JP2000174302A - 太陽電池を使用した融雪装置 - Google Patents
太陽電池を使用した融雪装置Info
- Publication number
- JP2000174302A JP2000174302A JP10349704A JP34970498A JP2000174302A JP 2000174302 A JP2000174302 A JP 2000174302A JP 10349704 A JP10349704 A JP 10349704A JP 34970498 A JP34970498 A JP 34970498A JP 2000174302 A JP2000174302 A JP 2000174302A
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- JP
- Japan
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- solar cell
- power
- snow
- snow melting
- power conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の太陽電池を用いた融雪装置では、太陽電
池ストリングへの電力の供給は、一括しておこなわれて
いるため、太陽電池ストリングを構成する太陽電池モジ
ュール１枚あたりの印加電力が比較的小さくなり、融雪
に必要な温度上昇が得られない場合があった。 【解決手段】融雪時における逆流防止ダイオードのバイ
パスを一括ではなく選択的におこなうように構成し、特
定の太陽電池ストリングのみに電力を印加するようにす
る。
池ストリングへの電力の供給は、一括しておこなわれて
いるため、太陽電池ストリングを構成する太陽電池モジ
ュール１枚あたりの印加電力が比較的小さくなり、融雪
に必要な温度上昇が得られない場合があった。 【解決手段】融雪時における逆流防止ダイオードのバイ
パスを一括ではなく選択的におこなうように構成し、特
定の太陽電池ストリングのみに電力を印加するようにす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池を用いた融
雪装置に関する。
雪装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】太陽電池は、太陽光の光エネルギーを太
陽電池セルによって電気エネルギーに変換することによ
り発電をおこなうもので、通常の系統連系システムで
は、太陽電池が発電した直流電力をパワーコンディショ
ナーの逆変換動作により交流電力に変換し、系統に電力
の供給をおこなう。
陽電池セルによって電気エネルギーに変換することによ
り発電をおこなうもので、通常の系統連系システムで
は、太陽電池が発電した直流電力をパワーコンディショ
ナーの逆変換動作により交流電力に変換し、系統に電力
の供給をおこなう。
【０００３】一方、太陽電池を用いた融雪装置は、この
太陽電池に外部から適当な直流電力を加えて発熱体とし
て使用し、太陽電池上の積雪を融雪するものである。こ
の場合、発電時に使用するパワーコンディショナを、順
変換（交流から直流への変換）として動作させれば、別
途太陽電池に電力を供給する直流電源を用意する必要が
なく、きわめて経済的である。
太陽電池に外部から適当な直流電力を加えて発熱体とし
て使用し、太陽電池上の積雪を融雪するものである。こ
の場合、発電時に使用するパワーコンディショナを、順
変換（交流から直流への変換）として動作させれば、別
途太陽電池に電力を供給する直流電源を用意する必要が
なく、きわめて経済的である。
【０００４】図２はこのような従来方法の構成例であ
り、１１，１２，１３は太陽電池ストリング、２１，２
２，２３は逆流防止ダイオード、３１，３２，３３は開
閉器、４はパワーコンディショナ、５は負荷、６は系
統、７は融雪スイッチである。図２において、通常の太
陽電池運転時は、開閉器３１〜３３はすべて開となって
おり、パワーコンディショナ４にて太陽電池ストリング
１１〜１３の発電電力を一括して逆変換し、負荷５や系
統６に供給する。また、積雪時には、手動にて融雪スイ
ッチ７をオンにすると、パワーコンディショナ４が順変
換に切り替わり、開閉器３１〜３３をすべて閉にして太
陽電池に系統６より電力が印加される。
り、１１，１２，１３は太陽電池ストリング、２１，２
２，２３は逆流防止ダイオード、３１，３２，３３は開
閉器、４はパワーコンディショナ、５は負荷、６は系
統、７は融雪スイッチである。図２において、通常の太
陽電池運転時は、開閉器３１〜３３はすべて開となって
おり、パワーコンディショナ４にて太陽電池ストリング
１１〜１３の発電電力を一括して逆変換し、負荷５や系
統６に供給する。また、積雪時には、手動にて融雪スイ
ッチ７をオンにすると、パワーコンディショナ４が順変
換に切り替わり、開閉器３１〜３３をすべて閉にして太
陽電池に系統６より電力が印加される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法によれ
ば、太陽電池ストリング１１〜１３への電力の供給は、
一括しておこなわれているため、太陽電池ストリング１
１〜１３を構成する太陽電池モジュール１枚あたりの印
加電力が比較的小さくなり、融雪に必要な温度上昇が得
られない場合がある。とくに変換効率の低い太陽電池モ
ジュールを使用した場合は、単位出力あたりの太陽電池
モジュールの面積が広くなるため、その傾向が強い。こ
の場合、パワーコンディショナ４の容量を増加させれば
改善は可能であるが、通常の太陽光発電時のロスが増加
したり、融雪運転時の消費電力が増加するなどの問題が
あるほか、パワーコンディショナ４のコストが上昇し、
経済的にも負担が大きくなる。したがって、本発明の目
的は、このようなパワーコンディショナ４の容量増加を
することなしに、太陽電池モジュールへの印加電力を増
加させ、融雪効果を高めた融雪装置を提供することにあ
る。
ば、太陽電池ストリング１１〜１３への電力の供給は、
一括しておこなわれているため、太陽電池ストリング１
１〜１３を構成する太陽電池モジュール１枚あたりの印
加電力が比較的小さくなり、融雪に必要な温度上昇が得
られない場合がある。とくに変換効率の低い太陽電池モ
ジュールを使用した場合は、単位出力あたりの太陽電池
モジュールの面積が広くなるため、その傾向が強い。こ
の場合、パワーコンディショナ４の容量を増加させれば
改善は可能であるが、通常の太陽光発電時のロスが増加
したり、融雪運転時の消費電力が増加するなどの問題が
あるほか、パワーコンディショナ４のコストが上昇し、
経済的にも負担が大きくなる。したがって、本発明の目
的は、このようなパワーコンディショナ４の容量増加を
することなしに、太陽電池モジュールへの印加電力を増
加させ、融雪効果を高めた融雪装置を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本問題を解決するため、
本発明では、融雪時における逆流防止ダイオードのバイ
パスを一括ではなく選択的におこなうように構成し、特
定の太陽電池ストリングのみに電力を印加するようにし
た。
本発明では、融雪時における逆流防止ダイオードのバイ
パスを一括ではなく選択的におこなうように構成し、特
定の太陽電池ストリングのみに電力を印加するようにし
た。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明によれば、あらかじめ融雪
をおこなう太陽電池ストリングを指定しておき、融雪時
にこの太陽電池ストリングのみ逆流防止ダイオードをバ
イパスして電力を印加する。あるいは、バイパスする逆
流防止ダイオードを順次切り替え、太陽電池ストリング
を一定時間毎に順次融雪するように構成する。
をおこなう太陽電池ストリングを指定しておき、融雪時
にこの太陽電池ストリングのみ逆流防止ダイオードをバ
イパスして電力を印加する。あるいは、バイパスする逆
流防止ダイオードを順次切り替え、太陽電池ストリング
を一定時間毎に順次融雪するように構成する。
【実施例】図１は本発明を実施した融雪装置の構成例で
あり、切り替え回路８以外は従来と同様なので、各部の
説明は省略する。本実施例では、切り替え回路８によ
り、太陽電池ストリングの逆流防止ダイオードをバイパ
スする開閉器を選択する。たとえば、開閉器３１と３２
のみ閉とすれば、太陽電池ストリング１１と１２に電力
が印加され、太陽電池ストリング１３には印加されな
い。この場合、太陽電池ストリング１１と１２に印加さ
れる電力は、一括の場合と比較して、１．５倍に増加す
る。また、開閉器３１のみ閉とすれば、太陽電池ストリ
ング１１に印加される電力は一括の場合と比較して３倍
にも達する。したがって、屋根の北面などとくに雪が解
けにくい部位の太陽電池ストリングを選択して融雪をお
こなうようにすれば、非常に効果的である。
あり、切り替え回路８以外は従来と同様なので、各部の
説明は省略する。本実施例では、切り替え回路８によ
り、太陽電池ストリングの逆流防止ダイオードをバイパ
スする開閉器を選択する。たとえば、開閉器３１と３２
のみ閉とすれば、太陽電池ストリング１１と１２に電力
が印加され、太陽電池ストリング１３には印加されな
い。この場合、太陽電池ストリング１１と１２に印加さ
れる電力は、一括の場合と比較して、１．５倍に増加す
る。また、開閉器３１のみ閉とすれば、太陽電池ストリ
ング１１に印加される電力は一括の場合と比較して３倍
にも達する。したがって、屋根の北面などとくに雪が解
けにくい部位の太陽電池ストリングを選択して融雪をお
こなうようにすれば、非常に効果的である。
【０００８】また、図１における切り替え回路８は、逆
流防止ダイオードを短絡する開閉器１１〜１３を一定時
間毎に順次投入するように構成することもできる。たと
えば、太陽電池ストリングを屋根の北面と南面に区分
し、切り替え回路８にて別々に順次融雪するようにすれ
ば、電力の集中による融雪効果の改善が期待できる。
流防止ダイオードを短絡する開閉器１１〜１３を一定時
間毎に順次投入するように構成することもできる。たと
えば、太陽電池ストリングを屋根の北面と南面に区分
し、切り替え回路８にて別々に順次融雪するようにすれ
ば、電力の集中による融雪効果の改善が期待できる。
【０００９】
【発明の効果】降雪地域で太陽光発電システムを設置す
ると、傾斜屋根の除雪が困難となり、特に個人住宅では
太陽電池の表面は滑りやすく、屋根に登ることが危険と
なる。本発明によれば、従来のような融雪機能に加え
て、特定の太陽電池を選択して融雪をおこなうことが可
能となり、より効果的に融雪をおこなう融雪装置を提供
することができる。
ると、傾斜屋根の除雪が困難となり、特に個人住宅では
太陽電池の表面は滑りやすく、屋根に登ることが危険と
なる。本発明によれば、従来のような融雪機能に加え
て、特定の太陽電池を選択して融雪をおこなうことが可
能となり、より効果的に融雪をおこなう融雪装置を提供
することができる。
【図１】本発明を実施した融雪装置の構成例。
【図２】従来の融雪装置の構成例。
１ 太陽電池 ２ 逆流防止ダイオード ３ 開閉器 ４ パワーコンディショナ ５ 負荷 ６ 系統 ７ 融雪スイッチ 切り替え回路
Claims (1)
- 【請求項１】太陽電池モジュールを複数個直列に接続し
た太陽電池ストリングと、複数組の前記太陽電池ストリ
ングをそれぞれ逆流防止ダイオードを介して接続し、太
陽電池発電時にはこれらの出力をパワーコンディショナ
を介して系統側に電力を供給し、また、融雪時には前記
パワーコンディショナを順変換動作させるとともに、前
記逆流防止ダイオードをバイパスして前記太陽電池スト
リングに直流電力を供給し、前記太陽電池モジュールを
加熱して融雪する融雪装置において、融雪時における前
記逆流防止ダイオードのバイパスを選択的におこなうこ
とを特徴とする太陽電池を使用した融雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10349704A JP2000174302A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 太陽電池を使用した融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10349704A JP2000174302A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 太陽電池を使用した融雪装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000174302A true JP2000174302A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18405547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10349704A Pending JP2000174302A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 太陽電池を使用した融雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000174302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013042384A1 (ja) * | 2011-09-20 | 2015-03-26 | 三菱電機株式会社 | 太陽光発電システム、太陽光発電システムの診断装置、太陽光発電システムの診断方法、及びプログラム |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10349704A patent/JP2000174302A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013042384A1 (ja) * | 2011-09-20 | 2015-03-26 | 三菱電機株式会社 | 太陽光発電システム、太陽光発電システムの診断装置、太陽光発電システムの診断方法、及びプログラム |
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