JP6509291B2 - 楽曲共作支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介して複数の制作者が一つの楽曲を共作する場を提供することにより楽曲の共作を支援システムに関するものである。
従来の楽曲制作の一般的スタイルは、作詞と作曲という2つの工程でそれぞれ一人の制作者に任されて制作される方式であった。 しかし、作曲にはトラックメイクとメロディメイクがあり、トラックメイカーが必ずしも、よいメロディを生み出せるわけはない。逆にメロディメイカーがよいトラックを必ずしも生み出せるわけではない。
そのような背景から、作曲の工程を細分化して制作することで、より多くの制作者が参加して一つの楽曲を制作するスタイルが注目されている。ある制作者が制作した楽曲素材に別の制作者の楽曲素材を付加する共作という楽曲制作のスタイルである。
最近は、インターネットの普及により、インターネットを介して多くの制作者が出会うことが可能になっており、インターネットを介して、複数の制作者が一つのプラットフォームとなるサイト上で楽曲素材に楽曲素材を乗せて一つの楽曲を制作することを支援できるシステムが望まれていた。
特許文献1には、共同制作者から送られた楽曲データの再生に合わせて演奏した楽譜データを取得し、その楽曲データを共同制作者全員に送り、これを繰り返すことで1 つの曲を作成するもので、瞬間的なインスピレーションの発揮が活かされ、サーバは特別の機能を持たすことを必要としない楽曲共同制作方法およびプログラムが提案されている。
しかしながら、この楽曲共同制作方法およびプログラムは楽譜データを介して付加される楽曲素材となる楽曲データを再生し、その再生に合わせて演奏して付加する楽曲素材の楽譜データを取得していく方式であるため、一つの楽曲素材に他の楽曲素材を付加するためには手間の掛かる作業を必要とするものであった。
特開2006−215210号公報
本願発明が解決しようとする課題は、共作に係る楽曲素材の組合せ(以下、楽曲素材組という)をアイコンの表示により視覚化し、付加に係る楽曲素材データの選択、選択変更の操作を簡単にすることである。
又、楽曲素材組により形成される楽曲を音声化して、上記視覚化された情報と合わせて支援情報として提供し、楽曲素材組を評価し、楽曲として採用するかどうかの判断を容易にすることも課題となる。
本発明の第1の観点によれば、複数制作者がそれぞれ提供した楽曲素材データを互いに付加をして形成した楽曲素材組の音声効果を評価して、所望の音声効果を有する楽曲素材組を楽曲とする方式の楽曲共作を支援するためのプラットフォーム・インタフェースを前記制作者のクライアント端末に提供する、コンピュータネットワーク上のサーバを含む楽曲共作支援システムであって、
前記サーバは、
a)属性を含むメタ情報が付与された前記楽曲素材データを記憶する楽曲素材記憶手段と、
b)前記楽曲素材記憶部に登録された楽曲素材データに係るアイコンを格納表示するライブラリー・ウインドウを前記プラットフォーム・インタフェースに表示するライブラリー表示手段と、
c)前記ライブラリー・ウインドウにおいて前記制作者によって選択操作されたアイコンに係る楽曲素材データを楽曲素材組候補として選択し、楽曲素材組候補一時記憶手段に格納する候補選択手段と、
d)前記楽曲素材組候補として選択された楽曲素材データと関連付けされたアイコンを前記属性に応じて分別格納する属性別トレイを複数同時に表示する属性別トレイ・ウインドウを前記プラットフォーム・インタフェースに表示するトレイ表示手段と、
e)前記属性別トレイ・ウインドウにおいて所定の選択操作が加えられた前記アイコンに係る楽曲素材データを前記楽曲素材組の構成素材として付加選択をする付加手段と、
f)前記属性別トレイ・ウインドウにおいて、前記付加選択された楽曲素材データ係るアイコンをそれぞれの属性毎に他のアイコンと区別する付加選択表示を行う楽曲素材組選択表示手段と、
g)前記付加選択された楽曲素材データを比較して同期パラメータを判定し、前記付加選択により形成される楽曲素材組を同期させて再生する同期再生手段と、
を含み、
前記クライアント端末において、前記属性別トレイ・ウインドウにおける前記アイコンに対する前記選択操作をトリガに前記楽曲素材組を構成する楽曲素材データの付加選択を実行させ、該付加選択された楽曲素材データのアイコンを前記属性別トレイ・ウインドウにおいてそれぞれの属性毎に他のアイコンと区別して視覚化し、前記制作者による所定のアクションをトリガに付加選択による楽曲素材組を同期再生させることにより前記付加選択により形成される楽曲の音声化を行い、前記制作者に対して視覚情報と音声情報により楽曲共作を支援するシステムが提供される。
それぞれの制作者は、コンピュータネットワーク(以下、クラウドという)上のサーバに登録された他の制作者の楽曲素材を、プラットフォーム・インタフェースを介して、自らの楽曲制作に利用することが出来、自らが有する楽曲素材や自らの演奏の枠を超えて、その場にいない他のメンバーの楽曲素材を利用して共作を行うことができる。
(削除)
前記属性は、トラック、メロディ、歌詞、ボーカルから選ばれる少なくとも1つの楽曲素材の性質を示す情報であるとしてもよい。
ここでトラックという用語は、共作と言われる楽曲制作のスタイルにおいて、楽曲に音声を供給する音源による演奏を示す概念であり、ドラム、ベース、ピアノ、ギター等のインストルメントによる演奏のことである。
前記属性別トレイ・ウインドウは、前記属性がトラックである楽曲素材データを格納するトラックトレイ、前記属性がカラオケである楽曲素材データを格納するカラオケトレイ、前記属性がメロディである楽曲素材データを格納するメロディトレイ、前記属性が歌詞である楽曲素材データを格納する歌詞トレイ、前記属性がボーカルである楽曲素材データを格納するボーカルトレイから選ばれる複数トレイであるとしてもよい。
前記複数トレイは、前記トラックトレイ、前記メロディトレイ、前記歌詞トレイそして前記ボーカルトレイの4つを、前記プラットフォーム内に縦2列横2列に配置して表示されるとしてもよい。
前記同期パラメータは、トナリティ、テンポ、音量、開始位置から選ばれる少なくとも1つを含むとしてもよい。
図1は、実施例1のシステムの全体図である。 図2は、サーバ1001の機能構成を示したブロック図である。 図3は、楽曲素材データのデータ構造を示したブロック図である。 図4はプラットフォーム・インタフェースとなる画面の一例である。 図5は、本実施例の制作者が、共作支援を受けて、楽曲を制作するときのシステムの動作を示したフローチャートである。 図6は、選択操作前のライブラリー・ウインドウを含むプラットフォーム・インタフェースのイメージ図である。 図7は、選択操作後の属性別トレイ・ウインドウを含むプラットフォーム・インタフェースのイメージ図である。 図8は、付加選択後の属性別トレイ・ウインドウを含むプラットフォーム・インタフェースのイメージ図である。 図9は、楽曲素材組を構成する楽曲素材の入れ替えをする操作のイメージ図である。
本発明を実現するための態様を実施例において説明する。
以下の説明における機能構成部で示される機器の動作は、予め組み込まれたファームウエア等の制御プログラムが各機器の回路等のプロセッサーで実行され、当該機器や通信相手の機器の各種デバイスと協働することによって実現される。
また、これらのプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該プロセッサーによって記録媒体から読み出され、クライアント端末、サーバ等の機器ユーザが操作すること又はこれらの機器を構成するデバイスからの信号を受信することをトリガに実行される。
(システム全体)
図1は、実施例1のシステムの全体図である。
コンピュータネットワーク1000に設けられた共作のプラットフォーム・インタフェースを提供するサーバ1001、トラックメイカー1002Tのクライアント端末1003T、メロディメイカー1002Mのクライアント端末1003M、歌詞メイカー1002Lのクライアント端末1003L、ボーカル1002Vのクライアント端末1003Vそしてプロデューサー1002Pのクライアント端末1003Pという構成要素からなる。
クライアント端末は、ブラウザ表示機能とスピーカ等の音声再生機能を有しており、サーバから供給されるプラットフォーム・インタフェースを画面表示し、所望の楽曲素材やその組により形成された楽曲を音声再生することができる。
ここでは、制作者1002(以下、制作者種類を区別する番号末尾のT、M、L、V、Pという表示は、特に区別が必要な場合を除いて省略する。)としてトラックメイカー、メロディメイカー、歌詞メイカー、ボーカル、プロデューサーが一人ずつ、そのクライアント端末1003(以下、クライアント端末の番号末尾のT、M、L、V、Pという表示による区別は、特に区別が必要な場合を除いて省略する。)が各々1台づつである構成を示しているが、本システムを利用する制作者の数や構成はこれに限定されるものではなく、共作を望む楽曲の性質や制作者に応じて適宜変更されうる。
図2は、サーバ1001の機能構成を示したブロック図である。
インタフェース部2001、楽曲素材登録部2002、楽曲素材記憶部2003、ライブラリー表示部2004、候補選択部2005、楽曲素材組候補一時記憶部2006、トレイ表示部2007、付加部2008、楽曲素材組選択表示部2009、同期再生部2010、共作楽曲決定部2011そして共作楽曲記憶部2012という構成である。
インタフェース部2001は、制作者1002のクライアント端末1003にプラットフォーム・インタフェースをブラウザ画面として提供し、制作者からの所定のアクションによる選択操作の入力を受信する一方で、ブラウザ表示及び音声出力により共作を支援する情報を出力する。
楽曲素材登録部2002は、制作者のクライアント端末に所定の楽曲素材登録インタフェースを提供し、制作者からの楽曲素材のアップロードを受信して、所定のフォーマットによる楽曲素材データを生成し、楽曲素材記憶部2003に登録する。
図3は、楽曲素材データのデータ構造を示したブロック図である。
素材ID3001、制作者ID3002、属性3003、アイコン情報3004そして楽曲素材コンテンツ3005というデータ構造である。
ここで属性は、楽曲素材として登録するときに制作者が入力するものであり、トラック、メロディ、歌詞、ボーカルの4種類から選ばれるものであるが、本発明に採用可能な属性はこれに限定されるものではなく、それぞれの属性を細分化するなど適宜変更されうる。
アイコン情報は、後で示すプラットフォーム・インタフェースに設けた各種ウインドウにおいて楽曲素材データを示すためのアイコンとなる画像情報である。
ライブラリー表示部2004は、楽曲素材記憶部2003に登録された楽曲素材データのアイコンを後で示すライブラリー・ウインドウにおいて、制作者が操作するポインティングデバイスによる選択操作のアクションにより選択可能に表示する。
候補選択部2005は、ライブラリー・ウインドウにおいて、制作者によって選択操作されたアイコンに係る楽曲素材データを選択し、楽曲素材組候補一時記憶手段2006に格納する。
トレイ表示部2007は、後で示すプラットフォーム・インタフェースに設けた属性別トレイ・ウインドウにおいて、楽曲素材組候補一時記憶手段2006に格納された楽曲素材データのアイコンを制作者が操作するポインティングデバイスによる付加選択操作のアクションにより選択可能に格納表示する。
付加部2008は、上記付加選択操作のアクションにより選択されたアイコンに係る楽曲素材データを楽曲素材組の構成するデータとして付加選択する。
楽曲素材組選択表示部2009は、上記付加選択をした楽曲素材データに係るアイコンに対して楽曲素材組を構成するデータであることを示すため、後で示すように他の付加選択されていないデータに係るアイコンと区別する表示を行う。
これにより楽曲素材組として選択されている楽曲素材データと未選択で入替可能な他の楽曲素材に係るデータとが、それぞれの属性トレイ内において区別されて表示されるので、制作者は選択するアイコンを替える簡単な操作により、楽曲素材組の入替を視覚的に把握しながら、後で説明する音声化により音声的効果の変化を手軽に試し、よい楽曲となる楽曲素材組を模索することができる。
同期再生部2010は、上記付加選択によって形成された楽曲素材組を構成する楽曲素材の同期パラメータを既存の同期パラメータ判定方式により判定し、そのパラメータの値を当該楽曲素材組の同期パラメータとして設定し、制作者が操作するポインティングデバイスによる同期再生指示のアクションをトリガとして、制作者のクライアント端末において同期再生させ、制作者に楽曲素材組の音楽的効果を評価判断する支援を行う。
既存の同期パラメータ判定方式として、各楽曲素材が有するBPM(Beats per minute)や調などのパラメータについて比較し、ミックス適応度のよい値を同期パラメータとしたり、いずれかの素材が有するパラメータに統一する方式が知られている。
また、歌詞については、ここでは特別な同期をさせず、特に図しない歌詞ウインドウをプラットフォーム・インタフェースにパップアップさせる方式を採用することとするが、曲長、開始位置を参照し、歌詞ウインドウ等の歌詞表示を開始させるタイミングを同期パラメータとしてポップアップするタイミングを他の楽曲素材データの再生と同期させてもよい。
共作楽曲決定部2011は、上記楽曲素材組でよいと評価判断した制作者が操作するポインティングデバイスによる決定指示のボタン操作を受けて、当該楽曲素材組をその同期パラメータととも共作楽曲として共作楽曲記憶部2012に記憶する。
図4はプラットフォーム・インタフェースとなる画面の一例である。
プラットフォーム・インタフェース4000は、ライブラリー・ウインドウ4001、トラックトレイ4002、メロディトレイ4003、歌詞トレイ4004、ボーカルトレイ4005、トナリティ設定ウインドウ4006、テンポ設定ウインドウ4007、曲長設定ウインドウ4008、出力設定ウインドウ4009、同期再生ボタン4010そして決定ボタン4011というパーツから構成される。このような画面が、プラットフォーム・インタフェースとして、インタフェース部2001によって制作者のクライアント端末に提供される。
ライブラリー・ウインドウ4001は、楽曲素材記憶部2003に登録された楽曲素材データを示すアイコンを表示するウインドウであり、本実施例のシステムで利用可能な楽曲素材データを示す。アイコンのドラック・アンド・ドロップにより属性別トレイに格納表示させることができる。楽曲素材データは、コンピュータネットワークを介してアップロードされた他の制作者の楽曲素材に係るものであり、これらをポインティングデバイスによる簡単な操作で選択し、互いに付加することで形成される楽曲素材組の候補とすることが出来る。
トラックトレイ4002は、属性がトラックである楽曲素材データのアイコンを格納表示する属性別トレイである。楽曲素材組のトラックに係る楽曲素材データ候補のアイコンが格納表示されている。いずれかのアイコンに対して付加選択のアクションを加えることにより楽曲素材組選択表示され、他の付加選択に係る楽曲素材と比較され、同期パラベータが設定される。
メロディトレイ4003は、属性がメロディである楽曲素材データのアイコンを格納表示する属性別トレイである。楽曲素材組のメロディに係る楽曲素材データ候補のアイコンが格納表示されている。いずれかのアイコンに対して付加選択のアクションを加えることにより楽曲素材組選択表示され、他の付加選択に係る楽曲素材と比較され、同期パラメータが設定される。
歌詞トレイ4004は、属性が歌詞である楽曲素材データのアイコンを格納表示する属性別トレイである。楽曲素材組の歌詞に係る楽曲素材データ候補のアイコンが格納表示されている。いずれかのアイコンに対して付加選択のアクションを加えることにより楽曲素材組選択表示され、特に図示しない歌詞ウインドウを表示するタイミングが設定される。
ボーカルトレイ4005は、属性がボーカルである楽曲素材データのアイコンを格納表示する属性別トレイである。楽曲素材組のボーカルに係る楽曲素材データ候補のアイコンが格納表示されている。いずれかのアイコンに対して付加選択のアクションを加えることにより楽曲素材組選択表示され、他の付加選択に係る楽曲素材と比較され、同期パラメータが設定される。
トナリティ設定ウインドウ4006は、同期再生部によって設定された同期パラメータとしてのトナリティを表示する。必要に応じて、制作者の操作によってトナリティを変更することが可能である。
テンポ設定ウインドウ4007は、同期再生部によって設定された同期パラメータとしてのテンポを表示する。必要に応じて、制作者の操作によってテンポを変更することが可能である。
曲長設定ウインドウ4008は、同期再生部によって設定された同期パラメータとしての曲長を表示する。必要に応じて、制作者の操作によって曲長を変更することが可能である。
出力設定ウインドウ4009は、同期再生部によって設定された同期パラメータとしての各楽曲素材の出力を表示する。必要に応じて、制作者の操作によって出力を変更することが可能である。
同期再生ボタン4010は、上記付加選択によって形成された楽曲素材組の同期再生を開始させるボタンである。
決定ボタン4011は、上記付加選択によって形成された楽曲素材組を共作楽曲として決定するボタンであり、ボタンにアクションを加えることにより共作楽曲記憶部2011に当該楽曲素材組が同期パラメータを付加して記憶される。
図5は、本実施例のサーバにアクセスし本システムのユーザ認証を受けた制作者が、共作支援を受けて、楽曲を制作するときのシステムの動作を示したフローチャートである。
インタフェース提供ステップ5001において、サーバ1001によって、当該サーバにアクセスしユーザ認証された制作者1002のクライアント端末1003にプラットフォーム・インタフェース画面をウェブ表示する。
ライブラリー閲覧・選択ステップ5002において、制作者は、ウェブ表示されたライブラリー・ウインドウに表示されたアイコンを閲覧することにより、利用可能な楽曲素材データを視認し、アイコンに対して選択操作をすることにより付加する楽曲素材データの候補選択をすることができる。この選択操作をトリガとして、候補選択部2005が当該楽曲素材データを楽曲素材組候補一時記憶部2006に記憶させ、さらにこの記憶をトリガとしてトレイ表示部2007が上記候補選択された楽曲素材データのアイコンをその属性に従って該当する属性別トレイに仕分けして分別した格納表示する。
図6は、選択操作前のライブラリー・ウインドウを含むプラットフォーム・インタフェースのイメージ図である。プラットフォーム・インタフェース6000に設けられたライブラリー・ウインドウ6001には複数のアイコンが表示され、制作者は閲覧し、選択することが可能である。
図7は、選択操作後の属性別トレイ・ウインドウを含むプラットフォーム・インタフェースのイメージ図である。プラットフォーム・インタフェース7000に設けられた属性別トレイ・ウインドウ7001〜7004には複数のアイコンが表示され、制作者は楽曲素材の組を視覚的に検討し、付加選択することが可能である。
トレイ閲覧・付加選択ステップ5003において、制作者は、ウェブ表示された属性別トレイ・ウインドウに格納表示されたアイコンにより、付加可能な楽曲素材データの組を視認し、付加する楽曲素材データのアイコンに対して付加選択操作をする。
楽曲素材組表示ステップ5004において、付加選択部2007が、上記付加選択操作をトリガとして、当該楽曲素材データを楽曲素材組の構成要素として選択し、その選択に係るアイコンを他のアイコンと区別する表示を実行する。
図8は、付加選択後の属性別トレイ・ウインドウを含むプラットフォーム・インタフェース8000のイメージ図である。トラックトレイ8001においてはマーカー8002で他と区別された楽曲素材データが付加され、メロディトレイ8003においてはマーカー8004で他と区別された楽曲素材データが付加され、歌詞トレイ8005においてはマーカー8006で他と区別された楽曲素材データが付加され、さらにはボーカルトレイにおいてはマーカー8008で他と区別された楽曲素材データが付加されることが視覚的に示されている。
ここでは、付加選択に係るアイコンをマーカーにより区別して表示しているが、選択した楽曲素材データに係るアイコンとと未選択で入替可能な楽曲素材データに係るアイコンとの区別表示はこれに限定されるものではなく、反転表示、異なる色の発色表示など適宜変更されうる。
同期パラメータ設定ステップ5005において、同期再生部2010は、付加される楽曲素材データ同士を比較する既存の方法により同期パラメータを判定し、設定する。
同期パラメータ表示ステップ5006において、同期再生部2010は、上記設定されたパラメータをプラットフォーム・インタフェースに表示する。
図8に示すトナリティ設定ウインドウ8009に表示されたトナリティの値は、マーカー8002、8004、8006そして8008で示された楽曲素材組を同期再生させるための値である。テンポ設定ウインドウ8010に示されたテンポの値、曲長設定ウインドウ8011に示された曲長の値、出力設定ウインドウ8012に示された出力の値も同様にマーカー8002、8004、8006そして8008で示された楽曲素材組を同期再生させるための値である。
同期再生ステップ5007において、同期再生部2010は、制作者の同期再生ボタンに対するアクションをトリガとして、制作者のクライアント端末において付加選択に係る楽曲素材組を同期再生させる。このとき属性別トレイにおいては楽曲素材組を構成する楽曲素材データのアイコンはマーカーによって他と区別されて表示され、特に図示しない歌詞表示ウインドウを開き、音声と同期表示する。
評価・判断ステップ5008において、制作者は上記同期再生による音声化及びマーカーにより視覚化された楽曲素材組により支援を受けて、その評価と楽曲として採用するかどうかの判断をする。
「No(採用できない)」という判断であれば、ステップ5003に戻って、トレイ閲覧・付加選択を繰り返す。閲覧や付加選択は、一つのプラットフォーム・インタフェース内に属性別に整理されたトレイに格納表示されたアイコンに対する簡単な操作によって実行できるため、よい評価になる楽曲素材組を追求する作業を効率的に繰り返すことが可能である。また、コンピュータネットワークを介して、様々な制作者の楽曲素材データを求めることができるため、付加選択できる楽曲素材データの範囲を広げることも容易である。
図9は、楽曲素材組を構成する楽曲素材の入れ替えをする操作のイメージ図である。プラットフォーム・インタフェース9000において、9001に示すトラックトレイで選択されたアイコン9002を入れ替えるため、変更先のアイコン9003に対して所定のアクションを加えるだけで、そのアクションをトリガとして、矢印で示すようにマーカー表示が移動し、楽曲素材組を構成するデータの入れ替え及びその同期パラメータの再設定が実行される。
判断が「Yes(採用できる)」であれば、システムの動作は決定ステップ5009に移る。決定ステップ5009において、制作者が決定ボタンに所定のアクションを入力すると、それがトリガとなって共作楽曲決定部2010が当該同期再生に係る楽曲素材組を楽曲として共作楽曲記憶部2011に格納する。
共作楽曲記憶部2011に格納された楽曲は、配信サーバ等によって配信したり、制作者が自らのクライアント端末にダウンロードして利用するなどして流通させることが可能である。
音楽業界における楽曲制作、インターネットサービス提供業界による共同制作支援サービスに適用できる。
1000 コンピュータネットワーク
1001 サーバ
1002 制作者
1003 制作者のクライアント端末
1002T トラックメイカー
1003T トラックメイカーのクライアント端末
1002M メロディメイカー
1003M メロディメイカーのクライアント端末
1002L 歌詞メイカー
1003L 歌詞メイカーのクライアント端末
1002V ボーカル
1003V ボーカルのクライアント端末
1002P プロデューサー
1003P プロデューサーのクライアント端末

Claims (5)

  1. 複数制作者がそれぞれ提供した楽曲素材データを互いに付加をして形成した楽曲素材組の音声効果を評価して、所望の音声効果を有する楽曲素材組を楽曲とする方式の楽曲共作を支援するためのプラットフォーム・インタフェースを前記制作者のクライアント端末に提供する、コンピュータネットワーク上のサーバを含む楽曲共作支援システムであって、
    前記サーバは、
    a)属性を含むメタ情報が付与された前記楽曲素材データを記憶する楽曲素材記憶手段と、
    b)前記楽曲素材記憶部に登録された楽曲素材データに係るアイコンを格納表示するライブラリー・ウインドウを前記プラットフォーム・インタフェースに表示するライブラリー表示手段と、
    c)前記ライブラリー・ウインドウにおいて前記制作者によって選択操作されたアイコンに係る楽曲素材データを楽曲素材組候補として選択し、楽曲素材組候補一時記憶手段に格納する候補選択手段と、
    d)前記楽曲素材組候補として選択された楽曲素材データと関連付けされたアイコンを前記属性に応じて分別格納する属性別トレイを複数同時に表示する属性別トレイ・ウインドウを前記プラットフォーム・インタフェースに表示するトレイ表示手段と、
    e)前記属性別トレイ・ウインドウにおいて所定の選択操作が加えられた前記アイコンに係る楽曲素材データを前記楽曲素材組の構成素材として付加選択をする付加手段と、
    f)前記属性別トレイ・ウインドウにおいて、前記付加選択された楽曲素材データ係るアイコンをそれぞれの属性毎に他のアイコンと区別する付加選択表示を行う楽曲素材組選択表示手段と、
    g)前記付加選択された楽曲素材データを比較して同期パラメータを判定し、前記付加選択により形成される楽曲素材組を同期させて再生する同期再生手段と、
    を含み、
    前記クライアント端末において、前記属性別トレイ・ウインドウにおける前記アイコンに対する前記選択操作をトリガに前記楽曲素材組を構成する楽曲素材データの付加選択を実行させ、該付加選択された楽曲素材データのアイコンを前記属性別トレイ・ウインドウにおいてそれぞれの属性毎に他のアイコンと区別して視覚化し、前記制作者による所定のアクションをトリガに付加選択による楽曲素材組を同期再生させることにより前記付加選択により形成される楽曲の音声化を行い、前記制作者に対して視覚情報と音声情報により楽曲共作を支援するシステム。
  2. 前記属性は、トラック、メロディ、歌詞、ボーカルから選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記属性別トレイ・ウインドウは、前記属性がトラックである楽曲素材データを格納するトラックトレイ、前記属性がメロディである楽曲素材データを格納するメロディトレイ、前記属性が歌詞である楽曲素材データを格納する歌詞トレイ、前記属性がボーカルである楽曲素材データを格納するボーカルトレイから選ばれる複数トレイであること特徴とする請求項に記載のシステム。
  4. 前記複数トレイは、前記トラックトレイ、前記メロディトレイ、前記歌詞トレイそして前記ボーカルトレイの4つを、前記プラットフォーム・インタフェース内に縦2列横2列に配置して表示されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  5. 前記同期パラメータは、トナリティ、テンポ、音量、開始位置から選ばれる少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
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