JPWO2012117967A1 - 荷重付加装置、プレス成形金型、及びプレス成形方法 - Google Patents

荷重付加装置、プレス成形金型、及びプレス成形方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、第1端部、第2端部、フランジを有するロッドと;前記ロッドの前記第1端部が挿通する中心穴を有する皿ばねが複数積層された積層皿ばねと;前記ロッドの前記第1端部が挿通する第1貫通穴を有し、前記積層皿ばねに当接する第1プレートと;前記ロッドの前記第2端部が挿通する第2貫通穴を有し、前記フランジと当接する第2プレートと;前記第1プレート及び前記第2プレート間に着脱自在に設けられてかつ、前記積層皿ばねが前記フランジを前記第2プレートに付勢する間隔を保つように、前記第1プレート及び前記第2プレート間の前記間隔を固定する間隔固定部材と;を備え、前記第2端部及び前記第1プレートがプレス成形時に互いに近接する方向に相対移動することにより、前記積層皿ばねが圧縮されるプレス成形金型用荷重付加装置を提供する。

Description

本発明は、金属板をプレス成形するときに用いるプレス成形金型が有する金型部材に、荷重を付加するプレス成形金型用荷重付加装置に関する。本発明は更に、この荷重付加装置が組み込まれたプレス成形金型、及びプレス成形方法に関する。本発明に係る荷重付加装置は、プレス成形金型に配設され、ストロークと付加荷重の両方を簡便に調整することを可能とする。
本願は、2011年2月28日に、日本に出願された特願2011−042770号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
金属板材をプレス成形する際、プレス成形品の反り(スプリングバック)や、角度変化に起因する形状凍結性の低下が問題となる。
スプリングバックを低減し、プレス成形品の寸法精度を改善するには、プレス成形終期に、しわ押さえ力を増加させることが有効であることが一般的に知られている。
特許文献1には、プレス成形金型が有する金型部材に、ばね等の弾性体を配設することにより、プレス成形終期に、しわ押さえ力を増加させる技術が提案されている。
特許文献2には、プレス成形金型が有する金型部材に配設するばねを、低ストロークでも高荷重を発生させることができる皿ばね(Coned−Disc Spring)とすることで、プレス成形終期に増加させるしわ押さえ力をより大きくする技術が提案されている。
日本国特開2002−321013号公報 日本国特開2004−344925号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に提案されるプレス成形金型においては、しわ押さえ力の増加量に合わせて、ばね定数の異なるばねを準備する必要があった。また、このようなばねを配置する箇所が多くなる場合には、配置する箇所ごとに、しわ押さえ力の増加量が異なることが多い。したがって、準備するばねの種類が膨大になるという問題があった。
また、ばねを金型部材に配設した後に、しわ押さえ力の増加量を調整する必要が生じたとき、ばね定数の違うばねに交換すると、同じ大きさでしわ押さえ力を増加させるため、ストロークも変更する必要が生じる。そして、ストロークの調整には、ばねを配設する凹部の深さを変更するために、金型部材を再加工する必要が生じることもあった。
前述したように、低ストロークで、より強力に、しわ押さえ力を増加させるには、皿ばねの使用が有効である。しわ押さえ力の増加量は、皿ばねの種類と積層枚数で調整し、しわ押さえ金型部材への付加荷重を所望の値とする。しかしながら、皿ばねを積層すると、得られる付加荷重を変化させることができるが、同時に、積層された皿ばねの全長も変化する。したがって、ストロークと付加荷重の両方を所望の値に調整することは難しい。
このような実情から、複数の金型部材を有するプレス成形用金型において、しわ押さえ力を増加する場合など、特定の金型部材に荷重を付加したいときに、簡便に、ストロークと付加荷重の両方を調整することができる荷重付加装置が望まれていた。そして、その荷重付加装置は、プレス成形金型に一組の構成要素として配設可能であることが望まれていた。
本発明は、プレス成形金型が有する複数の金型部材の少なくとも1つに荷重を付加する装置であって、簡便に、ストロークと付加荷重の両方を調整することができ、かつ、プレス成形金型に配設可能な荷重付加装置を提供することを目的とする。
本発明の要旨は次のとおりである。
(1)本発明の第1の態様は、第1端部、第2端部、そしてこれら第1端部及び第2端部間に設けられたフランジを有するロッドと;前記ロッドの前記第1端部が挿通する中心穴を有する皿ばねが複数積層された積層皿ばねと;前記ロッドの前記第1端部が挿通する第1貫通穴を有し、前記積層皿ばねに当接する第1プレートと;前記ロッドの前記第2端部が挿通する第2貫通穴を有し、前記フランジと当接する第2プレートと;前記第1プレート及び前記第2プレート間に着脱自在に設けられてかつ、前記積層皿ばねが前記フランジを前記第2プレートに付勢する間隔を保つように、前記第1プレート及び前記第2プレート間の前記間隔を固定する間隔固定部材と;を備え、前記第2端部及び前記第1プレートがプレス成形時に互いに近接する方向に相対移動することにより、前記積層皿ばねが圧縮されるプレス成形金型用荷重付加装置である。
(2)上記(1)に記載のプレス成形金型用荷重付加装置では、前記ロッドが、前記第2端部に着脱自在に取り付けられるロッド長調整部材を備えてもよい。
(3)上記(1)又は(2)に記載のプレス成形金型用荷重付加装置では、前記第1プレートが、前記第2プレートとは反対側の面に着脱自在に取り付けられる第1プレート厚調整部材を備えてもよい。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか一項に記載のプレス成形金型用荷重付加装置では、前記フランジが、着脱自在に取り付けられるフランジ厚調整部材を備えてもよい。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか一項に記載のプレス成形金型用荷重付加装置では、前記ロッド及び前記積層皿ばねを複数備えてもよい。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか一項に記載のプレス成形金型用荷重付加装置では、前記ロッド及び前記積層皿ばねを複数備え、複数の前記ロッドがそれぞれ、前記第2端部側に着脱自在に取り付けられるロッド長調整部材を備え、複数の前記ロッド長調整部材の少なくとも1つの厚さが他のロッド長調整部材の厚さと異なってもよい。
(7)本発明の第2の態様は、加工される金属板の上側に配設される第1金型部材と;前記金属板の下側に配設される第2金型部材と;プレス加工時に、前記金属板を前記第1金型部材又は前記第2金型部材に押しつけるしわ押さえ金型部材と;前記第1金型部材と前記しわ押さえ金型部材との間、又は前記第2金型部材と前記しわ押さえ金型部材との間に設けられる上記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の前記荷重付加装置と;を備えるプレス成形金型である。
(8)本発明の第3の態様は、上記(7)に記載の前記プレス成形金型に加工される金属板を配置する工程と;前記荷重付加装置のうち、前記皿ばねの枚数、前記皿ばねの向き、前記皿ばねの種類、前記フランジの厚さ、前記第1プレートの厚さ、前記間隔固定部材の長さ、及び前記ロッドの前記第2端部側の長さの少なくとも1つを変更することにより、前記プレス成形金型に付加する荷重とストロークとを調整し、プレス成形する工程と;を備えるプレス成形方法である。
上記態様によれば、多数の種類のばねを準備することなく、所望のストロークと付加荷重との組み合わせを得ることができる。
また、プレス成形金型用荷重付加装置を、一組の構成要素として、プレス成形金型に配設することができる。したがって、プレス成形金型全体の必要な箇所に、所望の荷重を付加することができる。
本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の動作を説明する縦断面模式図であり、金属板105をプレス成形金型100に載置した状態を示す。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の動作を説明する縦断面模式図であり、金属板105が絞り加工されている途中の状態を示す。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の動作を説明する縦断面模式図であり、金属板105の絞り加工が完了する直前の状態を示す。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の分解立体図である。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の第2プレート20を半透明状態にして、ロッド40と、フランジ45と、第2プレート20との位置関係を判りやすくした説明図である。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の上面図である。 図5AにおけるA−A線に沿うオフセット断面図である。 図5AにおけるB−B線に沿う断面図であり、フランジ45が第2プレート20に付勢された状態を示す。 図5AにおけるB−B線に沿う断面図であり、図6Aの状態から積層皿ばね60が押し込まれた状態を示す。 図5AにおけるB−B線に沿う断面図にロッド長調整部材47が設けられた図であり、フランジ45が第2プレート20に付勢された状態を示す。 図5AにおけるB−B線に沿う断面図にロッド長調整部材47が設けられた図であり、図7Aの状態から積層皿ばね60が押し込まれた状態を示す。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1を1個配設したプレス成形金型100Aの分解立体図である。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の配設状態を、ダイス金型部材120側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1を4個配設したプレス成形金型100Bの分解立体図である。 本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の配設状態を、ダイス金型部材120側から見た斜視図である。 本発明の実施例及び比較例で成形するハット形断面部材の斜視図である。
本発明者らは、積層皿ばねをやや圧縮させた状態で2枚のプレートで挟み込み、この積層皿ばねをさらに圧縮したときの反力を利用することにより、従来に比べ簡便に、且つ安定的にプレス成形金型に荷重を付加できることを知見した。
以下、上述の知見に基づきなされた本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。まず、本発明のプレス成形金型用荷重付加装置の適用対象について説明する。
図1A、図1B、図1Cは、本発明の一実施形態に係るプレス成形金型用荷重付加装置1が、絞り加工を行うためのプレス成形金型100に適用された状態を示す縦断模式図である。以下、図1A、図1B、図1Cに基づき、本発明の一実施形態に係る荷重付加装置1の動作を説明する。図1Aは、金属板105をプレス成形金型100に載置した状態を示す。図1Bは、金属板105が絞り加工されている途中の状態を示す。図1Cは、金属板105の絞り加工が完了する直前の状態を示す。
プレス成形金型100は、複数の金型部材、即ち、パンチ金型部材110と、ダイス金型部材120と、しわ押さえ金型部材130とを有する。パンチ金型部材110には、本実施形態に係る荷重付加装置1が取り付けられる。
図1Aに示したように、しわ押さえ金型部材130に、これから絞り加工される金属板105が載置される。図1Bに示したように、ダイス金型部材120が下降し、金属板105の絞り加工が開始される。そして、図1Cに示したように、絞り加工の完了直前に、しわ押さえ金型部材130が、本実施形態に係る荷重付加装置1の一部を押し込む。
このとき、プレス成形金型100が有するしわ押さえ金型部材130には、図1C中の白抜き矢印に示す荷重が付加される。
この白抜き矢印で示した荷重により、絞り成形が完了する直前に、しわ押さえ金型部材130に対して、絞り成形荷重とは別の局所的な追加荷重を付加することができる。この追加荷重の付加に、本実施形態に係る荷重付加装置1が使用される。そして、本実施形態に係る荷重付加装置1による局所的な追加荷重の付加により、金属板105にしわ押さえ力を充分に作用させることができる。その結果、プレス成形品の品質が向上する。
本実施形態に係る荷重付加装置1は、図1A、図1B、図1Cに示した例に限られず、他の用途にも適用することができる。
次に、本実施形態に係る荷重付加装置1の構造について説明する。図2は、本実施形態に係る荷重付加装置1の概略構成の一例を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る荷重付加装置1の分解立体図である。
荷重付加装置1は、第1プレート10と、第2プレート20と、間隔固定部材30と、ロッド40と、積層皿ばね60とを有する。
ロッド40は、第1端部41と、第2端部42と、フランジ45とを有する。フランジ45は、ロッド40の第1端部41と第2端部42との間に設けられる。フランジ45は、切削加工等で、ロッド40と一体形成されてもよいし、別体のフランジ45を、溶接等で棒状部材に固定してもよい。
ロッド40をその第1端部41から複数枚の皿ばねの中心穴62に挿通することにより、複数枚の皿ばねが積層され、積層皿ばね60となる。
ロッド40の第1端部41は、第1プレート10に設けた第1貫通穴14に挿通される。そして、第1プレート10は、積層皿ばね60に当接される。
一方、ロッド40の第2端部42は、第2プレート20に設けた第2貫通穴24に挿通される。そして、第2プレート20は、フランジ45に当接される。
このようにして、積層皿ばね60は、第1プレート10と第2プレート20とで、フランジ45を介して挟み込まれる。この状態においては、第1プレート10とフランジ45との間には、積層皿ばね60から付勢力を受けていない。
この付勢力を受けていない状態で、第1プレート10と第2プレート20との間に、間隔固定部材30を配置する。そして、間隔固定部材30に設けられた貫通穴32に挿通したボルト33で、第1プレート10と第2プレート20とが近づく方向に締め上げていく。
最終的に、第1プレート10と、第2プレート20と、積層皿ばね60とは、フランジ45を介して、積層皿ばね60が、やや圧縮された状態で、間隔固定部材30によって固定される。このようにして、間隔固定部材30は、第1プレート10及び第2プレート20間に着脱自在に設けられるとともに、積層皿ばね60がフランジ45を第2プレート20に付勢する間隔を保つように、第1プレート10と第2プレート20との間隔を固定する。このような構成によれば、第1プレート10と、ロッド40の第2端部42とがプレス成形時に互いに近接する方向に相対移動することにより、積層皿ばね60を第1プレート10とロッド40のフランジ45との間で圧縮させることが可能となり、その反力を得ることが出来る。
図4は、本実施形態に係る荷重付加装置1の第2プレート20を半透明状態にして、ロッド40と、フランジ45と、第2プレート20との位置関係を判りやすくした説明図である。
積層皿ばね60は、やや圧縮されているため、第1プレート10とフランジ45との間に付勢力が働き、フランジ45は第2プレート20に向かって付勢される。このような付勢力が働くように、間隔固定部材30の全長は設定される。即ち、間隔固定部材30の全長は、フランジ45が、積層皿ばね60で、第2プレート20に付勢されるような長さとする。
具体的には、間隔固定部材30の全長は、(積層皿ばね60を全く圧縮しない状態での積層高さ)+(フランジ45の厚さ)−(積層皿ばね60でフランジ45を第2プレート20に付勢したときの積層皿ばね60の圧縮長さ)で決定される。
図5A、図5Bは、本実施形態に係る荷重付加装置1の上面図及びオフセット断面図である。図5Aは上面図である。図5Bは、図5AにおけるA−A線に沿うオフセット断面図である。
図5A、図5Bにおいて、Lは、(積層皿ばね60を全く圧縮しない状態での積層高さ)−(積層皿ばね60でフランジ45を第2プレート20に付勢したときの積層皿ばね60の圧縮長さ)である。したがって、間隔固定部材30の長さをD、フランジ45の厚さをFとすると、D=F+Lである。
ここで、積層皿ばね60でフランジ45を第2プレート20に付勢したときの積層皿ばね60の圧縮長さは、積層皿ばね60が完全に圧縮されたときの圧縮長さに対して、5〜20%の範囲とすることが好ましい。5%未満であると、付勢力が不足して積層皿ばね60が、相互に動くため好ましくない。一方、20%を超えると、プレス成形が終了し、本実施形態に係る荷重付加装置1が、金型部材に荷重を付加しなくなったとき、積層皿ばね60が、第1プレート10及び第2プレート20に過大な動荷重を作用させるため好ましくない。
第1プレート10と、第2プレート20と、間隔固定部材30とは、互いに固定されれば、固定の方法に特に制限はない。図2〜図7Bに示した実施形態においては、図5Bに示したように、第2プレート20に設けた貫通穴22と間隔固定部材30に設けた貫通穴32とにボルト33を挿通する。そして、ボルト33に設けた雄ねじを、第1プレート10に設けた雌ねじ12で螺合し、ボルト33に設けた座金部34と第2プレート20とで締結する。間隔固定部材30の座金部31は、第1プレート10と第2プレート20とを安定支持するために配設されるが、省略してもよい。
図2〜図7Bに示した実施形態において、1本の積層皿ばね60は、36枚の皿ばねを積層して構成される。皿ばねの積層数は、36枚に限られるものではない。本実施形態に係る荷重付加装置1全体として、所望のストロークと付加荷重が得られるように、皿ばねの枚数は適宜選択することができる。また、同様に、皿ばねの積層方法も適宜選択することができる。例えば、1列の積層皿ばねを構成する全ての皿ばねを同姿勢で配列する直列積層方法や、1列の積層皿ばねを構成する全ての皿ばねのうち、一部の皿ばねを逆姿勢で配列する並直列積層方法等である。尚、並直列積層方法では、逆姿勢で配列される皿ばねの枚数が増えるほど、直列積層方法に比べ積層高さが大きくなると共に、反発力(付加荷重)が大きくなる。
次に、荷重付加装置1の動作について説明する。荷重付加装置1は、ロッド40の第1端部41が押し込まれて動作する場合と、第2端部42が押し込まれて動作する場合とがある。押し込むとは、積層皿ばね60が圧縮される方向に、第1端部41又は第2端部42を移動させることをいう。積層皿ばね60が圧縮される方向は、積層皿ばね60を挿通したロッド40の軸心方向である。ここでは、第2端部42が押し込まれる場合について説明する。
図6A、図6Bは、図5AにおけるB−B線に沿う断面図である。図6Aは、フランジ45が第2プレート20に付勢された状態を示す。図6Bは、図6Aの状態から積層皿ばね60が押し込まれた状態を示す。
第2端部42は、荷重を付加したい金型部材によって押し込まれる。図1A〜図1Cに示した、しわ押さえ金型部材130に荷重を付加する適用例においては、第1プレート10が、パンチ金型部材110に取り付けられ、しわ押さえ金型部材130が、ロッド40の第2端部42を押し込む。以下、この適用例で、本実施形態に係る荷重付加装置1の動作を説明する。
本実施形態に係る荷重付加装置1は、動作していないときには、フランジ45が第2プレート20に付勢された状態(以下、「定常状態」ということもある。)、即ち、積層皿ばね60の全長がLになっている。この定常状態から、しわ押さえ金型部材130がロッド40の第2端部42を、積層皿ばね60が圧縮される方向に、長さPだけ押し込む。そうすると、図6Bの白抜き矢印で示した反力が発生する。そして、しわ押さえ金型部材130が第2端部42を押し込んでいる間は、この反力が、しわ押さえ金型部材130に作用する。しわ押さえ金型部材130に作用するこの反力が、付加荷重である。また、図6Bの長さPが、ストロークである。
1本のロッド40あたりの付加荷重は、k×Pで表される。ここで、kは、1本のロッド40に積層皿ばね60全体のばね定数である。即ち、図2〜7Bに示した実施形態の場合、積層した36枚の皿ばね全体でのばね定数である。
次に、しわ押さえ金型部材130に、ロッド1本あたり、k×Pよりも、さらにk×Sだけ多く付加荷重を加えるように変更したい場合について説明する。
図7A、図7Bは、ロッド40の第2端部42に着脱自在なロッド長調整部材47が取り付けられた場合の本実施形態に係る荷重付加装置1を示す図である。図7A及び図7Bは、図5AにおけるB−B線に沿う断面図に対し、着脱自在なロッド長調整部材47が取り付けられた図である。図7Aは、フランジ45が第2プレート20に付勢された状態を示す。図7Bは、図7Aの状態から積層皿ばね60が押し込まれた状態を示す。
図7A及び図7Bに示したように、ロッド長調整部材47の厚さはSであるので、ストロークはP+Sとなり、しわ押さえ金型部材130に、k×(P+S)の付加荷重を作用させることができる。
図7Aで示した長さR、即ち、定常状態における第2プレート20からのロッド40の突出長さを変化させても、同様の効果は得られる。しかし、厚さSの異なる複数種類のロッド長調整部材47を準備すれば、より簡便に付加荷重の大きさを調整でき、好ましい。
また、定常状態におけるLの大きさを変えることにより、定常状態における本実施形態に係る荷重付加装置1の全長(以下、「定常状態全長」という。)を変えることができる。定常状態全長は、上述した、長さD(図5B参照)の異なる複数種類の間隔固定部材30を準備すればよい。
厚さSの異なるロッド長調整部材47と、長さDの異なる間隔固定部材30とを、それぞれ複数種類準備することによって、所望のストロークと付加荷重の組み合わせを得ることができる。
また、第1プレート10において、第2プレート側とは反対側の面に、着脱自在な第1プレート厚調整部材を取り付けてもよい。この第1プレート厚調整部材についても、厚さの異なる複数種類の第1プレート厚調整部材を準備すれば、より簡便に所望のストロークと付加荷重の組み合わせを得ることができる。
また、フランジ45において、着脱自在なフランジ厚調整部材を取り付けてもよい。このフランジ厚調整部材についても、厚さの異なる複数種類のフランジ厚調整部材を準備すれば、より簡便に所望のストロークと付加荷重の組み合わせを得ることができる。
このように、荷重付加装置1のうち、皿ばねの枚数、皿ばねの向き、皿ばねの種類、フランジ45の厚さ、第1プレート10の厚さ、間隔固定部材30の長さ、及びロッド30の第2端部42側の長さの少なくとも1つを変更することにより、プレス成形金型に付加する荷重とストロークとを簡便に調整することが出来る。
なお、上述した構成は、本発明の実施形態を例示したものにすぎず、本発明は、特許請求の範囲の記載範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、上述の説明においては、荷重付加装置1として、ロッド30及び積層皿ばねが4本のものを示したが、ロッド30及び積層皿ばねの本数は、4本に限られるものではなく、1本以上あればよい。
ただし、ロッド30の本数を複数(2本以上)とする場合には、例えばそれぞれのロッドの第2端部42側に互いに異なる厚さのロッド長調整部材を着脱自在に取り付けることにより、金型の傾斜面に対応する位置にも簡便に荷重付加装置を適用することが可能となる。
金型の傾斜面に対応する位置に荷重付加装置を適用する場合、ロッド長調整部材のうち金型の傾斜面に接触する端部は、半球形状又は金型の傾斜面に面接触する形状とすることにより、更に好適に荷重を付加することが出来る。
また、図1A〜図1Cに示した適用例において、第2プレート20を、パンチ金型部材110に取り付け、フランジ45を第1プレート10に当接させた状態で、しわ押さえ金型部材130で、ロッド40の第1端部41を押し込んでもよい。
本発明を実施例でさらに説明するが、実施例での条件は、本発明の実施可能性および効果を確認するために採用した一条件例であり、本発明は、この一条件例に限定されるものではない。本発明は、本発明の要旨を逸脱せず、本発明の目的を達成する限りにおいて、種々の条件を採用し得るものである。
(実施例1)
図8A、図8Bは、図4に示した荷重付加装置1を、1個、プレス成形金型100Aに配設した例を示す図である。図8Aは、プレス成形金型100Aの分解立体図である。図8Bは、図4に示した荷重付加装置1の配設状態を、ダイス金型部材120側から見た斜視図である。
図8Aに示したプレス成形金型100Aは、パンチ金型部材110と、ダイス金型部材120と、しわ押さえ金型部材130とを有する。そして、しわ押さえ金型部材130は、しわ押さえ分割金型部材132a、132b、132cに3分割されている。
このように、しわ押さえ金型部材130が、3分割されていることにより、しわ押さえ力が、確実にプレス成形される金属板に伝達される。図8Aに示したプレス成形金型100Aにおいては、3分割されたしわ押さえ分割金型部材132a、132b、132cのうち、しわ押さえ分割金型部材132cにだけ、プレス成形の終期に局部的な荷重が付加されるように、荷重付加装置1が、1個、パンチ金型部材110に配設される。
プレス成形終期に、しわ押さえ分割金型部材132cが、4本のロッド40の第2端部42を押し込むことにより、しわ押さえ分割金型部材132cは、積層皿ばね60の反力受け、付加荷重がしわ押さえ分割金型部材132cに付加される。
なお、ロッド40の第2端部42が押し込まれることにより、第1端部41がさらに突出する。その突出により、第1端部41がパンチ金型部材110と干渉しないように、パンチ金型部材110に凹部(破線部)が設けられる。このような凹部を設け、第1プレート10がパンチ金型部材110に固定されることによって、荷重付加装置1は、パンチ金型部材110に配設される。
(実施例2)
図9A、図9Bは、図4に示した荷重付加装置1(1a−1、1a−2、1b、1c)を、4個、プレス成形金型100Bに配設した例を示す図である。図9Aは、プレス成形金型100Bの分解立体図である。図9Bは、図4に示した荷重付加装置1の配設状態を、ダイス金型部材120側から見た斜視図である。
図9Aに示したプレス成形金型100Aと、図8Aに示したプレス成形金型100Bとでは、荷重付加装置1の配設個数以外は、同一である。なお、実施例2では、図4で示した荷重付加装置1のロッド40に着脱自在なロッド長調整部材47が取り付けられている。
荷重付加装置1a−1、1a−2は、しわ押さえ分割金型部材132aに付加荷重を加える。荷重付加装置1bは、しわ押さえ分割金型部材132bに付加荷重を加える。荷重付加装置1cは、しわ押さえ分割金型部材132cに付加荷重を加える。
プレス成形終期に、しわ押さえ分割金型部材132aが、2個の荷重付加装置1a−1、1a−2が有する8本のロッド40の第2端部42を押し込むことにより、しわ押さえ分割金型部材132aは、積層皿ばね60からの反力受け、付加荷重が付加される。
また、プレス成形終期に、しわ押さえ分割金型部材132bが、荷重付加装置1bが有する4本のロッド40の第2端部42に取り付けたロッド長調整部材47を押し込むことにより、しわ押さえ分割金型部材132bは、積層皿ばね60からの反力受け、付加荷重が付加される。
しわ押さえ分割金型部材132cについても、ロッド長調整部材47の厚さを異なるものとしたこと以外、荷重付加装置1aと同様に、荷重付加装置1cをパンチ金型部材110に配設した。
このようにして、荷重付加装置1(1a−1、1a−2、1b、1c)を4個配設したプレス成形用金型100Bで金属板をプレス成形したときの、間隔固定部材30の長さD(mm)、ロッド長調整部材の厚さS(mm)、ストローク(mm)、付加荷重(MPa)を表1に示す。なお、ロッド長調整部材の厚さSが0mmとは、ロッド長調整部材47を取り付けない状態、即ち、図6A及び図6Bに示した状態である。
Figure 2012117967
表1から明らかなように、ロッド長調整部材47の厚さS(ロッド長調整部材47を取り付けない場合も含む)と間隔固定部材30の長さDとを変化させる、即ち、S+Dを変化させることによって、ストロークと付加荷重の両方を変化させることができることを確認した。
また、3個のしわ押さえ分割金型部材132a、132b、132cに対して、異なる付加荷重を作用させることができることを確認した。
したがって、荷重付加装置1は、プレス成形金型100に配設されて、プレス成形金型100が有する複数の金型部材のうち、プレス成形終期に局所的な荷重を付加することが必要な金型部材に、プレス成形荷重とは別の追加荷重として、必要な大きさの荷重を付加することができることを確認した。
(実施例1と実施例2の効果の検証)
下記の鋼板A〜Cを準備した。
Figure 2012117967
比較例A〜Cでは、図8Aに示す金型構造のうち、荷重付加装置を取り除いた状態で鋼板A〜Cを成形し、図10に示すハット形断面部材をプレス成形した。図10に示す形状のうち、距離Pの狙い値は75mmであり、距離Qの狙い値は110mmとした。
実施例1A〜1Cでは、図8Aに示す金型構造を用いて、鋼板A〜Cを成形し、図10に示す形状のハット形断面部材をプレス成形した。
実施例2A〜2Cでは、図9Aに示す金型構造を用いて、鋼板A〜Cを成形し、図10に示す形状のハット形断面部材をプレス成形した。
比較例A〜C、実施例1A〜1C、及び実施例2A〜2Cについて、成形後ハット形部材の距離P及び距離Qを測定することにより、スプリングバック量を評価した。その結果を下記の表3に示す。
Figure 2012117967
表3に示すように、荷重付加装置を用いない比較例A、B、Cに比べ、実施例1A〜1Cではスプリングバック量が改善されていることがわかる。さらに、荷重付加装置を4箇所に設けた実施例2A〜2Cでは、特に距離Pの広がりが抑えられたことがわかる。
このように、本発明によれば、従来に比べ簡便に、低コストで、スプリングバック量の改善を実現する事が出来る。
前述したように、本発明によれば、ストロークと付加荷重の両方を簡便に調整することができる。したがって、本発明のプレス成形金型用荷重付加装置を、プレス成形金型の任意の位置に配置し、ストロークと付加荷重の両方の値を所望の組み合わせにして、プレス成形金型が有する特定の金型部材に局所荷重を付加し、プレス成形品の品質を向上させることができる。よって、本発明は、産業上、利用価値の高いものである。
1 プレス成形金型用荷重付加装置
10 第1プレート
12 雌ねじ
14 第1貫通穴
20 第2プレート
22 貫通穴
24 第2貫通穴
30 間隔固定部材
31 座金部
32 貫通穴
33 ボルト
34 座金部
40 ロッド
41 第1端部
42 第2端部
45 フランジ
47 ロッド長調整部材
49 第2端部と反対側の面
60 積層皿ばね
62 中心穴
100 プレス成形金型
110 パンチ金型部材
120 ダイス金型部材
130 しわ押さえ金型部材
132a、132b、132c しわ押さえ分割金型部材
D 間隔固定部材の長さ
F フランジの厚さ
L 積層皿ばねの定常状態での長さ
P ストローク

Claims (8)

  1. 第1端部、第2端部、そしてこれら第1端部及び第2端部間に設けられたフランジを有するロッドと;
    前記ロッドの前記第1端部が挿通する中心穴を有する皿ばねが複数積層された積層皿ばねと;
    前記ロッドの前記第1端部が挿通する第1貫通穴を有し、前記積層皿ばねに当接する第1プレートと;
    前記ロッドの前記第2端部が挿通する第2貫通穴を有し、前記フランジと当接する第2プレートと;
    前記第1プレート及び前記第2プレート間に着脱自在に設けられてかつ、前記積層皿ばねが前記フランジを前記第2プレートに付勢する間隔を保つように、前記第1プレート及び前記第2プレート間の前記間隔を固定する間隔固定部材と;
    を備え、
    前記第2端部及び前記第1プレートがプレス成形時に互いに近接する方向に相対移動することにより、前記積層皿ばねが圧縮される
    ことを特徴とするプレス成形金型用荷重付加装置。
  2. 前記ロッドが、前記第2端部に着脱自在に取り付けられるロッド長調整部材を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形金型用荷重付加装置。
  3. 前記第1プレートが、前記第2プレートとは反対側の面に着脱自在に取り付けられる第1プレート厚調整部材を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形金型用荷重付加装置。
  4. 前記フランジが、着脱自在に取り付けられるフランジ厚調整部材を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形金型用荷重付加装置。
  5. 前記ロッド及び前記積層皿ばねを複数備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形金型用荷重付加装置。
  6. 前記ロッド及び前記積層皿ばねを複数備え、
    複数の前記ロッドがそれぞれ、前記第2端部側に着脱自在に取り付けられるロッド長調整部材を備え、
    複数の前記ロッド長調整部材の少なくとも1つの厚さが他のロッド長調整部材の厚さと異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形金型用荷重付加装置。
  7. 加工される金属板の上側に配設される第1金型部材と;
    前記金属板の下側に配設される第2金型部材と;
    プレス加工時に、前記金属板を前記第1金型部材又は前記第2金型部材に押しつけるしわ押さえ金型部材と;
    前記第1金型部材と前記しわ押さえ金型部材との間、又は前記第2金型部材と前記しわ押さえ金型部材との間に設けられる請求項1〜6のいずれか一項に記載の前記荷重付加装置と;
    を備えることを特徴とするプレス成形金型。
  8. 請求項7に記載の前記プレス成形金型に加工される金属板を配置する工程と;
    前記荷重付加装置のうち、前記皿ばねの枚数、前記皿ばねの向き、前記皿ばねの種類、前記フランジの厚さ、前記第1プレートの厚さ、前記間隔固定部材の長さ、及び前記ロッドの前記第2端部側の長さの少なくとも1つを変更することにより、前記プレス成形金型に付加する荷重とストロークとを調整し、プレス成形する工程と;
    を備えることを特徴とするプレス成形方法。
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