JPWO2013118257A1 - 電子式電力量計 - Google Patents

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Abstract

端子台1BTBにおける入力端子1BTが存在しない部分に形成された設置領域1BTA、設置領域1BTAにそれぞれ離間して横並びに並設して配設された赤外線送信素子6および赤外線受信素子7、及び端子カバー2の裏面に赤外線送信素子6および赤外線受信素子7に対向して配設され端子カバー2が閉じている状態において赤外線送信素子6から送信された赤外線を反射して赤外線受信素子7に入力させる反射部材9を備え、端子カバー2が閉じている状態では赤外線送信素子6と赤外線受信素子7と反射部材9とは端子カバー2によって覆われており、端子カバー2が閉じている状態では赤外線入力が行われ端子カバー2が開いた或いは外された状態においては赤外線入力が行われないという赤外線の入力状態から端子カバー2が閉じられているか否かの状態をCPUにより判別することでカバー開閉検知の信頼性を向上する。

Description

この発明は、電気料金の取引に使用する電子式電力量計の設置・配線完了後に不正操作を防止するために端子カバーの装着状態を監視する装置に関するものである。
従来より電子式電力量計は、盗電等の不正な配線操作が行われていないか監視するために、端子カバーの装着状態検知の仕組みを持っている。例えば、本体にスイッチを配設し、端子カバーには突起部分を配設することにより、本体へ端子カバーを装着した際には、端子カバーの突起部分が本体スイッチを押下し、端子カバーの装着状態を検知し、端子カバーが取外された場合は、本体スイッチと端子カバー突起部分が離れることにより、端子カバーが取外された状態を検知して、不正な配線操作が行われたかどうか判別するものがある。
また、端子カバーの装着検知方法として、封印ねじの位置をセンサにて検知するものがある。
なお、不正配線が行われることがあることは周知であり、例えば、単相2線式の場合は、電力量計内の電流センサへの入出力電線間を導電線で短絡すれば、電力を使用しても電流センサに電流が流れなくなり電力量の計量がされなくなることから、不正配線が行われることがある。
2002−257862号公報(図4及びその説明)
従来の電子式電力量計は以上のようにスイッチによる端子カバーの装着状態検知を行っているため、検知用のスイッチを別途用意する必要があることに加え、機械的な動作による検知のため、スイッチ部の信頼性に課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、少ない部品点数で、検知の信頼性を向上した電子式電力量計を提供するものである。
本発明に係る電子式電力量計は、計量対象の電路から入力された電流及び電圧から電力量を含む必要な諸電気量を演算するCPUと前記演算された諸電気量のデータを保存する電力量計量部とこの電気量計量部に保存された前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部とを備えた電力量計量機能中枢部を内蔵する電力量計本体部、および前記電路から入力される電流及び電圧を取り込む入力端子を有する端子台と前記入力端子を覆う端子カバーとを備えた端子部とを一体に有する電子式電力量計において、前記端子台における前記入力端子が存在しない部分に形成された設置領域、前記設置領域にそれぞれ離間して配設された赤外線送信素子および赤外線受信素子、及び前記端子カバーの裏面に前記赤外線送信素子および赤外線受信素子に対向して配設され前記端子カバーが閉じている状態において前記赤外線送信素子から送信された赤外線を反射して前記赤外線受信素子に入力させる反射部材を備え、前記端子カバーが閉じている状態では前記赤外線送信素子と前記赤外線受信素子と前記反射部材とは前記前記端子カバーによって覆われており、前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われないという前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かの状態を前記CPUにより判別することにより、少ない部品点数で、検知の信頼性を向上させるものである。
本発明による電子式電力量計は、計量対象の電路から入力された電流及び電圧から電力量を含む必要な諸電気量を演算するCPUと前記演算された諸電気量のデータを保存する電力量計量部とこの電気量計量部に保存された前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部とを備えた電力量計量機能中枢部を内蔵する電力量計本体部、および前記電路から入力される電流及び電圧を取り込む入力端子を有する端子台と前記入力端子を覆う端子カバーとを備えた端子部とを一体に有する電子式電力量計において、前記端子台における前記入力端子が存在しない部分に形成された設置領域、前記設置領域にそれぞれ離間して配設された赤外線送信素子および赤外線受信素子、及び前記端子カバーの裏面に前記赤外線送信素子および赤外線受信素子に対向して配設され前記端子カバーが閉じている状態において前記赤外線送信素子から送信された赤外線を反射して前記赤外線受信素子に入力させる反射部材を備え、前記端子カバーが閉じている状態では前記赤外線送信素子と前記赤外線受信素子と前記反射部材とは前記前記端子カバーによって覆われており、前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われないという前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かの状態を前記CPUにより判別するように構成したので、機械的なスイッチが不要となり検知の信頼性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における電子式電力量計の外観の一例を示す斜視図である。 図1において端子カバーを取外した状態での外観の一例を示す斜視図である。 図1のA−A線における断面を矢印方向に見た側断面図である。 図2のB−B線における断面を矢印方向に見た側断面図である。 本発明の実施の形態1における電子式電力量計の内部構成の一例を示すブロック図である。 図1から図2へ状態が変化するときの赤外線データ送受信状態を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1における電子式電力量計の端子カバー取り外し検知の動作の一例を示すフローチャートである。 図2から図1へ状態が変化するときの赤外線データ送受信状態の一例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1における電子式電力量計の端子カバー装着検知の動作の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1の電子式電力量計を図1〜図5を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態1における電子式電力量計100の外観斜視図、図2は、本発明の実施形態1における電子式電力量計100の端子カバー2を取外した状態の外観斜視図、図3は図1のA−A側断面図、図4は、端子カバー2を外した状態の電子式電力量計100を示す図2のB−B側断面図、図5は電子式電力量計100の内部構成を示すブロック図、図6は図1から図2へ状態が変化するときの赤外線データ送受信状態を説明する説明図、図7は端子カバー取り外し検知の動作を示すフローチャート、図8は図2から図1へ状態が変化するときの赤外線データ送受信状態を説明する説明図、図9は端子カバー装着検知の動作を示すフローチャートである。
図1、図2において、1Aは電力量計本体部、1Bは端子部、1BTは入力端子、1BTAは設置領域、1BTBは端子台、2は端子カバー、3は赤外線データ送信部、4は赤外線データ受信部であり、5は赤外線通信用プローブ固定ガイドである。
図3において、6は赤外線データを送信する赤外線送信素子、7は赤外線データを受信する赤外線受信素子、8a、8bは導光レンズ、9は反射部材、10はカバーである。カバー10は、透明の樹脂成形品から成り、導光レンズ8a、8bはカバー10と一体に形成されている。
図5に示すように、電子式電力量計100は、電路PSLのCT、VTからの入力をデジタル信号に変換する電流入力部22と電圧入力部23へ入力された電流値、電圧値から電圧、電流、電力、無効電力、力率、周波数などの各種電気量を演算する計測演算部24と、この計測演算部24で演算した計測値や設定項目を表示する表示部25と、計測演算部24による計測演算や、表示部25における表示のための各種設定や表示内容の切替え制御を行うCPU26と、このCPU26への設定操作を行う操作部27とを備えている。
電子式指示計器100は、更に、電力量の積算値に応じたパルスを外部へ出力するためのパスル出力部28と、パスル出力の設定及びCT、VTの定数設定など各設定項目の設定データを外部の設定器と送受信できる赤外線通信制御部29と、電力量の検針値や不正使用などを電力会社のセンターに通報するための無線通信部30と、自身が警報を発する警報発報部40を備えている。
赤外線通信制御部29には、前述した赤外線データを送受信する赤外線送信素子6及び赤外線受信素子7が接続されている。
次に赤外線データ送受信部による端子カバー2の取外し検知モードと、外部設定器とデータ通信を行う赤外線通信モードの切り替え動作について説明する。
図6は図1の端子カバー2装着状態から図2の端子カバー2取り外し状態へ状態が変化するときの赤外線データ送受信状態図、図7は図2の端子カバー2取り外し状態から図1の端子カバー2装着状態へ状態が変化するときの赤外線データ送受信状態図である。
図3に示すように、赤外線送信素子6から送信された赤外線データは、導光レンズ8aを介して上部へ誘導され、反射部材9の表面で反射され、導光レンズ8bを介して、赤外線受信素子7へ受信する。電子式電力量計100は、図8に示すように、この動作を一定の間隔で行い、正常に送受信が行われた場合、端子カバー2は装着と検知する。
図4に示すように、端子カバー2を取り外すと、赤外線送信素子6から送信された赤外線データは、導光レンズ8aを介して上部へ導かれるが、その後は反射部材がなく反射されないため、赤外線受信素子7へ赤外線データが誘導されず、赤外線データは受信されない。電子式電力量計100は、図6に示すように、この赤外線データが受信されない状態になると、端子カバー2が取外し状態になったことを検知する。
具体的には、計量対象の電路PSLから入力された電流及び電圧から電力量を含む必要な諸電気量を演算するCPU26と前記演算された諸電気量のデータを保存する電力量計量部24とこの電気量計量部24に保存された前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部28とを備えた電力量計量機能中枢部を内蔵する電力量計本体部1A、および前記電路PSLから入力される電流及び電圧を取り込む入力端子1BTを有する端子台1BTBと前記入力端子1BTを覆う端子カバー2とを備えた端子部1Bとを一体に有する電子式電力量計100であって、前記端子台1BTBにおける前記入力端子1BTが存在しない部分に形成された設置領域1BTA、前記設置領域1BTAにそれぞれ離間して横並びに並設して配設された赤外線送信素子6および赤外線受信素子7、及び前記端子カバー2の裏面に前記赤外線送信素子6および赤外線受信素子7に対向して配設され前記端子カバー2が閉じている状態において前記赤外線送信素子6から送信された赤外線を反射して前記赤外線受信素子7に入力させる反射部材9を備え、前記端子カバー2が閉じている状態では前記赤外線送信素子6と前記赤外線受信素子7と前記反射部材9とは前記端子カバー2によって覆われており、前記端子カバー2が閉じている状態では前記赤外線入力が行われ前記端子カバー2が開いた或いは外された状態においては前記赤外線入力が行われないという前記赤外線の入力状態から前記端子カバー2が閉じられているか否かの状態を前記CPUにより判別するものである。
また、前記赤外線受信素子7への前記赤外線の入力が所定時間存在しないことを前記CPU26が検知した場合、前記赤外線受信素子7への前記赤外線の入力が所定時間存在しないことの情報を外部へ通報するものである。また、前記外部への通報が、異常を通報する異常通報である。
また、前記外部へ通報する通信部30が、前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部28とは別に設けられているものである。また、前記所定時間が、前記通信部30を介して外部から設定されるものである。
また、前記赤外線受信素子7への前記赤外線の入力が所定時間存在しないことを前記CPU26が検知した場合、警報を発する警報発報器40が前記電力量計本体部1Aに内蔵されているものである。また、前記所定時間が可変である。
また、前記端子カバー2が閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバー2が開いた或いは外された状態においては前記入力が行われない前記赤外線の入力状態から前記端子カバー2が閉じられているか否かを判別する機能を設定及び解除できるものである。また、前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われない前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かを判別する機能を、前記通信部を介して外部から設定及び解除できるものである。
また、前述の不正配線は、本実施の形態の場合は、端子カバー2を開いて、CTの出力端に接続される入力端子1BT,1BT間を導電線で短絡することにより行われる。従って、端子カバー2を開けて行われる不正配線を検知するためにも、本実施の形態では、以下のような端子カバー2の取り外しの検出動作が行われる。
次に、端子カバー2の取り外しの検出動作について説明する。
図6に示すように、端子カバー2が装着された状態では、赤外線送信素子7より端子カバー2の装着の検知用データが一定の間隔で送信されている。端子カバーが装着されている場合、赤外線送信素子6から送信された検知用データは、反射部材9で反射され、赤外線受信素子7で受信される。端子カバー2が取外された場合、検知用データは、反射部材9で反射されないので、赤外線受信素子7にてデータ受信が行えなくなり、端子カバー2の取外しを検知可能となる。
この端子カバー2の取外しを検知する動作について、図7を用いて詳細に説明する。
CPU26は、赤外線通信制御部29から赤外線送信素子6を介して、検知用データを送信し(ステップS11)、検知用データを赤外線受信素子7から赤外線通信制御部29を介して受信できたかどうかを判断する(ステップS12)。受信できた場合には、カウンタNをリセットし(ステップS13)、次の検知用データ送信(ステップS11)までの所定時間の待ち処理を行う(ステップS13)。
一方、ステップS12で検知用データが受信できなかった場合には、ステップS15に進み、カウンタNをカウントアップする積算を行い、次にカウンタNが第1の所定数を超えたかどうかを判断する(ステップS16)。カウンタNが第1の所定数を超えていない場合には、ステップS14に進み、次の検知用データ送信(ステップS11)までの所定時間の待ち処理を行う(ステップS13)。カウンタNが第1の所定数を超えていた場合には、端子カバー2が取り外し検知の処理を行う(ステップS17)。
次にステップS18に進み、本来の赤外線通信の目的である外部の設定器からの通信データを受信したかを判断する。設定器からの通信データを受信した場合には、不正な端子カバーの取り外しではないので、処理を終了します。設定器からの通信データを受信しなかった場合には、ステップS19に進み、カウンタMが第2の所定数を超えていないかどうかを判断する。カウンタMが第2の所定数を超えていない場合には、ステップS20に進み、カウンタMをカウントアップする積算処理を行い、ステップS18の設定器からの受信データの判断処理に戻る。
カウンタMが第2の所定数を超えていた場合には、ステップS21に進み、不正操作検出処理を行った後、無線通信部30から外部へ異常通報するとともに、警報出力からアラームを発する。 この一定時間は、予め赤外線データ送受信部から設定できるとともに、別途設けられた通信手段を用いて外部からも設定できる。
次に通常の赤外線通信を終了し端子カバーを装着する動作について説明する。
図8に示すように、通常の赤外線通信を終了すると一定の時間(図8では「一定時間」と記載してある)をおいて、端子カバー2が装着されたことを検知するため、検知用データの送信を自動的に開始する。端子カバー2が装着されていれば、赤外線送信素子6から送信された検知用データは、反射部材9で反射され、赤外線受信素子7で受信されるので、端子カバー2の装着状態を検知することができる。前記一定の時間は、予め赤外線データ送受信部から設定できるとともに、別途設けられた通信手段を用いて外部からも設定できる。外部からの設定は、電力量計から遠方の遠隔地に設置された外部の設定器(図示省略)により行われるようにしてもよい。前記外部の設定器の機能は、大きく分類すると、次の3つがある。
(1)電力量計からデータ(電力量、瞬時電力、力率などの計測値)を取得する。
(2)電力量計に内蔵のリレーを制御(開/閉)する。
(3)電力量計に対し、パラメータ(日付・時刻、計量方法(ポストペイドまたはプリペイド)等)を設定する。
この端子カバー2の装着を検知する動作について、図9を用いて詳細に説明する。
CPU26は、赤外線通信制御部29を介し設定器との赤外線通信が終了(ステップS101)した後、所定時間の経過待ち処理を行う(ステップS102)。所定時間が経過したら、カウンタLをリセットした後(ステップS103)、赤外線通信制御部29から赤外線送信素子6を介して、検知用データを送信し(ステップS104)、検知用データを赤外線受信素子7から赤外線通信制御部29を介して受信できたかどうかを判断する(ステップS105)。受信できた場合には、端子カバー2の装着検知の処理を行い(ステップS106)、本処理は終了し、再度、端子カバー2の取り外しの検出動作に移行する。
一方、ステップS105で検知用データが受信できなかった場合には、ステップS107に進み、カウンタLが第3の所定数を超えていないかどうかを判断する。カウンタLが第3の所定数を超えていない場合には、カウンタLをカウントアップする積算を行った後(ステップS108)、次の検知用データを送信する(ステップS104)。ステップS107でカウンタLが第3の所定数を超えた場合には、端子カバー2の装着異常の処理(ステップS109)を行った後、無線通信部30から外部へ異常通報するとともに(ステップS110)、警報出力からアラームを発する。
上記端子カバー装着の検知用データ送信の開始は、赤外線通信終了時に開始要求のデータ送信をすることでも可能である。
本実施の形態によれば、外部の設定器と通信を行う赤外線データ送受信部29から赤外線送信素子6を介して送出した検知用データを端子カバー2に設けた反射部材9で反射させ、該検知用データを赤外線受信素子7から赤外線データ送受信部29で受信することにより端子カバーの有無を検知するので、機械的なスイッチが不要となり端子カバー2の検知の信頼性を向上することができる。
また、外部の設定器と通信を行うために設けた赤外線データ送受信部29及び赤外線送信素子6、赤外線受信素子7を用いて、端子カバー2の検知を行うスイッチ等が必要なく低コスト化できる。
また、通信用の赤外線を用いて端子カバー2の検知を行うので、端子カバー2の検知を行う部分に孔部を設ける必要がなく防水性能を向上できる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
なお、各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
1 電力量計量部、 1A 電力量計本体部、
1B 端子部、 1BT 入力端子、
1BTA 設置領域、 1BTB 端子台、
2 端子カバー、 3 赤外線データ送信部、
4 赤外線データ受信部、 5 赤外線通信用プローブ固定ガイド、
6 赤外線送信素子、 7 赤外線受信素子、
8a 導光レンズ、 8b 導光レンズ、
9 反射部材、 10 カバー、
22 電流入力部、 23 電圧入力部、
24 電力量計量部、 25 表示部、
26 CPU、 28 パルス出力部、
29 赤外線通信制御部、 30 無線通信部、
40 警報発報部、 100 電子式電力量計、
PSL 電路。
本発明に係る電子式電力量計は、計量対象の電路から入力された電流及び電圧から電力量を含む必要な諸電気量を演算するCPUとこのCPUで演算された前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部とを備えた電力量計量機能中枢部を内蔵する電力量計本体部、および前記電路から入力される電流及び電圧を取り込む入力端子を有する端子台と前記入力端子を覆う端子カバーとを備えた端子部とを一体に有する電子式電力量計であって、前記端子台における前記入力端子が存在しない部分に形成された設置領域、前記設置領域にそれぞれ離間して配設された赤外線送信素子および赤外線受信素子、及び前記端子カバーの裏面に前記赤外線送信素子および赤外線受信素子に対向して配設され前記端子カバーが閉じている状態において前記赤外線送信素子から送信された検知用データである赤外線を反射して前記赤外線受信素子に入力させる反射部材、及び前記両赤外線素子により設定器と送受信する赤外線通信制御部を備え、前記赤外線送信素子から送信された赤外線は、前記反射部材の表面で反射され、前記赤外線受信素子へ受信され、前記端子カバーが閉じている状態では前記赤外線送信素子と前記赤外線受信素子と前記反射部材とは前記前記端子カバーによって覆われており、前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われないという前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かの状態をCPUにより判別し、前記端子カバーが閉じられていないと前記CPUが判別し且つ前記外部の設定器からの通信データを受信しなかった場合には、不正操作検出を行い、前記端子カバーが閉じられていないと前記CPUが判別し且つ前記外部の設定器からの通信データを受信した場合には、不正操作検出を行わないことにより、少ない部品点数で、検知の信頼性を向上させるものである。
本発明による電子式電力量計は計量対象の電路から入力された電流及び電圧から電力量を含む必要な諸電気量を演算するCPUとこのCPUで演算された前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部とを備えた電力量計量機能中枢部を内蔵する電力量計本体部、および前記電路から入力される電流及び電圧を取り込む入力端子を有する端子台と前記入力端子を覆う端子カバーとを備えた端子部とを一体に有する電子式電力量計であって、前記端子台における前記入力端子が存在しない部分に形成された設置領域、前記設置領域にそれぞれ離間して配設された赤外線送信素子および赤外線受信素子、及び前記端子カバーの裏面に前記赤外線送信素子および赤外線受信素子に対向して配設され前記端子カバーが閉じている状態において前記赤外線送信素子から送信された検知用データである赤外線を反射して前記赤外線受信素子に入力させる反射部材、及び前記両赤外線素子により設定器と送受信する赤外線通信制御部を備え、前記赤外線送信素子から送信された赤外線は、前記反射部材の表面で反射され、前記赤外線受信素子へ受信され、前記端子カバーが閉じている状態では前記赤外線送信素子と前記赤外線受信素子と前記反射部材とは前記前記端子カバーによって覆われており、前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われないという前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かの状態をCPUにより判別し、前記端子カバーが閉じられていないと前記CPUが判別し且つ前記外部の設定器からの通信データを受信しなかった場合には、不正操作検出を行い、前記端子カバーが閉じられていないと前記CPUが判別し且つ前記外部の設定器からの通信データを受信した場合には、不正操作検出を行わないように構成したので、機械的なスイッチが不要となり検知の信頼性を向上することができる。

Claims (10)

  1. 計量対象の電路から入力された電流及び電圧から電力量を含む必要な諸電気量を演算するCPUと前記演算された諸電気量のデータを保存する電力量計量部とこの電気量計量部に保存された前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部とを備えた電力量計量機能中枢部を内蔵する電力量計本体部、および前記電路から入力される電流及び電圧を取り込む入力端子を有する端子台と前記入力端子を覆う端子カバーとを備えた端子部とを一体に有する電子式電力量計において、
    前記端子台における前記入力端子が存在しない部分に形成された設置領域、
    前記設置領域にそれぞれ離間して配設された赤外線送信素子および赤外線受信素子、
    及び前記端子カバーの裏面に前記赤外線送信素子および赤外線受信素子に対向して配設され前記端子カバーが閉じている状態において前記赤外線送信素子から送信された赤外線を反射して前記赤外線受信素子に入力させる反射部材を備え、
    前記端子カバーが閉じている状態では前記赤外線送信素子と前記赤外線受信素子と前記反射部材とは前記前記端子カバーによって覆われており、
    前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われないという前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かの状態を前記CPUにより判別する
    ことを特徴とする電子式電力量計。
  2. 前記赤外線受信素子への前記赤外線の入力が所定時間存在しないことを前記CPUが検知した場合、前記赤外線受信素子への前記赤外線の入力が所定時間存在しないことの情報を外部へ通報することを特徴とする請求項1に記載の電子式電力量計。
  3. 前記外部への通報が、異常を通報する異常通報であることを特徴とする請求項2に記載の電子式電力量計。
  4. 前記外部へ通報する通信部が、前記諸電気量のデータを外部に送信する出力部とは別に設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子式電力量計。
  5. 前記所定時間が、前記通信部を介して外部から設定されることを特徴とする請求項4に記載の電子式電力量計。
  6. 前記赤外線受信素子への前記赤外線の入力が所定時間存在しないことを前記CPUが検知した場合、警報を発する警報発報器が前記電力量計本体部に内蔵されていることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の電子式電力量計。
  7. 前記所定時間が可変であることを特徴とする請求項1に記載の電子式電力量計。
  8. 前記所定時間が可変であることを特徴とする請求項5に記載の電子式電力量計。
  9. 前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われない前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かを判別する機能を設定及び解除できることを特徴とする請求項5に記載の電子式電力量計。
  10. 前記端子カバーが閉じている状態では前記入力が行われ前記端子カバーが開いた或いは外された状態においては前記入力が行われない前記赤外線の入力状態から前記端子カバーが閉じられているか否かを判別する機能を、前記通信部を介して外部から設定及び解除できることを特徴とする請求項5に記載の電子式電力量計。
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