JPWO2012164694A1 - 無線通信システム、移動局、基地局、及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、移動局、基地局、及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

無線通信システム(1)は、移動局(10)と、3G方式を用いて移動局(10)と通信する3G基地局(30)と、LTE方式を用いて移動局(10)と通信するLTE基地局(20)とを有する。移動局(10)は、通信制御部(12)と3G通信部(15)とを有する。通信制御部(12)は、LTE方式を用いたLTE基地局(20)との通信の可否を判定する。3G通信部(15)は、通信制御部(12)により上記通信が不可と判定された場合、3G基地局(30)に対して通信要求を送信する際、LTE基地局(20)との通信が不可であることを、3G基地局(30)に通知する。3G基地局(30)は、移動局(10)に対してLTE基地局(20)との通信を要求することなく、上記通信要求に応じて、3G方式を用いて移動局(10)と通信する。

Description

本発明は、無線通信システム、移動局、基地局、及び無線通信方法に関する。
従来、無線通信技術の発展に伴い、従来の無線通信ネットワークから、より通信速度の高い無線通信ネットワークへの切替えが進められている。例えば近年では、3G(Generation)ネットワークから、LTE(Long Time Evolution)ネットワークへの移行が急速に進められているが、未だ全ての移動局や基地局が、LTEネットワークを利用して無線通信を行う状況には至っていない。その結果、1つのエリアにおいて、異なる通信方式のネットワークが共存することがある。
上述のような異なる通信方式のネットワークが共存する環境下において、LTEネットワークによる通信の可能な移動局は、通信速度や無線リソースの効率利用の観点から、3GではなくLTEネットワークにより通信することが望ましい。このようなLTEネットワークによる通信を実現するために、複数の無線通信方式を切り替える技術が提案されている。図18は、従来における、無線通信方式の切替え技術を説明するための図である。図18においては、3G、LTEの何れの無線通信方式でも通信可能な移動局を想定する。
図18のU1では、移動局が、3Gの基地局であるBTS(Base Transceiver Station)に対して、接続を要求する信号(RRC Connection Request)を送信する。3G側のBTSは、自局の近傍にLTEの基地局が存在する場合には、移動局からの接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)を送信すると共に、移動局近傍のLTE基地局の周波数番号を通知する(U2)。このとき通知される周波数番号は、例えば、EARFCN(E-UTRAN Absolute Radio Frequency Channel Number)であり、移動局は、かかる番号により識別される中心周波数から、自局が通信可能なLTE基地局を探索する。U3では、移動局は、探索されたLTE基地局の中から、受信電波強度の最も高いLTE基地局を接続先として選定し、当該基地局に対して、接続を要求する信号(RRC Connection Request)を送信する。これにより、移動局は、より通信速度の高いLTE基地局との通信を開始する。
特開2010−245888号公報 特開2010−258898号公報
3GPP TS 25.331 V10.2.0(2010-12)
上述した技術は、LTE基地局が、接続を要求した移動局と通信可能な状況にある場合には有効である。しかしながら、接続を拒否した3G基地局は、近傍のLTE基地局の周波数番号を移動局に通知するものの、通信の可否までを考慮して通知するものではない。したがって、何らかの要因でLTE基地局が通信不能となった場合、移動局は、LTE基地局の周波数番号を受信しても、当該LTE基地局を接続先として検知できない可能性がある。移動局が接続先のLTE基地局を検知できない場合、移動局は、再び3G基地局に対して接続を要求することになるが、3G基地局は、近傍にLTE基地局が存在することを検知していることから、移動局との接続を拒否し、LTE基地局との接続を促す。これにより、移動局、基地局間における接続のリトライが増加し、移動局、基地局を含む無線通信システムの処理負荷が増大する。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、処理負荷を低減することができる無線通信システム、移動局、基地局、及び無線通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願の開示する無線通信システムは、一つの態様において、移動局と、第1の基地局と、第2の基地局とを有する。前記第1の基地局は、第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する。前記第2の基地局は、第2の通信方式を用いて前記移動局と通信する。前記移動局は、判定部と通知部とを有する。前記判定部は、前記第2の通信方式を用いた前記第2の基地局との通信の可否を判定する。前記通知部は、前記判定部により前記通信が不可と判定された場合、前記第1の基地局に対して通信要求を送信する際、前記第2の基地局との通信が不可であることを、前記第1の基地局に通知する。前記第1の基地局は、前記移動局に対して前記第2の基地局との通信を要求することなく、前記通信要求に応じて、前記第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する通信部を有する。
本願の開示する無線通信システムの一つの態様によれば、処理負荷を低減することができるという効果を奏する。
図1は、無線通信システムの機能的構成を示す図である。 図2は、通信品質情報記憶部におけるデータ格納例を示す図である。 図3は、3G通信部により送受信されるメッセージの一部を示す図である。 図4は、移動局のハードウェア構成を示す図である。 図5は、LTE基地局のハードウェア構成を示す図である。 図6は、RLF発生に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、移動局が通信品質の良好なセルを検出した契機で通信品質情報記憶部をクリアする動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、移動局が3G通信部によりパケット通信を正常に開始した契機で通信品質情報記憶部をクリアする動作を説明するためのフローチャートである。 図9は、ハンドオーバ中のRLF発生に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図10は、RRC Connectionの確立失敗に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図11は、デフォルトベアラの確立失敗に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図12は、RABの設定失敗に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図13は、LTEセル規制に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図14は、LTEアクセス規制に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図15は、移動局がセル規制またはアクセス規制の解除を検知した契機で通信品質情報記憶部をクリアする動作を説明するためのフローチャートである。 図16は、移動局が、3G基地局宛のRRC Connection Requestを生成する動作を説明するためのフローチャートである。 図17は、3G基地局が移動局からRRC Connection Requestを受信した後の動作を説明するためのフローチャートである。 図18は、従来における、無線通信方式の切替え技術を説明するための図である。
以下に、本願の開示する無線通信システム、移動局、基地局、及び無線通信方法の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施例により、本願の開示する無線通信システム、移動局、基地局、及び無線通信方法が限定されるものではない。
まず、本願の開示する一実施例に係る無線通信システムの機能的構成を説明する。図1は、無線通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、無線通信システム1は、後述する移動局10とLTE基地局20と3G基地局30とを有する。移動局10は、LTE基地局20、3G基地局30の各基地局と無線通信が可能である。更に、LTE基地局20は、IP(Internet Protocol)により、MME(Mobility Management Entity)40と有線接続されている。そして、3G基地局30は、ATM(Asynchronous Transfer Mode)またはIPにより、RNC(Radio Network Controller)50と有線接続されている。
移動局10は、従来の3G基地局30と、より高速なLTE基地局20との双方の基地局と通信可能な端末(所謂、デュアルモード端末)である。移動局10は、図1に示すように、LTE通信品質検出部11と、通信制御部12と、3G通信品質検出部13と、通信品質情報記憶部14と、3G通信部15と、LTE通信部16とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能なように接続されている。
LTE通信品質検出部11は、LTE基地局20とのパケット通信中に、RLF(Radio Link Failure)等の障害要因が発生すると、通信中のLTE基地局20のセル(以下、必要に応じて「LTEセル」と略記する。)の通信品質不良を検出する。LTE通信品質検出部11は、当該検出結果を通信制御部12に出力する。LTE通信品質検出部11は、LTEセルの中に、通信品質が良好なセルを検出できない場合、LTEセルの検出が不可であることを、通信制御部12に通知する。
通信制御部12は、移動局10の通信可能な他のLTEセルの中に、通信品質の良好なセルの有無を検知するため、LTE通信品質検出部11に対し、セルサーチを指示する。通信制御部12は、3G基地局30のセル(以下、必要に応じて「3Gセル」と略記する。)についても同様に、通信品質が良好な3Gセルの有無を検知するため、3G通信品質検出部13に対し、セルサーチを指示する。また、通信制御部12は、3Gセルのみ使用可能と判定した場合、LTEから3GへのRAT(Radio Access Technology)変更を行う。通信制御部12は、3G通信部15に対し、RRC(Radio Resource Control) Connection Requestを含むメッセージの送信を指示する。
3G通信品質検出部13は、移動局10の通信可能な3Gセルの中に、通信品質の良好なセルを検出した場合、3Gセルが検出されたことを通信制御部12に通知する。通信可能な3Gセルの検出、及び3Gセルの通信品質が良好であるか否かの判定は、3G通信品質検出部13が、3G基地局30に対する自移動局10のCQI(Channel Quality Indicator)値に基づいて行う。すなわち、3G通信品質検出部13は、3G基地局30からの受信電波強度あるいはSIR(Signal to Interference Ratio)推定値を基にCQI値を測定し、その値が所定の閾値を超えている場合には、その3Gセルの通信品質が良好であると判定する。
通信品質情報記憶部14は、通信制御部12によるRAT変更に伴い、LTEセルの障害要因として、LTEセル検出不可を示す情報(RAT変更情報)を記憶する。図2は、通信品質情報記憶部14におけるデータ格納例を示す図である。図2に示すように、通信品質情報記憶部14は、EARFCN格納領域141と、LTE障害要因格納領域142とを有する。EARFCN格納領域141には、各LTE基地局に割り当てられた中心周波数を識別するための情報が「EARFCN」として格納されている。EARFCNは、LTE周波数番号に付された末尾の数字(1〜n)により識別される。なお、nは、LTE基地局20の周辺セルの最大数を表す自然数である。LTE障害要因格納領域142には、対応するEARFCNを有するLTE基地局の障害要因を示す情報が「LTE障害要因」として格納されている。
例えば、EARFCNが「全てのLTE周波数番号」である場合、LTE周波数番号に拘らず、全ての周波数番号に対応するLTE基地局が通信不能となる障害要因として、「ネットワークアクセス規制」が格納される。また、これとは反対に、EARFCNが、1〜nで識別される特定のLTE周波数番号である場合には、当該周波数番号に対応するLTE基地局のみが通信不能となるLTE障害要因として、「セル検出不可」あるいは「セル規制」といった情報が格納される。このように、通信品質情報記憶部14は、各LTE基地局の障害要因を、その識別情報である周波数番号毎に管理する。
3G通信部15は、例えば、3Gの無線通信技術により、3G基地局30との間で、メッセージを含む各種信号の送受信を行う。図3は、3G通信部15により送受信されるメッセージの一部を示す図である。3G通信部15により送受信されるメッセージは、例えば、RRC Connection Request(3G)Rel-8メッセージである。更に、その一部を構成する“Pre-redirection info”151は、図3に示すように、“Information Element/Group name”、“Need”、“Multi”、“Type and Reference”、“Semantics description”、“Version”の各データ格納領域から構成される。なお、図3に記載のNは、LTE基地局20の周辺セルの最大数を表す。
LTE通信部16は、例えば、LTE(3.9G)の無線通信技術により、LTE基地局20との間で、メッセージを含む各種信号の送受信を行う。
続いて、移動局10、LTE基地局20、及び3G基地局30のハードウェア構成を説明する。図4は、移動局10のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、移動局10においては、物理的には、システムLSI(Large Scale Integration)10aと、DAC(Digital-to-Analog Converter)/ADC(Analog-to-Digital Converter)10bと、周波数変換器10cと、RF(Radio Frequency)回路10dとを有する。RF回路10dは、アンテナ10eを有する。移動局10は、更に、CPU(Central Processing Unit)10fと、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)10gと、DSP(Digital Signal Processor)10hとを有する。
上述した移動局10の各機能的構成部分(図1参照)は、以下に記載するハードウェア(図4参照)によって実現される。すなわち、LTE通信品質検出部11と、通信制御部12と、3G通信品質検出部13とは、ハードウェアとしてのCPU10fまたはDSP10hにより実現される。通信品質情報記憶部14は、SDRAM10gにより実現される。また、3G通信部15と、LTE通信部16とは、システムLSI10aと、DAC/ADC10bと、周波数変換器10cと、RF回路10dと、アンテナ10eとにより実現される。
図1に戻り、LTE基地局20は、通信部21を有する。通信部21は、移動局10のLTE通信部16との間で、LTE方式による無線通信を行う。3G基地局30は、通信部31を有する。通信部31は、移動局10の3G通信部15との間で、3G方式による無線通信を行う。具体的には、通信部31は、移動局10から通信要求を受信する際、LTE基地局20との通信が不可であることの通知を受けると、移動局10に対してLTE基地局20との通信を要求することなく、上記通信要求に応じて、3G方式を用いて移動局10との通信を行う。
図5は、LTE基地局20のハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、基地局20においては、物理的には、CPU20bと、SDRAM20cと、FPGA(Field Programmable Gate Array)20dと、DSP20eとが、スイッチ等のインタフェース20aを介して各種信号やデータの入出力が可能なように接続されている。更に、LTE基地局20は、物理的には、DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hとを有する。RF回路20hは、アンテナ20iを有する。以上、LTE基地局20のハードウェア構成を説明したが、3G基地局30についても、物理的には、LTE基地局20と同様の構成を有するので、共通する構成部分には同一の参照符号を用いると共に、詳細な説明は省略する。
LTE基地局20の通信部21(図1参照)は、ハードウェアとしてのDAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i(図5参照)とにより実現される。また、3G基地局30の通信部31(図1参照)は、ハードウェアとしてのDAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i(図5参照)とにより実現される。
RNC50は、図1に示すように、メッセージ送受信部51と通信制御部52とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能なように接続されている。メッセージ送受信部51は、例えば、移動局10から送信されるメッセージを、3G基地局30を介して受信し、受信されたメッセージを通信制御部52に出力する。通信制御部52は、例えば、メッセージ送受信部51から入力されたメッセージを解析し、メッセージがRRC Connection Requestである場合、当該Requestがパケット通信に対する要求であるか、及び送信元の移動局がLTE通信に対応しているかを判定する。当該判定の結果、共に真の場合、通信制御部52は、上記RRC Connection RequestにおけるRedirection error cause情報の有無を確認する。
次に、通信不能となる要因(障害要因)毎に無線通信システム1の動作を説明する。
(1.RLF発生に起因する通信不能の場合)
図6は、RLF発生に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を示す図である。移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、LTE基地局20とのパケット通信中に、LTEセルのRLFを検出すると(S1)、接続可能な他のセルを探索(セルサーチ)する(S2)。探索の結果、移動局10が3Gセルを検出した場合(S3;No)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTEセル検出不可”の情報を記憶する(S4)。“LTEセル検出不可”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。その結果、移動局10におけるRAT変更処理が完了する(S5)。なお、S3において、移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)が、接続可能な他のLTEセルを検出した場合(S3;Yes)には、LTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、そのセルを通信エリアとするLTE基地局に再接続(ハンドオーバ)する(S6)。
図7は、移動局10が通信品質の良好なセルを検出した契機で通信品質情報記憶部14をクリアする動作を説明するためのフローチャートである。移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、パケット通信中に、通信可能なLTEセルを検出すると(S11)、LTEセルの通信品質が良好であるか否かを判定する(S12)。S11及びS12の各処理は、LTE通信品質検出部11が、LTE基地局20からの受信電波強度やSIR推定値に基づき、実行する。上記判定の結果、LTEセルの通信品質が良好である場合(S12;Yes)、移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、通信品質情報記憶部14に格納されている、LTE障害要因またはEARFCNの情報をクリアする(S13)。これにより、通信品質情報記憶部14が初期化される。なお、S12における判定の結果、LTEセルの通信品質が良好でない場合(S12;No)、移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、通信品質情報記憶部14をクリアすることなく、一連の処理を終了する。
図8は、移動局が3G通信部によりパケット通信を正常に開始した契機で通信品質情報記憶部14をクリアする動作を説明するためのフローチャートである。移動局10の3G通信部15(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、パケット通信網への接続を完了すると(S21)、そのパケット通信が3G基地局30との通信であるか否かを判定する(S22)。当該判定の結果、3G基地局30との通信である場合(S22;Yes)、移動局10の3G通信品質検出部13(CPU10fまたはDSP10h)は、通信品質情報記憶部14に格納されている、LTE障害要因またはEARFCNの情報をクリアする(S23)。これにより、通信品質情報記憶部14が初期化される。なお、S22における判定の結果、3G基地局30との通信でない場合(S22;No)、移動局10の3G通信品質検出部13(CPU10fまたはDSP10h)は、通信品質情報記憶部14をクリアすることなく、処理を終了する。
(2.ハンドオーバ中のRLF発生(ハンドオーバ失敗)に起因する通信不能の場合)
図9は、ハンドオーバ中のRLF発生に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を示す図である。移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、LTE基地局20とのパケット通信中、かつ、ハンドオーバ処理中に、LTEセルのRLFを検出すると(S31)、接続可能な他のセルを探索(セルサーチ)する(S32)。探索の結果、移動局10が3Gセルを検出した場合(S33;No)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTEセル検出不可”の情報を記憶する(S34)。“LTEセル検出不可”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。併せて、移動局10は、通信品質情報記憶部14のEARFCN格納領域141に“通信中であったハンドオーバ元のLTE基地局20のEARFCN”及び“ハンドオーバ先のLTE基地局のEARFCN”を記憶する(S34)。これにより、移動局10は、RAT変更処理を完了する(S35)。なお、S33において、移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)が、接続可能な他のLTEセルを検出した場合(S33;Yes)には、LTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、そのセルを通信エリアとするLTE基地局に再接続(ハンドオーバ)する(S36)。
(3.RRC Connectionの確立失敗に起因する通信不能の場合)
図10は、RRC Connectionの確立失敗に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を示す図である。移動局10のLTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)が、LTEセルに在圏中に、RRC Connectionの確立に失敗すると(S41)、LTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、接続可能な他のセルを探索(セルサーチ)する(S42)。探索の結果、移動局10が3Gセルを検出した場合(S43;No)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTEセル検出不可”の情報を記憶する(S44)。“LTEセル検出不可”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。併せて、移動局10は、通信品質情報記憶部14のEARFCN格納領域141に“RRC Connectionの確立に失敗したLTE基地局のEARFCN”を記憶する(S44)。これにより、移動局10は、通信制御部12によるRAT変更処理を完了する(S45)。なお、S43において、移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)が、接続可能な他のLTEセルを検出した場合(S43;Yes)には、LTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、そのセルを通信エリアとするLTE基地局に再接続(ハンドオーバ)する(S46)。
(4.デフォルトベアラの確立失敗に起因する通信不能の場合)
図11は、デフォルトベアラの確立失敗に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明する。移動局10のLTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)が、LTEセルに在圏中に、RRC Connectionを正常に確立した場合を想定する(S51)。その後、移動局10がLTE基地局20との通信を開始する前に、通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)が、何らかの要因により、移動局10、LTE基地局20、MME40間のデフォルトベアラの確立に所定時間失敗すると(S52)、接続可能な他のセルの探索(セルサーチ)を開始する(S53)。探索の結果、3G通信品質検出部13が3Gセルを検出した場合(S54;No)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTE側ネットワーク異常”の情報を記憶する(S55)。“LTE側ネットワーク異常”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。併せて、移動局10は、通信品質情報記憶部14のEARFCN格納領域141に“デフォルトベアラの確立に失敗したLTE基地局のEARFCN”を記憶する(S55)。これにより、移動局10は、通信制御部12によるRAT変更処理を完了する(S56)。なお、S54において、LTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)が、接続可能な他のLTEセルを検出した場合(S54;Yes)には、LTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、そのセルを通信エリアとするLTE基地局に再接続(ハンドオーバ)する(S57)。
(5.RABの設定失敗に起因する通信不能の場合)
図12は、RAB(Radio Access Bearer)の設定失敗に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明する。移動局10のLTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)が、LTEセルに在圏中に、RRC Connectionを正常に確立したとする(S61)。その後、移動局10がLTE基地局20との通信を開始する前に、通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)が、何らかの要因により、移動局10、LTE基地局20、MME40間のRABの設定に失敗すると(S62)、接続可能な他のセルの探索(セルサーチ)を開始する(S63)。探索の結果、3G通信品質検出部13が3Gセルを検出した場合(S64;No)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTE側ネットワーク異常”の情報を記憶する(S65)。“LTE側ネットワーク異常”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。また、移動局10は、通信品質情報記憶部14のEARFCN格納領域141に“RABの設定に失敗したLTE基地局のEARFCN”を記憶する(S65)。これにより、移動局10は、RAT変更処理を完了する(S66)。なお、S64において、LTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)が、接続可能な他のLTEセルを検出した場合(S64;Yes)には、LTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、そのセルを通信エリアとするLTE基地局に再接続(ハンドオーバ)する(S67)。
(6.LTEセル規制に起因する通信不能の場合)
図13は、LTEセル規制に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明する。移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、LTEセル待受け中のRRCアイドル状態において、LTEセルの規制を検知すると(S71)、通信品質情報記憶部14を参照して(S72)、現在規制中のセル以外に通信可能なLTEセルが有るか否かを判定する(S73)。当該判定の結果、通信可能な他のLTEセルがある場合(S73;Yes)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTEセル規制”とそのセルのEARFCNの情報を記憶する(S74)。“LTEセル規制”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。また、規制対象セルのEARFCNの情報は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)のEARFCN格納領域141に記憶される。その結果、移動局10におけるRAT変更処理が完了する(S75)。なお、S73において、規制対象外の接続可能なLTEセルが存在しない場合(S73;No)には、上述したS74の処理を省略して、S75の処理に移行する。
(7.LTEアクセス規制に起因する通信不能の場合)
図14は、LTEアクセス規制に起因する通信不能の場合における無線通信システムの動作を説明する。移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、LTEセル待受け中のRRCアイドル状態において、LTEネットワーク側(LTE基地局20、MME40)からアクセス規制の通知を受けると(S81)、接続可能な他のセルを探索(セルサーチ)する(S82)。探索の結果、移動局10が3Gセルを検出した場合(S83;No)、移動局10は、通信品質情報記憶部14(SDRAM10g)に“LTE側ネットワークアクセス規制”の情報を記憶する(S84)。“LTE側ネットワークアクセス規制”の情報は、移動局10が、基地局との無線通信方式を、LTEから3GへRAT変更したことを示す情報として、通信品質情報記憶部14のLTE障害要因格納領域142に記憶される。これにより、移動局10は、通信制御部12によるRAT変更処理を完了する(S85)。なお、S83において、移動局10がLTEセルを検出した場合(S83;Yes)には、上述したS84、S85の各処理を省略して、一連の処理を終了する。
図15は、移動局10がセル規制またはアクセス規制の解除を検知した契機で通信品質情報記憶部14をクリアする動作を説明するためのフローチャートである。移動局10のLTE通信品質検出部11(CPU10fまたはDSP10h)は、パケット通信中に、LTEのセル規制またはアクセス規制の解除を検知すると(S91)、通信品質情報記憶部14に格納されている、LTE障害要因またはEARFCNの情報をクリアする(S92)。これにより、通信品質情報記憶部14が初期化される。
次に、移動局10、3G基地局30間におけるRRC Connection Request(RRC接続要求)の送受信処理について、図16、図17を参照しながら説明する。
図16は、移動局10が、3G基地局30宛のRRC Connection Requestを生成する動作を説明するためのフローチャートである。T1では、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestの送信に先立ち、通信品質情報記憶部14を参照し(T1)、現時点におけるLTE障害要因とEARFCNの設定を確認する(T2)。通信品質情報記憶部14内の情報が“セル検出不可”のみである場合には、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに含まれるPre-redirection info151(図3参照)のRedirection error cause領域に“LTEセル検出不可”の情報を設定する(T3)。これにより、既存のRRC Connection Requestの編集が完了する(T4)。
T2における設定確認の結果、通信品質情報記憶部14内の情報が“セル検出不可”及び“EARFCN”である場合には、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに以下の情報を設定する(T5)。すなわち、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに含まれるPre-redirection info151(図3参照)のRedirection error cause領域に“LTEセル検出不可”とそのセルに対応する“EARFCN”との各情報を設定する。これにより、既存のRRC Connection Requestの編集が完了する(T6)。
また、T2における設定確認の結果、通信品質情報記憶部14内の情報がLTEの“ネットワーク異常”及び“EARFCN”である場合には、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに以下の情報を設定する(T7)。すなわち、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに含まれるPre-redirection info151(図3参照)のRedirection error cause領域に“LTE側ネットワーク異常”と当該異常に対応する“EARFCN”との各情報を設定する。これにより、既存のRRC Connection Requestの編集が完了する(T8)。
更に、T2における設定確認の結果、通信品質情報記憶部14内の情報がLTEの“セル規制”及び“EARFCN”である場合には、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに以下の情報を設定する(T9)。すなわち、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに含まれるPre-redirection info151(図3参照)のRedirection error cause領域に“LTEセル規制”と当該規制対象のセルに対応する“EARFCN”との各情報を設定する。これにより、既存のRRC Connection Requestの編集が完了する(T10)。
また、T2における設定確認の結果、通信品質情報記憶部14内の情報がLTEの“ネットワークアクセス規制”である場合には、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに以下の情報を設定する(T11)。すなわち、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection Requestに含まれるPre-redirection info151(図3参照)のRedirection error cause領域に“LTE側ネットワークアクセス規制”の情報を設定する。これにより、既存のRRC Connection Requestの編集が完了する(T12)。
なお、T2における設定確認の結果、通信品質情報記憶部14のEARFCN格納領域141とLTE障害要因格納領域142とに、情報が記憶されていない場合には、移動局10の通信制御部12(CPU10fまたはDSP10h)は、RRC Connection RequestのRedirection error cause領域に、何れの情報も設定しない状態で、既存のRRC Connection Requestの編集を完了する(T13)。編集が完了したRRC Connection Requestは、3G通信部15により、移動局10から3G基地局30に送信される。
図17は、3G基地局30が移動局10からRRC Connection Requestを受信した後の動作を説明するためのフローチャートである。T21では、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)が、移動局10から送信されたRRC Connection Request信号を受信する。3G基地局30は、当該信号の要求する呼が“パケット呼”であるか否かの判定を行う(T22)。当該判定の結果、RRC Connection Request信号の要求する呼がパケット呼である場合(T22;Yes)、3G基地局30は、上記信号に含まれる情報を基に、送信元の移動局10がLTEによる通信が可能であるか否か(LTE遷移能力の有無)を判定する(T23)。本実施例では、移動局10のLTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、LTE基地局20を含むLTE基地局との通信が可能であるので、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10から送信されたRRC Connection RequestにおけるLTE障害要因とEARFCNの設定内容を確認する(T24)。
なお、T22における判定の結果、接続要求呼が音声呼であった場合(T22;No)には、3G基地局30は、移動局10との間に音声通話用の回線を設定する(T25)。また、T23における判定の結果、接続を要求した移動局にLTE遷移能力が無いと判定された場合(T23;No)には、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10との間で、従来のパケット通信を開始する(T26)。
続いて、T24における設定確認の結果、T21で3G基地局30の受信したRRC Connection Requestに含まれる、LTE障害要因またはEARFCNの情報が“セル検出不可”のみである場合には、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10にLTE遷移能力がある場合でも、移動局10からの接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)の返信を抑止する(T27)。その結果、3G基地局30の通信部31は、移動局10からの接続要求に従い、移動局10との間でパケット通信を開始する。
また、T24における設定確認の結果、RRC Connection Requestの中に、“セル検出不可”及び“EARFCN”の各情報が含まれる場合には、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30は、当該EARFCNの情報を基に、移動局10の通信可能なLTEセルの有無を判定する(T28)。当該判定の結果、移動局10の通信可能なLTEセルがある場合には(T28;Yes)、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10の通信可能なLTE基地局のEARFCNを、接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)に乗せて、移動局10に返信する(T29)。移動局10のLTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、RRC Connection Reject信号を受信すると、当該信号に含まれるEARFCNに基づき、新たな接続先となるLTE基地局を決定し、当該LTE基地局との間でパケット通信を開始する。一方、T28における判定の結果、移動局10の通信可能なLTEセルが存在しない場合には(T28;No)、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10にLTE遷移能力がある場合でも、移動局10から送信されたRRC Connection Request信号に対する返信(RRC Connection Rejectの送信)を抑止する(T30)。その結果、3G基地局30の通信部31は、移動局10からの接続要求に従い、移動局10との間でパケット通信を開始する。
更に、T24における設定確認の結果、T21で3G基地局30の受信したRRC Connection Requestの中に、LTEの“ネットワーク異常”及び“EARFCN”の各情報が含まれる場合には、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10からの接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)を返信することなく、当該接続要求に従い、移動局10との間でパケット通信を開始する(T31)。
また、T24における設定確認の結果、RRC Connection Requestの中に、LTEの“セル規制”及び“EARFCN”の各情報が含まれる場合には、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30は、当該EARFCNの情報を基に、移動局10の通信可能なLTEセルの有無を判定する(T32)。当該判定の結果、移動局10の通信可能なLTEセルがある場合には(T32;Yes)、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10の通信可能なLTE基地局のEARFCNを、接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)に乗せて、移動局10に返信する(T33)。移動局10のLTE通信部16(システムLSI10a、DAC/ADC10b、周波数変換器10c、RF回路10d、アンテナ10e)は、RRC Connection Reject信号を受信すると、当該信号に含まれるEARFCNに基づき、新たな接続先となるLTE基地局を決定し、当該LTE基地局との間でパケット通信を開始する。一方、T32における判定の結果、移動局10の通信可能なLTEセルが存在しない場合には(T32;No)、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10から送信されたRRC Connection Request信号に対する返信(RRC Connection Rejectの送信)を行わず(T34)、移動局10からの接続要求に従い、移動局10との間でパケット通信を開始する。
更に、T24における設定確認の結果、T21で3G基地局30の受信したRRC Connection Requestの中に、LTEの“ネットワークアクセス規制”の情報が含まれる場合には、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10からの接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)を返信することなく、当該接続要求に従い、移動局10との間でパケット通信を開始する(T35)。
なお、T24における設定確認の結果、T21で3G基地局30の受信したRRC Connection Requestの中に、LTE障害要因またはEARFCNの情報が含まれていない場合には、3G基地局30は、以下の動作を実行する。すなわち、3G基地局30の通信部31(DAC/ADC20fと、周波数変換器20gと、RF回路20hと、アンテナ20i)は、移動局10からの接続要求を拒否する信号(RRC Connection Reject)を、移動局10に返信する(T36)。
以上説明したように、本実施例に係る無線通信システム1によれば、移動局10と、3G方式を用いて移動局10と通信する3G基地局30と、LTE方式を用いて移動局10と通信するLTE基地局20とを有する。移動局10は、通信制御部12と3G通信部15とを有する。通信制御部12は、LTE方式を用いたLTE基地局20との通信の可否を判定する。3G通信部15は、通信制御部12により上記通信が不可と判定された場合、3G基地局30に対して通信要求を送信する際、LTE基地局20との通信が不可であることを、3G基地局30に通知する。3G基地局30は、移動局10に対してLTE基地局20との通信を要求することなく、上記通信要求に応じて、3G方式を用いて移動局10と通信する。つまり、無線通信システム1においては、移動局10が、各種の障害要因により、LTE基地局20との無線通信が不可の状態となり、LTEから3GにRAT変更した際、上述した手順により、3G基地局30あるいは他のLTE基地局と接続する。これにより、無線通信システム1は、ネットワーク負荷の低減、及び、移動局10と基地局との接続遅延の低減を図ると共に、呼処理のサービス性向上を実現する。
移動局10は、3G基地局30に対して通信要求を送信する際、LTE基地局20の周波数番号を、3G基地局30に通知する。これにより、3G基地局30は、LTE基地局20の周波数番号に基づき、移動局10が、如何なる周波数番号を有するLTE基地局20との通信が不可であるかを、容易に識別することができる。更に、3G基地局30は、自局周辺におけるLTE基地局を検出し、検出されたLTE基地局の中に、LTE基地局20の周波数番号以外のLTE基地局が有るか否かを判定する。判定の結果、LTE基地局20の周波数番号以外のLTE基地局が有る場合には、3G基地局30は、移動局10との通信を拒否(リジェクト)し、そのLTE基地局の周波数番号を移動局10に通知する。これにより、3G基地局30は、移動局10に対して、通信が不可であった周波数番号とは異なる周波数番号のLTE基地局への接続を促す。反対に、上記判定の結果、LTE基地局20の周波数番号以外のLTE基地局が無い場合には、3G基地局30は、移動局10との通信を拒否(リジェクト)することなく、移動局10との通信を開始する。したがって、移動局10は、LTE基地局20との通信が不可であった場合でも、可能な限り、3G基地局30よりも通信品質の高い他のLTE基地局との間で、通信を開始することができる。
本実施例では、移動局10の3G通信部15は、3G基地局30に対して、通信不能となったLTE基地局20の識別情報ではなく、当該LTE基地局20の中心周波数番号であるEARFCNを、RRC Connection Requestと共に送信する。3G基地局30は、移動局10から送信されたEARFCNを受信すると、LTE基地局20の周辺のLTE基地局の中から、当該EARFCN以外を中心周波数とするLTE基地局の存否を確認する。3G基地局30は、移動局10から通知されたEARFCN以外の周辺LTE基地局が無ければ、移動局10と接続する。これに対して、移動局10から通知されたEARFCN以外のEARFCNを有する周辺LTE基地局が有れば、3G基地局30は、かかる周辺LTE基地局のEARFCNを、移動局10に返信する。EARFCNの返信を受けた移動局10は、当該EARFCNにより識別される中心周波数を割り当てられた複数のLTE基地局の中から、受信電波強度やSIR推定値に基づき、通信品質の良好なLTE基地局を選択する。この選択処理は、LTE通信品質検出部11が行う。そして、移動局10は、LTE通信部16により、当該LTE基地局との通信を開始する。
すなわち、移動局10は、3G基地局30からLTE基地局IDの通知を直接受けるのではなく、一旦EARFCNの通知を受け、そのEARFCNを中心周波数とするLTE基地局を接続先の候補とする。接続先候補となるLTE基地局の数は、例えば、1つのEARFCNにつき8つである。移動局10は、LTE通信品質検出部11により、接続先候補として絞り込まれた複数のLTE基地局の中から、更に、通信品質の最も良いLTE基地局を通信相手として特定する。移動局10の通信環境は、移動速度や、遮蔽物、干渉、反射の有無といった諸条件により、時々刻々と変化するものである。したがって、移動局10が、周辺LTE基地局の中から何れの基地局と通信を行うのが最も望ましいかを、3G基地局30側で正確に把握し、移動局10に通知することは困難である。換言すれば、仮に、3G基地局30が、移動局10の接続先とするLTE基地局のIDを指定した場合、そのLTE基地局が、移動局10にとって最良の通信相手ではない可能性がある。そこで、本実施例に係る無線通信システム1は、3G基地局30から移動局10への通知を、EARFCNの通知に留め、通知されたEARFCNを有するLTE基地局の中から最良の基地局を、移動局10自身に選択させるものとした。これにより、移動局10は、LTE基地局20との通信が不能となった場合でも、移動局10にとって最適な別のLTE基地局を、通信相手として選択することができる。したがって、移動局10は、3G基地局30よりも高速な通信の可能なLTE基地局の中でも、より通信品質の高いLTE基地局との間で、パケット通信を行うことが可能となる。その結果、無線通信システム1の高速化が実現される。
なお、上述した各障害要因に応じた無線通信システムの動作は、各々が個別に実行されるとは限らず、複数の動作を組み合わせて実行されるものとしてもよい。また、その組合せの数や順序についても、適宜選定可能である。
1 無線通信システム
10 移動局
10a システムLSI
10b DAC/ADC
10c 周波数変換器
10d RF回路
10e アンテナ
11 LTE通信品質検出部
12 通信制御部
13 3G通信品質検出部
14 通信品質情報記憶部
141 EARFCN格納領域
142 LTE障害要因格納領域
15 3G通信部
16 LTE通信部
20 LTE基地局
20a インタフェース
20b CPU
20c SDRAM
20d FPGA
20e DSP
20f DAC/ADC
20g 周波数変換器
20h RF回路
20i アンテナ
21 通信部
30 3G基地局
31 通信部
40 MME
50 RNC
51 メッセージ送受信部
52 通信制御部

Claims (5)

  1. 移動局と、
    第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する第1の基地局と、
    第2の通信方式を用いて前記移動局と通信する第2の基地局と
    を有する無線通信システムにおいて、
    前記移動局は、
    前記第2の通信方式を用いた前記第2の基地局との通信の可否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記通信が不可と判定された場合、前記第1の基地局に対して通信要求を送信する際、前記第2の基地局との通信が不可であることを、前記第1の基地局に通知する通知部とを有し、
    前記第1の基地局は、
    前記移動局に対して前記第2の基地局との通信を要求することなく、前記通信要求に応じて、前記第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する通信部
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記移動局の通知部は、前記第1の基地局に対して通信要求を送信する際、前記第2の基地局の周波数番号を、前記第1の基地局に通知することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 第1の通信方式を用いて第1の基地局と通信すると共に、第2の通信方式を用いて第2の基地局と通信する移動局において、
    前記第2の通信方式を用いた前記第2の基地局との通信の可否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記通信が不可と判定された場合、前記第1の基地局に対して通信要求を送信する際、前記第2の基地局との通信が不可であることを、前記第1の基地局に通知する通知部と
    を有することを特徴とする移動局。
  4. 第1の通信方式を用いて移動局と通信する第1の基地局において、
    前記移動局から通信要求を受信する際、第2の基地局との通信が不可であることの通知を受けると、前記移動局に対して前記第2の基地局との通信を要求することなく、前記通信要求に応じて、前記第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する通信部
    を有することを特徴とする基地局。
  5. 移動局と、
    第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する第1の基地局と、
    第2の通信方式を用いて前記移動局と通信する第2の基地局と
    を有する無線通信システムにおける無線通信方法において、
    前記移動局は、
    前記第2の通信方式を用いた前記第2の基地局との通信の可否を判定し、
    前記通信が不可と判定された場合、前記第1の基地局に対して通信要求を送信する際、前記第2の基地局との通信が不可であることを、前記第1の基地局に通知し、
    前記第1の基地局は、
    前記移動局に対して前記第2の基地局との通信を要求することなく、前記通信要求に応じて、前記第1の通信方式を用いて前記移動局と通信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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