JP3162130U - フッ素樹脂のパイプジョイント - Google Patents
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Abstract
【課題】製造時間の短縮と品質の安定性が向上するフッ素樹脂のパイプジョイントの構造を提供する。【解決手段】基部11は一定の厚みを具有し、該基部端面の軸方向に複数の交差しない穴112を設置し、全ての穴にちょうど一つずつのパイプ10が対応して挿入することができる。該穴に挿入するパイプ10の端部は基部11の端面111と揃う。また、該穴に挿入するパイプの外壁と穴の内壁は着実に接触し、溶接して一体となる。フッ素樹脂で作られたパイプジョイント1は素晴らしい耐熱性や耐蝕性及び高い清浄性などを具有する。【選択図】図1
Description
本考案はフッ素樹脂のパイプジョイントの構造に関し、特に熱交換の環境にある設備端末に接続するパイプジョイントに応用する構造に関する。
フッ素樹脂は素晴らしい耐熱性や耐蝕性及び高い清浄性などを具有するため、液体薬品を送るパイプ及び熱交換などの作業環境など、半導体或いは高純度な化学品の製造過程に応用するのに大変適している。熱交換パイプとするには、フッ素樹脂材料の熱伝学係数が一般の金属より低いなどの要素を考慮し、特に設備端末に使用するパイプジョイントは、設備端末のニーズによって生じる製造時の困難に対応するために、パイプの包容面積を大きくし、パイプの数量も増やさなければいけない。複数のパイプが形成するパイプジョイントを統合するために、一般的な製造方法は、まず隣り合う複数のパイプの外壁を溶接して束にし、同様に溶接によって、一つの外枠と接続してジョイントの形に形成する。前述のように、熱交換パイプの容積が大きいため、従来の人工による溶接技術を用いてジョイントを完成するには、製造時間がかかる上に、品質が安定しないなどの憂いがあるため、更なる改善が必要であった。
前記従来技術の欠点を解決するため、本考案は製造時間を短縮し、製品の安定性をアップするフッ素樹脂のパイプジョイントを提供することを主な課題とする。
前記目的を解決するために、本考案はフッ素樹脂のパイプジョイントを提供する。本考案のパイプジョイントは複数の熱交換パイプ及び一つの基部を含む。該基部は一定の厚みを具有し、該基部端面の軸方向に複数の交差しない穴を設置し、全ての穴にちょうど一つずつのパイプが対応して挿入することができる。該穴に挿入するパイプの端部は基部の端面と揃う。また、該穴に挿入するパイプの外壁と穴の内壁は着実に接触し、溶接して一体となる。
本考案は下記の特徴を有する。
(1)熱交換パイプ及び基部を含み、
該基部は一定の厚みを具有し、該基部端面の軸方向に複数の交差しない穴を設置し、全ての穴にちょうど一つずつのパイプが対応して挿入することができ、該穴に挿入するパイプの端部は基部の端面と揃い、及び、
該穴に挿入するパイプの外壁と穴の内壁は着実に接触し、溶接して一体となることを特徴とするフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(2)前記パイプはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することを特徴とする(1)記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(3)前記基部は一種のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)或いは、改質ポリテトラフルオロエチレン、或いはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することを特徴とする(1)記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(4)前記基部のパイプを片方向の流動方向に配置することを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(5)前記基部のパイプを多方向の流動方向に配置することを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
本考案は下記の特徴を有する。
(1)熱交換パイプ及び基部を含み、
該基部は一定の厚みを具有し、該基部端面の軸方向に複数の交差しない穴を設置し、全ての穴にちょうど一つずつのパイプが対応して挿入することができ、該穴に挿入するパイプの端部は基部の端面と揃い、及び、
該穴に挿入するパイプの外壁と穴の内壁は着実に接触し、溶接して一体となることを特徴とするフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(2)前記パイプはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することを特徴とする(1)記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(3)前記基部は一種のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)或いは、改質ポリテトラフルオロエチレン、或いはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することを特徴とする(1)記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(4)前記基部のパイプを片方向の流動方向に配置することを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
(5)前記基部のパイプを多方向の流動方向に配置することを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
本考案の効果は下記の3点が挙げられる:
一、フッ素樹脂で作られたパイプジョイントは素晴らしい耐熱性や耐蝕性及び高い清浄性などを具有するため、液体薬品を送るパイプ及び熱交換などの作業環境など、半導体或いは高純度な化学品の製造過程に応用するのに大変適している。
二、本考案のパイプジョイント構造は、効率をアップし、生産能力を増強することができる。従来技術の溶接を用いてパイプを接続する技術と比べると、更に人工の技術により瑕疵及び、作業アクシデントの発生率を減らし、安定した品質を確保することができる。
三、本考案のパイプジョイント構造は、設備端末のパイプのニーズに合わせ、異なるパイプ直径及びパイプ数量を分布することができる。或いは流動方向を片方向或いは多方向にコントロールできる配置にすることで応用範囲を増やす。
一、フッ素樹脂で作られたパイプジョイントは素晴らしい耐熱性や耐蝕性及び高い清浄性などを具有するため、液体薬品を送るパイプ及び熱交換などの作業環境など、半導体或いは高純度な化学品の製造過程に応用するのに大変適している。
二、本考案のパイプジョイント構造は、効率をアップし、生産能力を増強することができる。従来技術の溶接を用いてパイプを接続する技術と比べると、更に人工の技術により瑕疵及び、作業アクシデントの発生率を減らし、安定した品質を確保することができる。
三、本考案のパイプジョイント構造は、設備端末のパイプのニーズに合わせ、異なるパイプ直径及びパイプ数量を分布することができる。或いは流動方向を片方向或いは多方向にコントロールできる配置にすることで応用範囲を増やす。
本考案のフッ素樹脂のパイプジョイントは素晴らしい耐熱性や耐蝕性及び高い清浄性などを具有するため、液体薬品を送るパイプや熱交換が必要な作業環境、半導体或いは高純度な化学品の製造過程に使用するのに適するほか、本考案の構造は、効率をアップし、生産能力を増強することができ、安定した品質を確保することができる。また、流動方向を片方向或いは多方向にコントロールできる配置にすることで応用範囲を増やす。
本考案によるフッ素樹脂のパイプジョイントの構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。図1及び図2に示すように、本考案のパイプジョイント1は主に熱交換パイプ10及び一つの基部1を含む。
前記複数のパイプ10は一種のフッ素樹脂の材料で作られたものであり、ベスト材料はペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)である。
前記基部11は一種のフッ素樹脂で作られ、ベスト材料はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)或いは、改質ポリテトラフルオロエチレン、或いはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することができる。一定の厚みが必要であり、該形状は設備端末に接続できるものとする。該基部11端面111の軸方向に複数の交差しない穴112を設置し、全ての穴112にちょうど一つずつのパイプ10が対応して挿入することができる。また、該穴112に挿入するパイプ10の外壁と穴112の内壁はしっかりと接触し、且つ出っ張ることなく、穴112に挿入するパイプ10の端部は基部11の端面111と揃う。
本考案のパイプジョイント1の製作工程は図2及び下記の実施方法を参考する。
1、フッ素樹脂材料で基部11を製作し、選定したパイプ10の直径に基づき、基部11の端面111に複数の交差しない穴112を加工する。
2、フッ素樹脂を用いて複数のパイプ10を製造する。
3、製造した全てのパイプ10の片端部101を基部11の穴112に挿入し、加熱金型を用いて定位置する。
4、金型による定位置と、330度以上に加熱することにより、基部11の穴112の内壁とパイプ10の挿入端の外壁を溶接した後、室温にまで温度を下げてから、金型を外して製品を取り出し、品質チェックを行う。
1、フッ素樹脂材料で基部11を製作し、選定したパイプ10の直径に基づき、基部11の端面111に複数の交差しない穴112を加工する。
2、フッ素樹脂を用いて複数のパイプ10を製造する。
3、製造した全てのパイプ10の片端部101を基部11の穴112に挿入し、加熱金型を用いて定位置する。
4、金型による定位置と、330度以上に加熱することにより、基部11の穴112の内壁とパイプ10の挿入端の外壁を溶接した後、室温にまで温度を下げてから、金型を外して製品を取り出し、品質チェックを行う。
本考案のパイプジョイント構造は、前記の方法で製造すると、効率がアップし、生産能力を増強することができる。従来技術の溶接を用いてパイプを接続する技術と比べると、更に人工の技術により瑕疵及び、作業アクシデントの発生率を減らし、安定した品質を確保することができる。更に図3−1及び図3−2に示すように、設備端末のパイプのニーズに合わせ、異なるパイプ直径及びパイプ数量を分布することができる。或いは図4−1及び図4−2に示すように、流動方向を片方向にコントロールする、或いは図5−1及び図5−2に示すように、流動方向を多方向にコントロールするよう配置することで、応用範囲を増やす。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 パイプジョイント
10 パイプ
101 パイプの片端部
11 基部
111 基部の端面
112 穴
10 パイプ
101 パイプの片端部
11 基部
111 基部の端面
112 穴
Claims (5)
- 熱交換パイプ及び基部を含み、
該基部は一定の厚みを具有し、該基部端面の軸方向に複数の交差しない穴を設置し、全ての穴にちょうど一つずつのパイプが対応して挿入することができ、該穴に挿入するパイプの端部は基部の端面と揃い、及び、
該穴に挿入するパイプの外壁と穴の内壁は着実に接触し、溶接して一体となることを特徴とするフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。 - 前記パイプはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することを特徴とする請求項1記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
- 前記基部は一種のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)或いは、改質ポリテトラフルオロエチレン、或いはペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)を使用することを特徴とする請求項1記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
- 前記基部のパイプを片方向の流動方向に配置することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
- 前記基部のパイプを多方向の流動方向に配置することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のフッ素樹脂のパイプジョイントの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003959U JP3162130U (ja) | 2010-06-10 | 2010-06-10 | フッ素樹脂のパイプジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010003959U JP3162130U (ja) | 2010-06-10 | 2010-06-10 | フッ素樹脂のパイプジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3162130U true JP3162130U (ja) | 2010-08-19 |
Family
ID=54864977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010003959U Expired - Lifetime JP3162130U (ja) | 2010-06-10 | 2010-06-10 | フッ素樹脂のパイプジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3162130U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI823827B (zh) * | 2023-07-24 | 2023-11-21 | 上品綜合工業股份有限公司 | 一種氟樹脂薄膜蒸餾裝置之製造方法、修補方法及其成品 |
-
2010
- 2010-06-10 JP JP2010003959U patent/JP3162130U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI823827B (zh) * | 2023-07-24 | 2023-11-21 | 上品綜合工業股份有限公司 | 一種氟樹脂薄膜蒸餾裝置之製造方法、修補方法及其成品 |
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