JPWO2012014876A1 - 信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置 - Google Patents

信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012014876A1
JPWO2012014876A1 JP2012526506A JP2012526506A JPWO2012014876A1 JP WO2012014876 A1 JPWO2012014876 A1 JP WO2012014876A1 JP 2012526506 A JP2012526506 A JP 2012526506A JP 2012526506 A JP2012526506 A JP 2012526506A JP WO2012014876 A1 JPWO2012014876 A1 JP WO2012014876A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signal detection
frequency
converter
limiting filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012526506A
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 大島
直樹 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2012014876A1 publication Critical patent/JPWO2012014876A1/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/30Circuits for homodyne or synchrodyne receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/0003Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain
    • H04B1/0007Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain wherein the AD/DA conversion occurs at radiofrequency or intermediate frequency stage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

信号検出装置は、カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数未満として信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出と、帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出と、を実行可能な制御部と、を備える(図1)。

Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2010−167802号(2010年7月27日出願)及び特願2011−008400号(2011年1月19日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置に関する。特に、帯域制限フィルタのカットオフ周波数を変更し、広帯域のスペクトラムセンシングを実現する信号検出装置に関する。
近年、IEEE802.22に代表される通信コグニティブ無線(Congnitve Radio)の開発が進められている。通信コグニティブ無線とは、基地局又は移動局において周辺の電波状況を確認し、その状況に応じて無線通信に利用する周波数などのパラメータを切り替え、通信を行うものである。この通信コグニティブ無線に用いられる周波数帯域は、デジタルテレビで使用される周波数帯域と同一の周波数帯域が想定されている。さらに、デジタルテレビで利用される周波数帯域は地域により異なっているため、その地域で使用されていない周波数(空きチャンネル)を調べるためのスペクトラムセンシングと呼ばれる技術が必須となる。
スペクトラムセンシングは、受信信号の特徴を利用する方法と利用しない方法の2つの方法に分類できる。受信信号の特徴を利用する方法はファインセンシングと呼ばれ、受信信号の特徴を利用するため検出感度が高く、微小信号の判別に適している。その反面、検出の速度が遅く、未知の信号を検出することはできないという特徴を持つ。
一方、受信信号の特徴を利用しない方法はブラインドセンシングと呼ばれ、受信信号の特徴を利用しないため、信号の検出が高速であり、未知の信号も検出することが可能である。しかし、検出感度は低いという特徴を持つ。
なお、信号の検出には通常デジタル領域でのFFT(Fast Fourier Transform)演算が用いられるが、アナログ領域でもフーリエ変換回路が実現可能であることが特許文献1で開示されている。
特許第3727406号公報
上記特許文献1の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述のように、通信コグニティブ無線の実現にはスペクトラムセンシングが必要である。特に、IEEE802.22において求められる信号検出感度は非常に高いことから、最終的なテレビ信号の有無の判断は、ファインセンシングを用いることが望ましい。しかし、デジタルテレビの周波数帯は50チャネル以上の広帯域に及ぶため、各チャネルに対してファインセンシングを用いると、信号検出に多くの時間を費やすことになる。
そこで、最初にブラインドセンシングを用いて、広帯域を高速にセンシングすることで一定感度以下の帯域を選別した後に、ファインセンシングを用いる方法が考えられる。必要な検出感度を満たしつつ、センシング時間を短縮するといった2段階のセンシングを行う方法である。
しかし、このような2段階センシングを採用しても、ブラインドセンシングを行う際には、検出対象の周波数帯域を変更することが必要であり、ミキサのLocal周波数(以下、Lo周波数とする)の変更を伴うことになる。このLo周波数の切り替えには、局部発振信号を生成するPLL(Phase Locked Loop)回路のロック時間が必要となり、そのロックに長い時間を必要とする。したがって、信号検出の際にミキサのLo周波数の切り替え回数が多ければ多いほど、信号検出時間の増加につながる。
以上のとおり、従来技術には、解決すべき問題点が存在する。
本発明の一側面において、信号検出帯域の切り替えによって発生する検出時間を抑えた信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置が、望まれる。
本発明の第1の視点によれば、カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満として前記信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出と、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出と、を実行可能な制御部と、を備える信号検出装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、を備える信号検出装置の制御方法であって、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満として前記信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出工程と、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出工程と、を含む信号検出装置の制御方法が提供される。本方法は、カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、を備える信号検出装置という、特定の機械に結びつけられている。
本発明の第3の視点によれば、カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、を備える信号検出装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満として前記信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出処理と、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出処理と、を前記コンピュータに実行させるプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の第4の視点によれば、第1の視点における信号検出装置を有する無線通信装置が提供される。
本発明の各視点によれば、信号検出帯域の切り替えによって生じる検出時間を抑えた信号検出装置が提供される。
本発明の概要を説明するための図である。 信号検出における周波数ごとの電力の分布を示す図である。 信号検出装置の内部構成の一例を示すブロック図である。 低域通過フィルタ通過後の信号分布の様子の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る信号検出装置全体のブロック図である。 第1の実施形態における信号検出動作のフローチャートである。 第1の実施形態における信号分布の一例を示す図である。 第1の実施形態における信号分布の一例を示す図である。 高周波帯域から低周波数帯域にセンシングを行う利点を説明するための図である。 第2の実施形態に係る信号検出装置全体のブロック図である。 第3の実施形態に係る信号検出装置全体のブロック図である。 第4の実施形態に係る信号検出装置全体のブロック図である。 第5の実施形態に係る信号検出装置全体のブロック図である。
はじめに、図1を用いて本発明の一実施形態の概要について説明する。以下、この概要に付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
上述のように、スペクトラムセンシングにはファインセンシングとブラインドセンシングの2種類が考えられ、これらを組み合わせる事によってより高速なセンシングを実現する。しかし、ブラインドセンシングを用いる場合でも広帯域の検出を行う場合にはミキサのLo周波数を変更しなければならず、このLo周波数の変更はPLL回路のロックを必要とするため、信号検出に多くの時間がかかってしまう。そこで、帯域制限フィルタのカットオフ周波数の設定を切り替えて信号検出を行うことで、信号検出の高速化を実現する。
最初に、帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満に設定し、信号検出を実行する。その結果、当初のカットオフ周波数未満の帯域には信号が存在しないと判別した場合には帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上に設定する。この場合には、ナイキスト周波数以上の周波数を持つ信号をA/D変換すると折り返しの信号を伴うが、信号の検出が可能である。
このように、帯域制限フィルタのカットオフ周波数を切り替えることで、ミキサのLo周波数を変更し信号の検出を行う場合と比較して高速に信号の有無が検出可能となる。
次に、スペクトラムセンシング、特にブラインドセンシングについて説明をする。ブランドセンシングにおいて利用される方法には電力検出を利用したものが挙げられる。この方法は、受信した信号の電力を検出することで信号の有無を判別する方法である。例えば、図2のような信号の分布を例に考えると、その信号の有無を判別するため、周波数ごとに異なる電力の分布を調べる。その際に、信号の検出を行える帯域は限られているので、最初に点線で囲まれた帯域の電力を測定し、当初の検出帯域の検出が終われば別の帯域の検出を行うことになる。
ここで、ブラインドセンシング(電力検出)を行う際の信号検出装置の構成としては、図3のようなものが考えられる。図3に示す信号検出装置は、受信信号の周波数をダウンコンバートするミキサと、その受信信号に対する低域通過フィルタと、低域通過フィルタから出力される信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタル信号処理部と、制御部から構成されている。
前述のミキサは、受信信号の周波数をダウンコンバートする機能を有する。その後、低域通過フィルタで高周波の除去が行われる。この際に、低域通過フィルタはアンチエイリアシングフィルタとして動作し、そのカットオフ周波数はA/D変換器のサンプリング周波数の半分、所謂ナイキスト周波数以下に設定されている。このように低域通過フィルタのカットオフ周波数を設定することで、サンプリング時に発生する信号の折り返しを防止している。
図4に低域通過フィルタで処理された信号のスペクトルの一例を示す。図4では、低域通過フィルタのカットオフ周波数はA/D変換器のサンプリング周波数(fs)の半分、つまりナイキスト周波数(fo)に設定している。受信信号は低域通過フィルタによるフィルタリングの後、A/D変換器でデジタル信号に変換される。その後、帯域内の電力を検出する。帯域内の電力を求める方法はいくつか存在するが、そのうちの一つにFFT演算を用いた方法が挙げられる。
また、スペクトラムセンシングを行うためには、検出する周波数帯域の変更が必要であるから、制御部によってミキサのLo周波数を変更できるようになっている。しかし、Lo周波数の切り替えは、Lo信号を生成するPLL回路のロック時間が必要なことから多くの時間を要する。通常、Lo周波数の切り替え時間は、低域通過フィルタ21の帯域幅の切り替えや信号の回路通過に要する時間よりはるかに長い。したがって、広帯域のスペクトラムセンシングを行う際に、ミキサのLo周波数の切り替え回数が多ければ多いほど、信号検出時間の増加につながる。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について、図5を用いてより詳細に説明する。図5に示す信号検出装置は、ミキサ10と、帯域制限フィルタ20と、A/D変換器30と、制御部40と、デジタル信号処理部50から構成され、デジタル信号処理部50はデータ処理部501、復調部502、信号検出部503から構成される。
図3に示す信号検出装置と同様に、受信信号はミキサ10でダウンコンバートされた後、帯域制限フィルタ20でナイキスト周波数以上がカットされ、A/D変換器30でデジタル信号に変換される。デジタル変換された信号はデジタル信号処理部50の復調部502で復調され、データ処理部501でデータの処理がされる。また、デジタル信号処理部50から制御部40に送られる信号によって、適宜ミキサ10でダウンコンバートする周波数の変更が可能である。
さらに、帯域制限フィルタ20の帯域幅も制御部40により変更可能である。この点が図3に示す信号検出装置とは異なる。つまり、帯域制限フィルタ20には、帯域幅を変更できるものを採用し、そのカットオフ周波数の可変範囲にA/D変換器30のナイキスト周波数以上の周波数を含めるものとする。また、帯域制限フィルタ20はA/D変換器30のアンチエイリアシングフィルタとして動作するが、受信信号の波形整形等に用いることも可能である。さらに、信号検出部503はファインセンシングとブラインドセンシングのいずれか一方、若しくは、両方とも実施可能である。
続いて、第1の実施形態における動作を、図6を用いて説明する。
始めに、スペクトラムセンシングを開始すると、検出したい帯域に合わせてミキサ10のダウンコンバート周波数を設定する(ステップS1)。
続いて、ステップS2において、帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数を決定する。その際、帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数はA/D変換器30のナイキスト周波数と一致するようにする。即ち、A/D変換器30のサンプリング周波数は帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数の2倍である。この状態で信号検出を行うと、図3の信号検出装置による信号検出と同様の結果を得ることができる。
そして、検出を行った帯域内に信号が検出されたか否かを判断する(ステップS3)。この場合の検出結果が、図4のように帯域内に信号が検出されたものであれば、ステップS6に遷移する。しかし、図7に示すように信号が検出できない場合にはステップS4に遷移する。
ステップS4においては、帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数を2倍に設定する。この状態で、信号検出を行うと、ナイキスト周波数からサンプリング周波数までの信号を折り返して検出することができる(図8参照)。その結果、ミキサ10のLo周波数を変更することなく広帯域の信号検出を行うことができる。この場合の検出帯域は、2倍になる。
ステップS5において、さらに信号の有無を検出する。ここで、信号が検出できていなければステップS1により再度ミキサ10のLo周波数を変更して信号検出を継続する。
ステップS6では、その帯域に信号は存在するが、ミキサ10のLo周波数を変更して別の帯域を調べるか、若しくは、信号検出部503の動作を停止し、復調部502を動作させてこの帯域を用いて通信を行うかどうかを選択する。この選択は制御部40において行う。
なお、ミキサ10のLo周波数の変更は、帯域制限フィルタ20の持つカットオフ周波数の可変範囲より高い信号の検出を行いたい場合や、カットオフ周波数を下げて雑音を低下させた状態で信号検出を行い、検出感度を上げたい場合などに実施する。
以上説明したように、帯域制限フィルタのカットオフ周波数を2段階で切り替えることにより、Lo周波数の切り替え回数が減少し、全体として信号検出時間を短縮できる。
なお、本実施形態では帯域制限フィルタ20の切り替えを2段階で行う場合を説明したが、帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数をA/D変換器30のサンプリング周波数まで広げても信号を検出しなかった場合には、さらに検出帯域を広げることができる。つまり、帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数をサンプリング周波数以上に設定する。信号の折り返しは、サンプリング周波数以下の帯域でのみ発生するものではなく、理論的には無限の高調波まで発生するものだからである。そのため、帯域制限フィルタのカットオフ周波数の設定次第でどこまでも信号の折り返しによる検出が可能となるが、実際には検出帯域の拡張に起因し、雑音が増加することの影響によりある程度の限界は存在する。
また、本実施形態では、帯域制限フィルタ20の設定を低域周波数帯から高周波数帯域へと変更してセンシングを行う場合について説明したが、逆に高周波数帯域から低周波数帯域に向けてセンシングを行っても良い。上述のように、帯域制限フィルタ20のカットオフ周波数は、A/D変換器30のサンプリング周波数を越えて設定可能であるので、カットオフ周波数をサンプリング周波数の1.5倍に設定して信号検出を行ったとする。その結果、信号を検出した場合にはサンプリング周波数の1.5倍の帯域のどこかに信号が存在することになる。その後、カットオフ周波数をサンプリング周波数に設定し、再度信号の検出を行った結果、信号が検出できなければサンプリング周波数からサンプリング周波数の1.5倍の帯域に信号が存在することが分かる(図9参照)。このように、予め広い帯域で検出を始め、その帯域に信号がなければ、一回の検出で広い帯域の検出を行ったことになる。さらに、信号が検出できた場合には、高周波帯域から低周波数帯域に向けて信号の検出をすれば、信号の存在する帯域をすばやく特定することができる。これは以下の実施形態全てに共通する。
なお、本実施形態において使用する帯域制限フィルタ20は、ミキサ10のLo周波数から離れた帯域を検出する場合を考慮し、複素成分除去の可能な複素帯域制限フィルタとすることが望ましい。ただし、本発明においてはこれに制限されることはなく、また本発明の主たる内容ではないので詳細は省略する。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図10に本発明の第2の実施形態を示す。図10において図5と同一構成要素には、同一の符号を表し、その説明を省略する。
第1の実施形態との異なる点は、帯域制限フィルタ20に低域通過フィルタ21を用いている点と、信号検出部503をFFT部504としている点である。本実施形態におけるデジタル信号処理部51は、A/D変換器30が出力するデジタル信号の復調を行う復調部502と、FFTによる信号の検出を行うFFT部504を備え、状況に応じて動作の切り替えをする。
ここで、IEEE802.22に適したセンシングを行うことを想定すると、デジタルテレビにおけるチャンネルは6〜8MHzの間隔で周波数が割り振られているので、低域通過フィルタ21は、この6〜8MHzの間隔でカットオフ周波数が切り替え可能となっている。
次に、FFT部504における信号の検出方法について説明する。図10に用いているFFT部504では、時間−周波数変換を行った信号の電力を求め、その電力の大きさがある値を越えるかどうかで信号の有無を決定する。これは、低域通過フィルタ21のカットオフ周波数を2倍に設定し、信号の折り返しが発生した場合でも同様である。
ここで、帯域が2倍になったことにより雑音が増加し、信号の電力により信号の有無を検出しているため、検出感度が低下してしまうことが考えられる。しかし、この点に関しては、同じ帯域を連続して検出し、その平均を計算することで信号対雑音比(SN比)を向上させることが可能である。
また、必要に応じてA/D変換器30のサンプリング周波数の変更をする。即ち、FFT演算により信号の検出をする際に、周波数の分解能とサンプリング周波数は比例する関係にあることから、周波数の分解能をより高くして信号の検出を行う場合にはサンプリング周波数を上げる必要がある。しかし、その場合には検出できる帯域が狭くなるので(時間領域の分解能は下るので)1回のFFT演算により検出できる帯域が狭くなる。したがって、信号検出の対象となる信号の周波数分解能に応じてサンプリング周波数を変更すれば、FFT演算の回数を少なくすることができる。
[第3の実施形態]
続いて、第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図11に本発明の第3の実施形態を示す。図11において図5と同一構成要素には、同一の符号を表し、その説明を省略する。
信号検出は必ずしもデジタル領域で行う必要はなく、帯域制限フィルタ20とA/D変換器30の間で行っても良い。このとき、通常の受信動作を行うときは帯域制限フィルタ20からA/D変換器30へ、信号検出を行うときは帯域制限フィルタ20から信号検出部60へと経路を切り替える。
A/D変換器30の前段で信号検出を行うため、信号検出部60では離散信号処理系による信号検出が必要である。信号検出部60の一例としては、特許文献1に示すようなアナログFFT回路を用いることが考えられる。アナログFFT回路では、アナログの離散フーリエ変換を行う。このアナログFFTには離散信号処理であるサンプル&ホールドが含まれるため、信号の折り返しが発生することになる。
なお、アナログFFT回路の出力と通常の受信ではA/D変換器30に入力される信号が異なっていることがあるため、A/D変換器30は必要に応じてそのサンプリング周波数を変更できるものとし、その制御は制御部40で行うものとする。
[第4の実施形態]
続いて、第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図12に本発明の第4の実施形態を示す。図12において図5と同一構成要素には、同一の符号を表し、その説明を省略する。
本実施形態では、信号検出をアナログ領域、デジタル領域の両方で行う。そのための信号検出回路として、第1信号検出部61と第2信号検出部505を備える。この場合、高速化に優れたアナログ領域ではブラインドセンシングを、デジタル領域では高感度のファインセンシングを行うことが望ましい。なお、第1信号検出部61と第2信号検出部505と復調部502はそれぞれ同時に動作することはないため、第1信号検出部61が動作する際に復調部502及び第2信号検出部505を通らない経路が追加されており、これらの切り替えは制御部40で制御されている。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図13に本発明の第5の実施形態を示す。図13において図5と同一構成要素には、同一の符号を表し、その説明を省略する。
本実施形態では、2つの帯域制限フィルタ20及び22を用いる点が他の実施形態とは相違する点である。帯域制限フィルタ20及び22の通過帯域は異なっており、相互に影響を及ぼすことはない。帯域制限フィルタ20を通過する信号は復調部502で復調される。帯域制限フィルタ22を通過する信号は信号検出部503で信号の有無の検出に使用される。
このように、2つの帯域制限フィルタを使用すると、信号の復調と信号の検出を同時に行うことが可能となる。即ち、帯域制限フィルタ22の可変帯域内であればミキサ10のLo周波数を変更することなく、通信とセンシングを同時に行うことが可能である。さらに、A/D変換器31は信号検出のみに用いるので、通信時のサンプリング時に発生する信号の折り返しを考慮する必要はなく、帯域制限フィルタ22のカットオフ周波数はA/D変換器31のサンプリング周波数を越えて設定が可能であるので、A/D変換器30のサンプリング周波数を低く設定することが可能になる。なお、帯域制限フィルタ20及び22の設定、信号検出動作の実行・停止、信号検出の帯域の変更は制御部40により行なわれる。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点による信号検出装置参照)
[第2の形態]
第1の形態の信号検出装置において、
さらに、受信信号の周波数をダウンコンバート可能なミキサを備え、前記制御部は、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出では、信号の検出ができない場合に、前記ミキサのローカル周波数を変更し、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う信号検出装置。
[第3の形態]
第1又は第2の形態の信号検出装置において、
前記A/D変換器はサンプリング周波数の変更が可能であり、前記制御部は、信号検出帯域の周波数分解能に対応したサンプリング周波数に変更し、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う信号検出装置。
[第4の形態]
第1〜第3いずれか一の形態の信号検出装置において、
前記信号検出部は、前記A/D変換器が出力するデジタル信号により、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う信号検出装置。
[第5の形態]
第4の形態の信号検出装置において、
前記信号検出部に代えて、前記帯域制限フィルタの出力に対して離散信号処理を行い前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う、アナログ領域信号検出部を備える信号検出装置。
[第6の形態]
第5の形態の信号検出装置において、
さらに、前記A/D変換器が出力するデジタル信号により、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行うデジタル領域信号検出部を備えると共に、前記アナログ領域信号検出部が、受信信号の特徴を用いずに前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行い、前記デジタル領域信号検出部が、受信信号の特徴を用いて前記第1の信号検出を行う信号検出装置。
[第7の形態]
第1〜第6いずれか一の形態の信号検出装置において、
さらに、受信信号の帯域を制限する受信用帯域制限フィルタと、前記受信用帯域制限フィルタの出力する信号をA/D変換する受信用A/D変換器と、前記受信用A/D変換器の出力する信号から、受信データの復調を行なう復調部と、を備え、前記制御部は、前記復調部による受信データの復調と、前記信号検出部による特定周波数の信号の有無を検出と、を同時に実行させる信号検出装置。
[第8の形態]
第1〜第7いずれか一の形態の信号検出装置において、
前記制御部は、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のサンプリング周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第3の信号検出を行い、前記第3の信号検出によって信号を検出した場合には、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数を下げて、信号を検出できない所まで、前記信号検出部での信号検出を繰り返す信号検出装置。
[第9の形態]
第1〜第8いずれか一の形態の信号検出装置において、
前記第1の信号検出及び第2の信号検出は受信信号の電力を用いる信号検出装置。
[第10の形態]
第9の形態の信号検出装置において、
前記受信信号の電力をFFT(Fast Fourier Transform)演算処理により測定する信号検出装置。
[第11の形態]
(上記第2の視点による信号検出装置の制御方法参照)
[第12の形態]
第11の形態の信号検出装置の制御方法において、
前記信号検出装置は、受信信号の周波数をダウンコンバート可能なミキサを備え、前記第1の信号検出工程及び前記第2の信号検出工程では、信号の検出ができない場合に、前記ミキサのローカル周波数を変更する工程と、再び前記第1の信号検出工程及び前記第2の信号検出工程を行う工程と、を含む信号検出装置の制御方法。
[第13の形態]
第11又は第12の形態の信号検出装置の制御方法において、
前記A/D変換器はサンプリング周波数の変更が可能であり、信号検出帯域の周波数分解能に対応したサンプリング周波数に前記A/D変換器のサンプリング周波数を変更する工程と、再び前記第1の信号検出工程及び前記第2の信号検出工程を行う工程と、を含む信号検出装置の制御方法。
[第14の形態]
第13の形態の信号検出装置の制御方法において、
前記信号検出装置は、前記信号検出部に代えて、前記帯域制限フィルタの出力に対して離散信号処理を行い特定周波数の信号の有無を検出するアナログ領域信号検出部と、さらに、前記A/D変換器が出力するデジタル信号により、特定周波数の信号の有無を検出するデジタル領域信号検出部と、を備え、前記アナログ領域信号検出部により受信信号の特徴を用いずに前記第1の信号検出工程及び前記第2の信号検出工程を行う工程と、前記デジタル領域信号検出部により受信信号の特徴を用いて前記第1の信号検出工程を行う工程と、を含む信号検出装置の制御方法。
[第15の形態]
第11〜第14いずれか一の形態の信号検出装置の制御方法において、
前記信号検出装置は、さらに、受信信号の帯域を制限する受信用帯域制限フィルタと、前記受信用帯域制限フィルタの出力する信号をA/D変換する受信用A/D変換器と、前記受信用A/D変換器の出力する信号から、受信データの復調を行なう復調部と、を備え、前記復調部による受信データの復調と、前記信号検出部による特定周波数の信号の有無を検出と、を同時に実行する工程を含む信号検出装置の制御方法。
[第16の形態]
第11〜第15いずれか一の形態の信号検出装置の制御方法において、
前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のサンプリング周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第3の信号検出工程と、前記第3の信号検出工程によって信号を検出した場合には、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数を下げて、信号を検出できない所まで、前記信号検出部での信号検出を繰り返す工程と、を含む信号検出装置の制御方法。
[第17の形態]
(上記第3の視点によるプログラム参照)
[第18の形態]
第17の形態のプログラムにおいて、
前記信号検出装置は、受信信号の周波数をダウンコンバート可能なミキサを備え、前記第1の信号検出処理及び前記第2の信号検出処理では、信号の検出ができない場合に、前記ミキサのローカル周波数を変更する処理と、再び前記第1の信号検出処理及び前記第2の信号検出処理を行う処理と、を実行するプログラム。
[第19の形態]
第17又は第18の形態のプログラムにおいて、
前記A/D変換器はサンプリング周波数の変更が可能であり、信号検出帯域の周波数分解能に対応したサンプリング周波数に前記A/D変換器のサンプリング周波数を変更する処理と、再び前記第1の信号検出処理及び前記第2の信号検出処理を行う処理と、を実行するプログラム。
[第20の形態]
第17〜第19いずれか一の形態のプログラムにおいて、
前記信号検出装置は、前記信号検出部に代えて、前記帯域制限フィルタの出力に対して離散信号処理を行い特定周波数の信号の有無を検出するアナログ領域信号検出部と、さらに、前記A/D変換器が出力するデジタル信号により、特定周波数の信号の有無を検出するデジタル領域信号検出部と、を備え、前記アナログ領域信号検出部により受信信号の特徴を用いずに前記第1の信号検出処理及び前記第2の信号検出処理を行う処理と、前記デジタル領域信号検出部により受信信号の特徴を用いて前記第1の信号検出処理を行う処理と、を実行するプログラム。
[第21の形態]
第17〜第20いずれか一の形態のプログラムにおいて、
信号検出装置は、さらに、受信信号の帯域を制限する受信用帯域制限フィルタと、前記受信用帯域制限フィルタの出力する信号をA/D変換する受信用A/D変換器と、前記受信用A/D変換器の出力する信号から、受信データの復調を行なう復調部と、を備え、前記復調部による受信データの復調と、前記信号検出部による特定周波数の信号の有無を検出と、を同時に実行するプログラム。
[第22の形態]
第17〜第21の形態のプログラムにおいて、
前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のサンプリング周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第3の信号検出処理と、前記第3の信号検出処理によって信号を検出した場合には、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数を下げて、信号を検出できない所まで、前記信号検出部での信号検出を繰り返す処理と、を実行するプログラム。
[第22の形態]
(上記第4の視点による無線通信装置参照)
なお、上記の特許文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。例えば、信号検出の方法はFFTによる電力検出に限定されるものではない。また、帯域制限フィルタについても、低域通過フィルタに制限されるものではなく、低域から高域へセンシングを行う場合には、帯域通過フィルタを用いることで低周波信号を除去し、検出感度を向上させることもできる。
10 ミキサ
20、22 帯域制限フィルタ
21 低域通過フィルタ
30、31 A/D変換器
40 制御部
50〜54 デジタル信号処理部
60、503 信号検出部
61 第1信号検出部
501 データ処理部
502 復調部
504 FFT部
505 第2信号検出部

Claims (10)

  1. カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、
    受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、
    前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満として前記信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出と、前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出と、を実行可能な制御部と、
    を備えることを特徴とする信号検出装置。
  2. さらに、受信信号の周波数をダウンコンバート可能なミキサを備え、
    前記制御部は、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出では、信号の検出ができない場合に、前記ミキサのローカル周波数を変更し、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う、請求項1の信号検出装置。
  3. 前記A/D変換器はサンプリング周波数の変更が可能であり、
    前記制御部は、信号検出帯域の周波数分解能に対応したサンプリング周波数に変更し、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う、請求項1又は2の信号検出装置。
  4. 前記信号検出部は、前記A/D変換器が出力するデジタル信号により、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う請求項1から3いずれか一に記載の信号検出装置。
  5. 前記信号検出部に代えて、前記帯域制限フィルタの出力に対して離散信号処理を行い前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行う、アナログ領域信号検出部を備える、請求項4の信号検出装置。
  6. さらに、前記A/D変換器が出力するデジタル信号により、前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行うデジタル領域信号検出部を備えると共に、
    前記アナログ領域信号検出部が、受信信号の特徴を用いずに前記第1の信号検出及び前記第2の信号検出を行い、
    前記デジタル領域信号検出部が、受信信号の特徴を用いて前記第1の信号検出を行う、請求項5の信号検出装置。
  7. さらに、受信信号の帯域を制限する受信用帯域制限フィルタと、
    前記受信用帯域制限フィルタの出力する信号をA/D変換する受信用A/D変換器と、
    前記受信用A/D変換器の出力する信号から、受信データの復調を行なう復調部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記復調部による受信データの復調と、前記信号検出部による特定周波数の信号の有無を検出と、を同時に実行させる請求項1乃至6いずれか一に記載の信号検出装置。
  8. カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、
    受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、
    を備える信号検出装置の制御方法であって、
    前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満として前記信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出工程と、
    前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出工程と、
    を含むことを特徴とする信号検出装置の制御方法。
  9. カットオフ周波数を変更可能な帯域制限フィルタと、
    受信信号から特定周波数の信号の有無を検出する信号検出部と、
    を備える信号検出装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D(Analog/Digital)変換器のナイキスト周波数未満として前記信号検出部に信号を検出させる第1の信号検出処理と、
    前記帯域制限フィルタのカットオフ周波数をA/D変換器のナイキスト周波数以上として前記信号検出部に信号を検出させる第2の信号検出処理と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  10. 請求項1から7いずれか一に記載の信号検出装置を含む無線通信装置。
JP2012526506A 2010-07-27 2011-07-26 信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置 Withdrawn JPWO2012014876A1 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010167802 2010-07-27
JP2010167802 2010-07-27
JP2011008400 2011-01-19
JP2011008400 2011-01-19
PCT/JP2011/066930 WO2012014876A1 (ja) 2010-07-27 2011-07-26 信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2012014876A1 true JPWO2012014876A1 (ja) 2013-09-12

Family

ID=45530083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012526506A Withdrawn JPWO2012014876A1 (ja) 2010-07-27 2011-07-26 信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9020078B2 (ja)
JP (1) JPWO2012014876A1 (ja)
WO (1) WO2012014876A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5607789B1 (ja) * 2013-06-14 2014-10-15 日本電信電話株式会社 複数帯域同時センシング装置、及び複数帯域同時センシング方法
JP6798716B2 (ja) * 2019-03-29 2020-12-09 Necプラットフォームズ株式会社 通信システム、及び妨害波検出方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2993424B2 (ja) * 1995-06-28 1999-12-20 ヤマハ株式会社 ペダル位置記録再生方法およびその装置
JP3727406B2 (ja) * 1996-03-07 2005-12-14 株式会社日立国際電気 関数変換演算器
US5930735A (en) * 1997-04-30 1999-07-27 Credence Systems Corporation Integrated circuit tester including at least one quasi-autonomous test instrument
US7749166B2 (en) * 2004-04-26 2010-07-06 General Electric Company System and method for filtering in imaging systems
JP4341507B2 (ja) * 2004-08-24 2009-10-07 株式会社日立製作所 ソフトウェア無線機
EP2249482A1 (en) * 2008-04-17 2010-11-10 Panasonic Corporation Receiver and electronic device using the same
US20110026509A1 (en) * 2008-04-25 2011-02-03 Akio Tanaka Wireless communication apparatus
US8310315B2 (en) * 2009-09-09 2012-11-13 Comtech Ef Data Corp. Frequency reference signal generating system and method for frequency synthesizers

Also Published As

Publication number Publication date
US20130121446A1 (en) 2013-05-16
US9020078B2 (en) 2015-04-28
WO2012014876A1 (ja) 2012-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9379748B2 (en) Interference adaptive wideband receiver
JP5399531B2 (ja) 無線チャネル内の伝送信号の存在を検知するためのシステム及び方法
CN102377441B (zh) 通讯装置与动态调整一或多个信号处理参数的方法
JP6205773B2 (ja) 制御装置、周波数制御方法、及び、受信装置
JP2008512054A (ja) 無線通信信号のブラインドソースセパレーションのためのシステムと方法
US20100302459A1 (en) Applying Spurious Interference Rejection to Detect Incumbent Users of Television Channels
US9557407B1 (en) Radar detection for adjacent segments in wireless communications
US9800277B2 (en) Interference detection and mitigation in radio frequency receivers
WO2012014876A1 (ja) 信号検出装置、その制御方法、プログラム及び無線通信装置
US10333691B2 (en) Receiver and signal processing method
US8437260B2 (en) Victim system detector, method of detecting a victim system, wireless communication device and wireless communication method
KR20150035819A (ko) 멀티플렉스 대역에서 유용한 신호를 검색하는 방법
JP2020072411A (ja) Ad変換装置および電子機器
KR101455841B1 (ko) Ofdm시스템 주파수 센싱 방법 및 장치
JP2012147276A (ja) 受信装置およびインパルスノイズ除去方法
JP6249732B2 (ja) ダイレクトコンバージョン受信機
JP2011041060A (ja) 受信装置
JP4121410B2 (ja) 信号検出装置およびその装置を利用可能な受信装置
US9692466B2 (en) Radio reception circuit, radio reception method, and radio reception program
WO2018092373A1 (ja) 受信装置および受信方法
JP5688037B2 (ja) 無線受信方法、及び無線受信装置
JP6295926B2 (ja) 受信装置、受信方法
JP7000252B2 (ja) 放送受信装置
JP2020178293A (ja) 受信機
JP4842217B2 (ja) オーバー/アンダーサンプリングにおけるサンプリング周波数探索方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141007