JPWO2014050048A1 - 受信装置 - Google Patents

受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014050048A1
JPWO2014050048A1 JP2014538160A JP2014538160A JPWO2014050048A1 JP WO2014050048 A1 JPWO2014050048 A1 JP WO2014050048A1 JP 2014538160 A JP2014538160 A JP 2014538160A JP 2014538160 A JP2014538160 A JP 2014538160A JP WO2014050048 A1 JPWO2014050048 A1 JP WO2014050048A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
unit
terminal device
information
packet signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2014538160A
Other languages
English (en)
Inventor
章二 後藤
章二 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2014050048A1 publication Critical patent/JPWO2014050048A1/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S1/00Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith
    • G01S1/02Beacons or beacon systems transmitting signals having a characteristic or characteristics capable of being detected by non-directional receivers and defining directions, positions, or position lines fixed relatively to the beacon transmitters; Receivers co-operating therewith using radio waves
    • G01S1/04Details
    • G01S1/045Receivers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/0009Transmission of position information to remote stations
    • G01S5/0072Transmission between mobile stations, e.g. anti-collision systems
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/161Decentralised systems, e.g. inter-vehicle communication
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/161Decentralised systems, e.g. inter-vehicle communication
    • G08G1/163Decentralised systems, e.g. inter-vehicle communication involving continuous checking
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/38Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system
    • G01S19/39Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system the satellite radio beacon positioning system transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/42Determining position
    • G01S19/48Determining position by combining or switching between position solutions derived from the satellite radio beacon positioning system and position solutions derived from a further system
    • G01S19/49Determining position by combining or switching between position solutions derived from the satellite radio beacon positioning system and position solutions derived from a further system whereby the further system is an inertial position system, e.g. loosely-coupled

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

他の端末装置から、位置情報と移動情報とが含まれたパケット信号を受信する。端末特定部82は、受信したパケット信号に含まれた位置情報と移動情報とをもとに、本端末装置の前方を走行している車両に搭載された第1の端末装置よりも前方の第2の端末装置を特定する。警告部84は、第2の端末装置からのパケット信号を処理し、処理結果を出力させる。

Description

本発明は、通信技術に関し、特に所定の情報が含まれた信号を受信する受信装置に関する。
運転者の負担を軽減するために、運転者に対して各種支援を行うための運転支援装置が開発されている。例えば、自車両が交差点に進入しようとしている場合、その交差点に交差している道路または対向車線を走行している他車両との衝突可能性を表示または音声によって運転者に対して報知したり、ディスプレイ上に他車両の位置を表示したりする(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−252092号公報 特開2009−276991号公報
前方の視界が他の車両で遮られている場合、それよりも前方を走行している車両の走行状態が変更したときに、その認識が遅れる危険性が高くなる。走行状態の変更には、例えば、減速、車線変更が含まれる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、前方の視界が他の車両で悪化している場合であっても、安全性を高める通知を実行する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の受信装置は、送信装置から、位置情報と移動情報とが含まれたパケット信号を受信する受信部と、受信部において受信したパケット信号に含まれた位置情報と移動情報とをもとに、本受信装置の前方を走行している車両に搭載された第1の送信装置よりも前方の第2の送信装置からのパケット信号を処理する処理部と、処理部における処理結果を出力させる出力部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、前方の視界が他の車両で悪化している場合であっても、安全性を高める通知を実行できる。
本発明の実施例1に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の基地局装置の構成を示す図である。 図3(a)−(d)は、図1の通信システムにおいて規定されるフレームのフォーマットを示す図である。 図1の車両に搭載された端末装置の構成を示す図である。 図4の端末装置にて使用されるパケット信号に格納されるデータのデータ構造を示す図である。 図5の車両種別情報のデータ構造を示す図である。 図4のアプリケーション実行部の構成を示す図である。 図7の端末特定部における処理の概要を示す図である。 図4の通知部において表示される画面を示す図である。 図4の通知部において表示される別の画面を示す図である。 図11(a)−(b)は、図4の通知部において表示されるさらに別の画面を示す図である。 図4の端末装置による通知手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るアプリケーション実行部の構成を示す図である。 図13のアプリケーション実行部による通知手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る警告部における処理の概要を示す図である。 図16(a)−(c)は、本発明の実施例3に係る警告部に記録されたテーブルのデータ構造を示す図である。
(実施例1)
本発明の実施例1を具体的に説明する前に、基礎となった知見を説明する。本発明の実施例1は、車両に搭載された端末装置間において車車間通信を実行するとともに、交差点等に設置された基地局装置から端末装置へ路車間通信も実行する通信システムに関する。このような通信システムは、ITS(Intelligent Transport Systems)とも呼ばれる。ITSは、例えば、700MHz帯高度道路交通システムの標準規格(一般社団法人電波産業会)に規定されている。通信システムは、IEEE802.11等の規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)と同様に、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)と呼ばれるアクセス制御機能を使用する。そのため、複数の端末装置によって同一の無線チャネルが共有される。一方、ITSでは、不特定多数の端末装置へ情報を送信する必要がある。そのような送信を効率的に実行するために、本通信システムは、パケット信号をブロードキャスト送信する。
つまり、車車間通信として、端末装置は、車両の速度あるいは位置等の情報を格納したパケット信号をブロードキャスト送信する。また、他の端末装置は、パケット信号を受信するとともに、前述の情報をもとに車両の接近等を認識する。ここで、路車間通信と車車間通信との干渉を低減するために、基地局装置は、複数のサブフレームが含まれたフレームを繰り返し規定する。基地局装置は、路車間通信のために、複数のサブフレームのいずれかを選択し、選択したサブフレームの先頭部分の期間において、制御情報等が格納されたパケット信号をブロードキャスト送信する。
制御情報には、当該基地局装置がパケット信号をブロードキャスト送信するための期間(以下、「路車送信期間」という)に関する情報が含まれている。端末装置は、制御情報をもとに路車送信期間を特定し、路車送信期間以外の期間(以下、「車車送信期間」という)においてCSMA方式にてパケット信号をブロードキャスト送信する。その結果、路車間通信と車車間通信とが時分割多重される。なお、基地局装置からの制御情報を受信できない端末装置、つまり基地局装置によって形成されたエリアの外に存在する端末装置は、フレームの構成に関係なくCSMA方式にてパケット信号を送信する。
次に、本実施例の概略を説明する。端末装置は、車両の接近等を運転者に通知するが、すべての車両に対して通知がなされれば、通知の回数が多くなる。通知の回数が多くなると、運転者は通知になれてしまうので、通知による注意喚起力が弱くなってしまう。そのため、危険性の高い車両に着目し、当該車両に関する情報を通知することが望ましい。
一方、運転者は、運転時に直前を走行している車両(以下、「前車両」という)だけでなく、前車両の前を走行している車両(以下、「前々車両」という)の走行状態も確認することにより、危険を予知してより安全に運転する。
前車両によって前方向への視界が悪化すると、前々車両の走行状態が確認されにくくなる。その結果、運転者は、前々車両の停止や車線変更に対する危険を予知しにくくなる。これに対応するため、端末装置は、他の端末装置から受信したパケット信号をもとに、前々車両に搭載された他の端末装置からのパケット信号を選択する。端末装置は、選択したパケット信号に含まれた情報を運転者に通知する。情報は、ブレーキ、方向指示器状態、速度、位置のような走行状態に相当する。つまり、走行中に前々車両の走行状態が運転者に通知される。
図1は、本発明の実施例1に係る通信システム100の構成を示す。これは、ひとつの交差点を上方から見た場合に相当する。通信システム100は、基地局装置10、車両12と総称される第1車両12a、第2車両12b、第3車両12c、第4車両12d、第5車両12e、第6車両12f、第7車両12g、第8車両12h、ネットワーク202を含む。ここでは、第1車両12aのみに示しているが、各車両12には、端末装置14が搭載されている。また、エリア212が、基地局装置10の周囲に形成され、エリア外214が、エリア212の外側に形成されている。
図示のごとく、図面の水平方向、つまり左右の方向に向かう道路と、図面の垂直方向、つまり上下の方向に向かう道路とが中心部分で交差している。ここで、図面の上側が方角の「北」に相当し、左側が方角の「西」に相当し、下側が方角の「南」に相当し、右側が方角の「東」に相当する。また、ふたつの道路の交差部分が「交差点」である。第1車両12a、第2車両12bが、左から右へ向かって進んでおり、第3車両12c、第4車両12dが、右から左へ向かって進んでいる。また、第5車両12e、第6車両12fが、上から下へ向かって進んでおり、第7車両12g、第8車両12hが、下から上へ向かって進んでいる。
通信システム100において、基地局装置10は、交差点に固定して設置される。基地局装置10は、端末装置間の通信を制御する。基地局装置10は、図示しないGPS(Global Positioning System)衛星から受信した信号、あるいは図示しない他の基地局装置10にて形成されたフレームをもとに、複数のサブフレームが含まれたフレームを繰り返し生成する。ここで、各サブフレームの先頭部分に路車送信期間が設定可能であるような規定がなされている。
基地局装置10は、フレーム中の複数のサブフレームのうち、他の基地局装置10によって路車送信期間が設定されていないサブフレームを選択する。基地局装置10は、選択したサブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。基地局装置10は、設定した路車送信期間においてパケット信号を報知する。路車送信期間において、複数のパケット信号が報知されることもある。また、パケット信号には、例えば、事故情報、渋滞情報、信号情報等が含まれる。なお、パケット信号には、路車送信期間が設定されたタイミングに関する情報およびフレームに関する制御情報も含まれる。
端末装置14は、前述のごとく、車両12に搭載され移動可能である。また、端末装置14は、歩行者によっても保持可能である。端末装置14は、基地局装置10からのパケット信号を受信すると、エリア212に存在すると推定する。端末装置14は、エリア212に存在する場合、パケット信号に含まれた制御情報、特に路車送信期間が設定されたタイミングに関する情報およびフレームに関する情報をもとに、フレームを生成する。その結果、複数の端末装置14のそれぞれにおいて生成されるフレームは、基地局装置10において生成されるフレームに同期する。端末装置14は、路車送信期間とは異なった期間である車車送信期間においてパケット信号を報知する。ここで、車車送信期間においてCSMA/CAが実行される。一方、端末装置14は、エリア外214に存在していると推定した場合、フレームの構成に関係なく、CSMA/CAを実行することによって、パケット信号を報知する。
図2は、基地局装置10の構成を示す。基地局装置10は、アンテナ20、RF部22、変復調部24、処理部26、制御部28、ネットワーク通信部30を含む。また、処理部26は、フレーム規定部32、選択部34、生成部36を含む。
RF部22は、受信処理として、図示しない端末装置14あるいは他の基地局装置10からのパケット信号をアンテナ20にて受信する。RF部22は、受信した無線周波数のパケット信号に対して周波数変換を実行し、ベースバンドのパケット信号を生成する。さらに、RF部22は、ベースバンドのパケット信号を変復調部24に出力する。一般的に、ベースバンドのパケット信号は、同相成分と直交成分によって形成されるので、ふたつの信号線が示されるべきであるが、ここでは、図を明瞭にするためにひとつの信号線だけを示すものとする。RF部22には、LNA(Low Noise Amplifier)、ミキサ、AGC、A/D変換部も含まれる。
RF部22は、送信処理として、変復調部24から入力したベースバンドのパケット信号に対して周波数変換を実行し、無線周波数のパケット信号を生成する。さらに、RF部22は、路車送信期間において、無線周波数のパケット信号をアンテナ20から送信する。また、RF部22には、PA(Power Amplifier)、ミキサ、D/A変換部も含まれる。例えば、無線周波数として、700MHz帯が使用される。
変復調部24は、受信処理として、RF部22からのベースバンドのパケット信号に対して、復調を実行する。さらに、変復調部24は、復調した結果を処理部26に出力する。また、変復調部24は、送信処理として、処理部26からのデータに対して、変調を実行する。さらに、変復調部24は、変調した結果をベースバンドのパケット信号としてRF部22に出力する。ここで、通信システム100は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式に対応するので、変復調部24は、受信処理としてFFT(Fast Fourier Transform)も実行し、送信処理としてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)も実行する。
フレーム規定部32は、図示しないGPS衛星からの信号を受信し、受信した信号をもとに時刻の情報を取得する。なお、時刻の情報の取得には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。フレーム規定部32は、時刻の情報をもとに、複数のフレームを生成する。例えば、フレーム規定部32は、時刻の情報にて示されたタイミングを基準にして、「1sec」の期間を10分割することによって、「100msec」のフレームを10個生成する。このような処理を繰り返すことによって、フレームが繰り返されるように規定される。なお、フレーム規定部32は、復調結果から制御情報を検出し、検出した制御情報をもとにフレームを生成してもよい。このような処理は、他の基地局装置10によって形成されたフレームのタイミングに同期したフレームを生成することに相当する。
図3(a)−(d)は、通信システム100において規定されるフレームのフォーマットを示す。図3(a)は、フレームの構成を示す。フレームは、第1サブフレームから第Nサブフレームと示されるN個のサブフレームによって形成されている。これは、端末装置14が報知に使用可能なサブフレームを複数時間多重することによってフレームが形成されているといえる。例えば、フレームの長さが100msecであり、Nが8である場合、12.5msecの長さのサブフレームが規定される。Nは、8以外であってもよい。図3(b)−(d)の説明は、後述し、図2に戻る。
選択部34は、フレームに含まれた複数のサブフレームのうち、路車送信期間を設定すべきサブフレームを選択する。具体的に説明すると、選択部34は、フレーム規定部32にて規定されたフレームを受けつける。また、選択部34は、図示しないインターフェイスを介して、選択したサブフレームに関する指示を受けつける。選択部34は、指示に対応したサブフレームを選択する。これとは別に、選択部34は、自動的にサブフレームを選択してもよい。その際、選択部34は、RF部22、変復調部24を介して、図示しない他の基地局装置10あるいは端末装置14からの復調結果を入力する。選択部34は、入力した復調結果のうち、他の基地局装置10からの復調結果を抽出する。選択部34は、復調結果を受けつけたサブフレームを特定することによって、復調結果を受けつけていないサブフレームを特定する。
これは、他の基地局装置10によって路車送信期間が設定されていないサブフレーム、つまり未使用のサブフレームを特定することに相当する。未使用のサブフレームが複数存在する場合、選択部34は、ランダムにひとつのサブフレームを選択する。未使用のサブフレームが存在しない場合、つまり複数のサブフレームのそれぞれが使用されている場合に、選択部34は、復調結果に対応した受信電力を取得し、受信電力の小さいサブフレームを優先的に選択する。
図3(b)は、図示しない第1基地局装置10aによって生成されるフレームの構成を示す。第1基地局装置10aは、第1サブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。また、第1基地局装置10aは、第1サブフレームにおいて路車送信期間につづいて車車送信期間を設定する。車車送信期間とは、端末装置14がパケット信号を報知可能な期間である。つまり、第1基地局装置10aは、第1サブフレームの先頭期間である路車送信期間においてパケット信号を報知可能であり、かつフレームのうち、路車送信期間以外の車車送信期間において端末装置14がパケット信号を報知可能であるような規定がなされる。さらに、第1基地局装置10aは、第2サブフレームから第Nサブフレームに車車送信期間のみを設定する。
図3(c)は、図示しない第2基地局装置10bによって生成されるフレームの構成を示す。第2基地局装置10bは、第2サブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。また、第2基地局装置10bは、第2サブフレームにおける路車送信期間の後段、第1サブフレーム、第3サブフレームから第Nサブフレームに車車送信期間を設定する。図3(d)は、図示しない第3基地局装置10cによって生成されるフレームの構成を示す。第3基地局装置10cは、第3サブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。また、第3基地局装置10cは、第3サブフレームにおける路車送信期間の後段、第1サブフレーム、第2サブフレーム、第4サブフレームから第Nサブフレームに車車送信期間を設定する。このように、複数の基地局装置10は、互いに異なったサブフレームを選択し、選択したサブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。図2に戻る。選択部34は、選択したサブフレームの番号を生成部36へ出力する。
生成部36は、選択部34から、サブフレームの番号を受けつける。生成部36は、受けつけたサブフレーム番号のサブフレームに路車送信期間を設定し、路車送信期間において報知すべきパケット信号を生成する。ひとつの路車送信期間において複数のパケット信号が送信される場合、生成部36は、それらを生成する。パケット信号は、制御情報、ペイロードによって構成されている。制御情報には、路車送信期間を設定したサブフレーム番号等が含まれる。また、ペイロードには、例えば、事故情報、渋滞情報、信号情報等が含まれる。これらのデータは、ネットワーク通信部30によって、図示しないネットワーク202から取得される。処理部26は、変復調部24、RF部22に対して、路車送信期間においてパケット信号をブロードキャスト送信させる。制御部28は、基地局装置10全体の処理を制御する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図4は、車両12に搭載された端末装置14の構成を示す。端末装置14は、アンテナ50、RF部52、変復調部54、処理部56、制御部58を含む。処理部56は、タイミング特定部60、転送決定部62、取得部64、生成部66、通知部70、アプリケーション実行部76を含む。また、タイミング特定部60は、抽出部72、キャリアセンス部74を含む。アンテナ50、RF部52、変復調部54は、図2のアンテナ20、RF部22、変復調部24と同様の処理を実行する。ここでは差異を中心に説明する。
変復調部54、処理部56は、受信処理において、図示しない他の端末装置14あるいは基地局装置10からのパケット信号を受信する。なお、前述のごとく、変復調部54、処理部56は、路車送信期間において、基地局装置10からのパケット信号を受信し、車車送信期間において、他の端末装置14からのパケット信号を受信する。
抽出部72は、変復調部54からの復調結果が、図示しない基地局装置10からのパケット信号である場合に、路車送信期間が配置されたサブフレームのタイミングを特定する。その際、抽出部72は、図1のエリア212内に存在すると推定する。抽出部72は、サブフレームのタイミングと、パケット信号のメッセージヘッダの内容をもとに、フレームを生成する。その結果、抽出部72は、基地局装置10において形成されたフレームに同期したフレームを生成する。パケット信号の報知元が、他の端末装置14である場合、抽出部72は、同期したフレームの生成処理を省略する。抽出部72は、エリア212内に存在する場合、使用されている路車送信期間を特定した後、残りの車車送信期間を特定する。抽出部72は、フレームおよびサブフレームのタイミング、車車送信期間に関する情報をキャリアセンス部74へ出力する。
一方、抽出部72は、基地局装置10からのパケット信号を受けつけていない場合、つまり基地局装置10に同期したフレームを生成していない場合、図1のエリア外214に存在すると推定する。抽出部72は、エリア外214に存在する場合、フレームの構成と無関係のタイミングを選択し、フレームの構成に関係のないキャリアセンスの実行をキャリアセンス部74に指示する。
キャリアセンス部74は、抽出部72から、フレームおよびサブフレームのタイミング、車車送信期間に関する情報を受けつける。キャリアセンス部74は、車車送信期間内でCSMA/CAを開始することによって送信タイミングを決定する。これは、路車送信期間に対してNAV(Network Allocation Vector)を設定し、NAVを設定した期間以外でキャリアセンスを実行することに相当する。一方、キャリアセンス部74は、抽出部72から、フレームの構成に関係のないキャリアセンスの実行を指示された場合、フレームの構成を考慮せずに、CSMA/CAを実行することによって、送信タイミングを決定する。キャリアセンス部74は、決定した送信タイミングを変復調部54、RF部52へ通知し、パケット信号をブロードキャスト送信させる。
転送決定部62は、制御情報の転送を制御する。転送決定部62は、制御情報のうち、転送対象となる情報を抽出する。転送決定部62は、抽出した情報をもとに、転送すべき情報を生成する。ここでは、この処理の説明を省略する。転送決定部62は、転送すべき情報、つまり制御情報のうちの一部を生成部66に出力する。生成部66は、アプリケーション実行部76からデータを受けつけ、転送決定部62から制御情報の一部を受けつける。アプリケーション実行部76から受けつけるデータについては後述する。生成部66は、受けつけた制御情報の一部を制御情報に格納し、データをペイロードに格納することによって、パケット信号を生成する。処理部56、変復調部54、RF部52は、生成部66において生成した複数のパケット信号を順次報知する。制御部58は、端末装置14の動作を制御する。
取得部64は、図示しないGPS受信機、ジャイロスコープ、車速センサ等を含んでおり、それらから供給されるデータによって、図示しない車両12、つまり端末装置14が搭載された車両12の存在位置、進行方向、移動速度等(以下、「位置情報」と総称する)を取得する。なお、存在位置は、緯度・経度によって示される。これらの取得には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。また、GPS受信機、ジャイロスコープ、車速センサ等は、端末装置14の外部にあってもよい。取得部64は、位置情報をアプリケーション実行部76へ出力する。
アプリケーション実行部76は、複数種類のアプリケーションを実行可能である。各アプリケーションは、複数の端末装置14間において実行される。つまり、送信側の端末装置14はデータを生成して、当該データが格納されたパケット信号を報知し、受信側の端末装置14はパケット信号を受信して、パケット信号に含まれたデータをもとに所定の処理を実行する。そのため、ひとつのアプリケーションは、送信側の処理(以下、「送信側アプリケーション」という)と、受信側の処理(以下、「受信側アプリケーション」という)に分けられる。ここで、ひとつの端末装置14において実行される送信側アプリケーションと受信側アプリケーションとは、一致しなくてもよい。以下では、送信側アプリケーションと受信側アプリケーションとは、アプリケーションと総称されることもある。
複数種類のアプリケーションは、次のように分類される。ひとつ目は、共通アプリケーションである。共通アプリケーションとは、他の車両12の接近を運転者に警告するためのアプリケーションであり、すべての端末装置14において実行される。アプリケーション実行部76は、共通アプリケーションにおける送信側アプリケーションを実行する際、取得部64からの位置情報を入力する。また、アプリケーション実行部76は、位置情報を周期的に生成部66に出力する。
一方、アプリケーション実行部76は、共通アプリケーションにおける受信側アプリケーションとして、他の端末装置14からのパケット信号に含まれた位置情報を抽出部72から取得する。アプリケーション実行部76は、抽出部72から取得した他の端末装置14の位置情報と、取得部64から入力した位置情報とをもとに、他の車両12の接近を検出する。アプリケーション実行部76は、他の車両12の接近を通知部70に通知させる。通知部70は、モニタあるいはスピーカを介して運転者への通知を実行する。ふたつ目は、自由アプリケーションである。自由アプリケーションは、すべての端末装置14ではなく、任意の端末装置14においてのみ実行される。複数の自由アプリケーションが同時に実行されてもよい。
ここでは、複数種類のアプリケーションのうち、共通アプリケーションを説明の対象にし、これを単にアプリケーションと呼ぶこともある。一方、自由アプリケーションに関しては、説明を省略する。アプリケーション実行部76から生成部66に出力されるデータのフォーマット、抽出部72からアプリケーション実行部76に入力されるデータのフォーマットを説明する。これは、端末装置14において使用されるパケット信号におけるデータの構成ともいえる。
図5は、端末装置14にて使用されるパケット信号に格納されるデータのデータ構造を示す。情報交換されるデータが、機能ユニットとして示される。また、機能別ユニットの説明の後に、データエレメントの一例が示される。なお、これらの機能ユニットがひとつのパケット信号に含まれず、複数のパケット信号に分割して格納されてもよい。データ制御・管理情報ユニットは、管理情報(車車間、路車間)、データバージョン、データの連続性を記載する項である。これに含まれるデータエレメントの一例は、車両ID、車両種別である。車両ID(vehicle ID)は、車両ごとにテンポラリーに設定される情報である。車両種別(vehicle classification)は、自車両の種別をセットする。図6は、車両種別情報のデータ構造を示す。これは、4ビットによって車両の種別が識別される。例えば、「大型乗用自動車および中型乗用自動車(専ら人を乗せる構造の車両)」は、「0000」の値によって示される。図5に戻る。
位置情報ユニットは、位置情報、位置情報の遅れに関する情報を記載する項である。これには、取得部64にて取得された位置情報が含まれる。車両状態情報ユニットは、動的(時間で変化する)車両情報を記載する項である。速度(speed)は、自車両の速度をセットする。例えば、0〜255km/hの間で1km/hごとに示される。方位角(direction)は、自車両の進行方向として北を0度とし、時計回りに359度までの値でセットする。ウインカーSW状態(winker)は、車両のウインカーSW状態をセットする。例えば、「不定」は「000」と示され、「ウインカーOFF」は「100」と示され、「右ON」は「101」と示され、「左ON」は「110」と示され、「ウインカー装備なし(歩行者など)」は「111」と示される。
その他車両情報ユニットは、その他の車両情報を記載する項である。例えば、ハンドル量が含まれる。時刻情報ユニットは、GPS等の時刻情報を記載する項である。交差点情報ユニットは、近傍の交差点の情報を記載する項である。道路区分情報ユニットは、走行中の道路の区分情報を記載する項である。特定車両情報ユニットは、緊急自動車等の情報を記載する項である。特定車両作動情報(Particular Vehicle attention)は、特定車両が作動中の場合にセットされる。例えば、「通常状態」は「0」と示され、「作動状態」は「1」と示される。予約領域ユニットは、機能拡張するときの情報を記載する項である。自由領域(Independent Domain)は、共通アプリケーション以外で利用可能な領域である。図5に示されたデータは、例えば、取得部64によって取得されればよい。
以上をまとめると、通信システム100において、基地局装置10と端末装置14は、いずれも約100msec周期で通信を実行する。また、路車間通信と車車間通信との干渉を低減するために、路車間通信と車車間通信とが時分割多重される。基地局装置10は、路車送信期間を確保するために、送信時刻および路車間通信期間情報をパケット信号に含めて、周囲の端末装置に通知する。エリア212内の端末装置14は、基地局装置10から受信した送信時刻に基づいて時刻同期し、路車間通信期間情報に基づき送信を停止することによって、路車送信期間以外のタイミングでCSMA/CAにてパケット信号を送信する。車車間通信のペイロードは共通アプリケーションのデータと自由アプリケーションのデータによって構成される。
図7は、アプリケーション実行部76の構成を示す。アプリケーション実行部76は、情報取得部80、端末特定部82、警告部84を含む。これは、アプリケーション実行部76のうち、共通アプリケーションのデータを受信処理するための構成に相当する。前述のごとく、これらの構成によって前々車両の走行状態が運転者に通知される。
情報取得部80は、抽出部72からのデータを受けつける。当該データは、他の端末装置14から送信されたパケット信号に含まれている。そのため、データは、図5と図6に示された情報、例えば、速度および方位角などの移動情報、位置情報を含む。なお、データには、ブレーキ情報が含まれていてもよい。ブレーキ情報は、他の端末装置14を搭載した車両12のブレーキペダルが踏み込まれたことを示すための情報である。情報取得部80は、データを端末特定部82へ出力する。
端末特定部82は、情報取得部80から、データ、特に位置情報と移動情報とを受けつける。また、端末特定部82は、取得部64から、本端末装置14を搭載した車両12の存在位置、進行方向を受けつける。なお、進行方向は、方位角に相当する。ここでは、これらを「本車両12の位置情報」、「本車両12の進行方向」という。端末特定部82は、これらをもとに、本端末装置14を搭載した車両12の前方を走行している車両12、つまり前車両に搭載された他の端末装置14(以下、「直前の端末装置14」という)を特定する。以下では、直前の端末装置14を特定するための処理を具体的に説明する。
端末特定部82は、車両12の位置情報を起点として、本車両12の進行方向へ向かう一定の範囲内に存在する他の端末装置14を特定する。一定の範囲は、例えば、進行方向の「−10度」から「10度」のように規定される。また、端末特定部82は、特定した他の端末装置14の進行方向と本車両12の進行方向とを比較し、両者が近ければ、当該他の端末装置14が、本車両12と同一方向に進んでいるとして特定する。ここで、両者が近い場合とは、進行方向の差異がしきい値よりも小さい場合に相当する。さらに、端末特定部82は、同一方向に進んでいるとして特定した他の端末装置14と、本車両12との距離が最も短い他の端末装置14を直前の端末装置14として特定する。
図8は、端末特定部82における処理の概要を示す。これは、前述の説明と比較して、一定の範囲が異なる。第1車両12aが本車両12に相当する。第1車両12aは、図8の上の方向に進行する。また、第2車両12b、第3車両12c、第4車両12d、第5車両12eも上の方向に進行する。一方、第6車両12f、第7車両12gは、下の方向に進行する。第1車両12aに搭載された端末装置14は、進行方向に判定エリア250を規定する。判定エリア250が前述の一定の範囲に相当する。当該端末装置14は、判定エリア250内に存在する車両12を特定する。ここでは、第2車両12b、第3車両12cが特定される。これらのうち、第2車両12bの方が第1車両12aに近いので、第2車両12bに搭載された端末装置14が直前の端末装置14に相当する。図7に戻る。
端末特定部82は、直前の端末装置14よりも前方の端末装置14を特定する。ここでは、直前の端末装置14の直前に存在する端末装置14(以下、「処理対象の端末装置14」という)を特定する。これは、本車両12との距離が、直前の端末装置14の次に短い端末装置14を特定することに相当する。図8においては、第3車両12cに搭載された端末装置14が処理対象の端末装置14に相当する。端末特定部82は、処理対象の端末装置14に関する情報、例えば、速度および方位角などの移動情報、位置情報を警告部84に出力する。
警告部84は、端末特定部82からの情報を受けつける。この情報には、例えば、処理対象の端末装置14に対するウインカー情報、ブレーキ情報が含まれる。ウインカー情報は、処理対象の端末装置14を搭載した車両12において、ウインカーが右左折に入れられたことを示す情報であり、ブレーキ情報は、処理対象の端末装置14を搭載した車両12において、ブレーキペダルが踏まれたことを示す情報である。警告部84は、このような情報を処理して処理結果を通知部70に出力させる。処理結果の一例は、警告であり、運転者に対して注意を促すことができればよい。具体的に説明すると、通知部70は、処理対象の端末装置14の走行状態、例えば、制動、右左折を音声、ブザーで通知する。
また、警告部84は、本車両12、処理対象の端末装置14の走行状態に応じた通知を実行してもよい。具体的に説明すると、警告部84は、直前の端末装置14と、処理対象の端末装置14との間の距離Dがしきい値Dsよりも短い場合に、処理結果を出力させる。ここで、しきい値Dsは、次のように導出される。
Ds = V/1800 [m]
なお、V[m/h]は、直前の端末装置14が搭載された車両12の時速である。本車両12が走行している場合、D<Dsであれば、通知部70は、「前々車両ブレーキです」、「前々車両が右折(左折)します」などと音声を出力する。また、通知部70は、ブザーを鳴らしたり、モニタ上でランプを点滅させたりしてもよい。
図9は、通知部70において表示される画面を示す。これは、モニタ上での通知を説明するための図である。モニタには、前々車両左折通知領域260、前々車両右折通知領域262、前々車両停止領域264、信号機通知領域266を含む。処理対象の端末装置14からのウインカー情報によって左折が示されている場合、前々車両左折通知領域260が点滅する。処理対象の端末装置14からのウインカー情報によって右折が示されている場合、前々車両右折通知領域262が点滅する。処理対象の端末装置14からのブレーキ情報によってブレーキが示されている場合、前々車両停止領域264が点滅される。端末装置14からのパケット信号に信号情報が含まれている場合、信号機通知領域266において、信号情報での灯色に応じた色が点滅される。なお、ここでの点滅は、点灯であってもよい。
次に、通知部70による通知がブザーである場合の一例を示す。ブレーキ情報によってブレーキが示されている場合、「ブー」とブザーが鳴らされ、ウインカー情報によって右折が示されている場合、「ポーン」とブザーが鳴らされ、ウインカー情報によって左折が示されている場合、「ポーンポーン」とブザーが鳴らされてもよい。また、信号情報によって青色の灯色が示されている場合、「信号は青です」と音声が出力されてもよい。一方、D≧Dsであれば、直前の端末装置14と処理対象の端末装置14との距離が十分であるので、警告部84は、通知部70に警告を出力させない。さらに、本車両12が停止中である場合、処理対象の端末装置14が動き出したら、警告部84は通知部70に警告を出力させる。これは、発進準備を促すためである。
また、通知部70は、処理対象の端末装置14の走行状態をディスプレイへの表示によって通知してもよい。例えば、ディスプレイとして、ヘッドアップディスプレイが好ましい。図10は、通知部70において表示される別の画面を示す。画面の中央に車両の後方面画像が示されており、後方面画像に重ねられるように前々車両左折通知領域260、前々車両右折通知領域262、前々車両停止領域264が示される。また、信号機通知領域266も示されている。ここで、後方面画像のサイズは、処理対象の端末装置14との距離に依存せずに一定である。前々車両左折通知領域260から信号機通知領域266は、図9での説明と同様に、点滅あるいは点灯される。
図11(a)−(b)は、通知部70において表示されるさらに別の画面を示す。これらは、図10と同様に示されるが、後方面画像のサイズが、処理対象の端末装置14との距離に依存して変化する。図11(a)は、直前の端末装置14と処理対象の端末装置14との距離が短い場合に相当し、図11(b)は、直前の端末装置14と処理対象の端末装置14との距離が長い場合に相当する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図12は、端末装置14による通知手順を示すフローチャートである。情報取得部80は、自車両(本車両12)および他の車両12(前車両および前々車両)の位置情報、移動情報を取得する(S10)。端末特定部82は、前車両を特定する(S12)とともに、前々車両を特定する(S14)。警告部84は、前々車両の情報を通知する(S16)。処理が終了されなければ(S18のN)、ステップ10(S10)に戻る。処理が終了であれば(S18のY)、このフローの処理は終了される。
本発明の実施例によれば、直前の端末装置よりも前方の処理対象の端末装置からのパケット信号を処理して通知するので、視認できないおそれのある処理対象の端末装置からの走行情報を通知できる。また、視認できないおそれのある処理対象の端末装置からの走行情報が通知されるので、運転者は、処理対象の端末装置が搭載された車両を視認できなくても、当該車両の走行状態を認識できる。また、車両の走行状態が認識されるので、衝突事故の危険性を低減できる。また、走行状態として、制動、右左折を通知するので、追突事故の発生を抑制できる。ITSにより得られた前々車両の走行状態および信号機情報を運転者に通知するので、前車両により視界が遮られても安全・安心な運転環境を運転者に提供できる。また、距離が短い場合に通知するので、危険性が高い場合に情報を通知できる。また、距離が長ければ通知しないので、不要な通知を省略できる。
(実施例2)
実施例2は、実施例1と同様に、車車間通信がなされるとともに、路車間通信もなされる通信システムに関する。実施例2における端末装置は、実施例1と同様に、直前の端末装置が搭載された車両の直前を走行している車両の走行状態を通知する。実施例1では、直前の端末装置が搭載された車両の種別に依存せずに、走行状態の通知がなされる。実施例2では、直前の端末装置が搭載された車両が大型車である場合を想定する。直前の端末装置が搭載された車両が普通車であれば、フロントガラスおよびサイドガラスを介して、前々車両の走行状態をある程度視認できる場合がある。一方、直前の端末装置が搭載された車両が大型車であれば、前々車両の走行状態あるいは信号機の灯色の確認が困難になる。このような状況は、これまで以上に追突事故の危険性が増すとともに、危険予知運転が困難になる。一方、直前の端末装置が搭載された車両が普通車であれば、前述のごとく、運転者は直接視認できるので、前々車両の通知がなくてもよい。
このような状況に対するために、実施例2に係る端末装置は、直前の端末装置が搭載された車両が大型車である場合に、実施例1のように、前々車両の走行状態を運転者に通知する。つまり、直前の車両12の車種に応じて前々車両の走行状態を運転者に通知するか否かが決定される。実施例2に係る通信システム100、基地局装置10、端末装置14は、図1、図2、図4と同様のタイプであり、ここでは差異を中心に説明する。
図13は、本発明の実施例2に係るアプリケーション実行部76の構成を示す。アプリケーション実行部76は、情報取得部80、端末特定部82、警告部84、判定部86を含む。情報取得部80によって取得された抽出部72からのデータには、車両種別の情報も含まれている。これは、当該データの送信元になる端末装置14を搭載した車両12の種別に関する種別情報といえる。端末特定部82は、実施例1と同様に、直前の端末装置14と、処理対象の端末装置14とを特定する。
判定部86は、端末特定部82において特定された直前の端末装置14に関する車両種別を取得する。判定部86は、車両種別が大型車であるかを確認する。大型車である場合とは、図6の「大型乗用自動車および中型乗用自動車(専ら人を乗せる構造の車両)」であるか、「大型貨物自動車および大型特殊自動車」であることに相当する。なお、図6の他の項目が大型車とされてもよい。判定部86は、大型車であるか否かの判定結果を端末特定部82に出力する。端末特定部82は、判定部86から、大型車であるとの判定結果を受けつけた場合に、処理対象の端末装置14に関する情報、例えば、速度および方位角などの移動情報、位置情報を警告部84に出力する。一方、端末特定部82は、判定部86から、大型車ではないとの判定結果を受けつけた場合に、情報を出力しない。
警告部84は、情報を受けつけた場合に、実施例1と同様に動作する。つまり、警告部84は、処理対象の端末装置14からのパケット信号に含まれた車両種別が大型車両を示していた場合に、処理対象の端末装置14に関する情報を通知部70に出力させる。一方、情報を受けつけない場合、アプリケーション実行部76は、車線逸脱報知、車両接近警告、渋滞警告などを通知部70に出力させてもよい。
図14は、アプリケーション実行部76による通知手順を示すフローチャートである。情報取得部80は、自車両(本車両12)および他の車両12(前車両および前々車両)の位置情報、移動情報を取得する(S30)。端末特定部82は、前車両を特定する(S32)とともに、前々車両を特定する(S34)。判定部86によって前車両が大型車であると判定された場合(S36のY)、警告部84は、前々車両の情報を通知する(S38)。判定部86によって前車両が大型車でないと判定された場合(S36のN)、ステップ38(S38)はスキップされる。処理が終了されなければ(S40のN)、ステップ30(S30)に戻る。処理が終了であれば(S40のY)、このフローの処理は終了される。
本発明の実施例によれば、大型車によって前方の視界が悪化している場合に、前々車両の走行情報を通知できる。また、大型車によって前方の視界が悪化している場合に通知を制限するので、危険性の高さを認識させることができる。大型車でなければ、走行状態を通知しないので、運転者に通知する情報量を低減できる。
(実施例3)
実施例3も、これまでと同様に、車車間通信がなされるとともに、路車間通信もなされる通信システムに関する。特に、実施例3は、実施例1あるいは2における警告部84の処理のさまざまなパターンに関する。そのため、実施例3において説明した処理は、実施例1あるいは2での処理と任意に組み合わされればよい。実施例3に係る通信システム100、基地局装置10、端末装置14は、図1、図2、図4と同様のタイプであり、ここでは差異を中心に説明する。
図15は、本発明の実施例3に係る警告部84における処理の概要を示す。3台の車両12(第1車両12a、第2車両12b、第3車両12c)が左から右へ走行している。そのため、第3車両12cにつづいて第2車両12bが走行し、第2車両12bにつづいて第1車両12aが走行している。各車両12には、図示しない端末装置14が搭載されている。ここでは、第1車両12aがパケット信号を受信し、前々車両の走行状態を運転者に通知するか否かを決定する。そのため、実施例3において説明する警告部84は、第1車両12aに備えられる。また、直前の車両12が第2車両12bに相当し、前々車両が第3車両12cに相当する。第1車両12aに搭載された端末装置14における警告部84は、他の車両12(第2車両12b、第3車両12c)に搭載された端末装置14との通信によって、他の車両12(第2車両12b、第3車両12c)の位置情報および速度を取得する。また、警告部84は、自車両である第1車両12aの位置情報および速度も取得する。警告部84は、位置情報をもとに、車両12間の距離を計算する。
図15の場合、警告部84は、第1車両12aと第2車両12bとの距離r12を導出するとともに、第2車両12bと第3車両12cとの距離r23を導出する。また、警告部84は、第1車両12aの速度v1、第2車両12bの速度v2、第3車両12cの速度v3を取得する。これらの情報をもとに、警告部84は、下記に列挙する処理のいずれかを実行することによって、通知するか否かを決定する。
(1)直前の車両と前々車両との関係で判定
(1−1)警告部84は、距離r23としきい値Rthとを比較することによって、通知するか否かを決定する。例えば、r23<Rthであれば、警告部84は、通知することを決定する。それ以外の場合に、警告部84は、通知しないことを決定する。ここで、距離のしきい値Rthは任意に設定される。
(1−2)警告部84は、距離r23とv2をもとに、通知するか否かを決定する。例えば、r23<Rthかつv2>vthの場合に、警告部84は、通知することを決定する。また、r23<Rthかつv2>(v3+vth)の場合に、警告部84は、通知することを決定してもよい。これらの条件が満たされない場合に、警告部84は、通知しないことを決定する。ここで、速度に対するしきい値vthは、任意に設定される。
(1−3)警告部84は、直前の車両の停止距離と、距離r23とをもとに、通知するか否かを決定する。警告部84は、図示しないセンサ、端末装置14間の通信を介して、走行している路面の状態と、タイヤの状態とを把握する。警告部84は、把握した状態をもとに、現在の状態を特定する。例えば、現在の状態は、路面乾燥時(タイヤ摩耗なし)、路面乾燥時(タイヤ摩耗)、路面湿潤時に分類される。また、警告部84は、現在の状態、v2とをもとに直前の車両の停止距離を導出する。図16(a)−(c)は、本発明の実施例3に係る警告部84に記録されたテーブルのデータ構造を示す。図16(a)は、路面乾燥時(タイヤ摩耗なし)に使用すべきテーブルを示し、図16(b)は、路面乾燥時(タイヤ摩耗)に使用すべきテーブルを示し、図16(c)は、路面湿潤時に使用すべきテーブルを示す。図15に戻る。r23<停止距離の場合に、警告部84は、通知することを決定する。それ以外の場合に、警告部84は、通知しないことを決定する。
(2)自車両と直前の車両との関係で判定
(2−1)警告部84は、距離r12としきい値Rth’とを比較することによって、通知するか否かを決定する。例えば、r12<Rth’であれば、警告部84は、通知することを決定する。それ以外の場合に、警告部84は、通知しないことを決定する。ここで、距離のしきい値Rth’は任意に設定される。
(2−2)警告部84は、距離r12とv1をもとに、通知するか否かを決定する。例えば、r12<Rth’かつv1>vth’の場合に、警告部84は、通知することを決定する。また、r12<Rth’かつv1>(v2+vth)の場合に、警告部84は、通知することを決定してもよい。これらの条件が満たされない場合に、警告部84は、通知しないことを決定する。ここで、速度に対するしきい値vth’は、任意に設定される。
(2−3)警告部84は、自車両の停止距離と、距離r12とをもとに、通知するか否かを決定する。停止距離の導出は、前述の通りであるので、ここでは説明を省略する。r12<停止距離の場合に、警告部84は、通知することを決定する。それ以外の場合に、警告部84は、通知しないことを決定する。
本変形例によれば、前々車両の走行状態を運転者に通知するか否かを決定するため処理としてさまざまな処理が規定されるので、状況に応じた処理を実行できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例1、2において、端末特定部82は、直前の端末装置14を搭載した車両12の直前を走行している車両12に搭載された端末装置14を処理対象の端末装置14として特定している。しかしながらこれに限らず例えば、端末特定部82は、直前の端末装置14の代わりにそれよりも前を走行している車両12に搭載された端末装置14を特定してもよいし、処理対象の端末装置14として前々車両よりも前を走行している車両12に搭載された端末装置14を特定してもよい。つまり、前者よりも後者が前方を走行していればよい。本変形例によれば、本発明の適用範囲を広げることができる。
また、端末特定部82は、複数の端末装置14を処理対象の端末装置14として特定してもよい。本変形例によれば、影響を与える可能性の高い複数の車両12の走行状態を認識できる。
なお、スマートフォンのような携帯端末装置の音楽配信、店舗案内、エンターテイメント案内などのアプリケーションを車載器のタッチパネル上で利用することができるサービスがある。携帯端末装置でのアプリケーションとして、本発明の実施例1、2での端末装置を提供してもよい。本変形例によれば、ダッシュボード上に設置したスマートフォンを経由して通知を実行できる。
本発明の実施例1、2において、端末特定部82は、直前の端末装置14を自動的に特定している。しかしながらこれに限らず例えば、直前の端末装置14、あるいは直前の端末装置14に搭載された車両12は、運転者からの入力によって特定されてもよい。本変形例によれば、大型車に関わらず、リアガラスにフィルムを貼り付けた乗用車が前方を走行することによって、運転者の前方視界が悪化している場合、運転者が手動によって直前の端末装置14等を指定できる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の受信装置は、送信装置から、位置情報と移動情報とが含まれたパケット信号を受信する受信部と、受信部において受信したパケット信号に含まれた位置情報と移動情報とをもとに、本受信装置の前方を走行している車両に搭載された第1の送信装置よりも前方の第2の送信装置からのパケット信号を処理する処理部と、処理部における処理結果を出力させる出力部と、を備える。
この態様によると、前方を走行している第1の送信装置よりも前方の第2の送信装置からのパケット信号を処理して通知するので、視認できないおそれのある第2の送信装置からの情報を通知できる。
受信部において受信したパケット信号には、送信装置を搭載した車両の種別に関する種別情報も含まれており、出力部は、第1の送信装置からのパケット信号に含まれた種別情報が大型車両を示していた場合に、処理結果を出力させてもよい。この場合、大型車によって前方の視界が悪化している場合に、情報を通知できる。
出力部は、第1の送信装置と第2の送信装置との間の距離がしきい値よりも短い場合に、処理結果を出力させてもよい。この場合、距離が短い場合に通知するので、危険性が高い場合に情報を通知できる。
10 基地局装置、 12 車両、 14 端末装置、 20 アンテナ、 22 RF部、 24 変復調部、 26 処理部、 28 制御部、 30 ネットワーク通信部、 32 フレーム規定部、 34 選択部、 36 生成部、 50 アンテナ、 52 RF部、 54 変復調部、 56 処理部、 58 制御部、 60 タイミング特定部、 62 転送決定部、 64 取得部、 66 生成部、 70 通知部、 72 抽出部、 74 キャリアセンス部、 76 アプリケーション実行部、 80 情報取得部、 82 端末特定部、 84 警告部、 86 判定部、 100 通信システム。
本発明によれば、前方の視界が他の車両で悪化している場合であっても、安全性を高める通知を実行できる。

Claims (3)

  1. 送信装置から、位置情報と移動情報とが含まれたパケット信号を受信する受信部と、
    前記受信部において受信したパケット信号に含まれた位置情報と移動情報とをもとに、本受信装置の前方を走行している車両に搭載された第1の送信装置よりも前方の第2の送信装置からのパケット信号を処理する処理部と、
    前記処理部における処理結果を出力させる出力部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記受信部において受信したパケット信号には、送信装置を搭載した車両の種別に関する種別情報も含まれており、
    前記出力部は、第1の送信装置からのパケット信号に含まれた種別情報が大型車両を示していた場合に、処理結果を出力させることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記出力部は、第1の送信装置と第2の送信装置との間の距離がしきい値よりも短い場合に、処理結果を出力させることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
JP2014538160A 2012-09-27 2013-09-20 受信装置 Ceased JPWO2014050048A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012215089 2012-09-27
JP2012215089 2012-09-27
PCT/JP2013/005567 WO2014050048A1 (ja) 2012-09-27 2013-09-20 受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2014050048A1 true JPWO2014050048A1 (ja) 2016-08-22

Family

ID=50387489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014538160A Ceased JPWO2014050048A1 (ja) 2012-09-27 2013-09-20 受信装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150198692A1 (ja)
EP (1) EP2902985A4 (ja)
JP (1) JPWO2014050048A1 (ja)
WO (1) WO2014050048A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5768178B1 (ja) * 2014-11-17 2015-08-26 真人 田村 歩行者・車両等の位置情報を相互に発信・受信・表示する交通安全システム
JP6567376B2 (ja) * 2015-09-25 2019-08-28 パナソニック株式会社 装置
CN107886743A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 西门子(中国)有限公司 调整交通信号的系统、设备和方法
JP7126135B2 (ja) * 2017-07-13 2022-08-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御方法および制御装置
EP3745376B1 (en) * 2019-05-29 2024-03-27 Zenuity AB Method and system for determining driving assisting data
JP7512883B2 (ja) * 2020-12-22 2024-07-09 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031328A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 交通情報通信システム、方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006178674A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Nissan Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2007164328A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両走行支援装置
JP2010026708A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujitsu Ten Ltd 運転者支援装置、運転者支援方法および運転者支援処理プログラム
JP2010257320A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Sanyo Electric Co Ltd 端末装置
JP2011108110A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100781268B1 (ko) * 2006-02-13 2007-11-30 엘지전자 주식회사 디지털 방송 제한 수신 시스템 및 그 방법
US20090207043A1 (en) * 2008-02-20 2009-08-20 Ford Global Technologies, Inc Wireless, infrastructureless communication system for vehicles and method for the same
JP4930441B2 (ja) 2008-04-09 2012-05-16 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置
JP2009276991A (ja) 2008-05-14 2009-11-26 Toyota Motor Corp 危険回避システム
JP2011129106A (ja) * 2009-11-19 2011-06-30 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置
JP5853158B2 (ja) * 2010-06-30 2016-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 端末装置
WO2013124904A1 (ja) * 2012-02-24 2013-08-29 三菱電機株式会社 車載通信装置およびナビゲーション装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031328A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 交通情報通信システム、方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006178674A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Nissan Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2007164328A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両走行支援装置
JP2010026708A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujitsu Ten Ltd 運転者支援装置、運転者支援方法および運転者支援処理プログラム
JP2010257320A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Sanyo Electric Co Ltd 端末装置
JP2011108110A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2902985A1 (en) 2015-08-05
EP2902985A4 (en) 2016-03-02
US20150198692A1 (en) 2015-07-16
WO2014050048A1 (ja) 2014-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880904B1 (ja) 端末装置
WO2014050048A1 (ja) 受信装置
JP7429864B2 (ja) 装置、車両、制御方法、プログラム
JP5874020B2 (ja) 無線装置
JP5919541B2 (ja) 端末装置および通信システム
JP5820964B2 (ja) 無線装置
US20160148505A1 (en) Terminal device
JP2016100028A (ja) 端末装置
JP2016103199A (ja) 無線装置
WO2014002485A1 (ja) 無線装置
WO2014034082A1 (ja) 端末装置
JP6028978B2 (ja) 端末装置
JP5935176B2 (ja) 無線装置
JP6090631B2 (ja) 無線装置
JP6156736B2 (ja) 無線装置
JP2016189038A (ja) 端末装置
JP2014030106A (ja) 携帯用端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20180227