JPWO2013018216A1 - 情報管理サーバ、情報管理方法、情報管理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
また、関連する技術として、例えば、電子マネーカードなどの用途に用いる汎用の非接触型ICカードをそのまま定期券として使用する自動改札システムが知られている。この自動改札システムが有する通行券情報サーバに、製造番号(IDm)、区間、利用期間を登録する。また、通行券情報サーバは、区間間の駅に設置されたゲート装置に対してIDmを配信する。ゲート装置は配信されたIDmを記憶し、利用者が提出した非接触型ICカードのIDmと照合する。IDmが一致する場合は扉を開いて利用者の通行を許可し、一致するものが無い場合は、扉を閉じて利用者の通行を制限する。また、利用期間を経過すると、通行券情報サーバはゲート装置に対して当該IDmの取消を命令し、ゲート装置から利用期間を経過した非接触IDカードのIDmが消去する。
例えば、関連する技術として、定期券なしで利用者が自動改札装置の入出場を行えるシステムが開示されている。このシステムによれば、定期券情報登録端末装置において利用者の指紋データなどを含む定期券情報を作成し、定期券情報管理サーバに登録する。また、定期券情報に含まれる有効期間データと指紋データとを、定期券情報に含まれる利用区間の中に存在する駅の自動改札装置に、定期券情報管理サーバから登録する。そして、自動改札装置の入出場時に入力される利用者の指紋データを検出し、検出された指紋データにより予め登録された指紋データおよび有効期間データを検索して入力された指紋データの有効性を判断する。この判断結果により利用者の入出場のために自動改札装置に設けられたゲートの開閉を制御する。
また、情報管理サーバは上記端末が取得したICカードの記憶領域に記憶されているID情報と、上記第1のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを確認する。その後、上記記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報がある場合、更新させた上記第2の情報のうち上記ICカードに書き込む情報を上記端末に送信する。
以下図面に基づいて、実施形態1について詳細を説明する。
第1のサーバ1のハードウェアについて説明する。
図3は、第2のサーバのハードウェアの一実施例を示す図である。制御部301、記憶部302、記録媒体読取装置303、入出力インタフェース304(入出力I/F)、通信インタフェース305(通信I/F)などを備えている。また、上記各部はバス306によってそれぞれ接続されている。
図4は、端末のハードウェアの一実施例を示す図である。制御部401、記憶部402、記録媒体読取装置403、入出力インタフェース404(入出力I/F)、通信インタフェース405(通信I/F)、ID認証部412、生体認証部413などを備えている。また、上記各部はバス406によってそれぞれ接続されている。
図5〜図10は、自動改札システムの動作の一実施例を示すフロー図である。図11は、自動改札システムにおけるICカード記憶情報と第1のサーバ記憶情報と第2のサーバ記憶情報それぞれの一実施例を示すフロー図である。
ステップS6では、第1のサーバ1の制御部201の認証部209が記憶部202に記憶されている第1のサーバ記憶情報を参照し、ステップS5で受信した利用情報のID情報と一致するID情報が存在するか否かを判定する。図11の第1のサーバ記憶情報112は、「ID情報」「生体情報」「氏名」「住所」「生年月日」「性別」「チャージ金額」「乗車駅」「降車駅」「年月日」「不足金額」などの情報を有している。「ID情報」は、カードを特定する情報で、本例ではID情報を示す「inf_1」「inf_2」「inf_3」「inf_4」・・・・が記憶されている。「生体情報」は、利用者が生体認証を利用する際に用いる利用者を識別するための生体情報で、本例では生体情報を示す「bio_1」「bio_2」「−」「bio_4」・・・・がID情報に関連付けられて記憶されている。なお、「−」は生体情報が記憶されていないことを示す。「氏名」「住所」「生年月日」「性別」は利用者の個人情報で、ID情報に関連付けられて記憶されている。「氏名」は利用者の氏名を示し、「住所」は利用者の住所を示し、「生年月日」は利用者の生年月日を示し、「性別」は利用者の性別を示している。本例では、「氏名」には氏名を示す情報として「○○○1」「○○○2」「○○○3」「○○○4」・・・・が記憶されている。「住所」には住所を示す情報として「×××1」「×××2」「×××3」「×××4」・・・・が記憶されている。「生年月日」には生年月日を示す情報として「△△△1」「△△△2」「△△△3」「△△△4」・・・・が記憶されている。「性別」」には性別を示す情報として女性を示す「w」、男性を示す「m」・・・・が記憶されている。「チャージ金額」には、定期券にチャージされている金額が記憶されている。本例では、チャージ金額を示す情報として2000円を示す情報「2,000」、3000円を示す情報「3,000」、チャージされていないことを示す情報「0」、10020円を示す情報「10,020」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「乗車駅」と「降車駅」は定期券購入時に指定された乗車駅と降車駅を示す情報で、「年月日」は定期券の使用期限を示す情報である。「年月日」には、本例では、定期券の使用期限を示す情報として「2011/4/31」「2011/7/31」「2011/4/31」「2011/9/1」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「乗車駅」には、本例では、乗車駅を示す情報として「trkw」「nrm」「tckw」「sby」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「降車駅」には、本例では、降車駅を示す情報として「mssnkhr」「kjmc」「akrn」「mssnkhr」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「不足金額」には、チャージ金額と定期券で指定された区間外で使用された金額との差額が記憶される。区間外で使用された金額がチャージ金額より多くなった場合に差額が記憶される。本例では、「0」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。差額が発生した場合には差額が記憶される。
ステップS8では、自動改札機の通信インタフェース405が認証情報を受信する。自動改札機のID認証処理部409は、自動改札機が設置されている駅を示す情報を記憶部402から取得し、定期券のICチップに書き込みする情報を生成する。認証情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップS11では、自動改札機の制御部401が通信インタフェース405を介して一時保持情報が図3の第2のサーバ2の記憶部302に記憶されているか否かを確認するために、確認情報を送信する。確認情報は、例えば、ID情報を有する情報である。
ステップS13で第2のサーバ2の判定部310は、確認情報に含まれるID情報と一致するID情報を、第2のサーバ2の記憶部302に記憶されている第2のサーバ記憶情報を参照し、検出する。図11の第2のサーバ記憶情報113は、「ID情報」「生体情報」「チャージ金額」「乗車駅」「降車駅」「年月日」「不足金額」などの情報を有している。また、定期券で指定された定期券情報の「乗車駅」「降車駅」「年月日」などの情報を有している。「ID情報」は、カードを特定する情報で、本例ではID情報を示す「inf_1」「inf_4」・・・・が記憶されている。「生体情報」は、利用者が生体認証を利用する際に用いる利用者を識別するための生体情報で、本例では生体情報を示す「bio_1」「bio_4」・・・・がID情報に関連付けられて記憶されている。「チャージ金額」には、現在のチャージ金額が記憶されている。本例では、チャージ金額を示す情報として2000円を示す情報「2,000」、10020円を示す情報「10,020」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「乗車駅」と「降車駅」は生体認証をして乗車した乗車駅と降車した降車駅を示す情報で、「年月日」は生体認証により乗車した乗車年月日または日時を示す情報である。本例では、「2011/4/1」「2011/8/1」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「乗車駅」には、本例では、乗車駅を示す情報として「trkw」「sby」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「降車駅」には、本例では、降車駅を示す情報として「mssnkhr」「mssnkhr」・・・・が乗車駅各々に関連付けられて記憶されている。「不足金額」には、現在のチャージ金額と定期券で指定された区間外で使用された金額との差額が記憶される。区間外で使用された金額がチャージ金額より多くなった場合に差額が記憶される。本例では、「0」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。差額が発生した場合には差額が記憶される。定期券情報の「乗車駅」と「降車駅」は定期券購入時に指定された乗車駅と降車駅を示す情報で、「年月日」は定期券の使用期限を示す情報である。「乗車駅」には、本例では、乗車駅を示す情報として「trkw」「sby」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「降車駅」には、本例では、降車駅を示す情報として「mssnkhr」「mssnkhr」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「年月日」には、本例では、定期券の使用期限を示す情報として「2011/4/31」「2011/9/1」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。
ステップS15では、自動改札機の通信インタフェース405により一時保持情報がないことを示す確認結果情報を受信する。一時保持情報がない場合にはICカード415に書き込むデータが存在しないため、乗車時の第1のサーバ1、第2のサーバ2、自動改札機(端末3)の処理を終了する。確認結果情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップS20では、第1のサーバ1の通信インタフェース205が利用情報を受信する。第1のサーバ1の制御部201は、利用情報を記憶部202に記憶する。
ステップS27では、自動改札機の更新部411がICカードから乗車した年月日または日時と乗降車駅を削除するための情報と、更新されたチャージ金額を書き込むための情報を生成する。続いて、更新部411はID認証部412を介して上記情報各々を用いて、ICカード415のICチップの情報を更新する。
なお、ステップS30とステップS32の処理はどちらが先に実行されてもよい。
ICカードにより認証をした場合には、詳細情報(ICカード記憶情報の「年月日」「チャージ金額」「乗車駅」「降車駅」)を直接ICカードに書き込みをする。また、生体情報により生体認証をした場合には、第2のサーバ2(一時保持サーバ)に一時的にしか使用しない一時保持情報(第2のサーバ情報の「ID情報」「生体情報」「年月日」「チャージ金額」「乗車駅」「降車駅」「不足金額」)を記憶する。そして、次の機会にICカードが利用されたとき、第2のサーバ2に記憶した一時保持情報を用いてICカードに情報を書き込み、その後第2のサーバ2から一時保持情報を削除する。このように、第2のサーバ2を用意することにより、一時的にしか使用しない記憶領域を第1のサーバ1から削減でき、さらにサーバにアプリケーションソフトウェアやその実行領域が確保できる。
図8のステップS51では、乗車時に、ICカードを所持していない利用者が自動改札機(端末3)の生体認証部413に例えば静脈認証をするために手を近づける。ステップS52では、自動改札機の生体認証部413が生体パターンを読み取り生体情報を生成する。
ステップS56では、第1のサーバ1の制御部201の認証部209が記憶部202に記憶されている第1のサーバ記憶情報を参照し、ステップS55で受信した利用情報の生体情報と一致する生体情報が存在するか否かを判定する。ステップS56において、例えば、記憶部202の生体情報が「bio_1」の場合、第1のサーバ記憶情報112を参照して、生体情報「bio_1」と一致する生体情報があるか否かを判定する。一致する生体情報がある場合には認証部209が利用情報に対するACKnowledgement信号となる認証情報を生成し、一致する生体情報がない場合には認証されていないことを示す認証情報を生成する。ACKnowledgement信号となる認証情報は、例えば、一致したID情報を有する情報が考えられる。
ステップS58では、自動改札機の通信インタフェース405が認証情報を受信する。認証情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップS61で第2のサーバ2の認証部309は、確認情報に含まれるID情報と一致するID情報を、第2のサーバ2の記憶部302に記憶されている第2のサーバ記憶情報を参照し、検出する。
ステップS63では、自動改札機の通信インタフェース405により一時保持情報がないことを示す確認結果情報を受信する。確認結果情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップS66では、第1のサーバ1の制御部201は、ID情報、生体情報、乗車駅、チャージ金額、乗車した年月日または日時を記憶部202に記憶する。
なお、図9に示されているフロー図は、図8に示されているフローの続きで、(C1)は図8の生体、(C2)は図8の改札機、(C3)は図8の第1のサーバ、(C4)は図8の第2のサーバの続きを示している。
ステップS74では、第2のサーバ2の制御部301の認証部309が記憶部302に記憶されている第2のサーバ記憶情報を参照し、ステップS73で受信した利用情報の生体情報と一致する生体情報が存在するか否かを判定する。ステップS74において、例えば、記憶部302の生体情報が「bio_1」の場合、第2のサーバ記憶情報113を参照して、生体情報「bio_1」と一致する生体情報があるか否かを判定する。
ステップS76では、更新部311が記憶部302の第2のサーバ記憶情報の一致した生体情報に関連付けられているチャージ金額と不足金額を更新する。チャージ金額と不足金額の更新は、第2のサーバ記憶情報の乗車駅と降車駅の情報と定期券情報とを用いて、定期券で指定した区間内であるか否かを判定する。区間内と判定されたとき、第2のサーバ2のチャージ金額を更新しない。区間外と判定されたとき、チャージ金額や不足金額を更新させる。ここで、定期券情報は第1のサーバ記憶情報から取得する。例えば、ステップS58において自動改札機が認証情報を取得する際に、ステップS57において定期券情報も含めた認証情報を第1のサーバ1から取得し、ステップS59で確認情報に定期券情報を含めて第2のサーバ2送信することが考えられる。または、ステップS76において第2のサーバ2が第1のサーバ1から直接定期券情報を取得してもよい。
なお、チャージ金額がない場合は、自動改札機に備えられているゲートを閉じることも考えられる。
図12〜14は、自動改札機の制御部の動作の一実施例を示すフロー図である。ステップS1201では、制御部401が認証用のデータ(ID情報または生体パターン)を取得する。ID情報はID認証部412から取得する。生体パターンは生体認証部413により読み取る。
ステップS1205では、第1のサーバ1に利用情報を送信させるために、制御部401が利用情報を通信インタフェース405に転送する。
ステップS1209では、第2のサーバ2に一時保持情報があるか否かを確認するための確認情報を送信させるために、ID認証処理部409が通信インタフェース405に確認情報を送信する。
ステップS1213では、制御部401が第1のサーバ1に利用情報を送信させるために、通信インタフェース405に利用情報を転送する。
ステップS1403では、制御部401が第1のサーバ1に利用情報を送信させるために、通信インタフェース405に利用情報を転送する。
ステップS1413では、制御部401が第2のサーバ2に利用情報を送信させるために、通信インタフェース405に利用情報を転送する。
ステップS1501では、第1のサーバ1の制御部201が通信インタフェース405を介してデータを取得する。
ステップS1516では、認証部209が第1のサーバ記憶情報に一致するID情報がないことを示す情報を有する認証情報を作成する。ステップ1517では、作成した一致しないことを示す情報を有する認証情報を自動改札機に送信するため、認証部209が該認証情報を通信インタフェース205に送信する。
ステップS1701では、制御部301が通信インタフェース305を介してデータを取得する。
ステップS1707では、更新部311が生成した更新情報を第1のサーバ1に送信するために、更新情報を通信インタフェース305に送信する。
ステップS1711では、判定部310が第2のサーバ記憶情報に一時保持情報が存在しないこと示す情報を有する確認情報の応答である確認結果情報を生成する。
図18のステップS1801では、利用情報に含まれている生体情報が第2のサーバ記憶情報の生体情報と一致するか否かを、更新部311が判定し、一致する場合にはステップS1802(Yes)に移行し、一致しない場合には処理を終了する。
ステップS1803では、更新部311が記憶部302の第2のサーバ記憶情報の一致した生体情報に関連付けられているチャージ金額と不足金額を更新する。
ステップS1903では、判定部310が自動改札機に確認結果情報を送信するために、通信インタフェース305に確認結果情報を送信する。
ステップS1908では、判定部310が自動改札機に確認結果情報を送信するために、通信インタフェース305に確認結果情報を送信する。
図20〜図24は、POSシステムの動作の一実施例を示すフロー図である。図25は、POSシステムにおけるICカード記憶情報と第1のサーバ記憶情報と第2のサーバ記憶情報それぞれの一実施例を示すフロー図である。
ステップT5では、第1のサーバ1の通信インタフェース205が利用情報を受信する。第1のサーバ1の制御部201は、利用情報を記憶部202に記憶する。
ステップT8では、レジスタの通信インタフェース405が認証情報を受信する。認証情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップT10では、レジスタの制御部401が通信インタフェース405を介して一時保持情報が図3の第2のサーバ2の記憶部302に記憶されているか否かを確認するために、確認情報を送信する。確認情報は、例えば、ID情報を有する情報である。
ステップT12で第2のサーバ2の判定部310は、確認情報に含まれるID情報と一致するID情報を、第2のサーバ2の記憶部302に記憶されている第2のサーバ記憶情報を参照し、検出する。図25の第2のサーバ記憶情報253は、「ID情報」「生体情報」「チャージ金額」「年月日」「不足金額」などの情報を有している。「ID情報」は、カードを特定する情報で、本例ではID情報を示す「inf_1」「inf_4」・・・・が記憶されている。「生体情報」は、利用者が生体認証を利用する際に用いる利用者を識別するための生体情報で、本例では生体情報を示す「bio_1」「bio_4」・・・・がID情報に関連付けられて記憶されている。「チャージ金額」には、現在のチャージ金額が記憶されている。本例では、チャージ金額を示す情報として2000円を示す情報「2,000」、10020円を示す情報「10,020」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。「年月日」は生体認証により商品を購入した年月日または日時を示す情報である。本例では、「2011/4/1」「2011/8/1」・・・・がID情報各々に関連付けられて記憶されている。ただし、最後に購入した年月日は記憶しなくてもよい。「不足金額」には、商品購入金額が現在のチャージ金額より多くなった場合に差額が記憶される。本例では、「0」がID情報各々に関連付けられて記憶されている。差額が発生した場合には差額が記憶される。
ステップT30では、第1のサーバ1の更新部211が更新情報のID情報と一致する第1のサーバ記憶情報のID情報を検出し、一致したID情報に対応するチャージ金額と不足金額を更新情報のチャージ金額と不足金額に更新する。続いて、更新部211は第1のサーバ記憶情報の更新が完了すると、更新が完了したことを示す更新完了情報を生成する。更新完了情報は、更新が完了した情報に関連付けられているID情報を有している。
図23のステップT41では、乗車時に、ICカードを所持していない利用者がレジスタ(端末3)の生体認証部413に例えば静脈認証をするために手を近づける。ステップT42では、レジスタの生体認証部413が生体パターンを読み取り生体情報を生成する。
ステップT46では、第1のサーバ1の制御部201の認証部209が記憶部202に記憶されている第1のサーバ記憶情報を参照し、ステップT45で受信した利用情報の生体情報と一致する生体情報が存在するか否かを判定する。ステップT46において、例えば、記憶部202の生体情報が「bio_1」の場合、第1のサーバ記憶情報252を参照して、生体情報「bio_1」と一致する生体情報があるか否かを判定する。一致する生体情報がある場合には認証部209が利用情報に対するACKnowledgement信号となる認証情報を生成し、一致する生体情報がない場合には認証されていないことを示す認証情報を生成する。ACKnowledgement信号となる認証情報は、例えば、一致したID情報を有する情報が考えられる。
ステップT48では、レジスタの通信インタフェース405が認証情報を受信する。認証情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップT51で第2のサーバ2の認証部309は、確認情報に含まれるID情報と一致するID情報を、第2のサーバ2の記憶部302に記憶されている第2のサーバ記憶情報を参照し、検出する。
ステップT53では、レジスタの通信インタフェース405により一時保持情報がないことを示す確認結果情報を受信する。確認結果情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。または、再送要求することが考えられる。
ステップT56では、第2のサーバ2の制御部301は、ID情報、生体情報、商品購入金額、チャージ金額、商品を購入した年月日または日時を記憶部302に記憶する。利用情報を所定の時間待っても受信できない場合には処理を終了する。
ステップS2604では、第1のサーバ1に利用情報を送信させるために、制御部401が利用情報を通信インタフェース405に転送する。
ステップS2608では、第2のサーバ2に一時保持情報があるか否かを確認するための確認情報を送信させるために、ID認証処理部409が通信インタフェース405に確認情報を送信する。
ステップS2612では、制御部401が第1のサーバ1に利用情報を送信させるために、通信インタフェース405に利用情報を転送する。
ステップS2802では、制御部401が第1のサーバ1に利用情報を送信させるために、通信インタフェース405に利用情報を転送する。
ステップS2901では、第1のサーバ1の制御部201が通信インタフェース405を介してデータを取得する。
ステップS2915では、認証部209が第1のサーバ記憶情報に一致するID情報がないことを示す情報を有する認証情報を作成する。ステップ2916では、作成した一致しないことを示す情報を有する認証情報をレジスタに送信するため、認証部209が該認証情報を通信インタフェース205に送信する。
ステップS3101では、制御部301が通信インタフェース305を介してデータを取得する。
ステップS3106では、更新部311が生成した更新情報を第1のサーバ1に送信するために、更新情報を通信インタフェース305に送信する。
ステップS3110では、判定部310が第2のサーバ記憶情報に一時保持情報が存在しないこと示す情報を有する確認情報の応答である確認結果情報を生成する。
図32のステップS3201では、判定部310が第2のサーバ2の記憶部302に一時保持情報があるか否かを判定し、一時保持情報がある場合にはステップS3202(Yes)に移行し、一時保持情報がない場合にはステップS3207(No)に移行する。一時保持情報があるか否かの判定は、例えば、第2のサーバ2の記憶部302に記憶されている第2のサーバ記憶情報を参照し、確認情報に含まれるID情報と一致するID情報がある場合に一時保持情報があると判定する。
ステップS3203では、判定部310がレジスタに確認結果情報を送信するために、通信インタフェース305に確認結果情報を送信する。
ステップS3208では、判定部310がレジスタに確認結果情報を送信するために、通信インタフェース305に確認結果情報を送信する。
2 第2のサーバ
3 端末
4 ネットワーク
111 ICカード記憶情報
112 第1のサーバ記憶情報
113 第2のサーバ記憶情報
201 制御部
202 記憶部
203 記録媒体読取装置
204 入出力インタフェース
205 通信インタフェース
206 バス
207 記録媒体
208 入出力部
209 認証部
210 判定部
211 更新部
251 ICカード記憶情報
252 第1のサーバ記憶情報
253 第2のサーバ記憶情報
301 制御部
302 記憶部
303 記録媒体読取装置
304 入出力インタフェース
305 通信インタフェース
306 バス
307 記録媒体
308 入出力部
309 認証部
310 判定部
311 更新部
401 制御部
402 記憶部
403 記録媒体読取装置
404 入出力インタフェース
405 通信インタフェース
406 バス
407 記録媒体
408 入出力部
409 認証処理部
410 生体認証処理部
411 更新部
412 認証部
413 生体認証部
415 ICカード
Claims (10)
- 端末から取得した生体情報と、サーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したことを確認すると、前記端末により取得した第1の情報と、前記サーバの記憶部に記憶されている前記生体情報と前記生体情報に関連付けられているID情報と第2の情報と、を記憶部に記憶する手段と、
前記第1の情報と前記第2の情報とを用いて、所定の処理により前記第2の情報を更新する手段と、
前記端末が取得したICカードの記憶領域に記憶されているID情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを確認すると、前記記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報がある場合、更新させた前記第2の情報のうち前記ICカードに書き込む情報を前記端末に送信する手段と、
前記端末が前記ICカードに書き込んだことを確認すると、前記記憶部から更新させた前記第2の情報と前記第2の情報に関連付けられている前記生体情報と前記ID情報と前記第1の情報とを削除する手段と、
を有することを特徴とする情報管理サーバ。 - 端末の生体認証部を用いて生成した生体情報と、第1のサーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したとき、前記端末により求められた第1の情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記生体情報に関連付けられている第2の情報と、を第2のサーバの記憶部に記憶し、
前記第1の情報と前記第2の情報とを用いて、前記第2のサーバにより前記第2の情報を更新させる処理を実行し、前記第2のサーバの記憶部に更新させた第2の情報と更新させた前記第2の情報に関連付けられている前記生体情報と前記ID情報と前記第1の情報とを記憶し、
ICカードに記憶されている前記ICカードを特定するID情報と、前記第1のサーバに記憶されているID情報とが一致したとき、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報がある場合、前記端末は更新させた前記第2の情報のうち前記ICカードに書き込む情報を前記第2のサーバの記憶部から取得し、前記ICカードに書き込み、
前記第2のサーバの記憶部から取得した更新させた前記第2の情報を、前記端末が前記ICカードに書き込んだ後、更新させた前記第2の情報と更新させた前記第2の情報に関連付けられている前記生体情報と前記ID情報と前記第1の情報とを前記第2のサーバの記憶部から削除する、
ことを特徴とする情報管理方法。 - 前記ICカードの記憶領域に記憶されている前記ID情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを検出した後、前記ICカードの記憶領域に記憶されている前記ID情報と前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報が一致したことを検出した場合、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記ID情報に関連付けられた情報を、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報を用いて更新する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報管理方法。
- 端末の生体認証部を用いて生成した生体情報と、第1のサーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したとき、前記端末により求められた第1の情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記生体情報に関連付けられている第2の情報と、を第2のサーバの記憶部に記憶し、
前記第1の情報と前記第2の情報とを用いて、前記第2のサーバにより前記第2の情報を更新させる処理を実行し、前記第2のサーバの記憶部に更新させた第2の情報と更新させた前記第2の情報に関連付けられている前記生体情報と前記ID情報と前記第1の情報とを記憶し、
ICカードに記憶されている前記ICカードを特定するID情報と、前記第1のサーバに記憶されているID情報とが一致したとき、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報がある場合、前記端末は更新させた前記第2の情報のうち前記ICカードに書き込む情報を前記第2のサーバの記憶部から取得し、前記ICカードに書き込み、
前記第2のサーバの記憶部から取得した更新させた前記第2の情報を、前記端末が前記ICカードに書き込んだ後、更新させた前記第2の情報と更新させた前記第2の情報に関連付けられている前記生体情報と前記ID情報と前記第1の情報とを前記第2のサーバの記憶部から削除する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。 - 自動改札機から乗車時に取得した生体情報と、サーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したことを確認すると、前記自動改札機により取得した乗車年月日と乗車駅を示す情報各々と、前記サーバの記憶部に記憶されている前記生体情報と前記生体情報に関連付けられているID情報とチャージ金額と指定された使用期限を示す年月日と指定された乗車駅と降車駅を示す情報各々と、を記憶部に記憶する手段と、
自動改札機から降車時に取得した生体情報と、前記サーバの記憶部に記憶されている前記生体情報とが一致したことを確認すると、前記自動改札機より取得した降車駅を示す情報を、前記生体情報に関連付けて前記記憶部に記憶する手段と、
前記自動改札機から取得した前記乗車年月日が前記使用期限を示す年月日を過ぎているか、または前記自動改札機から取得した乗車駅と降車駅の示す区間が前記指定された乗車駅と降車駅を示す区間の区間外であるかを判定する手段と、
前記使用期限を示す年月日を過ぎているか、または前記指定された乗車駅と降車駅を示す区間の区間外であるとき、前記チャージ金額を前記記憶部に記憶されている乗降車区間各々に関連付けられた料金情報を参照して更新する手段と、
前記自動改札機が取得したICカードの記憶領域に記憶されているID情報と、前記サーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを確認すると、前記記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報があるかを判定する手段と、
関連付けられた情報があるとき前記ID情報と前記チャージ金額を前記自動改札機に送信する手段と、
前記自動改札機が前記チャージ金額を前記ICカードに書き込んだことを確認すると、前記記憶部から前記ID情報と前記ID情報に関連付けられている情報を削除する手段と、
を有することを特徴とする自動改札システムの情報管理サーバ。 - 自動改札機から乗車時に取得した生体情報と、第1のサーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したことを確認すると、前記自動改札機より取得した乗車年月日と乗車駅を示す情報各々と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記生体情報と前記生体情報に関連付けられているID情報とチャージ金額と指定された使用期限を示す年月日と指定された乗車駅と降車駅を示す情報各々と、を第2のサーバの記憶部に記憶し、
前記自動改札機から降車時に取得した生体情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記生体情報とが一致したことを確認すると、前記自動改札機より取得した降車駅を示す情報を、前記生体情報に関連付けて前記第2のサーバの記憶部に記憶し、
前記自動改札機から取得した前記乗車年月日が前記使用期限を示す年月日を過ぎているか、または前記自動改札機から取得した乗車駅と降車駅の示す区間が前記指定された乗車駅と降車駅を示す区間の区間外であるかを判定し、
前記使用期限を示す年月日を過ぎているか、または前記指定された乗車駅と降車駅を示す区間の区間外であるとき、前記チャージ金額を乗降車区間各々に関連付けられた料金情報を参照して更新し、
前記自動改札機が取得したICカードの記憶領域に記憶されているID情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを確認すると、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報があるかを判定し、
関連付けられた情報があるとき、前記ID情報と前記チャージ金額を前記自動改札機に送信し、
前記自動改札機が前記チャージ金額を前記ICカードに書き込んだことを確認すると、前記記憶部から前記ID情報と前記ID情報に関連付けられている情報を削除する、
ことを特徴とする自動改札の情報管理方法。 - 前記ICカードの記憶領域に記憶されている前記ID情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを検出した後、前記ICカードの記憶領域に記憶されている前記ID情報と前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを検出した場合、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記ID情報に関連付けられた情報を、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報を用いて更新する、
ことを特徴とする請求項6に記載の自動改札の情報管理方法。 - レジスタから商品購入時に取得した生体情報と、サーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したことを確認すると、前記レジスタより取得した商品購入金額を示す情報と、前記サーバの記憶部に記憶されている前記生体情報と前記生体情報に関連付けられているID情報とチャージ金額を示す情報各々と、を記憶部に記憶する手段と、
前記チャージ金額から前記商品購入金額を差し引いて前記チャージ金額を更新する手段と、
前記レジスタが取得したICカードの記憶領域に記憶されているID情報と、前記サーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを確認すると、前記記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報があるかを判定する手段と、
関連付けられた情報があるとき、前記ID情報と前記チャージ金額を前記レジスタに送信する手段と、
前記レジスタが前記チャージ金額を前記ICカードに書き込んだことを確認すると、前記記憶部から前記ID情報と前記ID情報に関連付けられている情報を削除する手段と、
を有することを特徴とする商品の売り上げを集計して管理するPOSシステムの情報管理サーバ。 - レジスタから商品購入時に取得した生体情報と、第1のサーバの記憶部に記憶されている生体情報とが一致したことを確認すると、前記レジスタより取得した商品購入金額を示す情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記生体情報と前記生体情報に関連付けられているID情報とチャージ金額を示す情報各々と、前記第2のサーバの記憶部に記憶し、
前記チャージ金額から前記商品購入金額を差し引いて前記チャージ金額を更新し、
前記レジスタが取得したICカードの記憶領域に記憶されているID情報と、前記サーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを確認すると、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報があるかを判定し、
関連付けられた情報があるとき、前記ID情報と前記チャージ金額を前記レジスタに送信し、
前記レジスタが前記チャージ金額を前記ICカードに書き込んだことを確認すると、前記記憶部から前記ID情報と前記ID情報に関連付けられている情報を削除する、
ことを特徴とする商品の売り上げを集計して管理するPOSシステムの情報管理方法。 - 前記ICカードの記憶領域に記憶されている前記ID情報と、前記第1のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを検出した後、前記ICカードの記憶領域に記憶されている前記ID情報と前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報とが一致したことを検出した場合、前記第1のサーバの記憶部に記憶されている前記ID情報に関連付けられた情報を、前記第2のサーバの記憶部に記憶されているID情報に関連付けられた情報を用いて更新する、ことを特徴とする請求項9に記載のPOSシステムの情報管理方法。
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