JPWO2012014366A1 - パイプ形状の熱発電デバイスとその製造方法、熱発電体、熱発電デバイスを用いて電気を発生させる方法、および熱発電体を用いて電気を発生させる方法 - Google Patents

パイプ形状の熱発電デバイスとその製造方法、熱発電体、熱発電デバイスを用いて電気を発生させる方法、および熱発電体を用いて電気を発生させる方法 Download PDF

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Abstract

デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔;金属からなる複数の第1カップ状部材;熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材;第1電極;および第2電極を具備するパイプ形状の熱発電デバイス。第1,第2部材は、前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置される。第1,第2電極は、それぞれデバイスの一端および他端に設けられる。第1部材は第1内面および第1外面を具備し、下端に第1貫通孔を具備し、その断面積はその下端の方向に減少している。第2部材は第2内面および第2外面を具備し、下端に第2貫通孔を具備し、その断面積はその下端の方向に減少している。内部貫通孔は、複数の第1,第2貫通孔から構成される。第1部材の第1外面が、隣接する一方の第2部材の第2内面に密着するように、第1部材は当該第2部材に挿入されている。第1部材の第1内面が、隣接する他方の第2部材の第2外面に密着するように、当該第2部材は第1部材に挿入されている。

Description

本発明は、パイプ形状の熱発電デバイスとその製造方法に関する。本発明は、また、パイプ形状の熱発電デバイスを具備する熱発電体、熱発電デバイスを用いて電気を発生させる方法、および熱発電体を用いて電気を発生させる方法に関する。
特許文献1は、パイプ形状の熱発電デバイスを開示する。
特開2006−086402号公報(ファミリーなし)
本発明の目的は、新規なパイプ形状の熱発電デバイスを提供することである。
本発明のパイプ形状の熱発電デバイスは、パイプ形状の熱発電デバイスであって、以下を具備する:
前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔;
金属からなる複数の第1カップ状部材;
熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材;
第1電極;および
第2電極、
ここで、
前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は、前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、そして
各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されている。
本発明の熱発電体は、複数のn本のパイプ形状の熱発電デバイスを具備する熱発電体であって、ここで
nは2以上の自然数であり、
各パイプ形状の熱発電デバイスは、本発明の熱発電デバイスであって、
第1のパイプ形状の熱発電デバイスの断面積が最も小さく、
n番目のパイプ形状の熱発電デバイスの断面積が最も大きく、そして
(n−1)番目のパイプ形状の熱発電デバイスの外面は、絶縁層を介して、n番目のパイプ形状の熱発電デバイスの内面に密着されている。
本発明の電気を発生させる方法は、パイプ形状の熱発電デバイスを用いて電気を発生させる方法であって、以下の工程を具備する:
本発明のパイプ形状の熱発電デバイスを用意する工程(a);および
前記内部貫通孔およびパイプ形状の熱発電デバイスの外面の間に温度差を印加して、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b)。
別の側面から見た本発明の電気を発生させる方法は、熱発電体を用いて電気を発生させる方法であって、以下の工程を具備する:
本発明の熱発電体を用意する工程(a)、および
前記第1のパイプ形状の熱発電デバイスの内部貫通孔および熱発電体の外表面の間に温度差を印加して、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b)。
本発明の製造方法は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する方法であって、以下の工程を具備する:
複数の第1カップ状部材および複数の第2カップ状部材を交互に繰り返し配置し、内部貫通孔を具備するパイプを形成する工程(a)、
ここで、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第1カップ状部材の第1外面が隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入され、
各第1カップ状部材の第1内面が隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入され、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成され;そして
前記パイプの一端および他端にそれぞれ第1電極および第2電極を設け、パイプ形状の熱発電デバイスを形成する工程(b)。
本発明は、新規なパイプ形状の熱発電デバイスを提供する。
図1は、本実施の形態によるパイプ形状の熱発電デバイスを示す。 図2は、パイプ形状の熱発電デバイスの部分分解図を示す。 図3は、1つの第1カップ状部材11を示す。 図4は、1つの第2カップ状部材12を示す。 図5は、図3に描かれたA−A線断面図である。 図6は、図4に描かれたB−B線断面図である。 図7は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する方法における1工程を示す。 図8は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する方法における1工程を示す。 図9は、図8に示されるパイプ形状の熱発電デバイスの分解図である。 図10は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する他の方法における1工程を示す。 図11は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する他の方法における1工程を示す。 図12は、パイプ形状の熱発電デバイスを用いて発電する方法を示す。 図13は、図12に示されるパイプ形状の熱発電デバイスの断面図を示す。 図14は、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に沿った断面図を示す。 図15は、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に直交する断面図を示す。 図16は、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に沿った断面図を示す。 図17は、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に直交する断面図を示す。 図18は、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に沿った断面図を示す。 図19は、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に沿った断面図を示す。 図20は、パイプ形状の熱発電体200の軸方向に沿った断面図を示す。 図21は、パイプ形状の熱発電体200の軸方向に直交する断面図を示す。 図22は、本実施の形態によるパイプ形状の熱発電デバイスを示す。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態によるパイプ形状の熱発電デバイスを示す。
当該パイプ形状の熱発電デバイスは、内部貫通孔18、複数の第1カップ状部材11、複数の第2カップ状部材12、第1電極15、および第2電極16を具備する。
内部貫通孔18は、パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿って設けられている。当該軸方向は、図1に描かれた矢印によって指し示される方向である。
第1電極15および第2電極16は、それぞれ、パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に配置されている。
各第1カップ状部材11は金属からなる。当該金属の例は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。ニッケル、コバルト、銅、またはアルミが好ましい。
各第2カップ状部材12は熱電変換材料からなる。当該熱電変換材料の例は、Bi、BiTe、またはPbTeである。BiTeはSbまたはSeを含有し得る。
図2は、パイプ形状の熱発電デバイスの部分分解図を示す。図2に示されるように、3つの第1カップ状部材11a〜11cおよび3つの第2カップ状部材12a〜12cが、軸方向に沿って交互に繰り返し配置されている。各前記第1カップ状部材11は同一の形状を有する。各前記第2カップ状部材12も、同一の形状を有する。
図3は、1つの第1カップ状部材11を示す。図3に示されるように、第1カップ状部材11は、第1内面112および第1外面111を具備する。第1カップ状部材11は、下端に第1貫通孔113を具備する。カップ状部材11の上端は、開口を有している。第1カップ状部材11の断面積は、その下端の方向に減少している。第1カップ状部材11の形状と同様に、図4に示されるように、第2カップ状部材12も、第2内面122、第2外面121、および第2貫通孔123を具備している。第2カップ状部材12の断面積もまた、各第2カップ状部材12の下端の方向に減少している。
図1〜図4から明らかなように、内部貫通孔18は、複数の第1貫通孔113および複数の第2貫通孔123から構成される。
図2に示されるように、第1カップ状部材11bの第1外面111bが、隣接する一方の第2カップ状部材12bの第2内面122bに密着するように、第1カップ状部材11bは、隣接する一方の第2カップ状部材12bに挿入される。
第1カップ状部材11bの第1内面112bが、隣接する他方の第2カップ状部材12aの第2外面121aに密着するように、隣接する他方の第2カップ状部材12aは、第1カップ状部材11bに挿入される。
このように、1つの第1カップ状部材11は、隣接する2つの第2カップ状部材12に密着している。同様に、1つの第2カップ状部材12もまた、隣接する2つの第1カップ状部材11に密着している。
第1カップ状部材11bの第1外面111bは、隣接する一方の第2カップ状部材12bの第2内面122bに接することが好ましい。これに代えて、第1カップ状部材11bの第1外面111bおよび隣接する一方の第2カップ状部材12bの第2内面122bの間に供給されたハンダによって、これらの面が互いに密着し得る。
上記と同様に、第1カップ状部材11bの第1内面112bは、隣接する他方の第2カップ状部材12aの第2外面121aに接することが好ましい。これに代えて、これらの面の間に供給されたハンダによって、これらの面が密着し得る。
第1カップ状部材11および第2カップ状部材12の間に隙間はあってはならない。なぜなら、後述するように、内部貫通孔18に流体が流される時に、隙間は熱電変換を阻害するからである。さらに、隙間から流体が漏れ出す。必要に応じて上記のようにハンダが隙間に充填され得る。
第1カップ状部材11の数および第2カップ状部材12の数の例は、100個以上1000個以下である。
図5は、図3に描かれたA−A線断面図である。図6は、図4に描かれたB−B線断面図である。θおよびθは、それぞれ、第1カップ状部材11および第2カップ状部材12の傾斜角度を表す。すなわち、θは、第1カップ状部材11の断面積がその下端の方向に向けて減少している部分および第1カップ状部材11の軸方向によって形成される角度を表す。同様に、θは、第2カップ状部材12の断面積がその下端の方向に向けて減少している部分および第2カップ状部材12の軸方向によって形成される角度を表す。θの値はθの値に等しい。θおよびθの値は、第1カップ状部材11および第2カップ状部材12の材料に依存して適切に調整される。好ましいθおよびθの値は5度以上45度以下である。
内部貫通孔18の断面形状は特に限定されない。パイプ形状の熱発電デバイスの断面形状も特に限定されない。
第1カップ状部材11の断面形状が円である場合、図5に示されるdl1およびds1は、それぞれ、第1カップ状部材11の上端および下端の幅を表す。第1カップ状部材11は高さh1および厚みT1を有する。図5の場合と同様に、図6に示されるdl2、ds2、h2、およびT2は、それぞれ、第2カップ状部材12の上端の幅、下端の幅、高さ、および厚みを表す。
パイプ形状の熱発電デバイスの断面形状は限定されない。パイプ形状の熱発電デバイスの断面の例は、円形、楕円形、または多角形である。円形が好ましい。すなわち、パイプ形状の熱発電デバイスは円筒状であることが好ましい。
図7に示されるように、複数の第1カップ状部材11および複数の第2カップ状部材12は交互に繰り返し配置される。その後、図8および図9に示されるように、その一端および他端にそれぞれ第1電極15および第2電極16が接合され、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する。図9は図8の分解図である。
図8および図9に示される手順に代えて、以下のように第1電極15および第2電極16を接合し得る。図7の後、図10に示されるように、その一端の一部および他端の一部をカットし、当該一端および他端を平坦にする。その後、図11に示されるように、板状の第1電極15および板状の第2電極16をそれぞれ一端および他端に接合し、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する。
以下、パイプ形状の熱発電デバイスを用いて発電する方法を図12〜図13を参照しながら説明する。図12は、パイプ形状の熱発電デバイスを用いて発電する方法の一例を示す。図13は、図12に示されるパイプ形状の熱発電デバイスの断面図を示す。
図12に示されるように、パイプ形状の熱発電デバイス81は、槽82に貯められた冷たい流体83に浸漬される。冷たい流体は水のような液体であることが好ましい。図13に示されるように、内部貫通孔18には、暖かい流体84が流れる。暖かい流体84は温水のような液体であることが好ましい。暖かい流体84は、ポンプ85により循環される。ポンプ85およびパイプ形状の熱発電デバイス81は、2本のシリコーン製のチューブ86によって接続されている。このようにして、第1電極15および第2電極16との間に電圧差が生じる。図12においては、第1電極15および第2電極16には2本の電線87を介して負荷88が電気的に接続されている。冷たい流体83および暖かい流体84の間の温度差は、好ましくは摂氏20度以上摂氏80度以下である。槽82に暖かい流体を貯め、一方、ポンプ85により冷たい流体を内部貫通孔18に循環させ得る。
図14および図15に示されるように、パイプ形状の熱発電デバイス81は、管状のジャケット91の内部に挿入され得る。管状のジャケット91およびパイプ形状の熱発電デバイス81の間に冷たい流体83が流され、暖かい流体84が内部貫通孔18に流される。これらの流体の流れに代えて、管状のジャケット91およびパイプ形状の熱発電デバイス81の間に暖かい流体が流され、冷たい流体が内部貫通孔18に流され得る。ジャケット91の材料の例は、ステンレス、アルミニウム、チタン、ハステロイ、またはインコネルである。
図16および図17に示されるように、内部貫通孔18の周囲には絶縁性の内壁61が配置され、流体に含有され得る酸、アルカリ、または塩分のような腐食性成分からパイプ形状の熱発電デバイス81を保護することが好ましい。内壁61の材料の例は、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化シリコン、または窒化シリコンのような無機物、ポリイミド樹脂またはフッ素樹脂のような有機物である。絶縁体によって被覆された金属も用いられ得る。
上記と同様に、絶縁性の外壁71がパイプ形状の熱発電デバイス81の外面の周囲に配置されることが好ましい。外壁71の材料の例は、内壁61の材料と同じである。
図18に示されるように、熱発電効率を高めるために、パイプ形状の熱発電デバイス81の外面の周囲に外側突起71が設けられ得る。第1突起71は、第1カップ状部材11または第2カップ状部材12の外面に一体的に設けられ得る。
図19に示されるように、熱発電効率を高めるために、内部貫通孔18の周囲に内側突起72が設けられ得る。内側突起72は、第1カップ状部材11または第2カップ状部材12の内面に一体的に設けられ得る。
本発明においては、図20および図21に示されるように、複数のパイプ形状の熱発電デバイス81が同時に用いられ得る。すなわち、パイプ形状の熱発電体200が、複数のパイプ形状の熱発電デバイス81を具備する。図20および図21においては、3本のパイプ形状の熱発電デバイス81a〜81cが用いられている。図21に示されるように、第1パイプ形状の熱発電デバイス81aの断面積が最も小さく、第3パイプ形状の熱発電デバイス81cの断面積が最も大きい。ここでは、用語「断面積」とは、パイプ形状の熱発電デバイス81の軸方向に直交する断面積を意味する。第1パイプ形状の熱発電デバイス81aは第2パイプ形状の熱発電デバイス81bの内部貫通孔18に挿入されている。第1パイプ形状の熱発電デバイス81aの外面は、第1絶縁層101aを介して、第2パイプ形状の熱発電デバイス81bの内面に密着している。同様に、第2パイプ形状の熱発電デバイス81bは第3パイプ形状の熱発電デバイス81cの内部貫通孔18に挿入されている。第2パイプ形状の熱発電デバイス81bの外面は、第2絶縁層101bを介して、第3パイプ形状の熱発電デバイス81cの内面に密着している。
図20に示されるように、第1パイプ形状の熱発電デバイス81aの第2電極16aは、第2パイプ形状の熱発電デバイス81bの第2電極16bに電気的に接続されている。第2パイプ形状の熱発電デバイス81aの第1電極15bは、第3パイプ形状の熱発電デバイス81cの第1電極15cに電気的に接続されている。2本の電線87(図12参照)は、第1パイプ形状の熱発電デバイス81aの第1電極15aおよび第3パイプ形状の熱発電デバイス81cの第2電極16cに接続されている。すなわち、これら3つのパイプ形状の熱発電デバイス81a〜81cは、電気的に直列に接続されている。
直列的な接続に代えて、複数のパイプ形状の熱発電デバイス81は並列に接続され得る。
図20および図21に示される実施形態を、以下、一般化する。数字nは2以上の自然数を表す。第1の(1番目の)パイプ形状の熱発電デバイス81aの断面積が最も小さい。n番目のパイプ形状の熱発電デバイス81nの断面積が最も大きい。(n−1)番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の外面は、(n−1)番目の絶縁層101を介して、n番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の内面に密着されている。
n本のパイプ形状の熱発電デバイス81が電気的に並列に接続される場合、各第1電極15は互いに電気的に接続される。各第2電極16もまた、互いに電気的に接続される。
n本のパイプ形状の熱発電デバイス81が直列に接続されるケースを以下、説明する。
nが3以上の奇数である場合、(2m−1)番目、(2m−3)番目、(2m−5)番目、・・・および1番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第2電極16は、(2m)番目、(2m−2)番目、(2m―4)番目、・・・および2番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第2電極16に電気的にそれぞれ接続されている。ここで、mの値は式:m=(n−1)/2により定義される。(2m)番目、(2m−2)番目、(2m−4)番目、・・・および2番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第1電極15が、(2m+1)番目、(2m−1)番目、(2m−3)番目、・・・、および3番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第1電極15に電気的にそれぞれ接続されている。
nが偶数である場合、(2m−1)番目、(2m−3)番目、(2m−5)番目、・・・1番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第2電極16は、(2m)番目、(2m−2)番目、(2m−4)番目、・・・2番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第2電極16に電気的にそれぞれ接続されている。ここで、mの値は式:m=n/2により定義される。nが4以上である場合、(2m−2)番目、(2m−4)番目、・・・2番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第1電極15が、(2m−1)番目、(2m−3)番目、・・・3番目のパイプ形状の熱発電デバイス81の第1電極15に電気的に接続される。
図22に示されるように、パイプ形状の熱発電デバイス81には、軸方向に沿って溝19が形成され得る。溝19は中空であり得るが、溝19には必要に応じて絶縁体が充填され得る。溝19の角度θ3は1度以上10度以下が好ましい。
(実施例)
以下の実施例に言及しながら、本発明をさらにより詳細に説明する。
(実施例1A)
以下の表1に従って、図9に示されるパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。
Figure 2012014366
パイプ形状の熱発電デバイス81の各端部はナットにより締め付けられた。当該ナットおよび第1電極15の間にはインコネル製のバネが挿入された。パイプ形状の熱発電デバイス81は当該バネにより軸方向に圧縮されながら、管状の炉の中に入れられた。パイプ形状の熱発電デバイス81は500℃で2時間、加熱された。
加熱後、パイプ形状の熱発電デバイス81を室温まで冷却した。このようにして、7ミリメートルの外径、4ミリメートルの内径、および700ミリメートルの長さを有するパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。
図12に示されるように、得られたパイプ形状の熱発電デバイス81を20℃の温度を有する冷水83に浸漬した。内部貫通孔18に流量10リットル/分で80℃の温度を有する温水84を循環させた。結果を表2に示す。
最大発電電力は、以下の式により算出された。
最大発電電力の値=((電極間の開放電圧)/2)/(電極間の電気抵抗値)
ここで、開放電圧は、温度差を印加し、かつ電流を流さない状態で電極間に生じる電圧である。
電気抵抗値は、以下のように求められる。
まず、温度差を印加しない状態で電極間に定電流が流され、電極間に生じる電圧を測定する。
次に、測定された電圧が当該定電流の値で除算され、電気抵抗値を算出する。
(実施例1B〜1E)
θ1=θ2=5、10、30、または45としたこと以外は、実施例1Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例2A〜2I)
T1:T2の比を表3に示すように変化させたこと以外は、実施例1Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例3A)
以下の表4に従って、実施例1Aの場合と同様に、図19に示されるような900ミリメートルの長さを有するパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。結果を表5に示す。
Figure 2012014366
(実施例3B〜3E)
θ1=θ2=5、10、30、または45としたこと以外は、実施例3Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例4A〜4I)
T1:T2の比を表6に示すように変化させたこと以外は、実施例3Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例5A)
以下の表7に従って、実施例1Aの場合と同様に、図9に示されるパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。結果を表8に示す。
Figure 2012014366
(実施例5B〜5E)
θ1=θ2=5、10、30、または45としたこと以外は、実施例5Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例6A〜6I)
T1:T2の比を表9に示すように変化させたこと以外は、実施例5Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例7A)
以下の表10に従って、実施例1Aの場合と同様に、図9に示される300ミリメートルの長さを有するパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。結果を表11に示す。
Figure 2012014366
(実施例7B〜7E)
θ1=θ2=5、10、30、または45としたこと以外は、実施例7Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例8A〜8I)
T1:T2の比を表12に示すように変化させたこと以外は、実施例7Aと同一の実験を行った。表12は結果を示す。
Figure 2012014366
(実施例9A)
以下の表13に従って、実施例1Aの場合と同様に、図9に示される300ミリメートルの長さを有するパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。結果を表14に示す。
Figure 2012014366
(実施例9B〜9E)
θ1=θ2=5、10、30、または45としたこと以外は、実施例9Aと同一の実験を行った。
Figure 2012014366
(実施例10A〜10I)
T1:T2の比を表15に示すように変化させたこと以外は、実施例9Aと同一の実験を行った。表15は結果を示す。
Figure 2012014366
本発明は、新規なパイプ形状の熱発電デバイスを提供する。

Claims (24)

  1. パイプ形状の熱発電デバイスであって、以下を具備する:
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔;
    金属からなる複数の第1カップ状部材;
    熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材;
    第1電極;および
    第2電極、
    ここで、
    前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は、前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
    前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
    各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されている。
  2. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。
  3. 請求項2の熱発電デバイスであって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、またはアルミである。
  4. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    前記熱電変換材料は、Bi、BiTe、またはPbTeである。
  5. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    前記熱電変換材料は、SbまたはSeを含有する、BiTeである。
  6. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    各第1カップ状部材の第1外面は、前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接しており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面は、前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接している。
  7. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    各第1カップ状部材の第1外面および前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダが供給されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面および前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダが供給されている。
  8. 請求項1の熱発電デバイスであって、以下の数式が充足される:
    5度≦θ1≦45度
    5度≦θ2≦45度、および
    θ1=θ2
    ここで、
    θ1は、前記第1カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第1カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表し、そして
    θ2は、前記第2カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第2カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表す。
  9. 請求項1の熱発電デバイスであって、さらに管状のジャケットを具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスは、前記管状のジャケットの内部に挿入される。
  10. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    前記内部貫通孔の周囲には絶縁性の内壁が配置されている。
  11. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの周囲には絶縁性の外壁が配置されている。
  12. 複数のn本のパイプ形状の熱発電デバイスを具備する熱発電体であって、ここで
    nは2以上の自然数であり、
    各パイプ形状の熱発電デバイスは、請求項1の熱発電デバイスであって、
    第1のパイプ形状の熱発電デバイスの断面積が最も小さく、
    n番目のパイプ形状の熱発電デバイスの断面積が最も大きく、そして
    (n−1)番目のパイプ形状の熱発電デバイスの外面は、絶縁層を介して、n番目のパイプ形状の熱発電デバイスの内面に密着されている。
  13. 請求項12の熱発電体であって、ここで
    各第1電極は互いに電気的に接続され、
    各第2電極は互いに電気的に接続され、そして
    前記複数のn本のパイプ形状の熱発電デバイスが電気的に並列に接続されている。
  14. 請求項12の熱発電体であって、
    (2m−1)番目、(2m−3)番目、(2m−5)番目、・・・および1番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第2電極は、(2m)番目、(2m−2)番目、(2m―4)番目、・・・および2番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第2電極に電気的にそれぞれ接続されており、
    nは3以上の奇数であり、
    mの値は式:m=(n−1)/2により定義され、
    (2m)番目、(2m−2)番目、(2m−4)番目、・・・および2番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第1電極が、(2m+1)番目、(2m−1)番目、(2m−3)番目、・・・、および3番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第1電極に電気的にそれぞれ接続されており、そして
    前記複数のn本のパイプ形状の熱発電デバイスが電気的に直列に接続されている。
  15. 請求項12の熱発電体であって、
    (2m−1)番目、(2m−3)番目、(2m−5)番目、・・・1番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第2電極は、(2m)番目、(2m−2)番目、(2m−4)番目、・・・2番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第2電極に電気的にそれぞれ接続されており、
    ここで、nは偶数であり、
    mの値は式:m=n/2により定義され、
    nが4以上である場合、(2m−2)番目、(2m−4)番目、・・・2番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第1電極が、(2m−1)番目、(2m−3)番目、・・・3番目のパイプ形状の熱発電デバイスの第1電極に電気的に接続されており、そして
    前記複数のn本のパイプ形状の熱発電デバイスが電気的に直列に接続されている。
  16. 請求項1の熱発電デバイスであって、
    軸方向に沿って溝が形成されている。
  17. パイプ形状の熱発電デバイスを用いて電気を発生させる方法であって、以下の工程を具備する:
    請求項1に記載のパイプ形状の熱発電デバイスを用意する工程(a);および
    前記内部貫通孔およびパイプ形状の熱発電デバイスの外面の間に温度差を印加して、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b)。
  18. 熱発電体を用いて電気を発生させる方法であって、以下の工程を具備する:
    請求項13に記載の熱発電体を用意する工程(a)、および
    前記第1のパイプ形状の熱発電デバイスの内部貫通孔および熱発電体の外表面の間に温度差を印加して、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b)。
  19. 熱発電体を用いて電気を発生させる方法であって、以下の工程を具備する:
    請求項14に記載の熱発電体を用意する工程(a)、および
    前記第1のパイプ形状の熱発電デバイスの内部貫通孔および熱発電体の外表面の間に温度差を印加して、前記第1のパイプ形状の熱発電デバイスの前記第1電極および前記n番目のパイプ形状の熱発電デバイスの前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b)。
  20. 熱発電体を用いて電気を発生させる方法であって、以下の工程を具備する:
    請求項15に記載の熱発電体を用意する工程(a)、および
    前記第1のパイプ形状の熱発電デバイスの内部貫通孔および熱発電体の外表面の間に温度差を印加して、前記第1のパイプ形状の熱発電デバイスの前記第1電極および前記n番目のパイプ形状の熱発電デバイスの前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b)。
  21. パイプ形状の熱発電デバイスを製造する方法であって、以下の工程を具備する:
    複数の第1カップ状部材および複数の第2カップ状部材を交互に繰り返し配置し、内部貫通孔を具備するパイプを形成する工程(a)、
    ここで、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第1カップ状部材の第1外面が隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入され、
    各第1カップ状部材の第1内面が隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入され、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成され;そして
    前記パイプの一端および他端にそれぞれ第1電極および第2電極を設け、パイプ形状の熱発電デバイスを形成する工程(b)。
  22. 請求項21の方法であって、
    工程(a)において、
    各第1カップ状部材の第1外面が隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接し、かつ
    各第1カップ状部材の第1内面が隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接する。
  23. 請求項21の方法であって、
    工程(a)において、
    各第1カップ状部材の第1内面が隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に向かい合い、かつ
    各第1カップ状部材の第1内面が隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に向かい合い、
    前記方法は、さらに、以下を具備する:
    各第1カップ状部材の第1外面および隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダを供給する工程(c)、および
    各第1カップ状部材の第1内面および隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダを供給する工程(d)。
  24. 請求項23の方法であって、
    工程(c)および工程(d)は同時に行われる。
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