JP5918364B2 - 体外循環装置及びプライミング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、体外循環装置及びプライミング方法に関する。
従来、体外循環装置として、例えば、心肺補助に使用される心肺補助装置が知られている。このような装置は、人工肺、遠心式人工心臓(遠心ポンプ)、コントローラ、酸素供給源(酸素ボンベ)等から構成される血液体外循環回路を備えている。
一般に、体外循環装置の使用に際しては、プライミング液(例えば、生理食塩水)を用いたプライミング動作が行なわれる。プライミング動作とは、プライミング液で血液体外循環回路を十分に満たした状態で、通常の動作中の回転数よりも速い回転数で回路内のプライミング液を循環させ、回路内から空気抜きを行なう動作をいう。プライミング動作を行なうことにより、血液体外循環回路内から空気を除去することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−236564号公報
しかしながら、従来のプライミング動作では、血液体外循環回路内から空気が十分に除去できたか否かの判定をユーザ自身が行なっていた。具体的には、目視により、或いは、プライミング動作開始時からの経過時間等を目安として、プライミング動作の終了の判定が行なわれていた。
つまり、プライミング動作によって十分に空気が抜けているであろう、といった曖昧な判定基準によってプライミング動作の終了判定が行なわれていた。このため、不必要に時間がかかったり、あるいは、不完全な状態(空気か抜け切れていない状態)でプライミング動作を終了させてしまうといった事態が懸念されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、プライミング動作の終了をより正確に判定することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる体外循環装置であって、前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断した状態で前記循環回路にプライミング液を循環させて前記循環回路内の気泡を除去するためのプライミング動作の実行を制御するプライミング制御手段と、前記プライミング動作中に前記循環回路内の気泡を検出する検出手段と、前記検出手段による気泡の検出結果の時間変化を示す収束度を求め、該収束度が基準値以下であるかどうかに応じて前記プライミング動作の終了を判定する判定手段と、前記判定手段により前記プライミング動作の終了と判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段とを備え、前記判定手段は、前記検出手段によって所定時間当たりに検出された気泡の体積を、前記検出手段によって検出された気泡の累積体積で除算することによって前記収束度を求める。
本発明によれば、プライミング動作の終了を、より正確に判定できるようになる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の第1の実施形態に係る体外循環装置10の全体構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る体外循環装置10の全体構成の一例を示す図である。 図1A、1Bに示すコントローラ11の機能的な構成の一例を示す図である。 図1A、1Bに示す体外循環装置10のプライミング処理の流れの一例を示すフローチャートである。 プライミング動作中の累積気泡体積の推移の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る体外循環装置10のプライミング処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<1.体外循環装置の全体構成>
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る体外循環装置10の全体構成の一例を示す図である。
体外循環装置10は、PCPS(percutaneouscardiopulmonary support)と呼ばれる手技を行なうのに用いる心肺補助動作(体外循環、補助循環)を行なう。体外循環装置10は、図中矢印で示す血液体外循環回路(以下、循環回路と呼ぶ)を有している。体外循環装置10では、プライミング動作を行なった後、この循環回路を用いて被検者30の血液を体外循環させる。
ここで、プライミング動作とは、プライミング液(例えば、生理食塩水)で循環回路を十分に満たした状態で、当該回路内でプライミング液を循環させ、当該回路内の気泡を除去する動作をいう。
体外循環装置10には、コントローラ11と、ドライブモータ12と、遠心ポンプ13と、人工肺14と、酸素供給源15と、カテーテル(静脈側)16と、カテーテル(動脈側)17と、気泡センサ18と、分岐ライン19と、血液フィルタ20と、流量センサ21とが具備されうる。なお、これら各構成の間は、柔軟性を有するチューブ等によって接続されており、当該チューブの内腔が血液の流路を構成している。
カテーテル(動脈側)17は、被検者30の体内に向けて送血し、カテーテル(静脈側)16は、被検者30の体内から脱血を行なう。
遠心ポンプ13は、遠心式人工心臓とも呼ばれ、内部に設けられた回転体を駆動させて血液に圧力を与え、循環回路内で血液を循環させる。ドライブモータ12は、遠心ポンプ13の回転体に回転駆動力を与える。
人工肺14は、血液の循環と血液のガス交換(酸素付加、二酸化炭素除去等)とを行なう。酸素供給源15は、例えば、酸素ボンベ等で実現され、血液に付加する酸素を供給する。酸素供給源15から供給される酸素は、人工肺14によるガス交換時に使用される。
気泡センサ18は、プライミング動作時に循環回路内を流れる気泡を所定の検出方法(超音波、光等)により検出する。血液フィルタ20は、血液をろ過したり、血液中の気泡を除去したりする。流量センサ21は、例えば、超音波の送受信器を内蔵して構成され、循環回路内の血液の流量を計測する。
分岐ライン19は、循環回路の流路を切り替える。具体的には、被検者30の血液を体外循環させる場合には、図1Aに示すように、被検者30の体内を通る循環回路を構築し、被検者30の体外で血液を循環させる。プライミング動作時には、図1Bに示すように、分岐ライン19によって被検者30の体内への循環回路の経路を遮断して被検者30の体外のみを通る循環回路(言い換えれば、被検者30の体内を通らない循環回路)を構築し、プライミング液で循環回路内を満たして(被検者の体内を通らずに)プライミング液を循環させる。循環回路上には、気泡を排出するための1又は複数の気泡排出ポート(不図示)が設けられており、循環回路内でプライミング液を複数周にわたって循環させることにより、循環回路内の気泡が当該気泡排出ポートから排出されることになる。
コントローラ11は、体外循環装置10における動作を統括制御する。コントローラ11は、例えば、ドライブモータ12を制御して遠心ポンプ13を駆動させたり、気泡センサ18を制御して気泡検出結果(センサ値)を取得したり、また、流量センサ21を制御して流量値を取得したりする。その他、コントローラ11においては、プライミング動作の制御等も行なう。
ここで、図1A及び図1Bに示す体外循環装置10を用いて被検者30の血液を体外循環させる際の処理の流れについて簡単に説明する。
この処理の開始に際して、コントローラ11は、プライミング動作の実行を制御する。プライミング動作時には、図1Bに示すように、分岐ライン19によって被検者30の体内を通らない循環回路が構築される。また、このとき、プライミング液供給源22が分岐ライン19に接続され、当該プライミング液供給源22から循環回路内にプライミング液が供給される。これにより、循環回路内は、プライミング液で満たされることになる。
そして、コントローラ11による制御下で遠心ポンプ13が駆動され、プライミング液が循環回路内を複数周にわたって循環する。循環回路内の気泡は、この循環において気泡排出ポート等から排出される。このとき、気泡センサ18によって当該循環回路内の気泡が検出され、コントローラ11は、当該気泡センサ18の検出結果に基づいて循環回路内に含まれる気泡の状態を監視する。
ここで、コントローラ11は、所定の基準(所定の基準の詳細については後述する)に従って循環回路内から気泡がなくなったことを検出すると、プライミング動作を終了させる。この終了に際して、コントローラ11は、表示器(不図示)やスピーカ(不図示)等を用いて、ユーザにプライミング動作が終了したことを通知する。プライミング動作の終了の通知を受けたユーザは、分岐ライン19を切り替え、図1Aに示すように、被検者30の体内を通る循環回路を構築する。これにより、被検者30の血液が体外循環される。
体外循環が始まると、カテーテル(静脈側)16から脱血されてくる血液が、遠心ポンプ13を経て人工肺14に入る。人工肺14では、上述した通り、ガス交換、すなわち、酸素付加や二酸化炭素除去等の処理が行なわれる。その後、血液フィルタ20等を経て、ろ過された血液が、カテーテル(動脈側)17から被検者30の体内に送血される。この脱血から送血までの処理が繰り返し行なわれ、被検者30の血液が体外循環される。
以上が、本実施形態に係わる体外循環装置10の全体構成及び体外循環の処理の流れの一例についての説明である。なお、図1A及び図1Bに示す体外循環装置10の構成は、あくまでも一例であり、その構成は適宜変更すれば良い。例えば、リザーバ(血液を貯血)が設けられていても良い。
<2.コントローラの機能構成>
次に、図2を用いて、図1A、1Bに示すコントローラ11の機能構成の一例について説明する。
コントローラ11は、その機能構成として、通信部41と、表示部42と、操作部43と、記憶部44と、制御部45と、タイマー部46とを備える。
表示部42は、例えば、モニタ等の表示器で実現され、各種情報をユーザに向けて表示する。操作部43は、例えば、各種ボタン等で実現され、ユーザからの指示を入力する。なお、表示部42及び操作部43の一部又は全部は、例えば、タッチパネルとして実現されても良い。
記憶部44は、例えば、ハードディスク等で実現され、各種情報を格納する。通信部41は、例えば、ネットワークカード等で実現され、外部の情報処理装置との間で各種データの授受を行なう。タイマー部46は、各種時間の計時を行なう。
制御部45、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で実現され、コントローラ11における処理を統括制御する。
ここで、制御部45は、プライミング制御部51と、センサ値取得部52と、終了判定部53と、通知部55とを備えうる。制御部45を構成する各部は、例えば、CPUがROMや記憶部44等に記憶されたプログラムを読み出し実行することにより実現されうる。
プライミング制御部51は、プライミング液を循環回路で循環させるプライミング動作の実行を制御する。センサ値取得部52は、気泡センサ18や流量センサ21等から各種センサ値を取得する。
終了判定部53は、プライミング動作の終了判定を行なう。終了判定部53は、センサ値取得部52により取得された各種センサ値、タイマー部46の計時結果、及び記憶部44等に記憶された各種設定情報を用いて、プライミング動作の終了判定の演算処理を行なう演算部54を備えうる。
通知部55は、プライミング動作の終了判定が行なわれた場合に、表示部42やスピーカ(不図示)等を用いて、ユーザにプライミング動作が終了したことを通知する。
以上が、コントローラ11についての機能的な構成の一例についての説明である。なお、図2に示す構成はあくまでも一例であり、新たな構成を追加しても良いし、また、不要な構成は適宜省略しても良い。例えば、記憶部44(ハードディスク等)は、必ずしも設けられる必要なく、省略しても良い。
<3.プライミング処理の流れ>
次に、図3を用いて、図1Aに示す体外循環装置10においてプライミング動作を行なう際の処理の流れの一例について説明する。ここでは、プライミング液を一定の流速で循環させてプライミング動作を行なう場合について説明する。なお、詳細については後述するが、コントローラ11においては、循環回路の流路長(図1Bに示す循環回路の流路長)、チューブ断面積、周回数が予め設定されているものとする。
体外循環装置10は、プライミング動作を開始すると(S101)、遠心ポンプ13を駆動し、循環回路内においてプライミング液の循環を開始する。
プライミング液の循環を開始すると、体外循環装置10では、終了判定部53が、気泡センサ18からの検出結果に基づいて気泡が検出されたか否かを判定する(S102)。判定の結果、気泡が検出されれば(S102でNO)、気泡が検出されなくなるまで(S102でYES)、S102の処理を繰り返し行なう。
S102の処理の結果、気泡が検出されなければ(S102でYES)、体外循環装置10では、タイマー部46が、気泡なし時間の計時を開始する。そして、終了判定部53において、当該計時された気泡なし時間が、所定の時間閾値を越えたか否かを判定する(S104)。判定の結果、時間閾値を越えていなければ(S104でNO)、体外循環装置10は、終了判定部53において、気泡センサ18からの検出結果の監視を継続して行なう(S105)。
この監視中に、気泡が検出された場合(S105でNO)、体外循環装置10は、タイマー部46により計時中の気泡なし時間をリセットした後(S106)、再度、S102の処理に戻る。
一方、S105の判定の結果、気泡が検出されなければ(S105でYES)、体外循環装置10では、終了判定部53が、再度、S104の判定を行なう。そして、気泡なし時間が時間閾値を越えていれば(S104でYES)、体外循環装置10では、終了判定部53が、プライミング動作終了の判定を行ない、通知部55が、その旨をユーザに通知する(S107)。その後、プライミング処理を終了する。
ここで、上述した時間閾値について説明する。この時間閾値は、循環回路内から気泡がなくなったか否か(つまり、気泡量の時間変化がゼロか否か)の判定の基準となる閾値である。以下、この値の決め方について説明する。時間閾値は、例えば、演算部54による演算処理により求められる。
例えば、気泡が検出されていない状態でプラミング液が循環回路内をn周した場合にプライミング動作が終了したと判定することができる。この場合、プライミング液が循環回路内をn周するのに要する時間が時間閾値に相当する。体外循環装置10は、例えば、プライミング動作の開始前に、ユーザに操作部43を介して上記nに対応する値(周回数)、チューブ断面積、流路長をコントローラ11に設定させるように構成されうる。
ここで、例えば、nとして「2」が入力されたとする(すなわち、2周)。
この場合、時間閾値は、以下の式で求められる。
時間閾値 = 循環回路の流路1周分の体積 × 周回(n=2)/流速
循環回路の流路1周分の体積は、以下の式で求められる。
循環回路の流路1周分の体積=チューブ断面積 × 流路長
nの値は、経験則等に基づいて適宜更新して設定すれば良い。また、流速は、遠心ポンプ13の回転体の回転駆動力によって規定されるので、コントローラ11は、例えば、記憶部44等を用いて、種々の段階の回転駆動力と、それに対応する流速とを予め保持しておく。
以上説明したように本実施形態によれば、循環回路内の気泡に基づいてプライミング動作の終了を判定して、その旨をユーザに通知することができるため、ユーザの利便性が向上する。
また、実際の循環回路内の気泡の検出結果に基づいてプライミング動作の終了を判定してユーザに通知するため、ユーザの目視等に頼る従来の方式よりも正確にプライミング動作の終了を判定することが可能となる。この結果、プライミング動作に、不必要に時間がかかってしまったり、また、不完全な状態(空気か抜け切れていない状態)でプライミング動作を終了させてしまったりといった事態を回避することが可能となる。
なお、上述した図3の説明では、定速(プライミング液の流速が一定)でプライミング動作を行なう場合について説明したが、プライミング液の流速を変化させる方式(リズム式)でプライミング動作を行なう場合においても同様である。リズム式のプライミング動作では、流速を変化させることによって、循環回路内の凹凸部分などに滞留している気泡を滞留状態から循環状態(循環回路内を循環する状態)に遷移させるので、循環回路内からの空気抜きを効率良く行なうことができる。
このようなリズム式のプライミング動作の場合、上述した時間閾値は、一定に維持されてもよいが、プライミング液の流速が変わるタイミング(リズム変更タイミング)に合わせて更新されてもよい。例えば、プライミング液の流速が速くなる場合には、それに応じて時間閾値を短くし、また、例えば、プライミング液の流速が遅くなる場合には、それに応じて時間閾値を長くすれば良い。
時間閾値の更新は、例えば、流量センサ21のセンサ値やコントローラ11の内部値等に基づいてリズム変更タイミングを特定し、それに合わせて行っても良い。
このような時間閾値の更新を行なうのは、リズム式のプライミング動作を行なうときに時間閾値を一定とした場合、本来意図した周回に満たない又は本来意図した周回以上にプライミング液を循環させてしまうこととなり、プライミング動作の終了の判定に支障をきたす可能性があるためである。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、プライミング動作時に検出された気泡の累積体積に基づいてプライミング動作の終了判定を行なう場合について説明する。なお、第2の実施形態に係る体外循環装置10の構成は、上記第1の実施形態において説明した図1A、1Bと同様であるため、ここでは、その説明については省略し、主に、第1の実施形態との相違点について説明する。
図4は、プライミング動作中の気泡の累積体積の推移の一例を示す図である。縦軸は、気泡センサ18により検出された気泡の累積体積を示し、横軸は、プライミング動作開始時からのプライミング液の累積量(流量センサ21を通過した累積量)を示す。ここでは、プライミング液を一定の流速で循環させてプライミング動作を行なう場合について説明する。そのため、プライミング動作開始時からのプライミング液の累積量と経過時間とは比例関係を持つ。
一例においては、気泡の累積体積を監視し、プライミング液の所定の累積量当たり(監視単位時間当たり:現時点から過去所定時間内(監視単位時間内))の気泡の体積の増加率Δ1(第1の増加率)を、プライミング開始時から現時点までの気泡の体積の増加率Δ2(第2の増加率)で除算した値に基づいて循環回路から気泡がなくなったか否かの判定を行なうことができる。
すなわち、下記式により収束度を求め、当該収束度が基準値以下であるか否かを判定し、基準値以下であれば、プライミング動作終了の判定を行なうことができる。
収束度=Δ1/Δ2
この場合、t1〜t5の各期間内においては、収束度が基準値を越えており、循環回路内に気泡が依然として残っていると判定される。t6の期間内において、Δ1/Δ2により求められた収束度cが基準値以下となり、t6の期間終了とともにプライミング動作終了の判定が行なわれる。
次に、図5を用いて、本実施形態に係る体外循環装置10においてプライミング動作を行なう際の処理の流れの一例について説明する。ここでは、プライミング液を一定の流速で循環させてプライミング動作を行なう場合について説明する。なお、第1の実施形態と同様に、コントローラ11においては、循環回路の流路長(図1Bに示す循環回路の流路長)、チューブ断面積、周回数が予め設定されているものとする。
体外循環装置10は、プライミング動作を開始すると(S201)、遠心ポンプ13を駆動し、循環回路内においてプライミング液の循環を開始する。そして、終了判定部53において、気泡センサ18による気泡の検出結果を一定間隔毎(例えば、2msec)に取得し、それを時間情報と対応付けて記憶部44等に記憶する(S202)。このS202の処理は、プライミング動作終了の判定が行なわれるまで継続して行なわれる。
ここで、プライミング動作を開始してから監視単位時間が経過すると(S203でYES)、体外循環装置10では、演算部54が、監視単位時間当たり(現時点から過去監視単位時間内)の気泡の体積の増加率Δ1を算出するとともに(S204)、プライミング動作の開始時から現時点までの気泡の体積の増加率Δ2を算出する(S205)。そして、終了判定部53が、増加率Δ1/増加率Δ2により得られた収束度cが、基準値以下となっているか否かを判定する(S206)。基準値以下となっていなければ(S206でNO)、体外循環装置10は、再度、S203の処理に戻る。
一方、収束度cが基準値を越えていれば(S206でYES)、体外循環装置10では、終了判定部53が、プライミング動作の終了を判定し、その旨をユーザに通知した後(S207)、この処理を終了する。
ここで、上述した監視単位時間について説明する。この監視単位時間としては、プライミング液が循環回路内をn周するのに要する時間が設定されうる。この場合、体外循環装置10は、プライミング動作の開始前に、ユーザに操作部43を介して上記nに対応する値(周回数)、チューブ断面積、流路長をコントローラ11に設定させるように構成されうる。
なお、監視単位時間の求め方は、上述した第1の実施形態で説明した時間閾値と同様であるため、ここでは、その説明については省略する。監視単位時間は、例えば、演算部54による演算処理により求められる。
以上説明したように本実施形態によれば、プライミング動作が開始した時点から検出された気泡の体積の累積値に基づいてプライミング動作の終了を判定してユーザに通知する。この場合にも、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述した図5の説明では、定速(プライミング液の流速が一定)でプライミング動作を行なう場合について説明したが、第1の実施形態と同様に、リズム式のプライミング動作の場合も同様である。
このようなリズム式のプライミング動作の場合、本実施形態においては、監視単位時間をリズム変更タイミングに合わせて更新して設定される。例えば、プライミング液の流速が速くなる場合には、それに応じて監視単位時間を短くし、また、例えば、プライミング液の流速が遅くなる場合には、それに応じて監視単位時間を長くすれば良い。
[その他の実施形態]
以上が本発明の代表的な実施形態の例であるが、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上述した第1及び第2の実施形態においては、プライミング動作の終了を判定する場合について説明したが、これに加えて、プライミング動作の終了までの予測時間を算出する予測時間算出部(不図示)を更に設け、当該予測時間算出部により求められた当該予測時間を併せてユーザに通知するようにしても良い。この場合、気泡の検出結果に基づいて、時間の経過に従った気泡の減少度合いを求め、それに応じて予測時間を適宜更新(例えば、所定時間間隔毎に更新)して表示すれば良い。
10 体外循環装置
11 コントローラ
18 気泡センサ
21 流量センサ
51 プライミング制御部
52 センサ値取得部
53 終了判定部
54 演算部
55 通知部
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
本願は、2012年6月15日提出の日本国特許出願特願2012-136237を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。

Claims (8)

  1. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる体外循環装置であって、
    前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断した状態で前記循環回路にプライミング液を循環させて前記循環回路内の気泡を除去するためのプライミング動作の実行を制御するプライミング制御手段と、
    前記プライミング動作中に前記循環回路内の気泡を検出する検出手段と、
    前記検出手段による気泡の検出結果の時間変化を示す収束度を求め、該収束度が基準値以下であるかどうかに応じて前記プライミング動作の終了を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記プライミング動作の終了と判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段とを備え
    前記判定手段は、前記検出手段によって所定時間当たりに検出された気泡の体積を、前記検出手段によって検出された気泡の累積体積で除算することによって前記収束度を求めることを特徴とする体外循環装置。
  2. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる体外循環装置であって、
    前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断した状態で前記循環回路にプライミング液を循環させて前記循環回路内の気泡を除去するためのプライミング動作の実行を制御するプライミング制御手段と、
    前記プライミング動作中に前記循環回路内の気泡を検出する検出手段と、
    前記検出手段による気泡の検出結果の時間変化を示す収束度を求め、該収束度が基準値以下であるかどうかに応じて前記プライミング動作の終了を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記プライミング動作の終了と判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段とを備え、
    前記判定手段は、
    前記プライミング動作中に、ある時点から過去の所定時間内における気泡の体積の増加率を示す第1の増加率と、前記プライミング動作が開始した時点から前記ある時点までの気泡の体積の増加率を示す第2の増加率とを繰り返し求める演算手段を備え、
    前記第1の増加率を前記第2の増加率で除算することにより得られる値を前記収束度として求めることを特徴とす体外循環装置。
  3. 前記所定時間には、
    プライミング液が前記循環回路内をn周するために要する時間が設定されることを特徴とする請求項2に記載の体外循環装置。
  4. 前記プライミング制御手段は、
    前記プライミング動作中に前記プライミング液の流速を変化させ、
    前記所定時間は、
    前記プライミング動作中に前記流速が変化された場合にはそれに応じて更新されることを特徴とする請求項3に記載の体外循環装置。
  5. 前記検出手段による気泡の検出結果に基づいて前記プライミング動作が終了までの予測時間を算出する予測時間算出手段を更に備え、
    前記通知手段は、
    前記プライミング動作中に前記予測時間を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の体外循環装置。
  6. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる体外循環装置であって、
    前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断した状態で前記循環回路にプライミング液を循環させて前記循環回路内の気泡を除去するためのプライミング動作の実行を制御するプライミング制御手段と、
    前記プライミング動作中に前記循環回路内の気泡を検出する検出手段と、
    前記プライミング動作中に所定時間にわたって気泡が検出されなかったことに応じて前記プライミング動作の終了を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記プライミング動作の終了と判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段とを備え、
    前記所定時間には、前記プライミング液が前記循環回路内をn周するために要する時間が設定され、
    前記プライミング制御手段は、前記プライミング動作中に前記プライミング液の流速を変化させ、
    前記所定時間は、前記プライミング動作中に前記流速が変化された場合にはそれに応じて更新される
    ことを特徴とする体外循環装置。
  7. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる体外循環装置におけるプライミング方法であって、
    前記体外循環装置は、前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断した状態で前記循環回路にプライミング液を循環させて前記循環回路内の気泡を除去するためのプライミング動作の実行を制御するプライミング制御手段と、前記プライミング動作中に前記循環回路内の気泡を検出する検出手段と、を備え、
    前記プライミング方法は、
    前記検出手段による気泡の検出結果の時間変化を示す収束度を求め、該収束度が基準値以下であるかどうかに応じて前記プライミング動作の終了を判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記プライミング動作の終了と判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知工程とを備え、
    前記判定工程では、前記検出手段によって所定時間当たりに検出された気泡の体積を、前記検出手段によって検出された気泡の累積体積で除算することによって前記収束度を求めることを特徴とする体外循環装置のプライミング方法。
  8. 被検者の血液を循環回路を用いて体外で循環させる体外循環装置におけるプライミング方法であって、
    前記体外循環装置は、前記被検者の体内への前記循環回路の経路を遮断した状態で前記循環回路にプライミング液を循環させて前記循環回路内の気泡を除去するためのプライミング動作の実行を制御するプライミング制御手段と、前記プライミング動作中に前記循環回路内の気泡を検出する検出手段と、を備え、
    前記プライミング方法は、
    前記プライミング動作中に所定時間にわたって気泡が検出されなかったことに応じて前記プライミング動作の終了を判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記プライミング動作の終了と判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知工程とを備え、
    前記所定時間には、前記プライミング液が前記循環回路内をn周するために要する時間が設定され、
    前記プライミング制御手段は、前記プライミング動作中に前記プライミング液の流速を変化させ、
    前記所定時間は、前記プライミング動作中に前記流速が変化された場合にはそれに応じて更新される
    ことを特徴とする体外循環装置のプライミング方法。
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