JPWO2012111157A1 - 液体検知装置 - Google Patents

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Abstract

外部からの電源供給を必要とせず、簡易な構成により確実に液漏れなどを検知して外部に知らせることができるとともに、構成部材の取り付け、交換作業が比較的に簡易である液体検知装置の提供。コネクタ17は、水電池21の電極と接続された一対の第1コネクタ端子41a,41bを有する第1コネクタ19Aと、報知機器18の電極と接続された一対の第2コネクタ端子48a,48bを有する第2コネクタ19Bとを含む。第1コネクタ19Aと第2コネクタ19Bとが、互いに着脱可能に連結され、かつ第1コネクタ端子41a,41bと第2コネクタ端子48,48a,48bとが電気的に接続される。

Description

本発明は、液体検知装置に関し、特に詳しくは、医療分野における血液や点滴液の漏れ、人や動物の排泄された尿などを素早く感知してそれを外部に報知するための液体検知装置に関する。
従来、体液などの液体の漏れなどを感知してそれを外部に知らせるための液体検知装置は公知である。例えば、特許文献1には、銅張積層板に回路を形成した回路部品と、回路部品の端部に配置された回路端子とセンサ本体とを含む液体検知装置が開示されている。
特開2006−55588号公報
特許文献1に開示された液体検知装置では、非通電状態において開回路状態にある回路部品の回路端子間に血液などの液体が流れたときに、閉回路となって通電し、センサ本体が作動して警報を発することによって、外部に点滴針などから液体の漏れが生じたことを外部に認識させることができる。
しかし、かかる感知システムでは、回路部品に常に微弱な電圧をかけておく必要があるので電源部が必要であり、また、銅張積層板を着用者の身体に当接させる必要があるので、患者に対して不快感や不安感を与えるおそれがある。また、外部から電源供給をしなければならないので、そのための電気機器、電気設備が必要となる。
本発明の課題は、従来の液体検知装置の改良であって、外部からの電源供給を必要とせず、簡易な構成により確実に液漏れなどを検知して外部に知らせることができるとともに、部材の取り付け、交換作業が比較的に簡易である液体検知装置の提供である。
前記課題を解決するために、本発明が対象とするのは、センサ構造体と、コネクタを介して前記センサ構造体と電気的に接続された報知機器とを有する液体検知装置である。
本発明が特徴とするところは、前記センサ構造体は、液体を触媒とする水電池を有し、前記コネクタは、前記水電池の電極と接続された1対の第1コネクタ端子を有する第1コネクタと、前記報知機器の電極と接続された1対の第2コネクタ端子を有する第2コネクタとを含み、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが、互いに着脱可能に連結され、かつ前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とが電気的に接続されることにある。
本発明における実施形態の一つとしては、前記第1コネクタ端子と、前記第2コネクタ端子とが、スナップ係合によって連結される。
本発明における他の実施態様の一つとしては、前記第1コネクタ端子は、凸円筒状の係合部を有する雄スナップ形状を有しており、前記係合部には正極部位が形成されており、前記正極部位の周方向外方においてそれと同心円状に延びる絶縁部位と負極部位とが形成されており、前記第2コネクタ端子は、その中央部に係合孔を有する雌スナップ形状を有し、前記係合孔の開口縁部に沿って負極部位が形成されており、前記負極部位の周方向外方においてそれと同心円状に延びる絶縁部位と正極部位とが形成されている。
本発明におけるさらに他の実施態様の一つとしては、前記第2コネクタは、前記第2コネクタ端子が取り付けられた雄ファスナ形状の電極部を含み、前記第1コネクタは、前記電極部の一部が嵌挿される溝を有する雌ファスナ形状であって、前記第1コネクタと前記第2コネクタの電極部とがファスナ係合によって互いに連結されている。
本発明におけるさらに他の実施態様の一つとしては、前記第2コネクタの電極部は、断面略I字状を有し、上方部と、下方部と、それらの間に位置する幅狭部位とを含み、前記幅狭部の両側に薄板状の前記第2コネクタ端子が取り付けられており、前記第1コネクタの前記溝の下部を形成する両端部には薄板状の前記第1コネクタ端子が取り付けられており、前記電極部の前記上方部及び前記幅狭部とを前記第1コネクタの前記溝に嵌挿させることによって、前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とが密接する。
本発明におけるさらに他の実施態様の一つとしては、前記報知機器は、その内部に前記水電池による電源電圧を昇圧させるための昇圧回路部が設けられている。
本発明におけるさらに他の実施態様の一つとしては、前記昇圧回路部は、少なくとも昇圧発振用のトランスとトランジスタを含み、前記トランスの2次側に前記トランジスタのベース端子が接続され、正帰還発振による昇圧パルスが発生する。
本発明におけるさらに他の実施態様の一つとしては、前記水電池は、1枚の正極電極板と、2枚の負極電極板と、前記正極電極板及び前記負極電極板との間に介在し、それらと直接的または絶縁部材を介して間接的に当接する正極活物質とを有し、前記正極電極板と一方の前記負極電極板との離間寸法が、前記正極電極板と他方の前記負極電極板との離間寸法とほぼ等しくなっている。
本発明におけるさらに他の実施態様の一つとしては、前記報知機器の外面には、着用物品に止着するための止着手段が設けられている。
本発明に係る液体検知装置によれば、水電池の電極と接続された第1コネクタと報知機器の電極と接続された第2コネクタとが着脱可能に連結され、かつ、それらの第1コネクタ端子と第2コネクタ端子とが電気的に接続されるので、センサ構造体の取り付け、取り外しが簡易であって、操作性に優れている。また、かかる構成を有することによって、使用後において、センサ構造体のみを交換、廃棄し、報知機器については再利用が可能である。したがって、使用頻度の高い排尿の検知などに用いた場合であっても、コストを低く抑えることができ経済的である。
本発明の第1実施形態における液体検知装置の使用状態を示す図。 センサ構造体と報知機器とが分離された状態における、液体検知装置の斜視図。 液体検知装置の分解斜視図。 図2のIV−IV線断面図。 水電池の斜視図。 水電池の分解斜視図。 報知機器の内部構造を示す図。 第2実施形態における図2と同様の液体検知装置の斜視図。 第2実施形態における第1コネクタ及び第2コネクタ端子の拡大図。 第3実施形態における、第1コネクタと第2コネクタとが連結された状態の液体検知装置の斜視図。 図10のXI−XI線断面図。 第3実施形態における第1コネクタと第2コネクタの電極部との拡大図。 液体検知装置の他の使用例を示す図。 体液処理用パッドに対する液体検知装置の取り付け状態を示す図。 液体検知装置の他の使用例を示す図。
図1〜3に示すとおり、液体検知装置10は、点滴袋や採血袋に接続された輸液用のチューブ11と、チューブ11に接続されて患者の手12の血管に挿入された翼状針(注射針)14と、患者の手12に粘着テープ15を介して固定されたセンサ構造体16と、センサ構造体16とコネクタ17を介して接続された報知機器18とを含む。コネクタ17は、センサ構造体16に接続された第1コネクタ19A
と、報知機器18の電極が取り付けられた第2コネクタ19Bとから構成されている。
センサ構造体16は、患者の血管に挿入された翼状針14の先端部14a上に配置されており、粘着テープ15によって患者の手12の甲に固定されている。なお、本発明の液体検知装置10が対象とする「液体」とは、医療分野における血液、点滴液、脳脊髄液、腹水、胸水などの各種輸液されるもの、介護分野などにおける人体から排泄される尿や便、さらには、愛玩動物の排泄する尿や便などを意味するものである。
センサ構造体16は、パッド形状を有しており、透液性のシートで、例えば、繊維不織布とコットンとレーヨンの混繊およびオプションとしてウレタン等の弾性反発性を有する連続発泡部材を被包して形成された吸収部材20と、吸収部材20の内部に位置する水電池21とを有する。吸収部材20は、水電池21をそれぞれ上方と下方とから覆う上方部20a及び下方部20bとから形成されており、その外周縁16aが接着剤またはヒートシール加工によってシールされている。水電池21全体が吸収部材20で被包されていることによって、水電池21が直接的に肌に触れることはなく、センサ構造体16の肌触りが良好となる。ただし、本発明においては、吸収部材20は必須の構成ではなく、センサ構造体16は水電池のみから構成されていてもよい。また、吸収部材20がその一部にウレタン等の弾性反発部材を含む場合には、クッション性が向上するので、センサ構造体16に体圧などの圧力が加えられても水電池21が変形することはなく、また、着用者に違和感を与えるおそれはない。
センサ構造体16は、翼状針14の先端部14aと対向する位置に配置されているので、治療中において、翼状針14の先端部14aが挿入されて僅かに隆起した血管部位から血液や点滴液などの液体が漏れ出た場合には、吸収部材20の一部又は全体に浸透する。吸収部材20に浸透した一定量の液体が水電池21に触れることによって、それを触媒として水電池21がその内部において電気化学反応を生じて起電力が発生する。発生した起電力によってコネクタ17を介して報知機器18に電流が流れ、報知機器18が作動してブザー音を生じる。このように、センサ構造体16が液体漏れを検知してそれを報知機器18が外部に知らせるので、液体漏れによる医療事故などを未然に防止することができる。
また、センサ構造体16は、液体漏れなどを検知するセンサとしての役割を有するとともに、報知機器18を作動させるための電源供給源としての役割をも有するものであって、従来の集積回路や半導体素子などを含む精密機器による自動液体検知装置(システム)などに比べて、きわめて簡易かつ安価であり、また、外部からの電源供給を必要としないので、感電や漏電などを生じるおそれもなく、安全である。
図4〜6に示すとおり、水電池21は、上面22A及び下面22Bを有し、1枚の薄板状の正極電極板23と、正極電極板23とほぼ同形同大の薄板状の2枚の負極電極板24と、透液性を有する繊維不織布又は透液性プラスチックフィルムなどから形成されたラップシート25の袋状部25aの内部に充填された正極活物質26とを含む。
正極電極板23は、比較的に導電性が強くイオン化傾向の小さい、電気化学的に比較的安定な、例えば、ニッケル、銅、銀等の金属またはこれらの金属を主体とする合金から作られる。負極電極板24は、イオン化および/または酸化傾向が比較的に大きな電極活物質、例えば、金属マグネシウム、アルミニウム、亜鉛などまたはそれらを少なくとも2種以上含む合金から作られる。
正極活物質26は、ラップシート25の袋状部25aの内面にスプレー状に塗布された接着剤を介して固定された粉末状であって、比較的に酸化力が強い酸化物質、例えば、活性炭、二酸化マンガン、酸化鉄、結晶性の酸化銀などの混合物から作られており、混合物の種類や混合比率は、所要の酸化力に応じて自由に設定することができる。なお、水電池21の厚さを小さくするために、活性炭などの各種粉末をシート状に成形して、袋状部25aの内面に接着剤を介して固定してもよい。
水電池21の組立状態において、正極電極板23は、正極活物質26の内部に挿入され、各負極電極板24はラップシート25の袋状部25aの上下面22A,22Bと当接しており、袋状部25aを上下から挟みこむように配置されている。また、ラップシート25の袋状部25aと連続して延びる延出部25bの一部は、その幅方向の長さ寸法を二分する折曲ライン30に沿って折り返されており、その内側部位31が袋状部25aの上面に配置された負極電極板24に当接され、また、外側部位32が袋状部25aの下面に配置された負極電極板24に当接している。このようにラップシート25の延出部25bによって各構成部材が積層された状態で被包されて水電池21が形成されている。
また、水電池21は、互いに重なり合うラップシート25の対向面どうし、およびラップシート25と負極電極板24とが間欠的に塗布された接着剤によって互いに接合されているとともに、その全体を挟み込むようにその両側部35a,35bが折り曲げられた硬質プラスチック製又は金属製の固定部材35によって積層状態が維持されている。なお、図示していないが、固定部材35の一方の側部35aをラップシート25の一部に形成された透孔に挿入した状態で折曲することによって、水電池21に外部から衝撃が与えられても、固定部材35が不用意に水電池21から外れることを防止することもできる。
図4に示すとおり、水電池21は、その内部構造において、上下面22A,22Bからその中心に向かって、負極電極板24と正極電極板23とが交互に配置されていることから、1枚の負極電極板24と1枚の正極電極板23とによって形成される場合に比して電気化学的面積が広がり、より電気を発生させ易くできるといえる。すなわち、水電池21の上面22A側に位置する負極電極板24と正極電極板23との離間距離と下面22B側に位置する負極電極板24と正極電極板23との離間距離がほぼ等しく、それらの電極板23,24間に正極活物質26が充填されていることから、水電池21の厚さ方向において均等の起電力を発生させることができる。そのため、全ての正極活物質26を無駄なくその発電作用に利用することができる。
再び、図2〜3を参照すれば、コネクタ17の第1コネクタ19Aは、略三角形状を有し、水電池21から延出するコード40内に収容された一対のリード線にそれぞれ連結された第1コネクタ端子41a,41bと、それらを上下方から被包する一対の保護シート43とを含む。一方の保護シート43には、一対の略円形状の透孔45が形成されている。第1コネクタ端子(正極)41aは、透孔45から突出する凸円筒状の係合部を有する雄スナップ形状を有し、第1コネクタ端子(負極)41bはその中央に係合孔を有する雌スナップ形状を有しており、それらはそれぞれ、保護シート43の透孔45から露出している。
報知機器18は、開口端50aを有する布製またはプラスチック製の第2コネクタ19Bと、その内部に収容された略矩形状のケース51とを有する。ケース51は、複数の電気素子が配置された本体51aと、本体51aの外周縁に沿って嵌合する蓋体51bとを有する。本体51aと蓋体51bとの一部には切欠が形成されており、これらの切欠によって形成された開口部からスイッチ53のレバー53aが突出している。第2コネクタ19Bには、内部に配置されたブザーのブザー音を発生させるための、ケース51の蓋体51bの透孔と連通された開孔54が形成されている。
第2コネクタ19Bには、開孔54の開口端50a側において一対の円形状の開孔が形成されており、その内面側における開口縁部に報知機器18の内部回路とリード線47を介して連結された第2コネクタ端子(正極)48aと第2コネクタ端子(負極)48bが固定されている。第2コネクタ端子48aは開孔から突出する凸円筒状の係合部を有する雄スナップ形状を有し、第2コネクタ端子48bはその中央に係合孔が画成された雌スナップ形状を有しており、それらは、それぞれ第2コネクタ19Bの開孔から露出している。
かかる形状を有する第1コネクタ端子41a,41bと第2コネクタ端子48a,48bとは、それぞれ互いに対となる、第1コネクタ端子(正極)41aと第2コネクタ端子(負極)48b、第1コネクタ端子41b(負極)と第2コネクタ端子(正極)48aとをそれぞれスナップ係合させることによって、水電池21が報知機器18と電気的に接続されて、液体検知装置10は通電された状態となる。このように、スナップ係合による簡易な操作によって、センサ構造体16と報知機器18とを確実に連結することができるので、それらを他の固定部材を介して連結する場合やジャック、アダプタ等のコネクタ手段によって連結する場合に比して操作性に優れている。また、液体検知装置10の使用後には、かかるスナップ係合を解除して、センサ構造体16を報知機器18から取り外し、それのみを交換、廃棄することによって新たに使用をすることができるので、速やかに交換作業をすることができ、また、コストを最小限に抑えることができるので経済的である。
図7に示すとおり、ケース51の本体51aの内部には、プリント基板55が配置されており、プリント基板55は、水電池21から供給される電圧を必要な電圧まで昇圧させることのできる昇圧回路部56と、ブザーから構成された発音部57とを有する。
昇圧回路部56は、水電池21による直流電源のコネクタ端子41a(正極)と接続する昇圧発振用のトランス(フライバックトランス)60と、発振ドライブ用としてのMOSFET又はバイポーラのNPN型のトランジスタ61と、トランス60とトランジスタ61との間において並列に接続されたベースバイアス用の抵抗素子62とコンデンサ63と、昇圧された電圧を整流するためのダイオード65とを有する。
トランス60は、1次側巻き線と2次側巻き線(図示せず)とを有し、1次巻き線は、鉄心(トロイダルコア)に線径約0.15mmのエナメル線を右巻きに50回(インダクタンス:約22〜33μH)、2次側巻き線は、鉄心に線径約0.2mmのエナメル線を左巻きに20回巻き付けることによってそれぞれ形成されており、1次巻き線と2次巻き線との巻数比は、2.5である。1次及び2次巻き線を形成する抵抗線としては、通常のコイルとして用いられるエナメル線やアルミニウム線等のほかに、電気抵抗の比較的に大きな、例えば、鉄、銅ニッケル合金、銅マンガン合金、鉄ニッケル合金、ステンレス線等の線材を用いることができる。
トランス60の2次側巻き線には、約3.3KΩの抵抗素子62と約0.1μFのコンデンサ63とが並列に接続されており、抵抗素子62とコンデンサ63とはトランジスタ61のベース端子に接続されている。また、トランジスタ61のコレクタ端子は、トランス60の1次側巻き線に接続されており、エミッタ端子は、直流電源のマイナス端子に接続されている。
昇圧回路部56の昇圧動作について簡単に説明すると、まず、スイッチ53をONにすると、直流電源よりトランス60の2次側巻き線、抵抗素子62を介してトランジスタ61のベース端子にベースバイアス電圧が印加され、ベース―エミッタ間にベース電流が流れる。ベースバイアス電圧が印加されることによってトランジスタ61はONになり、トランス60の1次側巻き線にも電流が流れる。このときに発生する突入電流により、1次側巻き線に磁界の変化が生じて2次側巻き線に誘起電力となるパルスが発生する。発生したパルスによって、入力電圧は逆向きに発生し、2次側巻き線には、1次側巻き線と2次側巻き線との巻数比に応じた、1次側巻き線に印加される入力電圧の数倍から十数倍の誘起電圧が発生する。誘起電圧によるパルスによってベースバイアス電圧が下がり、ベース電流は減少する。ベース電流が減少することによって、コレクタ電流は減少し、コレクタ電圧が増加する。増幅されたコレクタ電圧がローレベルになったときに、2次側巻き線には再び誘起電力が発生し、これらの動作が繰り返し行われることによって昇圧パルスの正帰還発振状態が維持される。
かかる構成を有する報知機器18において、レバー53aをスライドさせてスイッチ53をONにすることによって、水電池21と報知機器18とは通電した状態となり、水電池21の電極間に液体が供給されて起電力が発生した場合には、昇圧回路部56においてその起電力が所要の大きさまで昇圧され、発音部57のブザーが作動してブザー音を発生させる。かかる昇圧回路では、必要最低限度の電気・電子素子のみを使用しており、その駆動のための消費電力を低く抑えることができるとともに、複数の電気・電子素子を使用する昇圧回路に比べて、簡易かつ安価な構成を有し、よりコスト的に優れているといえる。また、回路自体が比較的にコンパクトな大きさを有するので、本実施形態の報知機器18のような小型の機器の利用に適している。
また、本発明に係る水電池21の電気化学反応によって発生する起電力は約1.5Vであるところ、かかる大きさの起電力であれば、昇圧回路を使用しなくても発音部57のブザー音を作動することができるが(約0.045Wの電力で20時間使用可能)、報知機器18が発音部57のみならず複数の発光ダイオードから構成された発光部を有する場合や、モーターを使用して振動させるバイブレータ機能を有する場合には、それらを起動するために、約5.0V以上の起電力を必要とするので、かかる場合には、前記の昇圧回路56を使用する必要がある。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態における図2と同様の液体検知装置10の斜視図、図9は、第2実施形態における第1コネクタ19A及び報知機器18の第2コネクタ端子48の拡大図である。本実施形態では、第1コネクタ19Aの第1コネクタ端子41は凸円筒状の係合部を有する雄スナップ形状であって、報知機器18は、第1コネクタ端子41にスナップ係合される、その中央部に係合孔が画成された雌スナップ形状を有する第2コネクタ端子48を有する。また、第1コネクタ端子41の外面には、略円形の繊維不織布シート又はプラスチックシート製の摘持部65が形成されている。
図9に示すとおり、本実施形態において、第1コネクタ端子41においては、その突出した係合部68が水電池21の正極電極板23から延出するリード線70と接続された正極部位71を形成する。また、係合部68の基端縁沿いには、その周方向へ同心円状に延びるプラスチック等の絶縁部材から形成された絶縁部位73が配置される。絶縁部位73の外周縁の外方には、絶縁部位73の周方向へ同心円状に延びる、水電池21の負極電極板24から延出するリード線74と接続された負極部位75を形成する。
一方、報知機器18の第2コネクタ端子48は、その中央部の係合孔76の開口縁においてリード線77を介して昇圧回路の回路端子(負極)に接続された負極部位78が形成される。また、負極部位78の外周縁の外方においてその周方向へ同心円状に延びる部分には、プラスチック等の絶縁部材から形成された絶縁部位79が配置される。絶縁部位79の外周縁の外方には、その周方向へ同心円状に延びる、リード線80を介して昇圧回路の回路端子(正極)に接続された正極部位81が形成される。報知機器18の第2コネクタ端子48は第1コネクタ19Aよりも僅かに大きい外形を有しており、正極部位81の外周面に形成されたリブ81aに当接するように第1コネクタ端子41を第2コネクタ端子48に直接スナップ係合させることによって、それらの対向面を密接させた状態で安定的に互いに連結させることができる。
第1コネクタ端子41及び報知機器18の第2コネクタ端子48がかかる形状、構造を有することから、第1コネクタ端子41と第2コネクタ端子48とが複数別体に形成された第1実施形態に比べてより簡便にそれらを連結、分離することができる。したがって、操作者は片手でも操作することができ、すなわち、第1コネクタ19Aの摘持部65を摘持することによって、これらの着脱をワンタッチで操作することができ、より操作性に優れている。なお、かかる効果を有する限りにおいて、第1コネクタ端子41が雌スナップ形状であって、第2コネクタ端子48はそれに係合する雄スナップ形状であってもよいし、第1及び第2コネクタ端子41,48における正極部位71,81と負極部位75,78との配置がそれぞれ逆であってもよい。
<第3実施形態>
図10は、本発明の第3実施形態における図8と同様の液体検知装置10の斜視図、図11は、図10のXI−XI線断面図、図12は、第1コネクタ19Aと報知機器18の第2コネクタ19Bの電極部82とが解除された状態を示す図である。
図10に示すとおり、報知機器18の第2コネクタ19Bは、第1端面82aと第2端面82bとを有し、断面略I字状の雄ファスナ形状の電極部82を有する。一方、第1コネクタ19Aは、電極部82が嵌合される雌ファスナ形状を有し、第2コネクタ19Bの電極部82と第1コネクタ19Aがファスナ係合されることによって、センサ構造体16と報知機器18とは互いに着脱可能に連結され、かつ、電気的に接続される。
電極部82は、第2コネクタ19Bと一体に成形され、又は別体に成形されてそれに固定された弾性変形可能な可撓性を有するプラスチック製であって、第2端面82bから第1端面82aに向かって徐々に幅狭となっており、電極部82の上方部82Aとそれよりも幅広の下方部82Bとの間に位置する幅狭部82Cには、薄板状の正極電極板(第2コネクタ端子)84aと負極電極板(第2コネクタ端子)84bとが取り付けられる。正極電極板84aと負極電極板84bとはそれぞれセンサ構造体16から延びるリード線77,80に接続されている。また、電極部82の上方部82Aの側面には、その内部に介装されたスプリング(図示せず)によって付勢された係止ボタン85が形成される。
第1コネクタ19Aは、弾性変形可能な可撓性を有するプラスチック製であって、中央部においてその底面と連通する、電極部82の上方部82A及び幅狭部82Cとが嵌合される溝86が形成される。溝86の下方端を形成する底面の下端部87には、薄板状の正極電極板(電極端子)88aと負極電極板88b(電極端子)とが取り付けられる。また、第1コネクタ19Aの側面には、押圧部89が形成される。
第2コネクタ19Bの電極部82と第1コネクタ19Aとを係合するときには、第1コネクタ19Aを電極部82の第1端面82a側に向かって押し当て、溝86の内周面に電極部82の外周面の一部を摺接させながら嵌合させる。具体的には、電極部82の上方部82Aと溝86の上部86a、電極部82の幅狭部82Cと溝86の下部86bとがそれぞれ嵌合されるように電極部82の一部を第1コネクタ19Aに嵌挿する。かかる状態において、電極部82は第1端面82a側に向かって幅狭となっており、また、第1コネクタ19Aの溝86もそれに対応するように、リード線70,74が取り付けられた開口端側に向かって次第に幅狭となっているので、嵌合状態においてそれらは安定的に保持される。また、電極部82の正負電極板84a,84bは、第1コネクタ19Aの正負電極板88a,88bとそれぞれ互いに弾性変形しながら摺接されているので電極板どうしが密接して一部において離間することはない。さらに、電極部82の係止ボタン85は、挿入時において第1コネクタ19Aの溝86の内周面に摺接されることによってスプリングの付勢に抗して押し込められ、第1コネクタ19Aの押圧部89の内部において解放されて、それに係止する。
このように、第1コネクタ19Aと第2コネクタ19Bの電極部82とがファスナ係合されることによって、センサ構造体16と報知機器18とが安定的に着脱可能に連結され、かつ、電気的に接続される。また、液体検知装置10の使用後において、操作者が一方の手で第1コネクタ19Aを摘んで押圧部89を押圧して係止ボタン85による係止を解除し、それを引き抜くことによって、いわゆるワンタッチ操作でこれらの係合を解除することができる。なお、かかるファスナ係合による第1コネクタ19Aと電極部82との係合部位の厚さ、すなわち、コネクタ17の厚さ寸法は、約0.5〜2.0cmであって、比較的に薄く、たとえ、報知機器18のかかる係合部位が使用者の身体に当接したとしても大きな違和感を与えるおそれはない。
図13〜15は、本発明にかかる液体検知装置の他の使用例を示す図である。なお、これらの使用例は、液体検知装置の使用例の一部であって、それらに限定されるものではない。
<使用例1>
図13に示すとおり、本使用例では、下着や使い捨ておむつ等のパンツ型の着用物品90の内部に固定された体液処理用パッド91上にセンサ構造体16が配置される。かかる使用態様において、着用者が排尿(排便)した場合には、その排泄された尿(便)を触媒として水電池21が発電し、その起電力によって報知機器18が作動してその内部回路の発音部及び又は発光部によって外部に着用者の排泄を知らせることができる。したがって、着用者が排尿(排便)後速やかに体液処理用パッド91の交換が可能であって、着用者に排泄物の付着したこれらの着用物品を長期間着用することによる不快感を与えるおそれはない。
また、通常、高齢者や身体障害者などの要介護者の排泄周期を知るためには、排泄を感知するための電子素子を使用した検知センサや集積回路を要し、そのための比較的に大型の装置を要するところ、本発明による液体検知装置10によれば、着用者の排泄を容易に検知することができ、また、その排泄サイクルを記録することによって、より簡便にその排泄周期を知ることができる。また、既述のとおり、液体検知装置10の使用後において、ワンタッチでコネクタ17による連結を解除し、センサ構造体16のみを廃棄して交換することによって再使用できるので、従来の装置、設備に比してコストを低く抑えることができ、経済的に優れている。
さらに、図14に示すとおり、本使用例では、報知機器18の裏面にマジックテープ(登録商標)又は両面テープによって形成された止着手段93が設けられている。かかる止着手段93によって報知機器を着用物品の外面に安定的に固定することができるので、報知機器18が横臥状態にある着用者の身体の背面に移動して違和感を与えたり、着用物品の内部に移動して排泄物で汚れたりするおそれはない。
<使用例2>
図15に示すとおり、本発明に係る液体検知装置10は、犬や猫などの愛玩動物94にも使用することができる。特に、室内で飼われている愛玩動物94の場合には、室内における排泄物(尿、便)の散乱を防止するために、使い捨ておむつや体液処理用パッドなどの体液処理用物品96を被服の内部に着用させることが多い。愛玩動物94は、下半身の動きが活発であって、体液処理用物品96を着用させた状態で室内を移動した場合には、その動きによって体液処理用物品96が身体から外れてしまうおそれがあり、通常、体液処理用物品96を被覆するように被服97を着用させることが一般的である。
しかし、体液処理用物品96が被服97で覆われた場合には、排泄物の臭いによって排泄されたことを外部に知らせることができず、排泄物が愛玩動物94の肌に長時間付着してかぶれや発疹を生じさせる原因ともなっていた。本発明に係る液体検知装置10によれば、被服内部に位置する体液処理用物品96の内面にセンサ構造体16を配置してその排泄を感知し、報知機器18によって速やかに外部に排泄されたことを知らせることができるので、早期に体液処理物品96の交換が可能となり、かかる不利益が生じるおそれはない。
10 液体検知装置
16 センサ構造体
17 コネクタ
18 報知機器
19A 第1コネクタ
19B 第2コネクタ
21 水電池
23 正極電極板
24 負極電極板
25 ラップシート(絶縁部材)
26 正極活物質
41 第1コネクタ端子
41a 第1コネクタ端子(正極)
41b 第1コネクタ端子(負極)
48 第2コネクタ端子
48a 第2コネクタ端子(正極)
48b 第2コネクタ端子(負極)
56 昇圧回路部
60 昇圧発振用のトランス
61 トランジスタ
65 摘持部
68 係合部
73,79 絶縁部位
71,81 正極部位
75,78 負極部位
76 係合孔
82 第2コネクタの電極部
82A 上方部
82B 下方部
82C 幅狭部
84a 第2コネクタ端子(正極電極板)
84b 第2コネクタ端子(負極電極板)
86 溝
87 第1コネクタの下端部
88a 第1コネクタ端子(正極電極板)
88b 第1コネクタ端子(負極電極板)
90 着用物品
93 止着手段

Claims (9)

  1. センサ構造体と、コネクタを介して前記センサ構造体と電気的に接続された報知機器とを有する液体検知装置において、
    前記センサ構造体は、液体を触媒とする水電池を有し、
    前記コネクタは、前記水電池の電極と接続された一対の第1コネクタ端子を有する第1コネクタと、前記報知機器の電極と接続された一対の第2コネクタ端子を有する第2コネクタとを含み、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとが、互いに着脱可能に連結され、かつ前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とが電気的に接続されることを特徴とする前記液体検知装置。
  2. 前記第1コネクタ端子と、前記第2コネクタ端子とが、スナップ係合によって連結される請求項1に記載の液体検知装置。
  3. 前記第1コネクタ端子は、凸円筒状の係合部を有する雄スナップ形状を有しており、前記係合部には正極部位が形成されており、前記正極部位の周方向外方においてそれと同心円状に延びる絶縁部位と負極部位とが形成されており、
    前記第2コネクタ端子は、その中央部に係合孔を有する雌スナップ形状を有し、前記係合孔の開口縁部に沿って負極部位が形成されており、前記負極部位の周方向外方においてそれと同心円状に延びる絶縁部位と正極部位とが形成されている請求項2に記載の液体検知装置。
  4. 前記第2コネクタは、前記第2コネクタ端子が取り付けられた雄ファスナ形状の電極部を含み、前記第1コネクタは、前記電極部の一部が嵌挿される溝を有する雌ファスナ形状であって、前記第1コネクタと前記第2コネクタの電極部とがファスナ係合によって互いに連結されている請求項1に記載の液体検知装置。
  5. 前記第2コネクタの電極部は、断面略I字状を有し、上方部と、下方部と、それらの間に位置する幅狭部位とを含み、前記幅狭部の両側に薄板状の前記第2コネクタ端子が取り付けられており、前記第1コネクタの前記溝の下部を形成する両端部には薄板状の前記第1コネクタ端子が取り付けられており、前記電極部の前記上方部及び前記幅狭部とを前記第1コネクタの前記溝に嵌挿させることによって、前記第1コネクタ端子と前記第2コネクタ端子とが密接する請求項4に記載の液体検知装置。
  6. 前記報知機器は、その内部に前記水電池による電源電圧を昇圧させるための昇圧回路部が設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の液体検知装置。
  7. 前記昇圧回路部は、少なくとも昇圧発振用のトランスとトランジスタを含み、前記トランスの2次側に前記トランジスタのベース端子が接続され、正帰還発振による昇圧パルスが発生する請求項1〜6のいずれかに記載の液体検知装置。
  8. 前記水電池は、1枚の正極電極板と、2枚の負極電極板と、前記正極電極板及び前記負極電極板との間に介在し、それらと直接的または絶縁部材を介して間接的に当接する正極活物質とを有し、前記正極電極板と一方の前記負極電極板との離間寸法が、前記正極電極板と他方の前記負極電極板との離間寸法とほぼ等しい請求項1〜7のいずれかに記載の液体検知装置。
  9. 前記報知機器の外面には、着用物品に止着するための止着手段が設けられている請求項1〜8のいずれかに記載の前記液体検知装置。
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