JP2009104476A - 医療検査情報統合システム及び医療検査情報統合方法 - Google Patents

医療検査情報統合システム及び医療検査情報統合方法 Download PDF

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幸雄 三浦
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憲次 長谷部
Taro Ikezaki
太郎 池崎
Satohiko Hirotsu
聡彦 弘津
Jun Yokouchi
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Abstract

【課題】医療機関において上位システムおよび下位システムが使用する情報を統合する。
【解決手段】医療検査情報統合システム1は、HIS3から複数の検査部門の検査オーダ情報を受信し当該複数の検査部門にそれぞれ対応する下位システムに検査オーダ情報を配送し、且つ、下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する。検査オーダ・結果送受信部2を通過した検査オーダ情報や検査実施情報を検査データ保管部6に保管する。検査一覧表示部7を用いて、HIS3から当該患者の検査一覧を参照する。検査一覧表示部7を呼出した際の参照ユーザのアクセスした履歴をアクセスログ保管部8に保存する。画像・所見呼出し部9を用いて下位システムに保管されている画像や所見情報を呼出す。このときのユーザのアクセスした履歴をアクセスログ保管部8に保存する。アクセスログ集計部10では、医師別、診療科別、端末別、時間帯別、検査種別などの参照回数を集計する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療施設で扱われる情報を統合する医療検査情報統合システム及び医療検査情報統合方法に関する。
一般に、医療施設における情報システムは、上位システムとして、医師が患者を診察した結果を記録する電子カルテシステムや、診察の結果から検査指示を各検査部門に出すオーダーエントリーシステムがある。これらは狭義の意味としてHIS(Hospital Information System)と呼ばれている。さらに、下位システムとして、HISからオーダ受信・検査の実施結果返信、検査画像の保管及び参照(PACS:Picture archiving and communication system)、検査所見の入力(レポーティングシステム)などを目的とした検査部門情報システムがある。検査部門情報システムには、放射線検査部門システム、内視鏡検査部門システム、生理検査部門システム、病理検査部門システム、循環器部門システムなどがある。
一般に、上位システム(HIS)と各下位システム(各検査部門情報システム)とを個別に管理し、検査オーダ・実施結果の通信や画像及び所見情報の参照などを行っている。また各検査部門での検査実施情報や統計情報についても個別の各検査部門情報システムで管理しており、通常検査部門間での情報共有は行っていない。
そこで、医療機関内の複数の部門システムで発行される、HL7やMERIT9などのオープン規格に準拠したXMLデータ形式の医療情報を管理する医療情報サーバを配置し、通信形式やデータ形式が異なる複数のサブシステムとの接続による医療情報システム全体の構築に対し、システム構築の効率化を支援するための医療施設向けの情報システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−110446号公報
しかしながら、上位システム(HIS)と各下位システム(各検査部門情報システム)とは個別に管理されており、各検査部門情報システム間では統計情報などの連携が取れていない。HISと各検査部門情報システムとを個別に管理し、各検査部門情報システム間で情報を共有をしない場合、以下のような問題がある。
(1)上位システムを使用するユーザ(主に医師や看護師、その他コメディカル)が上位システムから下位システムに保管されている検査画像や所見情報(レポート)を読み出す場合、その参照回数やアクセスログが一括して把握できない。(2)上位システムを利用するユーザ(診療科の医師など)が、検査画像や所見情報をすでに参照しているのか初めて参照するのか、把握することができない。(3)病名に対応した検査統計を取得することができない。病名は検査実施後に確定する場合が多いため、病名情報を各検査部門情報システムで把握することが困難である。(4)一患者が同日に複数検査部門で検査を行う場合、下位システム間で検査終了の情報を共有していないため、ある検査部門での検査を終了してから次の検査部門で検査をするまでの待ち時間を把握することができない。(5)一患者が同日に複数検査部門で検査を行う場合、各検査部門では他の検査部門での検査の進捗状況を把握できないため、いつ患者が来るのか把握することができない。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、医療施設における上位システムおよび下位システムにより扱われる検査情報を統合する医療検査情報統合システム及びその方法を提供することを目的とする。
本発明に係る医療検査情報統合システムは、上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する検査オーダ・結果送受信部と、前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを保管する検査データ保管部と、上位システムからのアクセスに応じて、ある患者の実施検査一覧を前記検査データ保管部に保管されている情報に基づいて表示する検査一覧表示部と、上位システムからのアクセスに応じて、前記実施検査一覧を通じて下位システムに保管されている画像もしくは所見情報を呼出す画像・所見呼出し部と、上位システムからアクセスを行った参照ユーザのアクセスログを保管するアクセスログ保管部と、前記アクセスログ保管部に保管されている情報を用いて、診療科別、参照ユーザ別、もしくは時間帯別の参照回数を集計するアクセスログ集計部とを具備することを特徴とする。
また、本発明に係る医療検査情報統合システムは、上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する検査オーダ・結果送受信部と、前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを保管する検査データ保管部と、上位システムからある患者の病名情報を受信して該当する検査オーダ情報との紐付けを行う病名情報受信部と、前記病名情報受信部により紐付けが行われた情報に基づいて、少なくとも病名別の実施した検査情報の集計を行う病名データ集計部とを具備することを特徴とする。
また、本発明に係る医療検査情報統合システムは、上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する検査オーダ・結果送受信部と、前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを保管する検査データ保管部と、同日に複数の検査部門で検査を行う患者に関して、一つの下位システムで検査が終了したことを次の下位システムに通知する同日検査情報通知部と、前記複数の検査部門での検査の進捗状況を上位システムもしくは下位システムに対して表示する検査進捗表示部とを具備することを特徴とする。
また、本発明に係る医療検査情報統合方法は、医療施設における上位システムおよび下位システムにより扱われる検査情報を統合する医療検査情報統合方法であって、検査オーダ・結果送受信部により、上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送し、前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを検査データ保管部に保管し、検査一覧表示部により、上位システムからのアクセスに応じて、ある患者の実施検査一覧を前記検査データ保管部に保管されている情報に基づいて表示し、画像・所見呼出し部により、上位システムからのアクセスに応じて、前記実施検査一覧を通じて下位システムに保管されている画像もしくは所見情報を呼出し、上位システムからアクセスを行った参照ユーザのアクセスログをアクセスログ保管部に保管し、アクセスログ集計部により、前記アクセスログ保管部に保管された情報を用いて、診療科別、参照ユーザ別、もしくは時間帯別の参照回数を集計することを特徴とする。
本発明によれば、医療機関において上位システムおよび下位システムが使用する情報を統合することが可能となる。
以下、本発明に係わる医療検査情報統合システム及び医療検査情報統合方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施の形態> (請求項1対応)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる医療検査情報統合システムの構成図である。
この図1は、医療検査情報統合システム1を用いて、上位システムであるHIS3から各下位システムである各検査部門情報システム5a,5bが保管している画像もしくは所見情報を参照した回数を集計するための接続形態を示している。
HIS3は、医療検査情報統合システム1を通じて、複数の検査部門(A検査部門4a、B検査部門4b)への検査オーダ情報(患者ID、患者氏名、生年月日、性別、検査日付、検査番号、検査種別、部位、依頼科、依頼医師IDなど)を送信したり、医療検査情報統合システム1から各検査部門の検査実施情報(受付け日時、実施日時、撮影条件、材料、手技、フィルム枚数など)を受信したり、各検査部門に保存されているデータ(検査画像や所見情報など)をHTTPのURLの引数を用いて(例えば患者IDと検査IDとを指定して)呼び出して画面に表示したりする機能を有する。上述の検査部門とは、検査によって画像や所見情報が作成される放射線検査部門、生理検査部門、内視鏡検査部門、病理検査部門、循環器検査部門などを指す。
各検査部門情報システム5a,5bは、医療検査情報統合システム1を通じて、HIS3から送信される検査オーダ情報を受信し、対応する検査実施情報をHIS3へ送信したりする機能を有する。
医療検査情報統合システム1は、HIS3と各検査部門情報システム5a,5bとの間に介在し、HIS3および各検査部門情報システム5a,5bにより扱われる各種の検査情報を統合するものである。この医療検査情報統合システム1は、検査オーダ・結果送受信部2、検査データ保管部6、検査一覧表示部7、アクセスログ保管部8、画像・所見呼出し部9、およびアクセスログ集計部10を有する。
検査オーダ・結果送受信部2は、HIS3から複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する各検査部門情報システム5a,5bに配送し、且つ各検査部門情報システム5a,5bから検査実施情報を受信しHIS3へ配送するものである。
検査データ保管部6は、検査オーダ・結果送受信部2により受信された検査オーダ情報と検査実施情報とを含む検査データを保管するものである。
検査一覧表示部7は、HIS3からのアクセスに応じて、ある患者の実施検査一覧を検査データ保管部6に保管されている情報に基づいて表示するものである。
アクセスログ保管部8は、HIS3からアクセスを行った参照ユーザのアクセスログを保管するものである。
画像・所見呼出し部9は、HIS3からのアクセスに応じて、前述の実施検査一覧を通じて各検査部門情報システム5a,5bに保管されている画像もしくは所見情報を呼出すものである。
アクセスログ集計部10は、アクセスログ保管部8に保管されている情報を用いて、診療科別、参照ユーザ別、もしくは時間帯別の参照回数を集計するものである。
図2は、アクセスログ保管部8により保管されるデータテーブルの一例を示す図である。
このデータテーブルには、患者IDもしくは検査IDごとに、検査オーダ情報(患者ID、検査ID、検査種別、検査日、…)や検査実施情報(参照日、参照時刻、診療科、…)のほか、参照ユーザIDや表示端末IPアドレスが記載されるようになっている。なお、図2においては、説明の簡単化のため、主要な情報のみが示されている。図示以外の情報も登録するようにしてもよい。
図3は、検査一覧表示部7により表示される検査一覧画面の一例を示す図である。
この検査一覧画面には、ある患者の実施検査一覧として、検査日ごとに、検査種、部位のほか、依頼科、ステータスなどが表示される。もし、検査が済んでいるものがあれば、検査結果である画像や所見情報(レポート)を見るための画像ボタン9aや所見ボタン9bも表示される。前述の画像・所見呼出し部9は、画像ボタン9aや所見ボタン9bの機能を実現する。
次に、図1の構成図を参照しつつ、図4のフローチャートに従って、第1の実施の形態における動作について説明する。
検査オーダ・結果送受信部2は、HIS3から複数の検査部門(A検査部門4a、B検査部門4b)の検査オーダ情報を受信し、当該複数の検査部門にそれぞれ対応する検査部門情報システム(A検査部門情報システム5a、B検査部門情報システム5b)に検査オーダ情報を配送する(ステップS11)。
さらに、検査オーダ・結果送受信部2は、各検査部門情報システムから検査実施情報を受信し、HIS3へ配送する(ステップS12)。
検査オーダ・結果送受信部2は、当該検査オーダ・結果送受信部2を通過した検査オーダ情報(患者ID、患者氏名、生年月日、性別、検査日付、検査番号、検査種別、部位、依頼科、依頼医師など)および検査実施情報(受付け日時、実施日時、撮影条件、材料、手技、フィルム枚数など)を検査データ保管部6に保管する(ステップS13)。
HIS3の参照ユーザが患者IDをキーに検査一覧表示を要求すると(ステップS14)、検査一覧表示部7は、患者IDをキーにして検査データ保管部6に保管された検査データの中を検索し、患者IDに該当する検査データに基づく検査一覧を表示する(ステップS15)。このとき、検査一覧表示部7は、患者IDだけでなくユーザID及び使用端末のIPアドレスをHIS3から取得し、アクセスを行った参照ユーザ(医師など)のアクセスログ(履歴)をアクセスログ保管部8に保存する(ステップS16)。
次に、HIS3の参照ユーザが検査一覧に示される画像ボタン9aを押下操作するか、もしくは所見ボタン9bを押下操作すると(ステップS17)、画像・所見呼出し部9は、検査番号、または患者ID・検査種別・日付の組合せをキーとして該当する検査部門情報システムから画像もしくは所見情報(レポート)を呼出して表示する(ステップS18)。このとき、アクセスを行った参照ユーザ(医師など)のアクセスログ(履歴)をアクセスログ保管部8に保存する(ステップS19)。
アクセスログ集計部10は、アクセスログ保管部8に保管したデータを用いて医師別、診療科別、端末別、時間帯別、検査種別の参照回数を集計する。また過去1年前まで、5年前まで、10年前まで等、過去画像の経過年数ごとの参照頻度を集計する(ステップS20)。
従来は各検査部門情報システムにデジタル保管された画像や所見情報がどの程度病院全体で利用されているのか、把握することができなかったが、第1の実施の形態によれば、HIS3から各検査部門情報システム(A検査部門情報システム5a、B検査部門情報システム5b)に保管された画像や所見情報のアクセスログや参照回数を把握することができる。これにより、フィルムレス運用(検査画像をフィルムに出力せず、デジタル保管してモニタで画像参照を行う運用形態)の導入効果の定量指標として用いることができる。また、医師(端末)ごとの画像参照の利用率を把握することができるため、高精細画像モニタの設置計画に有効な検討材料となる。過去画像の参照率を把握できるため、保管すべき過去画像の保管期間根拠を明確に提示することができる。
<第2の実施の形態> (請求項2、3に対応)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係わる医療検査情報統合システムの構成図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、共通部分の詳細な説明を省略する。以下では、異なる部分を中心に説明する。
この図5は、医療検査情報統合システム1を用いて、上位システムであるHISから下位システムである各検査部門情報システムに保管された画像もしくは所見情報をその参照ユーザ(医師など)が過去に参照したことがあるかかどうかを確認するための接続形態を示している。
医療検査情報統合システム1は、前述の検査オーダ・結果送受信部2、検査データ保管部6、検査一覧表示部7、アクセスログ保管部8、画像・所見呼出し部9、およびアクセスログ集計部10を有するほか、更に、画像・所見参照有無確認部11、未参照画像・所見通知部12、および未参照検査検索部13を有する。
画像・所見参照有無確認部11は、参照ユーザが過去に当該画像もしくは所見情報を参照したことがあるかどうかを確認するものである。
未参照画像・所見通知部12は、過去に参照していない画像もしくは所見を前記検査一覧表示部に通知するものである。
未参照検査検索部13は、参照ユーザが過去に参照をしたことのない画像もしくは所見を含む検査の一覧を検索して検査一覧表示部7に通知するものである。
図6は、検査一覧表示部7により表示される検査一覧画面中の未参照の画像・所見の一例を示す図である。
この検査一覧画面においては、画像が未参照であることを示す画像ボタン14aが、通常の画像ボタン14bと異なる色で表示されている。同様に、所見情報が未参照であることを示す所見ボタン15aが、通常の所見ボタン15bと異なる色で表示されている。
図7は、未参照検査検索部13が未参照の画像または未参照の所見情報を含む検査の一覧を検査データ保管部6のデータから検索する際の検索条件パターンを示す図である。
検索のパターンは以下の4通りである。
(1)自らが出した検査オーダのうちで、自分が過去に一度も参照をしていない画像・またはレポートを含む検査の検索及びその検査一覧の表示
検査データ保管部6のデータから検査依頼医師IDと参照ユーザIDが同様の検査を検索する。そのうちで、アクセスログ保管部8から当該ユーザが過去に参照をしていない画像または所見を含む検査を検索し、その一覧を検査一覧表示部7に表示する。
(2)自らが出した検査オーダのうちで、自分が過去に画像及びレポート両方を参照していない検査の検索及びその検査一覧の表示
検査データ保管部6のデータから検査依頼医IDと参照ユーザIDが同様の検査を検索する。そのうちで、アクセスログ保管部8から当該ユーザが過去に参照をしていない画像且つ所見を含む検査を検索し、その一覧を検査一覧表示部7に表示する。
(3)当該患者の全検査オーダのうちで、自分が過去に一度も参照をしていない画像・またはレポートを含む検査の検索及びその検査一覧の表示
当該患者の全検査に対して、アクセスログ保管部8から当該ユーザが過去に参照をしていない画像または所見を含む検査を検索し、その一覧を検査一覧表示部7に表示する。
(4)当該患者の全検査オーダのうちで、自分が過去に画像及びレポート両方を参照していない検査の検索及びその検査一覧の表示
当該患者の全検査に対して、アクセスログ保管部8から当該ユーザが過去に参照をしていない画像且つ所見を含む検査を検索し、その一覧を検査一覧表示部7に表示する。
次に、図5の構成図を参照しつつ、図8のフローチャートに従って第2の実施の形態における動作について説明する。
なお、図8中のステップS21〜S24の前段の処理は、前述の第1の実施の形態において説明した図4の中のステップS11〜S16の動作と同様となるため、その説明を省略する。また、図8中のステップS21〜S24の後段の処理は、前述の第1の実施の形態において説明した図4の中のステップS17〜S20の動作と同様となるため、その説明を省略する。
画像・所見参照有無確認部11は、検査一覧のうちその参照ユーザ(医師など)が過去に画像・所見呼出し部9を通じて当該検査の画像または所見情報を参照したことがあるかどうかを確認する(ステップS21)。すなわち、画像・所見参照有無確認部11は、アクセスログ保管部8のアクセスデータを用いて、ユーザIDと検査番号をキーにして当該ユーザの過去の参照履歴を確認する。
当該ユーザが過去に一度以上アクセスした履歴があった場合はアクセス有りとし(ステップS22のYES)、一度もアクセスがない場合はアクセス無しとする(ステップS22のNO)。
未参照画像・所見通知部12は、アクセス無しの場合に当該検査の画像または所見が過去に参照されていないことを検査一覧表示部7へ通知する。検査一覧表示部7は、未参照の画像または所見に対しては色を変えてユーザに注意を喚起する(ステップS23)。
未参照検査検索部13では、検査一覧表示部7で表示する検査のうち未参照の画像または未参照の所見を含む検査の一覧を検査データ保管部6の中から検索して検査一覧表示部7に通知する。検索のパターンについては図7で説明した通りである。検査一覧表示部7は、未参照の画像または未参照の所見を含む検査の一覧を表示する(ステップS24)。
従来は検査の一覧が表示されているだけで医師がどの画像やどの所見を過去に確認したかという把握はできなかったが、第2の実施の形態によれば、HIS3から各検査部門情報システム5a,5bに保管された画像や所見を参照する際に、ユーザが過去にそれらの情報を参照しているかどうか判断することができる。これにより、検査を依頼した医師の検査結果(画像・所見)の確認漏れを防ぐことができるため、診療の質及び効率の向上に繋がる。
<第3の実施の形態> (請求項4に対応)
図9は、本発明の第3の実施の形態に係わる医療検査情報統合システムの構成図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、共通部分の詳細な説明を省略する。以下では、異なる部分を中心に説明する。
この図9は、医療検査情報統合システム1を用いて、病名と検査集計を統合した統計を行うための接続形態を示している。
医療検査情報統合システム1は、前述の検査オーダ・結果送受信部2、検査データ保管部6などを有するほか、更に、病名情報受信部17、病名データ保管部16、および病名データ集計部18を有する。
病名情報受信部17は、HIS3からある患者の病名情報(病名、病名コード、病名情報受信日など)を受信して該当する検査オーダ情報との紐付けを行うものである。
病名データ保管部16は、病名情報受信部17により紐付けが行われた情報を保管するものである。
病名データ集計部18は、病名情報受信部17により紐付けされた状態で病名データ保管部16に保管されている情報に基づいて、少なくとも病名別の実施した検査の集計(統計情報の集計)を行うものである。
統計情報には以下の3種類がある。すなわち、(1)病名別の実施した検査の情報(実施検査情報)、(2)病名別の検査依頼医師ごとの実施検査情報、(3)病名別の検査実施日から病名確定日までの日数である。
図10は、病名データ保管部16で保管するデータテーブルの一例を示す図である。
このデータテーブルには、患者IDもしくは検査IDごとに、検査オーダ情報(患者ID、検査ID、検査種別、検査日、…)のほか、HIS3から受信した病名確定情報に含まれていた依頼医師IDや、病名情報(病名情報受信日、病名コード、病名など)が記載されるようになっている。病名コードとしては、ICD−10(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems:国際疾病分類第10版)や医療施設独自で作成しているコードを利用する。上述の実施検査情報は、図10中の患者ID、検査ID、検査種別、検査日、依頼医師IDなどに相当する。なお、図10においては、説明の簡単化のため、主要な情報のみが示されている。図示以外の情報も登録するようにしてもよい。
次に、図9の構成図を参照しつつ、図11のフローチャートに従って第2の実施の形態における動作について説明する。
なお、図11中のステップS31〜S35の前段の処理は、前述の第1の実施の形態において説明した図4の中のステップS11〜S13の動作と同様となるため、その説明を省略する。
前述の通り、検査オーダ・結果送受信部2は、HIS3から複数の検査部門(A検査部門4a、B検査部門4b)の検査オーダ情報を受信し、該当する検査部門情報システム(A検査部門情報システム5a、B検査部門情報システム5b)に検査オーダ情報を配送するが、このとき、病名も判っている場合は検査オーダ情報に病名情報(病名、病名コード、病名情報受信日など)も付加する。
また、検査オーダ・結果送受信部2は、各検査部門情報システムから検査実施情報を受信し、上位システムへ配送した後、検査オーダ・結果送受信部2を通過した検査オーダ情報や検査実施情報を検査データ保管部6に保管するが、このとき、病名情報がある場合(ステップS31のYES)、病名データ保管部16に病名情報が付加された検査データを保管する(ステップS31、S34)。
一方、病名が確定していない検査については、病名確定後にHIS3から病名確定情報及びその患者IDを受信する(ステップS32)。
病名情報受信部17は、患者IDをキーにしてその患者IDに該当する検査オーダ情報すべてに病名情報を付加して保存する(ステップS33、S34)。
病名情報は、病名データ保管部16にて患者情報(患者ID、患者氏名、年齢、性別、感染症情報)と共に保管する。このとき、依頼医師ID(HIS3から受信した病名確定情報に含まれていたもの)も付加する。
病名データ集計部18は、病名データ保管部16で保管しているデータを用いて統計情報を集計して出力する(ステップS35)。
第3の実施の形態によれば、HIS3から検査オーダ情報とは別に病名を受信し、病名データ保管部16によって検査情報に加えて病名情報を管理することができる。さらに病名データ集計部18で検査情報と病名情報を統合した統計データを得ることができる。病名別の実施検査に関する統計を取ることで、実施する検査とそれによって判る病名の相関を取ることができる。これにより医師が診察後に検査を選択する際の標準プロトコルの確立に貢献できる。病名別の検査依頼医師ごとの実施検査に関する統計を取ることで、医師による診断(選択する検査の違い)を把握することができる。これにより標準プロトコルの確立に貢献し得る。病名別の検査実施日から病名確定日までの日数に関する統計を取ることで、検査実施後から病名確定までどの程度かかるのか予測を立てることができる。近年のDPC(Diagnosis Procedure Combination:急性期医療診断群分類包括支払制度)の導入により入院日数の短縮が要求されているが、病名ごとの検査実施から病名確定までにかかる日数の統計値は、病院の経営改善を支援するデータとして活用することができる。
<第4の実施の形態> (請求項5、6に対応)
図12は、本発明の第4の実施の形態に係わる医療検査情報統合システムの構成図である。
なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、共通部分の詳細な説明を省略する。以下では、異なる部分を中心に説明する。
この図12は、医療検査情報統合システム1を用いて、同日の他検査部門の検査情報について各検査部門情報システム間で連携を取り、また検査時間や検査待ち時間を予測するため接続形態を示している。
医療検査情報統合システム1は、前述の検査オーダ・結果送受信部2、検査データ保管部6などを有するほか、更に、同日検査情報通知部19、検査進捗表示部20、検査待ち時間集計部26、検査待ち時間保管部27、および検査待ち時間予測部28を有する。
同日検査情報通知部19は、同日に複数の検査部門で検査を行う患者に関して、一つの検査部門情報システムで検査が終了したことを次の検査部門情報システムに通知するものである。
検査進捗表示部20は、同日の複数の検査部門での検査の進捗状況をHIS3もしくは検査部門情報システムに対して表示するものである。
検査待ち時間集計部26は、検査部門内の受付けから検査開始までの待ち時間を集計し、且つ同日に複数の検査部門で検査を行う患者に関して異なる検査部門間の移動時間と検査待ち時間とを集計するものである。
検査待ち時間保管部27は、検査待ち時間集計部26での待ち時間集計に使用される検査開始時刻や検査受付け時刻などの情報を保管するものである。
検査待ち時間予測部28は、検査待ち時間集計部26により集計された情報を用いて重回帰分析を行い未来の検査時間もしくは待ち時間を予測するものである。
図13は、検査進捗表示部20で表示する複数検査部門の検査進捗画面の一例を示す図である。
この検査進捗画面では、当該患者の同日検査について、検査部門名21、検査名22、検査ステータス(予約、受付済、実施済み、会計済みなど)23、検査ステータスの更新時刻24を時系列で表示する。これらの情報は、基本的には、検査オーダ・結果送受信部2がHIS3から受信した検査オーダ情報から得られたものである。但し、受付済、実施済み等の情報は、検査オーダ・結果送受信部2が各検査部門情報システムから受信した実施結果から得られたものである。
図13の例では現在患者は超音波検査25の検査待ちであるため、超音波検査25の表示を太字または色を変えて強調表示している。
次に、図12の構成図を参照しつつ、図14のフローチャートに従って第4の実施の形態における動作について説明する。
なお、図14中のステップS41〜S49の前段の処理は、前述の第1の実施の形態において説明した図4の中のステップS11〜S13の動作と同様となるため、その説明を省略する。
同日検査情報通知部19は、同日に複数の検査部門で検査を行う患者に関して、一つの検査部門で検査が終了したときに、その旨を検査データ保管部6に保管すると共に、次の検査部門システムに通知する(ステップS41〜S44)。例えばある患者が同日にA検査部門4aで検査を行い、次にB検査部門4bで検査を行う場合は以下のようになる。
A検査部門4aで検査が終了すると、A検査部門情報システム5aから検査実施情報が検査オーダ・結果送受信部2に送信される。同日検査情報通知部19では、A検査部門4aで検査が終了したこと及びA検査部門4aで入力したコメント(患者に対する注意事項など検査部門間で情報共有したい事柄など)がある場合はそのコメントも含めてB検査部門情報システム5bに通知する。検査部門が三つ以上あった場合も同様である。
検査進捗表示部20は、一患者が同日に複数検査部門で検査がある場合に検査データ保管部6に保管されている検査データを用いて複数検査部門間の検査進捗状況を表示する(ステップS45)。この検査進捗状況は、患者IDをキーにしたWeb連携(URL呼出し)により、HIS3に対しても各検査部門情報システムに対しても表示することができる。
検査待ち時間集計部26は、検査部門内の検査待ち時間と検査時間、検査部門間の待ち時間(移動時間含む)を集計する(ステップS46)。
検査部門内の検査待ち時間は、(検査部門内の検査待ち時間)=(検査開始時刻)−(検査受付け時刻)で集計する。検査開始時刻は、検査部門情報システムの撮影室端末で当該患者の検査オーダの詳細画面を開いた時刻とする。検査受付時刻は検査部門情報システムの受付端末で受付け登録をした時刻とする。それぞれの情報は、検査オーダ・結果送受信部2により取得され、検査データ保管部6を介して、検査待ち時間保管部27に保管されたものである。
また、検査部門内の検査時間は、(検査部門内の検査時間)=(検査終了時刻)−(検査開始時刻)で集計する。検査終了時刻は検査部門情報システムの撮影室端末で当該患者の検査オーダを実施登録した時刻とする。一方、検査部門間の待ち時間は、(検査部門間の待ち時間)=(次の検査部門での受付時刻)−(前の検査部門での検査終了時刻)で集計する。
なお、上述の検査開始時刻、検査受付時刻、および検査終了時刻は、検査オーダ・結果送受信部2が各検査部門情報システムから受信した実施結果から得られたものである。
検査待ち時間集計部26は、以上のような検査時間及び待ち時間を検査種別、部位別、検査方法別、検査室別、担当検査技師別、時間帯別、曜日別、月別、患者年齢別、患者性別等を検索条件として統計を取る。
検査待ち時間予測部28は、検査待ち時間保管部27に保管された各種データを用いて重回帰分析を行い、各検査ごとの未来の検査時間と検査待ち時間の予測を行う。例えば、重回帰分析の従属変数を明日の検査待ち時間(Y)として、独立変数(X)を検査種(X1)、検査部位(X2)、検査方法(X3)、曜日(X4)、患者年齢(X5)、患者性別(X6)とする。検査待ち時間保管部27で保管している過去のデータを用いて重回帰分析を行い、Y=b1X1+b2X2+b3X3+b4X4+b5X5+b6X6+b0として明日の検査待ち時間を予測する。検査待ち時間予測部28で予測した検査待ち時間や検査時間の予測値をHIS3に通知する(ステップS48)。
全ての検査部門での検査が終了すると、検査進捗表示部20はその状況を表示する(ステップS49)。
第4の実施の形態によれば、同日検査情報通知部19によって、同日に複数検査部門で検査がある患者に関して各検査部門に他検査部門の検査の進捗状況を伝達することができる。従来では、複数検査部門間の検査の進捗状況は電話で他の検査部門に確認するしか方法がなかった。本発明の第4の実施の形態によって、リアルタイムで患者の検査状況を把握できるため、業務負荷の軽減や患者サービスの向上に繋がる。また、検査待ち時間予測部28で各検査ごとの未来の検査時間や検査待ち時間を得ることができる。これにより、患者が検査当日に来院した際、自分の検査時間や検査待ち時間を一括して把握することができる。さらに病院経営者にとっては、検査待ち時間や検査時間の統計データを業務改善の指標として利用することが可能となる。
(まとめ)
上述の各実施の形態によれば、以下のような効果が得られる。
(1)診療科別、医師別、時間帯別などで上位システムからの画像・読影レポートのアクセスログやアクセス回数を把握する。これにより、フィルムレス運用の導入効果を定量的に算出することができる。画像の参照頻度を把握することができ、過去画像の廃棄年数検討の定量的データとして用いることができる。病院内に数多く設置する画像表示用高精細モニタの配置再検討を支援することができる。
(2)診療科の医師が、数多くある検査画像やレポートの中でどの検査画像を確認し、どの検査画像をまだ確認していないか把握する。これにより診断漏れを防止することができる。
(3)病名に対応した検査集計を取ることで、症例に対してどのような検査を実施しているか把握する。また、医師ごとに症例に対してどのような検査を実施しているか把握する。これにより、今後の診療の標準化に貢献することができる。
(4)一患者が同日に複数検査があった場合の他部門検査における検査進捗状況を把握する。これにより各検査部門間の情報共有の向上に繋がる。また、複数検査部門間の患者の待ち時間を把握することで、検査部門を跨った検査ワークフローの分析・改善に役立つ情報を提供できる。重回帰分析による検査時間及び検査待ち時間を予測することで、患者サービスの向上に寄与する。
なお、各実施形態で説明した各種の機能もしくは処理手順は、コンピュータプログラムとして、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体(例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ)に記憶させておき、必要に応じてそれをプロセッサにより読み出して実行するようにしてもよい。また、このようなコンピュータプログラムは、通信媒体を介してあるコンピュータから他のコンピュータに伝送することにより配布することも可能である。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係わる各検査部門の情報を統合するシステムの構成図。 アクセスログ保管部で保管するデータテーブルの一例を示す説明図。 検査一覧表示部7で表示する検査一覧画面の一例を示す説明図。 同実施の形態における動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係わる各検査部門の情報を統合するシステムの構成図。 検査一覧表示部7で表示する未参照の画像・所見の一例を示す説明図。 未参照検査検索部13の検索条件パターンを示す説明図。 同実施の形態における動作を示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係わる医療検査情報統合システムの構成図。 病名データ保管部16で保管するデータテーブルの一例を示す説明図。 同実施の形態における動作を示すフローチャート。 本発明の第4の実施の形態に係わる医療検査情報統合システムの構成図。 検査進捗表示部20で表示する複数検査部門の検査進捗画面の一例を示す説明図。 同実施の形態における動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…医療検査情報統合システム、2…検査オーダ・結果送受信部、3…上位システム、4a…A検査部門、4b…B検査部門、5a…A検査部門情報システム、5b…B検査部門情報システム、6…検査データ保管部、7…検査一覧表示部、8…アクセスログ保管部、9…画像・所見呼出し部、9a…画像ボタン、9b…所見ボタン、10…アクセスログ集計部、11…画像・所見参照有無確認部、12…未参照画像・所見通知部、13…未参照検査検索部、14a…未参照画像ボタン、14b…画像ボタン、15a…未参照所見ボタン、15b…所見ボタン、16…病名データ保管部、17…病名情報受信部、18…病名データ集計部、19…同日検査情報通知部、20…検査進捗表示部、21…検査部門名、22…検査名、23…検査ステータス、24…検査ステータスの更新時刻、25…超音波検査、26…検査待ち時間集計部、27…検査待ち時間保管部、28…検査待ち時間予測部。

Claims (7)

  1. 上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する検査オーダ・結果送受信部と、
    前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを保管する検査データ保管部と、
    上位システムからのアクセスに応じて、ある患者の実施検査一覧を前記検査データ保管部に保管されている情報に基づいて表示する検査一覧表示部と、
    上位システムからのアクセスに応じて、前記実施検査一覧を通じて下位システムに保管されている画像もしくは所見情報を呼出す画像・所見呼出し部と、
    上位システムからアクセスを行った参照ユーザのアクセスログを保管するアクセスログ保管部と、
    前記アクセスログ保管部に保管されている情報を用いて、診療科別、参照ユーザ別、もしくは時間帯別の参照回数を集計するアクセスログ集計部と
    を具備することを特徴とする医療検査情報統合システム。
  2. 請求項1記載の医療検査情報統合システムにおいて、
    参照ユーザが過去に当該画像もしくは所見情報を参照したことがあるかどうかを確認する画像・所見参照有無確認部と、
    過去に参照していない画像もしくは所見を前記検査一覧表示部に通知する未参照画像・所見通知部と
    を更に具備することを特徴とする医療検査情報統合システム。
  3. 請求項2記載の医療検査情報統合システムにおいて、
    参照ユーザが過去に参照をしたことのない画像もしくは所見を含む検査の一覧を検索して前記検査一覧表示部に通知する未参照検査検索部を更に具備することを特徴とする医療検査情報統合システム。
  4. 上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する検査オーダ・結果送受信部と、
    前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを保管する検査データ保管部と、
    上位システムからある患者の病名情報を受信して該当する検査オーダ情報との紐付けを行う病名情報受信部と、
    前記病名情報受信部により紐付けが行われた情報に基づいて、少なくとも病名別の実施した検査情報の集計を行う病名データ集計部と
    を具備することを特徴とする医療検査情報統合システム。
  5. 上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送する検査オーダ・結果送受信部と、
    前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを保管する検査データ保管部と、
    同日に複数の検査部門で検査を行う患者に関して、一つの下位システムで検査が終了したことを次の下位システムに通知する同日検査情報通知部と、
    前記複数の検査部門での検査の進捗状況を上位システムもしくは下位システムに対して表示する検査進捗表示部と
    を具備することを特徴とする医療検査情報統合システム。
  6. 請求項5記載の医療検査情報統合システムにおいて、
    検査部門内の受付けから検査開始までの待ち時間を集計し、且つ同日に複数の検査部門で検査を行う患者に関して異なる検査部門間の移動時間と検査待ち時間とを集計する検査待ち時間集計部と、
    前記待ち時間集計部により集計された情報を用いて重回帰分析を行い未来の検査時間もしくは待ち時間を予測する検査待ち時間予測部と
    を更に具備することを特徴とする医療検査情報統合システム。
  7. 医療施設における上位システムおよび下位システムにより扱われる検査情報を統合する医療検査情報統合方法であって、
    検査オーダ・結果送受信部により、上位システムから複数検査部門の検査オーダ情報を受信して当該複数検査部門にそれぞれ対応する下位システムに配送し、且つ各下位システムから検査実施情報を受信し上位システムへ配送し、
    前記検査オーダ・結果送受信部により受信された前記検査オーダ情報と前記検査実施情報とを含む検査データを検査データ保管部に保管し、
    検査一覧表示部により、上位システムからのアクセスに応じて、ある患者の実施検査一覧を前記検査データ保管部に保管されている情報に基づいて表示し、
    画像・所見呼出し部により、上位システムからのアクセスに応じて、前記実施検査一覧を通じて下位システムに保管されている画像もしくは所見情報を呼出し、
    上位システムからアクセスを行った参照ユーザのアクセスログをアクセスログ保管部に保管し、
    アクセスログ集計部により、前記アクセスログ保管部に保管された情報を用いて、診療科別、参照ユーザ別、もしくは時間帯別の参照回数を集計する
    ことを特徴とする医療検査情報統合方法。
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