JPWO2012141279A1 - 回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 - Google Patents
回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2012141279A1 JPWO2012141279A1 JP2013509972A JP2013509972A JPWO2012141279A1 JP WO2012141279 A1 JPWO2012141279 A1 JP WO2012141279A1 JP 2013509972 A JP2013509972 A JP 2013509972A JP 2013509972 A JP2013509972 A JP 2013509972A JP WO2012141279 A1 JPWO2012141279 A1 JP WO2012141279A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- rotary
- flaw detector
- ultrasonic flaw
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/043—Analysing solids in the interior, e.g. by shear waves
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/18—Rotary transformers
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/26—Scanned objects
- G01N2291/263—Surfaces
- G01N2291/2634—Surfaces cylindrical from outside
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
Description
図1に示すように、一般的な回転型超音波探傷装置は、被検査材Sに対して超音波を送受信する超音波探触子1と、超音波探触子1が取り付けられ被検査材Sの周方向に回転する探触子ホルダー2と、超音波探触子1からの超音波の送受信を制御すると共に、超音波探触子1で受信したエコーに基づき被検査材Sの探傷を行う超音波探傷器3と、超音波探触子1と超音波探傷器3との間の信号伝送を行う信号伝送部4とを備えている。
この方法では、図2に示すように、信号伝送部4(図1参照)に、固定側電極41Aと回転側電極42Aとを設ける。固定側電極41Aと回転側電極42Aとの間に、ブラシ43を介在させる。固定側電極41Aは、超音波探傷器3(図1参照)と電気的に接続される。一方、回転側電極42Aは、超音波探触子1(図1参照)と電気的に接続され、超音波探触子1(探触子ホルダー2)(図1参照)と一体的に回転する。
そして、固定側電極41Aと回転側電極42Aとがブラシ43を介して接触することにより、超音波探触子1と超音波探傷器3との間の信号伝送が行われる。
この方法は、接触式であるため、高速回転に不適であり、保守性も極めて悪いという問題がある。
この方法では、図3に示すように、信号伝送部4(図1参照)に、固定側電極41Bと回転側電極42Bとを設ける。固定側電極41Bと回転側電極42Bとの間に、空気や水などの誘電体44を保持させる。固定側電極41Bは、超音波探傷器3(図1参照)と電気的に接続される。一方、回転側電極42Bは、超音波探触子1と電気的に接続され、超音波探触子1(探触子ホルダー2)(図1参照)と一体的に回転する。
上記のように、固定側電極41Bと回転側電極42Bとの間に誘電体44を保持させてコンデンサを形成することにより、超音波探触子1と超音波探傷器3との間の信号伝送が行われる。
この方法において、誘電体44として空気を用いる場合には、空気の誘電率が小さいため、電極間距離を微小(0.1〜0.5mm程度)にする必要があり、保守性が悪いという問題がある。
多チャンネルの信号伝送を行う場合(超音波探触子1を複数備える場合)、図4に示すように、水Wを均一に保持するには、複数の固定側電極41C及び回転側電極42Cを被検査材Sの長手方向に配列する必要がある。このため、信号伝送部4が被検査材Sの長手方向に長くなり、超音波探傷装置の大型化に繋がるという問題がある。また、被検査材Sの径が大きくなると、信号伝送部4の径も大きくなり、より一層水Wの保持が困難になる。
この方法では、図5に示すように、信号伝送部4(図1参照)に、固定側コイル45と回転側コイル46とを設ける。固定側コイル45は、超音波探傷器3(図1参照)と電気的に接続される。一方、回転側コイル46は、超音波探触子1と電気的に接続され、超音波探触子1(探触子ホルダー2)(図1参照)と一体的に回転する。
そして、固定側コイル45と回転側コイル46との間に生じる電磁誘導により、超音波探触子1と超音波探傷器3との間の信号伝送が行われる。
この方法では、コイル間は空気Aを介在させればよい上、前述したコンデンサカップリングを用いる方法と異なり、コイル間距離も大きくできるという利点がある。
しかしながら、従来、回転型超音波探傷装置の信号伝送部4用として提案されている回転トランスは、多チャンネルの信号伝送を行う場合(超音波探触子1を複数備える場合)、前述した固定側電極41C及び回転側電極42Cと同様に、複数の固定側コイル45及び回転側コイル46を被検査材Sの長手方向に配列する形態であるため、信号伝送部4が被検査材Sの長手方向に長くなり、超音波探傷装置の大型化に繋がるという問題がある。
従って、本発明に係る回転型超音波探傷装置用回転トランスが備える固定体及び回転体には、複数の1ターンコイルが形成されている。このように、1ターンコイルを用いることにより、コイル線間浮遊容量が0になるため、伝送効率の低下が生じない。
図6は、本発明の一実施形態に係る回転型超音波探傷装置の概略構成を示す模式図である。図6(a)は装置の全体構成を示す図であり、図6(b)は1つの超音波探触子についての電気的な接続関係を説明する図である。
図6に示すように、本実施形態に係る回転型超音波探傷装置100は、被検査材Sに対して超音波を送受信する複数の超音波探触子1と、超音波探触子1が取り付けられ被検査材Sの周方向に回転する探触子ホルダー2と、超音波探触子1からの超音波の送受信を制御すると共に、超音波探触子1で受信したエコーに基づき被検査材Sの探傷を行う超音波探傷器3と、超音波探触子1と超音波探傷器3との間の信号伝送を行う回転型超音波探傷装置用回転トランス(以下、単に回転トランスという場合がある)5とを備えている。被検査材Sは、探触子ホルダー2及び回転トランス5の中心孔に挿通される。
図7に示すように、固定体51は、複数(図7に示す例では4つ)の1ターンコイル511が同心円状に形成された基板512と、基板512を保持する保持部材513とを具備する。保持部材513は、基板512のコイル形成面と反対側の面を保持するものである。本実施形態の保持部材513は、アルミニウムから形成されている。
固定体51が具備する基板512と保持部材513との間には、空気、又は絶縁体で且つ比透磁率がほぼ1に等しい材料(例えば、ベークライト等のプラスチック)Mが介在している。図7に示す例では、基板512のコイル511が形成されている部位と保持部材513とが基板512の厚み方向に離間するように、保持部材513が断面コの字状に形成されており、基板512と保持部材513との間には空気が介在している。
本実施形態では、好ましい構成として、固定体51が具備する基板512に形成された複数の1ターンコイル511が、コイル幅Cと同等の間隔Dを隔てて同心円状に形成されている。
図8に示すように、回転体52も、複数(図8に示す例では4つ)の1ターンコイル521が同心円状に形成された基板522と、基板522を保持する保持部材523とを具備する。保持部材523は、基板522のコイル形成面と反対側の面を保持するものである。保持部材523は、アルミニウムから形成されている。
回転体52が具備する基板522と保持部材523との間には、空気、又は絶縁体で且つ比透磁率がほぼ1に等しい材料(例えば、ベークライト等のプラスチック)Mが介在している。図8に示す例では、基板522のコイル521が形成されている部位と保持部材523とが基板522の厚み方向に離間するように、保持部材523が断面コの字状に形成されており、基板522と保持部材523との間には空気が介在している。
本実施形態では、好ましい構成として、回転体52が具備する基板522に形成された複数の1ターンコイル521が、コイル幅Cと同等の間隔Dを隔てて同心円状に形成されている。
本実施形態に係る回転型超音波探傷装置100において、送信用回転トランス5A及び受信用回転トランス5Bの双方について、固定体51が具備する基板512と保持部材513との離間距離、及び、回転体52が具備する基板522と保持部材523との離間距離を適宜変更し、超音波探傷器3で観察されるきずからのエコー高さを評価する試験を行った。
具体的には、送信用回転トランス5A及び受信用回転トランス5Bの双方について、固定体51に配設されたコイル511と回転体52に配設されたコイル521とのギャップを2mmに設定し、超音波探触子1と被検査材Sとの間に介在する水Wの厚みを0.5mmとし、探傷周波数5MHzで直径5.6mmの平底穴をきずとして探傷した。コイル511、521は、コイル幅5mmの1ターンコイルで、隣接するコイルの間隔は5mmとした。なお、きずエコーを観察する際には、複数の1ターンコイル511のうち最も外側に配設された1ターンコイル511(直径:約1200mm)と超音波探傷器3とを電気的に接続した。また、複数の1ターンコイル521のうち最も外側に配設された1ターンコイル521(直径:約1200mm)と超音波探触子1とを電気的に接続した。
図9に示すように、基板512(又は522)と保持部材513(又は523)とを離間させれば(基板と保持部材との間に空気を介在させれば)、離間距離が0の場合(基板と保持部材との間に何も介在しない場合)に比べて、きずエコー高さが大きくなることが分かった。これは、基板(コイル)と保持部材との間に電磁場を誘起し難い空気が介在することになるため、たとえ、本実施形態のように保持部材が導電体であるアルミニウムから形成されていたとしても、コイルで誘起される電磁場が保持部材で減衰し難く、伝送効率の低下を引き起こし難いからだと考えられる。より具体的には、コイル511と保持部材(アルミニウム)及びコイル521と保持部材(アルミニウム)との間の電磁誘導による影響が小さくなり、コイル511とコイル521との電磁誘導による伝送の効率の低下を引き起こし難いからだと考えられる。
本実施形態に係る回転型超音波探傷装置100において、受信用回転トランス5Bを取り外して、超音波探触子1の受信用振動子12と超音波探傷器3とを直接電気的に接続した状態で、送信用回転トランス5Aの固定体51及び回転体52に形成するコイルのターン数を適宜変更し、超音波探傷器3で観察されるきずからのエコー高さを評価する試験を行った。
具体的には、送信用回転トランス5Aの固定体51に配設されたコイルと回転体52に配設されたコイルとのギャップを2mmに設定し、基板512(又は522)と保持部材513(又は523)との離間距離を20mmとし、超音波探触子1と被検査材Sとの間に介在する水Wの厚みを0.5mmとし、探傷周波数5MHzで直径5.6mmの平底穴をきずとして探傷した。送信用回転トランス5Aに配設するコイルとしては、1ターンコイル、3ターンコイル及び5ターンコイルの3種類のコイルを用いた。1ターンコイルを用いる場合、コイル幅を5mmとし、隣接するコイルの間隔は5mmとした。3ターンコイルを用いる場合、コイル幅を1mmとして隙間2mmで3ターン巻回し、隣接するコイルの間隔は5mmとした。5ターンコイルを用いる場合、コイル幅を0.5mmとして隙間0.5mmで5ターン巻回し、隣接するコイルの間隔は5mmとした。なお、きずエコーを観察する際には、1ターンコイル、3ターンコイル及び5ターンコイルのいずれについても、固定体51の最も外側に配設されたコイル(直径:約1200mm)と超音波探傷器3とを電気的に接続した。また、回転体52の最も外側に配設されたコイル(直径:約1200mm)と超音波探触子1とを電気的に接続した。
図10に示すように、コイルのターン数を増加させると、きずエコー高さが小さくなることが分かった。これは、コイルのターン数が増えてコイル線長が大きくなると、コイル線間浮遊容量が大きくなり、インピーダンスが増大するため、コイルに流れる電流が減衰し、固定体51に形成されたコイルと回転体52に形成されたコイルとの間での伝送効率が低下するからだと考えられる。
以上の結果に基づき、前述のように、本実施形態に係る回転トランス5が備える固定体51及び回転体52には、複数の1ターンコイル511、521が配設されている。
本実施形態に係る回転型超音波探傷装置100において、送信用回転トランス5A及び受信用回転トランス5Bの双方について、固定体51及び回転体52に形成する複数の1ターンコイル511、521の間隔を適宜変更し、超音波探傷器3で観察される、隣接するコイル間の干渉エコーの高さを評価する試験を行った。
具体的には、送信用回転トランス5A及び受信用回転トランス5Bの双方について、固定体51に配設されたコイル511と回転体52に配設されたコイル521とのギャップを2mmに設定し、基板512(又は522)と保持部材513(又は523)との離間距離を20mmとし、超音波探触子1と被検査材Sとの間に介在する水Wの厚みを0.5mmとし、探傷周波数5MHzで直径5.6mmの平底穴をきずとして探傷した。コイル511、521は、コイル幅5mmの1ターンコイルで、隣接するコイルの間隔を0.5〜15mmの範囲で変更した。なお、きずからのエコーを観察する際には、複数の1ターンコイル511のうち最も外側に配設された1ターンコイル511(直径:約1200mm)及びこれに隣接する1ターンコイル511と超音波探傷器3とを電気的に接続した。また、複数の1ターンコイル521のうち最も外側に配設された1ターンコイル521(直径:約1200mm)及びこれに隣接する1ターンコイル521と2つの超音波探触子1とを電気的に接続した。そして、最も外側に配設された1ターンコイル521と電気的に接続されている超音波探触子1で受信したエコーを超音波探傷器3で観察した。
本実施形態の超音波探触子1は、送信用振動子11及び受信用振動子12を備えた送受信分離型の超音波探触子であるため、表面エコー(被検査材Sの表面で反射したエコー)Sは受信用振動子12でほとんど受信されないのが通常である。しかしながら、複数の1ターンコイルを配設して複数の異なる信号を伝送する場合、各信号間の干渉(クロストーク)が生じることで、表面エコーSの高さが大きくなると考えられる。図11(a)に示すように、隣接する1ターンコイルの間隔をコイル幅と同等の5mmとした場合には、各信号間の干渉が少なく、表面エコーSの高さは小さい。一方、図11(b)に示すように、隣接する1ターンコイルの間隔を0.5mmとした場合には、各信号間の干渉により、表面エコーSの高さは大きくなる。また、図示しないが、隣接する1ターンコイルの間隔をコイル幅より大きくしても、表面エコーSの高さが大きい受信波形となった。これらの結果より、隣接する1ターンコイルの間隔には、表面エコーの高さを低減する上での最適値が存在することが分かった。
図12に示すように、隣接する1ターンコイルの間隔をコイル幅と同等の5mmにすることにより、干渉エコーの高さを低減、すなわち各1ターンコイルで伝送される信号間のクロストークを低減できることが分かった。
以上の結果に基づき、本実施形態では、好ましい構成として、固定体51が具備する基板512に形成された複数の1ターンコイル511、及び、回転体52が具備する基板522に形成された複数の1ターンコイル521が、コイル幅と同等の間隔を隔てて同心円状に形成されている。
2・・・探触子ホルダー
3・・・超音波探傷器
5・・・回転トランス
5A・・・送信用回転トランス
5B・・・受信用回転トランス
11・・・送信用振動子
12・・・受信用振動子
51・・・固定体
52・・・回転体
100・・・回転型超音波探傷装置
511・・・1ターンコイル
512・・・基板
513・・・保持部材
521・・・1ターンコイル
522・・・基板
523・・・保持部材
M・・・空気、又は絶縁体で且つ比透磁率がほぼ1に等しい材料
S・・・被検査材
Claims (4)
- 一方の面側にコイルが配設された平板状の固定体と、一方の面側にコイルが配設された平板状の回転体とを備え、前記固定体及び前記回転体それぞれのコイル配設面側が対向するように配置され、対向するコイル間で1〜10MHzの周波数帯の信号伝送を行う回転型超音波探傷装置用回転トランスであって、
前記固定体は、複数の1ターンコイルが同心円状に形成された基板と、該基板を保持する保持部材とを具備し、
前記回転体は、前記固定体に形成された1ターンコイルと同数の1ターンコイルが同心円状に形成された基板と、該基板を保持する保持部材とを具備し、
前記固定体が具備する前記基板と前記保持部材との間、及び、前記回転体が具備する前記基板と前記保持部材との間には、空気、又は絶縁体で且つ比透磁率がほぼ1に等しい材料が介在することを特徴とする回転型超音波探傷装置用回転トランス。 - 前記固定体及び前記回転体のそれぞれが具備する前記基板に形成された複数の1ターンコイルは、コイル幅と同等の間隔を隔てて同心円状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転型超音波探傷装置用回転トランス。
- 前記固定体及び前記回転体のそれぞれが具備する前記基板と前記保持部材との離間距離は、前記固定体に形成された1ターンコイルと前記回転体に形成された1ターンコイルとのギャップの5〜10倍であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転型超音波探傷装置用回転トランス。
- 請求項1から3の何れかに記載の回転型超音波探傷装置用回転トランスと、
前記回転体に形成された複数の1ターンコイルと電気的に接続され、前記回転体と一体的に回転する複数の超音波探触子と、
前記固定体に形成された複数の1ターンコイルと電気的に接続された超音波探傷器とを備えることを特徴とする回転型超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013509972A JP5649199B2 (ja) | 2011-04-15 | 2012-04-13 | 回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011091299 | 2011-04-15 | ||
JP2011091299 | 2011-04-15 | ||
PCT/JP2012/060097 WO2012141279A1 (ja) | 2011-04-15 | 2012-04-13 | 回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 |
JP2013509972A JP5649199B2 (ja) | 2011-04-15 | 2012-04-13 | 回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2012141279A1 true JPWO2012141279A1 (ja) | 2014-07-28 |
JP5649199B2 JP5649199B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
ID=47009439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013509972A Active JP5649199B2 (ja) | 2011-04-15 | 2012-04-13 | 回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9360458B2 (ja) |
EP (1) | EP2700938B1 (ja) |
JP (1) | JP5649199B2 (ja) |
KR (1) | KR101553761B1 (ja) |
CN (1) | CN103477219B (ja) |
RU (1) | RU2544304C1 (ja) |
WO (1) | WO2012141279A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103399088B (zh) * | 2013-07-26 | 2015-09-30 | 北京波易达成像技术有限公司 | 一种旋转式多通道超声波发射接收装置及方法 |
DE102014105261B3 (de) * | 2014-04-14 | 2015-02-19 | Sick Ag | Optoelektronischer Sensor und Verfahren zur Erfassung von Objekten in einem Überwachungsbereich |
CN105869853B (zh) * | 2015-01-23 | 2018-09-04 | 台达电子工业股份有限公司 | 一种磁芯元件及变压器 |
EP3211414B1 (en) * | 2016-02-29 | 2018-11-21 | KONE Corporation | Ultrasonic monitoring of a rope of a hoisting apparatus |
JP6675260B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2020-04-01 | 東京エレクトロン株式会社 | 変圧器、プラズマ処理装置、及び、プラズマ処理方法 |
CN108008018B (zh) * | 2017-12-21 | 2024-01-12 | 江苏赛福探伤设备制造有限公司 | 用于管材探伤的超声波探伤设备 |
JP6669313B1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-03-18 | 三菱電機株式会社 | 超音波探傷装置用の回転トランス及び超音波探傷装置 |
KR102267073B1 (ko) * | 2019-11-11 | 2021-06-21 | 재단법인 파동에너지 극한제어 연구단 | 능동형 초음파 전달 구조체 |
US20230344315A1 (en) * | 2022-04-22 | 2023-10-26 | Borgwarner Inc. | Only-stationary-side compensation network |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2978651A (en) * | 1957-12-30 | 1961-04-04 | Sarkes Tarzian | Vernier tuning circuit for high frequency tuner |
SU389455A1 (ru) * | 1971-06-09 | 1973-07-05 | УСТРОЙСТВО дл УЛЬТРАЗВУКОВОГО КОНТРОЛЯ ТЕЛ | |
SU411370A1 (ja) * | 1971-07-12 | 1974-01-15 | ||
JPS5848200A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-22 | マークテック株式会社 | 回転トランス機構 |
NL8702531A (nl) * | 1987-10-23 | 1989-05-16 | Philips Nv | Roterende transformator. |
JPH01212131A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Nippon Syst Kenkyusho:Kk | 分割コイル型同軸カプラを用いた伝送装置 |
JP3123147B2 (ja) | 1991-10-09 | 2001-01-09 | ソニー株式会社 | ロータリートランスの製造方法 |
DE69305819T2 (de) * | 1992-09-09 | 1997-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Drehtransformator |
JPH0694685A (ja) | 1992-09-11 | 1994-04-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 薄肉管内挿型超音波検査装置 |
JPH06242081A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 超音波探傷装置 |
JPH0712783A (ja) | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Tokimec Inc | 超音波探傷装置の信号伝達機構 |
JP2981372B2 (ja) * | 1993-07-20 | 1999-11-22 | シャープ株式会社 | 回転トランス |
JPH07201612A (ja) * | 1994-01-10 | 1995-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | 回転トランス及びその製造方法 |
US5594176A (en) * | 1994-04-05 | 1997-01-14 | Gas Research Institute | Scan assembly and method for transferring power and data across a rotary interface |
FR2791137B1 (fr) * | 1999-03-16 | 2001-08-03 | Framatome Sa | Procede et dispositif de controle ultrasonore d'un element de forme allongee et utilisation |
JP2002301081A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波振動子駆動モータとそのモータを使用した超音波診断装置 |
JP2002345822A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波振動子駆動モータとそのモータを使用した超音波診断装置 |
FR2833706B1 (fr) * | 2001-12-13 | 2004-07-23 | Setval | Controle non destructif a capteurs ultrasonores, de produits de metallurgie |
US20030233880A1 (en) * | 2002-06-25 | 2003-12-25 | Siverling David E. | Ultrasonic tubular inspection apparatus having fluid interface and system and method incorporating same |
JP2004344247A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Micro Sonic Kk | 電気信号伝達機構、超音波探触子 |
JP4665077B2 (ja) | 2005-10-31 | 2011-04-06 | 多摩川精機株式会社 | アブソリュート位置検出装置 |
US7997139B2 (en) * | 2007-12-03 | 2011-08-16 | Fbs, Inc. | Guided wave pipeline inspection system and method with enhanced natural focusing techniques |
WO2009147574A1 (en) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Rotary power transformer for use in a high-voltage generator circuitry for inductively transmitting two or more independently controllable supply voltages to the power supply terminals of a load |
JP5184420B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-04-17 | 愛三工業株式会社 | レゾルバ |
US8710829B2 (en) * | 2009-06-19 | 2014-04-29 | Minebea Co., Ltd. | Sheet coil type resolver |
JP5275944B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2013-08-28 | ミネベア株式会社 | シートコイル型レゾルバ |
SE537050C2 (sv) | 2011-06-30 | 2014-12-16 | Atlas Copco Ind Tech Ab | Transformator innefattande en kontaktlös signalanslutning |
-
2012
- 2012-04-13 WO PCT/JP2012/060097 patent/WO2012141279A1/ja active Application Filing
- 2012-04-13 JP JP2013509972A patent/JP5649199B2/ja active Active
- 2012-04-13 CN CN201280018653.1A patent/CN103477219B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-04-13 RU RU2013145557/28A patent/RU2544304C1/ru not_active IP Right Cessation
- 2012-04-13 EP EP12771565.4A patent/EP2700938B1/en not_active Not-in-force
- 2012-04-13 KR KR1020137030275A patent/KR101553761B1/ko active IP Right Grant
- 2012-04-13 US US14/111,781 patent/US9360458B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2012141279A1 (ja) | 2012-10-18 |
KR20130143136A (ko) | 2013-12-30 |
RU2544304C1 (ru) | 2015-03-20 |
CN103477219B (zh) | 2016-03-02 |
US9360458B2 (en) | 2016-06-07 |
EP2700938B1 (en) | 2018-09-12 |
CN103477219A (zh) | 2013-12-25 |
EP2700938A1 (en) | 2014-02-26 |
JP5649199B2 (ja) | 2015-01-07 |
US20140102202A1 (en) | 2014-04-17 |
EP2700938A4 (en) | 2015-04-15 |
KR101553761B1 (ko) | 2015-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5649199B2 (ja) | 回転型超音波探傷装置用回転トランス及びこれを用いた回転型超音波探傷装置 | |
CN108508085B (zh) | 一种扭转模态磁致伸缩传感器、管道检测系统及方法 | |
CN108037181B (zh) | 一种高压电缆铅封涡流探伤装置及方法 | |
CN109444270B (zh) | 一种电磁超声与脉冲涡流复合检测传感器 | |
CN110603442B (zh) | 用于腐蚀映射的电磁声换能器(emat) | |
EP2864771A1 (en) | High resolution eddy current array probe | |
EP3430387B1 (en) | Guided wave testing | |
EP2866027B1 (en) | Eddy current sensor with linear drive conductor | |
JP2015508897A (ja) | 貫通コイル構成、貫通コイル構成を有する試験装置、及び試験方法 | |
Liu et al. | Development of a shear horizontal wave electromagnetic acoustic transducer with periodic grating coil | |
Sun et al. | A modified design of the omnidirectional EMAT for antisymmetric Lamb wave generation | |
CN112415088B (zh) | 一种内穿式横向脉冲涡流检测探头及其使用方法 | |
CN107817292B (zh) | 导波层析成像的双阵列可调整指向性螺旋类兰姆波换能器 | |
CN113176342A (zh) | 一种内插式电磁超声螺旋导波换能器及其工作方法 | |
CN104198581A (zh) | 一种基于洛伦兹力的高信噪比电磁声表面波传感器 | |
CN103217481A (zh) | 一种应用磁致伸缩的磁声成像探头 | |
CN103207239A (zh) | 一种一体化可调节磁致伸缩纵向导波探头 | |
KR101977921B1 (ko) | 나선 방향 전류 유도 수단을 구비한 비파괴 검사 장치 | |
US3714817A (en) | Acoustical transducer with rotary pulse coupler | |
KR20130064171A (ko) | 전방향 전단수평파 변환을 위한 자기변형 트랜스듀서 | |
JP5959177B2 (ja) | 電磁超音波探触子および電磁超音波探傷装置 | |
CN102175196B (zh) | 一种用于电磁超声测厚探头的耦合匹配装置 | |
Tu et al. | A new magnetic configuration for a fast electromagnetic acoustic transducer applied to online steel pipe wall thickness measurements | |
Bing | Application of electromagnetic acoustic in steel pipe inspection | |
Loveday et al. | Experimental development of electromagnetic acoustic transducers for measuring ultraguided waves |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141017 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5649199 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |