JPWO2013042384A1 - 太陽光発電システム、太陽光発電システムの診断装置、太陽光発電システムの診断方法、及びプログラム - Google Patents

太陽光発電システム、太陽光発電システムの診断装置、太陽光発電システムの診断方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

太陽光発電システム(100)が備える制御部(105)は、診断対象の太陽電池ストリング(106A,B)が出力する直流電力をパルス状に消費させて、診断対象の太陽電池ストリング(106A,B)からの出力においてセンサ部(104)により測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する。制御部(105)は、さらに、診断対象情報と標準情報とを比較することによって、診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する。ここで、標準情報は、不具合がない太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費した場合に不具合がない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す情報である。そして、制御部(105)は、劣化度が閾値より大きい場合に、診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する。

Description

この発明は、太陽光発電システム、太陽光発電システムの診断装置、及び太陽光発電システムの診断方法に関する。
特許文献1には、太陽光発電システムの太陽電池パネルを構成する複数の太陽電池アレイ(太陽電池ストリングともいう。)の出力の正常/異常を判定する太陽電池アレイ診断装置が開示されている。この太陽電池アレイ診断装置は、複数の太陽電池アレイについて所定の日照時刻に対する各標準出力電力値を予め記憶する記憶部と、所定の日照時刻における各アレイの実際の出力電力値の標準出力電力値に対する比を算出する演算部と、算出された比をアレイ間で比較してアレイの出力の正常・異常を判定する判定部とを備える。
特開2005−340464号公報
特許文献1に開示された太陽電池アレイ診断装置では、太陽電池アレイの正常/異常を正確に検出するために、長期間、例えば数日に渡る測定が必要となる。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、太陽電池ストリングの不具合の有無を短時間に診断することができる太陽光発電システムなどを提供することを目的とする。
この発明の第1の観点に係る太陽光発電システムは、
太陽光を受けて発電し直流電力を出力する診断対象の太陽電池ストリングと、
前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力を交流電力に変換して電力系統に供給する変換部と、
前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力における電流又は電圧を測定する測定手段と、
前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段と、
前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に前記測定手段によって測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
不具合のない太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費した場合に当該不具合のない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段と、
前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する判断手段とを備える。
この発明の第2の観点に係る太陽光発電システムの診断装置は、
診断対象の太陽電池ストリングからの出力における電流又は電圧を測定する測定手段と、
前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段と、
前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力が消費された場合に前記測定手段によって測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
不具合のない太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費した場合に当該不具合のない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段と、
前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する判断手段とを備える。
この発明の第3の観点に係る太陽光発電システムの診断方法は、
診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費させ、
前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成し、
不具合がない太陽電池ストリングが出力する直流電力を前記パルス状に消費した場合に当該不具合がない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得し、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出し、
前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する。
この発明によれば、診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に測定される電流又は電圧の応答特性に基づいて、診断対象の太陽電池ストリングの不具合の有無を判断する。応答特性は、電力を消費させた後、短時間で得ることができる。そのため、太陽電池ストリングの不具合の有無を短時間で診断することが可能になる。
実施形態1に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 実施形態1に係る制御部の構成を示す図である。 診断の対象となる太陽電池ストリングからの直流電力をパルス状に消費した場合のインパルス応答を示す図である。 標準情報の内容の一例を示す図である。 不具合のない太陽電池ストリングからの直流電力をパルス状に消費した場合のインパルス応答を示す図である。 実施形態1に係る太陽光発電システムが実行する個別診断処理のフローチャートである。 実施形態1に係る太陽光発電システムが実行する全体診断処理のフローチャートである。 実施形態2に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 実施形態2に係る制御部の構成を示す図である。 実施形態2に係る太陽光発電システムが実行する個別診断処理のフローチャートである。 実施形態2に係る太陽光発電システムが実行する全体診断処理のフローチャートである。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態1.
本発明の実施形態1に係る太陽光発電システム100は、太陽電池パネル101における不具合の有無を診断する機能を備えるシステムであって、図1に示すように、太陽電池パネル101と、DC/AC変換装置102と、回路開閉部103と、センサ部104と、制御部105とを備える。
太陽電池パネル101は、2つの太陽電池ストリング106A,106Bを備える。太陽電池ストリング106A,106Bの各々は、太陽光を受けて発電する太陽電池セルの集合体である太陽電池モジュールが直列に接続されたものである。太陽電池ストリング106A,106Bの各々は、発電した直流の電力を出力する。
DC/AC変換装置102は、太陽電池パネル101から出力される直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を電力系統へ供給する変換部の一例である。また、本実施形態に係るDC/AC変換装置102は、制御部105による制御に従って、直流電力を交流電力に変換して電力系統へ供給する。これによって、DC/AC変換装置102は、制御部105による制御に従って、太陽電池ストリング106A,106Bから出力される直流電力を、電力系統に接続された負荷部(図示せず)に消費させることができる。
さらに、DC/AC変換装置102は、図1に示すように、太陽電池パネル101に不具合があると診断された場合にそれをユーザに通知するための通知部107を備える。通知部107は例えば、文字情報などをユーザに提示する表示パネル、スピーカ、ランプなどから構成される。なお、通知部107は、DC/AC変換装置102に代えて、回路開閉部103、制御部105などの他の要素に備えられてもよく、他の要素とは別個の機器又は装置として太陽光発電システム100に備えられてもよい。
回路開閉部103は、制御部105からの制御信号を受けて電気的な接続状態(通電及び切断)を切り替える電磁開閉器108A,108Bを備える。電磁開閉器108Aは、太陽電池ストリング106AとDC/AC変換装置102との間の電気的な接続状態を通電と切断とのいずれかに切り替える。電磁開閉器108Bは、太陽電池ストリング106BとDC/AC変換装置102との間の電気的な接続状態を通電と切断とのいずれかに切り替える。
電磁開閉器108A,108Bのそれぞれは独立して接続状態を切り替えることができる。電磁開閉器108A,108Bのうち一方の接続状態が通電に、他方の接続状態が切断に設定された場合、通電に設定された電磁開閉器108A,108Bの一方を介してそれに対応する太陽電池ストリング106A,106Bの一方から出力された直流電力が、DC/AC変換装置102へ供給される。また、電磁開閉器108A,108Bの両者の接続状態が通電に設定された場合、太陽電池ストリング106A,106Bの両方から出力される直流電力が、集約(加算)されてDC/AC変換装置102へ供給される。
センサ部104は、DC/AC変換装置102と回路開閉部103との間に設けられており、それらを電気的に接続する配線における電流又は電圧を測定するセンサを備える。センサ部104は、測定した電流値又は電圧値を示す信号(測定情報)を出力する。センサ部104は、太陽電池ストリング106A,106Bからの出力における電流又は電圧を測定する測定手段の一例である。
なお、センサ部104は、DC/AC変換装置102、回路開閉部103などに内蔵されてもよく、これらに着脱自在に設けられてもよい。また、センサ部104は、DC/AC変換装置102、回路開閉部103及び太陽電池ストリング106A,106Bを電気的に接続する配線などに設けられてもよい。
制御部105は、回路開閉部103が備える電磁開閉器108A,108Bの各々の開閉と、DC/AC変換装置102から電力系統へ供給される電力量とを制御する。電磁開閉器108A,108Bの各々の開閉とDC/AC変換装置102から供給される電力量とを制御することによって、制御部105は、太陽電池ストリング106A,106Bの各々又は全体から出力される直流電力をパルス状に消費させることができる。制御部105は、予め定められた量の電力が消費されるようにDC/AC変換装置102を制御する。
所定量の直流電力をパルス状に消費させた場合に、制御部105は、測定情報を取得し、取得した測定情報に基づいて、太陽電池ストリング106A,106Bの各々の又は全体の不具合の有無を判断する。
不具合があると判断した場合に、制御部105はさらに、不具合がある太陽電池ストリング106A,106Bに流れる電流量を抑制するように、例えばDC/AC変換装置102又は回路開閉部103を制御する。また、この場合に、制御部105はさらに、不具合があることをユーザに通知するように通知部107を制御する。
図2は、制御部105の構成の詳細を示す。同図に示すように、制御部105は、開閉制御部111と、消費制御部112と、測定情報取得部113と、生成部114と、記憶部115と、標準情報取得部116と、算出部117と、判断部118と、供給電力制御部119と、通知制御部120とを備える。
開閉制御部111は、回路開閉部103が備える電磁開閉器108A,108Bの各々の接続状態を制御する。
消費制御部112は、DC/AC変換装置102を制御することによって、太陽電池ストリング106A,106Bから出力され回路開閉部103を介してDC/AC変換装置102に供給される直流電力を電力系統へ出力させる。消費制御部112はDC/AC変換装置102から電力系統へ出力される電力がパルス状の予め定められた量となるようにDC/AC変換装置102を制御し、その結果、パルス状の予め定められた量の電力が消費させることができる。回路開閉部103は上述のように開閉制御部111の制御の下、太陽電池ストリング106A,106Bごとに接続状態を切り替えることができる。そのため、消費制御部112は、開閉制御部111と連携して動作することによって、太陽電池ストリング106A,106Bのいずれか一方が出力する直流電力を選択的に消費させることができ、また、その両方が出力する直流電力を消費させることもできる。これによって、診断の対象とする太陽電池ストリング106A,106Bをいずれか1つ又は全体に切り替えることができる。
測定情報取得部113は、センサ部104から測定情報を取得する。
生成部114は、診断の対象となる太陽電池ストリング106A,106Bの応答特性RF1を示す診断対象情報を生成する。応答特性RF1は、太陽電池ストリング106A,106Bから出力される直流電力のうち所定量の電力をパルス状に消費した場合にセンサ部104によって測定される電流(電圧)の特性を示す値である。この直流電力は、より詳細には、消費制御部112がDC/AC変換装置102を制御することによって、診断の対象となる太陽電池ストリング106A,106Bから出力されるものである。
本実施形態では、診断の対象となる太陽電池ストリング106A,106Bの応答特性RF1として、所定量の直流電力をパルス状に消費した場合にセンサ部104によって測定される電流値の変化率が採用される。より詳細には例えば、応答特性RF1は、図3に示す電流値の変化を用いて、0.7Id/t1から求められる値である。図3では、横軸は経過時間(秒)を表し、縦軸はセンサ部104によって測定される電流値(A)を表す。
安定電流値Idは、診断の対象とする太陽電池ストリング106A,106Bに不具合がない場合に、所定量の直流電力がパルス状に消費された後、太陽電池ストリング106A,106Bからの出力が安定した時に測定される電流値である。この直流電力は、消費制御部112が制御することによって、不具合がない太陽電池ストリング106A,106Bから出力されるものである。ここで、不具合のない太陽電池ストリングとは、太陽電池ストリング106A,106Bと同種の太陽電池ストリングであって、不良や劣化がないものをいう。
応答時間t1は、時点T0から、センサ部104によって測定される電流値がIdの0.7倍(0.7Id)に達するまでに要する時間である。時点T0は、消費制御部112がDC/AC変換装置102を制御することによって、診断の対象とする太陽電池ストリング106A,106Bから出力された直流電力のうち所定量の電力がパルス状に消費された時点である。
なお、図3を参照して説明した応答特性RF1は一例にすぎない。例えば、安定電流値Idに乗ずる定数は、0.7に限らず、予め定められた任意の値であってよい。また、応答特性RF1には、応答時間t1そのものが採用されてもよい。さらに、応答特性RF1を決定するために、電流値に代えて、電圧値が採用されてもよい。
ここから、図2を再び参照する。
記憶部115は、標準情報121を記憶している。標準情報121は、不具合のない太陽電池ストリングの応答特性RF0を示す情報である。不具合のない太陽電池ストリングの応答特性RF0は、不具合のない太陽電池ストリングが出力する直流電力を、消費制御部112による場合と同じ条件で消費させた場合に、その不具合のない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流(電圧)についての応答特性である。
本実施形態に係る標準情報は、図4に示すように、0.7Id/t0から求められる値を示す情報である。ここで、0.7Idは、診断の対象とする太陽電池ストリング106A,106Bの場合と同様に、不具合のない太陽電池ストリングにおける安定電流値Idの0.7倍を表す。この係数0.7は、診断の対象となる太陽電池ストリング106A,106Bの応答特性RF1において安定電流値Idに乗ぜられる係数と同じ値であってよい。応答時間t0は、図5に示すように、不具合のない太陽電池ストリングにおいて、消費制御部112による場合と同じ条件で直流電力を消費させた後、電流値が0.7Idに達するまでに要する時間である。
なお、診断の対象となる太陽電池ストリング106A,106Bの応答特性RF1に応答時間t1そのものが採用される場合、不具合のない太陽電池ストリングにおける安定電流値Idの応答特性RF0には応答時間t0そのものが採用されるとよい。また、太陽電池ストリング106A,106Bの応答特性RF1を決定するために、電圧値が採用される場合には、不具合のない太陽電池ストリングの応答特性RF0の決定にも電圧値が採用されるとよい。
このような標準情報121は、例えば、太陽電池ストリング106A,106Bの設計、試験などに基づいて得られる応答特性を示す情報であってもよい。設計、試験などに基づく応答特性を示す情報は、標準情報121において、太陽電池ストリング106A,106Bの型番などその種別を示す情報(種別情報)と関連付けられていてもよい。
また例えば、標準情報121は、実際に設置された太陽電池ストリング106A,106Bを初めて稼働させる際の測定結果に基づく応答特性を示す情報であってもよい。実際の測定結果に基づく応答特性は、標準情報121において、設置された太陽電池ストリング106A,106Bの各々及び全体を区別するための情報(個別特定情報)と関連付けられていてもよい。
ここから、図2を参照して説明する。
標準情報取得部116は、診断対象とされる太陽電池ストリング106A,106Bに応じた標準情報121を記憶部115から取得する。
なお、標準情報121において、応答特性を示す情報が種別情報と関連付けられている場合、標準情報取得部116は、ユーザが指定する種別に関連付けられた応答特性を示す情報を取得するとよい。また、標準情報121において、応答特性を示す情報が個別特定情報と関連付けられている場合も同様に、標準情報取得部116は、ユーザが指定する太陽電池ストリング106A,106Bの各々又は全体に関連付けられた応答特性を示す情報を取得するとよい。ユーザの指定は、例えば、操作ボタンなどの入力部(図示せず)を操作することによって行われる。さらに、太陽電池ストリング106A,106Bの種別や、設置された太陽電池ストリング106A,106Bの各々及び全体を自動的に判別できる場合には、標準情報取得部116は、診断対象となる太陽電池ストリング106A,106Bに応じた種別情報又は個別特定情報を判別してもよい。そして、標準情報取得部116は、判別結果に従った種別情報又は個別特定情報に関連付けられた応答特性を示す情報を取得してもよい。
算出部117は、生成部114によって生成される診断対象情報と標準情報取得部116によって取得される標準情報121とを比較することによって得られる値を、診断対象とされている太陽電池ストリング106A,106Bの劣化度として算出する。
劣化度とは、診断対象とされている太陽電池ストリング106A,106Bに生じている劣化又は不具合の程度を、不具合のない太陽電池ストリングを基準として示す指標である。劣化度は例えば、診断対象情報が示す応答特性と標準情報121が示す応答特性との差である。なお、劣化度は、診断対象情報及び標準情報121が示す応答特性の比などであってもよい。
一般に、太陽電池ストリング106A,106Bを長期間使用すると、電気抵抗が大きくなるという経年劣化又は不具合が生じる。これが進行すると、太陽電池ストリング106A,106Bからの出力を得ることができなくなる。そのため、上述のような応答特性の比較に基づく劣化度によって、太陽電池ストリング106A,106Bの劣化の程度を測定することができる。
判断部118は、算出部117によって算出された劣化度と閾値とを比較し、比較した結果、劣化度が閾値より大きい場合に、診断対象とされている太陽電池ストリング106A,106Bの各々又は全体に不具合があると判断する。また、比較した結果、劣化度が閾値以下である場合に、判断部118は、診断対象とされている太陽電池ストリング106A,106Bの各々又は全体に不具合がないと判断する。なお、閾値を示す情報は、記憶部115に保持され、それを判断部118が参照するとよい。また、閾値を示す情報は、判断部118に保持されていてもよい。
供給電力制御部119は、判断部118によって不具合があると判断された場合に、不具合があると判断された太陽電池ストリング106A,106Bから出力する電流を抑制する保護手段の一例であって、DC/AC変換装置102又は回路開閉部103を制御する。
詳細には例えば、供給電力制御部119は、電磁開閉器108A,108Bの接続状態を断続的に切り替えるように回路開閉部103を制御する。この場合、供給電力制御部119は、不具合があると判断された太陽電池ストリング106A,106Bに接続されている電磁開閉器108A,108Bのみの接続状態を断続的に切り替えてもよく、また電磁開閉器108A,108Bの両方の接続状態を断続的に切り替えてもよい。
また例えば、供給電力制御部119は、不具合があると判断された太陽電池ストリング106A,106Bから出力する電流を抑制するように、DC/AC変換装置102が供給する電力量を制御してもよい。
なお、太陽光発電システム100が、太陽電池ストリング106A,106Bの各々に個別に接続される複数のDC/AC変換装置を備え、供給電力制御部119が、DC/AC変換装置の各々によって供給される電力量を制御してもよい。
通知制御部120は、通知部107へ制御信号を送信し、それによって、通知部107により判断結果をユーザへ通知させる。例えば、判断部118によって不具合があると判断された場合に、通知制御部120は、太陽電池ストリング106A,106Bに不具合があることを示す情報、又は不具合があると判断された太陽電池ストリング106A,106Bを特定するための情報を含む制御信号を通知部107へ送信する。また例えば、判断部118によって不具合がないと判断された場合に、通知制御部120は、不具合がないことを示す情報、又は不具合がないと判断された太陽電池ストリング106A,106Bを特定するための情報を含む制御信号を通知部107へ送信する。
このような制御部105は例えば、コンピュータプログラムを実行する1つ又は複数のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、外部との入出力I/F(インタフェース)などを組み合わせることによって実現される。
これまで、実施形態1に係る太陽光発電システム100が備える構成について説明した。ここから、太陽光発電システム100が太陽電池パネル101(太陽電池ストリング106A,106B)の状態を診断するために実行する処理について、図を参照して説明する。
図6は、太陽光発電システム100が太陽電池ストリング106A,106Bの各々を個別に診断するために実行する処理(個別診断処理)を示す。本実施形態の個別診断処理では、太陽電池ストリング106A、太陽電池ストリング106Bの順に診断する例について説明する。また、太陽電池ストリング106A,106Bからの出力における電流値に基づいて、太陽電池ストリング106A,106Bを診断する例について説明する。
なお、個別診断処理において診断する太陽電池ストリングの順序は適宜変更されてよい。また、ユーザが指定する1つの太陽電池ストリング106A,106Bのみの診断が実行されてもよい。
制御部105は、太陽電池ストリング106A,106Bの各々について、以下の処理(ステップS102〜S113)を実行する(ステップS101;ループA)。
開閉制御部111は、太陽電池ストリング106Aに接続されている電磁開閉器108Aの接続状態を通電に設定し,太陽電池ストリング106Bに接続されている電磁開閉器108Bの接続状態を切断に設定する(ステップS102)。
消費制御部112は、DC/AC変換装置102を制御し、それによって、所定量の電力をパルス状に消費させる(ステップS103)。ここでは、接続状態設定処理(ステップS102)において、電磁開閉器108Aが通電に設定され、電磁開閉器108Bが切断に設定されているため、太陽電池ストリング106Aから出力された直流電力が消費される。
センサ部104は、太陽電池ストリング106Aからの出力における電流値(応答電流)を測定し測定情報を出力する(ステップS104)。測定情報取得部113は、センサ部104が出力する測定情報を取得する(ステップS105)。
生成部114は、測定情報取得部113によって取得された測定情報を参照することによって、太陽電池ストリング106Aの応答特性RF1を算出し診断対象情報を生成する(ステップS106)。
標準情報取得部116は、太陽電池ストリング106Aに対応する標準情報121を記憶部115から取得する(ステップS107)。
算出部117は、生成部114が生成した診断対象情報が示す応答特性RF1と標準情報121が示す応答特性RF0の差RF0−RF1を劣化度として算出し、算出した劣化度を示す情報を生成する(ステップS108)。
判断部118は、算出部117によって算出された劣化度と予め定められた閾値とを比較する(ステップS109)。劣化度が閾値より大きい場合(ステップS109;Yes)、判断部118は、太陽電池ストリング106Aについて不具合があると判断する(ステップS110)。
不具合があると判断されると(ステップS110)、供給電力制御部119は、太陽電池ストリング106Aからの出力における電力消費を抑制するようにAC/DC変換装置102を制御する(ステップS111)。そして、通知制御部120は、太陽電池ストリング106Aに不具合があることを示す情報を通知するように制御するための制御信号を通知部107へ送信する(ステップS112)。
劣化度が閾値以下である場合(ステップS109;No)、判断部118は、太陽電池ストリング106Aについて不具合がないと判断する(ステップS113)。これによって、太陽電池ストリング106Aについての個別診断処理が終了する。
次に、制御部105は、太陽電池ストリング106Bについて、ループAに含まれる一連の処理(ステップS102〜S113)を実行する。太陽電池ストリング106Bについて実行される一連の処理(ステップS102〜S113)は、太陽電池ストリング106Aについて説明した上述の内容を太陽電池ストリング106Bに置き換えたものと同様である。そのため、太陽電池ストリング106Bに関する一連の処理(ステップS102〜S113)の詳細な説明は省略する。これにより、制御部105は、個別診断処理を終了する。
このように個別診断処理では、消費制御部112は、開閉制御部111が診断対象の太陽電池ストリング106A,106Bのいずれか1つをDC/AC変換装置102に接続させている場合に、DC/AC変換装置102を制御する。これによって、DC/AC変換装置102に接続された太陽電池ストリング106A又はBが出力する直流電力がパルス状に消費されるので、太陽電池ストリング106A,106Bの各々に不具合があるか否かを個別に診断することができる。その結果、太陽電池ストリング106A,106Bのきめ細かな診断が可能になる。
ここから、図7を参照して、太陽光発電システム100が太陽電池ストリング106A,106Bの両方を同時に診断するために実行する処理(全体診断処理)について説明する。
開閉制御部111は、電磁開閉器108A,108Bの両方の接続状態を通電に設定する(ステップS201)。その後、電力消費処理(ステップS103)から不具合無しの判断処理(ステップS113)までの一連の処理を実行する。
これら一連の処理(ステップS103〜S113)のそれぞれは、個別診断処理(図6参照)において同一の符号を付した各処理について、太陽電池ストリング106A,106Bのいずれか一方をその両方に置き換えたものと同様である。そのため、一連の処理(ステップS103〜S113)のそれぞれに関する詳細な説明は省略する。
このように全体診断処理では、消費制御部112は、開閉制御部111が診断対象の太陽電池ストリング106A,106Bの両方(全体)をDC/AC変換装置102に接続させている場合に、DC/AC変換装置102を制御する。これによって、太陽電池ストリング106A,106Bの両方が出力する直流電力をパルス状に消費させることができるので、太陽電池ストリング106A,106Bの全体のどこかに不具合があるか否かを短時間で診断することが可能になる。
これまで、本発明の実施形態1について説明した。実施形態1によれば、DC/AC変換装置102を制御してパルス状に所定量の電力を消費させることで、太陽電池ストリング106A,106Bの不具合を診断できる。パルス状に所定量の電力を消費させた場合、太陽電池ストリング106A,106Bからの出力における電流又は電圧は、通常数秒で安定する。したがって、本実施形態によれば、数秒〜数十秒程度での診断が可能になり、太陽電池ストリング106A,106Bの不具合の有無を短時間で診断することが可能になる。
また、本実施形態によれば、ユーザは制御部105を操作するだけで、太陽電池ストリング106A,106Bの不具合を診断できる。そのため、例えば太陽電池パネル101が設置された家屋の屋根で作業する必要がなく、作業の安全性を向上させることが可能になる。また例えば、DC/AC変換装置102、回路開閉部103などといった他の機器又は装置をユーザが設定する必要がなくなり、作業の効率を向上させることが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、太陽電池ストリング106A,106Bの各々及び全体のいずれかに診断の対象を切り替えることができる。例えば、太陽電池ストリング106A,106Bの数が多い場合には、太陽電池ストリング106A,106Bの全体についてまず診断してもよい。そして、不具合があると診断された場合には個別に診断し、不具合がないと診断された場合には個別の診断をしないこととしてもよい。このように、診断の対象を切り替えることができることによって、太陽電池ストリング106A,106Bの不具合の有無を効率よく診断することが可能になる。
さらに、一般的な太陽光発電システムは、太陽電池パネル、AC/DC変換装置、回路開閉部、センサ部及びこれらを制御する制御部を備える。本実施形態に係る太陽光発電システム100は、一般的な太陽光発電システムの制御部に本実施形態で説明した制御部105の機能を追加し、AC/DC変換装置102及び回路開閉部103を制御部105が遠隔制御できるようにすることで実現される。すなわち、本実施形態に係る太陽光発電システム100は、一般的な太陽光発電システムと同様のハードウェア構成でよい。これにより、太陽電池ストリング106A,106Bの診断が可能な太陽光発電システム100を簡素な構成でまた低価格で実現することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、太陽電池ストリング106A,106Bに不具合があると判断された場合に、不具合がある太陽電池ストリング106A,106Bからの電力供給が抑制される。これによって、不具合がある太陽電池ストリング106A,106Bの負荷を軽減し、その不具合の進行を抑制することが可能になる。
実施形態2.
実施形態2では、手作業での操作が必要な開閉器を備える太陽光発電システム200において太陽電池ストリング106A,106Bの不具合の有無を診断する場合に特に有用な太陽光発電システム200について説明する。なお、本実施形態では、実施形態1で説明した要素と同じ要素には同一の符号を付している。
太陽光発電システム200は、図8に示すように、実施形態1と同様の太陽電池ストリング106A,106Bを備える太陽電池パネル101を備える。また、太陽光発電システム200は、DC/AC変換装置202と、接続箱231と、負荷部232と、制御部205とを備える。
DC/AC変換装置202は、実施形態1に係るDC/AC変換装置102と同様に、太陽電池パネル101から出力される直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を電力系統へ供給する変換部としての機能を備える。また、DC/AC変換装置202は、実施形態1に係るDC/AC変換装置102と同様に、通知部107を備える。本実施形態に係るDC/AC変換装置202は、実施形態1に係るDC/AC変換装置102とは異なり、消費制御部112の制御に従って太陽電池ストリング106A,106Bから出力される直流電力を消費させる機能を備えなくてよい。
接続箱231は、ユーザが手作業で操作することによって、太陽電池ストリング106A,106BとDC/AC変換装置202との間の接続状態を切り替えるための開閉器233A,233Bを備える。太陽光発電システム200が発電した電力を使用する場合、通常、開閉器233A,233Bの接続状態はいずれも通電に設定される。太陽電池ストリング106A,106Bの不具合の有無を診断する場合、開閉器233A,233Bの接続状態はいずれも切断に設定される。
負荷部232は、電子負荷器234A,234Bとセンサ部204とを備える。
電子負荷器234A(234B)は、例えば太陽電池ストリング106A(106B)と開閉器233A(234B)とを電気的に接続する配線に電気的に接続された抵抗器とリレースイッチ(いずれも図示せず)とを含む。電子負荷器234Aは、太陽電池ストリング106Aから出力される直流電力をパルス状に消費することができる。また、電子負荷器234Bは、太陽電池ストリング106Bから出力される直流電力をパルス状に消費することができる。電子負荷器234A,234Bの各々は、予め定められた量の電力を消費することができる。このような電子負荷器234A,234Bは、診断対象の太陽電池ストリング106A,106Bの各々から出力される直流電力を独立してパルス状に消費することができる消費手段の一例である。
センサ部204は、測定手段の一例であって、太陽電池ストリング106A,106Bの一方又は両方から出力される直流電力を電子負荷器234A,234Bの一方又は両方によって消費させた場合に、その出力における電流又は電流を測定するセンサを備える。センサ部204は、測定した電流値又は電圧値を示す信号(測定情報)を出力する。なお、センサ部204は、負荷部232に設けられなくてもよく、太陽電池パネル101と開閉器233A,233Bとを電気的に接続する配線の電流又は電圧と実質的に等しいものを測定できるような場所に設けられればよい。
制御部205は、図9に示すように、実施形態1と同様に、生成部114と、記憶部115と、標準情報取得部116と、算出部117と、判断部118と、供給電力制御部119と、通知制御部120とを備える。さらに、制御部205は、消費制御部212と、測定情報取得部213とを備える。
消費制御部212は、電子負荷器234A,234Bを制御することによって、太陽電池ストリング106A,106Bから出力された直流電力のうち所定量の電力をパルス状に消費させる。
測定情報取得部213は、センサ部204から測定情報を取得する。
ここから、実施形態2に係る太陽光発電システム200が太陽電池パネル101(太陽電池ストリング106A,106B)の状態を診断するために実行する処理(個別診断処理)について、図10を参照して説明する。本実施形態に係る個別診断処理は、開閉器233A,233Bの両方の接続状態を手動で切断に設定された後に開始される。
制御部205は、太陽電池ストリング106A,106Bの各々について、以下の処理(ステップS302〜S304,S106〜S113)を実行する(ステップS301;ループB)。
消費制御部212は、電子負荷器234Aを制御し、それによって、太陽電池ストリング106Aから出力される直流電力のうち所定量の電力をパルス状に消費させる(ステップS302)。
センサ部204は、太陽電池ストリング106Aからの出力における電流値(応答電流)を測定し測定情報を出力する(ステップS303)。測定情報取得部213が、センサ部104が出力する測定情報を取得する(ステップS304)。
続けて、制御部205は、実施形態1と同様に、診断対象情報生成処理(ステップS106)から不具合無しの判断処理(ステップS113)までの処理を実行する。これによって、太陽電池ストリング106Aについての個別診断処理が終了する。
次に、制御部205は、太陽電池ストリング106Bについて、ループBに含まれる一連の処理(ステップS302〜S304,S106〜S113)を実行する。太陽電池ストリング106Bについて実行される一連の処理(ステップS302〜S304,S106〜S113)は、太陽電池ストリング106Aについて説明した上述の内容を太陽電池ストリング106Bに置き換えたものと同様である。そのため、太陽電池ストリング106Bに関する一連の処理(ステップS302〜S304,S106〜S113)の詳細な説明は省略する。これにより、制御部205は、個別診断処理を終了する。
このような個別診断処理によれば、実施形態1に係る個別診断処理の場合と同様に、太陽電池ストリング106A,106Bの各々に不具合があるか否か、きめ細かな診断が可能になる。
なお、電子負荷器234A,234Bは、太陽電池ストリング106A,106Bの各々から出力される直流電力を同時に消費することができるように、構成されてもよい。これによれば、図10に示す電力消費処理(ステップS302)から測定情報取得処理(ステップS304)までを、すべての太陽電池ストリング106A,106Bについてまとめて実行することができる。したがって、制御部205は、太陽電池ストリング106A,106Bの各々についての測定情報を同時に取得することができる。
そのため、図10を参照して説明したように各処理(ステップS302〜S304,S106〜S113)を太陽電池ストリング106A,106Bの各々について順次診断するよりも早く、太陽電池ストリング106A,106Bの個別診断を実行することができる。このような構成は、例えば太陽電池パネル101が多数の太陽電池ストリングを備える場合に特に有用である。
ここから、図11を参照して、太陽光発電システム200が太陽電池ストリング106A,106Bの両方を診断するために実行する処理(全体診断処理)について説明する。本実施形態に係る全体診断処理は、開閉器233A,233Bの両方の接続状態を手動で切断に設定された後に開始される。
消費制御部212は、電子負荷器234A,234Bを制御し、それによって、太陽電池ストリング106A,106Bの両方(全体)から出力される直流電力のうち所定量の電力をパルス状に消費させる(ステップS401)。センサ部204は、太陽電池ストリング106A,106Bの両方からの出力における電流値を測定し測定情報を出力する(ステップS402)。その後、測定情報取得処理(ステップS304)及び診断対象情報生成処理(ステップS106)から不具合無しの判断処理(ステップS113)までの処理を実行する。
これら一連の処理(ステップS304、S106〜S113)のそれぞれは、個別診断処理(図10参照)において同一の符号を付した各処理について、太陽電池ストリング106A,106Bのいずれか一方をその両方に置き換えたものと同様である。そのため、一連の処理(ステップS304、S106〜S113)のそれぞれに関する詳細な説明は省略する。
このような全体診断処理によれば、実施形態1に係る全体診断処理の場合と同様に、太陽電池ストリング106A,106Bの全体のどこかに不具合があるか否かを短時間で診断することが可能になる。
これまで、本発明の実施形態2について説明した。実施形態2によれば、実施形態1と同様に、太陽電池ストリング106A,106Bの不具合の有無を短時間で診断することが可能になる。また、実施形態1と同様に、作業の安全性及び効率を向上させることが可能になる。さらに、実施形態1と同様に、診断の対象を切り替えることができることによって、太陽電池ストリング106A,106Bの不具合の有無を効率よく診断することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、既に設置されている太陽電池パネル101(太陽電池ストリング106A,106B)の不具合の有無を容易に診断することが可能になる。一般的な太陽光発電システムは、太陽電池パネル101と接続箱231とDC/AC変換装置102とを備える。その太陽電池パネル101と接続箱231との間に負荷部232の配線を電気的に接続し、制御部205を設置するだけで、本実施形態に係る太陽光発電システム200の構成を実現することができるからである。
さらに、本実施形態によれば、実施形態1と同様に、不具合がある太陽電池ストリング106A,106Bからの電力供給が抑制されるので、不具合がある太陽電池ストリング106A,106Bの負荷を軽減し、その不具合の進行を抑制することが可能になる。
なお、本発明は、本実施形態で説明した負荷部232と制御部205とを備える太陽光発電システムの診断装置をも含む。太陽光発電システムの診断装置の負荷部232は、上述のように、既に設置された一般的な太陽光発電システムに容易に取り付けることができる。太陽光発電システムの診断装置によれば、例えば既に設置されている太陽電池パネル101(太陽電池ストリング106A,106B)の不具合の有無を容易に診断することが可能になる。そして、太陽光発電システムの診断装置を用いた太陽電池パネル101(太陽電池ストリング106A,106B)の診断では、実施形態2に係る太陽光発電システム200と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について、その変形例も含めて説明したが、本発明は、実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、例えば各実施形態を組み合わせた態様、またそれらと均等な技術的範囲をも含む。
本出願は、2011年9月20日に出願された日本国特許出願特願2011−205103号に基づく。本明細書中に、その明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照して取り込むものとする。
本発明は、太陽電池ストリングに不具合があるか否かを診断することができる太陽光発電システム、その診断をするための太陽光発電システムの診断装置や診断方法などに好適に採用される。
100,200 太陽光発電システム
101 太陽電池パネル
102,202 DC/AC変換装置
103 回路開閉部
104,204 センサ部
105,205 制御部
106A,106B 太陽電池ストリング
107 通知部
108A,108B 電磁開閉器
111 開閉制御部
112,212 消費制御部
113,213 測定情報取得部
114 生成部
115 記憶部
116 標準情報取得部
117 算出部
118 判断部
119 供給電力制御部
120 通知制御部
121 標準情報
231 接続箱
232 負荷部
233A,233B 開閉器
234A,234B 電子負荷器
この発明は、太陽光発電システム、太陽光発電システムの診断装置、太陽光発電システムの診断方法、及びプログラムに関する。
この発明の第1の観点に係る太陽光発電システムは、
太陽光を受けて発電し直流電力を出力する診断対象の太陽電池ストリングと、
記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段とを備える。
この発明の第2の観点に係る太陽光発電システムの診断装置は、
断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力が消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段とを備える。
この発明の第3の観点に係る太陽光発電システムの診断方法は、
断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成し、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得し、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する。
この発明の第4の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力が消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段、として機能させるためのものである。
この発明の第1の観点に係る太陽光発電システムは、
太陽光を受けて発電し直流電力を出力する診断対象の太陽電池ストリングと、
前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段と、
前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段とを備える。
この発明の第2の観点に係る太陽光発電システムの診断装置は、
診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段と、
前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段とを備える。
この発明の第3の観点に係る太陽光発電システムの診断方法は、
診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費させ、
前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成し、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得し、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する。
この発明の第4の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段、
前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段、
比較元の太陽電池ストリングから得られる、電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段、
前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段、として機能させるためのものである。

Claims (10)

  1. 太陽光を受けて発電し直流電力を出力する診断対象の太陽電池ストリングと、
    前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力を交流電力に変換して電力系統に供給する変換部と、
    前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力における電流又は電圧を測定する測定手段と、
    前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段と、
    前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に前記測定手段によって測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
    不具合のない太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費した場合に当該不具合のない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
    前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段と、
    前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する判断手段とを備える太陽光発電システム。
  2. 前記診断対象の太陽電池ストリングは、複数備えられており、
    前記太陽光発電システムは、さらに、前記診断対象の太陽電池ストリングの各々を独立して前記変換部に接続するか否かを切り替えることができる回路開閉部と、
    前記回路開閉部を制御することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの各々を前記変換部に接続させるか否かを制御する開閉制御手段とをさらに備える請求項1に記載の太陽光発電システム。
  3. 前記消費制御手段は、前記開閉制御手段が前記診断対象の太陽電池ストリングのいずれか1つを前記変換部に接続させている場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費するように前記変換部を制御し、
    前記測定手段は、前記消費制御手段が前記変換部を制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングのいずれか1つから出力される直流電力が消費された場合に、当該診断対象の太陽電池ストリングからの出力における電流又は電圧を測定する請求項2に記載の太陽光発電システム。
  4. 前記消費制御手段は、前記開閉制御手段が前記診断対象の太陽電池ストリングの全体を前記変換部に接続させている場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費するように前記変換部を制御し、
    前記測定手段は、前記消費制御手段が前記変換部を制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングの全体から出力される直流電力が消費された場合に、当該診断対象の太陽電池ストリングからの出力における電流又は電圧を測定する請求項2又は3に記載の太陽光発電システム。
  5. 前記診断対象の太陽電池ストリングは、複数備えられており、
    前記太陽光発電システムは、さらに、前記診断対象の太陽電池ストリングの各々から出力される直流電力を独立してパルス状に消費することができる消費手段を備え、
    前記消費制御手段は、前記消費手段を制御することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの各々又は全体から出力される前記直流電力を独立してパルス状に消費させる請求項1に記載の太陽光発電システム。
  6. 前記測定手段は、前記消費制御手段が前記消費手段を制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングの各々から出力される直流電力が消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングの各々からの出力における電流又は電圧を測定し、
    前記生成手段は、前記測定手段によって測定される各電流又は各電圧の応答特性を示す複数の診断対象情報を生成し、
    前記算出手段は、前記診断対象情報の各々と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの各々の劣化度を算出し、
    前記判断手段は、前記劣化度のいずれかが閾値より大きい場合に、当該閾値より大きい劣化度に対応する前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する請求項5に記載の太陽光発電システム。
  7. 前記測定手段は、前記消費制御手段が前記消費手段を制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングの全体から出力される直流電力が消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリング全体からの出力における電流又は電圧を測定し、
    前記生成手段は、前記測定手段によって測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成し、
    前記算出手段は、前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリング全体の劣化度を算出し、
    前記判断手段は、前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングのいずれかに不具合があると判断する請求項5又は6に記載の太陽光発電システム。
  8. 前記判断手段によって前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断された場合に、当該不具合があると判断された診断対象の太陽電池ストリングから出力する電流を抑制する保護手段を備える請求項1から7のいずれか1項に記載の太陽光発電システム。
  9. 診断対象の太陽電池ストリングからの出力における電流又は電圧を測定する測定手段と、
    前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力の消費を制御する消費制御手段と、
    前記消費制御手段が制御することによって前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力が消費された場合に前記測定手段によって測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成する生成手段と、
    不具合のない太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費した場合に当該不具合のない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得する取得手段と、
    前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出する算出手段と、
    前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する判断手段とを備える太陽光発電システムの診断装置。
  10. 診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力をパルス状に消費させ、
    前記診断対象の太陽電池ストリングが出力する直流電力がパルス状に消費された場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングからの出力において測定される電流又は電圧の応答特性を示す診断対象情報を生成し、
    不具合がない太陽電池ストリングが出力する直流電力を前記パルス状に消費した場合に当該不具合がない太陽電池ストリングからの出力において測定されうる電流又は電圧の応答特性を示す標準情報を取得し、
    前記診断対象情報と前記標準情報とを比較することによって、前記診断対象の太陽電池ストリングの劣化度を算出し、
    前記劣化度が閾値より大きい場合に、前記診断対象の太陽電池ストリングに不具合があると判断する太陽光発電システムの診断方法。
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