JPWO2014033781A1 - 制御装置、循環装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

循環装置においてクランプの動作を自動制御するにあたり、被検者の死亡リスクを低減させることを目的とする。本発明は、被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる循環装置であって、前記循環回路における気泡を検出する気泡センサ114と、前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断するクランプ122と、クランプ122を制御する制御部205と、を備え、制御部205は、気泡センサ114により、前記経路を遮断すべき気泡が検出された場合に、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、クランプ122に対して、該判定の結果に応じた制御を行うことを特徴とする。

Description

本発明は、クランプの動作を制御する制御装置、及び、該クランプ及び該制御装置を備える循環装置、ならびに、該制御装置における制御方法に関するものである。
従来より、体外循環や補助循環等を行う循環装置では、気泡や圧力、流量等において異常が検出された場合に、当該異常検出と連動してクランプを閉塞動作させ、送血を停止するよう自動制御機能が備えられている。このような自動制御機能を用いれば、被検者の生死に関わるような異常が検出された場合に、ただちに送血を停止させることが可能となるため、異常の原因が被検者に及ぼす悪影響を確実に回避することができる。また、検出された異常原因を送血を停止させている間に取り除き、ただちに送血を再開させることで、被検者の死亡リスクを低減させることができる。
特開2008−220417号公報
しかしながら、上記自動制御機能の場合、循環装置の近くに医療従事者がいない状況下では、送血停止状態が継続することとなり、かえって被検者の死亡リスクが高まるといった問題を内包している。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、循環装置においてクランプの動作を自動制御するにあたり、被検者の死亡リスクを低減させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る循環装置は以下のような構成を備える。即ち、
被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる循環装置であって、
前記循環回路の異常を検出する検出手段と、
前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断する遮断手段と、
前記遮断手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記検出手段により、前記経路を遮断すべき異常が検出された場合に、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、前記遮断手段に対して、該判定の結果に応じた制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、循環装置においてクランプの動作を自動制御するにあたり、被検者の死亡リスクを低減させることが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る体外循環装置の全体構成を示す図である。 図2は、体外循環装置のコントローラの機能構成の一例を示す図である。 図3は、コントローラにおけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、コントローラにおけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、コントローラにおけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。 図6Aは、コントローラにおけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。 図6Bは、コントローラにおけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、各センサの出力信号と送血停止の緊急度との関係を示した図である。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
[第1の実施形態]
<1.体外循環装置の全体構成>
図1の1Aは、本発明の第1の実施形態に係る体外循環装置100の全体構成の一例を示す図である。
体外循環装置100は、心肺補助動作(PCPS(percutaneous cardiopulmonary support)などの体外循環動作、プライミング動作)を行う装置である。体外循環装置100は、図中矢印で示す血液体外循環回路(以下、循環回路と呼ぶ)を有している。体外循環装置100では、プライミング動作を行った後、この循環回路を用いて被検者130の血液を体外循環させる。
ここで、プライミング動作とは、プライミング液(例えば、生理食塩水)で循環回路を十分に満たした状態で、循環回路内でプライミング液を循環させ、当該回路内の気泡を除去する動作をいう。
体外循環装置100は、制御装置として機能するコントローラ110と、ドライブモータ111と、遠心ポンプ112と、人工肺113と、酸素供給源117と、カテーテル(静脈側)119と、カテーテル(動脈側)120と、気泡センサ114と、流量センサ115と、血液フィルタ116と、分岐ライン118と、クランプ122と、圧力センサ123とを備える。なお、これら各構成の間は、柔軟性を有するチューブ等によって接続されており、当該チューブの内腔が血液またはプライミング液の流路を構成している。
カテーテル(動脈側)120は、被検者130の体内に向けて送血し、カテーテル(静脈側)119は、被検者130の体内から脱血を行う。
遠心ポンプ112は、遠心式人工心臓とも呼ばれ、内部に設けられた回転体を駆動させて血液に圧力を与え、循環回路内で血液を循環させる。ドライブモータ111は、遠心ポンプ112の回転体に回転駆動力を与える。なお、遠心ポンプ112による加圧前の循環回路内の圧力は、圧力センサ123により検出される。
人工肺113は、血液の循環と血液のガス交換(酸素付加、二酸化炭素除去等)とを行う。酸素供給源117は、例えば、酸素ボンベ等で実現され、血液に付加する酸素を供給する。酸素供給源117から供給される酸素は、人工肺113によるガス交換時に使用される。
気泡センサ114は、プライミング動作時(あるいは体外循環動作時)に循環回路内を流れるプライミング液(あるいは血液)に含まれる気泡を所定の検出方法(超音波、光等)により検出する。血液フィルタ116は、血液をろ過したり、血液中の気泡を除去したりする。流量センサ115は、例えば、超音波の送受信器を内蔵して構成され、循環回路内のプライミング液(あるいは血液)の流量を検出する。
クランプ122は、体外循環動作時に、被検者130の体内に向けての送血を強制的に停止させるべく、チューブを閉塞させるための部材である。クランプ122は、医療従事者がコントローラ110上で閉塞指示を入力することで閉塞動作を行う手動モードと、気泡センサ114や流量センサ115、圧力センサ123等からの出力信号に基づいて、送血をただちに停止させる異常が発生したと判定した場合に、自動的に閉塞動作を行う自動制御モードにより動作させることが可能である。
分岐ライン118は、循環回路の流路を切り替える。具体的には、被検者130の血液を体外循環させる場合には、図1の1Aに示すように、被検者130の体内を通る循環回路を構築し、被検者130の体外で血液を循環させる。プライミング動作時には、図1の1Bに示すように、分岐ライン118によって被検者130の体内への循環回路の経路を遮断して被検者130の体外のみを通る循環回路(言い換えれば、被検者130の体内を通らない循環回路)を構築し、プライミング液で循環回路内を満たして(被検者の体内を通らずに)プライミング液を循環させる。循環回路上には、気泡を排出するための1又は複数の気泡排出ポート(不図示)が設けられており、循環回路内でプライミング液を複数周循環させることにより、循環回路内の気泡が当該気泡排出ポートから排出されることになる。
コントローラ110は、体外循環装置100における体外循環動作及びプライミング動作を統括制御する。コントローラ110においては、例えば、ドライブモータ111を制御して遠心ポンプ112を駆動させたり、人工肺113を制御してガス交換動作を行わせたりする。また、気泡センサ114を制御して気泡センサ114からの出力信号を取得したり、流量センサ115や圧力センサ123を制御して流量値や圧力値を取得したりする。更に、気泡センサ114や流量センサ115、圧力センサ123からの出力信号に基づいて、送血を停止させる必要がある異常を検出した場合には、クランプ122を閉塞させる。
次に、図1の1A及び1Bに示す体外循環装置100を用いて心肺補助動作(体外循環動作、プライミング動作)を行う際の処理の流れについて簡単に説明する。
心肺補助動作が開始されると、コントローラ110は、プライミング動作の実行を制御する。プライミング動作時には、図1の1Bに示すように、分岐ライン118によって被検者130の体内を通らない循環回路が構築される。また、このとき、プライミング液供給源121が分岐ライン118に接続され、当該プライミング液供給源121から循環回路内にプライミング液が供給される。これにより、循環回路内は、プライミング液で満たされることになる。
そして、コントローラ110の制御によって遠心ポンプ112が駆動し、プライミング液が循環回路内を複数周循環する。循環回路内の気泡は、この循環とともに気泡排出ポート等から排出される。このとき、気泡センサ114によって当該循環回路内の気泡が検出され、コントローラ110では、当該気泡センサ114の検出結果に基づいて循環回路内に含まれる気泡の有無や気泡の大きさ等について判定を行う。
ここで、コントローラ110では、当該判定の結果が、所定の基準を満たす場合には、プライミング動作を終了させる。この終了に際して、コントローラ110は、表示器(不図示)やスピーカ(不図示)等を用いて、ユーザにプライミング動作が終了したことを通知する。プライミング動作の終了の通知を受けたユーザは、分岐ライン118を切り替え、図1の1Aに示すように、被検者130の体内を通る循環回路を構築する。これにより、被検者130の血液が体外循環される。
体外循環動作が始まると、カテーテル(静脈側)119から脱血されてくる血液が、遠心ポンプ112を経て人工肺113に入る。人工肺113では、上述した通り、ガス交換、すなわち、酸素付加や二酸化炭素除去等の処理が行われる。その後、血液フィルタ116等を経て、ろ過された血液が、カテーテル(動脈側)120から被検者130の体内に送血される。この脱血〜送血までの処理が繰り返し行われ、被検者130の血液が体外循環される。
以上が、本実施形態に係る体外循環装置100の全体構成及び心肺補助動作の流れの一例についての説明である。なお、図1の1A及び1Bに示す体外循環装置100の構成は、あくまでも一例にすぎず、その構成は適宜変更されてもよい。
<2.コントローラの機能構成>
次に、図2を用いて、図1に示すコントローラ110の機能構成の一例について説明する。
コントローラ110は、その機能構成として、表示部203と、操作部202と、記憶部201と、I/F部206と、タイマ部204と、通信部207と、制御部(コンピュータ)205とを備える。
表示部203は、例えば、モニタ等の表示器(警報を音声出力する出力部を含む)で実現され、各種情報をユーザに向けて表示する。操作部202は、例えば、各種ボタン等で実現され、医療従事者からの指示を入力する。なお、表示部203及び操作部202の一部又は全部は、例えば、音声スピーカ付のタッチパネルとして実現されてもよい。
記憶部201は、例えば、ハードディスク等で実現され、各種情報を格納する。なお、後述するクランプ制御部210における処理を実行する際に参照される各種パラメータ等は、記憶部201に格納されているものとする。
I/F部206は、外部装置との間で各種信号の授受を行う。なお、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサ123からの出力信号は、I/F部206を介してコントローラ110に取り込まれる。タイマ部204は、各種時間の計時を行う。
通信部207は、医療従事者に装着された通信部211との間で通信を行う。なお、通信部207と通信部211との間の通信は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信であっても、Wi−Fi等の無線LANによる無線通信であってもよい。
制御部205は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成され、ROMには、上述した心肺補助動作を実現するためのプログラムが格納されているものとする(なお、ここでは説明を省略する)。
そして、心肺補助動作を実現するためのプログラムには、CPUを、クランプ122の動作を制御するクランプ制御部210として機能させるためのプログラムが含まれる。更に、クランプ制御部210として機能させるためのプログラムには、クランプ122を手動モードで動作させる手動制御部として機能させるためのプログラムと、クランプ122を自動制御モードで動作させる自動制御部として機能させるためのプログラムとが含まれる。なお、クランプ制御部210の自動制御部によるクランプ自動制御処理の流れは後述する。
以上が、コントローラ110についての機能構成の一例についての説明である。なお、図2に示す機能構成はあくまでも一例であり、新たな構成が追加されてもよいし、また、不要な構成が適宜省略されても良い。例えば、記憶部201(ハードディスク等)は、必ずしも設けられる必要なく、省略してもよい。
<3.クランプ自動制御処理の流れ>
次に、クランプ122を自動制御モードで動作させる自動制御部によるクランプ自動制御処理の流れについて説明する。図3は、クランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、医療従事者から、クランプ122の自動制御モードによる体外循環動作の指示が入力されると、クランプ自動制御処理が開始される。
ステップS301では、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサ123からの出力信号に基づいて異常(送血を停止させる必要がある異常)が検出されたか否かが判定される。ステップS301において、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサからの出力信号に基づいて異常が検出されたと判定された場合には、ステップS302に進む。
なお、ステップS301において、異常が検出されたと判定される場合とは、例えば、気泡センサ114からの出力信号に基づいて、所定量以上の気泡が検出されたと判定された場合や、流量センサ115からの出力信号に基づいて、チューブ内の送血方向が反転している(つまり、逆流している)と判定された場合、あるいはチューブ内の流量が極端に少ない場合または極端に多い場合等が挙げられる。更に、圧力センサ123からの出力信号に基づいて、チューブ内の圧力が所定圧力値以上に上昇したと判定された場合等が挙げられる。
ステップS302では、通信部207が、医療従事者に装着された通信部211との間で、通信を行う。なお、通信部207が近距離無線通信を行う場合にあっては、医療従事者に装着された通信部211に対して、所定周期での信号送信を開始し、通信部211からの応答の有無を判定する。また、通信部207が無線LANによる無線通信を行う場合にあっては、通信部211から現在地に関する情報を受信する。
ステップS303では、ステップS302における通信処理の結果に基づいて、医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在しているか否かを判定する。
例えば、通信部207が近距離無線通信を行う場合にあっては、医療従事者の通信部211から応答を受信すると、当該医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していると判定する。一方、医療従事者の通信部211からの応答を受信できなかった場合には、当該医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していないと判定する。
また、通信部207が無線LANによる無線通信を行う場合にあっては、医療従事者の通信部211から受信した、現在地に関する情報に基づいて、当該医療従事者がいる位置を判断し、当該位置が所定範囲内に含まれているか否かを判定する。当該位置が所定範囲内に含まれていると判定された場合には、当該医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していると判定する。一方、当該位置が所定範囲内に含まれていないと判定された場合には、当該医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していないと判定する。
ステップS303において、医療従事者が所定範囲内に存在していると判定された場合には、ステップS304に進み、クランプ122が閉塞動作するよう制御する。更に、ステップS305に進み、警報出力するよう制御した後、クランプ自動制御処理を終了する。
一方、ステップS303において、医療従事者が所定範囲内に存在していないと判定された場合には、ステップS306に進み、警報出力するよう制御した後、クランプ自動制御処理を終了する。
このように、本実施形態に係る体外循環装置100では、通信部207を配し、送血を停止させる必要がある異常が検出された際に、医療従事者に装着された通信部211との間で通信を行い、その通信結果に基づいて、医療従事者が、体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在しているか否かを判定する構成とした。
そして、送血を停止させる必要がある異常が検出された場合であっても、ただちに送血を停止させるのではなく、体外循環装置100の周囲の所定範囲内に医療従事者が存在しているか否かに応じて、クランプ122の動作を切り替える構成とした。
そして、体外循環装置100の周囲の所定範囲内に医療従事者が存在していた場合には、クランプ122の閉塞動作と警報出力とを行う一方で、医療従事者が存在していなかった場合には、クランプ122の閉塞動作は行わず、警報出力のみを行う構成とした。
この結果、医療従事者が存在している場合には、送血をただちに停止させることが可能となり、検出された異常の原因が、被検者130に及ぼす悪影響を回避することが可能となった。また、医療従事者が存在しておらず、発生した異常の原因の除去がただちに望めない場合には、送血を停止させないことで、送血の停止状態が一定時間以上継続することに伴う死亡リスクの上昇を抑えることが可能となった。
つまり、体外循環装置においてクランプの動作を自動制御するにあたり、被検者の死亡リスクを低減させることが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、異常が検出された際に体外循環装置の周囲の所定範囲内に医療従事者が存在しているか否かを判定することにより、クランプ122の動作を切り替える構成としたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、送血を停止させる必要がある異常が検出された場合には、ただちに、クランプ122が閉塞動作するよう制御する一方で、送血停止状態が一定時間以上継続し、かつ、その間、医療従事者が体外循環装置の周囲の所定範囲内に存在していないと判定された場合には、クランプ122の閉塞を解除し、送血を再開させる構成としてもよい。
送血を停止させても、医療従事者が存在していない場合には、検出された異常の原因を除去する作業を望むことはできず、むしろ、送血停止状態が一定時間以上継続したことに伴う、被検者の死亡リスクの上昇の方が大きいからである。以下、本実施形態の詳細について説明する。
図4は、本実施形態に係る体外循環装置100のクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、医療従事者から、クランプ122の自動制御モードによる体外循環動作の指示が入力されると、クランプ自動制御処理が開始される。
ステップS401では、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサ123からの出力信号に基づいて異常が検出されたか否かが判定される。ステップS401において、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサ123からの出力信号に基づいて異常が検出されたと判定された場合には、ステップS402に進む。
ステップS402では、クランプ122が閉塞動作するよう制御し、ステップS403では、警報出力するよう制御する。
更に、ステップS404では、通信部207が、医療従事者に装着された通信部211との間で、通信を行う。ステップS405では、ステップS404における通信処理の結果に基づいて、医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在しているか否かを判定する。
ステップS405において、医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していると判定された場合には、クランプ自動制御処理は終了する。
一方、ステップS405において、医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していないと判定された場合には、ステップS406に進み、タイマ部204によるタイマ計測を開始する。
ステップS407では、ステップS406において計測されたタイマ値が所定値以上であるか否かを判定する。ステップS406において所定値以上でないと判定された場合には、ステップS405に戻り、医療従事者が所定範囲内に存在しているか否かを再度判定する。
ステップS405において、医療従事者が所定範囲内に存在していないと再度判定された場合には、ステップS406に進み、タイマ計測を継続する。そして、医療従事者が所定範囲内に存在していない状態が、所定時間以上継続した場合(すなわち、所定時間経過後に)、ステップS408に進み、クランプ122の閉塞を解除した後、クランプ自動制御処理を終了する。
このように、本実施形態に係る体外循環装置では、送血を停止させる必要がある異常が検出された場合には、ただちにクランプを閉塞させる構成とした。これにより、検出された異常の原因が被検者に及ぼす悪影響を回避させることが可能となり、被検者の死亡リスクを抑えることが可能となった。
更に、本実施形態に係る体外循環装置では、医療従事者が所定範囲内に存在しておらず、検出された異常の原因を除去する作業が望めない場合には、所定時間経過後にクランプの閉塞を解除し、送血を再開させる構成とした。これにより、送血停止状態が一定時間以上継続することに伴う被検者の死亡リスクの上昇を抑えることが可能となった。
つまり、体外循環装置においてクランプの動作を自動制御するにあたり、被検者の死亡リスクを低減させることが可能となった。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、医療従事者が所定範囲内に存在していると判定された場合に、以降の判断は医療従事者に委ねることとし、クランプ自動制御処理を終了させる構成とした。しかしながら、医療従事者が所定範囲内に存在している場合であっても、何らかの事情により、ただちに、体外循環装置の操作を行うことができない場合も想定される。そして、このような状況下においても送血停止状態を継続させることは、必ずしも、被検者の死亡リスクを低減させることにはならない。
そこで、本実施形態に係る体外循環装置では、医療従事者が所定範囲内に存在しており、かつ、体外循環装置の操作を行うことができる状態にあると判定された場合にのみ、クランプ自動制御処理を終了させる構成した。以下、本実施形態の詳細について説明する。なお、説明は、上記第2の実施形態(図4)との相違点を中心に行うものとする。
図5は、本実施形態に係る体外循環装置100におけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。図4と同じ工程については、同じ参照番号を付してある。
ステップS405において、医療従事者が体外循環装置100の周囲の所定範囲内に存在していると判定された場合には、ステップS501に進み、警報解除操作が行われたか否かを判定する。
ステップS501において、警報解除操作が行われたと判定された場合には、医療従事者が体外循環装置100を操作できる状態にあると判断し、クランプ自動制御処理を終了する。
一方、ステップS501において、警報解除操作が行われていないと判定された場合には、ステップS406に進み、タイマ部204によるタイマ計測を開始する。
ステップS407では、ステップS406において計測されたタイマ値が所定値以上であるか否かを判定する。ステップS406において所定値以上でないと判定された場合には、ステップS405に戻り、医療従事者が所定範囲内に存在するか否かを再度判定する。
ステップS405において、医療従事者が所定範囲内に存在していないと再度判定された場合、あるいは、ステップS405において、医療従事者が所定範囲内に存在しているがステップS501において警報解除操作が行われていないと判定された場合には、ステップS406に進み、タイマ計測を継続する。そして、医療従事者が所定範囲内に存在していない状態あるいは存在しているが体外循環装置の操作を行うことができない状態が、所定時間以上継続した場合には(すなわち、所定時間経過後は)、ステップS408に進み、クランプ122の閉塞を解除した後、クランプ自動制御処理を終了する。
このように、本実施形態に係る体外循環装置100では、送血を停止させる必要がある異常が検出された場合には、ただちにクランプを閉塞させる構成とした。これにより、検出された異常の原因が被検者に及ぼす悪影響を回避させることが可能となり、被検者の死亡リスクを抑えることが可能となった。
更に、本実施形態に係る体外循環装置100では、医療従事者が所定範囲内に存在していないか、存在しているが体外循環装置の操作をできる状況になく、検出された異常の原因を除去する作業が望めない場合には、所定時間経過後にクランプの閉塞を解除し、送血を再開させる構成とした。これにより、送血停止状態が一定時間以上継続することに伴う被検者の死亡リスクの上昇を抑えることが可能となった。
つまり、体外循環装置においてクランプの動作を自動制御するにあたり、被検者の死亡リスクを低減させることが可能となった。
[第4の実施形態]
上記第1乃至第3の実施形態では、それぞれのクランプ自動制御処理(図3及び図4)が独立して実行されることを前提とした説明を行ったが、本発明はこれに限定されず、異常内容に応じて、それぞれのクランプ自動制御処理(図3及び図4)を切り替えて実行させる構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。
図6A、図6Bは、本実施形態に係る体外循環装置100におけるクランプ自動制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、図3及び図4と同じ工程については、同じ参照番号を付すこととして、説明は省略する。
ステップS601では、ステップS301において判定された異常内容について識別する。上述した通り、ステップS301では、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサ123からの出力信号に基づいて、異常が検出されたか否かを判定する。しかしながら、検出された異常の内容によっては、送血を継続させた場合のリスクの方が、送血停止状態が維持された場合のリスクよりも大きい場合と、送血停止状態が維持された場合のリスクの方が、送血を継続させた場合のリスクよりも大きい場合とがある。
図7は、気泡センサ114、流量センサ115、圧力センサ123からのそれぞれの出力信号と、送血停止の緊急度との関係を示した表の一例である。図7に示すように、気泡センサ114からの出力信号に基づいて、所定量の気泡があると判定された場合の送血停止の緊急度は“高”である。
また、流量センサ115からの出力信号に基づいて、血液が逆流していると判定された場合、あるいは、流量が大きすぎると判定された場合(例えば、7(l/min)以上と判定された場合)の、送血停止の緊急度は“高”である。
一方、流量センサ115からの出力信号に基づいて、流量が小さすぎると判定された場合(例えば、1(l/min)と判定された場合)の送血停止の緊急度は“低”である。また、圧力センサからの出力信号に基づいて、圧力が高すぎると判定された場合の送血停止の緊急度は“低”である。
図6Aに戻る。ステップS602では、送血停止の緊急度が高いか否かについて判定する。ステップS602において、送血停止の緊急度が高くない場合には、送血停止が不可欠ではないと判定し、ステップS302に進む。つまり、送血停止の緊急度が高くない場合には、医療従事者が所定範囲内に存在している場合のみ、クランプ122の閉塞動作を行い、存在していない場合には、警報出力のみを行う。
一方、ステップS602において、送血停止の緊急度が高い場合には、送血停止が不可欠であると判定し、図6BのステップS402に進む。つまり、送血停止の緊急度が高い場合には、ただちにクランプ122の閉塞動作を行い、所定時間、医療従事者が所定範囲内に存在していない状態が継続した場合には、クランプ122の閉塞を解除する。
このように、異常内容に応じて、それぞれのクランプ自動制御処理を切り替えて実行させる構成とすることで、異常内容に適したクランプ自動制御処理を実行させることが可能となる。なお、本実施形態では、図3に示すクランプ自動制御処理と図4に示すクランプ自動制御処理とを切り替えて実行させる構成としたが、本発明はこれに限定されず、図3に示すクランプ自動制御処理と図5に示すクランプ自動制御処理とを切り替えて実行させる構成としてもよい。
[第5の実施形態]
上記第1乃至第4の実施形態では、医療従事者が所定範囲内に存在しているか否かに基づいて、クランプ122の動作を切り替える構成とした。しかしながら、医療従事者のすべてが体外循環装置100を操作できるとは限らず、特定の医療従事者のみが体外循環装置100の操作を許可されている場合もありえる。
したがって、医療従事者が所定範囲内に存在しているか否かを判定することに加え、当該医療従事者が体外循環装置100を操作可能であるか否かを判定するように構成してもよい。この場合、所定範囲内に存在していると判定された医療従事者の属性情報を判定することが望ましい。
また、上記第1乃至第4の実施形態では、通信部207を配し、通信結果に基づいて、医療従事者が所定範囲内に存在しているか否かを判定する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、コントローラ110の表示部203に、クランプ122の自動制御処理を有効にしておくか否かを問い合わせるメッセージを所定周期ごとに表示し、医療従事者により、有効にしておく旨の指示が入力された場合には、医療従事者が所定範囲内に存在していると判定する一方、有効にしておく旨の指示が入力されなかった場合には、医療従事者が所定範囲内に存在していないと判定するようにしてもよい。
また、上記第4の実施形態では、異常内容に応じてクランプ自動制御処理を切り替える構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、医療従事者がいる位置から体外循環装置100までの距離を算出し、当該距離に応じてクランプ自動制御処理を切り替える構成としてもよい。
[その他の実施形態]
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

Claims (12)

  1. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる循環装置であって、
    前記循環回路の異常を検出する検出手段と、
    前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断する遮断手段と、
    前記遮断手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記検出手段により、前記経路を遮断すべき異常が検出された場合に、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、前記遮断手段に対して、該判定の結果に応じた制御を行うことを特徴とする循環装置。
  2. 警報を出力する出力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記経路を遮断すべき異常が検出された場合に、前記警報を出力するよう前記出力手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の循環装置。
  3. 前記制御手段は、前記医療従事者が所定の範囲内に存在していると判定された場合に、前記経路を遮断するよう前記遮断手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の循環装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記検出手段により、前記経路を遮断すべき異常が検出された場合に、前記経路を遮断するよう前記遮断手段を制御し、前記経路を遮断した後の所定時間、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、該判定の結果、前記医療従事者が所定の範囲内に存在してないと判定された場合には、前記経路の遮断を解除するよう前記遮断手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の循環装置。
  5. 前記制御手段は、前記経路を遮断した後の所定時間、前記警報を解除する操作がなされなかった場合に、前記経路の遮断を解除することを特徴とする請求項4に記載の循環装置。
  6. 前記医療従事者に装着された通信部と通信する通信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記通信手段による通信の結果に応じて、前記医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の循環装置。
  7. 前記制御手段は、前記経路を遮断すべき異常が検出された後に、所定の指示が入力されたか否かに応じて、前記医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の循環装置。
  8. 前記検出手段は、前記循環回路における気泡の有無、流量、圧力に基づいて、異常を検出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の循環装置。
  9. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる循環装置であって、
    前記循環回路の異常を検出する検出手段と、
    前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断する遮断手段と、
    前記遮断手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記検出手段により、前記経路を遮断すべき第1の異常が検出された場合に、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、該判定の結果、前記医療従事者が所定の範囲内に存在していると判定された場合に、前記経路を遮断するよう前記遮断手段を制御し、
    前記検出手段により、前記経路を遮断すべき第2の異常が検出された場合に、前記経路を遮断するよう前記遮断手段を制御し、前記経路を遮断した後の所定時間、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、該判定の結果、前記医療従事者が所定の範囲内に存在していないと判定された場合には、前記経路の遮断を解除するよう前記遮断手段を制御することを特徴とする循環装置。
  10. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる循環装置において、前記循環回路の異常を検出する検出手段による検出結果に基づいて、前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断する遮断手段を制御する制御装置であって、
    前記検出手段により、前記経路を遮断すべき異常が検出された場合に、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、前記遮断手段に対して、該判定の結果に応じた制御を行うことを特徴とする制御装置。
  11. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる循環装置において、前記循環回路の異常を検出する検出手段による検出結果に基づいて、前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断する遮断手段を制御する制御装置の制御方法であって、
    前記検出手段により、前記経路を遮断すべき異常が検出された場合に、前記循環装置を操作可能な医療従事者が所定の範囲内に存在しているか否かの判定を行い、前記遮断手段に対して、該判定の結果に応じた制御を行うことを特徴とする制御装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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