JPWO2012049740A1 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する場合に空燃比の乱れを抑制することのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置は、燃料圧力と1サイクル中の燃料噴射の回数である燃料噴射回数とをそれぞれ変更可能な燃料噴射装置と、内燃機関の運転状態に基づいて燃料圧力と燃料噴射回数とを制御する燃料噴射制御手段と、を備え、燃料噴射制御手段は、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する必要がある場合に、燃料圧力の変更のタイミングと燃料噴射回数の変更のタイミングとが重なることを防止するタイミング制御を実行するタイミング制御手段を含むことを特徴とする。

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
内燃機関の燃料噴射装置において、燃料圧力と、1サイクル中の燃料噴射の回数(以下、「燃料噴射回数」と称する)とを変更可能なものが知られている。日本特開2006−336509号公報には、機関始動時に、機関始動後の通常運転時に比して燃料圧力を高める制御と、燃料噴射回数を複数回とする制御とを行うことにより、燃料の壁面付着を抑制する技術が開示されている。
日本特開2006−336509号公報 日本特開2006−161661号公報
本発明者の知見によれば、内燃機関の運転中に燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更した場合に、空燃比の乱れが生じ、トルク変動や、エミッションの悪化などの影響が出る場合がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する場合に空燃比の乱れを抑制することのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
内燃機関の筒内または吸気通路内に燃料を噴射する燃料インジェクタを有し、燃料圧力と、1サイクル中の燃料噴射の回数である燃料噴射回数とをそれぞれ変更可能な燃料噴射装置と、
前記内燃機関の運転状態に基づいて、燃料圧力と、燃料噴射回数とを制御する燃料噴射制御手段と、
を備え、
前記燃料噴射制御手段は、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する必要がある場合に、燃料圧力の変更のタイミングと燃料噴射回数の変更のタイミングとが重なることを防止するタイミング制御を実行するタイミング制御手段を含むことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記タイミング制御手段は、前記タイミング制御において、燃料噴射回数の変更のタイミングに対して、燃料圧力の変更が完了するタイミングが遅くなるようにすることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記タイミング制御手段は、燃料圧力を上昇させ、且つ、燃料噴射回数を増やす場合に、前記タイミング制御を実行することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかにおいて、
前記タイミング制御手段は、燃料圧力を低下させ、且つ、燃料噴射回数を減らす場合に、前記タイミング制御を実行することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明の何れかにおいて、
前記タイミング制御手段は、前記タイミング制御を実行した場合の燃料圧力の変化速度が前記タイミング制御を実行しない場合の燃料圧力の変化速度と比べて遅くなるようにすることを特徴とする。
また、第6の発明は、第1乃至第5の発明の何れかにおいて、
前記内燃機関の代表温度を検出する温度検出手段を備え、
前記タイミング制御手段は、前記代表温度が低い場合には、前記代表温度が高い場合に比して、燃料圧力の変更が完了するタイミングと燃料噴射回数の変更が完了するタイミングとの時間差が長くなるように前記タイミング制御を実行することを特徴とする。
また、第7の発明は、第5の発明において、
前記内燃機関の代表温度を検出する温度検出手段を備え、
前記タイミング制御手段は、前記代表温度が低い場合には、前記代表温度が高い場合に比して、燃料圧力の変化速度が遅くなるように、前記タイミング制御を実行することを特徴とする。
第1の発明によれば、燃料噴射回数の変更のタイミングと、燃料圧力の変更のタイミングとが重なることを防止するタイミング制御を実行することにより、燃料噴射回数の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響と、燃料圧力の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響とが同時に重なることを防止できる。このため、壁面付着燃料の量の急変を防止することができる。その結果、筒内空燃比の乱れを抑制することができ、エミッションの悪化やトルク変動などの悪影響を確実に抑制することができる。
第2の発明によれば、燃料噴射回数の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響と、燃料圧力の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響とが同時に重なることをより確実に防止できる。
第3の発明によれば、燃料圧力を上昇させ、且つ、燃料噴射回数を増やす場合に、タイミング制御を実行することにより、壁面付着燃料の量の急減を抑制することができる。このため、筒内空燃比の乱れを確実に抑制することができる。
第4の発明によれば、燃料圧力を低下させ、且つ、燃料噴射回数を減らす場合に、タイミング制御を実行することにより、壁面付着燃料の量の急増を抑制することができる。このため、筒内空燃比の乱れを確実に抑制することができる。
第5の発明によれば、タイミング制御を実行した場合の燃料圧力の変化速度がタイミング制御を実行しない場合の燃料圧力の変化速度と比べて遅くなるようにすることにより、燃料噴射回数の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響と、燃料圧力の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響とが同時に重なることをより確実に防止できる。
第6の発明によれば、内燃機関の温度が低く、壁面付着燃料の量が多いために筒内空燃比が影響され易い場合には、燃料圧力の変更が完了するタイミングと燃料噴射回数の変更が完了するタイミングとの時間差を長くすることができる。このため、内燃機関の温度が低いときであっても、筒内空燃比の乱れをより確実に抑制することができる。
第7の発明によれば、内燃機関の温度が低く、壁面付着燃料の量が多いために筒内空燃比が影響され易い場合には、燃料圧力の変化速度を遅くし、燃料圧力の変更が完了するタイミングを更に遅延することができる。このため、内燃機関の温度が低いときであっても、筒内空燃比の乱れをより確実に抑制することができる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるタイミング制御を説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態2におけるタイミング制御を説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施の形態3において実行されるルーチンのフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、火花点火式の内燃機関10を備えている。この内燃機関10は、車両の動力源として好適である。内燃機関10の気筒数および気筒配置は特に限定されない。図1には、一つの気筒のみが代表して描かれている。
内燃機関10の各気筒には、ピストン12と、吸気弁14と、排気弁16と、点火プラグ18と、気筒内(燃焼室内)に直接に燃料を噴射する燃料インジェクタ20とが設けられている。各気筒には、吸気通路22と排気通路24とが接続されている。
本実施形態の内燃機関10は、過給機26と、吸気弁14を駆動する吸気動弁装置44と、排気弁16を駆動する排気動弁装置46とを備えている。過給機26は、コンプレッサ26aとタービン26bとを有している。タービン26bは、排気通路24の途中に配置されており、排気通路24を流れる排気ガスのエネルギーによって回転する。コンプレッサ26aは、吸気通路22の途中に配置されており、タービン26bに駆動されて回転することにより、吸気通路22内の空気を圧縮する。ただし、本発明は、過給機を備えない内燃機関にも適用可能である。
コンプレッサ26aより上流側の吸気通路22には、エアクリーナ28と、吸入空気量を検出するエアフローメータ30とが設置されている。コンプレッサ26aより下流側の吸気通路22には、インタークーラ32と、スロットル弁34と、サージタンク36とが設けられている。タービン26bより下流側の排気通路24には、排気ガスを浄化するための排気浄化触媒42が設置されている。
本実施形態のシステムは、内燃機関10の各機器の作動を制御するECU(Electronic Control Unit)50を備えている。ECU50には、エアフローメータ30のほか、後述する各センサを含むセンサ系統が電気的に接続されている。クランク角センサ38は、内燃機関10のクランク軸の回転に同期した信号を出力する。ECU50は、クランク角センサ38の出力に基いてクランク角および機関回転数を検出することができる。水温センサ40は、内燃機関10の冷却水温を検出する。センサ系統には、上記の他にも、内燃機関10または車両の制御に使用される各種のセンサが含まれている。また、ECU50には、上述した点火プラグ18、燃料インジェクタ20、スロットル弁34のほか、燃料を加圧して燃料インジェクタ20に供給するための燃料ポンプ48などの各種の機器が接続されている。燃料ポンプ48は、例えば駆動信号のデューティ比制御などにより、その吐出圧を変化させることができる。
なお、本実施形態では、内燃機関10の代表温度として、水温センサ40で検出される冷却水温を用いるが、本発明では、内燃機関10の他の部分の温度を代表温度として用いてもよい。
ECU50は、センサ系統により内燃機関10の運転状態を検出し、その検出結果に基いて各機器を駆動することにより、運転制御を行う。例えば、クランク角センサ38の出力に基いて機関回転数とクランク角とを検出し、エアフローメータ30により吸入空気量を検出する。また、吸入空気量、機関回転数等に基いて燃料噴射量を算出し、クランク角に基いて燃料噴射時期、点火時期等を決定した後に、燃料インジェクタ20および点火プラグ18を駆動する。
本実施形態の内燃機関10の燃料噴射装置によれば、吸気行程または圧縮行程において燃料インジェクタ20から筒内に直接に燃料を噴射することによって筒内に混合気を形成し、点火プラグ18の点火を契機として混合気を燃焼させることができる。また、本実施形態の燃料噴射装置は、燃料ポンプ48の吐出圧を変化させることにより、燃料インジェクタ20内の燃料の圧力(以下、単に「燃料圧力」と称する)を任意に制御することができる。燃料圧力が高いほど、燃料インジェクタ20からの噴射圧力が高くなり、噴射される燃料噴霧の粒径が微小化するので、燃料が気化し易くなる。
更に、本実施形態の燃料噴射装置は、1サイクルに必要な量の燃料を燃料インジェクタ20から一度に噴射するだけでなく、1サイクルに必要な量の燃料を燃料インジェクタ20から複数回に分割して噴射することが可能となっている。本明細書では、1サイクル中の燃料噴射の回数を「燃料噴射回数」と称する。燃料噴射回数を多くするほど、1回当たりの噴射量は少なくなるので、燃料インジェクタ20から噴射される燃料噴霧の長さは短くなる。噴霧長が短いほど、燃料噴霧が壁面に衝突して形成される液膜(壁面付着燃料)の膜厚が薄くなるので、燃料が気化し易くなる。
本実施形態では、燃料圧力と燃料噴射回数とが、内燃機関10の運転状態に応じたそれぞれの適切な値となるように、ECU50からの指令に基づき、燃料ポンプ48および燃料インジェクタ20の作動が制御される。なお、本実施形態では、機関回転数および機関負荷に基づいて、燃料圧力と燃料噴射回数とを制御するものとするが、本発明では、機関回転数および機関負荷以外の運転状態パラメータ(例えば、水温、バルブタイミング、EGR率など)を考慮に入れて燃料圧力と燃料噴射回数とを制御するようにしてもよい。機関負荷の値は、通常、吸入空気量と機関回転数とに基づいて算出することができるが、それ以外のパラメータ(例えば、燃料噴射量、要求トルク等)を機関負荷の値として用いてもよい。
本実施形態において、ECU50には、機関運転状態に基づいて燃料圧力を算出または決定するための燃料圧力マップと、機関運転状態に基づいて燃料噴射回数を算出または決定するための噴射回数マップとが予め記憶されており、ECU50はそれらのマップを参照することによって燃料圧力および燃料噴射回数を算出または決定する。燃料圧力マップは、例えば、機関負荷が高くなるにつれて燃料圧力が高くなるように、その両者の関係を定めている。燃料圧力マップをこのように定めた場合には、機関負荷が高い場合、すなわち燃料噴射量が多い場合には、燃料圧力を高くして噴霧を微粒化することができるので、多い量の燃料であっても気化を促進し、良好な混合気を形成することができる。噴射回数マップは、例えば、機関負荷が高くなるにつれて燃料噴射回数が多くなり、且つ機関回転数が高くなるにつれて燃料噴射回数が少なくなるように、その三者の関係を定めている。噴射回数マップをこのように定めた場合には、機関負荷が高い場合、すなわち燃料噴射量が多い場合には、燃料噴射回数を増やして噴霧長を短くすることができるので、多い量の燃料であっても気化を促進し、良好な混合気を形成することができる。
上述した燃料圧力マップおよび噴射回数マップに基づいて燃料圧力および燃料噴射回数を制御する場合、過渡運転状態においては、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する必要が生ずる場合がある。例えば、加速時など、機関負荷が増大した場合には、燃料圧力を上昇させる必要と、燃料噴射回数を増やす必要とが生ずる。逆に、機関負荷が低下した場合には、燃料圧力を低下させる必要と、燃料噴射回数を減らす必要とが生ずる。本発明者は、内燃機関10の運転中に燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更した場合に、内燃機関10のトルク変動が生じたり、エミッションが悪化したりし易いことを見出した。本発明者の知見によれば、この原因は、次のように考えられる。
燃料インジェクタ20から噴射された燃料の一部は、そのまま気化するのではなく、壁面に付着する。本実施形態の場合、燃料が付着する壁面とは、主としてシリンダの内壁である。そのほか、ピストン12、吸気弁14、シリンダヘッドなどの壁面にも燃料が付着し得る。壁面に付着した燃料は、緩やかに気化していく。定常運転状態においては、壁面から気化する燃料の量と、新たに壁面に付着する燃料の量とがほぼ等しくなることにより、壁面付着燃料の量がほぼ一定値で平衡する。壁面付着燃料の量が一定に保たれていれば、筒内の混合気に含まれる燃料の量は燃料噴射量(1サイクル分の燃料噴射量)と等しくなるので、燃料噴射量を制御することによって筒内の空燃比を正確に制御することが可能である。
燃料圧力を上昇させると、燃料噴霧は、粒径が小さくなり、気化し易くなる。このため、燃料圧力を上昇させると、噴射された燃料のうち、壁面に付着する割合が減少する。また、燃料噴射回数を増やすと、噴霧長が短くなるため、噴射された燃料のうち、壁面に付着する割合が減少する。燃料圧力の上昇と、燃料噴射回数の増加とが同時に実行された場合には、上記二つの効果が重なることにより、壁面付着燃料の量が急減する。その結果、筒内の混合気に含まれる燃料の量は燃料噴射量より多くなり、筒内の空燃比がリッチ側にずれる。
一方、燃料圧力の低下と、燃料噴射回数の減少とが同時に実行された場合には、上記と逆の現象が生ずることにより、壁面付着燃料の量が急増する。その結果、筒内の混合気に含まれる燃料の量は燃料噴射量より少なくなり、筒内の空燃比がリーン側にずれる。
燃料圧力と燃料噴射回数との双方を同時に変更した場合、以上のような理由によって筒内の空燃比が乱れる結果、トルク変動が生じたり、排気浄化触媒42の浄化ウィンドウから空燃比が外れてエミッションが悪化したりする。このような悪影響を回避するため、本実施形態では、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する必要がある場合に、燃料圧力の変更のタイミングと燃料噴射回数の変更のタイミングとが重なることを防止するタイミング制御を実行することとした。具体的には、タイミング制御として、燃料噴射回数の変更のタイミングに対して、燃料圧力の変更のタイミングが遅くなるようにする制御を行うこととした。燃料噴射回数の変更のタイミングと、燃料圧力の変更のタイミングとが重ならないようにすれば、燃料噴射回数の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響と、燃料圧力の変更が壁面付着燃料の量を変化させる影響とが同時に重なることを防止できるので、壁面付着燃料の量の急変を防止することができる。よって、筒内の空燃比の乱れを抑制することができ、エミッションの悪化やトルク変動などの悪影響を確実に抑制することができる。
図2は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。なお、本ルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行されるものとする。図2に示すルーチンによれば、まず、現在の運転で実施されている燃料噴射回数の値N0が取得され(ステップ100)、続いて現在の運転で実施されている燃料圧力の値P0が取得される(ステップ102)。ECU50は、センサ系統により検出される運転状態と、燃料圧力マップと、噴射回数マップとに基づいて、運転状態に応じた適切な燃料圧力および燃料噴射回数を逐次算出している。ここでは、最新の燃料圧力の算出値をP1とし、最新の燃料噴射回数の算出値をN1とする。上記ステップ102に続くステップ104では、上記ステップ102で取得された現在の燃料圧力P0と、最新の燃料圧力算出値P1とが比較される。P1>P0が成立する場合には、燃料圧力を上昇させる必要があると判断できる。この場合には、次に、上記ステップ100で取得された現在の燃料噴射回数N0と、最新の燃料噴射回数算出値N1とが比較される(ステップ106)。N1>N0が成立する場合には、燃料噴射回数を増やす必要があると判断できる。このようにして、燃料圧力を上昇させる必要と、燃料噴射回数を増やす必要との両方があると判断された場合には、タイミング制御が実行される(ステップ108)。
図3は、本実施形態のタイミング制御を説明するための図であり、燃料噴射回数の指令値、燃料圧力の指令値、筒内空燃比(A/F)、および機関トルクを示すタイムチャートである。図3中の燃料圧力指令値、筒内空燃比、機関トルクにおいて、太線はタイミング制御を実行した場合を示しており、細線はタイミング制御を実行しない場合を比較例として示している。以下、図3を参照して本実施形態のタイミング制御について更に説明するが、まず、タイミング制御を実行しない比較例の場合について説明する。タイミング制御を実行しない場合には、燃料噴射回数の指令値が増加されるのと同時に、燃料圧力の指令値が上昇される。このため、燃料噴射回数が増加するタイミングと、燃料圧力が上昇するタイミングとが重なる(同じサイクルから両者が変更される)ことになり、壁面付着燃料の量が急減して、筒内空燃比が一時的に大きく低下(リッチ化)する。その結果、機関トルクが一時的に急増し、トルク変動を発生する。また、排気浄化触媒42内の空燃比が乱れることにより、エミッションが悪化する。
これに対し、ECU50が本実施形態のタイミング制御を実行する場合には、燃料噴射回数の指令値を増加するタイミングに対して、燃料圧力の指令値を上昇させるタイミングを遅らせるように制御する。燃料噴射回数の指令値を増加するタイミングと、燃料圧力の指令値を上昇させるタイミングとの時間差である遅れ時間Tは、例えば、内燃機関10のサイクルで数サイクル(例えば2〜10サイクル程度)に相当する時間とすることができる。ECU50は、遅れ時間Tを予め定められた時間となるように制御してもよいし、クランク角センサ38で検出されるサイクル数が所定のサイクル数に達する時間となるように遅れ時間Tを制御してもよい。
このようなタイミング制御を実行することにより、燃料噴射回数が増加するタイミングから、数サイクル遅れて、燃料圧力が上昇する。このため、壁面付着燃料の量の急減が抑制されるので、筒内空燃比の一時的な低下(リッチ化)が抑制される。よって、機関トルクの変化が抑制され、トルク変動を確実に回避することができる。また、排気浄化触媒42内の空燃比の乱れを抑制することができ、エミッションの悪化を確実に回避することができる。
図2および図3では、燃料圧力を上昇させ、且つ、燃料噴射回数を増やす場合について説明したが、本発明では、燃料圧力を低下させ、且つ、燃料噴射回数を減らす場合にも、タイミング制御を同様に実行するようにしてもよい。また、本実施形態のタイミング制御では、燃料噴射回数を変更するタイミングに対して、燃料圧力を変更するタイミングを遅らせるように制御しているが、逆に、燃料圧力を変更するタイミングに対して、燃料噴射回数を変更するタイミングを遅らせるように制御してもよい。
また、上記遅れ時間Tの長さは、一定であってもよいが、水温センサ40で検出される冷却水温に基づいて遅れ時間Tの長さを変化させてもよい。始動直後など、内燃機関10が低温であるときには、壁面付着燃料の量が多くなるので、燃料噴射回数や燃料圧力の変更が筒内空燃比に及ぼす影響が大きくなり易い傾向がある。このため、筒内空燃比の乱れを抑制する上では、燃料噴射回数の変更の影響と、燃料圧力の変更の影響とが重なることをより確実に防止することが望まれる。この点に鑑み、タイミング制御において、冷却水温が低い場合ほど、遅れ時間Tが長くなるように制御することが望ましい。このようにすれば、内燃機関10が低温のときには、燃料噴射回数の変更タイミングと、燃料圧力の変更タイミングとの時間差がより長くなるので、両者の影響が重なることがより確実に防止される。このため、内燃機関10が低温のときであっても、筒内空燃比の乱れをより確実に抑制することができるので、その悪影響をより確実に抑制することができる。
また、本発明では、以下に説明する点火時期制御や燃料噴射時期制御をタイミング制御と併用して実行するようにしてもよい。
(点火時期制御)
点火時期制御は、燃料噴射回数および燃料圧力の変更の際にトルクが一時的に変化することを抑制するために、点火時期を一時的に補正する制御である。点火時期を遅角すると、トルクは低下する。このため、燃料噴射回数および燃料圧力の変更の際にトルクが一時的に増加する場合には、点火時期を一時的に遅角することにより、トルクの増加を抑制することができ、トルク変動をより確実に抑制することができる。
(燃料噴射時期制御)
燃料インジェクタ20から噴射される燃料が壁面に付着する割合は、燃料噴射時期にも影響される。例えば、ピストン12が上死点に近い位置にあるときに燃料インジェクタ20から燃料が噴射されると、燃料噴霧がピストン12に衝突するので、ピストン12にも燃料が付着する。このため、壁面付着燃料の量が多くなる。逆に、ピストン12が下死点に近い位置にあるときに燃料インジェクタ20から燃料が噴射されると、ピストン12に燃料が付着しにくいので、壁面付着燃料の量が少なくなる。また、吸気弁14のリフトが大きくなっているときに燃料インジェクタ20から燃料が噴射されると、吸気弁14に付着する燃料が増えるので、壁面付着燃料の量が多くなる。このようなことから、燃料噴射時期を変化させると、壁面付着燃料の量が変化する。そこで、燃料噴射回数および燃料圧力の変更の際に、燃料噴射回数および燃料圧力の変更が壁面付着燃料の量に及ぼす影響を相殺する方向に燃料噴射時期を変化させることにより、壁面付着燃料の量の変化をより確実に抑制することができ、その結果、筒内空燃比の変化をより確実に抑制することができる。すなわち、燃料噴射回数を増やして燃料圧力を上昇させる際には、壁面付着燃料の量が減少するので、燃料噴射時期については、壁面付着燃料の量が増加するような方向に燃料噴射時期を一時的に補正すればよい。また、燃料噴射回数を減らして燃料圧力を低下させる際には、壁面付着燃料の量が増加するので、燃料噴射時期については、壁面付着燃料の量が減少するような方向に燃料噴射時期を一時的に補正すればよい。
上述した実施の形態1においては、水温センサ40が前記第6および前記第7の発明における「温度検出手段」に相当している。また、ECU50が、図2および図3に示す燃料噴射制御を実行することにより前記第1乃至第3の発明における「燃料噴射制御手段」および「タイミング制御手段」が実現されている。
実施の形態2.
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。
本実施形態は、タイミング制御における燃料圧力の制御の仕方が異なること以外は、前述した実施の形態1と同様である。図4は、本実施形態のタイミング制御を説明するための図であり、燃料噴射回数の指令値、燃料圧力の指令値、筒内空燃比(A/F)、および機関トルクを示すタイムチャートである。
タイミング制御を実行しない場合には、燃料圧力の指令値が急に変更されるので、実際の燃料圧力も急変する。これに対し、本実施形態のタイミング制御を実行する場合には、図4に示すように、燃料圧力の指令値を徐々に変化させるように制御する。実際の燃料圧力は、この燃料圧力指令値に追従して、徐々に変化する。このため、実際の燃料圧力の変化速度は、タイミング制御を実行しない場合と比べ、遅くなる。従って、燃料圧力の変更が完了するタイミングは、燃料噴射回数の変更が完了するタイミングに比べ、遅くなる。燃料圧力の変化速度が遅いほど、燃料噴射回数の変更が完了するタイミングと、燃料圧力の変更が完了するタイミングとの時間差である遅れ時間Tは、長くなる。
このようなタイミング制御を実行することにより、燃料圧力は、例えば数サイクルの期間に渡って、徐々に(段階的に)変更される。このため、燃料圧力の変更が筒内空燃比に及ぼす影響は、徐々に(例えば数サイクルの期間に渡って)現れるので、燃料噴射回数の影響との重なりが防止される。よって、筒内空燃比の乱れを確実に抑制することができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。
前述したように、内燃機関10が低温のときには、壁面付着燃料の量が多いので、燃料噴射回数や燃料圧力の変更が筒内空燃比に及ぼす影響が大きくなり易い傾向がある。このため、本実施形態では、タイミング制御において、冷却水温が低い場合ほど、燃料圧力の変化速度を遅くすることが望ましい。すなわち、冷却水温が低い場合ほど、遅れ時間Tが長くなるように制御することが望ましい。このようにすれば、内燃機関10が低温のときには、燃料圧力の変化をより緩やかにすることができるので、筒内空燃比の乱れをより確実に抑制することができる。
上述した実施の形態2においては、ECU50が、図4に示す燃料噴射制御を実行することにより前記第1乃至第3の発明における「燃料噴射制御手段」および前記第5の発明における「タイミング制御手段」がそれぞれ実現されている。
実施の形態3.
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。
燃料噴射回数を変更する場合、変更の前後の回数の差(変化量)が大きいほど、その変更が筒内空燃比に及ぼす影響が大きい。例えば、燃料噴射回数を2回から3回に変更する場合よりも、2回から4回に変更する場合の方が、筒内空燃比の変化は大きくなる。また、燃料圧力を変更する場合も、変更の前後の燃料圧力の差(変化量)が大きいほど、その変更が筒内空燃比に及ぼす影響が大きい。したがって、燃料噴射回数および燃料圧力を変更する場合には、それらの変化量が大きいときほど、筒内空燃比が変化し易い。
上記の事項に鑑み、本実施形態のタイミング制御では、燃料噴射回数および燃料圧力を変更する場合には、それらの変化量が大きいときほど、遅れ時間Tを長くすることとした。図5は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。なお、図5において、図2に示すルーチンのステップと同一のステップには、同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
図5に示すルーチンによれば、ステップ104で現在の燃料圧力P0と最新の燃料圧力算出値P1とを比較し、P1>P0が成立する場合には、燃料圧力変化量ΔP(=P1−P0)を算出する(ステップ105)。次いで、ステップ106で現在の燃料噴射回数N0と最新の燃料噴射回数算出値N1とを比較し、N1>N0が成立する場合には、噴射回数変化量ΔN(N1−N0)を算出する(ステップ110)。続いて、燃料圧力変化量ΔPおよび噴射回数変化量ΔNを引数として、遅れ時間Tを決定する(ステップ112)。このステップ112では、燃料圧力変化量ΔPが大きい場合ほど遅れ時間Tが長い値に設定され、また、噴射回数変化量ΔNが大きい場合ほど遅れ時間Tが長い値に設定される。このようにして決定された遅れ時間Tに基づいて、タイミング制御が実行される(ステップ114)。このタイミング制御における燃料圧力の制御方法は、実施の形態1および2の何れの方法でもよい。
以上説明した本実施形態のタイミング制御によれば、燃料噴射回数や燃料圧力の変化量が大きい場合には、それらが小さい場合に比して、遅れ時間Tを長くすることができる。このため、燃料噴射回数や燃料圧力の変化量が大きく、その変更が筒内空燃比に及ぼす影響が大きい場合には、遅れ時間Tが長くなることにより、燃料噴射回数の影響と燃料圧力の影響とが重なることをより確実に抑制することができる。このため、燃料噴射回数や燃料圧力の変化量が大きい場合であっても、筒内空燃比の乱れをより確実に抑制することができるので、その悪影響をより確実に抑制することができる。また、燃料噴射回数や燃料圧力の変化量が小さい場合には、遅れ時間Tを短くすることができる。このため、燃料圧力(または燃料噴射回数)の変更のタイミングが必要以上に遅くなることを防止することができる。
以上説明した各実施の形態では、筒内に燃料を直接に噴射する燃料噴射装置を備える内燃機関を例に説明したが、本発明は、燃料を吸気通路(吸気ポート)内に噴射する燃料噴射装置を備える内燃機関に適用することも可能である。
10 内燃機関
12 ピストン
14 吸気弁
16 排気弁
18 点火プラグ
20 燃料インジェクタ
22 吸気通路
24 排気通路
42 排気浄化触媒
50 ECU

Claims (7)

  1. 内燃機関の筒内または吸気通路内に燃料を噴射する燃料インジェクタを有し、燃料圧力と、1サイクル中の燃料噴射の回数である燃料噴射回数とをそれぞれ変更可能な燃料噴射装置と、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて、燃料圧力と、燃料噴射回数とを制御する燃料噴射制御手段と、
    を備え、
    前記燃料噴射制御手段は、燃料圧力と燃料噴射回数との双方を変更する必要がある場合に、燃料圧力の変更のタイミングと燃料噴射回数の変更のタイミングとが重なることを防止するタイミング制御を実行するタイミング制御手段を含むことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記タイミング制御手段は、前記タイミング制御において、燃料噴射回数の変更のタイミングに対して、燃料圧力の変更が完了するタイミングが遅くなるようにすることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 前記タイミング制御手段は、燃料圧力を上昇させ、且つ、燃料噴射回数を増やす場合に、前記タイミング制御を実行することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 前記タイミング制御手段は、燃料圧力を低下させ、且つ、燃料噴射回数を減らす場合に、前記タイミング制御を実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  5. 前記タイミング制御手段は、前記タイミング制御を実行した場合の燃料圧力の変化速度が前記タイミング制御を実行しない場合の燃料圧力の変化速度と比べて遅くなるようにすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  6. 前記内燃機関の代表温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記代表温度が低い場合には、前記代表温度が高い場合に比して、燃料圧力の変更が完了するタイミングと燃料噴射回数の変更が完了するタイミングとの時間差が長くなるように前記タイミング制御を実行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  7. 前記内燃機関の代表温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記代表温度が低い場合には、前記代表温度が高い場合に比して、燃料圧力の変化速度が遅くなるように、前記タイミング制御を実行することを特徴とする請求項5記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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