JPWO2013005301A1 - 再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

再生中のコンテンツデータを対象として所望の再生時刻を適切に指定する。再生装置(20)は、コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力手段(223、270)と、第1入力手段が入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データ(1131)を表示する表示手段(221、230)と、第1画像データ上で、第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力手段(223、270)とを備える。

Description

本発明は、例えば楽曲等のコンテンツデータを再生する再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラムの技術分野に関する。
この種の再生装置として、例えば特許文献1に記載されているように、楽曲の一部分のタイミング位置と当該タイミング位置に対応するコメントとが対応付けられたメタ情報を参照することで、楽曲の再生に同期してディスプレイ上にコメントを表示する再生装置が知られている。このような再生装置によれば、楽曲の再生中に、楽曲の部分毎にコメントが表示されるため、ユーザは、当該楽曲の特徴等を聴覚と視覚の双方で実感することができる。
尚、上述の特許文献1には、楽曲の作成者(例えば、著作権者や歌手や演奏者等)によってコメントが予め付与される(つまり、メタ情報が予め作成されている)態様が一例として記載されている(例えば、特許文献1の段落0023)。更に、上述の特許文献1には、楽曲を視聴するユーザによって随時コメントが付与される(つまり、メタ情報が随時作成される)態様もまた、一例として記載されている(例えば、特許文献1の段落0059)。
特開2008−4134号公報
ここで、特許文献1では、楽曲を視聴するユーザによって随時コメントが付与される場合には、(i)コメントを付与するべき楽曲の一部分のタイミング位置(つまり、開始位置(開始時間)及び終了位置(終了時間)の夫々)が、ユーザがボタンを押下することによって指定され、(ii)続いて、ユーザによってコメントが入力され、(iii)その後、再生装置によって、ユーザが指定したタイミング位置とユーザが入力したコメントとを含むメタ情報が新たに生成される。
しかしながら、楽曲を視聴しながらユーザがボタンを押下することで開始位置を指定する場合には、以下に示す技術的な問題点が生ずる。具体的には、ユーザが楽曲を視聴している場合に、コメントを付与したい楽曲の一部分が再生されたとする。この場合、コメントを付与したい楽曲の一部分が再生された時点でユーザがボタンを押下しても、コメントを付与したい楽曲の一部分が再生されるタイミングとユーザがボタンを押下するタイミングとの間にはずれ(言い換えれば、タイムラグ)が存在する。従って、ユーザによって指定された開始位置は、ユーザがコメントを付与したい楽曲の一部分のタイミング位置よりも遅れてしまいかねない。このため、ユーザが所望のタイミング位置(言い換えれば、再生時刻)を高精度に指定しながらコメントを付与することができないという技術的な問題点が生ずる。
尚、上述した技術的な問題点は、楽曲に対してコメントが付与される場合のみならず、楽曲の再生に合わせてユーザが所望のタイミング位置(再生時刻)を指定する場合においても同様に生じ得る。更には、このような技術的問題点は、楽曲を再生する場合に限らず、任意のコンテンツデータ(例えば、映像等)を再生する場合においても同様に生じ得る。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、再生中のコンテンツデータを対象として所望の再生時刻を適切に指定することが可能な再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、再生装置は、コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力手段と、前記コンテンツデータのうちの一部のデータ部分であって且つ前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された前記第1画像データ上で、前記第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力手段とを備える。
上記課題を解決するために、再生方法は、コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力工程と、前記コンテンツデータのうちの一部のデータ部分であって且つ前記第1入力工程が前記入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを表示する表示工程と、前記表示工程によって表示された前記第1画像データ上で、前記第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力工程とを備える。
上記課題を解決するために、コンピュータプログラムは、コンピュータを上述した再生装置として機能させる。
本実施例の楽曲配信システムの構成を示すブロック図である。 本実施例の楽曲サーバの構成を示すブロック図である。 パートデータ格納部に格納される複数のパートデータの態様を示す模式図である。 パートデータ格納部に格納される複数のパートデータの態様を示す模式図である。 パートデータ格納部に格納される楽曲情報テーブルのデータ構造を示すデータ構造図である。 コメントデータ格納部に格納されるコメントデータのデータ構造を示すデータ構造図である。 楽譜データ格納部に格納される楽譜画像データを示す画像、及び楽譜データ格納部に格納される楽譜情報テーブルのデータ構造を示すデータ構造図である。 演奏順データ格納部に格納される演奏順データのデータ構造を示すデータ構造図である。 本実施例のクライアント端末の構成を示すブロック図である。 制御部の制御によって実現される所望のパートデータのダウンロード及び再生の態様を概略的に示す模式図である。 コメント制御部の制御によって実現されるコメントデータの表示及び新たなコメントデータの付与の態様を概略的に示す模式図である。 本実施例のクライアント端末における動作(特に、コメント制御部の制御の下に、再生中のパートデータを対象として、所望の再生時刻に対応付けてコメントを新たに付与する動作)の流れを示すフローチャートである。 図12に示す動作が行われている場合の表示部の表示態様を示す平面図である。 図12に示す動作が行われている場合の表示部の表示態様の他の例を示す平面図である。
以下、再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラムの実施形態について順に説明する。
(再生装置の実施形態)
本実施形態の再生装置は、コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力手段と、前記コンテンツデータのうちの一部のデータ部分であって且つ前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された前記第1画像データ上で、前記第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力手段とを備える。
本実施形態の再生装置によれば、当該再生装置は、例えば楽曲データ(言い換えれば、音声データ)や映像データ(言い換えれば、動画像データ)等のコンテンツデータを再生することができる。
コンテンツデータの再生中には、第1入力手段は、ユーザの操作の入力を受け付ける。尚、第1入力手段が受け付けるユーザの操作の入力の一例として、例えば、再生中のコンテンツデータに合わせてユーザが所望の再生時刻(例えば、コンテンツデータのうちの好みのデータ部分が再生される若しくは再生された再生時刻若しくは位置)を指定する操作等があげられる。このような操作によって指定された所望の再生時刻に対応するデータ部分には、例えばユーザのコメント等が付与(言い換えれば、重畳)されてもよい。
ここで、コンテンツデータの再生中に、所望の再生時刻が到来した時点でユーザが実際に第1入力手段に対して操作を入力する場面を想定する。この場合、所望の再生時刻が到来した時点(例えば、好みのデータ部分が再生された時点)でユーザが操作を入力しても、ユーザが本来意図している所望の再生時刻とユーザが実際に操作を入力した時点での再生時刻(例えば、好みのデータ部分の再生に反応してからユーザが実際に操作を入力した時点での再生時刻)との間にはずれ(言い換えれば、タイムラグ)が存在してしまう。従って、ユーザが操作を入力した時点での再生時刻は、本来の所望の再生時刻よりも遅れてしまいかねない。しかるに、本実施形態の再生装置は、表示手段及び第2入力手段の動作により、このようなずれの影響を受けることなく、ユーザによる所望の再生時刻の適切な指定を可能としている。
具体的には、表示手段は、コンテンツデータのうちの一部のデータ部分(より具体的には、第1入力手段がユーザの操作の入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分)に対応する第1画像データを表示する。第1画像データは、当該一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に示すデータ(例えば、後述する楽譜データや、歌詞データや、コードデータ等)である。つまり、表示手段は、第1入力手段が入力を受け付けた時点での再生時刻に合わせて、コンテンツデータのうちの一部のデータ部分に焦点が絞られた(言い換えれば、コンテンツデータの全再生期間のうちの一部である第1再生期間に焦点が絞られた)第1画像データを表示することができる。言い換えれば、表示手段は、第1入力手段が入力を受け付けた後には、コンテンツデータの全体に特有の情報を視覚的に示す全体画像データを表示しなくともよい。
その後、第2入力手段は、表示手段によって表示された第1画像データ上で行われるユーザの操作(例えば、第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作)の入力を受け付ける。その結果、第2入力手段が受け付けた入力に合わせて、所望の再生時刻が指定される。つまり、ユーザは、第1入力手段に対して操作を入力することで所望の再生時刻を大まかに指定しておきつつ、第2入力手段に対して更に操作を入力することで所望の再生時刻を好適に指定することができる。
このとき、表示手段上には、上述したように、コンテンツデータの全体に特有の情報を視覚的に示す全体画像データではなく、第1入力手段が入力を受け付けた時点での再生時刻に応じた一部のデータ部分に対応する第1画像データが表示されている。従って、コンテンツデータの全体に特有の情報を視覚的に示す全体画像データが表示される場合と比較して、表示手段上には、一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に且つ拡大して示す第1画像データが表示されているともいえる。従って、ユーザは、一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に認識し易くなる。つまり、ユーザは、第1入力手段が入力を受け付けた時点での再生時刻に焦点を当てて、所望の再生時刻を高精度に指定する(言い換えれば、高精度に微調整する)ことができる。
更には、ユーザは、一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを見ながら(つまり、視覚的に認識しながら)、所望の再生時刻を指定する(言い換えれば、微調整する)ことができる。言い換えれば、ユーザは、一部のデータ部分を何度も巻き戻しながら何度も視聴する(言い換えれば、聴覚的に認識する)ことで所望の再生時刻を指定しなくともよくなる。従って、一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データが表示されない場合と比較して、ユーザは、所望の再生時刻を相対的に容易に指定することができる。
このように、本実施例の再生装置によれば、ユーザは、再生中のコンテンツデータを対象として所望の再生時刻を適切に指定することができる。
本実施形態の再生装置の一の態様では、前記表示手段は、前記入力が前記第1入力手段によって受け付けられる前は、再生中の前記コンテンツデータの再生の態様を視覚的に示す第2画像データであって且つ現在の再生時刻を含む所定の第2再生期間に対応する第2画像データを表示し、前記表示手段は、前記入力が前記第1入力手段によって受け付けられた後に、前記第2再生期間よりも範囲が短い前記第1再生期間に再生されるべき前記データ部分に特有の情報を視覚的に示す前記第1画像データを表示する。
この態様によれば、第1入力手段が入力を受け付けた後には、相対的に長い第2再生期間に対応する第2画像データに代えて、相対的に短い第1再生期間に対応する第1画像データが表示される。つまり、第1入力手段が入力を受け付けた後には、相対的に長い第2再生期間に対応する第2画像データが表示されている場合と比較して、表示手段上には、一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に且つ拡大して示す第1画像データが表示されているともいえる。従って、ユーザは、一部のデータ部分に特有の情報を視覚的に認識し易くなる。つまり、ユーザは、第1入力手段がユーザの操作の入力を受け付けた時点での再生時刻に焦点を当てて、所望の再生時刻を高精度に指定する(言い換えれば、高精度に微調整する)ことができる。
尚、第2画像データは、コンテンツデータの再生の態様を視覚的に表示することができる限りはどのような画像データであってもよい。但し、第2画像データの表示内容が対応している第2再生期間は、第1画像データの表示内容が対応する第1再生期間よりも長くなる。
本実施形態の再生装置の他の態様では、前記第1再生期間は、前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻よりも過去の再生期間を含む。
この態様によれば、ユーザが操作を入力した時点での再生時刻よりも過去の(つまり、前のないしは以前の)再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データが表示される。このため、上述したようにユーザが操作を入力した時点での再生時刻が本来の所望の再生時刻よりも遅れてしまいかねない場合であっても、ユーザは、ユーザが操作を入力した時点での再生時刻よりも過去の再生期間に対応する第1画像データを見ながら、ユーザが操作を入力した時点での再生時刻よりも過去の再生期間に含まれる所望の再生時刻を適切に指定することができる。
本実施形態の再生装置の他の態様では、前記コンテンツデータは、楽曲データであり、前記第1画像データは、前記データ部分に特有の楽譜情報を視覚的に示す楽譜データを含む。
この態様によれば、ユーザは、一部のデータ部分に特有の楽譜情報を視覚的に示す楽譜データを見ながら(つまり、視覚的に認識しながら)、所望の再生時刻を指定する(言い換えれば、微調整する)ことができる。従って、楽譜データが表示されない場合と比較して、ユーザは、所望の再生時刻を相対的に容易に指定することができる。
本実施形態の再生装置の他の態様では、前記コンテンツデータは、楽曲データであり、前記第1画像データは、前記データ部分に特有の歌詞情報を視覚的に示す歌詞データを含む。
この態様によれば、ユーザは、一部のデータ部分に特有の歌詞情報を視覚的に示す歌詞データを見ながら(つまり、視覚的に認識しながら)、所望の再生時刻を指定する(言い換えれば、微調整する)ことができる。従って、歌詞データが表示されない場合と比較して、ユーザは、所望の再生時刻を相対的に容易に指定することができる。
本実施形態の再生装置の他の態様では、前記コンテンツデータは、楽曲データであり、前記第1画像データは、前記データ部分に特有のコード情報を視覚的に示すコードデータを含む。
この態様によれば、ユーザは、一部のデータ部分に特有のコード情報を視覚的に示すコードデータを見ながら(つまり、視覚的に認識しながら)、所望の再生時刻を指定する(言い換えれば、微調整する)ことができる。従って、コードデータが表示されない場合と比較して、ユーザは、所望の再生時刻を相対的に容易に指定することができる。
本実施形態の再生装置の他の態様では、前記第1再生期間は、前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻よりも未来の再生期間を含む。
この態様によれば、ユーザは、ユーザが操作を入力した時点での再生時刻よりも未来の(つまり、先の又は後の)再生期間に対応する第1画像データを見ながら、ユーザが操作を入力した時点での再生時刻よりも未来の再生期間に含まれる所望の再生時刻を適切に指定することができる。
(再生方法の実施形態)
本実施形態の再生方法は、コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力工程と、前記コンテンツデータのうちの一部のデータ部分であって且つ前記第1入力工程が前記入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを表示する表示工程と、前記表示工程によって表示された前記第1画像データ上で、前記第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力工程とを備える。
本実施形態の再生方法によれば、上述した本実施形態の再生装置が享受することができる各種効果と同様の効果を好適に享受することができる。
尚、上述した本実施形態の再生装置における各種態様に対応して、本実施形態の再生方法も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータを上述した本実施形態の再生装置(但し、その各種態様を含む)として機能させる。
本実施形態のコンピュータプログラムによれば、上述した本実施形態の再生装置が享受することができる各種効果と同様の効果を好適に享受することができる。
尚、上述した本実施形態の再生装置における各種態様に対応して、本実施形態のコンピュータプログラムも各種態様を採ることが可能である。
また、本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされる。
以上説明したように、本実施形態の再生装置は、第1入力手段と、表示手段と、第2入力手段とを備える。本実施形態の再生方法は、第1入力工程と、再生工程と、第2入力工程とを備える。本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータを本実施形態の再生装置として機能させる。従って、本実施形態の再生装置、再生方法及びコンピュータプログラムは、再生中のコンテンツデータを対象として所望の再生時刻を適切に指定することができる。言い換えれば、本実施形態の再生装置、再生方法及びコンピュータプログラムを利用するユーザは、再生中のコンテンツデータを対象として所望の再生時刻を適切に指定することができる。
以下、図面を参照しながら、再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラムの実施例について説明する。尚、以下では、再生装置の一例として、楽曲サーバ10から配信される楽曲(より具体的には、楽曲を構成する複数のパートデータ)をダウンロードすると共に、当該楽曲を再生するクライアント端末20を用いて説明を進める。但し、再生装置として、楽曲以外の任意のコンテンツ(例えば、映像や、静止画や、テキストデータや、その他の任意のデータ)を再生する再生装置を採用してもよい。加えて、再生装置として、任意のコンテンツを任意の手法で取得する(例えば、記録媒体から読み出す又はストリーミング再生する)と共に、共に当該取得した任意のコンテンツを再生する再生装置を採用してもよい。
(1)楽曲配信システムの構成
はじめに、図1を参照して、本実施例の楽曲配信システム1の構成について説明する。ここに、図1は、本実施例の楽曲配信システム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、楽曲配信システム1は、楽曲サーバ10と、クライアント端末20と、ネットワーク網30とを備えている。
楽曲サーバ10は、楽曲を構成する複数のパートデータ1111を格納する。楽曲サーバ10が格納するパートデータ1111は、例えば、クライアント端末20から楽曲サーバ10に対してアップロード(言い換えれば、送信)されたパートデータ1111である。但し、楽曲サーバ10は、その他の態様で取得したパートデータ1111を格納してもよい。各パートデータ1111は、楽曲を構成する複数のパートのうちのいずれか(つまり、複数の楽器パートないしは演奏パートのうちのいずれか)に対応する演奏データに相当する。尚、パートデータ1111については、後に詳述する(図3等参照)。
加えて、楽曲サーバ10は、クライアント端末20からの要求に応じて、クライアント端末20に対して所望のパートデータ1111を配信(言い換えれば、送信)する。
クライアント端末20は、楽曲サーバ10に対してパートデータ1111をアップロードする。クライアント端末20がアップロードするパートデータ1111は、例えば、クライアント端末20のユーザが実際に楽器を演奏することで作成(言い換えれば、録音)したパートデータ1111である。但し、クライアント端末20は、その他の態様で作成ないしは取得したパートデータ1111をアップロードしてもよい。
加えて、クライアント端末20は、楽曲サーバ10に対して、楽曲サーバ10が格納している複数のパートデータ1111のうちの所望のパートデータ1111の配信を要求する。その結果、クライアント端末20は、楽曲サーバ10から配信される所望のパートデータ1111をダウンロード(言い換えれば、取得ないしは受信)する。その後、クライアント端末20は、取得したパートデータ1111を再生してもよい。
ネットワーク網30は、楽曲サーバ10とクライアント端末20との間を接続するネットワーク回線である。ネットワーク網30は、有線のネットワーク回線であってもよいし、無線のネットワーク回線であってもよいし、有線のネットワーク回線と無線のネットワーク回線との組み合わせであってもよい。
尚、図1は、楽曲配信システム1が1つの楽曲サーバ10を備える例を示している。しかしながら、楽曲配信システム1は、複数の楽曲サーバ10を備えていてもよい。この場合、クライアント端末20は、複数の楽曲サーバ10のうちの少なくとも1つに対してパートデータ1111をアップロードすると共に、複数の楽曲サーバ10のうちの少なくとも1つからパートデータ1111をダウンロードしてもよい。
また、図1は、楽曲配信システム1が1つのクライアント端末20を備える例を示している。しかしながら、楽曲配信システム1は、複数のクライアント端末20を備えていてもよい。この場合、あるクライアント端末20は、他のクライアント端末20がアップロードしたパートデータ1111をダウンロードしてもよい。
(2)楽曲サーバの構成
続いて、図2を参照して、本実施例の楽曲サーバ10の構成について説明する。ここに、図2は、本実施例の楽曲サーバ10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、楽曲サーバ10は、データベース110と、制御部120と、表示情報生成部130と、データ通信部140と備えている。
データベース110は、パートデータ格納部111と、コメントデータ格納部112と、楽譜データ格納部113と、演奏順データ格納部114とを備えている。
パートデータ格納部111は、クライアント端末20からアップロードされた複数のパートデータ1111と、当該複数のパートデータ1111を管理するための楽曲情報テーブル1112とを格納する。尚、複数のパートデータ1111の夫々は、「コンテンツデータ」の一具体例を構成する。
ここで、図3及び図4を参照して、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111について説明する。ここに、図3及び図4は、夫々、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の態様を示す模式図である。
図3に示すように、パートデータ格納部111には、複数のパートデータ1111が、所定のルールに応じて分類された状態で格納されていることが好ましい。ここで、ルールの一例として、パートデータ1111が構成する楽曲の曲名や、パートデータ1111が構成する楽曲のテンポ等があげられる。従って、同一の曲名を有する楽曲であって且つテンポが同じ楽曲を構成する一又は複数のパートデータ1111が、同一のルールによって分類されるデータ群を構成することが好ましい。例えば、図3に示す例では、曲名が「○○○○」である楽曲であって且つテンポが「102bpm(Beat Per Minute)」となる楽曲を構成する一又は複数のパートデータ1111が、ルールAという区分に分類されるデータ群を構成した状態で、パートデータ格納部111に格納される。同様に、図3に示す例では、曲名が「×××」である楽曲であって且つテンポが「88bpm」となる楽曲を構成する一又は複数のパートデータ1111が、ルールBという区分に分類されるデータ群を構成した状態で、パートデータ格納部111に格納される。
このようなルールに応じて分類された状態で複数のパートデータ1111を格納するために、パートデータ格納部111は、新たなパートデータ1111を格納する都度、当該新たなパートデータ1111の曲名やテンポ等(つまり、ルールを特徴づける特性)を分析することで、当該新たなパートデータ1111をルールに応じて分類してもよい。但し、新たなパートデータ1111が格納されるのは、クライアント端末20上で、楽曲サーバ10からダウンロードした他のパートデータ1111を伴奏にしながらユーザ自身の演奏が録音されることで新たなパートデータ1111が生成されるタイミングであることが相対的に多い。この場合、新たなパートデータ1111の曲名やテンポは、伴奏にしている他のパートデータ1111の曲名やテンポと一致する。従って、このような場合には、パートデータ格納部111は、当該新たなパートデータ1111の曲名やテンポ等を分析することなく、当該新たなパートデータ1111を、伴奏にした他のパートデータ1111が分類されるルールと同一のルールに分類されると判定してもよい。
加えて、パートデータ格納部111には、同一のルールによって分類されるデータ群を構成する複数のパートデータ1111が、パート毎に分類された状態で格納されていることが好ましい。例えば、図3に示す例では、ルールAという区分に分類されるデータ群を構成する複数のパートデータ1111が、リードギターに対応する一又は複数のパートデータ1111と、コーラスに対応する一又は複数のパートデータ1111と、ベースに対応する一又は複数のパートデータ1111と、ドラムに対応する一又は複数のパートデータ1111と、ボーカルに対応する一又は複数のパートデータ1111とに分類された状態で格納される。同様に、図3に示す例では、ルールBという区分に分類されるデータ群を構成する複数のパートデータ1111が、リードギターに対応する一又は複数のパートデータ1111と、ベースに対応する一又は複数のパートデータ1111と、ドラムに対応する一又は複数のパートデータ1111と、ボーカルに対応する一又は複数のパートデータ1111とに分類された状態で格納される。
このようなパート毎に分類された状態で複数のパートデータ1111を格納するために、パートデータ格納部111は、新たなパートデータ1111を格納する都度、当該新たなパートデータ1111に対応するパートを分析することで、当該新たなパートデータ1111をパート毎に分類することが好ましい。
或いは、図4に示すように、パートデータ格納部111には、同一のルールによって分類されるデータ群を構成する複数のパートデータ1111が、バンドという単位で取りまとめられた状態で格納されていてもよい。ここで、「バンド」とは、一つの楽曲を構成するための一又は複数のパートの集合を示す。つまり、バンドという単位で取りまとめられた複数のパートデータ1111がクライアント端末20上でミキシングされながら再生されることで、仮想的なあるバンドによって一つの楽曲が演奏されている状態が実質的に実現される。図3に示す例では、ルールAという区分に分類されるデータ群の中で、リードギターに対応する1つのパートデータ1111と、ドラムに対応する1つのパートデータ1111と、ボーカルに対応する1つのパートデータ1111と、ベースに対応する1つのパートデータ1111との組み合わせからデータ群が、バンド#1という単位で取りまとめられた状態で格納されている。同様に、図3に示す例では、ルールAという区分に分類されるデータ群の中で、リードギターに対応する1つのパートデータ1111と、ドラムに対応する1つのパートデータ1111と、ベースに対応する1つのパートデータ1111との組み合わせからデータ群が、バンド#2という単位で取りまとめられた状態で格納されている。尚、バンド#2のデータ群は、バンド#1のデータ群と比較して、ボーカルに対応するパートデータ1111が含まれていない、いわゆる「マイナスワン」のデータ群に相当する。
このとき、バンドという単位で取りまとめられた状態で格納される各パートデータ1111は、他のパートデータ1111とミキシングされる時の設定の態様(例えば、音量やパン等)を示すミキシング情報と共に格納されていてもよい。従って、クライアント端末20は、バンドという単位で取りまとめられた複数のパートデータ1111をミキシングする際には、各パートデータ1111と共に記録されているミキシング情報を参照しながらミキシングすることが好ましい。これにより、クライアント端末20は、複数のパートデータ1111の適切なミキシングを行うことができる。
尚、図4は、バンドという単位で取りまとめられている一方で未だミキシングされていない複数のパートデータ1111がパートデータ格納部111に格納されている例を示している。しかしながら、パートデータ格納部111には、バンドという単位で取りまとめられる複数のパートデータ1111が、既にミキシングされた状態で格納されていてもよい。言い換えれば、パートデータ格納部111には、複数のパートデータ1111をミキシングすることで得られる1つのミックスデータが格納されていてもよい。
このようなパートデータ格納部111による複数のパートデータ1111のルール毎の、パート毎の又はバンド毎の格納は、例えばパートデータ1111と共にパートデータ格納部111に格納される所定の管理情報によって論理的に実現されることが好ましい。例えば、パートデータ格納部111は、複数のパートデータ1111自体を直接的に区別することなくそのまま格納すると共に、当該格納しているパートデータ1111のルール毎の、パート毎又はバンド毎の分類を管理するための管理情報を別途格納することが好ましい。この場合、楽曲サーバ10は、管理情報を参照することで、複数のパートデータ1111があたかも図3及び図4に示す態様でパートデータ格納部111上に格納されていると認識することができる。但し、パートデータ格納部111は、物理的なパーティションを区切ることで、複数のパートデータ1111のルール毎の、パート毎の又はバンド毎の格納を、物理的に実現してもよい。
続いて、図5を参照して、パートデータ格納部111に格納される楽曲情報テーブル1112について説明する。ここに、図5は、パートデータ格納部111に格納される楽曲情報テーブル1112のデータ構造を示すデータ構造図である。
図5に示すように、楽曲情報テーブル1112は、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の夫々の特徴を示す楽曲情報(例えば、拍や小節)を格納する。
図5に示す例では、楽曲情報テーブル1112は、楽曲情報として、対応するパートデータ1111における各拍のタイミングを時系列に沿って列挙した拍情報を格納している。尚、拍情報としては、例えば、パートデータ1111が構成する楽曲の先頭(つまり、再生開始時刻)からの各拍が現れる位置のサンプル数が一例としてあげられる。より具体的には、図5に示す楽曲情報テーブル1112の例は、あるパートデータ1111についての楽曲情報として、先頭からのサンプル数が50688となる位置(再生時刻)に拍#s1が現れ、先頭からのサンプル数が74880となる位置に拍#s2が現れ、先頭からのサンプル数が100224となる位置に拍#s3が現れ、先頭からのサンプル数が125568となる位置に拍#s4が現れ、先頭からのサンプル数が149760となる位置に拍#s5が現れ、先頭からのサンプル数が175104となる位置に拍#s6が現れ、先頭からのサンプル数が200448となる位置に拍#s7が現れ、先頭からのサンプル数が224640となる位置に拍#s8が現れ、先頭からのサンプル数が249984となる位置に拍#s9が現れることを示す拍情報を格納している。
加えて、図5に示す例では、楽曲情報テーブル1112は、楽曲情報として、(i)対応するパートデータ1111における各拍が、当該パートデータ1111が構成する楽曲の小節の先頭に位置するか否かを示すフラグ情報及び(ii)対応するパートデータ1111における各拍がいずれの小節に属するかを示す小節情報を格納している。より具体的には、図5に示す楽曲情報テーブル1112の例は、あるパートデータ1111についての楽曲情報として、拍#s1、拍#s5及び拍#s9の夫々が小節の先頭であることを示すフラグ情報を格納している。加えて、図5に示す楽曲情報テーブル1112の例は、あるパートデータ1111の楽曲情報として、拍#s1から拍#s4が第1の小節に属し、拍#s5から拍#s8が第2の小節に属し、拍#s9以降が第3の小節に属することを示す小節情報を格納している。
尚、図5に示す楽曲情報テーブル1112の具体的なデータ構造はあくまで一例であって、楽曲情報テーブル1112が、図5に示す楽曲情報以外の情報を含んでいてもよい。例えば、後述するように、楽曲情報テーブル1112は、パートデータ1111と後述の楽譜画像データ1131との対応付けを特定するために用いられる。従って、楽曲情報テーブル1112は、パートデータ1111と楽譜画像データ1131との対応付けを直接的に又は間接的に特定することができる任意の情報を含んでいてもよい。
尚、上述の説明では、パートデータ格納部111には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の夫々に個別に対応する一又は複数の楽曲情報テーブル1112が格納される構成が例示されている。しかしながら、パートデータ格納部111には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111によって構成される一又は複数の楽曲の夫々に個別に対応する一又は複数の楽曲情報テーブル1112が格納されていてもよい。或いは、パートデータ格納部111には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111を分類する単位であるルール毎、パート毎又はバンド毎に区別される一又は複数の楽曲情報テーブル1112が格納されていてもよい。或いは、パートデータ格納部111には、パートデータ格納部111に格納されるミックスデータに個別に対応する一又は複数の楽曲情報テーブル1112が格納されていてもよい。或いは、パートデータ格納部111には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111に対してその他の態様で対応する一又は複数の楽曲情報テーブル1112が格納されていてもよい。
再び図2において、コメントデータ格納部112は、パートデータ格納部111に格納されている複数のパートデータ1111の夫々に対応付けられたコメントデータを格納する。コメントデータは、対応するパートデータ1111の特定の再生時刻の演奏状態(演奏態様)に対するユーザ(例えば、クライアント端末20のユーザ)のコメントを含む。但し、コメントデータは、対応するパートデータ1111の特定の再生時刻の演奏状態(演奏態様)に対するユーザ以外の者(例えば、パートデータ1111の制作者ないしはパートデータ1111が構成する楽曲の制作者)のコメントを含んでいてもよい。
ここで、図6を参照して、コメントデータ格納部112に格納されるコメントデータについて説明する。ここに、図6は、コメントデータ格納部112に格納されるコメントデータのデータ構造を示すデータ構造図である。
図6に示すように、コメントデータは、例えば、コメントの内容を示すテキストデータと、当該コメントが対応付けられた再生時刻とを含んでいる。その結果、図6に示すコメントデータによって、「このフレーズいいね!!」というBさんのコメントが、1分00秒という再生時刻の表記と共に表示される。
コメントデータに含まれる再生時刻には、対応するパートデータ1111の対応する再生時刻へのリンクを示すリンク情報(言い換えれば、対応するパートデータ1111の対応する再生時刻を指し示すポインタ情報)が更に対応付けられていてもよい。この場合、当該コメントを視聴したユーザが再生時刻をクリックする又はタッチすると、対応するパートデータ1111の再生が1分00秒という再生時刻から開始されてもよい。或いは、当該コメントデータは、対応するパートデータ1111の再生に合わせて自動的に表示されてもよい。具体的には、対応するパートデータ1111の現在の再生時刻がコメントデータに含まれる再生時刻と合致した時点で、当該コメントデータに含まれるテキストデータが表示されてもよい。
尚、上述の説明では、コメントデータ格納部112には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の夫々に個別に対応する一又は複数のコメントデータが格納される構成が例示されている。しかしながら、コメントデータ格納部112には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111によって構成される一又は複数の楽曲の夫々に個別に対応する一又は複数のコメントデータが格納されていてもよい。或いは、コメントデータ格納部112には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111を分類する単位であるルール毎、パート毎又はバンド毎に区別される一又は複数のコメントデータが格納されていてもよい。或いは、コメントデータ格納部112には、パートデータ格納部111に格納されるミックスデータに個別に対応する一又は複数のコメントデータが格納されていてもよい。或いは、コメントデータ格納部112には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111に対してその他の態様で対応する一又は複数のコメントデータが格納されていてもよい。
再び図2において、楽譜データ格納部113は、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の夫々の楽譜を示す一又は複数の楽譜画像データ1131と、当該一又は複数の楽譜画像データ1113を管理するための楽譜情報テーブル1132とを格納する。尚、楽譜画像データ1131は、「第1画像データ」の一具体例を構成する。
ここで、図7を参照して、楽譜データ格納部113に格納される楽譜画像データ1131及び楽譜情報テーブル1132について説明する。ここに、図7は、楽譜データ格納部113に格納される楽譜画像データ1131を示す画像、及び楽譜データ格納部113に格納される楽譜情報テーブル1132のデータ構造を示すデータ構造図である。
図7(a)に示すように、楽譜画像データ1131は、楽譜の画像を示す画像データ(例えば、JPEGデータやビットマップデータ等)である。尚、図7(a)は、夫々5つの小節を含む2段の楽譜を示す楽譜画像データ1131の例を示している。尚、楽譜画像データ1131中の各点(各位置)には、画像中の所定の位置(例えば、画像の左上端)を原点とする座標が割り当てられることが好ましい。図7(a)に示す例では、例えば、上段の五線譜の上部Y座標(つまり、図7(a)中縦方向の座標)に「124」が割り当てられ、上段の五線譜の下部Y座標に「207」が割り当てられ、下段の五線譜の上部Y座標に「490」が割り当てられ、下段の五線譜の下部Y座標に「573」が割り当てられている。また、図7(a)に示す例では、例えば、上段及び下段の五線譜の小節線のX座標(つまり、図7(a)中横方向の座標)に、左側から順に、「38」、「509」、「903」、「1319」、「1741」及び「2163」が割り当てられている。
図7(b)に示すように、楽譜情報テーブル1132は、楽譜画像データ1131を管理するための楽譜情報を格納する。図7(b)に示す例では、楽譜情報テーブル1132は、楽譜情報として、楽譜画像データ1131の画像サイズ(つまり、上述した楽譜画像データ1131の横方向及び縦方向の夫々のサイズ)や、楽譜画像データ1131中の各点(各位置)の座標等を格納している。
尚、図7(b)に示す楽譜情報テーブル1132の具体的なデータ構造はあくまで一例であって、楽譜情報テーブル1132が、図7(b)に示す楽譜情報以外の情報を含んでいてもよい。例えば、後述するように、楽譜情報テーブル1132は、パートデータ1111と楽譜画像データ1131との対応付けを特定するために用いられる。従って、楽譜情報テーブル1132は、パートデータ1111と楽譜画像データ1131との対応付けを直接的に又は間接的に特定することができる任意の情報を含んでいてもよい。
尚、上述の説明では、楽譜データ格納部113には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の夫々に個別に対応する一又は複数の楽譜画像データ1131が格納される構成が例示されている。しかしながら、楽譜データ格納部113には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111によって構成される一又は複数の楽曲の夫々に個別に対応する一又は複数の楽譜画像データ1131が格納されていてもよい。或いは、楽譜データ格納部113には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111を分類する単位であるルール毎、パート毎又はバンド毎に区別される一又は複数の楽譜画像データ1131が格納されていてもよい。或いは、楽譜データ格納部113には、パートデータ格納部111に格納されるミックスデータに個別に対応する一又は複数の楽譜画像データ1131が格納されていてもよい。或いは、楽譜データ格納部113には、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111に対してその他の態様で対応する一又は複数の楽譜画像データ1131が格納されていてもよい。
再び図2において、演奏順データ格納部114は、パートデータ格納部111に格納される複数のパートデータ1111の夫々に対応付けられた演奏順データを格納する。演奏順データは、対応するパートデータ1111の小節番号を、演奏が行われる順番に列挙された状態で含んでいる。
ここで、図8を参照して、演奏順データ格納部114に格納される演奏順データについて説明する。ここに、図8は、演奏順データ格納部114に格納される演奏順データのデータ構造を示すデータ構造図である。
図8に示すように、演奏順データは、対応するパートデータ1111を対象として、当該パートデータ1111に対応する楽曲情報テーブル1112によって特定される小節番号(以降、適宜“楽曲小節番号”と称する)と、当該パートデータ1111に対応する楽譜情報テーブル1132によって特定される小節番号(以降、適宜“楽譜小節番号”と称する)との組み合わせ(つまり、同じ小節を特定する小節番号の組み合わせ)を、演奏が行われる順に(つまり、当該パートデータ1111の再生時間軸に沿って)列挙された状態で含んでいる。図8に示す演奏順データでは、楽曲小節番号「1」と楽譜小節番号「0」との組み合わせと、楽曲小節番号「2」と楽譜小節番号「1」との組み合わせと、楽曲小節番号「3」と楽譜小節番号「2」との組み合わせと、楽曲小節番号「4」と楽譜小節番号「3」との組み合わせと、楽曲小節番号「5」と楽譜小節番号「4」との組み合わせと、楽曲小節番号「6」と楽譜小節番号「3」との組み合わせと、楽曲小節番号「7」と楽譜小節番号「5」との組み合わせと、楽曲小節番号「8」と楽譜小節番号「6」との組み合わせと、楽曲小節番号「9」と楽譜小節番号「7」との組み合わせと、楽曲小節番号「10」と楽譜小節番号「1」との組み合わせと、楽曲小節番号「11」と楽譜小節番号「8」との組み合わせとが、この順に列挙されている。
尚、演奏順データ格納部114は、楽曲情報テーブル1112を格納するパートデータ格納部111や楽譜情報テーブル1132を格納する楽譜データ格納部113に合わせて、複数のパートデータ1111の夫々に個別に対応する一又は複数の演奏順データを格納してもよいし、一又は複数の楽曲の夫々に個別に対応する一又は複数の演奏順データを格納してもよいし、ルール毎、パート毎又はバンド毎に区別される一又は複数の演奏順データを格納してもよいし、ミックスデータに個別に対応する一又は複数の演奏順データを格納してもよいし、複数のパートデータ1111に対してその他の態様で対応する一又は複数の演奏順データを格納してもよい。
尚、図2では、1つの楽曲サーバ10が備えるデータベース110中に、パートデータ格納部111、コメントデータ格納部112、楽譜データ格納部113及び演奏順データ格納部114が備えられている例を示している。しかしながら、パートデータ格納部111、コメントデータ格納部112、楽譜データ格納部113、演奏順データ格納部114の夫々又は少なくとも一つが、複数の楽曲サーバ10が備える複数のデータベース110に跨って分散して備えられていてもよい。つまり、パートデータ格納部111、コメントデータ格納部112、楽譜データ格納部113、演奏順データ格納部114の夫々又は少なくとも一つは、いわゆるクラウドの形態を採用するように複数の楽曲サーバ10に分散配置されていてもよい。
再び図2において、制御部120は、楽曲サーバ10全体の動作を制御する中央制御装置(例えば、CPU:Central Processing Unit)である。制御部120は、その内部に実現される物理的な、論理的な又は機能的な処理ブロックとして、データ通信制御部121とを備えている。
データ通信制御部121は、クライアント端末20から要求があった複数のパートデータ1111を配信するようにデータ通信部140を制御する。加えて、データ通信制御部121は、クライアント端末20から要求があった任意のデータ(例えば、データベース110に格納されている任意のデータ)を配信するようにデータ通信部140を制御する。
更に、データ通信制御部121は、クライアント端末20からアップロードされるパートデータ1111を受信するようにデータ通信部140を制御する。データ通信制御部122は、受信したパートデータ1111をパートデータ格納部111に格納する。加えて、データ通信制御部121は、クライアント端末20からアップロードされる任意のデータ(例えば、データベース110に格納されるべき任意のデータ)を受信するようにデータ通信部140を制御する。データ通信制御部121は、受信した任意の情報をデータベース110に格納する。
表示情報生成部130は、所定の画面をクライアント端末20が表示するために必要な表示情報(例えば、GUI(Graphic User Interface)情報等)を生成する。表示情報生成部130は、データ通信部140を介して、生成した表示情報をクライアント端末20に送信する。その結果、クライアント端末20は、楽曲サーバ10から送信される表示情報に基づいて生成される画面を表示する。
データ通信部140は、データ通信制御部121の制御の下で、ネットワーク網30を介したクライアント端末20との間の通信を行う。従って、クライアント端末20からアップロードされるパートデータ1111ないしは任意のデータは、データ通信部140によって取得される。取得されたパートデータ1111ないしは任意のデータは、データ通信制御部121によってデータベース110に格納される。また、クライアント端末20から要求されたパートデータないしは任意のデータは、データ通信制御部121によってデータベース110から読み出される。読み出されたパートデータ1111ないしは任意のデータは、データ通信制御部121の制御の下で、データ通信部140からクライアント端末20に対して配信される。
(3)クライアント端末の構成
続いて、図9を参照して、本実施例のクライアント端末20の構成について説明する。ここに、図9は、本実施例のクライアント端末20の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、クライアント端末20は、記憶装置210と、制御部220と、表示部230と、データ通信部240と、音声入力部250と、音声出力部260と、操作部270とを備える。
記憶装置210は、クライアント端末20内におけるデータ処理の過程で用いられるデータを一時的に又は恒久的に格納する。記憶装置210として、例えば、ROMやRAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリや、ハードディスク等が一例としてあげられる。
制御部220は、クライアント端末20全体の動作を制御する中央制御装置(例えば、CPU:Central Processing Unit)である。制御部220は、その内部に実現される物理的な、論理的な又は機能的な処理ブロックとして、表示制御221と、音声制御部222と、操作制御部223と、データ通信制御部224と、コメント制御部225とを備えている。
表示制御部221は、表示部230と共に「表示手段」の一具体例を構成し、楽曲サーバ10の表示情報生成部130から送信される表示情報に基づいて、表示部230が所定の画面(例えば、クライアント端末20の操作の指示をユーザから受け付けるための画面や、クライアント端末20の状態をユーザに示す画面等)を表示するように、表示部230の動作を制御する。本実施例では、表示制御部221は、新たなコメントの付与を希望するユーザの操作を受け付けるための画面を表示してもよい。また、表示制御部221は、楽曲サーバ10から配信されるコメントデータに基づく既存のコメントを示す画面を表示してもよい。加えて、本実施例では、表示制御部221は、音声入力部250を介したユーザの演奏データ(つまり、パートデータ1111)の録音の指示や、当該録音されたパートデータ1111の楽曲サーバ10へのアップロードの指示をユーザから受け付けるための画面を表示してもよい。また、表示制御部221は、楽曲サーバ10に格納されている複数のパートデータ1111のうちの所望のパートデータ1111のダウンロードの要求の指示をユーザから受け付けるための画面を表示してもよい。このため、楽曲サーバ10の表示情報生成部130から送信される表示情報は、このような画面を表示するために必要な各種情報を含んでいることが好ましい。但し、表示制御部221は、楽曲サーバ10の表示情報生成部130から送信される表示情報に基づくことなく、自身で一から画面を表示するために必要な各種情報を生成してもよい。
音声制御部222は、音声入力部250を介した音声(例えば、ボーカルないしはコーラスの音声や、各楽器の演奏による音声等)の録音を制御する。録音された音声は、一時的に又は恒久的に記憶装置210に格納されてもよい。加えて、音声制御部222は、楽曲サーバ10からダウンロードしたパートデータ1111の、音声出力部260からの音声としての出力を制御する。
操作制御部223は、操作部270と共に「第1及び第2入力手段」の一具体例を構成し、操作部270を用いたユーザの操作を受け付けると共に、当該受け付けた操作に応じた動作が行われるよう、受け付けたユーザの操作の内容をクライアント端末20内の各部に通知する。本実施例では、操作制御部223は、新たなコメントの付与を希望するユーザの操作を受け付けた場合には、当該操作を受け付けた旨をコメント制御部225に通知する。その結果、コメント制御部225は、ユーザによる新たなコメントの付与に関する制御を行う。また、操作制御部223は、楽曲サーバ10から配信されるコメントデータに基づく既存のコメントの表示を希望するユーザの操作を受け付けた場合には、当該操作を受け付けた旨をコメント制御部225に通知する。その結果、コメント制御部225は、楽曲サーバ10から対応するコメントデータをダウンロードすると共に、ダウンロードしたコメントデータを表示制御部221に転送する。加えて、例えば、操作制御部223は、音声入力部250を介したユーザの演奏データ(つまり、パートデータ1111)の録音を指示するユーザの操作を受け付けた場合には、当該操作を受け付けた旨を音声制御部222に通知する。その結果、音声制御部222は、ユーザの演奏データを録音するように音声入力部250の動作を制御する。
データ通信制御部224は、例えば、操作制御部223からパートデータ1111のアップロードを指示するユーザの操作を受け付けた旨の通知を受けた場合には、音声制御部222の制御の下で録音されたパートデータ1111を楽曲サーバ10へアップロードするようにデータ通信制御部224を制御する。その結果、音声制御部222の制御の下で録音されたパートデータ1111は、データ通信部240を介して、クライアント端末20から楽曲サーバ10へとアップロードされる。
また、データ通信制御部224は、例えば、操作制御部223から楽曲サーバ10に格納されている複数のパートデータ1111のうちの所望のパートデータ1111のダウンロードを要求するユーザの指示を受け付けた旨の通知を受けた場合には、所望のパートデータ1111のダウンロードを楽曲サーバ10に要求するメッセージを送信するようデータ通信部240を制御する。その結果、所望のパートデータ1111は、データ通信部240を介して、楽曲サーバ10からクライアント端末20へとダウンロードされる。
ここで、図10を参照して、データ通信制御部224の制御によって実現される所望のパートデータ1111のダウンロード及び再生について説明する。ここに、図10は、制御部220の制御によって実現される所望のパートデータ1111のダウンロード及び再生の態様を概略的に示す模式図である。
図10に示すように、例えば、クライアント端末20は、データ通信制御部224の制御の下で、ルールAという区分に分類されるデータ群に含まれるリードギターに対応する複数のパートデータ1111の中から、所望の1つのパートデータ1111のダウンロードを要求してもよい。同様に、クライアント端末20は、データ通信制御部224の制御の下で、ルールAという区分に分類されるデータ群に含まれるコーラスに対応する複数のパートデータ1111の中から、所望の1つのパートデータ1111のダウンロードを要求してもよい。同様に、クライアント端末20は、データ通信制御部224の制御の下で、ルールAという区分に分類されるデータ群に含まれるベースに対応する複数のパートデータ1111の中から、所望の1つのパートデータ1111のダウンロードを要求してもよい。同様に、クライアント端末20は、データ通信制御部224の制御の下で、ルールAという区分に分類されるデータ群に含まれるドラムに対応する複数のパートデータ1111の中から、所望の1つのパートデータ1111のダウンロードを要求してもよい。同様に、クライアント端末20は、データ通信制御部224の制御の下で、ルールAという区分に分類されるデータ群に含まれるボーカルに対応する複数のパートデータ1111の中から、所望の1つのパートデータ1111のダウンロードを要求してもよい。
その結果、クライアント端末20は、データ通信制御部224の制御の下で、リードギターに対応する1つのパートデータ1111と、コーラスに対応する1つのパートデータ1111と、ベースに対応する1つのパートデータ1111と、ドラムに対応する1つのパートデータ1111と、ボーカルに対応する1つのパートデータ1111とをダウンロードする。このとき、クライアント端末20は、音声制御部222の制御の下で、ダウンロードしたパートデータ1111をミキシングしながら再生してもよい。
再び図9において、コメント制御部225は、コメントデータ格納部112に格納されているコメントデータに基づくコメントを表示するように表示制御部221を制御する。その結果、表示部230には、コメントデータに基づくコメントが表示される。
加えて、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対してユーザが新たなコメントを付与する動作を制御する。より具体的には、ユーザによる操作部270を用いた操作を起点として再生中のパートデータ1111に対して新たなコメントデータの生成を希望している旨の通知を受けた場合には、コメント制御部225は、新たなコメントを示すテキストデータと当該新たなコメントを付与するべき再生時刻とを指定するユーザの操作を受け付ける。その後、コメント制御部225は、新たなコメントを示すテキストデータと当該新たなコメントを付与するべき再生時刻とを楽曲サーバ10にアップロードするようにデータ通信部240を制御する。
ここで、図11を参照して、コメント制御部225の制御によって実現されるコメントデータの表示及び新たなコメントデータの付与について説明する。ここに、図11は、コメント制御部225の制御によって実現されるコメントデータの表示及び新たなコメントデータの付与の態様を概略的に示す模式図である。
図11(a)に示すように、コメント制御部225は、データ通信部240を制御することで、楽曲サーバ10からコメントデータ(図6参照)をダウンロードする。その後、コメント制御部225は、ダウンロードされたコメントデータを表示制御部221に転送する。その後、表示制御部221は、ダウンロードされたコメントデータに応じたコメントが表示されるように表示部230を制御する。その結果、図11(a)の上部に示すように、表示部230には、「このフレーズいいね!!」というBさんのコメントが1分00秒という再生時刻の表記と共に表示される。このとき、図11(a)に示すように、1分00秒という再生時刻に対応付けられたリンク情報をユーザがクリック(或いは、表示部230がタッチパネルを備えている場合は、リンク情報をタッチ)すると、対応するパートデータ1111の再生が1分00秒という再生時刻から開始される。この場合、図11(a)の下部に示すように、表示部230は、その表示態様を、コメントを表示している状態から、パートデータ1111の再生の態様を表示している状態に切り替えてもよい。尚、図11(a)の下部は、パートデータ1111の再生が行われている場合には、当該パートデータ1111の全体の再生期間に対して今現在の再生時刻を特定する再生スライダが表示される例を示している。具体的には、図11(a)の下部は、1分00秒という再生時刻に対応付けられたリンク情報をクリックすることで、4分という全体の再生期間を有するパートデータ1111のうちの1分00秒から再生が開始された場合の再生スライダの例を示している。
一方で、図11(b)に示すように、パートデータ1111の再生中に気に入ったフレーズ(つまり、パートデータ1111の一部の楽曲部分)が流れた場合には、ユーザは、例えば表示部230に表示されるコメントボタンをクリック又はタッチすることで、当該コメントボタンをクリックした時点の再生時刻に対応付けて(言い換えれば、気に入ったフレーズに対応付けて)コメントを作成することができる。表示部230に表示されるコメント入力用のウインドウ上でユーザが作成したコメントは、コメントボタンをクリックした時点の再生時刻と共に、コメント制御部225の制御の下に、楽曲サーバ10にアップロードされる。その結果、アップロードされたコメント及び再生時刻は、コメントデータとしてコメントデータ格納部112に格納される。
ところで、パートデータ1111の再生中に気に入ったフレーズが流れた時点でコメントを付与するための操作(例えば、コメントボタンのクリック又はタッチ)をユーザが行うとすると、実際には、ユーザは、気に入ったフレーズが再生され終わった後にコメントを付与するための操作を行うことが多いと想定される。つまり、パートデータ1111の再生中に気に入ったフレーズが流れた時点でコメントを付与するための操作をユーザが行う場合には、気に入ったフレーズが実際に流れている再生時刻とユーザが実際に操作を行った時点での再生時刻との間にはずれ(言い換えれば、タイムラグ)が発生してしまう。より具体的には、ユーザが操作を行った時点での再生時刻は、気に入ったフレーズが実際に流れている再生時刻よりも遅れている可能性が高い。言い換えれば、コメントの付与を希望している実際の再生時刻(つまり、気に入ったフレーズが実際に流れている再生時刻)とコメントが実際に付与される再生時刻(つまり、ユーザが実際に操作を行った時点での再生時刻)との間にはずれ(言い換えれば、タイムラグ)が発生してしまう。より具体的には、コメントが実際に付与される再生時刻は、コメントの付与を希望している実際の再生時刻よりも遅れている可能性が高い。
しかるに、本実施例のクライアント端末20は、後述する動作(図12参照)を行うことで、コメントの付与を希望している実際の再生時刻とコメントが実際に付与される再生時刻との間の時間的なずれの影響を排除することができる。言い換えれば、本実施例のクライアント端末20は、後述する動作を行うことで、コメントの付与を希望している実際の再生時刻とコメントが実際に付与される再生時刻とを好適に合致させることができる。つまり、クライアント端末20のユーザは、コメントの付与を希望する再生時刻(言い換えれば、コメントを付与する位置(タイミング位置))を適切に指定することができる。
再び図9において、データ通信部240は、データ通信制御部224の制御の下で、ネットワーク網30を介した楽曲サーバ10との間の通信を行う。従って、クライアント端末20からアップロードされるパートデータ1111ないしは任意のデータは、データ通信部240を介して楽曲サーバ10に送信される。また、クライアント端末20の要求に応じて楽曲サーバ10から配信されるパートデータ1111ないしは任意のデータは、データ通信部240によって取得される。取得されたパートデータ1111ないしは任意のデータは、データ通信制御部224によって、記憶装置210に一時的に又は恒久的に格納されてもよいし、音声出力部260から出力されてもよい。
音声入力部250は、例えば、マイク等の音声の入力を受け付ける装置である。
音声出力部260は、例えば、スピーカ等の音声の出力を行う装置である。
操作部270は、例えば、キーボードやマウスやタッチパネル等のユーザの操作を受け付ける装置である。
(4)楽曲配信システムにおける動作の流れ
続いて、図12を参照して、本実施例のクライアント端末20における動作(特に、コメント制御部225の制御の下に、再生中のパートデータ1111を対象として、所望の再生時刻に対応付けてコメントを新たに付与する動作)の流れについて説明する。ここに、図12は、本実施例のクライアント端末20における動作(特に、コメント制御部225の制御の下に、再生中のパートデータ1111を対象として、所望の再生時刻に対応付けてコメントを新たに付与する動作)の流れを示すフローチャートである。
尚、図12に示す動作が行われる前提として、クライアント端末20は、既に楽曲サーバ10からパートデータ1111(或いは、ミックスデータ又はバンドという単位でまとめられた複数のパートデータ1111)のダウンロードが完了し且つ当該ダウンロードが完了したパートデータ1111を再生しているものとする。また、以下に説明する図12の動作は、クライアント端末20が備えるハードウェア(例えば、専用のICチップ等)によって実現されてもよいし、或いはクライアント端末20が備える制御部220上で実行されるソフトウェア(例えば、制御部220上で起動するコンピュータプログラム)によって実現されてもよい。
図12に示すように、クライアント端末20によってパートデータ1111が再生されている間に、操作制御部223は、コメントを付与するためのユーザの操作(例えば、コメントボタンのクリック又はタッチ)を受け付ける(ステップS101)。この場合、操作制御部223は、コメントを付与するための操作が行われた旨をコメント制御部225に対して通知する。
その後、コメント制御部225は、コメントを付与する操作が受け付けられた時点でのパートデータ1111のサンプル数を取得する(ステップS102)。つまり、コメント制御部225は、パートデータ1111が構成する楽曲の先頭を起点とする、コメントを付与する操作が受け付けられた時点でのパートデータ1111の位置(再生時刻)のサンプル数を取得する。
その後、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対応する楽曲情報テーブル1131(図5参照)を参照することで、ステップS102で取得したサンプル数に対応した小節番号(つまり、楽曲小節番号)を取得する(ステップS103)。
その後、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対応する演奏順データ(図8参照)を参照することで、ステップS103で取得した楽曲小節番号に対応した楽譜小節番号を取得する(ステップS104)。
その後、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対応する楽譜情報データ1132(図7(b)参照)を参照することで、ステップS104で取得した楽譜小節番号に対応した小節座標(例えば、図7(b)の上部Y座標や下部Y座標や小節線X座標等)を取得する(ステップS105)。
尚、ステップS103からステップS105の動作を行うために、コメント制御部225は、データ通信制御部224に対して、楽曲サーバ10から楽曲情報テーブル1112や楽譜情報テーブル1132や演奏順データをダウンロードするよう指示することが好ましい。コメント制御部225は、ステップS103からステップS105の動作が行われる時点で又はステップS103からステップS105の動作が行われる前の時点で、このような指示を行うことが好ましい。
続いて、コメント制御部225は、ステップS105で取得した小節座標によって特定される楽譜画像データ1131(より具体的には、楽譜画像データ1131のうちの小節座標によって特定される少なくとも一部の画像部分)を取得する。具体的には、コメント制御部225は、データ通信制御部224に対して、楽曲サーバ10から楽譜画像データ1131をダウンロードするよう指示することが好ましい。
ここで、コメント制御部225は、ステップS105で取得した小節座標によって特定される楽譜画像データ1131として、ステップS105で取得した小節座標によって特定される画像部分が示す楽譜のみならず当該楽譜よりも前の(言い換えれば、過去の)楽譜をも含む画像部分を取得することが好ましい。尚、ステップS105で取得した小節座標は、ステップS101でコメントを付与する操作が受け付けられた時点でのパートデータ1111の再生時刻に対応している。この観点から見れば、ステップS105で取得した小節座標によって特定される画像部分が示す楽譜のみならず当該楽譜よりも前の楽譜をも含む画像部分をコメント制御部225が取得する動作は、ステップS101でコメントを付与する操作が受け付けられた時点でのパートデータ1111の再生時刻に対応する楽譜のみならず当該再生時刻よりも過去の再生期間に対応する楽譜をも含む画像部分をコメント制御部225が取得する動作と等価である。尚、どの程度前の楽譜を含むべきかについては、ユーザにより又はコメント制御部225によって任意に設定されてもよい。
また、コメント制御部225は、ステップS105で取得した小節座標によって特定される楽譜画像データ1131として、ステップS105で取得した小節座標によって特定される画像部分が示す楽譜のみならず当該楽譜よりも先の(言い換えれば、未来の)楽譜をも含む画像部分を取得することが好ましい。尚、ステップS105で取得した小節座標は、ステップS101でコメントを付与する操作が受け付けられた時点でのパートデータ1111の再生時刻に対応している。この観点から見れば、ステップS105で取得した小節座標によって特定される画像部分が示す楽譜のみならず当該楽譜よりも先の楽譜をも含む画像部分をコメント制御部225が取得する動作は、ステップS101でコメントを付与する操作が受け付けられた時点でのパートデータ1111の再生時刻に対応する楽譜のみならず当該再生時刻よりも未来の再生期間に対応する楽譜をも含む画像部分をコメント制御部225が取得する動作と等価である。尚、どの程度先の楽譜を含むべきかについては、ユーザにより又はコメント制御部225によって任意に設定されてもよい。
また、このとき、単一のパートデータ1111がクライアント端末20によって再生されている場合には、コメント制御部225は、当該単一のパートデータ1111に対応する楽譜画像データ1131を取得する。一方で、複数のパートデータ1111がクライアント端末20によってミキシングされながら再生されている場合には、コメント制御部225は、当該複数のパートデータ1111に対応する複数の楽譜画像データ1131を取得してもよいし、当該複数のパートデータ1111のうちの少なくとも一つに対応する少なくとも一つの楽譜画像データ1131を取得してもよい。少なくとも一つの楽譜画像データ1131を取得する場合には、コメント制御部225は、ユーザによって予め指定されたパートに対応する楽譜画像データ1131を取得してもよいし、ユーザが実際に演奏している楽器に対応する楽譜画像データ1131を取得してもよいし、クライアント端末20等に対して設定されているユーザのプロファイルから決定される任意のパートに対応する楽譜画像データ1131を取得してもよい。
その後、表示制御部221は、ステップS105で取得した小節座標によって特定される楽譜画像データ1131を表示するよう表示部230を制御する。その結果、表示部230は、ステップS105で取得した小節座標によって特定される楽譜画像データ1131を表示する(ステップS106)。
その後、コメント制御部225は、所望の位置(例えば、ユーザがコメントの付与を希望している所望の再生時刻に対応する楽譜部分)が表示部230に表示されているか否かを判定する(ステップS107)。所望の位置が表示部230に表示されていなければ(ステップS107:No)、コメント制御部225は、楽譜画像データ1131の表示位置を変更する。つまり、コメント制御部225は、必要に応じて新たな楽譜画像データ1131の画像部分を取得すると共に、所望の位置に対応する画像部分を含む楽譜画像データ1131を表示する。
その後、操作制御部223は、コメントを付与する位置(つまり、所望の再生時刻)を指定するためのユーザ操作を受け付ける(ステップS109)。このとき、ユーザは、表示部230に表示されている楽譜画像データ1131上で、コメントを付与する位置を指定する操作を行う。例えば、ユーザは、表示部230に表示されている楽譜画像データ1131のうちコメントを付与する位置に対応する画像部分をクリックする又はタッチすることで、コメントを付与する位置を指定する操作を行う。この場合、操作制御部223は、コメントを付与する位置を指定する操作が行われた旨をコメント制御部225に対して通知する。
その後、コメント制御部225は、ステップS109で指定された位置(再生時刻)に対応する小節座標を取得する(ステップS110)。
その後、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対応する楽譜情報データ1132(図7(b)参照)を参照することで、ステップS110で取得した小節座標に対応した楽譜小節番号を取得する(ステップS111)。
その後、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対応する演奏順データ(図8参照)を参照することで、ステップS111で取得した楽譜小節番号に対応した楽曲小節番号を取得する(ステップS112)。
その後、コメント制御部225は、再生中のパートデータ1111に対応する楽曲情報テーブル1131(図5参照)を参照することで、ステップS112で取得した楽曲小節番号に対応したパートデータ1111のサンプル数を取得する(ステップS113)。
その後、コメント制御部225は、ステップS113で取得したサンプル数を、コメントデータに含まれる再生時刻及びそのリンク情報に変換する(ステップS114)。その後、コメント制御部225は、変換したリンク情報をユーザによって入力されたコメントと共に楽曲サーバ10にアップロードする。その結果、コメント及び再生時刻(特に、リンク情報が付加された再生時刻)を含むコメントデータが楽曲サーバ10に格納される(ステップS115)。
以上説明したクライアント端末20の動作を、図13に示す表示部230の具体的な表示態様を参照しながら、より具体的に説明する。図13は、図12に示す動作が行われている場合の表示部230の表示態様を示す平面図である。
図13(a)に示すように、コメントを付与するためのユーザの操作が行われていない状態でパートデータ1111が再生されている場合には、表示部230には、再生スライダ等が表示されている。ここで、再生時刻t0の時点でユーザが気に入ったフレーズが流れたと仮定する。この場合、再生時刻t0の時点では、ユーザは気に入ったフレーズが流れていることを認識したにとどまり、実際には、コメントを付与するための操作を行うことができない。その後、再生時刻t1の時点で、ユーザは、実際にコメントを付与するための操作を行うものとする。
ここで、図12に示す動作が行われなれば、再生時刻t0の時点で再生されていたフレーズに合わせて入力されたコメントが、実際には再生時刻t1と対応付けられてしまいかねない。しかるに、本実施例では、図12に示す動作が行われるため、再生時刻t0の時点で再生されていたフレーズに合わせて入力されたコメントが、再生時刻t0と対応付けられる。具体的には、コメントを付与するための操作をユーザが行った場合には、図12に示す動作(特に、ステップS101からステップS108の動作)が行われることで、図13(b)に示すように、再生時刻t1を含む所定再生期間(t0’〜t1’:但し、t0’<t0<t1<t1’)中の楽譜画像データ1131が表示される。つまり、コメントを付与するユーザの操作が行われた再生時刻t1に対応する楽譜のみならず、当該再生時刻t1よりも過去の再生期間(つまり、時刻(t0’〜t1)及び当該再生時刻よりも未来の再生期間(つまり、時刻t1〜t1’)に対応する楽譜を含む楽譜画像データ1131が表示される。その結果、ユーザは、図13(b)に示した楽譜画像データ1131を視覚的に認識しながら、コメントを付与したい位置(つまり、所望の再生時刻)を指定することができる。
このように、本実施例のクライアント端末20によれば、ユーザは、初めにコメントを付与する位置を大まかに指定しておきつつ、その後に表示される楽譜画像データ1131を用いてコメントを付与する位置を好適にないしは高精度に指定することができる。
このとき、表示部230には、コメントを付与するための操作を行った時点での再生時刻(t1)を含む一部の再生期間(t0’〜t1’)の楽譜画像データ1131がいわば拡大された状態で表示されている。従って、ユーザは、相対的に視認し易い楽譜画像データ1131(特に、コメントを付与するための操作を行った時点での再生時刻(t1)に焦点を当てた楽譜画像データ1131)を用いて、コメントを付与する位置を高精度に指定する(言い換えれば、高精度に微調整する)ことができる。
更には、ユーザは、楽譜画像データ1131を視認しながら、コメントを付与する位置を指定する(言い換えれば、微調整する)ことができる。言い換えれば、ユーザは、パートデータ1111を何度も巻き戻しながら何度も視聴する(言い換えれば、聴覚的に認識する)ことで、コメントを付与する位置を指定しなくともよくなる。従って、ユーザは、コメントを付与する位置を、相対的に容易に指定することができる。
尚、上述の説明では、楽譜画像データ1131が表示される例を用いて説明を進めている。しかしながら、楽譜画像データ1131に加えて又は代えて、楽譜画像データ1131以外の任意の画像データ(好ましくは、対応するパートデータ1111等に特有の情報を視覚的に示す画像データ)が表示されてもよい。例えば、図14(a)に示すように、コメント制御部225は、楽譜画像データ1131に加えて又は代えて、対応するパートデータ1111の歌詞を示す歌詞画像データを表示してもよい。この場合、楽曲サーバ10のデータベース110は、楽譜データ格納部113に加えて又は代えて、歌詞画像データと歌詞画像データを管理するための歌詞情報テーブルとを格納する歌詞データ格納部を備えていることが好ましい。或いは、図14(b)に示すように、コメント制御部225は、楽譜画像データ1131に加えて又は代えて、対応するパートデータ1111のコードを示すコード画像データを表示してもよい。この場合、楽曲サーバ10のデータベース110は、楽譜データ格納部113に加えて又は代えて、コード画像データとコード画像データを管理するためのコード情報テーブルとを格納するコードデータ格納部を備えていることが好ましい。このように構成しても、クライアント端末20は、上述した各種効果と同様の効果を好適に享受することができる。
また、上述の説明では、図12に示す動作の全てがクライアント端末20によって行われる例を用いて説明を進めている。しかしながら、図12に示す動作の一部又は全部が楽曲サーバ10によって行われてもよい。例えば、図12に示す動作のうち、ステップS102からステップS105及びステップS110からステップS115の少なくとも一つの動作が楽曲サーバ10によって行われてもよい。他方で、ユーザの操作を受け付けるステップS101及びステップS109並びにユーザに対して楽譜画像データ1131を表示するステップS106からステップS108は、クライアント端末20によって行われることが好ましい。
また、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラムもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 楽曲配信システム
10 楽曲サーバ
110 データベース
111 パートデータ格納部
1111 パートデータ
1112 楽曲情報テーブル
112 コメントデータ格納部
113 楽譜データ格納部
1131 楽譜画像データ
1132 楽譜情報テーブル
114 演奏順データ格納部
112 システム保有情報格納部
120 制御部
121 データ通信制御部
140 データ通信部
20 クライアント端末
220 制御部
222 音声制御部
223 操作制御部
225 コメント制御部
240 データ通信部
260 音声出力部
270 操作部

Claims (9)

  1. コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力手段と、
    前記コンテンツデータのうちの一部のデータ部分であって且つ前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された前記第1画像データ上で、前記第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力手段と
    を備える
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 前記表示手段は、前記入力が前記第1入力手段によって受け付けられる前は、再生中の前記コンテンツデータの再生の態様を視覚的に示す第2画像データであって且つ現在の再生時刻を含む所定の第2再生期間に対応する第2画像データを表示し、
    前記表示手段は、前記入力が前記第1入力手段によって受け付けられた後に、前記第2再生期間よりも範囲が短い前記第1再生期間に再生されるべき前記データ部分に特有の情報を視覚的に示す前記第1画像データを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記第1再生期間は、前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻よりも過去の再生期間を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 前記コンテンツデータは、楽曲データであり、
    前記第1画像データは、前記データ部分に特有の楽譜情報を視覚的に示す楽譜データを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 前記コンテンツデータは、楽曲データであり、
    前記第1画像データは、前記データ部分に特有の歌詞情報を視覚的に示す歌詞データを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  6. 前記コンテンツデータは、楽曲データであり、
    前記第1画像データは、前記データ部分に特有のコード情報を視覚的に示すコードデータを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  7. 前記第1再生期間は、前記第1入力手段が前記入力を受け付けた時点での再生時刻よりも未来の再生期間を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  8. コンテンツデータの再生中にユーザの操作の入力を受け付ける第1入力工程と、
    前記コンテンツデータのうちの一部のデータ部分であって且つ前記第1入力工程が前記入力を受け付けた時点での再生時刻を含む所定の第1再生期間に再生されるべきデータ部分に特有の情報を視覚的に示す第1画像データを表示する表示工程と、
    前記表示工程によって表示された前記第1画像データ上で、前記第1再生期間中の所望の再生時刻を指定するユーザの操作の入力を受け付ける第2入力工程と
    を備える
    ことを特徴とする再生方法。
  9. コンピュータを請求項1に記載の再生装置として機能させる
    ことを特徴とする再生制御用のコンピュータプログラム。
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