JPWO2013141223A1 - 発酵乳の硬度の評価方法および発酵乳の硬度の評価装置 - Google Patents

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Abstract

迅速かつ簡便に発酵乳の硬度を評価することができる評価方法を提供する。発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程(ステップS1)と、前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する工程(ステップS2)と、前記重りを載置してから所定時間後に、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する工程(ステップS3)と、前記重りが沈んだ深さおよび前記重りに関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、前記発酵乳の硬度を評価する工程(ステップS4)と、を備える。

Description

本発明は、発酵乳の硬度の評価方法および発酵乳の硬度の評価装置に関する。
発酵乳のカード(curd)は、乳酸菌等の生菌が生産する酸成分(有機酸)により形成される。乳酸菌の活性がカードの硬度に影響するため、配合成分を管理するだけでは、カードの硬度を安定して管理できない。すなわち、乳酸菌等に由来する有機酸の生成速度または種類が異なれば、カードの硬度が異なり、発酵乳の物性も異なる。そのため、発酵乳の製造工程において、発酵乳の硬度を定期的に測定する必要があり、その品質を管理する上で重要である。
従来、発酵乳の硬度は、専用の機器によって計測されている。特開平11−028056号公報(特許文献1)、および特開2000−279086号公報(特許文献2)には、発酵乳の硬度をレオナー(山電社製)により測定したことが記載されている。特開2005−176603号公報(特許文献3)および特開2005−348703号公報(特許文献4)には、発酵乳の硬度をネオカードメーター(アイテクノエンジニアリング社製)により測定したことが記載されている。なお、特許文献1および2では、発酵乳の硬度を、破断応力(g/cm)として表している。特許文献3および4では、発酵乳の硬度を、試料が破断するときの荷重(g)として表している。
本明細書では以後、発酵乳の硬度の用語を、発酵乳が破断するときの荷重(破断強度)の意味で用いる。
上記のカードメーターの構成および測定原理の概略は、次の通りである。カードメーターは、一定速度で昇降できる試料台と、感圧軸とを備えている。硬度を測定しようとする試料を試料台に載置して、試料を一定速度で上昇させる。これにより、試料は、感圧軸の一方の端部に押し当てられる。感圧軸の他方の端部は、スプリングを介してロードセルに接続されている。スプリングの作用によって、試料には、一定の割合で増加する荷重(定速荷重)がかかる。試料にかかる荷重と、ロードセルによる計測値とから、荷重−変位曲線が得られる。荷重‐変位曲線から、試料の破断強度、粘調度、および弾力性等を評価することができる。
カードメーターを用いることで、発酵乳の硬度を定量的に求めることができる。また、粘調度および弾力性等といった他の特性も併せて評価することができる。
特開平11−028056号公報 特開2000−279086号公報 特開2005−176603号公報 特開2005−348703号公報
しかしながら、カードメーターは精密機器であるため、遠方へ運搬して使用するのは手間がかかる。また、校正等の保守が必要である。
一方、発酵乳の製造工程における硬度の管理においては、グラム1桁単位までの測定精度は要求されない場合が多い。その代わりに、迅速かつ簡便に評価することができる評価方法が望まれている。
例えば、後発酵型の発酵乳(ハードタイプのヨーグルト)の硬度は、40〜100gとなるように管理される。硬度が40g以上であることは、発酵乳が自動車の輸送中の振動等に耐え得るように、物性の観点から設定されている。硬度が100g以下であることは、発酵乳が適度な歯応えと舌触りになるように、食感の観点から設定されている。
この発明の発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程と、前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する工程と、前記重りを載置してから所定時間後に、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する工程と、前記重りが沈んだ深さおよび前記重りに関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、前記発酵乳の硬度を評価する工程と、を備える。
この発明によれば、発酵乳の硬度と重りとの対応関係(相関関係)を一度調べておけば、後は同じ重りを用いることで、迅速かつ簡便に発酵乳の硬度を評価することができる。
この発明の他の発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程と、前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する工程と、前記重りを載置してから所定時間後に、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する工程と、前記重りが沈んだ深さを前記重りに関連付けられた基準値と比較する第1比較工程と、前記第1比較工程の結果および前記重りに関連付けられた硬度の閾値から、前記発酵乳の硬度を評価する工程と、を備える。
この発明によれば、発酵乳の硬度が、ある一定の硬度よりも低いかどうか、または、ある一定の硬度よりも高いかどうかを判断できる。
この発明の硬度評価装置は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳の硬度を評価する硬度評価装置であって、前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する搬送部と、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する測定部と、前記測定部から測定値を受け取り、前記測定値および前記重に関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、前記発酵乳の硬度を評価する評価部と、を備える。
この発明の他の硬度評価装置は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳の硬度を評価する硬度評価装置であって、前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する搬送部と、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する測定部と、前記測定部から測定値を受け取り、前記測定値を前記重りに関連付けられた基準値と比較する比較部と、を備える。
それゆえに、この発明の目的は、迅速かつ簡便に発酵乳の硬度を評価することができる評価方法および評価装置を提供することである。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面によって、明白となる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。 図2Aは、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明するための斜視図である。 図2Bは、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明するための斜視図である。 図2Cは、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明するための斜視図である。 図2Dは、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明するための図であって、図2CにおけるA−A’線に沿った断面図である。 図3は、硬度の変換テーブルの例である。 図4は、本発明の第2の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。 図5は、本発明の第3の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。 図6は、本発明の第4の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。 図7は、本発明の第5の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。 図8Aは、本発明の一実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8Bは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8Cは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図9Aは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図9Bは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図9Cは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図9Dは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置の構成を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[発酵乳の硬度の評価方法]
[第1の実施形態]
図1および図2を用いて、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明する。図1は、本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。図2A〜図2Dは、本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明するための図であって、図2A〜図2Cは斜視図、図2Dは図2CにおけるA−A’線に沿った断面図である。
本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部2aを有する容器2に収容された発酵乳1を準備する工程(ステップS1)と、開口部2aから重り3を搬入し、発酵乳1の上に重り3を載置する工程(ステップS2)と、重り3を載置してから所定時間後に、発酵乳1へ重り3が沈んだ深さdを測定する工程(ステップS3)と、重り3が沈んだ深さdおよび重り3に関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、発酵乳1の硬度を評価する工程(ステップS4)と、を備えている。
まず、硬度の評価の対象となる発酵乳1を準備する(ステップS1)。発酵乳1は、動物の乳を発酵させて凝固させたものである。発酵乳1は、具体的には、例えばヨーグルトまたはチーズである。本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法は、前発酵型の発酵乳(ソフトタイプやドリンクタイプのヨーグルト)よりも後発酵型の発酵乳(ハードタイプのヨーグルト)に対して、好適に用いることができる。発酵乳1が例えばヨーグルトの場合、原料ミックスを容器2に充填し、容器2内で発酵させたものを準備する。
発酵乳1を収納する容器2は、収納される発酵乳1の上部に開口部2aを有している。容器2は、開口部2aから重り3を搬入して、重り3を発酵乳1の上面に置くことができるように、少なくとも一部が開口していれば良い。容器2が封口されて発酵乳1を収納している場合であっても、本工程において開口しておけば良い。容器2の材質および形状は特に限定されない。容器2は、例えばプラスチックまたは紙で形成されたカップ容器である。
発酵乳1は、平坦な上面を有していることが好ましい。もっとも、上面の全面が平坦でなくても良い。例えば、容器2の内周壁と接する箇所が隆起していたり、または窪んでいても良い。
次に、開口部2aから重り3を搬入し、発酵乳1の上面に重り3を載置する(ステップS2、図2Aおよび図2Bを参照)。重り3の重量は、発酵乳1の硬度に合わせて、あらかじめ定めておく。すなわち、比較的に軟らかい発酵乳1の硬度を評価する場合、比較的に軽い重り3を使用する。比較的に硬い発酵乳1の硬度を評価する場合、比較的に重い重り3を使用する。
重り3は、例えば円柱または四角柱である。重り3は、局所的に応力がかからないように、角部が面取りされていることが好ましい。重り3は、ある程度で密度の高い物が好ましく、例えば金属製のものを用いることができる。
重り3は、底面が平らであることが好ましい。重り3は、容器2の開口部2aから搬入することが可能な大きさであることが必要である。一方、重り3の底面の面積は、広い方が好ましい。したがって、重り3は、容器2の開口部2aより若干小さい程度が好ましい。より好ましくは、重り3の底面の面積は、重り3を載置しようとする発酵乳1の上面の面積と同程度である。
重り3を載置する発酵乳1の面は、平坦であることが好ましい。また、重り3は、ゆっくりと載置することが好ましい。
重り3は、自重によって、発酵乳1の内部へ沈む。発酵乳1の硬度が低ければ、重り3は、より深くまで沈む。反対に、発酵乳1の硬度が高ければ、重り3は、あまり沈まないか、あるいは全く沈まない。
そして、重り3を載置してから所定時間後に、発酵乳1へ重り3が沈んだ深さdを測定する(ステップS3、図2Cおよび図2Dを参照)。重り3が沈んだ深さdは、例えば図2Dに示すように、発酵乳1の上面と重り3の底面との間の距離とすることができる。ここで、所定時間とは、例えば1秒間〜5分間であり、3秒間〜4分間が好ましく、5秒間〜3分間がより好ましく、7秒間〜1分間がさらに好ましく、10秒間〜30秒間が特に好ましい。
次に、重り3が沈んだ深さdおよび重り3に関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、発酵乳1の硬度を評価する(ステップS4)。硬度の変換テーブルは、あらかじめ、様々な硬度を持つ発酵乳に対して、重り3を使用して作成されたものである。
ここで、硬度の変換テーブルの作成方法について説明する。まず、様々な硬度をもった複数の発酵乳を準備する。これらの発酵乳の硬度は、カードメーター等を用いて定量的に測定しておく。これらの発酵乳は、発酵乳1と同じ容器2に収納されている。そして、ステップS2と同様にして、これらの発酵乳の上面に重り3を載置する。そして、ステップS3と同様にして、重り3を載置してから所定時間後に、当該発酵乳へ重り3が沈んだ深さを測定する。そして、その測定値を記録する。
図3は、硬度の変換テーブルの例である。h(1)〜h(5)の5種類の硬度を持つ発酵乳に対して、重り3が沈んだ深さd(1)〜d(5)が記録されている。なお、h(1)<h(2)<h(3)<h(4)<h(5)であるとする。この場合、d(1)>d(2)>d(3)>d(4)>d(5)となる。
硬度の変換テーブルを参照し、発酵乳1の硬度を評価する方法を説明する。重り3が沈んだ深さdを、参照テーブルに記録された深さd(1)〜d(5)と比較する。例えば、深さd≒d(1)であれば、発酵乳の硬度hは、h≒h(1)であると評価できる。同様に、d≒d(2)であればh≒h(2)、d≒d(3)であればh≒h(3)、d≒d(4)であればh≒h(4)、d≒d(5)であればh≒h(5)であると評価できる。
また、d(1)>d>d(2)である場合、h(1)<h<h(2)であると評価できる。同様に、d(2)>d>d(3)であればh(2)<h<h(3)、d(3)>d>d(4)であればh(3)<h<h(4)、d(4)>d>d(5)であればh(4)<h<h(5)であると評価できる。また、d>d(1)であればh<h(1)である。d(5)>dであればh(5)<hである。
補間またはフィッティングにより、より細かく硬度を求めても良い。
図3では、変換テーブルが5種類の硬度を記録している場合を例示している。しかし、変換テーブルが記録する硬度の種類は任意である。変換テーブルが記録する硬度の種類が多いほど、より細かく発酵乳1の硬度を評価できる。また、変換テーブルが記録する硬度の範囲が広いほど、より広い範囲の硬度を評価できる。
以上、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明した。本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法によれば、発酵乳の硬度と重りとの対応関係を一度調べておけば、同じ重りを用いることで、迅速かつ簡便に発酵乳の硬度を評価することができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程(ステップS1)と、開口部から重りを搬入し、発酵乳の上面に重りを載置する工程(ステップS2)と、重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ重りが沈んだ深さdを測定する工程(ステップS3)と、重りが沈んだ深さを重りに関連付けられた基準値と比較する比較工程(ステップS4)と、比較工程の結果および重りに関連付けられた硬度の閾値から、発酵乳の硬度を評価する工程(ステップS5)と、を備えている。
まず、ステップS1〜S3を実施する。ステップS1〜S3については、第1の実施形態と同様である。
次に、重りが沈んだ深さdを、その重りに関連付けられた基準値と比較する(ステップS4)。重りに関連付けられた基準値とは、例えば、その重りの高さの半分の長さである。この場合、重りが沈んだ深さdが、その重りの高さの半分以上であれば、基準値に達していると判断する。一方、重りが沈んだ深さdが、その重りの高さの半分未満であれば、基準値に達していないと判断する。あるいは、反対に、重りの沈んだ深さdがその重りの高さの半分以上であれば基準値に達していないと判断し、重りの沈んだ深さがその重りの高さの半分未満であれば基準値に達していると判断しても良い。
そして、比較工程の結果および重りに関連付けられた硬度の閾値から、発酵乳1の硬度を評価する(ステップS5)。すなわち、深さdが基準値以上であれば、発酵乳1の硬度は、ある一定の硬度よりも低いと評価できる。深さdが基準値未満であれば、発酵乳の硬度は、ある一定の硬度よりも高いと評価できる。
より具体的には、発酵乳の硬度と重りとの関係を、あらかじめ、次の様に調べておくことが好ましい。まず、様々な硬度をもった複数の発酵乳を準備する。これらの発酵乳の硬度は、カードメーター等を用いて定量的に測定しておく。そして、重りを硬度h1の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h2の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となるような、硬度の閾値h1およびh2の値を調べておく。
これにより、硬度が未知の発酵乳1の上面に重り3を載置した場合、所定時間後に沈む深さdが基準値未満であるときは、発酵乳1の硬度は、少なくとも硬度の閾値h1より高いと評価できる。また、深さdが基準値以上であるときは、発酵乳1の硬度は、少なくとも硬度の閾値h2より低いと評価できる。
本実施形態では、深さdは、基準値との大小関係が判断できれば良い。したがって、深さdを精密に測定する必要はない。深さdの測定は、目視で良い。もっとも、測定器具、センサ、またはカメラ等を用いて測定しても良い。
以上、本発明の第2の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明した。本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法によれば、評価の対象となる発酵乳の硬度が、ある一定の硬度よりも低いかどうか、または、ある一定の硬度よりも高いかどうかを判断できる。
[第3の実施形態]
図5は、本発明の第3の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程(ステップS1)と、開口部から重りを搬入し、発酵乳の上面に第1の重りを載置する工程(ステップS2)と、重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第1の重りが沈んだ深さd1を測定する工程(ステップ3)と、深さd1を第1の重りに関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4)と、開口部から第1の重りを取り出して、開口部から第2の重りを搬入し、発酵乳の上面に第2の重りを載置する工程(ステップS2−1)と、第2の重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第2の重りが沈んだ深さd2を測定する工程(ステップS3−1)と、深さd2を第2の重りに関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4−1)と、ステップS4およびステップS4−1の結果ならびに第1および第2の重りに関連付けられた硬度の閾値から、発酵乳の硬度を評価する工程(ステップS5)と、を備えている。
本実施形態では、2種類の重り(第1および第2の重り)を使用する。第2の実施形態と同様に、発酵乳の硬度と重りとの関係を、あらかじめ調べておくことが好ましい。
すなわち、第1の重りを硬度h1の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h2の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となるような、硬度の閾値h1およびh2の値を調べておく。h1とh2とは、なるべく値が近接していることが好ましい。
これにより、硬度が未知の発酵乳の上面に第1の重りを載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満であるときは、当該発酵乳の硬度は、少なくとも閾値h1より高いことが分かる。また、深さが基準値以上であるときは、当該発酵乳の硬度は、少なくとも閾値h2より低いことが分かる。
同様に、第2の重りを硬度h3の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h4の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となるような、硬度の閾値h3およびh4の値を調べておく。h3とh4とは、なるべく値が近接していることが好ましい。
これにより、硬度が未知の発酵乳の上面に第2の重りを載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満であるときは、当該発酵乳の硬度は、少なくとも閾値h3より高いことが分かる。また、深さが基準値以上であるときは、当該発酵乳の硬度は、少なくとも閾値h4より低いことが分かる。
本実施形態では、h1<h2<h3<h4となるように、第1および第2の重りを選定する。例えば、第2の重りとして、第1の重りよりも重量の大きいものを採用する。
以上の前提のもと、本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を実施する。
まず、ステップS1〜S4を実施する。ステップS1〜S4については、第1の実施形態と同様である。
深さd1を基準値と比較する工程(ステップS4)において、深さd1が基準値以上の場合、ステップS2−1〜S4−1をスキップして、硬度を評価する工程(ステップS5)に進む。この時点で、発酵乳の硬度は、閾値h2より低いと評価できるためである。
一方、ステップS4において、深さd1が基準値未満の場合、発酵乳の硬度は、閾値h1より高いことが分かる。しかし、この時点では、発酵乳の硬度と閾値h3およびh4との大小関係が不明である。したがって、この場合、ステップS2−1以降を行う。
次に、開口部から第1の重りを取り出し、開口部から第2の重りを搬入し、発酵乳の上面に第2の重りを載置する(ステップS2−1)。そして、第2の重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第2の重りへ沈んだ深さd2を測定する(ステップS3−1)。
続いて、深さd2を第2の重りに関連付けられた基準値と比較する(ステップS4−1)。深さd2が基準値未満の場合、発酵乳の硬度は、閾値h3より高いと評価できる(ステップS5)。また、深さd2が基準値以上の場合、発酵乳の硬度は、閾値h1より高く閾値h4よりも低いと評価できる(ステップS5)。
以上、本発明の第3の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を説明した。本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法によれば、評価の対象となる発酵乳の硬度を、3つの範囲(閾値h2より低い、閾値h1より高く閾値h4より低い、または閾値h3より高い)に分類することができる。
本実施形態では、第1の重りを先に載置する場合を説明した。このように、例えば、重量の小さい重りを先に載置することが好ましい。重量の大きい重りを先に載置すると、発酵乳が塑性変形して、後のステップを実施できなくなる場合があるためである。
なお、第1の重りに関連付けられた基準値と、第2の重りに関連付けられた基準値とは、同じものでも良い。
[第4の実施形態]
図6は、本発明の第4の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。本実施形態では、第3の実施形態のステップS2−1(図4)に代えて、第1の重りの上に第2の重りを載置する工程(ステップS2−2)を実施する。すなわち、発酵乳の上面に載置された第1の重りを取り出さずに、第1の重りの上に第2の重りを重ねて載置する。そして、第2の重りが沈んだ深さd2を測定する工程(ステップS3−1(図4))に代えて、第2の重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第1および第2の重りからなる積層体が沈んだ深さd3を測定する工程(ステップS3−2)を実施する。そして、深さd2を第2の重りに関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4−1(図4))に代えて、深さd3を積層体に関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4−2)を実施する。
第1および第2の重りからなる積層体についても、あらかじめ、発酵乳の硬度との関係を調べておく。すなわち、積層体を硬度h5の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h6の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となるような、硬度の閾値h5およびh6の値を調べておく。h5とh6とは、なるべく値が近接していることが好ましい。
これにより、硬度が未知の発酵乳の上面に積層体を載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満であるときは、当該発酵乳の硬度は、少なくとも閾値h5より高いことが分かる。また、深さが基準値以上であるときは、当該発酵乳の硬度は、少なくとも閾値h6より低いことが分かる。
本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法によれば、評価の対象となる発酵乳の硬度を、3つの範囲(閾値h2より低い、閾値h1より高く閾値h6より低い、または閾値h5より高い)に分類することができる。
なお、本実施形態の場合、第1の重りと第2の重りとは、同じものであっても良い。
[第5の実施形態]
図7は、本発明の第5の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法の手順を示す図である。本実施形態は、第3の実施形態と第4の実施形態とを組み合わせたものである。すなわち、本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程(ステップS1)と、開口部から第1の重りを搬入し、発酵乳の上面に第1の重りを載置する工程(ステップS2)と、第1の重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第1の重りが沈んだ深さd1を測定する工程(ステップ3)と、深さd1を第1の重りと関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4)と、開口部から第1の重りを取り出し、開口部から第2の重りを搬入し、発酵乳の上面に第2の重りを載置する工程(ステップS2−1)と、第2の重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第2の重りが沈んだ深さd2を測定する工程(ステップS3−1)と、深さd2を第2の重りと関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4−1)と、開口部から第1の重りを搬入し、第2の重りの上に第1の重りを重ねて載置する工程(ステップS2−2)と、第1の重りを載置してから所定時間後に、発酵乳へ第1および第2の重りからなる積層体が沈んだ深さd3を測定する工程(ステップS3−2)と、深さd3を積層体に関連付けられた基準値と比較する工程(ステップS4−2)と、ステップS4、S4−1、およびS4−2の結果ならびに第1の重り、第2の重り、および積層体に関連付けられた閾値から、発酵乳の硬度を評価する工程(ステップS5)と、を備えている。
本実施形態においても、第3および第4の実施形態と同様に、発酵乳の硬度と重りとの関係を、あらかじめ調べておく。すなわち、第1の重りは、硬度h1の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h2の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となる。第2の重りは、硬度h3の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h4の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となる。さらに、第2の重りの上に第1の重りを重ねて載置した積層体は、硬度h5の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値以上となり、硬度h6の発酵乳の上面に載置した場合、所定時間後に沈む深さが基準値未満となる。
なお、本実施形態では硬度h5およびh6について、第4の実施形態と同じ符号を用いている。しかし、第1の重りの上に第2の重りを重ねて載置した積層体が発酵乳へ沈む深さと、第2の重りの上に第1の重りを重ねて載置した積層体が発酵乳へ沈む深さとは、異なる場合がある。
本実施形態では、h1<h2<h3<h4となるように重りを選定する。これにより、当然に、h1<h2<h3<h4<h5<h6となる。
以上の前提のもと、本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を実施する。
まず、ステップS1〜S4およびステップS2−1〜S4−1を実施する。ステップS1〜S4およびステップS2−1〜S4−1については、第3の実施形態(図5)と同様である。
ステップS4−1において、深さd2が基準値以上の場合、ステップS2−2〜S4−2をスキップして、硬度を評価する工程(ステップS5)に進む。この時点で、発酵乳の硬度は、閾値h1より高く閾値h4より低いと評価できるためである。
一方、ステップS4−1において、深さd2が基準値未満の場合、発酵乳の硬度は、閾値h3より高いことが分かる。しかしこの時点では、発酵乳の硬度と閾値h5およびh6との大小関係が不明である。したがって、この場合はステップS2−2以降を行う。
次に、ステップS2−2〜S4−2を行う。ステップS2−2〜S4−2については、第4の実施形態(図6)と同様である。ステップS4−2において、深さd3が基準値未満の場合、発酵乳の硬度は、閾値h5より高いと評価できる(ステップS5)。また、深さd3が基準値以上の場合、発酵乳の硬度は、閾値h3より高く閾値h6より低いと評価できる(ステップS5)。
本実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法によれば、評価の対象となる発酵乳の硬度を、4つの範囲(閾値h2より低い、閾値h1より高く閾値h4より低い、閾値h3より高く閾値h6より低い、または閾値h5より高い)に分類することができる。
以上、第3〜第5の実施形態によって、2つの重りを使用して発酵乳の硬度を評価する方法を説明した。しかし、本発明の発酵乳の硬度の評価方法は、重りの数は限定されない。すなわち、3つ以上の重りを使用して発酵乳の硬度を評価しても良い。n種類(nは自然数)の重りを用いることで、発酵乳の硬度を、n+1の範囲に分類することができる。また、第5の実施形態で例示したように、n種類の重りとこれらを組み合わせた積層体とを利用することによって、発酵乳の硬度を、最大で2の範囲に分類することができる。
[発酵乳の硬度の評価装置]
以下では、第1〜第5の実施形態において例示してきた発酵乳の硬度の評価方法を実施する、硬度評価装置の構成例について述べる。但し、本発明の硬度の評価方法は、以下の装置によって実施されることに限定されるものではない。
[硬度評価装置の第1の構成]
図8Aは、本発明の一実施形態にかかる硬度評価装置10の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置10は、本発明の第1の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法を実施するための装置である。すなわち、硬度評価装置10は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳の硬度の評価装置であって、図1におけるステップS2を実施する搬送部11と、ステップS3を実施する測定部12と、ステップS4を実施する評価部13とを備えている。
搬送部11は、測定開始信号を受けて、開口部から重りを搬入し、重りを発酵乳の上面に載置する。搬送部11は、例えばモータ等で駆動される公知の搬送手段である。測定開始信号は、例えば測定者が測定開始スイッチを押すことで発生する。
測定部12は、発酵乳へ重りが沈んだ深さを測定する。測定部12は、例えば重りの鉛直方向の位置を検出する位置センサである。または、測定部12は、例えば重りを撮影するカメラと、カメラの画像を解析して深さを算出する画像処理装置とを含むものである。測定部12は、測定結果を評価部13に出力する。
評価部13は、記憶装置と演算装置とを有している。記憶装置には、重りと関連付けられた硬度の変換テーブルが格納されている。演算装置は、測定部12から受けた測定結果および硬度の変換テーブルを参照し、発酵乳の硬度を評価する。硬度の評価は、補間演算等を行って、硬度を数値として算出するものであっても良い。
評価部13による評価値は、例えばディスプレイに表示されたり、他の装置に出力される。
次に、硬度評価装置10による発酵乳の硬度の評価方法を説明する。まず、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を、硬度評価装置10にセットする。そして、測定開始スイッチが押されること等により、搬送部11へ測定開始信号が送られる。あるいは、製造ラインにおいてベルトコンベア等で搬送されている発酵乳が、所定割合で自動的に硬度評価装置10にセットされ、さらに自動的に搬送部11へ測定開始信号が送られるようにしても良い。搬送部11により、開口部から重りが搬送され、発酵乳の上面に重りが載置される。測定者は、重りが載置されてから所定時間後に、ディスプレイに表示された評価部13による硬度の評価値を確認する。
硬度評価装置40によれば、迅速かつ簡便に発酵乳の硬度を評価することができる。
[硬度評価装置の第2の構成]
図8Bは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置20の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置20は、搬送部11と評価部13とが連携して動作するように構成されている。
すなわち、搬送部11は、重りを発酵乳の上面に載置する動作が完了すると、搬送完了信号を評価部13に出力する。評価部13は、搬送終了信号に同期して、経過時間の計測を開始する。そして、搬送終了信号から所定時間後に、測定部12から受けた測定値と、硬度の変換テーブルとから、発酵乳の硬度を評価する。
搬送部11は、発酵乳の上面に載置された重りを取り出す機能を有していることが好ましい。この場合、例えば、次のような動作が可能である。すなわち、評価部13は、発酵乳の硬度の評価が終了すると、評価終了信号を搬送部11へ出力する。そして、搬送部11は、評価終了信号を受けて、発酵乳の上面に載置された重りを取り出す。これにより、評価が終了すると自動的に重りが取り出される。
硬度評価装置20の構成によれば、硬度評価装置10の構成と比較して、発酵乳の硬度の評価をより自動化することができる。
[硬度評価装置の第3の構成]
図8Cは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置30の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置30は、硬度評価装置20の構成に加えて、搬送部11が搬送する重りを複数の重りから選択する選択部14をさらに備える。
選択部14は、例えば、測定者が選択スイッチを操作することで、搬送部11が搬送する重りを複数の重りから選択する。選択部14は、どの重りが選択されたかという情報を、評価部13へ出力する。評価部13の記憶装置には、それぞれの重りについて関連付けられた硬度の変換テーブルが格納されている。評価部13は、選択部14からの情報を受け、選択された重りと関連付けられた硬度の変換テーブルを選択する。評価部13の演算装置は、測定部12から受けた測定結果および硬度の変換テーブルを参照し、発酵乳の硬度を評価する。
硬度評価装置30の構成によれば、発酵乳の上面に載置する重りを選択することによって、より広い範囲の発酵乳の硬度を評価することができる。
[硬度評価装置の第4の構成]
図9Aは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置40の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置40は、本発明の第2の実施形態にかかる硬度の評価方法(図4)を実施するための装置である。すなわち、硬度評価装置10は、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳の硬度の評価装置であって、図4におけるステップS2を実施する搬送部11と、ステップS3を実施する測定部12と、ステップS4を実施する比較部15とを備えている。
比較部15は、測定部12から測定結果を受ける。比較部15は、重りが沈んだ深さを、搬送部11が搬送した重りに関連付けられた基準値と比較する。
比較部15は、例えば、重りが沈んだ深さを電圧として入力し、基準値に対応する電圧以上の電圧を入力したときに信号を外部へ出力するコンパレータ回路である。
なお、測定部12と比較部15とを一体とした構成も可能である。この場合、測定部12および比較部15は、例えば、重りの鉛直方向の高さが一定以下になったときに作動するセンサである。
比較部15からの信号は、例えばランプに出力される。すなわち、重りが沈んだ深さが基準値以上になったことを、ランプの点灯により測定者に通知する。比較部15からの信号は、ディスプレイ、アラーム、または外部の装置に出力されても良い。
次に、硬度評価装置40による発酵乳の硬度の評価方法を説明する。まず、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳が、硬度評価装置40にセットされる。そして、測定開始スイッチが押される等により、搬送部11へ測定開始信号が送られる。あるいは、製造ラインにおいてベルトコンベア等で搬送されている発酵乳が、所定の割合で自動的に硬度評価装置40にセットされ、さらに自動的に搬送部11へ測定開始信号が送られるようにしても良い。搬送部11により、開口部から重りが搬送され、発酵乳の上面に重りが載置される。
測定者は、重りが載置されてから所定時間内にランプが点灯すれば、所定時間内に重りが沈んだ深さが基準値以上であったと判断できる。すなわち、発酵乳の硬度は、その重りに関連付けられた硬度の閾値よりも低いと評価できる。測定者は、一方、重りが載置されてから所定時間内にランプが点灯しなければ、所定時間内に重りが沈んだ深さが基準値未満であったと判断できる。すなわち、発酵乳の硬度は、その重りに関連付けられた硬度の閾値よりも高いと評価できる。
搬送部11は、発酵乳の上面に載置された重りを取り出す機能を有していることが好ましい。この場合、例えば、次のような動作が可能である。すなわち、搬送部11は、重りを発酵乳の上面に載置する動作の完了に同期して、経過時間の計測を開始する。そして、所定時間後に、発酵乳の上面に載置された重りを取り出す。これにより、測定者が時間を計測する必要がなくなり、さらに、評価が終了すると自動的に重りが取り出される。
硬度評価装置40によれば、迅速かつ簡便に発酵乳の硬度を評価することができる。
[硬度評価装置の第5の構成]
図9Bは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置50の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置20は、搬送部11と比較部15とが連携して動作するように構成されている。
硬度評価装置50の構成によれば、例えば、搬送部11は、比較部15からの信号を受けて、発酵乳の上面に載置された重りを取り出すといった動作が可能になる。
[硬度評価装置の第6の構成]
図9Cは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置60の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置60は、硬度評価装置50の構成に加えて、搬送部11が搬送する重りを複数の重りから選択する選択部14をさらに備えている。
硬度評価装置60の構成によれば、選択部14により、複数の重りから発酵乳の上面に載置する重りを順次選択することができる。これにより、本発明の第3〜第5の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法(図5〜図7)を実施することができる。
なお、硬度評価装置60では、選択部14によってどの重りが選択されたかという情報を比較部15へ出力することは必須ではない。それぞれの重りに関連付けられた基準値を統一しておけば良いからである。
[硬度評価装置の第7の構成]
図9Dは、本発明の他の実施形態にかかる硬度評価装置70の構成を示す機能ブロック図である。硬度評価装置70は、硬度評価装置60の構成に加えて、制御部16をさらに備えている。
制御部16は、外部から信号を受けるとともに、搬送部11、選択部14、および比較部15を制御する。制御部16は、さらに、記憶装置と演算装置とを有している。記憶装置には、制御プログラムと、選択部14が選択する複数の重りに関連付けられた硬度の閾値とが格納されている。制御部16は、記憶装置に格納された制御プログラムに従って、搬送部11、選択部14、および比較部15を制御する。制御部16は、比較部15から信号を受け取る。演算装置は、比較部15からの信号および記憶装置格納された硬度の閾値とから、発酵乳の硬度を評価する。演算装置によって評価された発酵乳の硬度は、例えばディスプレイに出力される。
硬度評価装置70の構成によれば、本発明の第2〜第5の実施形態にかかる硬度の評価方法(図4〜図7)を、自動で実施することができる。以下では、第3の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法(図5)を、硬度評価装置70で実施する場合を説明する。
まず、上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳が硬度評価装置70にセットされる。そして、測定開始スイッチが押されること等により、制御部16へ測定開始信号が送られる。あるいは、製造ラインにおいてベルトコンベア等で搬送されている発酵乳が、所定の割合で自動的に硬度評価装置70にセットされ、さらに自動的に制御部16へ測定開始信号が送られるようにしても良い。制御部16は、測定開始信号を受けると、記憶装置に格納された制御プログラムを実行する。
まず、制御部16は、選択部14を駆動して、第1の重りを選択する。そして、制御部16は、搬送部11を駆動して、第1の重りを発酵乳の上面に載置する。
測定部12によって、第1の重りが沈んだ深さd1が測定される。測定結果は、比較部15へ出力される。この間、制御部16は、比較部15からの信号を受け付ける。
所定時間内に比較部15からの信号があれば、制御部16の演算装置は、記憶装置に格納された第1の重りに関連付けられた閾値を参照し、発酵乳の硬度は閾値h2より低いと評価する。
所定時間内に比較部15からの信号がなければ、制御部16は、搬送部11を駆動して、第1の重りを取り出す。そして、制御部16は、選択部14を駆動して、第2の重りを選択する。そして、制御部16は、搬送部11を駆動して、第2の重りを発酵乳の上面に載置する。
測定部12によって、第2の重りが沈んだ深さd2が測定される。測定結果は、比較部15へ出力される。この間、制御部16は、比較部15からの信号を受け付ける。
所定時間内に比較部15からの信号があれば、制御部16の演算装置は、記憶装置に格納された第1および第2の重りに関連付けられた閾値を参照し、発酵乳の硬度は、閾値h1より高く閾値h4より低いと評価する。
所定時間内に比較部15からの信号がなければ、制御部16の演算装置は、記憶装置に格納された第2の重りに関連付けられた閾値を参照し、発酵乳の硬度は、閾値h3より高いと評価する。
制御部16の演算装置によって評価された発酵乳の硬度は、例えばディスプレイに出力される。
以上、硬度評価装置70により、第3の実施形態にかかる発酵乳の硬度の評価方法(図5)を実施する場合を説明した。なお、硬度評価装置70は、第2〜第5の実施形態で例示したような、1つまたは2つの重りを使用して発酵乳の硬度を評価する方法だけではなく、n個(nは自然数)の重りを使った種々の方法を実施することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の各実施形態にのみ限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明する。なお、この実施例は本発明を限定するものではない。
種々の条件で発酵乳を作製した。これらの発酵乳の硬度を、カードメーターによって測定した。
まず、表1に記載した原料および水を、種々の割合で混合し、原料ミックスを作製した。
Figure 2013141223
次に、原料ミックスを95℃、5分間で保持して殺菌した。続いて、原料ミックスを40〜45℃に冷却した。その後、原料ミックスにスターター(乳酸菌)を接種(添加)した。スターターには、明治ブルガリアヨーグルトLB81(明治社)から分離したものを使用した。スターターを添加した原料ミックスを、カップ容器に80gずつ充填した。カップ容器は、プラスチック製で、開口部の直径が71mm、底部の直径が50mm、高さが55mmであった。カップ容器に充填された原料ミックスを、43℃の恒温庫内に、3時間で保持して発酵させ、発酵乳を作製した。
作製した発酵乳を、冷蔵庫に保持して5℃に冷却した。冷却した発酵乳の硬度を、カードメーター(カードメータ・マックス、ME−500、飛鳥機器社)によって測定した。
表2に、作製した発酵乳(試料番号(1−1)〜(1−4))の配合量、およびカードメーターによって測定された硬度を示す。
Figure 2013141223
次に、試料番号(1−1)〜(1−4)の発酵乳の上面に、2種類の重り(重りAおよび重りB)、またはこれらの積層体(以下、重り等と呼ぶ)を載置し、30秒間で保持した。その後、発酵乳の上面に残った重り等の形跡等を観察し、重り等が沈んだ深さを測定した。なお、重りAおよび重りBはともに円柱形状で金属製であった。重りAは、直径32mm、高さ10mm、重量60gであった。重りBは、直径40mm、高さ12mm、重量100gであった。
表3に、発酵乳の硬度と、重り等が沈んだ深さとの関係を示す。なお、表3中の「○」は、発酵乳の上面に重り等の形跡を確認できたが、重り等は、ほぼ沈まなかったことを示す。表3中の「△」は、重りの1個の半分、または積層体全体の4分の1が沈んでいたことを示す。表3中の「×」は、積層体全体の2分の1が沈んでいたことを示す。
Figure 2013141223
表3に示す通り、発酵乳の硬度と、重り等が沈む深さとに相関があることが見出された。したがって、重り等が沈んだ深さから、発酵乳の硬度を迅速かつ簡便に評価できることが分かった。
この発明を添付図面に示す実施態様について説明したが、この発明は、その詳細な説明の記載をもって制約しようとするものではなく、特許請求の範囲に記載する範囲において広く構成される。
本発明は、発酵乳の硬度の評価方法および発酵乳の硬度の評価装置として、産業上利用可能である。

Claims (10)

  1. 発酵乳の硬度の評価方法であって、
    上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程と、
    前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する工程と、
    前記重りを載置してから所定時間後に、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する工程と、
    前記重りが沈んだ深さおよび前記重りに関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、前記発酵乳の硬度を評価する工程と、
    を備える、発酵乳の硬度の評価方法。
  2. 発酵乳の硬度の評価方法であって、
    上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳を準備する工程と、
    前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する工程と、
    前記重りを載置してから所定時間後に、前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する工程と、
    前記重りが沈んだ深さを前記重りに関連付けられた基準値と比較する第1比較工程と、
    前記第1比較工程の結果および前記重りに関連付けられた硬度の閾値から、前記発酵乳の硬度を評価する工程と、
    を備える、発酵乳の硬度の評価方法。
  3. 請求項2に記載の発酵乳の硬度の評価方法であって、
    前記開口部から前記発酵乳の上面に載置された前記重りを取り出し、前記開口部から前記重りと重量の異なる別の重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記別の重りを載置する工程と、
    前記別の重りを載置してから所定時間後に、前記発酵乳へ前記別の重りが沈んだ深さを測定する工程と、
    前記別の重りが沈んだ深さを、前記別の重りに関連付けられた基準値と比較する第2比較工程と、
    をさらに備え、
    前記硬度を評価する工程は、前記第2比較工程の結果および前記別の重りに関連付けられた硬度の閾値を加味した上で、前記発酵乳の硬度を評価する、発酵乳の硬度の評価方法。
  4. 請求項2に記載の発酵乳の硬度の評価方法であって、
    前記開口部から前記重りと別の重りを搬入し、前記発酵乳の上面に載置された前記重りの上に前記別の重りを載置する工程と、
    前記別の重りを載置してから所定時間後に、前記重りおよび前記別の重りからなる積層体が前記発酵乳へ沈んだ深さを測定する工程と、
    前記積層体が沈んだ深さを、前記積層体に関連付けられた基準値と比較する第3比較工程と、
    をさらに備え、
    前記硬度を評価する工程は、前記第3比較工程の結果および前記積層体に関連付けられた硬度の閾値を加味した上で、前記発酵乳の硬度を評価する、発酵乳の硬度の評価方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発酵乳の硬度の評価方法であって、
    前記重りは、前記発酵乳と接する底面が平坦であり、
    前記重りが沈んだ深さを測定する工程において、前記発酵乳の上面と前記重りの底面との間の距離を、沈んだ深さとする、発酵乳の硬度の評価方法。
  6. 上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳の硬度を評価する硬度評価装置であって、
    前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する搬送部と、
    前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する測定部と、
    前記測定部から測定値を受け取り、前記測定値および前記重に関連付けられた硬度の変換テーブルを参照し、前記発酵乳の硬度を評価する評価部と、
    を備える、硬度評価装置。
  7. 上部に開口部を有する容器に収納された発酵乳の硬度を評価する硬度評価装置であって、
    前記開口部から重りを搬入し、前記発酵乳の上面に前記重りを載置する搬送部と、
    前記発酵乳へ前記重りが沈んだ深さを測定する測定部と、
    前記測定部から測定値を受け取り、前記測定値を前記重りに関連付けられた基準値と比較する比較部と、
    を備える、硬度評価装置。
  8. 請求項6または7に記載の硬度評価装置であって、
    前記搬送部が前記発酵乳の上面に載置する重りを複数の重りから選択する選択部、
    をさらに備える、硬度評価装置。
  9. 請求項6または7に記載の硬度評価装置であって、
    前記測定部は、前記重りの鉛直方向の位置を検出する位置センサである、硬度評価装置。
  10. 請求項6または7に記載の発酵乳の硬度評価装置であって、
    前記測定部は、前記重りを撮影するカメラと、前記カメラの画像を解析して前記深さを算出する画像処理装置とを含む、硬度評価装置。
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