JPWO2012039146A1 - 検査予約サーバ及び検査予約システム - Google Patents
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Abstract
予約元の医療施設から予約先の医療施設における検査の進行状態を参照可能とする。検査予約サーバ1は、診療所内システム2A及び病院内システム2Bと通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続され、診療所内システム2Aから病院内システム2Bにおける検査の予約を受け付けて検査結果を管理する。検査予約サーバ1は、受け付けた予約に係る検査の進行状態を示す検査ステータス情報を含む当該検査の予約に関する検査予約情報を記憶する記憶部を備え、病院内システム2Bから取得した情報に基づいて検査ステータス情報を変更する。検査予約サーバ1は、診療所内システム2Aからの検査予約情報の取得要求に応じて、検査予約情報を診療所内システム2Aに送信する。診療所内システム2Aでは、検査予約サーバ1から受信した検査予約情報に含まれる検査ステータス情報を表示部に表示する。
Description
本発明は、検査予約サーバ及び検査予約システムに関する。
近年、医療技術の発達に伴い、特定機能を持つ病院や診療所等の複数の医療施設が連携して患者を治療する、地域医療連携の枠組みが普及しつつある。例えば、各医療施設とデータセンターとを通信ネットワークを介して接続し、データセンターが検査の予約を仲介するとともに医用画像データ等を管理することで、各医療施設間で互いの情報を共有するシステムが知られている(特許文献1参照)。
予約先の医療施設は、検査を実施した後、検査結果をデータセンターに送信する。予約元の医療施設は、データセンターに検査結果が存在するか否かを問い合わせ、データセンターに検査結果が存在する場合には、検査結果を参照して診断を行う。
しかしながら、このようなシステムを利用して、他の医療施設に検査を依頼した場合、データセンターに検査結果が登録されるまで、予約元の医療施設から予約先の医療施設における検査の進行状態を知ることはできなかった。
例えば、データセンターに検査結果が登録されていない場合、患者が検査に行き忘れているのか、検査は済んでいるが検査結果が登録されていないのか等、予約元の医療施設では詳細な情報を知ることができず、患者にもその状況を説明することができなかった。
例えば、データセンターに検査結果が登録されていない場合、患者が検査に行き忘れているのか、検査は済んでいるが検査結果が登録されていないのか等、予約元の医療施設では詳細な情報を知ることができず、患者にもその状況を説明することができなかった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、予約元の医療施設から予約先の医療施設における検査の進行状態を参照可能とすることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の医療施設のそれぞれに設けられた施設内システムと通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、当該複数の施設内システムのうち一の施設内システムから他の施設内システムにおける検査の予約を受け付けて検査結果を管理する検査予約サーバであって、前記一の施設内システムから受け付けた予約に係る検査の進行状態を示す検査ステータス情報を含む当該検査の予約に関する検査予約情報を記憶する記憶手段と、前記他の施設内システムから前記通信ネットワークを介して取得した情報に基づいて前記検査ステータス情報を変更し、前記一の施設内システムから前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶手段から前記検査予約情報を読み出し、当該読み出した検査予約情報を前記一の施設内システムに前記通信ネットワークを介して送信する制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の検査予約サーバにおいて、前記検査ステータス情報は、検査が予約された状態、前記他の施設内システムにおいて患者の受付処理が済んだ状態、前記他の施設内システムにおいて検査が終了した状態、又は、前記他の施設内システムから当該検査予約サーバに検査結果が送信された状態のいずれかを示す情報を含む。
請求項3に記載の発明は、複数の医療施設のそれぞれに設けられた施設内システムと、当該複数の施設内システムのうち一の施設内システムから他の施設内システムにおける検査の予約を受け付けて検査結果を管理する検査予約サーバと、が通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された検査予約システムであって、前記検査予約サーバは、前記一の施設内システムから受け付けた予約に係る検査の進行状態を示す検査ステータス情報を含む当該検査の予約に関する検査予約情報を記憶する記憶手段と、前記他の施設内システムから前記通信ネットワークを介して取得した情報に基づいて前記検査ステータス情報を変更し、前記一の施設内システムから前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶手段から前記検査予約情報を読み出し、当該読み出した検査予約情報を前記一の施設内システムに前記通信ネットワークを介して送信する第1の制御手段と、を備え、前記一の施設内システムは、表示手段と、前記検査予約サーバに対し前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報の取得要求を送信し、前記検査予約サーバから前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報を受信した場合に、当該検査予約情報に含まれる検査ステータス情報を前記表示手段に表示させる第2の制御手段と、を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の検査予約システムにおいて、前記検査ステータス情報は、検査が予約された状態、前記他の施設内システムにおいて患者の受付処理が済んだ状態、前記他の施設内システムにおいて検査が終了した状態、又は、前記他の施設内システムから前記検査予約サーバに検査結果が送信された状態のいずれかを示す情報を含む。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の検査予約システムにおいて、前記検査予約情報には検査予約日が含まれ、前記第2の制御手段は、前記検査予約サーバから受信した検査予約情報に含まれる検査予約日から予め定められた日数が経過しているか否かを判断し、前記検査予約日から前記予め定められた日数が経過している場合に、前記受信した検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、当該検査予約情報に対応する検査結果が前記他の施設内システムから前記検査予約サーバに送信されているか否かを判断し、当該検査結果が前記他の施設内システムから前記検査予約サーバに送信されていない場合に、前記表示手段に警告を表示させる。
請求項1、2に記載の発明によれば、検査ステータス情報を含む検査予約情報を一の施設内システムに送信するので、予約元の医療施設から予約先の医療施設における検査の進行状態を参照することができる。
請求項3、4に記載の発明によれば、一の施設内システムにおいて、検査ステータス情報を表示手段に表示させるので、予約元の医療施設から予約先の医療施設における検査の進行状態を参照することができる。
請求項5に記載の発明によれば、検査予約日から予め定められた日数が経過しているにもかかわらず、検査結果が他の施設内システムから検査予約サーバに送信されていない場合に、表示手段に警告を表示させるので、何らかの問題が発生したことを通知することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る検査予約システムの一実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
〔検査予約システムの構成〕
図1に、本実施の形態における検査予約システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、検査予約システム100は、地域のデータセンターに設置された検査予約サーバ1と、診療所Aに設けられた診療所内システム2Aと、病院Bに設けられた病院内システム2Bと、を備えて構成されている。検査予約サーバ1、診療所内システム2A、病院内システム2Bは、インターネット等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
図1に、本実施の形態における検査予約システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、検査予約システム100は、地域のデータセンターに設置された検査予約サーバ1と、診療所Aに設けられた診療所内システム2Aと、病院Bに設けられた病院内システム2Bと、を備えて構成されている。検査予約サーバ1、診療所内システム2A、病院内システム2Bは、インターネット等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
検査予約サーバ1は、医療施設間の医療連携サービスを提供するものであり、診療所内システム2A等から病院内システム2B等における検査の予約を受け付け、当該検査の結果を管理する。検査予約サーバ1は、検査の予約に関する検査予約情報及び検査結果を、検査DB(DataBase)18(図2参照)により管理する。
診療所内システム2Aは、受付装置3A、モダリティ4A、端末装置5A及びPACS(Picture Archiving and Communication System)6AがLAN(Local Area Network)等の施設内ネットワーク7Aにより相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。診療所内システム2Aを構成する各装置は、ルータ8Aを介して通信ネットワークNに接続される。診療所内システム2Aを構成する装置のうち、少なくとも端末装置5Aは、ルータ8Aにより通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1とデータ通信可能に接続されている。
病院内システム2Bは、受付装置3B、モダリティ4B、端末装置5B及びPACS6B、連携GW(Gateway)9BがLAN等の施設内ネットワーク7Bにより相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。病院内システム2Bを構成する各装置は、ルータ8Bを介して通信ネットワークNに接続される。病院内システム2Bを構成する装置のうち、少なくとも端末装置5B及び連携GW9Bは、ルータ8Bにより通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1とデータ通信可能に接続されている。
以下、主として、診療所内システム2Aから病院内システム2Bにおける検査を予約する場合を例にして説明する。
なお、検査予約システム100を構成する診療所内システム2Aや病院内システム2B等の施設内システム、各施設内システムの各装置の数は、特に限定されない。
なお、検査予約システム100を構成する診療所内システム2Aや病院内システム2B等の施設内システム、各施設内システムの各装置の数は、特に限定されない。
〔検査予約サーバの構成〕
図2に、検査予約サーバ1の機能的構成を示す。
図2に示すように、検査予約サーバ1は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、RAM15、記憶部16等を備えて構成されており、各部はバス17により接続されている。
図2に、検査予約サーバ1の機能的構成を示す。
図2に示すように、検査予約サーバ1は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、RAM15、記憶部16等を備えて構成されており、各部はバス17により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、検査予約サーバ1の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部12から入力される操作信号又は通信部14により受信される指示信号に応じて、記憶部16に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM15に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部12は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部14は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM15は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部16から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
例えば、記憶部16には、検査予約システム100内の連携先の各医療施設の予約空き状況情報が記憶されている。予約空き状況情報は、医療施設に設置されている検査装置や医療施設に所属する医師について、予約可能な日時を示す情報である。予約空き状況情報は、病院内システム2Bの端末装置5B又は連携GW9Bから設定可能となっている。また、診療所内システム2Aの端末装置5A等から検査の予約が登録された場合には、登録された日時については予約空き状況情報の予約可能な日時から除かれる。
また、記憶部16には、検査DB18が記憶されている。検査DB18には、検査予約情報及び検査結果が対応付けられて格納される。検査予約情報には、検査予約先となる医療施設名(病院B等)、検査予約日時、検査予約内容(検査装置、医師)、検査ステータス情報等が含まれる。検査を予約する際には、一又は複数の検査装置、一又は複数の医師に対する予約を1セットとして予約することができる。
検査ステータス情報は、検査予約システム100内の診療所内システム2A等の施設内システムから受け付けた予約に係る検査の進行状態を示す情報である。検査ステータス情報は、「予約済み」、「受付済み」、「検査済み」、「返信あり(1/N)」、「再送あり(X/N)」、「完了」等を含む。
「予約済み」は、予約先の医療施設の施設内システムに対して検査が予約された状態である。
「受付済み」は、患者が予約先の医療施設に来院し、予約先の施設内システムにおいて患者の受付処理が済んだ状態である。
「検査済み」は、予約先の医療施設の施設内システムにおいて患者の検査又は診察が終了した状態である。
「返信あり(1/N)」は、予約先の医療施設の施設内システムから検査予約サーバ1に1回目の検査結果が送信された状態である。検査結果として、モダリティ4B等の検査装置により撮影された医用画像の画像データ、医師によるコメント等が挙げられる。
「再送あり(X/N)」は、予約先の医療施設の施設内システムから検査予約サーバ1にX(X=2〜N)回目の検査結果が送信された状態である。
「返信あり(1/N)」、「再送あり(X/N)」において、括弧内の数値は、(現在の送信回数/総送信回数)を表している。すなわち、現在の送信回数が総送信回数と一致していれば、1セットの検査予約に対し全ての検査結果が揃っていることを示している。
「完了」は、予約元の医療施設の施設内システムにおいて、検査結果が参照され、確認された状態である。
「予約済み」は、予約先の医療施設の施設内システムに対して検査が予約された状態である。
「受付済み」は、患者が予約先の医療施設に来院し、予約先の施設内システムにおいて患者の受付処理が済んだ状態である。
「検査済み」は、予約先の医療施設の施設内システムにおいて患者の検査又は診察が終了した状態である。
「返信あり(1/N)」は、予約先の医療施設の施設内システムから検査予約サーバ1に1回目の検査結果が送信された状態である。検査結果として、モダリティ4B等の検査装置により撮影された医用画像の画像データ、医師によるコメント等が挙げられる。
「再送あり(X/N)」は、予約先の医療施設の施設内システムから検査予約サーバ1にX(X=2〜N)回目の検査結果が送信された状態である。
「返信あり(1/N)」、「再送あり(X/N)」において、括弧内の数値は、(現在の送信回数/総送信回数)を表している。すなわち、現在の送信回数が総送信回数と一致していれば、1セットの検査予約に対し全ての検査結果が揃っていることを示している。
「完了」は、予約元の医療施設の施設内システムにおいて、検査結果が参照され、確認された状態である。
制御部11は、病院内システム2Bから通信ネットワークNを介して取得した情報に基づいて、検査DB18内の該当する検査の検査ステータス情報を変更する。
制御部11は、通信部14により、診療所内システム2Aから通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求を受信した場合に、記憶部16の検査DB18から該当する検査の検査予約情報を読み出し、通信部14を制御して、読み出した検査予約情報を診療所内システム2Aに通信ネットワークNを介して送信する。
制御部11は、通信部14により、診療所内システム2Aから通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求を受信した場合に、記憶部16の検査DB18から該当する検査の検査予約情報を読み出し、通信部14を制御して、読み出した検査予約情報を診療所内システム2Aに通信ネットワークNを介して送信する。
〔診療所内システムの構成〕
受付装置3Aは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置であり、診療所Aに来院した患者の受付処理、会計計算、保険点数計算等を行う。患者が診療所Aに来院した際に、受付装置3Aにおいて、操作部から患者氏名や患者番号(診療所A内での患者の識別番号)が入力されると、受付順に受付番号が振られ、受付番号と患者氏名等が対応付けられて記憶部に記憶される。また、診療所Aに対する次回の予約が入っている患者については、受付装置3Aの記憶部に、各患者の次回来院日が記憶されている。
受付装置3Aは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置であり、診療所Aに来院した患者の受付処理、会計計算、保険点数計算等を行う。患者が診療所Aに来院した際に、受付装置3Aにおいて、操作部から患者氏名や患者番号(診療所A内での患者の識別番号)が入力されると、受付順に受付番号が振られ、受付番号と患者氏名等が対応付けられて記憶部に記憶される。また、診療所Aに対する次回の予約が入っている患者については、受付装置3Aの記憶部に、各患者の次回来院日が記憶されている。
モダリティ4Aは、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する画像生成装置である。モダリティ4Aとして、CR(Computed Radiography)等が挙げられる。
端末装置5Aは、検査予約サーバ1に対して他の医療施設における検査の予約を行う場合や、PACS6Aや検査予約サーバ1の検査DB18に記憶されている検査結果を参照する場合に用いられる。
図3に、端末装置5Aの機能的構成を示す。
図3に示すように、端末装置5Aは、制御部51、操作部52、表示部53、通信部54、RAM55、記憶部56等を備えて構成されており、各部はバス57により接続されている。
図3に示すように、端末装置5Aは、制御部51、操作部52、表示部53、通信部54、RAM55、記憶部56等を備えて構成されており、各部はバス57により接続されている。
制御部51は、CPU等から構成され、端末装置5Aの各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部52から入力される操作信号又は通信部54により受信される指示信号に応じて、記憶部56に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM55に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部52は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部51に出力する。
表示部53は、LCD等のモニタを備えて構成されており、制御部51から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部54は、ネットワークインターフェース等により構成され、施設内ネットワーク7Aや通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
RAM55は、制御部51により実行制御される各種処理において、記憶部56から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部56は、HDDや半導体の不揮発性メモリ等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
制御部51は、通信部54により、検査予約サーバ1に対し通信ネットワークNを介して対象検査の検査予約情報の取得要求を送信する。制御部51は、通信部54により、検査予約サーバ1から通信ネットワークNを介して検査予約情報を受信した場合に、当該検査予約情報に含まれる検査ステータス情報を表示部53に表示させる。
制御部51は、検査予約サーバ1から受信した検査予約情報に含まれる検査予約日時の検査予約日から予め定められた日数が経過しているか否かを判断する。ここで、「予め定められた日数」とは、検査予約日から検査結果が検査予約サーバ1に送信されるまでの所要日数をいう。
制御部51は、検査予約日から予め定められた日数が経過している場合に、受信した検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、当該検査予約情報に対応する検査結果が病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されているか否かを判断する。
制御部51は、検査結果が病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されていない場合に、表示部53に警告を表示させる。例えば、制御部51は、表示部53に表示されるリスト画面上で、警告対象検査を赤色で示す等、他の検査と識別可能に表示させる。
制御部51は、検査予約日から予め定められた日数が経過している場合に、受信した検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、当該検査予約情報に対応する検査結果が病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されているか否かを判断する。
制御部51は、検査結果が病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されていない場合に、表示部53に警告を表示させる。例えば、制御部51は、表示部53に表示されるリスト画面上で、警告対象検査を赤色で示す等、他の検査と識別可能に表示させる。
PACS6Aは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置であり、主として診療所A内のモダリティ4A等により生成された医用画像データ、検体検査データ、読影レポート等の診療情報データを患者情報と対応付けて記憶部に格納する施設内サーバである。
〔病院内システムの構成〕
受付装置3Bは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置であり、病院Bに来院した患者の受付処理、会計計算、保険点数計算等を行う。患者が病院Bに来院した際に、受付装置3Bにおいて、操作部から患者氏名や患者番号(病院B内での患者の識別番号)が入力されると、受付順に受付番号が振られ、受付番号と患者氏名等が対応付けられて記憶部に記憶される。
受付装置3Bは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置であり、病院Bに来院した患者の受付処理、会計計算、保険点数計算等を行う。患者が病院Bに来院した際に、受付装置3Bにおいて、操作部から患者氏名や患者番号(病院B内での患者の識別番号)が入力されると、受付順に受付番号が振られ、受付番号と患者氏名等が対応付けられて記憶部に記憶される。
モダリティ4Bは、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する画像生成装置である。モダリティ4Bとして、MR(Magnetic Resonance)、CT(Computed Tomography)等が挙げられる。
端末装置5Bは、PACS6Bに記憶されている検査結果を参照する場合や、検査予約サーバ1に対して検査結果を送信する場合に用いられる。端末装置5Bは、図3に示した端末装置5Aと同様の構成であるため、図示及び説明を省略する。
PACS6Bは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置であり、主として病院B内のモダリティ4B等により生成された医用画像データ、検体検査データ、読影レポート等の診療情報データを患者情報と対応付けて記憶部に格納する施設内サーバである。
連携GW9Bは、制御部、操作部、表示部、通信部、RAM、記憶部等を備えたコンピュータ装置である。連携GW9Bは、検査予約サーバ1を利用して予約された検査について検査予約サーバ1から検査予約情報を取得し、受付装置3Bによる患者の受付処理や、モダリティ4Bによる検査が終了したか否かを管理する。
〔検査予約システムにおける動作〕
次に、検査予約システム100における動作について説明する。
次に、検査予約システム100における動作について説明する。
(検査予約処理)
図4は、検査予約処理を示すラダーチャートである。
まず、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作に基づいて、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS1)。具体的には、端末装置5Aにおいて、Webブラウザ機能により、操作部52から検査予約サーバ1の連携サービスにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)が入力され、入力されたURLが通信部54により、検査予約サーバ1に送信される。
図4は、検査予約処理を示すラダーチャートである。
まず、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作に基づいて、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS1)。具体的には、端末装置5Aにおいて、Webブラウザ機能により、操作部52から検査予約サーバ1の連携サービスにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)が入力され、入力されたURLが通信部54により、検査予約サーバ1に送信される。
検査予約サーバ1では、通信部14により、検査予約要求が受信されると、制御部11により、連携先の各医療施設の名称が記憶部16から読み出されて施設名称リスト画面が生成され、Webサーバ機能により、施設名称リスト画面が端末装置5Aに提供される(ステップS2)。
診療所A内の端末装置5Aでは、表示部53に施設名称リスト画面が表示される。施設名称リスト画面において、操作部52からの操作により、予約先施設が選択されると(ステップS3)、検査予約サーバ1では、制御部11により、選択された予約先施設の検査装置及び医師が記憶部16から読み出されて検査装置・医師リスト画面が生成され、検査装置・医師リスト画面が端末装置5Aに提供される(ステップS4)。
診療所A内の端末装置5Aでは、検査装置・医師リスト画面が表示部53に表示される。検査装置・医師リスト画面において、操作部52からの操作により、一又は複数の検査装置及び/又は医師が選択される(ステップS5)。検査予約サーバ1では、制御部11により、選択された検査装置及び/又は医師の予約空き状況情報が記憶部16から読み出され、選択された検査装置及び/又は医師について予約可能な日時を含む予約空き状況画面が生成され、予約空き状況画面が端末装置5Aに提供される(ステップS6)。
診療所A内の端末装置5Aでは、予約空き状況画面が表示部53に表示される。予約空き状況画面において、操作部52からの操作により、検査日時が指定されると(ステップS7)、検査予約サーバ1では、制御部11により、記憶部16の検査DB18に検査予約情報が登録される(ステップS8)。具体的には、ステップS3で選択された予約先施設、ステップS5で選択された検査装置及び/又は医師、ステップS7で指定された検査日時に基づいて、検査予約情報が登録される。ここで、制御部11により、予約された検査の検査予約情報に含まれる検査ステータス情報は、「予約済み」とされる(ステップS9)。
その後、病院B内の連携GW9Bの制御部により、検査予約サーバ1に対し通信ネットワークNを介して検査予約情報の問い合わせが行われると(ステップS10)、検査予約サーバ1では、制御部11により、検査DB18から病院B内の検査についての検査予約情報が読み出され、通信部14により、病院B内の検査についての検査予約情報が通信ネットワークNを介して連携GW9Bに送信される(ステップS11)。
病院B内の連携GW9Bでは、通信部により、通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1から検査予約情報が取得される(ステップS12)。取得された検査予約情報は、連携GW9Bの制御部により、連携GW9Bの記憶部に記憶される。
以上で、検査予約処理が終了する。
以上で、検査予約処理が終了する。
(ステータス更新処理)
図5〜図7は、ステータス更新処理を示すラダーチャートである。ここでは、診療所内システム2Aから病院内システム2Bにおける検査を予約した場合の、ある検査を対象とする。
図5〜図7は、ステータス更新処理を示すラダーチャートである。ここでは、診療所内システム2Aから病院内システム2Bにおける検査を予約した場合の、ある検査を対象とする。
検査予約サーバ1の検査DB18において、対象検査の検査ステータス情報が「予約済み」の状態で(ステップS21)、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作により、受付リスト画面又は予約リスト画面の表示等、リスト表示が指示された場合には(ステップS22;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS23)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS24)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「予約済み」と表示される(ステップS25)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS24)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「予約済み」と表示される(ステップS25)。
次に、病院B内の連携GW9Bの制御部により、病院B内の受付装置3Bにおいて、予約されている検査の患者の受付処理が終了したか否かが判断される(ステップS26)。具体的には、連携GW9Bの制御部により、受付装置3Bに対して、該当する患者の受付処理が終了したか否かの問い合わせが行われ、受付装置3Bから受付処理が終了したか否かを示す情報が取得される。予約されている検査の患者の受付処理が終了した場合には(ステップS26;YES)、連携GW9Bの制御部により、受付済みである旨の通知が通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1に送信される(ステップS27)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、連携GW9Bから受付済みである旨の通知が受信されると、制御部11により、検査DB18の該当する検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「受付済み」に変更される(ステップS28)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、連携GW9Bから受付済みである旨の通知が受信されると、制御部11により、検査DB18の該当する検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「受付済み」に変更される(ステップS28)。
検査ステータス情報が「受付済み」の状態で、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作により、受付リスト画面又は予約リスト画面の表示等、リスト表示が指示された場合には(ステップS29;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS30)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS31)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「受付済み」と表示される(ステップS32)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS31)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「受付済み」と表示される(ステップS32)。
次に、病院B内の連携GW9Bの制御部により、病院B内のモダリティ4Bにおいて、予約されている検査が終了したか否かが判断される(ステップS33)。具体的には、連携GW9Bの制御部により、モダリティ4Bに対して、該当する検査が終了したか否かの問い合わせが行われ、モダリティ4Bから検査が終了したか否かを示す情報が取得される。予約されている検査が終了した場合には(ステップS33;YES)、連携GW9Bの制御部により、検査済みである旨の通知が通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1に送信される(ステップS34)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、連携GW9Bから検査済みである旨の通知が受信されると、制御部11により、検査DB18の該当する検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「検査済み」に変更される(ステップS35)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、連携GW9Bから検査済みである旨の通知が受信されると、制御部11により、検査DB18の該当する検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「検査済み」に変更される(ステップS35)。
なお、検査予約内容が医師の場合には、病院B内の端末装置5Bから医師の診察が終了したことを示す情報が検査予約サーバ1に送信され、この情報に基づいて、検査予約サーバ1において、検査ステータス情報が「検査済み」に変更されることとしてもよい。あるいは、検査予約内容が医師の場合には、「検査済み」の検査ステータス情報を省いてもよい。
図6に移り、検査ステータス情報が「検査済み」の状態で、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作により、受付リスト画面又は予約リスト画面の表示等、リスト表示が指示された場合には(ステップS36;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS37)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS38)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「検査済み」と表示される(ステップS39)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS38)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「検査済み」と表示される(ステップS39)。
次に、病院B内の端末装置5Bの制御部により、検査予約に対して検査結果が送信されるか否かが判断される(ステップS40)。具体的には、端末装置5Bの制御部により、端末装置5Bの操作部からモダリティ4Bにより撮影された医用画像の画像データや医師によるコメントを送信する旨の操作が行われたか否かが判断される。検査結果が送信される場合には(ステップS40;YES)、端末装置5Bの制御部により、検査結果が通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1に送信される(ステップS41)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Bから検査結果が受信されると、制御部11により、該当する検査予約情報と対応付けられて検査結果が検査DB18に格納されるとともに、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「返信あり(1/N)」に変更される(ステップS42)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Bから検査結果が受信されると、制御部11により、該当する検査予約情報と対応付けられて検査結果が検査DB18に格納されるとともに、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「返信あり(1/N)」に変更される(ステップS42)。
検査ステータス情報が「返信あり(1/N)」の状態で、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作により、受付リスト画面又は予約リスト画面の表示等、リスト表示が指示された場合には(ステップS43;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS44)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS45)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「返信あり(1/N)」と表示される(ステップS46)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS45)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「返信あり(1/N)」と表示される(ステップS46)。
次に、病院B内の端末装置5Bの制御部により、1セットとして予約された検査予約情報のうち、検査結果が返信された検査以外に他の検査があるか否かが判断される(ステップS47)。他の検査がない場合には(ステップS47;NO)、処理が終了する。
他の検査がある場合には(ステップS47;YES)、端末装置5Bの制御部により、検査予約に対して他の検査結果が送信されるか否かが判断される(ステップS48)。他の検査結果が送信される場合には(ステップS48;YES)、端末装置5Bの制御部により、他の検査結果が通信ネットワークNを介して検査予約サーバ1に送信され(ステップS49)、ステップS47に戻る。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Bから他の検査結果が受信されると、制御部11により、該当する検査予約情報と対応付けられて検査結果が検査DB18に格納されるとともに、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「再送あり(X/N)」に変更される(ステップS50)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Bから他の検査結果が受信されると、制御部11により、該当する検査予約情報と対応付けられて検査結果が検査DB18に格納されるとともに、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「再送あり(X/N)」に変更される(ステップS50)。
図7に移り、検査ステータス情報が「再送あり(X/N)」の状態で、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作により、受付リスト画面又は予約リスト画面の表示等、リスト表示が指示された場合には(ステップS51;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS52)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS53)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「再送あり(X/N)」と表示される(ステップS54)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS53)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「再送あり(X/N)」と表示される(ステップS54)。
検査ステータス情報が「再送あり(X/N)」の状態で、診療所A内の端末装置5Aにおいて、検査結果の内容が確認された場合には(ステップS55;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査結果の内容を確認した旨の通知が検査予約サーバ1に送信される(ステップS56)。具体的には、操作部52からの操作により、対象検査の検査結果の取得が指示され、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して対象検査の検査結果の取得要求が検査予約サーバ1に送信される。そして、通信部54により、検査予約サーバ1から検査結果が受信され、制御部51により、検査結果が表示部53に表示される。診療所A内の医師は、検査結果の内容を確認した後、操作部52からの操作により、検査結果の内容を確認した旨を通知するよう指示する。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査結果の内容を確認した旨の通知が受信されると、制御部11により、検査DB18の該当する検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「完了」に変更される(ステップS57)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査結果の内容を確認した旨の通知が受信されると、制御部11により、検査DB18の該当する検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「完了」に変更される(ステップS57)。
検査ステータス情報が「完了」の状態で、診療所A内の端末装置5Aにおいて、操作部52からの操作により、受付リスト画面又は予約リスト画面の表示等、リスト表示が指示された場合には(ステップS58;YES)、制御部51により、通信部54が制御され、通信ネットワークNを介して検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信される(ステップS59)。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS60)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「完了」と表示される(ステップS61)。
以上で、ステータス更新処理が終了する。
検査予約サーバ1では、通信部14により、端末装置5Aから検査予約情報の取得要求が受信されると、制御部11により、検査DB18から該当する検査予約情報が読み出され、読み出された検査予約情報が通信ネットワークNを介して端末装置5Aに送信される(ステップS60)。
診療所A内の端末装置5Aでは、通信部54により、検査予約サーバ1から検査予約情報が受信され、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、表示部53に「完了」と表示される(ステップS61)。
以上で、ステータス更新処理が終了する。
(警告表示処理)
図8は、診療所A内の端末装置5Aにおいて実行される警告表示処理を示すフローチャートである。この処理は、予約リスト画面(図10参照)を表示する際に、警告対象となる検査に対して警告を表示する処理である。
図8は、診療所A内の端末装置5Aにおいて実行される警告表示処理を示すフローチャートである。この処理は、予約リスト画面(図10参照)を表示する際に、警告対象となる検査に対して警告を表示する処理である。
まず、制御部51により、検査予約サーバ1の記憶部16に記憶されている検査DB18からリスト表示対象検査の検査予約情報が取得される。具体的には、制御部51の制御に従って、通信部54により、通信ネットワークNを介して診療所Aから予約された検査の検査予約情報の取得要求が検査予約サーバ1に送信され、検査予約サーバ1から送信された検査予約情報が受信される(ステップS71)。
次に、制御部51により、検査予約サーバ1から受信された検査予約情報に含まれる検査予約日時の検査予約日から予め定められた日数が経過しているか否かが判断される(ステップS72)。
検査予約日から予め定められた日数が経過している場合には(ステップS72;YES)、制御部51により、検査予約サーバ1から受信された検査予約情報に含まれる検査ステータス情報が「返信あり(1/1)」、「再送あり(N/N)」又は「完了」であるか否かが判断される(ステップS73)。すなわち、制御部51により、検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、当該検査予約情報に対応する全ての検査結果が病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されているか否かが判断される。
リスト表示対象検査について、病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されていない検査結果が存在する場合、すなわち、検査ステータス情報が「返信あり(1/1)」、「再送あり(N/N)」、「完了」のいずれでもない場合には(ステップS73;NO)、制御部51により、表示部53に表示されるリスト画面上の検査について、警告が表示される(ステップS74)。
ステップS72において、検査予約日から予め定められた日数が経過していない場合(ステップS72;NO)、又は、ステップS73において、検査ステータス情報が「返信あり(1/1)」、「再送あり(N/N)」又は「完了」である場合には(ステップS73;YES)、警告は表示されない。
以上で、警告表示処理が終了する。
以上で、警告表示処理が終了する。
〔リスト表示例〕
図9に、端末装置5Aの表示部53に表示される受付リスト画面531の例を示す。受付リスト画面531は、受付装置3Aにおいて受付処理が行われた患者の一覧を表示するものである。受付リスト画面531には、受付番号欄21、患者氏名欄22、検査予約先欄23、検査予約日欄24、検査予約内容欄25、検査進行状態欄26、MR装置進行状態欄27、CT装置進行状態欄28が設けられている。
図9に、端末装置5Aの表示部53に表示される受付リスト画面531の例を示す。受付リスト画面531は、受付装置3Aにおいて受付処理が行われた患者の一覧を表示するものである。受付リスト画面531には、受付番号欄21、患者氏名欄22、検査予約先欄23、検査予約日欄24、検査予約内容欄25、検査進行状態欄26、MR装置進行状態欄27、CT装置進行状態欄28が設けられている。
受付番号欄21には、診療所Aに来院した患者に対して受付順に割り当てられた受付番号が表示される。患者氏名欄22には、診療所Aに来院した患者の氏名が表示される。受付処理が行われた患者の受付番号及び患者氏名は、制御部51により、受付装置3Aから取得される。
検査予約先欄23、検査予約日欄24、検査予約内容欄25、検査進行状態欄26(図9に示す検査予約情報欄29)には、検査予約サーバ1から取得された検査予約情報が表示される。具体的には、検査予約先欄23には、各患者について検査が予約されている場合に、検査予約先の医療施設名が表示される。検査予約日欄24には、各患者について検査が予約されている場合に、検査予約日が表示される。検査予約内容欄25には、各患者について検査が予約されている場合に、検査装置や医師名が表示される。検査進行状態欄26には、患者について検査が予約されている場合に、検査ステータス情報に基づいて、検査進行状態が表示される。これらの情報は、受付処理された患者の検査予約情報のうち、検査進行状態が「完了」以外のものの中で一番古い検査予約日のものが表示される。
MR装置進行状態欄27、CT装置進行状態欄28は、それぞれ、検査予約内容が「MR」、「CT」の場合に、検査進行状態が「返信あり(1/N)」又は「再送あり(X/N)」のときに、「更新(Y)」と表示される。括弧内の数値Yは、未読データの数を表している。
検査予約先欄23、検査予約日欄24、検査予約内容欄25、検査進行状態欄26(図9に示す検査予約情報欄29)には、検査予約サーバ1から取得された検査予約情報が表示される。具体的には、検査予約先欄23には、各患者について検査が予約されている場合に、検査予約先の医療施設名が表示される。検査予約日欄24には、各患者について検査が予約されている場合に、検査予約日が表示される。検査予約内容欄25には、各患者について検査が予約されている場合に、検査装置や医師名が表示される。検査進行状態欄26には、患者について検査が予約されている場合に、検査ステータス情報に基づいて、検査進行状態が表示される。これらの情報は、受付処理された患者の検査予約情報のうち、検査進行状態が「完了」以外のものの中で一番古い検査予約日のものが表示される。
MR装置進行状態欄27、CT装置進行状態欄28は、それぞれ、検査予約内容が「MR」、「CT」の場合に、検査進行状態が「返信あり(1/N)」又は「再送あり(X/N)」のときに、「更新(Y)」と表示される。括弧内の数値Yは、未読データの数を表している。
例えば、受付リスト画面531において、「患者a」の検査予約内容欄25には、「MR、田中先生」と表示されており、MRについての予約と田中先生についての予約が1セットとなっている。したがって、両方の検査結果が送信されていれば、検査進行状態欄26に「再送あり(2/2)」と表示されるはずであるが、現状では「返信あり(1/2)」であるので、MRの結果については予約先の「赤坂病院」から検査予約サーバ1に送信されているが、田中先生の結果は検査予約サーバ1に送信されていない状態であることがわかる。また、MRの結果が「赤坂病院」から検査予約サーバ1に送信されているので、MR装置進行状態欄27には「更新(1)」と表示されている。
また、受付リスト画面531において、「患者b」の検査予約内容欄25には、「一般CT」と表示されており、一般CTについての予約のみが1セットとなっている。検査進行状態欄26に「返信あり(1/1)」と表示されているので、検査予約サーバ1に検査結果が揃っている状態であることがわかる。また、CTの結果が「池上病院」から検査予約サーバ1に送信されているので、CT装置進行状態欄28には「更新(1)」と表示されている。
図10に、端末装置5Aの表示部53に表示される予約リスト画面532の例を示す。予約リスト画面532は、検査予約サーバ1を利用して診療所Aから検査予約が行われた患者の一覧を表示するものである。予約リスト画面532には、患者番号欄31、患者氏名欄32、検査予約先欄33、検査予約日欄34、検査予約内容欄35、検査進行状態欄36、MR装置進行状態欄37、CT装置進行状態欄38、次回来院日欄39が設けられている。
患者番号欄31には、検査予約サーバ1を利用して診療所Aから検査予約が行われた患者の患者番号(診療所A内での患者の識別番号)が表示される。患者氏名欄32には、患者の氏名が表示される。
検査予約先欄33、検査予約日欄34、検査予約内容欄35、検査進行状態欄36(図10に示す検査予約情報欄40)には、診療所Aから予約された検査について、検査予約サーバ1から取得された検査予約情報が表示される。具体的には、検査予約先欄33には、検査予約先の医療施設名が表示される。検査予約日欄34には、検査予約日が表示される。検査予約内容欄35には、検査装置や医師名が表示される。検査進行状態欄36には、検査ステータス情報に基づいて、検査進行状態が表示される。これらの情報は、診療所Aから検査予約が行われた患者の検査予約情報のうち、検査進行状態が「完了」以外のものの中で一番古い検査予約日のものが表示される。
MR装置進行状態欄37、CT装置進行状態欄38は、それぞれ、検査予約内容が「MR」、「CT」の場合に、検査進行状態が「返信あり(1/N)」又は「再送あり(X/N)」のときに、「更新(Y)」と表示される。括弧内の数値Yは、未読データの数を表している。
次回来院日欄39には、検査予約サーバ1を利用して検査予約が行われた患者が診療所Aに次回来院する予定日が表示される。次回来院日は、制御部51により、受付装置3Aから取得される。なお、次回来院日は、検査予約日に予め定められた日数(検査結果が検査予約サーバ1に送信されるまでの所要日数)を加えた日以降に設定されている。
検査予約先欄33、検査予約日欄34、検査予約内容欄35、検査進行状態欄36(図10に示す検査予約情報欄40)には、診療所Aから予約された検査について、検査予約サーバ1から取得された検査予約情報が表示される。具体的には、検査予約先欄33には、検査予約先の医療施設名が表示される。検査予約日欄34には、検査予約日が表示される。検査予約内容欄35には、検査装置や医師名が表示される。検査進行状態欄36には、検査ステータス情報に基づいて、検査進行状態が表示される。これらの情報は、診療所Aから検査予約が行われた患者の検査予約情報のうち、検査進行状態が「完了」以外のものの中で一番古い検査予約日のものが表示される。
MR装置進行状態欄37、CT装置進行状態欄38は、それぞれ、検査予約内容が「MR」、「CT」の場合に、検査進行状態が「返信あり(1/N)」又は「再送あり(X/N)」のときに、「更新(Y)」と表示される。括弧内の数値Yは、未読データの数を表している。
次回来院日欄39には、検査予約サーバ1を利用して検査予約が行われた患者が診療所Aに次回来院する予定日が表示される。次回来院日は、制御部51により、受付装置3Aから取得される。なお、次回来院日は、検査予約日に予め定められた日数(検査結果が検査予約サーバ1に送信されるまでの所要日数)を加えた日以降に設定されている。
予約リスト画面532上で、検査進行状態欄36に「予約済み」と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行っていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「受付済み」と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って受付処理を済ませたが、検査を受けていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「検査済み」と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って検査を受けたが、予約先の医療施設側からその結果が検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「返信あり(1/N)」(N≠1)と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って検査を受けたが、予約先の医療施設側からその結果がN件中1件しか検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「再送あり(X/N)」(X≠N)と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って検査を受けたが、予約先の医療施設側からその結果がN件中X件しか検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「受付済み」と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って受付処理を済ませたが、検査を受けていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「検査済み」と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って検査を受けたが、予約先の医療施設側からその結果が検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「返信あり(1/N)」(N≠1)と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って検査を受けたが、予約先の医療施設側からその結果がN件中1件しか検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。
また、予約リスト画面532上で検査進行状態欄36に「再送あり(X/N)」(X≠N)と表示されている状態で警告が表示された場合には、患者が検査予約日に予約先の医療施設に行って検査を受けたが、予約先の医療施設側からその結果がN件中X件しか検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。
例えば、予約リスト画面532において、「患者a」は、「赤坂病院」において「7月3日」に「MR、田中先生」の予約が入っている。「患者a」の検査進行状態欄36には、「再送あり(2/2)」と表示されており、検査予約サーバ1には、MRの検査結果と田中先生の診断結果が揃っていることがわかる。したがって、次回来院日の「7月29日」には、診療所Aにて検査結果を説明することができる。
また、予約リスト画面532において、「患者f」は、「池上病院」において「7月12日」に「一般CT」の予約が入っている。「患者f」の検査進行状態欄36には、「検査済み」と表示されており、患者は検査予約日に「池上病院」に行って検査を受けたものの、「池上病院」からその結果が検査予約サーバ1に送信されていないことがわかる。検査予約日から予め定められた日数(例えば3日等)が経過しているにもかかわらず、検査結果が送信されていないため、「患者f」についての情報41が警告色(他とは異なる色)で表示される。
また、予約リスト画面532において、「患者d」は、「上野病院」において「7月30日」に「上田先生」の予約が入っており、「患者d」の検査進行状態欄36には、「予約済み」と表示されている。診療所Aへの次回来院日は「8月7日」である。
また、予約リスト画面532において、「患者e」は、「池上病院」において「8月2日」に「造影CT」の予約が入っており、「患者e」の検査進行状態欄36には、「予約済み」と表示されている。診療所Aへの次回来院日は「8月10日」である。
予約リスト画面532上で警告が表示された場合、検査進行状態欄36に「検査済み」、「返信あり(1/N)」(N≠1)、「再送あり(X/N)」(X≠N)と表示されているときには、予約先の医療施設側に何らかの問題があると考えられる。この場合、予約先の医療施設に電話やメール等で連絡して状況を確認し、検査結果を送信するよう依頼する等の対処法が考えられる。
一方、予約リスト画面532上で警告が表示された場合、検査進行状態欄36に「予約済み」、「受付済み」と表示されているときには、患者側に問題がある可能性が高い。この場合、患者と連絡を取り、検査に行き忘れていることを患者に伝えたり、必要であれば、次回来院日を調整したりする。
以上説明したように、検査予約サーバ1によれば、検査ステータス情報を含む検査予約情報を診療所内システム2Aに送信するので、予約元の医療施設(診療所A)から予約先の医療施設(病院B)における検査の進行状態を参照することができる。
また、診療所内システム2Aにおいて、受付リスト画面531や予約リスト画面532を表示する際に、検査ステータス情報を表示部53に表示させるので、予約元の医療施設から予約先の医療施設における検査の進行状態を参照することができる。
また、検査予約日から予め定められた日数が経過しているにもかかわらず、検査結果が病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されていない場合に、表示部53に警告を表示させるので、何らかの問題が発生したことを通知することができる。
また、1セットの検査予約に対して複数の検査結果が存在する場合には、検査予約日から予め定められた日数が経過しているにもかかわらず、病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されていない検査結果がある場合に、表示部53に警告を表示させるので、何らかの問題が発生したことを通知することができる。
また、1セットの検査予約に対して複数の検査結果が存在する場合には、検査予約日から予め定められた日数が経過しているにもかかわらず、病院内システム2Bから検査予約サーバ1に送信されていない検査結果がある場合に、表示部53に警告を表示させるので、何らかの問題が発生したことを通知することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る検査予約サーバ及び検査予約システムの例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、警告を表示する際に、警告対象の検査をリスト上の他の検査と異なる色で表示することで、ユーザに注意を喚起することとしたが、警告対象の検査は、他と識別可能に表示すればよく、文字やマーカー等で示すことで、警告を表示することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、検査予約日から予め定められた日数が経過し、かつ、検査予約に係る検査結果のうち、予約先の施設内システム(病院内システム2B)から検査予約サーバ1に送信されていないものがある場合に、表示部53に警告を表示させることとしたが、さらに、患者の次回来院日を参照し、次回来院日まで所定日数以内である場合にのみ、警告を表示させることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、検査予約サーバ1において、病院内システム2Bから受付済みである旨の通知を受信した場合に、検査ステータス情報を「受付済み」に変更し、病院内システム2Bから検査済みである旨の通知を受信した場合に、検査ステータス情報を「検査済み」に変更し、病院内システム2Bから検査結果を受信した場合に、検査ステータス情報を「返信あり(1/N)」又は「返信あり(1/N)」に変更することとしたが、検査予約サーバ1は、病院内システム2Bから直接的な検査ステータス情報の変更指示を取得した場合に検査ステータス情報を変更することとしてもよいし、何らかのデータの受信を契機として検査ステータス情報を変更することとしてもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDDや不揮発性メモリを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
本発明に係る検査予約サーバ及び検査予約システムは、複数の医療施設間で検査の予約を行う医療分野において利用可能性がある。
1 検査予約サーバ
2A 診療所内システム
2B 病院内システム
3A,3B 受付装置
4A,4B モダリティ
5A,5B 端末装置
6A,6B PACS
7A,7B 施設内ネットワーク
8A,8B ルータ
9B 連携GW
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 通信部
15 RAM
16 記憶部
17 バス
18 検査DB
26 検査進行状態欄
36 検査進行状態欄
51 制御部
52 操作部
53 表示部
54 通信部
55 RAM
56 記憶部
57 バス
100 検査予約システム
531 受付リスト画面
532 予約リスト画面
N 通信ネットワーク
2A 診療所内システム
2B 病院内システム
3A,3B 受付装置
4A,4B モダリティ
5A,5B 端末装置
6A,6B PACS
7A,7B 施設内ネットワーク
8A,8B ルータ
9B 連携GW
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 通信部
15 RAM
16 記憶部
17 バス
18 検査DB
26 検査進行状態欄
36 検査進行状態欄
51 制御部
52 操作部
53 表示部
54 通信部
55 RAM
56 記憶部
57 バス
100 検査予約システム
531 受付リスト画面
532 予約リスト画面
N 通信ネットワーク
Claims (5)
- 複数の医療施設のそれぞれに設けられた施設内システムと通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、当該複数の施設内システムのうち一の施設内システムから他の施設内システムにおける検査の予約を受け付けて検査結果を管理する検査予約サーバであって、
前記一の施設内システムから受け付けた予約に係る検査の進行状態を示す検査ステータス情報を含む当該検査の予約に関する検査予約情報を記憶する記憶手段と、
前記他の施設内システムから前記通信ネットワークを介して取得した情報に基づいて前記検査ステータス情報を変更し、前記一の施設内システムから前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶手段から前記検査予約情報を読み出し、当該読み出した検査予約情報を前記一の施設内システムに前記通信ネットワークを介して送信する制御手段と、
を備える検査予約サーバ。 - 前記検査ステータス情報は、検査が予約された状態、前記他の施設内システムにおいて患者の受付処理が済んだ状態、前記他の施設内システムにおいて検査が終了した状態、又は、前記他の施設内システムから当該検査予約サーバに検査結果が送信された状態のいずれかを示す情報を含む、
請求項1に記載の検査予約サーバ。 - 複数の医療施設のそれぞれに設けられた施設内システムと、当該複数の施設内システムのうち一の施設内システムから他の施設内システムにおける検査の予約を受け付けて検査結果を管理する検査予約サーバと、が通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された検査予約システムであって、
前記検査予約サーバは、
前記一の施設内システムから受け付けた予約に係る検査の進行状態を示す検査ステータス情報を含む当該検査の予約に関する検査予約情報を記憶する記憶手段と、
前記他の施設内システムから前記通信ネットワークを介して取得した情報に基づいて前記検査ステータス情報を変更し、前記一の施設内システムから前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報の取得要求を受信した場合に、前記記憶手段から前記検査予約情報を読み出し、当該読み出した検査予約情報を前記一の施設内システムに前記通信ネットワークを介して送信する第1の制御手段と、
を備え、
前記一の施設内システムは、
表示手段と、
前記検査予約サーバに対し前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報の取得要求を送信し、前記検査予約サーバから前記通信ネットワークを介して前記検査予約情報を受信した場合に、当該検査予約情報に含まれる検査ステータス情報を前記表示手段に表示させる第2の制御手段と、
を備える検査予約システム。 - 前記検査ステータス情報は、検査が予約された状態、前記他の施設内システムにおいて患者の受付処理が済んだ状態、前記他の施設内システムにおいて検査が終了した状態、又は、前記他の施設内システムから前記検査予約サーバに検査結果が送信された状態のいずれかを示す情報を含む、
請求項3に記載の検査予約システム。 - 前記検査予約情報には検査予約日が含まれ、
前記第2の制御手段は、前記検査予約サーバから受信した検査予約情報に含まれる検査予約日から予め定められた日数が経過しているか否かを判断し、前記検査予約日から前記予め定められた日数が経過している場合に、前記受信した検査予約情報に含まれる検査ステータス情報に基づいて、当該検査予約情報に対応する検査結果が前記他の施設内システムから前記検査予約サーバに送信されているか否かを判断し、当該検査結果が前記他の施設内システムから前記検査予約サーバに送信されていない場合に、前記表示手段に警告を表示させる、
請求項4に記載の検査予約システム。
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---|---|---|---|
JP2010212970 | 2010-09-24 | ||
JP2010212970 | 2010-09-24 | ||
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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- 2011-02-25 JP JP2012534940A patent/JPWO2012039146A1/ja active Pending
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