこれら三種全ての肥料成分を含有する化成肥料の使用が好ましい。その具体例としては、NPK成分型(N−P−KO)肥料が挙げられ、かかる肥料としては、例えば、5−5−7(N−P−KOの重量比率を意味する。以下同じ。)、12−12−16等の1型平上り型、5−5−5、14−14−14等の2型水平型、6−6−5、8−8−5等の3型平下がり型、4−7−9、6−8−11等の4型上り型、4−7−7、10−20−20等の5型上り平型、4−7−4、6−9−6等の6型山型、6−4−5、14−10−13等の7型谷型、6−5−5、18−11−11等の8型下がり平型、7−6−5、14−12−9等の9型下がり型、3−20−0、18−35−0等の10型NP型、16−0−12、18−0−16等の11型NK型、0−3−14、0−15−15等の12型PK型を挙げることができる。
本粒状肥料としては、市販の化成肥料を用いることができ、そのような化成肥料としては、例えば、たま化成S[住友化学(株)製、N−P−KO:14−2−17]、SR化成162[住友化学(株)製、N−P−KO:11−16−22]、八重穂[住友化学(株)製、N−P−KO:10−20−15]、金泉特号[住友化学(株)製、N−P−KO:14−20−12]、スミベース[住友化学(株)製、N−P−KO:8−18−14]、冨印燐安加里[住友化学(株)製、N−P−KO:13−13−13]、えびす印燐安加里[住友化学(株)製、N−P−KO:10−14−13]、苦土入り燐安加里特号[住友化学(株)製、N−P−KO:12−8−10]、大黒印燐安加里[住友化学(株)製、N−P−KO:14−8−12]、いずみ化成15号[住友化学(株)製、N−P−KO:15−15−15]、すずらん特号[住友化学(株)製、N−P−KO:6−20−20]、いずみ化成404[住友化学(株)製、N−P−KO:14−20−14]、いずみ化成464[住友化学(株)製、N−P−KO:14−16−14]、硝燐加特1号[住友化学(株)製、N−P−KO:17−10−8]、硝燐加特2号[住友化学(株)製、N−P−KO:16−8−14]、銀泉特号[住友化学(株)製、N−P−KO:14−6−16]、スミカユーキ777[住友化学(株)製、N−P−KO:7−7−7]、住化有機058[住友化学(株)製、N−P−KO:10−15−8]、住化有機050[住友化学(株)製、N−P−KO:10−5−10]、森林肥料特号[住友化学(株)製、N−P−KO:20−10−20]、森林特2号[住友化学(株)製、N−P−KO:13−17−12]を挙げることができる。
前記化成肥料は、通常、肥料成分を含有する塩の粉末何種類かを所定の配合量に混合し、場合により、更にこれにバインダーとしてベントナイト、リグニンスルホン酸塩、カルボキシルメチルセルロース等を添加混合し、混合物に水をスプレーしながら皿型転動造粒機、又は、円筒型回転造粒機等によって造粒し、造粒物を円筒型回転乾燥機で乾燥する方法により製造される。1グラム当りの粒数は、通常5〜200(粒/g)である。かかる方法により得られる化成肥料は、略球形状であり、最小径と最大径の比、いわゆる最小径/最大径が通常0.6〜1.0である。ここで、最小径とは、化成肥料の投影図における輪郭線上の任意の2点をその間の長さが最小になるように選んだ時の長さを指し、また、最大径とは、化成肥料の投影図における輪郭線上の任意の2点をその間の長さが最大になるように選んだ時の長さである。また、一般的な化成肥料の粒度は1mm〜15mmである。
本組成物に含まれる農薬成分としては、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調整剤、忌避剤、微生物資材等が挙げられる。
そして、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物成長調整剤、微生物資材として具体的には、クロチアニジン[(E)−1−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン]、(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−エチル−N’−メチル−2−ニトロビニリデンジアミン、1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン、3−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−1,3,5−オキサジアジナン−4−イリデン(ニトロ)アミン、(E)−N−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−N’−シアノ−N−メチルアセトアニジン、(RS)−1−メチル−2−ニトロ−3−(テトラヒドロ−3−フリルメチル)グアニジン、3−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデンシアナミド等のネオニコチノイド化合物、
フェニトロチオン[O,O−ジメチルO−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエート]、フェンチオン[O,O−ジメチルO−(3−メチル−4−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエート]、ダイアジノン[O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエート]、クロルピリホス[O,O−ジエチル−O−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエート]、アセフェート[O,S−ジメチルアセチルホスホラミドチオエート]、メチダチオン[S−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジアゾール−3−イルメチルO,O−ジメチルホスホロジチオエート]、ジスルホトン[O,O−ジエチルS−2−エチルチオエチルホスホロジチオエート]、DDVP[2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート]、スルプロホス[O−エチルO−4−(メチルチオ)フェニルS−プロピルホスホロジチオエート]、シアノホス[O−4−シアノフェニルO,O−ジメチルホスホロチオエート]、ジオキサベンゾホス[2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスホリン−2−スルフィド]、ジメトエート[O,O−ジメチル−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェート]、フェントエート[エチル2−ジメトキシホスフィノチオイルチオ(フェニル)アセテート]、マラチオン[ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サクシネート]、トリクロルホン[ジメチル2,2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネート]、アジンホスメチル[S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチルO,O−ジメチルホスホロジチオエート]、モノクロトホス[ジメチル−{(E)−1−メチル−2−(メチルカルバモイル)ビニル}ホスフェート]、エチオン[O,O,O’,O’−テトラエチル−S,S’−メチレンビス(ホスホロジチオエート)]、カズサホス[ホスホロジチオ酸O−エチルS,S−ジ−sec−ブチル]等の有機リン系化合物、
BPMC[2−sec−ブチルフェニルメチルカーバメート]、ベンフラカルブ[エチル N−{2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ}−N−イソプロピル−β−アラニネート]、プロポキスル[2−イソプロポキシフェニル−N−メチルカーバメート]、カルボスルファン[2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ[b]フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカーバメート]、カルバリル[1−ナフチル−N−メチルカーバメート]、メソミル[S−メチル−N−(メチルカルバモイルオキシ)チオアセトイミデート]、エチオフェンカルブ[2−(エチルチオメチル)フェニルメチルカーバメート]、アルジカルブ[2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−メチルカルバモイルオキシム]、オキサミル[N,N−ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−(メチルチオ)アセトアミド]、フェノチオカルブ[S−4−フェノキシブチル−N,N−ジメチルチオカーバメート]等のカーバメート系化合物、
エトフェンプロックス[2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル−1−(3−フェノキシベンジル)オキシプロパン]、フェンバレレート[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート]、エスフェンバレレート[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート]、フェンプロパトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シペルメトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、ペルメトリン[3−フェノキシベンジル(1RS)−シス,トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シハロトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS,3Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、デルタメトリン[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シクロプロトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボキシレート]、フルバリネート[α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリネート]、ビフェンスリン[2−メチル−3−フェニルベンジル (1RS,3Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、ハルフェンプロックス[2−(4−ブロモジフルオロメトキシフェニル)−2−メチル−1−(3−フェノキシベンジル)メチルプロパン]、トラロメトリン[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス−3−(1,2,2,2−テトラブロモエチル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、シラフルオフェン[(4−エトキシフェニル)−{3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル}ジメチルシラン]、d−フェノトリン[3−フェノキシベンジル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、シフェノトリン[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、d−レスメトリン[5−ベンジル−3−フリルメチル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、アクリナスリン[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R,3Z)−シス−(2,2−ジメチル−3−{3−オキソ−3−(1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルオキシ)プロペニル}シクロプロパンカルボキシレート)、シフルトリン[(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、テフルトリン[2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル(1RS,3Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、トランスフルスリン[2,3,5,6−テトラフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート]、テトラメトリン[3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミドメチル (1RS)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、アレトリン[(RS)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロペニル)−2−シクロペンテン−1−イル (1RS)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、プラレトリン[(S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペンテン−1−イル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、エンペントリン[(RS)−1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル(1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、イミプロスリン[2,5−ジオキソ−3−(2−プロピニル)イミダゾリジン−1−イルメチル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、d−フラメトリン[5−(2−プロピニル)フルフリル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]、5−(2−プロピニル)フルフリル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート等のピレスロイド系化合物、
ブプロフェジン[2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジアジン−4−オン]等のチアジアジン誘導体、ニトロイミダゾリジン誘導体、カルタップ[S,S’−(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス(チオカーバメート)]、チオシクラム[N,N−ジメチル−1,2,3−トリチアン−5−イルアミン]、ベンスルタップ[S,S’−2−ジメチルアミノトリメチレンジ(ベンゼンチオスルフォネート)]等のネライストキシン誘導体、N−シアノ−N’−メチル−N’−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノアミジン誘導体、エンドスルファン[6,7,8,9,10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベンゾジオキサチエピンオキサイド]、γ−BHC[1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン]、ジコホル[1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2,2,2−トリクロロエタノール]等の塩素化炭化水素化合物、クロルフルアズロン[1−{3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル}−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]、テフルベンズロン[1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]、フルフェノクスロン[1−{4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル}−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]等のベンゾイルフェニルウレア系化合物、アミトラズ[N,N’−{(メチルイミノ)ジメチリジン}−ジ−2,4−キシリジン]、クロルジメホルム[N’−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチルメチニミダミド]等のホルムアミジン誘導体、ジアフェンチウロン[N−(2,6−ジイソプロピル−4−フェノキシフェニル)−N’−t−ブチルカルボジイミド]等のチオ尿素誘導体、N−フェニルピラゾール系化合物、
フラメトピル[5−クロロ−1,3−ジメチル−N−(1,1,3−トリメチル−1,3−ジヒドロ−4−イソベンゾフラニル)−4−ピラゾールカルボキサミド]、メトキサジアゾン[5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−(3H)−オン]、ブロモプロピレート[イソプロピル4,4’−ジブロモベンジレート]、テトラジホン[4−クロロフェニル 2,4,5−トリクロロフェニルスルホン]、キノメチオネート[S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジチオカルボネート]、プロパルギット[2−(4−tert−ブチルフェノキシ)シクロヘキシルプロピ−2−イルスルファイト]、フェンブタティンオキシド[ビス{トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)ティン}オキシド]、ヘキシチアゾクス[(4RS,5RS)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキシル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン−3−カルボキサミド]、クロフェンテジン[3,6−ビス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラジン]、ピリダベン[2−tert−ブチル−5−(4−tert−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3(2H)−オン]、フェンピロキシメート[tert−ブチル (E)−4−[(1,3−ジメチル−5−フェノキシピラゾール−4−イル)メチレンアミノオキシメチル]ベンゾエート]、デブフェンピラド[N−4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチル−5−ピラゾールカルボキサミド]、ポリナクチンコンプレックス[テトラナクチン、ジナクチン、トリナクチン]、ピリミジフェン[5−クロロ−N−[2−{4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキシ}エチル]−6−エチルピリミジン−4−アミン]、ミルベメクチン、アバメクチン、イバーメクチン、アザジラクチン[AZAD]、5−メチル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾール、メチル 1−(ブチルカルバモイル)ベンズイミダゾール−2−カーバメート、6−(3,5−ジクロロ−4−メチルフェニル)−3(2H)−ピリダジノン、1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタノン、(E)−4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)−N−〔1−(イミダゾール−1−イル)−2−プロポキシエチリデン〕アニリン、1−〔N−プロピル−N−〔2−(2,4,6−トリクロロフェノキシ)エチル〕カルバモイル〕イミダゾール、(E)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール、1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール、(E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール、1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール、4−〔3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル〕−2,6−ジメチルモルホリン、2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘキサン−2−オール、O,O−ジエチル O−2−キノキサリニルホスホロチオエート、O−(6−エトキシ−2−エチル−4−ピリミジニル)O,O−ジメチル ホスホロチオエート、2−ジエチルアミノ−5,6−ジメチルピリミジン−4−イル ジメチルカーバメート、4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−ピラゾリル p−トルエンスルホナート、4−アミノ−6−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチルチオ−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン、2−クロロ−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−エトキシカルボニル−N−〔(4−クロロ−6−メトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−(2−クロロエトキシ)−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕フェニルメタンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕チオフェン−3−スルホンアミド、4−エトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−1−メチルピラゾール−5−スルホンアミド、2−〔4,5−ジヒドロ−4−メチル−4−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−イミダゾール−2−イル〕−3−キノリンカルボン酸、2−〔4,5−ジヒドロ−4−メチル−4−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−イミダゾール−2−イル〕−5−エチル−3−ピリジンカルボン酸、メチル 6−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)−m−トルエート、メチル 2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)−p−トルエート、2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)ニコチン酸、N−(4−クロロフェニル)メチル−N−シクロペンチル−N’−フェニルウレア、(RS)−2−シアノ−N−[(R)−1(2,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,3−ジメチルブチルアミド、N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリメチルイソベンゾフラン−4−イル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキシアミド、N−[2,6−ジブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−2−メチル−4−(トリフルオロメチル)−5−チアゾールカルボキシアミド、2,2−ジクロロ−N−[1−(4−クロロフェニル)エチル]−3−メチルシクロプロパンカルボキシアミド、メチル(E)−2−2−6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ−フェニル−3−メトキシアクリレイト、5−メチル−1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾール、3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド、ジイソプロピル=1,3−ジチオラン−2−イリデン−マロネート、O,O−ジプロピル−O−4−メチルチオフェニルホスフェート、ホスチアゼート[(RS)−S−セカンダリ−ブチル O−エチル 2−オキソ−1,3−チアゾリジン−3−イルホスホノチオエート]、イミシアホス[O−エチル=S−プロピル=(E)−[2−(シアノイミノ)−3−エチルイミダゾリジン−1−イル]ホスホノチオアート]、フルエンスルホン[5−クロロ−−2−[(3,4,4−トリフルオロ−3−ブテン−1−イル)スルホニル]チアゾール、バチルス・チューリンゲンシス菌(Bacilus thuringiensis)由来の生芽胞および産生結晶毒素、バチルス・フィルムス菌(Bacilus firmus)由来の生芽胞および産生毒素、パスツーリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)由来の生芽胞および産生毒素、枯草菌(Bacilus subtilis)由来の生芽胞が挙げられる。
本組成物は、1グラム当りの粒数が15〜80(粒/g)であり、好ましくは20〜60(粒/g)である。ここで、1グラム当りの粒数とは、本組成物1g中における平均粒数を意味し、例えばマルチオートカウンター(藤原製作所株式会社製)を用いて粒数を測定し、これを測定対象とした本組成物の重さ(グラム)で除することにより求めることができる。
本組成物は、見かけ比重が0.85〜1.07であり、好ましくは1.02〜1.06である。本発明において、見かけ比重は、農薬公定検査法と同様の方法にて測定される。より具体的には、内径50mm、容積100mLの金属製円筒容器の上縁の10cm上方から、試料を静かに落として容器を満たし、ただちにスライドグラスを用いて余剰分をすり落として秤量し、内容物の重量(A(g))を求め、次の式によって算出される値が、本組成物の見かけ比重である。
見かけ比重の算出式 : 見かけ比重=A/100
本組成物において、農薬成分の含有量は、本組成物100重量部に対して、通常0.001〜5.0重量部、好ましくは0.003〜0.4重量部である。このように、本組成物中の農薬成分の含有量が比較的低いことから、本組成物の1グラムあたりの粒数は、用いられる本粒状肥料の1グラム当りの粒数を目安とすることができる。すなわち、本組成物においては、ほとんどの場合、前記の市販化成肥料の中から、1グラム当りの粒数が15〜80の化成肥料を選択して、これを本粒状肥料に使用することができる。
本組成物は、転動している当該本粒状肥料に、上記の農薬成分を添加することにより得られ、かかる農薬成分を転動している本粒状肥料に添加する方法としては、例えば、農薬成分そのもの、または、農薬成分を有機溶媒等に溶解もしくは分散して調製される混合液を本粒状肥料に添加する方法が挙げられる。また、農薬成分を必要に応じて担体と混合して微粉末状にして添加してもよい。このとき、本粒状肥料から農薬成分が分離しないように、熱可塑性樹脂などのバインダーとなる成分を共存させてもよい。かかる成分としては、肥料成分の担体として例示した担体を挙げることができる。
農薬成分を溶解もしくは分散する有機溶媒としては、例えばハイゾールSAS−296(1−フェニル−1−キシリルエタンと1−フェニル−1−エチルフェニルエタンの混合物、新日本石油株式会社の商品名)、カクタスソルベントHP−MN(メチルナフタレン80%、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントHP−DMN(ジメチルナフタレン80%、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントP−100(炭素数9〜10のアルキルベンゼン、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントP−150(アルキルベンゼン、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントP−180(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントP−200(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントP−220(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、カクタスソルベントPAD−1(ジメチルモノイソプロピルナフタレン、株式会社ジャパンエナジーの商品名)、ソルベッソ100(芳香族炭化水素として主にC9−10のジアルキルおよびトリアルキルベンゼン、エクソンモービル有限会社の商品名)、ソルベッソ150(芳香族炭化水素として主にC10−11のアルキルベンゼン、エクソンモービル有限会社の商品名)、ソルベッソ150ND(芳香族炭化水素として主にC10−11のアルキルベンゼン、Exxon Mobil Chemical Companyの商品名)、ソルベッソ200(芳香族炭化水素として主にC10−14のアルキルナフタレン、エクソンモービル有限会社の商品名)、ソルベッソ200ND(芳香族炭化水素として主にC10−14のアルキルナフタレン、Exxon Mobil Chemical Companyの商品名)、ULTRA LOW NAPHTHALENE AROMATIC 150(芳香族炭化水素として主にC10−11のアルキルベンゼン、Exxon Mobil Chemical Companyの商品名)、ULTRA LOW NAPHTHALENE AROMATIC 200(芳香族炭化水素として主にC10−14のアルキルナフタレン、Exxon Mobil Chemical Companyの商品名)、スワゾール100(トルエン、丸善石油化学株式会社の商品名)、スワゾール200(キシレン、丸善石油化学株式会社の商品名)、コーティングオイル(石油系炭化水素、新日本石油株式会社の商品名)が挙げられ、これらの有機溶剤は適宜組合せて用いることが出来る。
より具体的には、本組成物は、例えば、次のようにして調製することができる。
(1)コーティングオイル等の有機溶媒に所定量の農薬成分を添加して攪拌機等を用いて常温下で溶解あるいは分散させることにより混合液を得る。
(2)本粒状肥料が転動攪拌されているドラムミキサー等の混合機内へ上記で得た混合液を投入・攪拌することにより本組成物を得る。
かかる方法により得られる本組成物は、さらに必要に応じて固結防止のために、本組成物表面にクレー等の固結防止成分を添加する処理が施されてもよい。固結防止成分としては、前述の肥料成分の担体が同様に使用でき、通常、工業用として市販の微粉が使用される。
本組成物において、微粉の添加量は、通常、本粒状肥料に対し0.1〜3重量%、好ましくは0.3〜1.5重量%である。
本組成物に対する微粉の添加方法としては、回転円筒や回転皿等の混合機に本組成物を供給し転動させながら、これに微粉を添加、混合する方法が通常採られる。
本組成物の粒度は、通常1mm〜15mmである。本発明において、粒度とは平均粒子径を意味する。例えば、ランダムに100粒を取り出し、CCDカメラ(日立電子DK−7001N)を用いて得られる画像を電子計算機に取り込み、この取り込んだ画像を画像解析ソフトWIN ROOF(三谷商事株式会社)を用いて解析することにより、平均粒子径を算出することができる。また、本組成物の粒度分布は、極端に異なる粒度を有する群が複数存在することにより複数の山頂を有する分布(多峰性分布)よりも、1つの山頂を有する分布(単峰性分布)である方が好ましい。本組成物の粒度分布のバラツキを表す変動係数Cvは通常5〜25であり、好ましく8〜18である。本発明において、本組成物の粒度分布における変動係数Cvは、例えば、上記平均粒子径と同様の方法により、算出することができる。
本組成物の安息角は、通常25°〜45°であり、好ましくは30°〜40°である。本発明において、安息角は、例えば、次のようにして測定することができる。まず、試料台にテーブル(安息角測定用)を設置し、その上方にロートをロート先端(下端)がテーブルから5cm以内の高さになるように設置する。そして、ロート上部に試料添加を開始し、ロートを通過した試料がテーブルからこぼれ始めた後、該試料が形成する山の角度(仰角)が一定になった時点で試料の添加を停止し、分度器を用いて該角度を測定する。
本発明に用いられる施肥機としては例えば、肥料の繰出量を開閉板の開度により調整する施肥機、及び散布ロールに設けられた溝の幅と散布ロールの回転速度とにより調整する施肥機が挙げられる。肥料の繰出量を開閉板の開度により調整する施肥機には、肥料を収容するホッパーの底板に排出口と、該排出口を開閉するための開閉板(シャッター板)とが設けられている。そして該ホッパーの底板排出口と開閉板とで形成される開口部の面積を変化させることにより該ホッパーの底板排出口から落とされる肥料の量を調整することができる。
肥料の繰出量を散布ロールに設けられた溝の幅と散布ロールの回転速度とにより調整する施肥機には、肥料を収容するホッパーの底板排出口の直上にモータの駆動で回転する溝付きの散布ロールが設けられている。そして該モータの回転数を制御することにより、該ロールから落とされる肥料の量を調整することができる。該施肥機においては、散布ロールに設けられた溝の幅を変化させることによって肥料の繰出量を調整することもできる。
また、施肥機はその施用形態によりさらに区分され、本発明においては、肥料をホッパーの底板に設けられた排出口から落下させて施用する方式の施肥機及び肥料を遠心力により施用する方式の施肥機を用いることができる。肥料をホッパーの底板に設けられた排出口から落下させて施用する方式の施肥機は、一般にライムソワーとも呼ばれる施肥機である。肥料を遠心力により施用する方式の施肥機は、一般にブロードキャスターとも呼ばれる施肥機であり、水平回転する円板の上に肥料を落下させ、円板の遠心力により拡散させるスピンナ型と、左右に揺動する筒から肥料を振り出し、拡散させるスパウト型とがある。
具体的には、JP2009−201471−Aに記載されているような、肥料の繰出量を開閉板の開度により調整し、且つ肥料をホッパーの底板に設けられた排出口から落下させて施用する方式の施肥機(以下、シャッター構造の施肥機と記す。)が挙げられる。市販されているシャッター構造の施肥機としては、サンソワーアルファSF135(株式会社ジョーニシ)、サンソワーアルファSF185(株式会社ジョーニシ)が挙げられる。また、JP2005−312351−Aに記載されているような、肥料の繰出量を散布ロールに設けられた溝の幅と散布ロールの回転速度とにより調整し、且つ肥料をホッパーの底板に設けられた排出口から落下させて施用する方式の施肥機(以下、散布ロール式の施肥機と記す。)が挙げられる。市販されている散布ロール式の施肥機としては、サンソワーV−F10(株式会社ジョーニシ)、サンソワーV−R10(株式会社ジョーニシ)、サンソワーV−F07(株式会社ジョーニシ)、サンソワーV−F05(株式会社ジョーニシ)、サンソワーV−R05(株式会社ジョーニシ)が挙げられる。また、JPH06−2002−BやJP2010−11823−Aに記載されているような、肥料の繰出量を開閉板の開度により調整し、且つ肥料を遠心力により施用する方式の施肥機(以下、ブロードキャスターと記す。)が挙げられる。市販されているスパウト型のブロードキャスターとしては、ブロードキャスターMP220E・330Eシリーズ(松山株式会社)、ブロードキャスターMP220・330シリーズ(松山株式会社社)、ブロードキャスターMP410E(松山株式会社)、ブロードキャスターMP510E(松山株式会社)、ブロードキャスターMP410(松山株式会社)、ブロードキャスターMP510(松山株式会社)、ブロードキャスターMP206(松山株式会社)、ブロードキャスターMP306(松山株式会社)、ブロードキャスターMP405(松山株式会社社)、ブロードキャスターMP505(松山株式会社)、ブロードキャスターMP605(松山株式会社)、ブロードキャスターMP805(松山株式会社)が挙げられる。
本発明は、本組成物を上記施肥機を用いて土壌に施用する方法に関し、施用対象となる土壌としては、畑地などの農地をあげることができ、殊に甘藷を栽培する畑が好適である。土壌への施用法としては、通常の肥料の施用法と同様の、作条処理、珪内処理、全層処理等を例示することができる。ここで、作条処理とは作物の種をまくために畑に一定間隔に掘る浅い溝への本粒状組成物の処理を指し、また、畦内処理とは畦を作りながら本粒状組成物を畦内に混ぜ込む処理である。全層処理とは作土層(耕起される土層)全層への本粒状組成物の混合処理を意味する。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
70.0重量部の常温固体である(E)−1−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン(一般名:クロチアニジン)及び30.0重量部の勝光山クレーS(ロウ石、勝光山鉱業所製)を均一に混合し、遠心粉砕機にて粉砕して、体積中位径が12μm(MALVERN製MASTERSIZER2000により測定)のクロチアニジンを含有する粉状農薬(以下、粉状農薬1と記す。)を得た。
次に、1L容量のセパラブルフラスコに粉状農薬1を34.73gとコーティングオイル(石油系炭化水素、新日本石油株式会社製)を519.93gとを加え、ホモミキサー(TKオートホモミキサー、プライミクス株式会社製)を用いて、20分間攪拌し、クロチアニジン懸濁液を得た。
次に、14rpmで回転しているドラムミキサー(UD−5、杉山重工株式会社製)内で転動している1グラム当りの粒数が20.9(粒/g)の化成肥料(SR化成162、住友化学製)35.0kgにクロチアニジン懸濁液554.66gを常温で添加し、60分間混合した。その後、特花SPクレー(ロウ石、勝光山鉱業所製)431.92gを常温で添加し、10分間混合し、クロチアニジンと化成肥料とを含む粒状組成物1(22.3粒/g)を得た。
実施例2
1グラム当りの粒数が36.3(粒/g)の化成肥料を使用した以外は実施例1と同じ製造方法にてクロチアニジンと化成肥料とを含む粒状組成物2(35.8粒/g)を得た。
実施例3
1グラム当りの粒数が56.7(粒/g)の化成肥料を使用した以外は実施例1と同じ製造方法にてクロチアニジンと化成肥料とを含む粒状組成物3(55.9粒/g)を得た。
実施例4
1L容量のセパラブルフラスコに常温液体であるフェニトロチオンを24.61gとソルベッソ150(芳香族炭化水素として主にC10−11のアルキルベンゼン、エクソンモービル有限会社製)を530.03gとを加え、ホモミキサー(TKオートホモミキサー、プライミクス株式会社製)を用いて、20分間攪拌し、フェニトロチオン溶解液を得た。
次に、14rpmで回転しているドラムミキサー(UD−5、杉山重工株式会社製)内で転動している1グラム当りの粒数が36.6(粒/g)の化成肥料(SR化成162、住友化学製)35.0kgにフェニトロチオン溶解液554.64gを常温で添加し、60分間混合した。その後、特花SPクレー(ロウ石、勝光山鉱業所製)431.92gを常温で添加し、10分間混合し、フェニトロチオンと化成肥料とを含む粒状組成物4(37粒/g)を得た。
実施例5
1L容量のセパラブルフラスコに常温固体であり、かつ、体積中位径が4μm(MALVERN製MASTERSIZER2000により測定)であるフラメトピルを34.18gとコーティングオイル(石油系炭化水素、新日本石油株式会社製)を520.48gとを加え、ホモミキサー(TKオートホモミキサー、プライミクス株式会社製)攪拌機を用いて、20分間攪拌し、フラメトピル懸濁液を得た。
次に、14rpmで回転しているドラムミキサー(UD−5、杉山重工株式会社製)内で転動している1グラム当りの粒数が37.9(粒/g)の化成肥料(SR化成162、住友化学製)35.0kgにフラメトピル懸濁液554.66gを常温で添加し、60分間混合した。その後、特花SPクレー(ロウ石、勝光山鉱業所製)431.92gを常温で添加し、10分間混合し、フラメトピルと化成肥料とを含む粒状組成物5(37.6粒/g)を得た。
比較例1
1グラム当りの粒数が11.4(粒/g)の化成肥料を使用した以外は製造例1と同じ製造方法にてクロチアニジンと化成肥料を含む粒状組成物I(12.9粒/g)を得た。
比較例2
1グラム当りの粒数が83.0(粒/g)の化成肥料を使用した以外は製造例1と同じ製造方法にてクロチアニジンと化成肥料を含む粒状組成物II(83.5粒/g)を得た。
なお、実施例1〜5、比較例1および2で製造された粒状組成物1〜5、IおよびIIの1g当たりの粒数はマルチオートカウンター(藤原製作所株式会社製)を用いて粒数を測定し、採取した粒子のグラム数で除することにより求めた。
実施例1〜5、比較例1および2で製造された粒状組成物1〜5、IおよびIIについて、表1にその組成を示す。
Figure 2014098203
粒状組成物1〜5、IおよびIIについて、見かけ比重及び安息角を前記の方法により測定した。結果を表2に示す。
Figure 2014098203
試験例1
粒状組成物1 35986.6gを、シャッター構造の施肥機(サンソワーアルファSF135、株式会社ジョーニシ製)のホッパーに入れ、該施肥機の量調節レバーにてシャッター開度目盛を6に調節し、約600g/分で繰り出されるように該施肥機を作動させ、繰り出し開始から1分後、20分後、40分後、60分後に、1分間に排出口から繰り出される粒状組成物(約600g)を回収した。1分後、20分後、40分後、60分後に回収したそれぞれの粒状組成物について農薬有効成分含量を測定し、次の式によって変動係数Cvを算出した。
変動係数Cvの算出式:
変動係数Cv=(1分後、20分後、40分後、60分後に回収した粒状組成物の農薬有効成分含量の標準偏差)/(1分後、20分後、40分後、60分後に回収した粒状組成物の農薬有効成分含量の平均値)×100
粒状組成物2〜5、IおよびIIについても同様の操作を行い、それぞれについてCvを算出した。
試験例2
施肥機を標準ロール(ロールJ、株式会社ジョーニシ製)を取り付けた散布ロール式の施肥機(サンソワーV−R05、株式会社ジョーニシ製)に変更し、繰出量を散布量調節ダイヤルの目盛を5に設定して約600g/分に調整した以外は試験例1と同じ試験を実施した。
試験例3
施肥機をブロードキャスター(MP306、松山株式会社製)に変更し、繰出量を開度レバーの目盛を6に設定して約600g/分に調整した以外は試験例1と同じ試験を実施した。
上記試験例1〜3の結果を表3に示す。
Figure 2014098203
試験例4
圃場にて効力試験を実施した。標準ロール(ロールJ、株式会社ジョーニシ製)を取り付けた散布ロール式の施肥機(サンソワーV−R10、株式会社ジョーニシ製)のホッパーに粒状組成物2を投入し、10a当たりに67.5kgの割合で畦内処理し、「本発明区」とした。比較として、無肥料かつ無農薬条件にて畝立てし、「無処理区」とした。畝立ての2日後に畦間×株間=90cm×40cm、277株/aの条件で「本発明区」および「無処理区」に甘藷(品種:コガネセンガン)の苗を植え付け、154日後に甘藷を収穫した。収穫した甘藷20株中の上イモ(イモ1個当たりの重量が50g以上のもの)に対する被害イモ(害虫による食痕のあるイモ)の個数をそれぞれ2反復調査した。結果を表4に示す。
Figure 2014098203
試験例5
甘藷の収穫を苗の植え付け後から180日とした以外は試験例1と同じ試験を実施した。結果を表5に示す。
Figure 2014098203

Claims (18)

  1. 1種以上の農薬成分が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなり、且つ1グラム当たりの粒数が15〜80の範囲である農薬含有粒状肥料組成物を、施肥機を用いて土壌に施用することを含む含農薬粒状肥料の施用方法。
  2. 前記農薬含有粒状肥料組成物の見かけ比重が0.85〜1.07の範囲である請求の範囲1に記載の方法。
  3. 前記農薬成分が、前記農薬含有粒状肥料組成物100重量部に対して0.001〜5.0重量部含有される請求の範囲1または2に記載の方法。
  4. 前記農薬成分が、殺菌剤、殺虫剤、除草剤および植物成長調整剤からなる群より選ばれる1種以上の農薬成分である請求の範囲1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記農薬成分が、殺虫剤である請求の範囲1〜3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記殺虫剤が、ネオニコチノイド化合物である請求の範囲5に記載の方法。
  7. 前記ネオニコチノイド化合物が、クロチアニジン、ニテンピラム、イミダクロプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、アセタミプリドまたはジノテフランである請求の範囲6に記載の方法。
  8. 前記施肥機が、肥料の繰出量を開閉板の開度により調整する施肥機である請求の範囲1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記施肥機が、肥料の繰出量を散布ロールに設けられた溝の幅と散布ロールの回転速度とにより調整する施肥機である請求の範囲1〜7のいずれかに記載の方法。
  10. さらに、肥料をホッパーの底板に設けられた排出口から落下させて施用する方式の施肥機である請求の範囲8または9に記載の方法。
  11. さらに、肥料を遠心力により施用する方式の施肥機である請求の範囲8または9に記載の方法。
  12. 畑に施用する請求の範囲1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記畑が、甘藷を栽培する畑である請求の範囲12に記載の方法。
  14. 畑への施用が、作条処理である請求の範囲12または13に記載の方法。
  15. 畑への施用が、畦内処理である請求の範囲12または13に記載の方法。
  16. 畑への施用が、全層処理である請求の範囲12または13に記載の方法。
  17. 1種以上の農薬成分が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなり、且つ1グラム当たりの粒数が15〜80の範囲である農薬含有粒状肥料組成物。
  18. 前記農薬含有粒状肥料組成物の見かけ比重が0.85〜1.07の範囲である請求の範囲17に記載の農薬含有粒状肥料組成物。
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