JPWO2013114889A1 - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

本願に開示された撮像装置は、第1の光学領域および第2の光学領域を有するレンズ光学系Lと、レンズ光学系Lを通過した光が入射する、少なくとも複数の第1の画素と複数の第2の画素とを有する撮像素子Nと、第1の光学領域および第2の光学領域にそれぞれ位置する第1の調光部および第2の調光部とを含む分割調光素子Wと、分割調光素子の第1の調光部の透過率および第2の調光部の透過率の少なくとも一方を変更する制御部Vと、レンズ光学系と撮像素子との間に配置されたアレイ状光学素子Kであって、第1の光学領域を通過した光を複数の第1の画素に入射させ、第2の光学領域を通過した光を複数の第2の画素に入射させるアレイ状光学素子Kとを備える。

Description

本願は撮像装置に関し、特に幅広いダイナミックレンジを持つ画像を取得することのできる撮像装置に関する。
近年、固体撮像素子を用いたデジタルスチルカメラが普及し広く用いられている。一般にこれらのデジタルスチルカメラによる撮影は、主要な被写体について露光条件を調節することにより行われる。撮影シーンの明暗差が大きい場合、得られた画像の暗部に黒つぶれが発生したり、明部に白とびが発生したりすることがある。
しかし、デジタルカメラの場合、取得した画像を元に画像処理を行うことが可能である。例えば、露光条件を変えて複数枚の画像を撮影し、カメラ本体内において画像処理を行い、複数枚の画像を合成することによって、黒つぶれや白とびが抑制された、ダイナミックレンジの広い画像を生成することができる。このような機能はハイダイナミックレンジ(HDR)合成と呼ばれ、この機能を搭載したカメラが市販されている。
固体撮像素子におけるダイナミックレンジを拡大する方法として、特許文献1は、感度の異なる一対のフォトダイオードを一つの画素として配置し、一対のフォトダイオードの出力を合成処理する技術を開示している。特許文献2は、受光面積の異なる複数の光電変換部を一つの画素単位として用いる技術を開示している。
特許文献3は、複数のレンズ光学系からなる複眼光学系を用いて、光学系ごとに異なる露光条件で撮影し、HDR合成を行う技術を開示している。
特許第4018820号 特開2011−114680 特開2002−171430
しかしながら、上述した従来の技術では、より簡単な構成、あるいは、一般的な構成によって、ハイダイナミックレンジ合成用の画像を取得できる撮像装置が求められていた。
本願の、限定的ではない例示的なある実施形態は、簡単な構成、あるいは、一般的な構成でハイダイナミックレンジ合成用の画像を取得できる撮像装置を提供する。
本発明の撮像装置は、第1の光学領域および第2の光学領域を有するレンズ光学系と、前記レンズ光学系を通過した光が入射する、少なくとも複数の第1の画素と複数の第2の画素とを有する撮像素子と、第1の光学領域および第2の光学領域にそれぞれ位置する第1の調光部および第2の調光部とを含む分割調光素子と、前記分割調光素子の第1の調光部の透過率および前記第2の調光部の透過率の少なくとも一方を変更する制御部と、前記レンズ光学系と前記撮像素子との間に配置されたアレイ状光学素子であって、第1の光学領域を通過した光を前記複数の第1の画素に入射させ、前記第2の光学領域を通過した光を前記複数の第2の画素に入射させるアレイ状光学素子とを備える。
本発明の一態様にかかる撮像装置によれば、単一のレンズ光学系を用いながら、ハイダイナミックレンジ合成用の異なる露光条件で撮影された複数の画像を取得することができる。このため、好適にハイダイナミックレンジ合成画像を得ることが可能となる。
本発明による撮像装置の第1の実施形態の構成を示す図である。 (a)および(b)は、第1の実施形態における、分割調光素子の断面図および正面図である。 第1の実施形態におけるアレイ状光学素子の斜視図である。 第1の実施形態におけるアレイ状光学素子および撮像素子近傍の模式的な拡大断面図である。 第2の実施形態における分割調光素子の正面図である。 第2の実施形態におけるアレイ状光学素子および撮像素子近傍の模式的な斜視図である。 第2の実施形態における撮像面に入射する光線を説明する図である。 第3の実施形態の構成を示す図である。 (a)は第3の実施形態における分割調光素子の正面図であり、(b)は分割調光素子の他の例を示す正面図である。 第4の実施形態におけるアレイ状光学素子の斜視図である。 (a)および(b)は、第4の実施形態における撮像素子への光線の入射を説明する図である。 (a)および(b)は、本発明によるデジタルカメラの実施形態を示す正面図および背面図である。 第5の実施形態の構成を示すブロック図である。
本願発明者は従来の撮像装置によるハイダイナミックレンジ合成画像の生成について詳細に検討した。検討によれば、露光条件を変えて複数枚の画像を撮影し、ダイナミックレンジの広い画像を生成する技術は、異なる時間に画像を取得するため、動きのある被写体の撮影や動画の撮影に用いることができない。また、静止物であってもカメラを手持ちで撮影する場合には、複数枚を撮影している間の手振れの影響で、取得された画像間において被写体がずれて撮影される場合がある。このような画像に基づき、HDR合成するのは計算量が増えてしまうことがあるなど、良好に撮影できる条件が限定される。
また、特許文献1および特許文献2に開示された技術は、専用の撮像素子を必要とするため、初期コストが増大する。
特許文献3の技術は、撮像領域の前方にレンズアレイとしてのレンズ光学系を構成しているため、単一のレンズ光学系の有効径は撮像領域の面積の半分あるいは1/4未満でなければならい。このため、光学設計の自由度が小さくなり、画像を取得する目的としては、十分な解像度の光学系を構成するのは困難である。
このような課題に鑑み、本願発明者は、ハイダイナミックレンジ合成用の、異なる露光条件で撮影された複数の画像を取得することができる新規な撮像装置を想到した。
本発明の一態様である撮像装置は、第1の光学領域および第2の光学領域を有するレンズ光学系と、前記レンズ光学系を通過した光が入射する、少なくとも複数の第1の画素と複数の第2の画素とを有する撮像素子と、第1の光学領域および第2の光学領域にそれぞれ位置する第1の調光部および第2の調光部とを含む分割調光素子と、前記分割調光素子の第1の調光部の透過率および前記第2の調光部の透過率の少なくとも一方を変更する制御部と、前記レンズ光学系と前記撮像素子との間に配置されたアレイ状光学素子であって、第1の光学領域を通過した光を前記複数の第1の画素に入射させ、前記第2の光学領域を通過した光を前記複数の第2の画素に入射させるアレイ状光学素子とを備える。
前記撮像装置は、前記複数の第1の画素に入射光による信号と、前記複数の第2の画素に入射光による信号とに基づき、ハイダイナミックレンジ合成画像を生成する信号処理部をさらに備えていてもよい。
前記撮像素子はモノクロ撮像素子であってもよい。
前記レンズ光学系は、像側テレセントリック光学系であってもよい。
前記アレイ状光学素子はレンチキュラレンズであってもよい。
前記撮像素子において、前記複数の第1の画素および前記複数の第2の画素はそれぞれ第1の方向に複数配列されており、前記第1の方向と直交する第2の方向において、第1の方向に配列された複数の第1の画素および第1の方向に配列された複数の第2の画素が交互に配列され、撮像面を構成していてもよい。
前記レンズ光学系は、第3の光学領域と第4の光学領域とをさらに含み、前記分割調光素子は、前記第3の領域に位置する第3の調光部および前記第4の領域に位置する第4の調光部とをさらに有していてもよい。
前記アレイ状光学素子は、マイクロレンズアレイであってもよい。
前記分割調光素子は、少なくとも3つの透過部を含み、前記少なくとも3つの透過部のうち、隣接する2つは互いに異なる透過率を有しており、前記制御部は、前記少なくとも3つの透過部のうち、任意の隣接する2つが前記第1の光学領域および前記第2の光学領域に位置するように、前記少なくとも3つの透過部を移動させる駆動機構を含んでいてもよい。
前記分割調光素子は、一対の偏光板と、前記一対の偏光板に挟まれた共通透明電極および前記第1の光学領域および前記第2の光学領域にそれぞれ位置する2つの分割透明電極と、前記共通透明電極および前記2つの分割透明電極に挟まれた液晶層とを含み、前記制御部は、前記2つの分割透明電極に異なる電圧を印加してもよい。
前記撮像装置は前記電圧を変化させて複数回の撮影動作を行ってもよい。
本発明の他の一態様である撮像装置は、前記複数の第1の画素は、第1の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第1Aの画素と、第2の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第2Aの画素と、第3の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第3Aの画素と、第4の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第4Aの画素とを含み、前記複数の第2の画素は、前記第1の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第1Bの画素と、前記第2の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第2Bの画素と、前記第3の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第3Bの画素と、前記第4の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第4Bの画素とを含み、前記アレイ状光学素子は、前記第1の光学領域を通過した光を前記複数の第1Aの画素と前記複数の第3Aの画素とに入射させ、前記第2の領域を通過した光を前記複数の第2Bの画素と前記複数の第4Bの画素とに入射させる複数の第1の光学要素と、前記第1の領域を通過した光を前記複数の第2Aの画素と前記複数の第4Aの画素とに入射させ、前記第2の領域を通過した光を前記複数の第1Bの画素と前記複数の第3Bの画素とに入射させる複数の第2の光学要素とを含む。
前記撮像素子の撮像面において、各第1Aの画素、第2Bの画素、第3Aの画素および第4Bの画素は互いに隣接しており、四角形の頂点の位置に配置されていてもよい。
前記第1の分光透過率特性を有するフィルタおよび前記第2の分光透過率特性を有するフィルタは、緑色波長帯域の光を透過するフィルタであり、前記第3の分光透過率特性を有するフィルタは、赤色波長帯域の光を透過するフィルタであり、前記第4の分光透過率特性を有するフィルタは、青色波長帯域の光を透過するフィルタであり、各第1Aの画素、第2Bの画素、第3Aの画素および第4Bの画素は、ベイヤー配列で配置されていてもよい。
前記複数の第1および第2の光学要素は、それぞれレンチキュラレンズであってもよい。
前記レンズ光学系は絞りをさらに含み、前記第1の光学領域および前記第2の光学領域は前記絞り近傍に位置していてもよい。
本発明の他の一態様である撮像装置は、第1の光学領域および第2の光学領域を有するレンズ光学系と、前記レンズ光学系を通過した光が入射する、第1の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第1の画素と、第2の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第2の画素と、第3の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第3の画素と、第4の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第4の画素を含み、第1の方向に各第1の画素および第2の画素が交互に配列された第1の行と、前記第1の方向に各第3の画素および前記第4の画素が交互に第2の行とが第2の方向に交互に配列され、撮像面を構成している撮像素子と、第1の光学領域および第2の光学領域にそれぞれ位置する第1の調光部および第2の調光部とを含む分割調光素子と、前記分割調光素子の第1の調光部の透過率および前記第2の調光部の透過率の少なくとも一方を変更する制御部と、前記レンズ光学系と前記撮像素子との間に配置されたアレイ状光学素子とを備え、前記レンズ光学系において、前記第1の光学領域および前記第2の光学領域は、前記第2の方向に配列されており、前記アレイ状光学素子は、前記撮像面において、隣接して前記第1の方向および前記第2の方向に配列された前記第1の画素、第2の画素、第3の画素および第4の画素を含む4つの画素ごとに前記レンズ光学系を透過した光を入射させる複数の光学要素を含み、前記複数の光学要素は、前記第2の方向に1次元に配列された複数の列を構成し、前記第1の方向に隣接する2つの列において、一方の列の各光学要素は、他方の列の対応する光学要素に対して、前記光学要素の配列周期の1/2の長さだけ前記第2の方向にシフトしている。
本発明の一態様であるカメラは、上記いずれかに記載の撮像装置と、画像表示部と、シャッターボタンと、画像保存部とを備える。
以下、図面を参照しながら、本発明による撮像装置の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明による撮像装置の第1の実施形態を示す模式図である。本実施形態の撮像装置Aは、V0を光軸とするレンズ光学系Lと、レンズ光学系Lの焦点位置近傍に配置されたアレイ状光学素子Kと、撮像素子Nと、信号処理部Cと、分割調光素子Wと、制御部Vとを備える。
本実施形態では、レンズ光学系Lは、絞りSと絞りSを透過した光を撮像素子上に結像する対物レンズL1とを含む。また、レンズ光学系Lは第1の光学領域D1および第2の光学領域D2を含む。第1の光学領域D1および第2の光学領域D2は絞りS近傍に位置している。第1の光学領域D1および第2の光学領域D2を合わせた領域を瞳領域ともいう。
分割調光素子Wは液晶素子であり、第1の光学領域D1に位置する第1の調光部W1および第2の光学領域D2に位置する第2の調光部W2を含む。
図2(a)および(b)は分割調光素子Wの構造を概略的に示す断面図および正面図である。分割調光素子Wは、共通透明電極ECと、液晶層LCと、分割透明電極ED1、ED2と、偏光板PL1、PL2とを含む。
共通透明電極ECは、ガラス基板H1の一方の面に設けられており、その上を配向膜T1が覆っている。ガラス基板H1の他の面には偏光板PL1が配置されている。これによって、基板SB1が構成されている。また、分割透明電極ED1、ED2は、ガラス基板H2の一方の面に設けられて、その上を配向膜T2が覆っている。ガラス基板H2の他の面には偏光板PL2が配置されている。偏光板PL1および偏光板PL2はそれぞれ偏光軸を有し、偏光軸の方向に振動する光を透過する。例えば、配向膜T1および配向膜T2の配向方向は偏光板PL1、偏光板PL2の偏光軸の方向と一致している。基板SB1と基板SB2とは、例えば、偏光板PL1の偏光軸と偏光板PL2の偏光軸とが互いに直交するようにシール材Jによって張り合わせられ、シール材、基板SB1および基板SB2によって形成される空間に液晶層LCが保持される。
図2(b)に示すように、分割透明電極ED1、ED2は、境界がレンズ光学系Lの光軸V0を通る水平方向と一致するように配置される。共通透明電極EC、分割透明電極ED1およびこれらに挟まれる液晶層LCが第1の光学領域D1に位置する第1の調光部W1を構成し、共通透明電極EC、分割透明電極ED2およびこれらに挟まれる液晶層LCが第2の光学領域D2に位置する第2の調光部W2を構成している。
液晶層LCは旋光性を有しており、共通透明電極ECと分割透明電極ED1、ED2との間に印加される電圧に応じた旋光度を示す。したがって、分割透明電極ED1と分割透明電極ED2とに印加する電圧を異ならせると、共通透明電極ECと、分割透明電極ED1とに挟まれた液晶層LCと、共通透明電極ECと分割透明電極ED2とに挟まれた液晶層LCとは、異なる旋光度を示す。
液晶素子(分割調光素子W)に入射した光線のうち、偏光板PL1の偏光軸と平行な方向に振動する成分のみが液晶層LCを透過する。液晶層LCに入射した光線は、液晶層LCの旋光性により偏光方向が回転し、偏光板PL2に入射する。偏光板PL2は、液晶層LCを透過した光のうち偏光板PL2の偏光軸と平行な方向に振動する成分のみを透過する。
制御部Vから印加する電圧の値を変え、液晶層LCの旋光度を変化させると、偏光板PL1を透過した光のうち、偏光板PL2の偏光軸と平行な成分の割合を変化させることができる。このため、液晶素子(分割調光素子W)の第1の調光部W1および第2の調光部W2の透過率を、制御部Vから印加する電圧によって独立に変化させることができる。本実施形態では、制御部Vが分割透明電極ED1、ED2に異なる電圧を印加することによって、第1の調光部W1の透過率が第2の調光部W2の透過率と異なるように液晶素子(分割調光素子W)を制御する。
例えば、液晶層LCが、偏光軸を90度旋回させる旋光性を有するように分割透明電極ED1、ED2に電圧が印加される場合、偏光板PL1の偏光軸と偏光板PL2の偏光軸とが互いに直交しているため、偏光板PL1を透過した光のすべてが偏光板PL2を透過する。この時、偏光板PL1を透過した光に対する偏光板PL2を透過する光の割合は、理想的には100%である。また、液晶層LCが、偏光軸を0度または180度旋回させる旋光性を有するように分割透明電極ED1、ED2に電圧が印加される場合、偏光板PL1を透過した光のすべては偏光板PL2を透過できない。この時、偏光板PL1を透過した光に対する偏光板PL2を透過する光の割合は、理想的には0%である。これらの間の角度で偏光軸が旋回する場合、偏光板PL1を透過した光に対する偏光板PL2を透過する光の割合は、0%〜100%の間の値となる。
液晶素子(分割調光素子W)の第1の調光部W2および第2の調光部W2における実際の透過率は、偏光板PL1を透過する光の割合および液晶素子(分割調光素子W)を構成する要素における光の吸収を考慮した値である。
図1に示すように、絞りSに入射する光のうち、光線B1は第1の光学領域D1に位置する分割調光素子Wの第1の調光部W1に入射し、光線B2は第1の光学領域D1に位置する分割調光素子Wの第2の調光部W2に入射する。第1の調光部W1および第2の調光部W2の透過率が異なるため、分割調光素子Wを透過することにより、光線B1および光線B2の光量(光線の強度)は異なる。光線B1および光線B2は対物レンズL1によって、収束させられ、アレイ状光学素子Kに入射する。
図3はアレイ状光学素子Kの斜視図である。アレイ状光学素子Kは、レンズ面をそれぞれ有する複数の光学要素Mを含む。本実施の形態においては、各光学要素Mのレンズ面シリンドリカル面である。アレイ状光学素子Kにおいて、シリンドリカル面が水平方向に伸びるように配置され、複数の光学要素Mは垂直方向に配列される。これによって、複数の光学要素Mがレンチキュラレンズを構成している。
図4は図1に示したアレイ状光学素子Kおよび撮像素子Nの拡大図である。レンチキュラレンズであるアレイ状光学素子Kの光学要素Mが形成された面を撮像素子N側に向けて配置されている。図1に示したとおり、アレイ状光学素子Kはレンズ光学系Lの焦点位置近傍に配置されており、撮像素子Nからは所定の距離だけ離れた位置に配置している。
撮像素子Nは、撮像面Niに配列された複数の第1の画素P1および複数の第2の画素P2を含む。複数の第1の画素P1および複数の第2の画素P2はそれぞれ水平方向(第1の方向)に複数配列されており、図4に示すように、垂直方向(第2の方向)において、第1の画素P1および第2の画素P2が交互に配列されている。
本実施の形態において、複数の第1の画素P1および複数の第2の画素P2は本実施の形態ではいずれも撮像面Niにおいて同じ形状を有している。例えば、複数の第1の画素P1および複数の第2の画素P2は同じ矩形形状を有しており、面積も互いに等しい。
撮像素子Nは、各画素の表面を覆うように撮像面Niに設けられた複数のマイクロレンズMsを含んでいてもよい。アレイ状光学素子Kの配置位置は対物レンズL1の焦点を基準にして決定される。アレイ状光学素子Kのシリンドリカル面の垂直方向の周期は、撮像面Niに形成されている画素の2画素分に相当する周期と一致する。
図4に示すように、アレイ状光学素子Kの隣接する2つのシリンドリカル面の境界位置と撮像素子Nの隣接する2つのマイクロレンズMsの境界の位置とは水平方向において一致している。つまり、アレイ状光学素子Kの光学要素Mの1つが撮像面Ni上における2行の画素に対応するように配置されている。光学要素Mは、光線の入射角に応じて射出方向を振り分ける機能を有する。具体的には、第1の光学領域D1を透過した光線B1の大部分を撮像面Ni上の第1の画素P1に入射させ、第2の光学領域D2を透過した光線B2の大部分を撮像面Ni上の第2の画素P2に入射させる。これはアレイ状光学素子Kとして用いるレンチキュラレンズの屈折率および光学要素Mの曲率半径、撮像面Niからの距離などを調節することで実現することができる。
撮像素子Nは、入射光を光電変換し、画像信号Q0を信号処理部Cへ出力する。信号処理部Cは、画像信号Q0から、第1の画素P1による画像信号Q1と、第2の画素P2による画像信号Q2とを生成する。
画像信号Q1は、第1の光学領域D1を透過した光線により生成された画像を構成し、第2の画像信号Q2は第2の光学領域D2を透過した光線により生成された画像を構成する。上述した理由から、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2に位置する第1の調光部W1および第2の調光部W2の透過率は互いに異なる。このため、画像信号Q1による画像および画像信号Q2による画像は、異なる露光条件で撮影されていることになる。露光条件の異なる2枚の画像信号を用いて、種々の公知の画像処理を行うことにより、ハイダイナミックレンジ合成を行うことができる。
このようにして得られた2つ画像は、単一のレンズ光学系によって一度に撮影されたものである。したがって、同じ被写体が実質的に同じ時刻に同じ角度から撮影されており、露光条件が異なることを除けば、2つの画像に差異はない。また、2つの画像の露光条件は、絞り開口の面積を異ならせずに、光線の透過率で調節することにより異ならせているため、2つの画像の解像度は同一であり、好適に、ハイダイナミックレンジ合成を行うことができる。
このように本実施形態によれば、分割透明電極ED1および分割透明電極ED2に印加する電圧を調節することによって、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2の領域の光透過率を変更できるため、撮影環境に応じて取得する画像の露光条件を適宜調節することが可能となる。
また、機械的な駆動部を用いることなく分割調光素子の透過率を調整することが可能であるため、高速で安定した調光動作を実現できる。よって、所定の露光条件で撮影した後、短い時間でさらに異なる露光条件で撮影することも可能である。例えば、生体を、3以上の異なる露光条件で撮影したい場合、短い間隔で複数回、撮影を行うことにより、撮影回数×2の画像を取得することができる。
なお、本実施形態のレンズ光学系Lは像側テレセントリック光学系であってもよい。これにより、異なる画角で入射する光線の主光線をアレイ状光学素子に対して0度に近い角度で入射させることができる。よって、撮像素子の全域にわたって、クロストーク(第1の画素P1へ入射すべき光が第2の画素P2へ入射したり、第2の画素P2へ入射すべき光が第1の画素P1へ入射したりすること)を抑制することが可能となる。
絞りSは全ての画角の光束が通過する領域である。従って、絞りSの近傍に透過率特性を制御する光学特性を有する面を挿入することにより、全ての画角の光束の透過率偏光特性を同様に制御することができる。すなわち、本実施形態では、分割調光素子Wは、絞りSの近傍に設けられていてもよい。絞り近傍に位置する光学領域D1、D2に分割調光素子Wを配置することによって、領域の分割数に応じた透過率特性を光束に与えることができる。
図1においては、絞りSを通過した光が直接(他の光学部材を介することなく)、分割調光素子Wに入射する位置に設けられている。分割調光素子Wは、絞りSよりも被写体側に設けられていてもよい。この場合、分割調光素子Wを通過した光が、直接(他の光学部材を介することなく)、絞りSに入射してもよい。像側テレセントリック光学系の場合、光学系の焦点における光線の入射角は、絞りSを通過する光線の位置によって一義的に決定される。また、アレイ状光学素子Kは、光線の入射角に応じて射出方向を振り分ける機能を有する。そのため、絞りSの近傍で分割された光学領域D1、D2に対応するように、撮像面Ni上の画素に光束を振り分けることができる。
なお、像側非テレセントリック光学系の場合、光学系の焦点における光線の入射角は、絞りSを通過する光線の位置と画角によって一義的に決定される。
(第2の実施形態)
本発明による撮像装置の第2の実施形態を説明する。本実施形態の撮像装置は、レンズ光学系が、第1から第4の光学領域を含み、分割調光素子を4つの調光部を含む点、および、アレイ状光学素子としてマイクロレンズを含む点で第1の実施形態の撮像装置と異なる。このため、主としてこれらの第1の実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態では、レンズ光学系Lは、第1の光学領域と、第2の光学領域と、第3の光学領域と、第4の光学領域とを含む。図5は、この4つの光学領域に配置される分割調光素子Wの分割透明電極の一例を示している。図5では、分割調光素子Wを物体側から見ている。分割調光素子Wは、第1の光学領域D1、第2の光学領域D2、第3の光学領域D3、第4の光学領域D4にそれぞれ位置する第1の調光部W1、第2の調光部W2、第3の調光部W3、第4の調光部W4を含む。第1の調光部W1、第2の調光部W2、第3の調光部W3、第4の調光部W4はそれぞれ分割透明電極ED1、分割透明電極ED2、分割透明電極ED3、分割透明電極ED4を含んでいる。制御部Vは分割透明電極ED1〜ED4への印加電圧を調節して、光学領域に配置される調光部の光透過率を異ならせている。
第1の光学領域D1と第2の光学領域D2との境界、および、第3の光学領域D3と第4の光学領域D4との境界は、例えば、レンズ光学系Lの光軸V0を含む撮像装置の水平方向と平行な平面上に位置する。また、第1の光学領域D1と第4の光学領域D4との境界、および、第2の光学領域D2と第4の光学領域D4との境界は、例えば、レンズ光学系Lの光軸V0を含む撮像装置の垂直方向と平行な平面上に位置する。
図6は、アレイ状光学素子Kおよび撮像素子Nの一部を示す切り欠き斜視図である。本実施の形態では、アレイ状光学素子Kの光学要素Mは、マイクロレンズであり、レンズ面は球面である。光学要素Mは水平方向および垂直方向に周期的に配置されたており、マイクロレンズアレイを構成している。撮像素子Nはアレイ状光学素子Kに対向して配置され、撮像素子Nの撮像面Ni上の画素にはそれぞれマイクロレンズMsが設けられている。アレイ状光学素子Kの光学要素Mの周期は、水平方向および垂直方向のいずれにおいても、撮像素子NのマイクロレンズMsの周期の2倍である。このため、アレイ状光学素子Kを構成するマイクロレンズアレイの一つの光学要素Mに対して、撮像面Niの4つの画素が対応する。
図7は、撮像素子Nの撮像面に配列された画素と、レンズ光学系Lの4つの光学領域を透過した光線との関係を示している。撮像素子Nは、撮像面Niに配列された、複数の第1の画素P1、複数の第2の画素P2、複数の第3の画素P3、複数の第4の画素P4を含む。図7に示すように、撮像面Niにおいて、第2の画素P2と第3の画素P3とは水平方向に交互に配置され、第1の画素P1と第4の画素P4とは水平方向に交互に配置されている。第2の画素P2および第3の画素P3が配列された行と、第1の画素P1および第4の画素P4が配列された行とは、第1の画素P1が第2の画素P2に垂直方向に隣接するように、交互に配列されている。このため、第1の画素P1、第2の画素P2、第3の画素P3、第4の画素P4が行および列方向に隣接して配置され、マイクロレンズアレイの一つの光学要素Mに対応する。
第1の光学領域D1の第1の調光部W1を透過した光線は、レンズ光学系Lによって収束し、アレイ状光学素子Kの光学要素Mによって、第1の画素P1に入射する。同様に、第2の光学領域D2の第2の調光部W2を透過した光線、第3の光学領域D3の第3の調光部W3を透過した光線、第4の光学領域D4の第4の調光部W4を透過した光線はそれぞれ第2の画素P2、第3の画素P3、第4の画素P4に入射する。つまり、各光学領域を透過した光線は、撮像面Ni上において、水平方向および垂直方向に、1つおきに位置する同じ画素に入射する。
撮像素子Nは、入射光を画素ごとに光電変換し、得られた信号を信号処理部Cへ出力する。信号処理部Cは、第1の画素P1、第2の画素P2、第3の画素P3、第4の画素P4から得られた信号をそれぞれ第1の画素P1、第2の画素P2、第3の画素P3、第4の画素P4ごとに処理し、画像信号を生成する。具体的には、複数の第1の画素P1から得られた信号を処理することによって、画像信号Q1を生成する。同様に、複数の第2の画素P2、複数の第3の画素P3、複数の第4の画素P4から得られた信号を処理し、画像信号Q2、Q3、Q4を生成する。
このようにして得られた画像信号Q1、Q2、Q3、Q4は、1つのレンズ系によって撮影された同時刻における同じシーンの画像1、画像2、画像3、画像4を構成するが、画像1、画像2、画像3、画像4は異なる露光条件で撮影されている。このため、本実施形態によれば、光量の異なるより多くの露光条件で同一の画像を撮影でき、HDR処理によって、広い明るさの範囲で、明部から暗部までが白とびや黒つぶれなく撮影された画像を得ることができる。
(第3の実施形態)
本発明による撮像装置の第3の実施形態を説明する。図8は、本実施形態の撮像装置を示す模式図である。本実施形態の撮像装置は、切り替え型の分割調光素子W、分割調光素子Wの駆動機構Uおよび駆動機構Uの動作を制御する制御部Vを備えている点で、第1の実施形態の撮像装置と異なる。このため、主としてこれらの第1の実施形態と異なる点を説明する。
本実施形態の切り替え型の分割調光素子Wは、少なくとも3つの透過部を有し、隣接する2つは互いに異なる透過率を有している。図9(a)は、分割調光素子Wの一例を示している。図9(a)に示す分割調光素子Wは8つの扇形の第1から第8の透過部w1〜w8を備えており、回転中心S0を中心と配置されている。第1から第8の透過部w1〜w8の透過率は、例えば隣接する透過部との境界を基準として、少なくとも隣接する透過部間で互いに異なっている。第1から第8の透過部w1〜w8は例えば、透過率の異なるNDフィルタによって構成することができる。
制御部Vからの信号に基づき、駆動機構Uは、分割調光素子Wを回転中心S0を中心に回転させ、隣り合う透過部の境界がレンズ光学系Lの光軸V0に重なる位置で分割調光素子Wの回転を止める。これによって、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2に調光軸の方向が互いに異なる2つの透過部を配置することができ、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2に位置する透過部を第1の調光部W1および第2の調光部W2として機能させることができる。また、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2に配置する透過部を第1から第8の透過部w1〜w8から選択できるため、第1の調光部W1および第2の調光部W2の透過率を所定の組み合わせの中から任意に選択することができる。
このような構成によれば、被写体の撮影条件に応じて、調光部を選択することにより、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2の調光軸の方向を切り替えることが可能となり、より広範な撮影環境に適応した、調光画像を撮影することが可能となる。
切り替え型の分割調光素子は図9(a)に示す構成に限られず、種々の改変が可能である。例えば、図9(b)に示すように、第1から第7の透過部w1〜w7が1次元に配列され、駆動機構Uが配列方向に透過部を移動させてもよい。
(第4の実施形態)
本発明による撮像装置の第4の実施形態を説明する。本実施形態の撮像装置は、撮像素子がベイヤー配列でカラーフィルタが配列された画素配置を有するカラー撮像素子である点、および、アレイ状光学素子Kが第1の実施形態と異なる形状のレンチキュラレンズである点で第1の実施形態の撮像装置と異なる。このため、主としてこれらの第1の実施形態と異なる点を説明する。
ベイヤー配列のカラー撮像素子では、正方格子状に画素が配列されており、各画素のうち緑のカラーフィルタ(第1の分光透過特性および第2の分光透過特性)を有する画素が全画素の略半分の密度で斜め方向に互いに隣接して配置されている。赤および青のカラーフィルタ(第3の分光透過特性および第4の分光透過特性)を有する画素は、緑の半分の密度でそれぞれ均等に配置されている。より具体的には、緑の画素は各行および列(奇数列、偶数列および奇数行、偶数行)に存在するが、赤および青の画素は、奇数列あるいは偶数列のどちらか、および、奇数行あるいは偶数行のどちらかにしか存在しない。そのため、アレイ状光学素子Kが第1の実施形態と同じ構造を有している場合(レンチキュラレンズ)、第1の光学領域D1を透過した構成によって構成される画像および第2の光学領域D2を透過した光線によって構成される画像のうち、一方では青の情報が欠落し、他方では赤の情報が欠落している。
本実施形態では、ベイヤー配列のカラー撮像素子を用いた場合でも第1の実施形態と同様の効果を得るために、アレイ状光学素子Kの形状を工夫している。図10は、本実施形態のアレイ状光学素子Kを像側からみた斜視図である。アレイ状光学素子Kは、光学要素として、水平方向(第1の方向)に延びるシリンドリカルレンズが垂直方向(第2の方向)に1次元に配列された複数の光学要素M1、M2を含む。複数の光学要素M1、M2はそれぞれ垂直方向に伸びる列を構成しており、光学要素M1の列および光学要素M2の列は水平方向に交互に配置されている。水平方向に隣接する光学要素M1の列と光学要素M2の列において、一方の列の各光学要素は、他方の列の対応する光学要素に対して、垂直方向の配列周期の1/2の長さだけ垂直方向にシフトしている。
各光学要素M1、M2は、撮像素子の撮像面を構成しているベイヤー配列された赤、青、緑のフィルタを有する4つの画素に対応しており、対応する位置にある4つの画素にレンズ光学系Lを透過した光を入射させる。つまり、各光学要素M1、M2のレンズ面であるシリンドリカル面は垂直方向および水平方向において、撮像素子Nの画素に2画素分の周期を有する。したがって、水平方向に隣接する2つの光学要素M1の列および光学要素M2の列において、一方の列の各光学要素は、他方の列の対応する光学要素に対して、1画素分だけ垂直方向にシフトしている。
第1の実施形態と同様、光学要素M1、M2であるレンチキュラレンズの作用により、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2を透過した光線は、それぞれ別の画素に入射する。光学要素M1の列と光学要素M2の列とでは、光学要素の位置が垂直方向に半周期シフトしているため、第1の光学領域D1および第2の光学領域D2からの光線は2画素おきに奇数行と偶数行が入れ替わって撮像素子の画素に入射する。
図11(a)および(b)は本実施形態における撮像素子Nの撮像面Niに入射する光を説明する模式図である。図11(a)および(b)では、分かりやすさのため、第1の光学領域D1を透過した光線が導かれる画素を図11(a)に示し、第2の光学領域D2を透過した光線が導かれる画素を図11(b)に示している。
これらの図に示すように、光学要素M1の列では、光学要素M1は、第1の光学領域D1からの光線を、緑(G1)の画素P1Aおよび赤色(R)の画素P3Aへ導き、第2の光学領域D2からの光線を、緑(G2)の画素P2Bおよび青色の画素P4Bへ導く。光学要素M2の列では、光学要素M2は、第1の光学領域D1からの光線を、緑(G2)の画素P2Aおよび青色(B)の画素P4Aへ導き、第2の光学領域D2からの光線を、緑(G1)の画素P1Bおよび赤色(R)の画素P3Bへと導く。
信号処理部Cは、撮像素子Nから、第1の光学領域D1からの光線が入射した画素(図11(a))による信号と、第2の光学領域D2からの光線が入射した画素(図11(b))による信号とに分け、別々に処理することによって、それぞれ画像を構成する。第1の光学領域D1からの光線が入射した画素(図11(a))による信号および第2の光学領域D2からの光線が入射した画素(図11(b))による信号には、それぞれ、赤、青、緑の画素からの信号が含まれるため、露光条件の異なる2つのカラー画像を取得することが可能となる。したがって、良好なハイダイナミックレンジ合成画像を生成できる。
なお、図11(a)および(b)から分かるように、第1の光学領域D1からの光線が入射した画素(図11(a))のうち、光学要素M1によって導かれる光線は、緑(G2)の画素P2Aおよび青色(B)の画素P4Aの画素へは入射しない。同様に、光学要素M2の列によって導かれる光線は、緑(G1)の画素P1Aおよび赤色(R)の画素P3Aの画素へは入射しない。したがって、信号処理部Cにおいて、第1の光学領域D1からの光線が入射した画素(図11(a))による信号を処理する場合、光学要素M1の列における4つ画素のうち、欠けている画素の信号を、隣接する光学要素M2の列における画素による信号を用いて補間してもよい。同様に、第2の光学領域D2からの光線が入射した画素(図11(b))による信号を処理する場合、光学要素M1の列における4つ画素のうち、欠けている画素の信号を、隣接する光学要素M2の列における画素による信号を用いて補間してもよい。
また、本実施形態では、撮像素子はベイヤー配列のカラー撮像素子であるが、4つの画素において、緑のフィルタを有する画素は例えば、垂直方向に隣接していてもよい。また、撮像素子は、赤、青、緑のフィルタを有する画素を含んでいるが、これらの色の替わりにこれらの色の補色のフィルタを有する画素を含んでいてもよい。また、撮像素子は、4つの画素において、例えば、赤、青、緑、白、あるいは、赤、青、緑、黄などの組み合わせのフィルタが設けられていてもよい。
(第5の実施形態)
本発明によるデジタルカメラの実施形態を説明する。
図12(a)および(b)は、本発明によるデジタルカメラの実施形態を示す正面図および背面図である。図12(a)および(b)に示すデジタルカメラRは、撮像装置Aと、画像表示部R1と、シャッターボタンR2と本体操作ボタンR3、カメラ制御部R4(図示せず)、メモリR5(図示せず)を備える。
図13は、図12に示したデジタルカメラRの内部構成を示すブロック図である。撮像装置Aには、第1から第4の実施形態の撮像装置のいずれを用いることも可能であり、図13では第1の実施形態の撮像装置を示している。
撮影者は、本体操作ボタンR3を操作して、ハイダイナミックレンジ撮影を行う設定を行う。これにより、カメラ制御部R4は撮像装置Aの制御部Vに信号を送り、第1の実施形態で説明した動作により第1の光学領域D1および第2の光学領域D2の透過率を調節する。
シャッターボタンR2の押下動作により、カメラ制御部R4は撮像装置Aの信号処理部Cから露光条件の異なる撮影画像Q1およびQ2を取得する。カメラ制御部R4は取得したQ1、Q2の画像を用いて、ハイダイナミックレンジ合成画像Q’を生成する。
カメラ制御部R4は、生成したハイダイナミックレンジ合成画像Q’を、画像保存部であるメモリR5に転送すると共に、画像表示部R1に表示する。
撮影者は、画像表示部R1に表示された画像を確認し、撮影画像の保存、あるいは消去、あるいは撮影条件の再設定を本体操作ボタンR3から指示する。
本実施形態によれば、ハイダイナミックレンジ合成画像Qを取得できるデジタルカメラが実現する。
なお、本実施形態では、カメラ制御部R4、撮像装置Aの信号処理部Cおよび制御部Vは別の構成であると示しているが、これらの機能を1つの情報処部によって構成してもよい。
また、本実施形態では、メモリR5はデジタルカメラ本体内に内蔵されているが、必ずしもこれに限定されない。メモリを備える代わりに、有線あるいは無線の通信手段を有し、ハイダイナミックレンジ合成画像Qを伝送し、伝送先で保存してもよい。
また、デジタルカメラを例として本実施形態を説明したが、ビデオカメラ、携帯電話、携帯情報端末なども、本実施形態と同様の構成によって実現することができる。
(その他の実施の形態)
上述の実施形態において、レンズ光学系Lは単レンズとして説明しているが、レンズ光学系は複数枚のレンズから構成される組レンズを含んでいてもよい。組レンズを用いることにより、光学設計の自由度が高まるため、高解像度の画像を取得できるという利点がある。
また、アレイ状光学素子が良好に光線分離を行うためには、レンズ光学系は像側にテレセントリック性を有していてもよい。しかし、レンズ光学系が像側にテレセントリック性を有さない場合にも、撮像素子前面に配置したレンチキュラレンズやマイクロレンズアレイなどのアレイ状光学素子の周期を、レンズ光学系の軸外主光線射出角に応じて適宜調節することで、良好な光線分離効果を発揮させることが可能である。
また、分割調光素子の調光部における光透過率は均一でなくてもよい。具体的には、調光部ごとに所定の波長域の光量に差がある形態であってもよい。これは、所定の波長域の光が特に強いような撮影状況、あるいは所定の波長域の光が他の波長域に比べて微弱な撮影状況において有効である。
また、分割調光素子として、エレクトロクロミック(EC)効果を用いた調光素子を用いてもよい。エレクトロクロミック効果の調光素子は、電圧の印加により透過率を変更することが可能なため、第1の実施形実施で説明した液晶素子と同様の効果を有する。
また、分割調光素子は、その調光機能を必ずしもすべての分割領域に備える必要はなく、少なくとも1箇所の領域の調光機能を有するだけでも本願で説明した機能を発揮することは可能である。
また、本実施形態では、撮像装置は、信号処理部Cを備えているが、本発明の撮像装置はこれを備えていなくてもよい。この場合、撮像素子からの出力信号をパーソナルコンピューターなどの外部機器に送信し、外部機器側で信号処理部Cにて行う演算を行ってもよい。即ち、本発明は、レンズ光学系L、アレイ状光学素子Kおよび撮像素子Nを備える撮像装置と、外部の信号処理装置とを備えるシステムによって実現してもよい。
本願に開示された撮像装置は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯端末等に用いる撮像装置のほか、監視カメラ、ロボット等の画像入力用カメラ、車載カメラ等の産業用カメラの撮像装置として好適に用いられ得る。
A 撮像装置
L レンズ光学系
L1 対物レンズ
V0 光軸
D1、D2、D3、D4 第1、第2、第3、第4の光学領域
S 絞り
W 分割調光素子
K アレイ状光学素子
M、M1、M2 光学要素
N 撮像素子
Ni 撮像面
Ms マイクロレンズ
C 信号処理部
V 制御部
U 駆動機構
EC 共通透明電極
ED1、ED2、ED3、ED4 分割透明電極
LC 液晶層
PL1、PL2 偏光板
SB1、SB2 基板
H1、H2 ガラス基板
J シール材
T1、T2 配向膜
P1〜P4 画素
P1A〜P4A 画素
P1B〜P4B 画素
R デジタルカメラ
R1 画像表示部
R2 シャッターボタン
R3 本体操作ボタン
R4 カメラ制御部

Claims (18)

  1. 第1の光学領域および第2の光学領域を有するレンズ光学系と、
    前記レンズ光学系を通過した光が入射する、少なくとも複数の第1の画素と複数の第2の画素とを有する撮像素子と、
    第1の光学領域および第2の光学領域にそれぞれ位置する第1の調光部および第2の調光部とを含む分割調光素子と、
    前記分割調光素子の第1の調光部の透過率および前記第2の調光部の透過率の少なくとも一方を変更する制御部と、
    前記レンズ光学系と前記撮像素子との間に配置されたアレイ状光学素子であって、第1の光学領域を通過した光を前記複数の第1の画素に入射させ、前記第2の光学領域を通過した光を前記複数の第2の画素に入射させるアレイ状光学素子と
    を備えた撮像装置。
  2. 前記複数の第1の画素に入射光による信号と、前記複数の第2の画素に入射光による信号とに基づき、ハイダイナミックレンジ合成画像を生成する信号処理部をさらに備えた請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子はモノクロ撮像素子である請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記レンズ光学系は、像側テレセントリック光学系である請求項1から3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記アレイ状光学素子はレンチキュラレンズである請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子において、前記複数の第1の画素および前記複数の第2の画素はそれぞれ第1の方向に複数配列されており、前記第1の方向と直交する第2の方向において、第1の方向に配列された複数の第1の画素および第1の方向に配列された複数の第2の画素が交互に配列され、撮像面を構成している請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記レンズ光学系は、第3の光学領域と第4の光学領域とをさらに含み、
    前記分割調光素子は、前記第3の領域に位置する第3の調光部および前記第4の領域に位置する第4の調光部とをさらに有する請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記アレイ状光学素子は、マイクロレンズアレイである請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記分割調光素子は、少なくとも3つの透過部を含み、前記少なくとも3つの透過部のうち、隣接する2つは互いに異なる透過率を有しており、
    前記制御部は、前記少なくとも3つの透過部のうち、任意の隣接する2つが前記第1の光学領域および前記第2の光学領域に位置するように、前記少なくとも3つの透過部を移動させる駆動機構を含む請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記分割調光素子は、
    一対の偏光板と、
    前記一対の偏光板に挟まれた共通透明電極および前記第1の光学領域および前記第2の光学領域にそれぞれ位置する2つの分割透明電極と、
    前記共通透明電極および前記2つの分割透明電極に挟まれた液晶層と、
    を含み、
    前記制御部は、前記2つの分割透明電極に異なる電圧を印加する請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記電圧を変化させて複数回の撮影動作を行う請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記複数の第1の画素は、第1の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第1Aの画素と、第2の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第2Aの画素と、第3の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第3Aの画素と、第4の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第4Aの画素とを含み、
    前記複数の第2の画素は、前記第1の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第1Bの画素と、前記第2の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第2Bの画素と、前記第3の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第3Bの画素と、前記第4の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第4Bの画素とを含み、
    前記アレイ状光学素子は、
    前記第1の光学領域を通過した光を前記複数の第1Aの画素と前記複数の第3Aの画素とに入射させ、前記第2の領域を通過した光を前記複数の第2Bの画素と前記複数の第4Bの画素とに入射させる複数の第1の光学要素と、
    前記第1の領域を通過した光を前記複数の第2Aの画素と前記複数の第4Aの画素とに入射させ、前記第2の領域を通過した光を前記複数の第1Bの画素と前記複数の第3Bの画素とに入射させる複数の第2の光学要素と
    を含む請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
  13. 前記撮像素子の撮像面において、各第1Aの画素、第2Bの画素、第3Aの画素および第4Bの画素は互いに隣接しており、四角形の頂点の位置に配置されている請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記第1の分光透過率特性を有するフィルタおよび前記第2の分光透過率特性を有するフィルタは、緑色波長帯域の光を透過するフィルタであり、
    前記第3の分光透過率特性を有するフィルタは、赤色波長帯域の光を透過するフィルタであり、
    前記第4の分光透過率特性を有するフィルタは、青色波長帯域の光を透過するフィルタであり、
    各第1Aの画素、第2Bの画素、第3Aの画素および第4Bの画素は、ベイヤー配列で配置されている請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記複数の第1および第2の光学要素は、それぞれレンチキュラレンズである請求項12から14のいずれかに記載の撮像装置。
  16. 前記レンズ光学系は絞りをさらに含み、前記第1の光学領域および前記第2の光学領域は前記絞り近傍に位置している請求項1から15のいずれかに記載の撮像装置。
  17. 第1の光学領域および第2の光学領域を有するレンズ光学系と、
    前記レンズ光学系を通過した光が入射する、第1の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第1の画素と、第2の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第2の画素と、第3の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第3の画素と、第4の分光透過率特性を有するフィルタを有する複数の第4の画素を含み、第1の方向に各第1の画素および第2の画素が交互に配列された第1の行と、前記第1の方向に各第3の画素および前記第4の画素が交互に第2の行とが第2の方向に交互に配列され、撮像面を構成している撮像素子と、
    第1の光学領域および第2の光学領域にそれぞれ位置する第1の調光部および第2の調光部とを含む分割調光素子と、
    前記分割調光素子の第1の調光部の透過率および前記第2の調光部の透過率の少なくとも一方を変更する制御部と、
    前記レンズ光学系と前記撮像素子との間に配置されたアレイ状光学素子と
    を備え、
    前記レンズ光学系において、前記第1の光学領域および前記第2の光学領域は、前記第2の方向に配列されており、
    前記アレイ状光学素子は、前記撮像面において、隣接して前記第1の方向および前記第2の方向に配列された前記第1の画素、第2の画素、第3の画素および第4の画素を含む4つの画素ごとに前記レンズ光学系を透過した光を入射させる複数の光学要素を含み、
    前記複数の光学要素は、前記第2の方向に1次元に配列された複数の列を構成し、前記第1の方向に隣接する2つの列において、一方の列の各光学要素は、他方の列の対応する光学要素に対して、前記光学要素の配列周期の1/2の長さだけ前記第2の方向にシフトしている、撮像装置。
  18. 請求項1から17のいずれかに記載の撮像装置と、
    画像表示部と、
    シャッターボタンと、
    画像保存部と
    を備えたカメラ。
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