JPWO2013018727A1 - 旋回走行玩具 - Google Patents

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Abstract

直線走行の他、曲線走行、くるくる旋回しながらの走行等、変化に富んだ走行形態が可能であり、かつ、そうした走行形態を、任意に選択できるようにする。玩具本体に組み込まれた駆動装置により走行する走行玩具について、駆動装置12により回転する左右一対の駆動車輪13、14、左右一対の駆動車輪と共に3点で玩具本体を支えて走行するための走行支点17、左右一対の駆動車輪の中間を通る玩具本体11の中心線上の位置又は上記中心線から左右にずれた位置に上記走行支点を配置する支点位置移動機構20を備えて構成する。

Description

本発明は、玩具本体に組み込まれた駆動装置により走行する旋回走行玩具に関するものである。
自動車の玩具に属するものに、極小型の、いわゆるプルバックゼンマイを駆動装置とする、走行可能な玩具がある。プルバックゼンマイを組み込んだ玩具は、僅かな後退操作で長距離走行が可能であり、かつ、安価で性能が良いため、根強い人気があり、数多くの魅力的な製品が安価に提供されている。このタイプの走行玩具には、一般的な走行をするものの他、いわゆるウィーリー走行をするもの等、幾つかの種類がある。
しかしながら、プルバックゼンマイを駆動装置とする走行玩具は、基本的には直線走行が可能であるに過ぎないものである。そのため、例えば、障害物に接触すると方向を変えたり、テーブルの縁まで移動すると落ちずに向きをかえたりする機構を組み込んだものもある。先行技術を調査すると、実開平6−21698号の考案があり、それは、前輪を無くして構造を簡単にすることを目的としたものである。同考案は前輪の代わりに突起を設け、突起を中心とした回転運動を行うことができるという効果を奏するが、その突起は玩具本体底部の一定の位置に設けられており、製造時に与えられた条件で回転運動を行えるのみである。
上記のように、従来の玩具は、障害物やテーブルの縁までは自由走行、つまり直進するだけであり、このことは、前述のウィーリー走行を行うものでも、また、上記考案の走行玩具でも同じである。直進だけでなく、走行中に方向などを変化させることができれば、より魅力的な走行玩具を提供することができると考えられる。
実開平6−21698号
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、直線走行の他、曲線走行、くるくる旋回しながらの走行等、変化に富んだ走行形態が可能であり、かつ、そうした走行形態を、任意に選択できるようにすることである。また、本発明の他の課題は、いわゆるプルバックゼンマイを駆動装置とする走行玩具に新たな機能を付与することで、より魅力的な旋回走行玩具を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、玩具本体に組み込まれた駆動装置により走行する走行玩具について、駆動装置により回転する左右一対の駆動車輪と、左右一対の駆動車輪と共に3点で玩具本体を支えて走行するための走行支点と、左右一対の駆動車輪の中間を通る玩具本体の中心線上の位置又は上記中心線から左右にずれた位置に上記走行支点を配置する支点位置移動機構とを備えて構成するという手段を講じたものである。
本発明の旋回走行玩具は、直進走行する走行玩具が基本であり、その走行方向を、走行支点により抵抗を与えて走行経路に変化を生じさせるものである。そのため本発明の走行玩具は、左右一対の駆動車輪と、3点走行するための走行支点と、支点位置移動機構とを備えている。
走行支点は、左右一対の駆動車輪の中間を通る玩具本体の中心線上の位置にあれば、本来の直進性が妨げられないため直進する。しかし、走行支点が、上記中心線から左右にずれた位置にある場合に、ずれた位置にある走行支点の方向へ旋回させることができる。この走行支点の位置を変える手段として、支点位置移動機構を備えている。
上記支点位置移動機構は、玩具本体の中心線上にて駆動車輪の前方に設けた軸孔と、上記軸孔に回転可能に嵌め合わせた回転軸及び当該回転軸を有する回転部材と、上記回転部材に設けられている走行支点とによって構成することができる。軸孔と回転軸の嵌め合わせはきつくても緩くても良いが、緩くしたときは位置決め機構を設けることが望ましい。
上記位置決めには、回転部材を円板で形成し、上記円板の円周に設けた規則的な凹凸を有し、上記円板に弾力的に接触して凹凸に係合可能かつ係合から離脱可能に、玩具本体側に設けた係合軸を有している機構が適している。軸孔と回転軸の嵌め合わせをきつくした場合、走行支点の位置は摩擦力で固定される。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、走行支点の位置を変えることにより、直線走行の他、曲線走行、くるくる旋回しながらの走行等、変化に富んだ走行形態が可能であり、かつ、そうした走行形態を、任意に選択できるという効果を奏する。また、本発明によれば、プルバックゼンマイを駆動装置とする走行玩具に新たな機能を付与することで、より魅力的な旋回走行玩具を提供することができる。特に本発明の走行玩具では、プルバックゼンマイを駆動装置とする駆動車輪のように、巻き込んだ直後はトルクが大きく走行距離が延びるにつれてトルクも小さくなる条件が加わることで、上記旋回半径、旋回速度などに反映し、予測できない、変化に富んだ走行が実現する。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る旋回走行玩具10の一例を示しており、11はモデルカーに適用した玩具本体、12は駆動装置であり、図示の例における駆動装置はいわゆるプルバックゼンマイである。13、14は駆動側後車輪即ち左右一対の駆動車輪であり、上記駆動装置12の出力軸の両端に取り付けられている(図2参照)。よって、図示の旋回走行玩具10は後輪駆動車である。
玩具本体11には、左右の前車輪15、16も回転可能に取り付けられているが、本発明における旋回走行玩具10の目的効果には関与しない。即ち、左右の前車輪15、16は後述の走行支点17により接地せず、宙に浮いた状態に配置される(図3参照)。よって、旋回走行装置を外したときには、旧来のタイプの走行玩具のように前後4輪で走行することも不可能ではない。
旋回走行機能のために、左右一対の駆動車輪13、14と共に3点で玩具本体を支えて走行する、前述の走行支点17が設けられている。上記走行支点17は、支点位置移動機構20により、左右一対の駆動車輪13、14の中間を通る玩具本体の中心線CL上の位置17(S)又は上記中心線CLから左右にずれた任意の位置17(L)又は17(R)に配置される(図2)。
図示の例において、支点位置移動機構20は、玩具本体11の中心線CL上において駆動車輪の前方に設けた軸孔18と、上記軸孔18に回転可能に嵌め合わせた回転軸19及び当該回転軸19を有する回転部材21と、上記回転部材21に設けられている前述の走行支点17とから構成されている(図2ないし図5参照)。
図示の実施形態では、支点移動機構20として三種が例示されている。走行支点17の位置が摩擦力で固定される例一は、図2ないし図4に示してあり、軸孔18と回転軸19とはきつい嵌め合わせの状態、機械工学における圧入のような状態にある。よって、円板状の回転部材21の縁を持って回すことで、走行支点17を任意の位置に配置することができる。
軸孔18と回転軸19の嵌め合わせをやや緩くし、位置決め機構22を設けた例二は、図5に示してある。回転部材23は円板から成り、上記円板の円周に規則的な凹凸23aを設け、上記円板に弾力的に接触して凹凸23aに係合可能かつ係合から離脱可能に、玩具本体側に設けた係合軸24を有している。図示の係合軸24は玩具本体側の一部を切除して形成されたバネ片25によって、凹凸23aとの係合方向へ付勢されている。
図6は支点移動機構20の例三を示すもので、回転部材26は回転アーム27と回転軸28がほぼT字型に組み合わされた部材から成り、回転軸28から離れた回転アーム27の下面に走行支点29を設けた構成を有する。回転部材26は、駆動車輪の前方に設けた軸孔30に差し込んで回転させることができ、それによって走行支点29の位置が変えられるとともに、走行支点29の位置は、回転軸28と軸孔の嵌合摩擦により固定可能されるようになっている。
このように構成されている本発明の旋回走行玩具10によれば、あらかじめ支点位置移動機構20により、回転部材21、23の位置を調節し、駆動装置12を巻き上げて、手を離すことで変化に富んだ走行形態を得ることができる。走行支点17を中心線CL上の最前方に配置すると、旋回走行玩具10は直進する(図7参照)。次に、走行支点17を上記中心線CLから左右にずれた任意の位置17(L)又は17(R)に配置すると、曲線走行をする。
例えば、左にずれた位置17(L)に配置すると、旋回走行玩具10は左にカーブしながら走行し、特に、いわゆるプルバックゼンマイを駆動装置12とする場合のように、巻き込んだ直後のトルクが大きい走行では短い距離の走行中にスピンし(SP)、かつ、スピンを何回も繰り返しながら、予測できない走行をする。走行距離が延びるにつれてトルクも小さくなるが、走行面GLも一様ではない。従って、走行支点17の受ける抵抗、走行面の凹凸変化、トルクの大小などの条件が加わり、相互に作用すると、上記旋回半径、旋回速度などに反映し、非常に変化に富んだ走行状態を得ることができる。
本発明に係る旋回走行玩具の一例を示す斜視図である。 同上の旋回走行玩具を示す下面図である。 同じく側面図である。 同じく支点位置移動機構の例一を示す断面図である。 同じく支点位置移動機構の例二を示すもので、Aは下面図、Bは図5AのVB−VB線断面図である。 同じく支点位置移動機構の例三に関するもので、Aは組立時、Bは分解時を夫々示す斜視図である。 本発明に係る旋回走行玩具の走行径路の例を示す説明図である。
10 旋回走行装置
11 玩具本体
12 駆動装置
13、14 駆動車輪
15、16 前車輪
17、29 走行支点
18、30 軸孔
19、28 回転軸
20 支点位置移動機構
21、23、26 回転部材
22 位置決め機構
24 係合軸
25 バネ片
27 回転アーム

Claims (4)

  1. 玩具本体に組み込まれた駆動装置により走行する走行玩具であって、
    駆動装置により回転する左右一対の駆動車輪と、
    左右一対の駆動車輪と共に3点で玩具本体を支えて走行するための走行支点と、
    左右一対の駆動車輪の中間を通る玩具本体の中心線上の位置又は上記中心線から左右にずれた位置に上記走行支点を配置する支点位置移動機構と
    を備えて構成された旋回走行玩具。
  2. 支点位置移動機構は、玩具本体の中心線上において駆動車輪の前方に設けた軸孔と、
    上記軸孔に回転可能に嵌め合わせた回転軸及び当該回転軸を有する円板状の回転部材と、
    上記回転部材に設けられている走行支点と
    を備えている請求項1記載の旋回走行玩具。
  3. 回転部材は円板から成り、上記円板は円周に設けた規則的な凹凸を有し、上記円板に弾力的に接触して凹凸に係合可能かつ係合から離脱可能に、玩具本体側に設けた係合軸を有している請求項2記載の旋回走行玩具。
  4. 回転部材は、回転アームと回転軸をT字型に組み合わせた部材から成り、回転軸から離れた回転アームの下面に走行支点を設けた構成を有する請求項1記載の旋回走行玩具。
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JP2004049360A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Kintsurukame:Kk 回転玩具

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