JPWO2012111328A1 - 尿検査シート - Google Patents

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Abstract

尿検査シートを使って検査を行う者の上記時間的な制約に起因する作業負荷を軽減するとともに、信頼性の高い判定結果を得ることが可能な尿検査シートを提供することを目的とする。支持体と、前記支持体の上に形成され、検体となる尿中に浸してから取り出すことにより、所定時間の経過後、所定の測定項目に対応する反応を示す反応試薬とを備えた尿検査シートであって、前記支持体上に、前記反応試薬と、前記反応を停止させる作用を有する反応停止薬とからなるパット状の検出体を形成し、前記反応停止薬は、水可溶性物質によって被覆され、前記水可溶性物質は、前記尿中の水分によって溶け出すことにより、前記反応停止薬を作用させる。【選択図】図2

Description

本発明は、検体となる尿中に浸してから取り出すことにより、所定の測定項目に対応する反応を表示する尿検査シートに関するものである。
臨床検査において、尿検査シートは、取扱が容易であること、非侵襲的な検査であること、短時間に1回の検査で複数の測定項目(たとえば、ウロビリノーゲン、潜血、ビリルビン、ケトン体、ブドウ糖、蛋白質、pH、白血球、アスコルビン酸など)を検査できることなどの理由から汎用されている。特に、上記利点から、多数の検体を測定する集団検診などで利用され、個人でも利用可能な家庭用の尿検査シートもある。
尿検査シートは、通常、短冊状のシートに反応試薬からなる検出パットを形成したものが多い。尿検査シートによる測定は、検体である尿中に尿検査シートの検出パット部分を浸してから取り出し、所定の時間の経過後、上記反応試薬による検出パットの呈色の変化から、各種測定項目に対する判定を行う。検出パットの呈色の変化は、症状に応じて概ね段階的に把握することが可能である。そこで、予め測定項目ごとに色調表を作成し、検出パットと色調表の基準色とが、それぞれの測定項目について対応する位置、形状に設けられているものが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。さらに、呈色の変化の視認性を向上させるために、検出パットの表面上に、反応試薬の未反応時の色調と同じ色調であって、尿中成分と反応しない判定基準用の色調層(文字または図形)を施し、反応させたときに、この色調層部分の文字が発現するような尿検査シートが提案されていた(例えば、特許文献2参照)。
実開昭63−99269号公報 実開平6−10866号公報
ところで、尿検査シートは、検体である尿中から取り出した後、適切な判定を得るためには、測定項目ごとに定められている所定時間の経過後に呈色の変化を観察する必要がある。この所定時間は、測定項目によって異なるが、概ね30秒から120秒程度の短い時間である。したがって、集団検診のように、尿検体から尿検査シートを取り出した時間が区々となる場合、すなわち、たとえば、上記所定時間が30秒の測定項目について、各尿検査シートによって30秒を計測する起算点が異なる場合、各々について秒単位の時間差で、所定時間を計測しなければならず、極めて煩雑な作業になるおそれがあった。さらに、上記所定時間が異なる測定項目が複数ある場合、各尿検査シートの測定時間の計測はさらに複雑となり、実質的には、所定時間経過前での判定、あるいは、所定時間から相当経過してからの判定がなされる場合もあった。所定時間経過前の場合は、実際には、基準値を超える症状であるにもかかわらず、基準値の範囲内と判定し、症状を見落とす可能性があり、所定時間経過後の場合は、反応が進みすぎて、実際には、基準値の範囲内であるにもかかわらず、無用な再検査をさせる可能性があった。すなわち、上記従来の尿検査シートでは、検査を行う者に対して、時間的に過度な作業負荷をかけるとともに、判定結果の信頼性を損なうという問題点があった。
また、尿検査では、通常、各測定項目は、「異常あり」と「異常なし」の2値的な判定ではなく、多くの場合、所定の基準値に対して、どの程度のレベルかを示す少なくとも3つ以上の段階の判定が必要になる。判定は、この段階を呈色の変化で判断することになるが、上記検出パットの呈色の変化は、連続的であるのに対し、上記判定は、離散的な段階で判断しなければならないため、判定が難しいという問題があった。たとえば、集団検診のように、一定の時間内に大量の測定を行う必要がある場合、従来技術では、個々の検出パットの呈色の段階を瞬時に読取ることは難しく、検査を行う者に対して、時間的な制約と相俟って誤判断を誘発する可能性があった。
そこで、上記問題点に鑑み、本発明は、尿検査シートを使って検査を行う者の上記時間的な制約に起因する作業負荷を軽減するとともに、信頼性の高い判定結果を得ることが可能な尿検査シートを提供することを目的とする。
本発明は、支持体と、前記支持体の上に形成され、検体となる尿中に浸してから取り出すことにより、所定時間の経過後、所定の測定項目に対応する反応を示す反応試薬とを備えた尿検査シートであって、前記支持体上に、前記反応試薬と、前記反応を停止させる作用を有する反応停止薬とからなるパット状の検出体を形成し、前記反応停止薬は、水可溶性物質によって被覆され、前記水可溶性物質は、前記尿中の水分によって溶け出すことにより、前記反応停止薬を作用させることを特徴とする。
上記構成によれば、所定時間の経過後、反応試薬の反応を反応停止薬によって停止させるため、個々の所定時間の計測をしなくてもよい。前記水可溶性物質の量は、前記各測定項目に対して特定される前記各所定時間の経過後に、前記反応停止薬を作用させ、反応試薬の反応が停止するように設定されている。
なお、検出体の形態は、前記反応試薬と前記水可溶性物質によって被覆された反応停止薬とを層状に配置するもの、外表面全体を前記水可溶性物質によって被覆し、顆粒状に形成された反応停止薬を前記反応試薬に複数含有させたものなどでもよい。
前記支持体に、前記所定時間が異なる2個以上の測定項目に対応する検出体を形成する場合、隣接する検出体に含まれる反応停止薬が進出して反応を停止させる時間を早めてしまうことを阻止するために、検出体の周囲に包囲部を備えたものであってもよい。さらに、この包囲部の外表面は、反応停止薬の反応を中和させる物質を含めるようにしてもよい。
前記所定の測定項目に対する反応試薬の反応による検出体の呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、この設定された段階数に対応する数の検出体を前記支持体上に形成し、各検出体上から読取り可能なように、前記設定された各段階の呈色と同一色に着色した前記各段階を示す記号をそれぞれ前記支持体上に表示してもよい。この場合、前記反応により、検出体の呈色と同一色および当該色より淡色に着色された記号は前記検出体から読取り不可能となる。したがって、読取り不可能な記号のうち、最も濃色に着色された記号が示す段階が判定結果となる。
前記所定の測定項目に対する反応試薬の反応による呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、その設定された段階数に対応する数の検出体を前記支持体上に形成し、前記設定された各段階の呈色と同一色に着色されたフィルムを介して、前記各検出体を観察可能な窓部を有するマスクを備え、前記マスクには、各窓部に対応する前記各段階を表示する記号が記載され、前記マスクを前記反応後の支持体に重畳させると、前記窓部を介して観察される呈色は、反応後の支持体と同一の呈色及び当該呈色よりも淡色の窓部では、当該呈色が観察できるようにしてもよい。この場合、同一の呈色が観察されたもののうち、窓部に記載されている段階のうち、最も高い反応を示す記号が判定結果となる。
また、前記検出体は、前記反応試薬によって形成された前記各段階を表示する記号を含み、前記設定された各段階の呈色と同一色に着色したフィルムを介して、前記各記号が読取り可能な窓部を有するマスクを前記反応後の支持体に重畳させてもよい。この場合、前記反応後の記号の呈色と同一色および当該色より濃色に着色されたフィルムを有する窓部からは、前記記号が読取り不可能となる。したがって、読取り不可能な記号のうち、最も淡色な記号が示す段階が判定結果となる。
なお、前記支持体は、前記検出体の形成面と反対側の面に、前記各記号が読取り可能なフィルムを備えた窓部を設けたものであってもよい。すなわち、この構成によれば、マスクを使用せずに、検出体の呈色の変化に基づく測定結果を判定することができる。また、被検者を識別する情報と、測定項目を特定する情報と、各記号に対応する判定結果を示す情報の少なくともいずれか一つを光学的に読取り可能なコードによって前記支持体上に表示したものであってもよい。さらに、複数の異なる測定項目ごとの前記各検出体を支持体上に並列的に配置してもよい。
本発明にかかる尿検査シートは、検査を行う者に対し、時間的な制約に起因する作業負荷を軽減するとともに、信頼性の高い判定結果を得ることが可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる尿検査シートの斜視図を示した図である。 図2は、本発明にかかる尿検査シートの反応試薬と反応停止薬とを層状に形成した検出パット部分の拡大側断面図を示した図である。 図3(a)は、本発明にかかる尿検査シートの反応試薬に顆粒状に形成した反応停止薬を含有させた検出パット部分の拡大側断面図、(b)は、顆粒状の反応停止薬の拡大断面図を示した図である。 図4は、本発明にかかる尿検査シートの検出パット部分に包囲部を設けた形態の拡大側断面図を示した図である。 図5(a)は、本発明にかかる尿検査シートに、検出の段階を示す記号に濃淡をつけて表示し、その上に検出パットを形成したものの上面図であり、(b)は、検出パットの反応後の状態を示した図である。 図6(a)は、色違いのフィルムを備えた窓部を有し、窓部近傍に記号が表示されたマスクと、本発明にかかる尿検査シートを示した図であり、(b)は、上記マスクと上記尿検査シートを重畳させた状態を示す図である。 図7(a)は、本発明にかかる尿検査シートの検体パット部分に反応試薬で記号を表示したものと、色違いのフィルムを備えた窓部を有するマスクを示した図であり、(b)は、上記尿検査シートと上記マスクと重畳させた状態を示す図である。 図8(a)は、本発明にかかる尿検査シートの検体パット部分に反応試薬で記号を表示したものを示す図であり、(b)は、上記尿検査シートの裏面に色違いのフィルムを備えた窓部を設けたものを示す図である。 図9は、本発明にかかる尿検査シートの上にバーコードを施したものを示した図である。 図10は、単一の尿検査シートに複数の検体パットを並列的に配置した形態を示した図である。
図1を参照して、1は、本発明にかかる尿検査シートである。本実施の形態では、尿検査シート1の形状は、支持体、すなわち、短冊状の支持シート11の長手方向一端側に、検出体、すなわち、検出パット12を4つ直列的に配列しているが、この形態に限定する趣旨ではない。複数の測定項目を単一の尿検査シート1で検査するために、検出パット12を複数配列させているが、単一の測定項目を測定するために、検出パット12を1つだけ設けたものであってもよい。上記測定項目としては、たとえば、ウロビリノーゲン、潜血、ビリルビン、ケトン体、ブドウ糖、蛋白質、pH、比重、亜硝酸塩、白血球、アスコルビン酸などがある。尿検査は、通常、被検者に、紙コップなどを用いて適量の尿を採取させ、その紙コップ内に尿検査シート1の検出パット12の部分を尿検体に浸して取り出すことによって行われる。したがって、検出パット12の配列は、採取した尿に浸る範囲内で配列することが必要となり、上記のような形態が一般的となっている。本実施の形態にかかる尿検査シート1も、外観上は、従来尿検査シートの形態とほぼ同一の形態とすることを基本としている。
支持シート11の素材は、特定のものに限定しないが、一般的には、プラスチック、または耐水性の紙からなる。検出パット12は、尿検体に浸した後、ただちに取り出すことにより、所定時間の経過後、尿検体中に含まれる物質または成分量に応じて、特定の呈色を示す。これは、検出パット12に所定の反応試薬が含まれているためである。この反応試薬の性質を利用して、上記所定時間を尿検査における判定の所用時間として設定したものが、尿検査シートの原理である。反応試薬の成分は、各測定項目によって異なり、たとえば、ウロビリノーゲンの検出には、4−メトキシベンゼンジアゾニウム四フッ化ホウ酸塩、蛋白質の検出には、テトラブロムフェノールブルー(TBPB)、というように、各々特定されている。本発明では、検出パット12に、上記反応試薬のほか、これら反応試薬の反応を停止させる反応停止薬を含ませている。この反応停止薬が、尿検査前には作用しないように、水可溶性物質で被覆し、尿検体に浸すことにより、この水可溶性物質が、尿中の水分によって溶け出し、反応停止薬を作用させるように構成されている。この反応停止薬は、反応試薬ごとに対応して異なるが、たとえば、塩化マグネシウム、水酸化ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、リン酸塩などであればよい。上記水可溶性物質の量は、各測定項目に対して特定される前記各所定時間経過後に、前記反応停止薬を作用させ、前記反応試薬の反応が停止するように設定すればよい。この設定は、たとえば、フィックの法則に従って設定することが可能である。すなわち、上記水可溶性物質の単位面積、単位時間当たりの拡散束(流束)は、濃度勾配に比例するという性質から、前記所定時間が経過するまでの時間を使って水可溶性物質の量を算出することが可能である。なお、水可溶性物質の濃度分布は、時間とともに変化すると考えられるため、具体的には、水可溶性物質の量は、フィックの第2法則を使って算出すればよい。
ところで、上記所定時間は、各測定項目によって異なる。同一の測定項目でも、反応試薬の種類や量などにより、所定時間は異なるが、たとえば、ウロビリノーゲンであれば、30秒程度、潜血であれば、30秒〜60秒程度、白血球であれば、120秒程度、アスコルビン酸であれば、10秒程度、というように、測定項目ごとに時間が異なる。この所定時間の差は、上記のとおり、概ね秒単位の差であるため、たとえば、集団検診などのように、大量の尿検体を扱う場合、秒単位、分単位で次々に持ち込まれる尿検査シートを測定項目ごとに上記所定時間を計測することになり、非常に煩雑な作業となる。さらに、単一の尿検査シートに異なる測定項目(すなわち、異なる所定時間)に対応する検出パットが形成されている場合は、さらに、時間の計測は困難をきわめ、正確な判定は事実上不可能に近い状態となる。本発明では、個々の検出パットについて、正確な所定時間を計測しなくても、所定時間経過後は、上記反応停止薬によって反応が進むことを阻止することができる。したがって、たとえば、上記所定時間の最長時間(上記例でいえば、120秒)が経過したものから、順次判定していけばよい。あるいは、反応が停止しているか否かを判断するために、公知の色調表を使用し、検出パット12と比較し、色調表と同一の呈色を示しているものから順次判定していくようにしてもよい。
なお、本発明にかかる尿検査シート1は、被検者が、家庭において自分でも使用することができる。従来、家庭などで被検者が自分で使用する場合は、その場で測定項目によって指定されている所定時間を計測しなければならなかったが、本発明にかかる尿検査シート1は、所定時間を経過すると、反応が停止するため、所定時間を計測する必要はなくなる。したがって、被検者は、測定後の尿検査シート1を検診時に持参し、あるいは事前に郵送し、判定については専門家にまかせることもできるとともに、検診の所要時間も短縮することが可能になる。また、正確な判定結果を得るためには、被検者が判定に適した状態(たとえば、空腹時の状態)でなければならないが、本発明にかかる尿検査シート1を使用すれば、集団検診の時間に合わせて食事を制限しなくても、家庭で食事前の任意の時間に使用すればよいため、被検者の負担を軽減することも可能となる。なお、本発明では、被検者には、人間のほか、動物も含まれる。
図2は、本発明にかかる尿検査シート1の第1実施形態について、検出パット12の構成を拡大して示した側断面図である。検出パット12は、反応試薬121と、反応試薬121と支持シート11との間に、水可溶性物質123によって被覆された反応停止薬122とを介在させて構成されている。すなわち、反応試薬121と水可溶性物質123によって被覆されている反応停止薬122を支持シート11上で層状に配置している。
図3(a)は、本発明にかかる尿検査シート1の第2実施形態について、検出パット12の構成を拡大して示した側断面図である。図3(b)で示すとおり、反応停止薬125aを略球体に形成し、その外表面全体を水可溶性物質125bで被覆して顆粒状体125を形成する。本実施の形態における検出パット12は、反応試薬124上に顆粒状体125を散点的に含ませて形成される。
図4は、本発明にかかる尿検査シート1の第3実施形態について、検出パット12の構成を拡大して示した側断面図である。前記所定時間が異なる検出パット12を支持シート11上に直列的に複数配列した場合、隣接する検出パット12に含まれる反応停止薬が進出して作用すると、反応停止薬の量が実質的に増量され、反応停止の作用を早めるという不都合が生じる可能性もある。そこで、本実施の形態では、隣接する検出パット12に含まれる反応停止薬の進出を阻止するために、各検出パット12に周囲に包囲部126を設けた。なお、より確実に反応停止薬の進出を阻止するため、包囲部126の外表面に、反応停止薬の反応を中和させる物質を含ませてもよい(図示せず)。なお、図4では、検出パット12を第2実施形態で説明した顆粒状体125を含ませるもので示したが、包囲部126を設けるものは、これに限定する趣旨ではなく、第1実施形態で説明した検出体1を包囲するものであってもよい。
図5は、所定の測定項目に対して、反応の結果を記号で示す尿検査シートを示したものである。反応試薬の反応による検出パット12の呈色の変化から、判定をするためには、呈色の濃淡の程度によって段階的な指標が必要となる。従来から、各測定項目に対して、呈色の濃淡の程度によって概ね3乃至9程度の判定指標を示す色調表などが存在していた。しかし、集団検診のように、非常に多くの尿検査シートを色調表と対比して判断するのは、煩雑な作業であるとともに、1件当たりの判定に要する時間も長くなる。所定時間の計測の煩雑さから解放されても、判定処理で時間がかかれば、検査全体のスループットは向上せず、検査をする者の時間的な負荷は解消しない。
そこで、上記呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、この設定された段階数に対応する検出パット127aから127dを支持シート11上に形成する。図5(a)では、127aから127dまでの4段階のものを示したが、この段階数は、上記したとおり、測定項目に応じて決定されるものである。支持シート1上には、反応前の各検出パット127a乃至127d上から読取り可能なように、各段階を示す記号13a乃至13dが表示されている。本実施の形態では、−、+、++、+++の4段階の表示を示したが、段階を示すものであれば、この表示に限定する趣旨ではなく、たとえば、1乃至4などの数字のみによる表示、+の数を数字で示す+1、+2などの表示でもよい。各記号は、前記各段階の呈色と同一色で着色されている。すなわち、−から+++に進行するにしたがって記号の呈色の濃度も高くなるように着色されている。
図5(b)は、尿検査シート1を尿検体に浸して取り出したあと、所定時間経過後の状態を示したものである。検出パット127a乃至127dは、一様に所定の呈色を示しており、この呈色に変化した結果、この呈色と同一色およびこの呈色より淡色に着色された記号は、検出パット12の呈色によって読取り不可能となっている。すなわち、図5(b)では、13a(−)、13b(+)の記号は、検出パット127a、127b上から読取ることができない。読取り不可能な記号のうち、最も濃色に着色された記号が示す段階が判定結果となる。すなわち、図5(b)では、13b(+)という判定結果になる。このように、本発明では、上記所定時間が経過した尿検査シート1は、直感的に判定結果を把握することができるので、検査をする者の作業負荷を大幅に軽減することができる。特に、集団検診のように大量の尿検体を扱う場合は、この効果は絶大な効果を発揮する。
図6(a)は、観察専用のマスク14と、本発明にかかる尿検査シート1を示した図である。支持シート11に塗布されている検出パッド131a、131b、131c及び131dは、実施例4や後述する実施例6、7と異なり、実施例1乃至4で示すものと同様、特に、段階を示す記号は表示されていない。マスク14は、検出パッド131a、131b、131c及び131dが観察可能なように、窓部14a、14b、14c及び14dが開口され、各窓部は、検出パッド131a、131b、131c及び131dの呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、この段階と同一色のフィルムが貼られている。また、窓部14a、14b、14c及び14dの下方近傍には、前記各段階に対応する記号141a、141b、141c及び141dが表示されている。本実施例では、141aは(−)、141bは(+)、141cは(++)、141dは、(+++)が表示されている。
図6(b)は、マスク14と尿検査シート1とを重畳させた状態を示す図である。このとき尿検査シート1は、尿検体に浸して取り出したあと、所定時間経過後の状態のものである。検出パット131a乃至131dは、一様に所定の呈色を示し、この呈色に変化した結果、マスク14の窓部14a、14b、14c及び14dのうち、当該呈色よりも淡色のフィルムが貼られた窓部からは、当該呈色と同一色に観察される。本実施例では、各検出パッドが示した色は、窓部14bに貼られたフィルムの色と同一の呈色を示しているので、窓部14aでは、窓部14bと同一色で観察されることになる。したがって、窓部14bの下方に表示されている記号141b(+)が、判定結果となる。
図7は、図5で示した実施形態同様、所定の測定項目に対して、反応の結果を記号で示す尿検査シートを示したものである。図7も、図5同様、上記呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、この設定された段階数に対応する検出パット127eから127hを支持シート11上に形成する。ただし、図7(a)は、前記記号を反応試薬によって検出パット127eから127h上に形成する点が図5の実施形態と異なる。すなわち、記号13e(−)、13f(+)、13g(++)、13h(+++)自体が、尿検体によって呈色が変化する反応試薬によって表示されている。本実施の形態では、呈色が変化した記号13eから13hを読取るために、専用のマスク14を用いる。マスク14は、各記号13e、13f、13g、13hが読取り可能なように、窓部14a、14b、14c、14dが開口され、各窓部には、前記各段階の呈色と同一色に着色されたフィルムが設けられている。すなわち、各記号13e、13f、13g、13hの読取りは、マスク14を尿検査シート11に重畳させ、マスク14の各窓部14aから14dのフィルムを介して行われる。
図7(b)は、尿検査シート1を尿検体に浸して取り出したあと、所定時間経過後の状態を示したものである。検出パット127e乃至127h上の記号13e乃至13hは、一様に所定の呈色を示しており、この呈色に変化した結果、この呈色と同一色およびこの呈色より濃色に着色されたフィルムからは、記号を読取ることは不可能となっている。すなわち、図7(b)では、13g(+)、13h(+++)の記号は、マスク14の窓部14dのフィルムを介して読取ることができない。この場合、読取り不可能な記号のうち、最も淡色な記号が示す段階が、この測定項目における判定結果となる。すなわち、図5(b)では、13g(++)という判定結果になる。
図8は、図7で示した尿検査シート1の変形例である。本実施の形態では、図7で説明したマスク14の窓部14aから14dに代えて、支持シート11に直接窓部15を設けたものである。すなわち、図8(a)で示すとおり、支持シート11の検出パット12を形成した面は、図7同様、各検出パット127i乃至127l上に反応試薬によって記号13e乃至13hを形成している。ただし、各記号は、各検出パット127i乃至127lの裏面からも観察できるように、検出パット12と同一の厚みをもって形成されている(図示せず)。
図8(b)は、尿検査シート1を尿検体に浸して取り出したあと、所定時間経過後の状態を窓部15から観察した状態を示したものである。尿検体に浸した後、所定時間が経過すると、反応試薬で形成された記号13e乃至13hは、呈色の変化を示す。このとき、尿検体は、反応試薬に浸透し、裏面からでも、上記呈色の変化を観察することができる。そこで、支持シート11の検出パット12の形成面と反対側の面から記号13e乃至13hが観察できる位置に、窓部15a乃至15dを開口し、各窓部15a乃至15dに上記各段階の呈色と同一色に着色されたフィルムをそれぞれ設ければよい。本実施の形態では、第5実施形態同様、記号が読取り不可能な窓部、すなわち、窓部15cに対応する位置に示された記号13g(++)という判定結果になる。
図9は、尿検査シート1に関連する情報を支持シート11上に、光学的に読取り可能なコードで示したものである。尿検査では、判定結果を診断表などに転記する作業が発生するが、上記のとおり、判定の段階が複数存在するうえ、集団検診など、一定の時間内に、大量の件数を処理する場合は、転記ミスなどが生じるおそれもある。そこで、転記ミスが発生しないように、光学的な読取装置で結果を読み取ることができるように、コードを表示した。このコードの表示によって、たとえば、上記転記作業は、公知の光学読取装置などで各情報を読取り、読取られた情報を各被験者の検診表が記録されている装置などに転送し、自動的に転記させるようにすればよい。関連する情報としては、少なくとも、被検者を識別する情報、測定項目を特定する情報(以下総称して「ID情報」という。)、上記第4実施形態から第6実施形態において示した各記号を示す情報が含まれていればよい。ID情報16aは、支持シート11を尿検体の入った紙コップから出し入れする場合に手でつかむ把持部、すなわち、支持シートの長手方向であって、検出パットを形成する端部と反対側の端部に表示すればよい。各記号を示す情報16b乃至16eは、本実施の形態では、第6実施形態の支持シート11の裏面、すなわち、窓部15a乃至15dの下方に各々対応させて表示しているが、たとえば、第4実施形態、第5実施形態では、支持シート11の表面に表示すればよい(図示せず)。すなわち、反応後の記号と対応する位置に表示させればよい。本実施の形態では、コードをバーコードで例示したが、これに限定される趣旨ではなく、たとえば、マトリックス型二次元コードなどでもよい。
第4実施形態から第8実施形態では、単一の測定項目に対して、複数の段階(本実施の形態では、4段階)を示す検出パット12を直列的に配列したが、1回の検査で複数の測定項目を測定する場合には、段階数の数の検出パット12を直列的に配列したものを複数並べる必要がある。この場合、複数の尿検査シート1を尿検体を採取した紙コップに入れてもよいが、各々が区々となり、集団検診ように、大量の検体を扱う場合、他の検体のものと混在するほか、散逸する可能性もある。そこで、図10で示すとおり、単一の測定項目の際に必要となる尿検体の採取量で測定が可能となるようにし、かつ、被検者ごとにまとめて測定ができるように、複数の異なる測定項目ごとの各検出体12を支持体11上に並列的に配置した。本実施の形態では、尿検査シート1を断面が略正六角形の中空多角柱状に形成しているが、測定前の状態は、1枚のフラットなシート上に各々各検出パット12を並列的に配置し、尿検体を採取した紙コップなどに挿入する場合、挿入しやすいように、単一の測定項目に対する検出パット12が配例されている支持シート部分を折り目として、上記角柱状に形成すればよい。なお、本実施の形態では、図8で説明したとおり、裏面に窓部を設けたものを並列的に並べているが、これに限定する趣旨ではなく、図5、図6、図7または図9で説明したものを並べるものであってもよい。
1 尿検査シート
11 支持シート
12 検出パット
13 記号
14 マスク
15 窓部
16 コード
121、124 反応試薬
122、125a 反応停止薬
123、125b 水可溶性物質

Claims (12)

  1. 支持体と、前記支持体の上に形成され、検体となる尿中に浸してから取り出すことにより、所定時間の経過後、所定の測定項目に対応する反応を示す反応試薬とを備えた尿検査シートであって、
    前記支持体上に、前記反応試薬と、前記反応を停止させる作用を有する反応停止薬とからなるパット状の検出体を形成し、前記反応停止薬は、水可溶性物質によって被覆され、前記水可溶性物質は、前記尿中の水分によって溶け出すことにより、前記反応停止薬を作用させることを特徴とする尿検査シート。
  2. 前記水可溶性物質の量は、前記各測定項目に対して特定される前記各所定時間経過後に、前記反応停止薬を作用させ、前記反応試薬の反応が停止するように設定されていることを特徴とする請求項1記載の尿検査シート。
  3. 前記検出体は、前記反応試薬と前記水可溶性物質によって被覆された反応停止薬とを層状に配置してなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の尿検査シート。
  4. 前記検出体は、前記反応停止薬の外表面全体を前記水可溶性物質によって被覆して顆粒状に形成し、この顆粒状の反応停止薬を前記反応試薬に複数含有させてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の尿検査シート。
  5. 前記支持体に、前記所定時間が異なる2個以上の測定項目に対応する検出体を形成し、各検出体の周囲に、隣接する検出体に含まれる反応停止薬の作用を阻止する包囲部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の尿検査シート。
  6. 前記包囲部の外表面は、反応停止薬の反応を中和させる物質が含まれていることを特徴とする請求項5記載の尿検査シート。
  7. 前記所定の測定項目に対する反応試薬の反応による検出体の呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、この設定された段階数に対応する数の検出体を前記支持体上に形成し、各検出体上から読取り可能なように、前記設定された各段階の呈色と同一色に着色した前記各段階を示す記号をそれぞれ前記支持体上に表示し、前記反応により変化した検出体の呈色と同一色および当該色より淡色に着色された記号は前記検出体上から読取り不可能となることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の尿検査シート。
  8. 前記所定の測定項目に対する反応試薬の反応による呈色の変化を濃淡によって段階的に設定し、その設定された段階数に対応する数の検出体を前記支持体上に形成し、前記設定された各段階の呈色と同一色に着色されたフィルムを介して、前記各検出体を観察可能な窓部を有するマスクを備え、前記マスクには、各窓部に対応する前記各段階を表示する記号が記載され、前記マスクを前記反応後の支持体に重畳させると、前記窓部を介して観察される呈色は、反応後の支持体と同一の呈色及び当該呈色よりも淡色の窓部では、当該呈色が観察できるものであることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の尿検査シート。
  9. 前記検出体は、前記反応試薬によって形成された前記各段階を表示する記号を含み、前記窓部を有するマスクを前記反応後の支持体に重畳させると、前記反応後の記号の呈色と同一色および当該色より濃色に着色されたフィルムを有する窓部からは、前記記号が読取り不可能となることを特徴とする請求項8記載の尿検査シート。
  10. 前記各記号が読取り可能なフィルムを備えた窓部を前記支持体であって、前記検出体の形成面と反対側の面に設けたものであることを特徴とする請求項9記載の尿検査シート。
  11. 被検者を識別する情報と、測定項目を特定する情報と、各記号に対応する判定結果を示す情報の少なくともいずれか一つを光学的に読取り可能なコードによって前記支持体上に表示したことを特徴とする請求項7から請求項10までのいずれか1項に記載の尿検査シート。
  12. 複数の異なる測定項目ごとの前記各検出体を支持体上に並列的に配置したことを特徴とする請求項7から請求項11までのいずれかに記載の尿検査シート。






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