JP2010004247A - 無線通信システム、基地局装置、デュアルモード移動局装置、および無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、基地局装置、デュアルモード移動局装置、および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信チャネルの割り当て効率を向上させる。
【解決手段】デュアルモード移動局16は、従来基地局12から送信される報知チャネルに基づいて(S200)、従来基地局12に対してリンクチャネル確立要求を送信する(S208)。従来基地局12は、デュアルモード移動局16からのリンクチャネル確立要求に応じて、次世代基地局14−1,14−2が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認し(S210〜S216)、その確認結果に基づいて、従来基地局12または次世代基地局14における割り当て可能な通信チャネルのいずれかをデュアルモード移動局16に割り当てる(S218,S220)。デュアルモード移動局16は、従来基地局12により割り当てられる通信チャネルを用いて、従来基地局12または次世代基地局14と通信を行う(S222)。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信システム、基地局装置、デュアルモード移動局装置、および無線通信方法に関し、特に、通信チャネルの割り当てに関する。
近年、新たな無線通信方式を採用する移動通信システムが次々に導入されている。これに伴い、異なる2つの移動通信システムに対応するデュアルモード移動局が提供される場合がある。
たとえば、PHS(Personal Handy-phone System)においても、非特許文献1に規定された標準規格に準拠する従来PHS(1.9GHz帯)と、非特許文献2に規定された標準規格に準拠する次世代PHS(2.5GHz帯)と、に対応するデュアルモード移動局の提供が計画されている。
"RCR STD-28「第二世代コードレス電話システム標準規格」5.2版"、平成18年5月29日、社団法人電波産業会 "ARIB STD-T95「OFDMA/TDMA TDDBroadband Wireless Access System (Next Generation PHS)ARIB STANDARD」1.0版"、平成19年12月12日、社団法人電波産業会
デュアルモード移動局は、各移動通信システムの基地局から送信される報知チャネル(共通制御チャネルの1つ)をそれぞれ定期的にサーチし、そのサーチ結果(たとえば報知チャネルの受信レベル)に基づいていずれか一方のシステムの基地局に対して通信チャネルの割り当てを求める接続要求(リンクチャネル確立要求)を行う。
しかしながら、上記従来の技術では、接続先となる移動通信システムをデュアルモード移動局が選択するため、そのデュアルモード移動局に割り当てる通信チャネルを決定する際に、各移動通信システムの基地局それぞれのトラフィック状況を考慮することができなかった。このため、デュアルモード移動局は、トラフィックの多い基地局から接続要求を拒否される(リンクチャネルの確立に失敗する)場合があり、別の基地局に対して再度接続要求を試みる必要があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、通信チャネルの割り当て効率を向上させることができる無線通信システム、基地局装置、デュアルモード移動局装置、および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る無線通信システムは、第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置に近接し前記第1の基地局装置とは異なる無線通信方式を採用する第2の基地局装置と、前記第1および第2の基地局装置が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局装置と、を含む無線通信システムであって、前記デュアルモード移動局装置は、前記第1の基地局装置から送信される報知信号に基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信する接続要求手段を含み、前記第1の基地局装置は、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に応じて、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認するリソース確認手段と、前記リソース確認手段による確認結果に基づいて、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てるチャネル割当手段と、を含み、前記デュアルモード移動局装置は、前記第1の基地局装置により割り当てられる通信チャネルを用いて、前記第1または第2の基地局装置と通信を行うことを特徴とする。
本発明によれば、デュアルモード移動局装置からの接続要求を受信した第1の基地局装置が、第1および第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかをデュアルモード移動局装置に割り当てる。すなわち、本発明に係る無線通信システムでは、デュアルモード移動局装置に割り当てる通信チャネルを決定する際に、第1および第2の基地局装置それぞれのトラフィック状況などを考慮することができる。このため、デュアルモード移動局装置によるリンクチャネル確立の成功率を高めることができ、通信チャネルの割り当て効率を向上させることができる。
また、本発明の一態様では、前記チャネル割当手段は、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有する場合に、前記第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当て、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有しない場合に、当該第1の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てる。
この態様によれば、第1の基地局装置および第2の基地局装置がともに割り当て可能な通信チャネルを有する場合に、第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルを優先的にデュアルモード移動局に対して割り当てることができる。
また、本発明の一態様では、前記接続要求手段は、前記第2の基地局装置から送信される報知信号にさらに基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信する。
この態様では、前記接続要求手段は、前記第1の基地局装置に対して、前記第2の基地局装置から送信される報知信号に含まれる前記第2の基地局装置の基地局識別情報と該報知信号の受信レベルとを含む接続要求を送信し、前記チャネル割当手段は、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に含まれる基地局識別情報と受信レベルとにさらに基づいて、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当ててもよい。
また、この態様では、前記デュアルモード移動局装置は、前記第2の基地局装置から送信される報知信号の受信レベルに基づいて、前記第2の基地局装置との無線通信が可能であるか否かを判定する通信判定手段、をさらに含み、前記接続要求手段は、前記通信判定手段が前記第2の基地局装置との無線通信が可能であると判定した場合に、前記第1の基地局装置に対して、前記第2の基地局装置の基地局識別情報を含む接続要求を送信し、前記リソース確認手段は、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に前記第2の基地局装置の基地局識別情報が含まれる場合に、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認してもよい。
こうすれば、デュアルモード移動局装置によるリンクチャネル確立の成功率をさらに高めることができ、通信チャネルの割り当て効率をさらに向上させることができる。
また、本発明に係る基地局装置は、近接基地局装置とは異なる無線通信方式を採用する基地局装置であって、前記近接基地局装置および当該基地局装置が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局装置からの接続要求に応じて、前記近接基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認するリソース確認手段と、前記リソース確認手段による確認結果に基づいて、前記近接基地局装置または当該基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てるチャネル割当手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るデュアルモード移動局装置は、第1の基地局装置が採用する第1の無線通信方式と、前記第1の基地局装置に近接する第2の基地局装置が採用する第2の無線通信方式と、に対応するデュアルモード移動局装置であって、前記第1の基地局装置から送信される報知信号に基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信する接続要求手段と、前記接続要求に応じて前記第1の基地局装置により割り当てられる、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを用いて、前記第1または第2の基地局装置と通信を行う無線通信手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信方法は、第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置に近接し前記第1の基地局装置とは異なる無線通信方式を採用する第2の基地局装置と、前記第1および第2の基地局装置が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局装置と、を含む無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記デュアルモード移動局装置が、前記第1の基地局装置から送信される報知信号に基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信するステップと、前記第1の基地局装置が、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に応じて、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認するステップと、前記第1の基地局装置が、前記確認の結果に基づいて、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てるステップと、前記デュアルモード移動局装置が、前記第1の基地局装置により割り当てられる通信チャネルを用いて、前記第1または第2の基地局装置と通信を行うステップと、を含むことを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システム10の全体構成図である。同図に示すように、無線通信システム10は、TDMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time Division Duplex:時分割多元接続/時分割双方向通信)方式を採用する1.9GHz帯の従来PHSに対応する複数の従来基地局12(ここでは2つのみを示す)と、TDMA/TDD方式およびOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式を採用する2.5GHz帯の次世代PHSに対応する次世代基地局14(ここでは2つのみを示す)と、従来PHSと次世代PHSとに対応するデュアルモード移動局16と、を含んで構成される。従来基地局12と次世代基地局14は、IP網などのネットワーク18を介して接続されており、制御データや通信データなどを相互に送受する。
図2は、従来PHSの無線チャネル構成を示す図である。同図に示すように、従来PHSでは、5msのTDMAフレームが8つのタイムスロットに区切られており、そのうち4スロットがアップリンク(移動局から基地局に向かう無線チャネル)に、残りの4スロットがダウンリンク(基地局から移動局に向かう無線チャネル)に、それぞれ割り当てられている。また、4つアップリンクと4つダウンリンクはそれぞれ対をなしており、対をなすアップリンクおよびダウンリンクには、同一の制御チャネル(Control Channel:CCH)または同一の情報チャネル(Traffic Channel:TCH)がそれぞれ割り当てられるようになっている。
図3は、次世代PHSの無線チャネル構成を示す図である。同図に示すように、次世代PHSでも、従来PHSと同様、5msのTDMAフレームが8つのタイムスロットに区切られており、そのうち4スロットがアップリンクに、残りの4スロットがダウンリンクに、それぞれ割り当てられている。次世代PHSの各無線チャネルは、これらタイムスロットのいずれかと、OFDMA方式による2.5GHz帯のサブチャネルのいずれかと、の組み合わせにより構成され、それぞれがPRU(Physical Resource Unit)と呼ばれる。このうち、特定のPRU(たとえば、図3に示す最上段のPRU)は、共通チャネル(Common Channel:CCH)専用の無線チャネルであり、その他のPRUは、各移動局に個別に割り当てられるANCH(Anchor Channel)やEXCH(Extra Channel)などの通信チャネル用の無線チャネルである。また、4つアップリンクと4つダウンリンクはそれぞれ対をなしており、対をなすアップリンクおよびダウンリンクには、同一の共通チャネル、同一の制御チャネル、または同一の情報チャネルがそれぞれ割り当てられるようになっている。
デュアルモード移動局16は、図2に示す従来PHSの無線チャネルを用いて従来基地局12と無線通信を行うことができ、また図3に示す次世代PHSの無線チャネルを用いて次世代基地局14と無線通信を行うこともできる。ただし、デュアルモード移動局16は、従来基地局12および次世代基地局14のいずれと通信を行う場合にも、従来基地局12に対して接続要求(リンクチャネル確立要求)を送信する。
デュアルモード移動局16からの接続要求を受信した従来基地局12は、近接する次世代基地局14が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認した上で、自局における割り当て可能な通信チャネル(TCH)または自局に近接する次世代基地局14における割り当て可能な通信チャネル(ANCH)からいずれかの通信チャネルを選択し、選択した通信チャネル(TCHまたはANCH)をデュアルモード移動局16に割り当てる。
すなわち、本実施形態に係る無線通信システム10では、デュアルモード移動局16に割り当てる通信チャネルを決定する際に、従来基地局12および次世代基地局14それぞれのトラフィック状況などを考慮することができる。これにより、デュアルモード移動局16によるリンクチャネル確立の成功率を高め、通信チャネルの割り当て効率の向上を図っている。
以下では、上記処理を実現するために従来基地局12およびデュアルモード移動局16が備える構成について説明する。
図4は、従来基地局12の機能ブロック図である。同図に示すように、従来基地局12は、アンテナ20、無線部22、変復調部24、従来PHS処理部26、ネットワークI/F部28、および制御部30(チャネル割当部32、リソース確認部34)を含んで構成される。
アンテナ20は、無線信号を受信し、受信された無線信号を無線部22に出力する。また、アンテナ20は、無線部22から供給される無線信号を移動局に対して送信する。なお、無線信号の受信と送信は、4スロットごとに切り替えられる。
無線部22は、低雑音アンプ、パワーアンプ、局部発振器、ミキサ、およびフィルタを含んで構成される。無線部22は、アンテナ20から入力される無線信号を低雑音アンプで増幅し、中間周波数信号にダウンコンバートしてから、変復調部24に出力する。また、無線部22は、変復調部24から入力される変調信号を無線信号にアップコンバートし、パワーアンプで送信出力レベルまで増幅してから、アンテナ20に供給する。
変復調部24は、A/D変換器、D/A変換器、復調回路、および変調回路を含み、制御部30の指示に従って、入力される信号に対する変復調処理を行う。すなわち、変復調部24は、無線部22から入力されるアナログの受信信号をディジタル信号に変換し、復調および復号によってディジタル信号から取り出した受信データを従来PHS処理部26に出力する。また、変復調部24は、従来PHS処理部26から入力されるフレームに基づいてディジタルの変調信号を生成し、生成されたディジタルの変調信号に対応するアナログの変調信号を無線部22に出力する。
従来PHS処理部26は、たとえばCPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)で構成され、制御部30の指示に従って、入力されるデータに対し従来PHSのプロトコルに基づくデータ処理を行う。すなわち、従来PHS処理部26は、変復調部24から入力される受信データに含まれるチャネル識別子(Channel Indicator:CI)などに基づいてその受信データからペイロードデータを抽出し、抽出されたペイロードデータをネットワークI/F部28に出力する。また、従来PHS処理部26は、ネットワークI/F部28から入力されるペイロードデータを制御部30から指示される無線チャネルに応じたフレームに格納し、そのフレームを変復調部24に出力する。
制御部30は、たとえばCPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成され、従来基地局12の各部を制御する。特に、制御部30は、チャネル割当部32およびリソース確認部34を機能的に含み、移動局からのリンクチャネル確立要求に応じて、自局または自局に近接する次世代基地局14における割り当て可能な通信チャネルのいずれかをその移動局に割り当てる。
ここで、上記機能を実現するために制御部30が備える構成を図6に基づいてより詳細に説明する。
チャネル割当部32は、リンクチャネル確立要求が受信されると(S100)、リンクチャネル確立要求の送信元がデュアルモード移動局16であるか否かに応じて、送信元に割り当てる通信チャネルの選択方法を決定する(S102)。
リンクチャネル確立要求の送信元がデュアルモード移動局16である場合(S102:Y)、チャネル割当部32は、自局に近接する次世代基地局14が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かをリソース確認部34に確認させる。
チャネル割当部32の指示を受けたリソース確認部34は、図示しない記憶部に近接基地局として予め登録されている次世代基地局14の基地局識別情報(基地局ID)に基づいて、自局に近接する次世代基地局14を特定する。そして、リソース確認部34は、特定した次世代基地局14に対して、空きリソースすなわち割り当て可能な通信チャネル(ANCH)を有無を確認するためのリソース獲得要求を送信する(S104)。リソース獲得要求を受信した次世代基地局14は、自局内に割り当て可能なANCH(たとえば、通信に使用されていない空きチャネルのうち妨害波レベルが所定レベル未満であるもの)が有るか否かを確認し、割り当て可能なANCHが有ればそのANCHのチャネルIDを含むリソース獲得応答を返信し、割り当て可能なANCHが無ければ拒否を示すリソース獲得応答を返信する。
リソース確認部34は、次世代基地局14からのリソース獲得応答を受信すると(S106)、受信されたリソース獲得応答に基づいて、自局に近接する次世代基地局14が割り当て可能なANCHを有するか否かを判定し(S108)、判定結果をチャネル割当部32に通知する。
自局に近接する次世代基地局14が割り当て可能なANCHを有する場合(S108:Y)、チャネル割当部32は、それらANCHのいずれかを選択し(S110)、その次世代基地局14の基地局IDと選択したANCHのチャネルIDとを含むリンクチャネル割当を送信元のデュアルモード移動局16に送信するよう、従来PHS処理部26に指示する(S112)。
一方、リンクチャネル確立要求の送信元がデュアルモード移動局16ではない場合(S102:N)または自局に近接する次世代基地局14が割り当て可能なANCHを有しない場合(S108:N)、チャネル割当部32は、自局内の割り当て可能なTCH(たとえば、通信に使用されていない空きチャネルのうち妨害波レベルが所定値未満であるもの)からいずれかのTCHを選択し(S114)、選択したTCHのチャネルIDを含むリンクチャネル割当を送信元の移動局に送信するよう、従来PHS処理部26に指示する(S116)。
これにより、従来基地局12に対してリンクチャネル確立要求を送信したデュアルモード移動局16には、次世代基地局14における割り当て可能なANCHが、従来基地局12における割り当て可能なTCHよりも優先的に割り当てられる。
ネットワークI/F部28は、従来PHS処理部26から入力されるペイロードデータに所定のIPヘッダを付加してIPパケットを生成し、生成されたIPパケットをネットワーク18を介して他の従来基地局12や次世代基地局14などに送信する。また、ネットワークI/F部28は、他の従来基地局12や次世代基地局14などから送信されるIPパケットをネットワーク18を介して受信し、受信されたIPパケットに含まれるペイロードデータを従来PHS処理部26に出力する。
図5は、デュアルモード移動局16の機能ブロック図である。同図に示すように、デュアルモード移動局16は、アンテナ40、無線部42、変復調部44、従来PHS処理部46、次世代PHS処理部48、制御部50(基地局情報取得部52、通信制御部54)、および上位プロトコルI/F部56を含んで構成される。
アンテナ40は、無線信号を受信し、受信された無線信号を無線部42に出力する。また、アンテナ40は、無線部42から供給される無線信号を従来基地局12または次世代基地局14に対して送信する。なお、無線信号の受信と送信は、4スロットごとに切り替えられる。
無線部42は、低雑音アンプ、パワーアンプ、局部発振器、ミキサ、およびフィルタを含んで構成される。無線部42は、アンテナ40から入力される無線信号を低雑音アンプで増幅し、中間周波数信号にダウンコンバートしてから、変復調部44に出力する。また、無線部42は、変復調部44から入力される変調信号を無線信号にアップコンバートし、パワーアンプで送信出力レベルまで増幅してから、アンテナ40に供給する。
変復調部44は、A/D変換器、D/A変換器、直並列変換器、並直列変換器、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)演算部、およびIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)演算部を含み、制御部50の指示に従って、入力される信号の種別に応じた変復調処理を行う。
すなわち、無線部42から変復調部44に入力されるアナログの受信信号の周波数が従来PHSに対応する周波数である場合、変復調部44は、そのアナログ信号をディジタル信号に変換し、復調および復号によってディジタル信号から取り出した受信データを従来PHS処理部46に出力する。
また、変復調部44は、従来PHS処理部46から入力されるフレームに基づいてディジタルの変調信号を生成し、生成されたディジタルの変調信号に対応するアナログの変調信号を無線部42に出力する。
一方、無線部42から変復調部44に入力されるアナログの受信信号の周波数が次世代PHSに対応する周波数である場合、変復調部44は、そのアナログ信号に、GI(Guard Interval:ガードインターバル)の除去、A/D変換、直並列変換、離散フーリエ変換、並直列変換などを施し、連続する複素シンボル列を得る。そして、変復調部44は、得られた複素シンボル列からシンボルの変調方式に応じたデータビット列(受信データ)を抽出し、抽出された受信データを次世代PHS処理部48に出力する。
また、変復調部44は、次世代PHS処理部48から入力されるフレームに対して、制御部50により指定される変調方式に応じたシンボルマッピング(振幅と位相の割り当て)を行い、複素シンボル列を得る。そして、変復調部44は、得られた複素シンボル列に、直並列変換、逆離散フーリエ変換、並直列変換、D/A変換などを施し、生成されたベースバンドOFDM信号にGIを付加した信号を無線部42に出力する。
従来PHS処理部46は、たとえばCPUまたはDSPで構成され、制御部50の指示に従って、入力されるデータに対し従来PHSのプロトコルに基づくデータ処理を行う。すなわち、従来PHS処理部46は、変復調部44から入力される受信データに含まれるチャネル識別子(CI)などに基づいて、その受信データからペイロードデータを抽出し、抽出されたペイロードデータを上位プロトコルI/F部56に出力する。また、従来PHS処理部46は、上位プロトコルI/F部56から入力されるペイロードデータを、制御部50から指示される無線チャネル(CCH、TCHなど)に応じたフレームに格納し、そのフレームを変復調部44に出力する。
次世代PHS処理部48は、たとえばCPUまたはDSPで構成され、制御部50の指示に従って、入力されるデータに対し次世代PHSのプロトコルに基づくデータ処理を行う。すなわち、次世代PHS処理部48は、変復調部44から入力される受信データに含まれるチャネル識別子(CI)などに基づいて、その受信データからペイロードデータを抽出し、抽出されたペイロードデータを上位プロトコルI/F部56に出力する。また、次世代PHS処理部48は、上位プロトコルI/F部56から入力される送信データを、制御部50から指示される無線チャネル(ANCH、EXCHなど)に応じたフレームに格納し、そのフレームを変復調部44に出力する。
制御部50は、たとえばCPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成され、デュアルモード移動局16を従来PHSと次世代PHSの両システムに対応させるようデュアルモード移動局16の各部を制御する。特に、制御部50は、基地局情報取得部52および通信制御部54を機能的に含み、従来基地局12または次世代基地局14との通信に係る一連の処理を制御する。
基地局情報取得部52は、従来基地局12から定期的に送信される報知チャネル(制御チャネル(Control Channel:CCH)の1つ)または次世代基地局14から定期的に送信される報知チャネル(共通チャネル(Common Channel:CCH)の1つ)を受信し、受信された報知チャネルの受信レベルとその報知チャネルに含まれる基地局IDとを取得する。
通信制御部54は、デュアルモード移動局16が従来基地局12および次世代基地局14のいずれと通信を行う場合にも、基地局情報取得部52により取得された報知チャネルの受信レベルに基づいて選択される従来基地局12に対してリンクチャネル確立要求を送信する。たとえば、通信制御部54は、受信レベルの最も高い報知チャネルの送信元である従来基地局12をリンクチャネル確立要求の送信先として選択する。そして、通信制御部54は、選択した従来基地局12に対してリンクチャネル確立要求を送信するよう、従来PHS処理部46に指示する。
また、通信制御部54は、従来基地局12からのリンクチャネル割当が受信されると、そのリンクチャネル割当に含まれるチャネルIDにより識別される通信チャネル(TCHまたはANCH)を用いて従来基地局12または次世代基地局14と通信を行うよう、従来PHS処理部46に指示する。
具体的には、受信されたリンクチャネル割当にチャネルIDのみが含まれる場合、通信制御部54は、そのチャネルIDにより識別されるTCHを用いてリンクチャネル割当の送信元である従来基地局12と通信を行うよう、従来PHS処理部46に指示する。一方、受信されたリンクチャネル割当に基地局IDとチャネルIDが含まれる場合、通信制御部54は、そのチャネルIDにより識別されるANCHを用いてその基地局IDにより識別される次世代基地局14と通信を行うよう、次世代PHS処理部48に指示する。
上位プロトコルI/F部56は、従来PHS処理部46または次世代PHS処理部48から入力されるペイロードデータを図示しない上位層に供給する。また、上位プロトコルI/F部56は、図示しない上位層から入力される送信データを従来PHS処理部46または次世代PHS処理部48に出力する。
次に、従来基地局12、次世代基地局14(ここでは従来基地局12に近接する次世代基地局14−1,14−2のみを示す)、およびデュアルモード移動局16の間で行われる通信チャネルの割り当て処理の一例を図7に示すシーケンス図に基づいて説明する。
同図に示すように、従来基地局12および次世代基地局14−1,14−2は、それぞれ自局の基地局IDを含む報知チャネルを定期的に送信している(S200〜S204)。これらの報知チャネルを受信したデュアルモード移動局16は、受信された報知チャネルの受信レベルとその報知チャネルに含まれる基地局IDとを取得する(S206)。
デュアルモード移動局16は、通信を開始する際、S206で取得された報知チャネルの受信レベルに基づいて選択される従来基地局12(たとえば、受信レベルの最も高い報知チャネルの送信元)に対して、リンクチャネル確立要求を送信する(S208)。
従来基地局12は、デュアルモード移動局16からのリンクチャネル確立要求を受信すると、近接基地局として予め登録されている次世代基地局14−1,14−2に対してそれぞれリソース獲得要求を送信する(S210,S212)。
リンクチャネル確立要求を受信した次世代基地局14−1,14−2は、それぞれ、自局内に割り当て可能なANCHが有るか否かを確認し、割り当て可能なANCHが有ればそのANCHのチャネルIDを含むリソース獲得応答を従来基地局12に返信し、割り当て可能なANCHが無ければ拒否を示すリソース獲得応答を従来基地局12に返信する(S214,S216)。
従来基地局12は、次世代基地局14−1,14−2からのリソース獲得応答を受信すると、それらのリソース獲得応答に基づいて、デュアルモード移動局16に割り当てる通信チャネルを決定する(S218)。すなわち、従来基地局12は、次世代基地局14−1,14−2のいずれかが割り当て可能なANCHを有する場合には、それらANCHのいずれか(たとえば、妨害波レベルが最小であるもの)をデュアルモード移動局16に割り当てる通信チャネルとし、次世代基地局14−1,14−2のいずれもが割り当て可能なANCHを有しない場合には、自局内の割り当て可能なTCHのいずれか(たとえば、妨害波レベルが最小であるもの)をデュアルモード移動局16に割り当てる通信チャネルとする。
そして、従来基地局12は、S218で決定された通信チャネル(TCHまたはANCH)のチャネルIDを含むリンクチャネル割当をデュアルモード移動局16に送信する(S220)。なお、S218で決定された通信チャネルがANCHである場合、S220で送信されるリンクチャネル割当には、そのANCHを有する次世代基地局14−1または14−2の基地局IDがさらに含まれる。
従来基地局12からのリンクチャネル割当を受信したデュアルモード移動局16は、従来基地局12または次世代基地局14と、そのリンクチャネル割当に含まれるチャネルIDにより識別される通信チャネル(TCHまたはANCH)を確立する(S222)。具体的には、受信されたリンクチャネル割当にチャネルIDのみが含まれる場合、デュアルモード移動局16は、従来基地局12と、そのチャネルIDにより識別されるTCHを確立する。
一方、受信されたリンクチャネル割当に基地局IDとチャネルIDが含まれる場合、デュアルモード移動局16は、その基地局IDにより識別される次世代基地局14−1または14−2と、そのチャネルIDにより識別されるANCHを確立する。この場合、従来基地局12と次世代基地局14−1,14−2と間でTDMAフレームの同期が確立されており、さらにデュアルモード移動局16がS200で受信された報知信号に基づいて従来基地局12との間で下りフレーム同期を確立していれば、デュアルモード移動局16は、次世代基地局14−1または14−2との上りフレーム同期確立処理を省略することができる。
なお、デュアルモード移動局16は、S206で取得された次世代基地局14−1または14−2からの報知レベルの受信レベルに基づいて、次世代基地局14−1または14−2との無線通信が可能であるか否か(たとえば、受信レベルが所定レベル以上であるか否か)を判定し、S208において、無線通信が可能であると判断された次世代基地局14の基地局IDを含むリンクチャネル確立要求を従来基地局12に送信してもよい。こうすれば、従来基地局12は、リンクチャネル確立要求に含まれる基地局IDにより識別される次世代基地局14だけに対してリソース確認要求を送信すればよくなるため、リソース確認の処理負荷を軽減することができる。また、従来基地局12は、リンクチャネルの確立に成功する可能性の高いANCHをデュアルモード移動局16に割り当てることができる。
また、デュアルモード移動局16は、S208において、S206で取得された次世代基地局14−1および14−2の基地局IDとそれらの基地局から送信された報知レベルの受信レベルとを含むリンクチャネル確立要求を従来基地局12に送信してもよい。そして、従来基地局12は、S218において、リンクチャネル確立要求に含まれる基地局IDと受信レベルとにさらに基づいて、デュアルモード移動局16に割り当てる通信チャネルを決定してもよい。こうすれば、従来基地局12は、リンクチャネルの確立に成功する可能性の高いANCHをデュアルモード移動局16に割り当てることができる。
さらに、デュアルモード移動局16は、たとえばキャリアセンスなどによって通信品質のよいANCHを特定し、S208において、特定されたANCHを指定したリンクチャネル確立要求を従来基地局12に送信してもよい。こうすれば、従来基地局12は、リンクチャネルの確立に成功する可能性のさらに高いANCHをデュアルモード移動局16に割り当てることができる。
以上説明した無線通信システム10によれば、従来基地局12および次世代基地局14それぞれのトラフィック状況(割り当て可能な通信チャネルの有無)などに基づいて、デュアルモード移動局16に割り当てる通信チャネルを決定することができる。このため、デュアルモード移動局16によるリンクチャネル確立の成功率を高めることができ、通信チャネルの割り当て効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、本発明は、第1の基地局と、第1の基地局に近接し第1の基地局とは異なる無線通信方式を採用する第2の基地局と、第1および第2の基地局が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局と、を含む無線通信システム全般に広く適用することができる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成図である。 従来PHSの無線チャネル構成を示す図である。 次世代PHSの無線チャネル構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る次世代基地局の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るデュアルモード移動局の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る通信チャネルの割り当て処理の一例を示すフロー図である。 本発明の実施形態に係る通信チャネルの割り当て処理の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 無線通信システム、12 従来基地局,14 次世代基地局、16 デュアルモード移動局、18 ネットワーク、20,40 アンテナ、22,42 無線部、24,44 変復調部、26,46 従来PHS処理部、28 ネットワークI/F部、30,50 制御部、32 チャネル割当部、34 リソース確認部、48 次世代PHS処理部、52 基地局情報取得部、54 通信制御部、56 上位プロトコルI/F部。

Claims (8)

  1. 第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置に近接し前記第1の基地局装置とは異なる無線通信方式を採用する第2の基地局装置と、前記第1および第2の基地局装置が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局装置と、を含む無線通信システムであって、
    前記デュアルモード移動局装置は、
    前記第1の基地局装置から送信される報知信号に基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信する接続要求手段を含み、
    前記第1の基地局装置は、
    前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に応じて、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認するリソース確認手段と、
    前記リソース確認手段による確認結果に基づいて、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てるチャネル割当手段と、
    を含み、
    前記デュアルモード移動局装置は、前記第1の基地局装置により割り当てられる通信チャネルを用いて、前記第1または第2の基地局装置と通信を行う、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記チャネル割当手段は、
    前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有する場合に、前記第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当て、
    前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有しない場合に、当該第1の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てる、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1または2に記載の無線通信システムであって、
    前記接続要求手段は、前記第2の基地局装置から送信される報知信号にさらに基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項3に記載の無線通信システムにおいて、
    前記接続要求手段は、前記第1の基地局装置に対して、前記第2の基地局装置から送信される報知信号に含まれる前記第2の基地局装置の基地局識別情報と該報知信号の受信レベルとを含む接続要求を送信し、
    前記チャネル割当手段は、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に含まれる基地局識別情報と受信レベルとにさらに基づいて、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てる、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項3に記載の無線通信システムにおいて、
    前記デュアルモード移動局装置は、
    前記第2の基地局装置から送信される報知信号の受信レベルに基づいて、前記第2の基地局装置との無線通信が可能であるか否かを判定する通信判定手段、
    をさらに含み、
    前記接続要求手段は、前記通信判定手段が前記第2の基地局装置との無線通信が可能であると判定した場合に、前記第1の基地局装置に対して、前記第2の基地局装置の基地局識別情報を含む接続要求を送信し、
    前記リソース確認手段は、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に前記第2の基地局装置の基地局識別情報が含まれる場合に、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 近接基地局装置とは異なる無線通信方式を採用する基地局装置であって、
    前記近接基地局装置および当該基地局装置が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局装置からの接続要求に応じて、前記近接基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認するリソース確認手段と、
    前記リソース確認手段による確認結果に基づいて、前記近接基地局装置または当該基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てるチャネル割当手段と、
    を含むことを特徴とする基地局装置。
  7. 第1の基地局装置が採用する第1の無線通信方式と、前記第1の基地局装置に近接する第2の基地局装置が採用する第2の無線通信方式と、に対応するデュアルモード移動局装置であって、
    前記第1の基地局装置から送信される報知信号に基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信する接続要求手段と、
    前記接続要求に応じて前記第1の基地局装置により割り当てられる、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを用いて、前記第1または第2の基地局装置と通信を行う無線通信手段と、
    を含むことを特徴とするデュアルモード移動局装置。
  8. 第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置に近接し前記第1の基地局装置とは異なる無線通信方式を採用する第2の基地局装置と、前記第1および第2の基地局装置が採用する無線通信方式のいずれにも対応するデュアルモード移動局装置と、を含む無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記デュアルモード移動局装置が、前記第1の基地局装置から送信される報知信号に基づいて、前記第1の基地局装置に対して接続要求を送信するステップと、
    前記第1の基地局装置が、前記デュアルモード移動局装置からの接続要求に応じて、前記第2の基地局装置が割り当て可能な通信チャネルを有するか否かを確認するステップと、
    前記第1の基地局装置が、前記確認の結果に基づいて、前記第1または第2の基地局装置における割り当て可能な通信チャネルのいずれかを前記デュアルモード移動局装置に割り当てるステップと、
    前記デュアルモード移動局装置が、前記第1の基地局装置により割り当てられる通信チャネルを用いて、前記第1または第2の基地局装置と通信を行うステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
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