JPWO2012008156A1 - シール装置及び搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の分解を不要とすることで、作業者による労力、時間及びコストを減らすことができ、また、動力源の無駄なエネルギーの消費を抑制することができるシール装置及び搬送装置を提供すること。【解決手段】作業者は、調整ネジ7を押圧リング9の上面に当接させながら調整ネジ7を下降させて押圧リング9を下降させる。これにより、押圧リング9がシールリング13を押圧し、シールリング13がつぶれるように作用する。このようにしてシールリング13の所期のシール性が確保された後、作業者は固定ネジ6によりカバー8に対して押圧リング9を固定する。これにより、シールリング13のシール力を適切に調整することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば回転軸に適用されるシール装置及びこれを備えた搬送装置に関する。
気密な環境を維持する真空チャンバ内に設けられた機械や部品等を回転させるための装置は、その動力源となるモータが大気圧下に配置される場合、その回転軸部分にシール機能を備えている。
特許文献1に記載の真空シールユニットでは、気密室に設けられた作業テーブルに回転軸が接続され、その回転軸はOリングをそれぞれ備えた複数のスリーブにより回転可能に支持される。このような機構により回転軸を回転可能としつつ気密室内が気密に保たれる(例えば、特許文献1の明細書段落[0024]、図1参照)。
特許文献2に記載の真空シール機構は、回転軸に適用されるシール機構ではないが、真空装置の管、ポンプ、弁等を互いに連結するときに継手として用いられるフランジにOリングが設けられた構造が開示されている。例えばそれらのフランジ同士はボルトにより接続されて固定される(例えば、特許文献2の明細書段落[0002]、図3参照)。
特開平11−108196号公報 特開平5−306775号公報
特許文献1のような真空シールユニットでは、その回転軸とOリング等のシール部材とが接触しているため、真空シールユニットの継続使用によりシール部材が磨耗し、緊迫力が低下する。こうしたシール部材の磨耗による劣化を防ぐため、定期的にシール部材の交換が必要になり、そのたびに装置を部品ごとに分解しなければならない。したがって、作業者による労力及び時間が必要であり、そのコストも必要である。また、高真空で用いられるシール部材は高価であるためコストがさらに増大する。
また、このようにシール部材がある程度磨耗してもシール性能を発揮できるように、予め、シール部材を介しての回転軸とシール部材との接触力を高めておく方法もある。しかしながら、この場合、摺動抵抗が高くなり、例えば回転軸を回転させる動力源の動力を、予め高めに設定しておかなければならない。したがってこの場合、無駄なエネルギー及びコストがかかる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、シール部材の長寿命化を図ることで、装置の分解を不要とし、作業者による労力、時間及びコストを減らすことができ、また、動力源の無駄なエネルギーの消費を抑制することができるシール装置及びこれを備えた搬送装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るシール装置は、回転軸と、シール部材と、調整部材とを具備する。
前記シール部材は、前記回転軸に接触して設けられている。
前記調整部材は、前記回転軸との間で前記シール部材を挟み込み、前記回転軸との相対的位置が調整されることで、前記シール部材に加えられる力を調整する。
本発明に係る搬送装置は、回転軸と、シール部材と、調整部材と、シール部材と、調整部材と、アーム機構とを具備する。
前記シール部材は、前記回転軸に接触して設けられている。
前記調整部材は、前記回転軸との間で前記シール部材を挟み込み、前記回転軸との相対的位置が調整されることで、前記シール部材に加えられる力を調整する。
前記アーム機構は、前記回転軸に接続され、被搬送物を搬送する。
本発明によれば、装置の分解を不要とすることで、作業者による労力、時間及びコストを減らすことができ、また、動力源の無駄なエネルギーの消費を抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシール装置を示す断面図である。 図2は、図1に示すシール装置を示す平面図である。 図3は、シールリングのシール力の調整工程を示す図である。 図4は、シールリングのシール力の調整工程を示す図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係るシール装置を示す断面図である。 図6は、上記第2の実施形態に係る2軸のシール装置が適用された基板搬送装置を示す平面図である。
本発明の一形態に係るシール装置は、回転軸と、シール部材と、調整部材とを具備する。
前記シール部材は、前記回転軸に接触して設けられている。
前記調整部材は、前記回転軸との間で前記シール部材を挟み込み、前記回転軸との相対的位置が調整されることで、前記シール部材に加えられる力を調整する。
本形態では、シール装置の使用によりシール部材が磨耗しても、回転軸と調整部材との間に配置されたシール部材に加えられる力が調整されることで、シール力を適切に調整することができる。これにより、シール部材の寿命が延び、シール性能が低下するたびに作業者が装置を分解してシール部材を交換する必要がなくなる。したがって、作業者による労力、時間及びコストを減らすことができる。また、調整部材により、シール部材と回転軸との接触力を適宜適切に保つことができるので、従来のように予めその接触力を高く設定する必要もなくなる。これにより、動力源の動力を予め高めに設定しておく必要がなくなり、無駄なエネルギーの消費を抑えることができる。
前記回転軸は、前記調整部材との間で前記シール部材を保持するフランジを有してもよい。このような構成によれば、フランジに潤滑材を溜めやすくすることができる。例えば、回転軸方向が実質的に重力方向に沿うような姿勢でシール装置が設置される場合、フランジは実質的に水平方向に回転軸の本体から突出して設けられる。したがって、この場合、フランジに潤滑材を溜めやすくすることができ、シール部材の磨耗速度を減らすことができる。
前記シール装置は、ハウジングと、装着部材と、調整ネジとをさらに具備してもよい。前記ハウジングは、前記回転軸を回転可能に支持する。前記装着部材は、前記ハウジングに装着されている。前記調整ネジは、前記装着部材に螺着可能であり前記調整部材に接触可能である。これにより、例えば作業者が調整ネジを締めたり緩めたりすることで、調整ネジが調整部材に接触して装着部材に対して調整部材を移動させる。これにより、調整部材と回転軸と間のシール部材に加えられる力を容易に調整することができる。
前記ハウジングは、前記回転軸と同軸で回転可能に設けられた別の回転軸であってもよい。このように複数の同軸で回転する回転装置にも本シール装置を適用することができる。この場合、別の回転軸と調整部材とは一体的に回転し、中心(内側)に配置された回転軸は、それら別の回転軸及び調整部材と相対的に回転可能に構成される。
本発明の一形態に係る搬送装置は、回転軸と、シール部材と、調整部材と、アーム機構とを具備する。
前記シール部材は、前記回転軸に接触して設けられている。
前記調整部材は、前記回転軸との間で前記シール部材を挟み込み、前記回転軸との相対的位置が調整されることで、前記シール部材に加えられる力を調整する。
前記アーム機構は、前記回転軸に接続され、被搬送物を搬送する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシール装置を示す断面図である。図2は、このシール装置100を示す平面図である。以下の説明では、回転軸方向を上下方向として説明する。
シール装置100は、円筒状のハウジング2と、このハウジング2内に設けられた回転軸3とを備えている。ハウジング2の内周面には、回転軸3を支持する軸受4が取り付けられており、ハウジング2はこの軸受4を介して回転軸3を回転可能に支持する。
また、シール装置100は、ハウジング2の上部に装着される装着部材としてのカバー8と、このカバー8に接続され、回転軸3の外周に設けられた調整部材としての押圧リング9とを備える。カバー8は、中央部に設けられた貫通穴8aを有し、この貫通穴8aを介して回転軸3の一部がハウジング2の外部へ露出している。なお、回転軸3は中空構造であってもよい。
カバー8とハウジング2とは複数のボルト5により固定されている。例えばカバー8の外周寄りの位置でカバー8の表面側からボルト5が挿入されて両者が固定される。また、カバー8と押圧リング9とは複数の固定ネジ6により固定することが可能となっている。例えば、押圧リング9の外周寄りの位置でカバー8の表面側から複数の固定ネジ6が挿入されて両者が固定される。
図1に示すように、押圧リング9の外周面及び内周面には外周溝9a及び内周溝9bがそれぞれ形成されている。これら外周溝9a及び内周溝9bに大径Oリング11及びこれより小さい径を持つ小径Oリング12がそれぞれ嵌め込まれている。大径Oリング11により、押圧リング9の外周面とハウジング2の内周面との間がシールされている。また、小径Oリング12により、押圧リング9の内周面と回転軸3の外周面との間がシールされている。
回転軸3の所定の位置にはフランジ31が形成されている。シール部材としてのシールリング13が、このフランジ31及び押圧リング9に接触して挟み込まれるようにして保持されている。具体的には、このフランジ31上に設けられた円形の溝31aと、押圧リング9の下面に形成された円形の溝9cとの間にシールリング13が嵌め込まれている。シールリング13は、小径Oリング12と同様に、回転軸3及び押圧リング9の間をシールするものである。本実施形態では、シールリング13の直径は、大径Oリング11の直径より小さく、小径Oリング12の直径より大きい。
これらの大径Oリング11、小径Oリング12及びシールリング13には潤滑油が供給される。例えばハウジング2や押圧リング9に形成された図示しない油路を通じて、外部からこれらリング11、12及び13に潤滑油が供給される。
ハウジング2の外周面も図示しないシール部材によってシールされている。これらの大径Oリング11、小径Oリング12及びシールリング13等により、図1中、押圧リング9より上側の領域と、押圧リング9より下側の領域とで、気圧の異なる領域を形成することができる。典型的には、例えばこのシール装置100が後述するように搬送機構に適用される場合、図1中、押圧リング9より下側の領域が大気圧領域となり、押圧リング9より上側の領域が真空領域となる。しかしながら、分けられる2つの領域がそれぞれ気体の領域である場合に限られず、例えば2つの領域が気体の領域と液体の領域とがシール装置によってシールされてもよい。
カバー8には調整ネジ穴8bが設けられている。図2に示すように、調整ネジ穴8bはカバー8に円周状に複数設けられている。この調整ネジ穴8bには、調整ネジ7が螺着されるようになっており、この調整ネジ7の先端(下端)が押圧リング9の上面に当接可能となっている。すなわち、調整ネジ7により、押圧リング9の、回転軸3のフランジ31に対する相対的な高さ位置が調整され、これによりシールリング13に加えられる力が調整される。
調整ネジ穴8bは、シールリング13が配置される位置(押圧リング9の溝9cやフランジ31の溝31aが配置される位置)から、実質的に回転軸3の軸方向で並ぶ位置に配置されている。これにより、調整ネジ7とシールリング13との間の距離を最小にすることができる。したがって、調整ネジ7から押圧リング9を介してシールリング13へ効率的に力を加えることができ、すなわち調整ネジ7の最小の締結力でシールリング13を押圧することができる。
なお、カバー8は肉厚部8cを有し、この肉厚部8cが押圧リング9の凹部9dに嵌め込まれるように、カバー8が押圧リング9に装着されている。
回転軸3の下部には図示しない動力源としてモータが接続されている。モータは、図示しない回転伝達機構を介して回転軸3の下部に接続される場合もある。回転伝達機構としては、ベルト及びプーリ、あるいはギア等の公知の機構が用いられる。
以上のように構成されたシール装置100は、搬送装置、その他の処理装置に応用される。搬送装置は、例えば半導体デバイス、液晶デバイス、太陽電池デバイス等の製造設備で用いられる、図示しない公知のアーム機構を有する基板搬送装置である。この場合、回転軸3がアームの肩部の回転軸として利用される。
シール装置100が、上記のその他の処理装置に適用される場合、上記各種デバイスの製造工程の塗布液の塗布工程において用いられるスピンコータ等に適用され得る。スピンコータに限られず、例えば処理された基板を検査する検査装置にもシール装置が適用され得る。
以上のように構成されたシール装置100のシールリング13のメンテナンス方法について説明する。
図1は、シールリング13の磨耗がほとんどない、シール装置100の初期状態を示している。シール装置100が所定の期間の使用された後、作業者は、固定ネジ6を取り外し、調整ネジ7の位置を調整することにより押圧リング9の位置を調整する。具体的には、図3に示すように、作業者は、調整ネジ7を押圧リング9に当接させながら調整ネジ7を下降させて押圧リング9を下降させる。これにより、押圧リング9がシールリング13を押圧し、シールリング13がつぶれるように作用する。このようにしてシールリング13の所期のシール性が確保された後、作業者は固定ネジ6(図1参照)によりカバー8に対して押圧リング9を固定する。
このようなメンテナンス作業により、シール装置100が所定の期間使用されてシールリング13が磨耗した場合であっても、シールリング13のシール性能を回復させることができる。
この後、さらにシール装置100が所定期間使用された場合、図4に示すように作業者は同様のメンテナンスを繰り返せばよい。
以上のように、回転軸3と押圧リング9との間に配置されたシールリング13に加えられる力が調整されることで、シールリング13のシール力を適切に調整することができる。これにより、シール部材の寿命が延び、シール性能が低下するたびに作業者が装置を分解してシールリング13を交換する必要がなくなる。したがって、作業者による労力、時間及びコストを減らすことができる。また、押圧リング9により、シールリング13と回転軸3との接触力を適宜適切に保つことができるので、従来のように予めその接触力を高く設定する必要もなくなる。これにより、動力源の動力を予め高めに設定しておく必要がなくなり、無駄なエネルギーの消費を抑えることができる。
本実施形態では、作業者が調整ネジ7を締めたり緩めたりすることで、調整ネジ7が押圧リング9に接触してカバー8に対して押圧リング9を移動させる。これにより、押圧リング9と回転軸3と間のシールリング13に加えられる力を容易に調整することができる。
本実施形態では、シールリング13は、回転軸3のフランジ31と押圧リング9との間に設けられている。従来では小径Oリング12のみで回転軸3周りをシールする構成があった。本実施形態に係るシール装置100によれば、小径Oリング12が配置される部分に比べ、シールリング13が配置される部分であるフランジ31に潤滑油を溜めやすくすることができる。本実施形態のように、回転軸方向が実質的に重力方向に沿うような姿勢でシール装置100が設置される場合、フランジ31に潤滑材を溜めやすくすることができ、シールリング13の磨耗速度を減らすことができる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係るシール装置を示す断面図である。これ以降の説明では、図1等に示した実施形態に係るシール装置100が含む部材や機能等について同様のものは説明を簡略化または省略し、異なる点を中心に説明する。
この実施形態に係るシール装置200は、同軸で2軸の回転軸3及び33を備え、すなわち外側回転軸33及び内側回転軸3を備えている。中空に形成された外側回転軸33内に、内側回転軸3が回転可能に配置されている。外側回転軸33は、円筒状のハウジング32内で軸受34により回転可能に支持されている。内側回転軸3と外側回転軸33との間には小径の押圧リング9が配置され、内側回転軸3とこの小径押圧リング9との間には小径のシールリング13が配置されている。
小径押圧リング9は、上記第1の実施形態における押圧リング9と同様の機能を有する。
外側回転軸33とハウジング32との間には、大径の押圧リング39が配置されている。大径押圧リング39は、固定ネジ36によりハウジング32に接続、固定されている。また、外側回転軸33とこの大径押圧リング39との間には大径のシールリング43が配置されている。また、外側回転軸33にもフランジ331が形成され、このフランジ331に大径シールリング43が設けられている。
大径押圧リング39は、ハウジング32に上部に設けられた調整ネジ穴32bから挿入された調整ネジ37により、上下動が可能となっている。これにより大径シールリング43に加えられる力を調整することができ、大径シールリング43が磨耗しても、所期のシール性能を発揮することができる。
内側回転軸3及び外側回転軸33の下部には、図示しないモータ(あるいは、回転伝達機構を介してモータ)がそれぞれ接続され、内側回転軸3及び外側回転軸33が独立して駆動されるようになっている。
このように2軸のシール装置200に限られず、3軸以上のシール装置であっても、押圧リング及びシールリングをその分増やすことによりシール装置を実現可能である。
図6は、第2の実施形態に係る2軸のシール装置200が適用された基板搬送装置を示す平面図である。この基板搬送装置20は、被搬送物を保持するハンド26を有するアーム機構25と、アーム機構25を駆動する駆動装置210とを備える。この駆動装置210にシール装置200が適用される。シール装置200の内側回転軸3が、例えばアーム機構25の肩部に回転可能に接続され、公知のようにアーム機構25のアーム部が伸縮可能に構成される。また、シール装置200の外側回転軸33が、アーム機構25の全体を旋回させる旋回台40に接続、固定され、公知のようにアーム機構25全体が旋回可能となる。
基板搬送装置として図6に示した形態に限られず、アーム部に平行リンクを用いた搬送装置、あるいは、複数のアーム機構を備える搬送装置にも、シール装置200を適用可能である。
2軸のシール装置200は、このように搬送装置に適用される形態に限られず、上記したように他の処理装置にも適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明に係る実施形態は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態が実現される。
上記各実施形態では、小径Oリング12が設けられていたが、小径Oリング12がない構造であってもよい。すなわち、回転軸3と押圧リング9との間はシールリング13のみでシールされる構造であってもよい。
上記第1の実施形態に係るシール装置100では、回転軸3にシールリング13が設けられたフランジ31が形成された。しかし、フランジ31のような部分に限られず、回転軸3が、第1の直径を有する部分と、それより大きい第2の直径を有する部分とを有し、その第2の直径を有する部分と、押圧リング9との間の領域にシールリング13が配置されている構造であれば、何でもよい。例えばその第2の直径を有する部分の、押圧リング9と対面する面がテーパ面(断面で見て斜面)であってもよい。第2の実施形態に係るシール装置200も同様である。
上記第1の実施形態では、調整ネジ穴8bは、シールリング13が配置される位置から、実質的に回転軸3方向で並ぶ位置に配置されていた。しかし、このような形態には限られない。例えば、調整ネジ穴8bは図1に示したものよりさらに外周側に配置され、固定ネジ6が調整ネジ穴8bの位置より内周側に配置されてもよい。第2の実施形態に係るシール装置200も同様である。
上記第1の実施形態では、調整ネジ7の先端が押圧リング9の上面に当接して押圧リング9の位置が調整される、といった構成であった。しかし、押圧リング9の上面に調整ネジ7が挿入されるネジ穴が設けられ、これにより押圧リング9の位置が調整されてもよい。第2の実施形態に係るシール装置200も同様である。
上記実施形態では、シール装置100、200が基板搬送装置等として用いられる場合、回転軸が重力方向に沿うような姿勢でシール装置が設置される例を示した。しかし、回転軸が水平方向や斜め方向に沿うような姿勢でシール装置が設置されてもよい。
上記実施形態に係るシールリングとしてOリングが用いられたが、Xリング(断面形状がX形状のリング)が用いられてもよい。
2、32…ハウジング
3…回転軸
7、37…調整ネジ
8…カバー
8b、32b…調整ネジ穴
9、39…押圧リング
9c…溝
13、43…シールリング
20…基板搬送装置
25…アーム機構
31、331…フランジ
31a…溝
33…外側回転軸
34…軸受
100、200…シール装置

Claims (5)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸に接触して設けられたシール部材と、
    前記回転軸との間で前記シール部材を挟み込み、前記回転軸との相対的位置が調整されることで、前記シール部材に加えられる力を調整する調整部材と
    を具備するシール装置。
  2. 請求項1に記載のシール装置であって、
    前記回転軸は、前記調整部材との間で前記シール部材を保持するフランジを有する
    シール装置。
  3. 請求項1または2に記載のシール装置であって、
    前記回転軸を回転可能に支持するハウジングと、
    前記ハウジングに装着された装着部材と、
    前記装着部材に螺着可能であり前記調整部材に接触可能な調整ネジと
    をさらに具備するシール装置。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載のシール装置であって、
    前記ハウジングは、前記回転軸と同軸で回転可能に設けられた別の回転軸である
    シール装置。
  5. 回転軸と、
    前記回転軸に接触して設けられたシール部材と、
    前記回転軸との間で前記シール部材を挟み込み、前記回転軸との相対的位置が調整されることで、前記シール部材に加えられる力を調整する調整部材と
    前記回転軸に接続され、被搬送物を搬送するアーム機構と
    を具備する搬送装置。
JP2012524454A 2010-07-16 2011-07-13 シール装置及び搬送装置 Pending JPWO2012008156A1 (ja)

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