JPWO2011161891A1 - Oadm装置 - Google Patents

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Abstract

光分波機能部71により分波された光信号を光減衰する光減衰部73と、光減衰部73を用いて、光信号に対応する送信ポートのID番号を重畳する変調回路75と、受信ポートを介して受信した光信号の光レベルを検出する光受信検出回路84と、光受信検出回路84により検出された光レベルからID番号を抽出する復調回路85と、復調回路85により抽出されたID番号が、設定したID番号と一致しているかを判定するID番号管理部91と、ID番号管理部91によりID番号が不一致であると判定された場合に、光パッチケーブル14の誤接続を通知する通知部9とを備えた。

Description

この発明は、波長多重伝送技術を用いて光信号を伝送するOADM(Optical Add−Drop Multiplexer)装置において、その装置内で使用する光パッチケーブル接続の監視を行うOADM装置に関するものである。
波長多重伝送(WDM:Wavelength Division Multiplex)技術を用いるOADM装置を使用した波長多重光信号ネットワークでは、現状は数台から十数台程度のOADM装置から構成されるリング内に閉じたパス設定で運用を行っている。しかしながら、実際には、このリングは複数存在し、その複数のリングが数珠つなぎに連なった形で構成されている。そのため、今後は、この複数のリングを跨ぐ、より大きなパス設定で運用を実施する要求が生じており、この目的を実現するための手段として、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Select Switch)が着目されている。
一方、OADMなどの波長多重伝送装置では、光信号の分波を行う光分波部と光信号の合波を行う光合波部との間、光分波部と光合波部とからなる光合分波部と他装置に接続するためのインタフェース部との間などは、光パッチケーブルにより接続されている。しかしながら、この光パッチケーブルの接続作業は、工事作業者による手作業が前提となるため、作業誤りによる誤接続の検出は、迅速な建設や万が一の障害からの復旧時などにおいて、極めて大きな課題であった。
ここで、光合分波部において、波長多重光信号を個別波長に波長分離する、あるいは逆に、個別波長の光信号を波長多重化する場合、光信号の伝送は一方路のみであるため、光分波部の送信ポートと光合波部の受信ポートの対応関係は1対1であり、システムにて事前かつ機械的に決まっている。そのため、工事作業者は、この機械的に決められている2つのポート間に光パッチケーブルを誤りなく接続すれば良い。
このようなOADM装置では、光分波部の送信ポートから送信された光信号の光レベルと、光合波部の受信ポートに受信された光信号の光レベルとを検出・比較することによって、光パッチケーブルの誤接続を検出している。具体的には、まず、例えば送信ポートaと受信ポートaとを光パッチケーブルaを用いて接続した後、この送信ポートaと受信ポートaでの光レベルを検出・比較する。ここで、両者の光レベルが妥当な値である場合には光パッチケーブルaは正常接続であると判定し、妥当な値ではない場合には誤接続であると判定する。次いで、次の送信ポートbと受信ポートbとを光パッチケーブルbを用いて接続をして、この送信ポートbと受信ポートbでの光レベルを検出・比較を行い、光パッチケーブルbの接続状態を判定する。以下同様にして、すべての光パッチケーブルに対して誤接続の検出を行う(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、光合分波部が波長選択スイッチを有する場合には、波長多重光信号を波長毎に波長分離するかしないかを選択することができるため、各ポートに複数本の波長(送信n/受信n)の光信号を伝送するように設定することが可能となる。この設定では任意のポートを指定することが可能であり、光信号を多方路に伝送することが可能になる。したがって、光パッチケーブルを接続するポートが一意に機械的には定まることはなく、上記のような光レベルの検出・比較だけでは、光パッチケーブルの誤接続を検出することができない。
そこで、このような波長選択スイッチを有するOADM装置に対して、光分波部から送信される光信号に光増幅器を用いて送信ポートのID番号を重畳し、光合波部の受信ポートに受信された光信号からID番号を抽出することによって、光増幅器単位で光パッチケーブルの誤接続検出を行っている(例えば特許文献2参照)。
特開2007−57642号公報 特開2004−40241号公報
しかしながら、この特許文献2に開示されるOADM装置では、光増幅器を用いてID番号を重畳しているため、波長を分離する毎にこの光増幅器が必要となり、極めて高価かつ小型化が困難であり、波長単位の制御を行うことは極めて困難であるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、光合分波部の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置においても、安価な方法で光パッチケーブルの誤接続を検出することで、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができるOADM装置を提供することを目的としている。
この発明に係るOADM装置は、光分波機能部により分波された光信号を光減衰する光減衰部と、光減衰部を用いて、光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳する変調回路と、受信ポートを介して受信した光信号の光レベルを検出する光受信検出回路と、光受信検出回路により検出された光レベルからID番号を抽出する復調回路と、復調回路により抽出されたID番号が、設定したID番号と一致しているかを判定するID番号管理部と、ID番号管理部によりID番号が不一致であると判定された場合に、光パッチケーブルの誤接続を通知する通知部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、光分波機能部により分波された光信号を光減衰する光減衰部と、光減衰部を用いて、光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳する変調回路と、受信ポートを介して受信した光信号の光レベルを検出する光受信検出回路と、光受信検出回路により検出された光レベルからID番号を抽出する復調回路と、復調回路により抽出されたID番号が、設定したID番号と一致しているかを判定するID番号管理部と、ID番号管理部によりID番号が不一致であると判定された場合に、光パッチケーブルの誤接続を通知する通知部とを備えたことで、光号分波部の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置においても、安価な方法で光パッチケーブルの誤接続を検出することができ、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができる。
この発明の実施の形態1に係るOADM装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るOADM装置のID番号の重畳を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るOADM装置の基本動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るOADM装置の接続状態判定動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るOADM装置のID番号の重畳を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係るOADM装置のID番号の重畳を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1の構成を示す図である。
OADM装置1は、図1に示すように、受信光増幅部2、信号送信部(TX)3、信号受信部(RX)4、光合分波部5および送信光増幅部6から構成される。
受信光増幅部2は、伝送路101を介して上流のOADM装置(不図示)から受信した波長多重光信号に対して、伝送路101による光レベルの損失に応じて、光増幅を行うものである。この受信光増幅部2により光増幅された波長多重光信号は光パッチケーブル10を介して光合分波部5に送信される。
信号送信部3は、特定の波長の光信号を光パッチケーブル12を介して光合分波部5に送信するものである。なお、信号送信部3では、送信する光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳している。
信号受信部4は、光合分波部5により分波された特定の波長の光信号を光パッチケーブル13を介して受信するものである。なお、信号受信部4では、受信した光信号の光レベルを検出して、ID番号を抽出している。この抽出したID番号は後述するID番号管理部91に送信される。
光合分波部5は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を合分波するものである。この光合分波部5は、光分波部7、光合波部8および装置制御部9から構成される。
光分波部7は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を分波するものである。この光分波部7は、波長選択スイッチ(WSS、光分波機能部)71、第1可変光減衰部(VOA)72、第2可変光減衰部(VOA)73、減衰部制御回路74および変調回路75から構成される。
波長選択スイッチ71は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を各波長の光信号に分波し、特定波長(波長a)の光信号を抽出して、特定波長以外の波長の光信号を再び波長多重化するものである。この波長選択スイッチ71により抽出された特定波長の光信号は第1可変光減衰部72に送信され、特定波長以外の波長の波長多重光信号は第2可変光減衰部73に送信される。
第1可変光減衰部72は、光レベルの補正、運用開始前の回線の遮断などの目的で、減衰部制御回路74による制御に従い、波長選択スイッチ71から受信した光信号を光減衰するものである。この第1可変光減衰部72により光減衰された光信号は光パッチケーブル13を介して信号受信部4に送信される。
第2可変光減衰部73は、光レベルの補正、運用開始前の回線の遮断などの目的で、減衰部制御回路74による制御に従い、波長選択スイッチ71から受信した波長多重光信号を光減衰するものである。この第2可変光減衰部73により光減衰された波長多重光信号は光パッチケーブル14を介して光合波部8に送信される。
減衰部制御回路74は、可変光減衰部72,73の光減衰量を制御するものである。この減衰部制御回路74は、一般的にはFPGA(Field Programmable Gate Array)などで構成され、装置制御部9のCPUへのインタフェース機能も有している。
変調回路75は、可変光減衰部72,73を用いて、波長多重光信号および光信号に、対応する送信ポートのID番号を振幅変調(ASK:Amplitude−shift keying)により重畳するものである。
なお、このID番号は、使用する送信ポート数を表現可能なビット数を有すれば良いため、極めて低レートな信号で伝送することが可能である(例えば、ポート数が32ポートの場合、2進数で表現すると5ビット+誤りチェックビットで実現することが可能である)。
図2はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1のID番号の重畳を説明する(a)波長選択スイッチ71出力を示す図であり、(b)変調回路75出力を示す図であり、(c)光分波部7出力を示す図である。
図2(a)に示す波長選択スイッチ71からの波長多重光信号および光信号に対して、図2(b)に示す変調回路75による振幅変調を行うことによって、図2(c)に示すように、対応する送信ポートのID番号を重畳することができる。
なお、減衰部制御回路74では、外乱により装置外部から受信される光信号に対して、この外乱の影響を小さくするために変動量を補正する制御も行っている。そのため、OADM装置1は、可変光減衰部72,73出力に若干の変動があっても問題とならないように設計されている。したがって、図2に示すように、意図的に可変光減衰部72,73を用いて波長多重光信号および光信号に対して、定められた規定内の光レベルの変動を行なったとしても問題はない。
また、光合波部8は、光パッチケーブル12を介して信号送信部3から受信した光信号と、光パッチケーブル14を介して光分波部7から受信した波長多重光信号とを合波するものである。この光合波部8は、第1光分岐回路81、第2光分岐回路82、波長選択スイッチ(WSS、光分波機能部)83、光受信検出回路84および復調回路85から構成される。
第1光分岐回路81は、光パッチケーブル12を介して信号送信部3から受信した特定の波長の光信号を分岐するものである。この第1光分岐回路81により分岐された一方の光信号は波長選択スイッチ83に送信され、他方の光信号は光受信検出回路84に送信される。
第2光分岐回路82は、光パッチケーブル14を介して光分波部7から受信した波長多重光信号を分岐するものである。この第2光分岐回路82により分岐された一方の波長多重光信号は波長選択スイッチ83に送信され、他方の波長多重光信号は光受信検出回路84に送信される。
波長選択スイッチ83は、第1光分岐回路81から受信した光信号と第2光分岐回路82から受信した波長多重光信号とを合波するものである。この波長選択スイッチ83により合波された波長多重光信号は光パッチケーブル11を介して送信光増幅部6に送信される。
光受信検出回路84は、第1光分岐回路81から受信した光信号および第2光分岐回路82から受信した波長多重光信号の光レベルを検出する光受光素子を有するものである。この光受信検出回路84は、FPGAなどで構成され、装置制御部9のCPUへのインタフェース機能も有している。
なお、光受信検出回路84が有する光受光素子は、振幅に対するダイナミックレンジを有していればよく、極めて安価な部品を使用できるため、低コストで実現可能とすることが可能である。
復調回路85は、光受信検出回路84により検出された光レベルからID番号を抽出するものである。この復調回路85により抽出されたID番号は装置制御部9に送信される。
装置制御部9は、OADM装置1全体を管理するものであり、減衰部制御回路74および光受信検出回路84の信号処理・制御などを行うものである。この装置制御部9は、ID番号管理部91を備えている。また、装置制御部9は、ID番号管理部91によるID番号の不一致判定に応じて、保守運用者にTIM(Trace Identifier Mismatch)あるいはファイバ断警報として通知を行う通知部としての機能も有している。
ID番号管理部91は、復調回路85および信号受信部4により抽出されたID番号と、予め設定した期待値(ID番号)とを比較して両者が一致しているかを判定するものである。ここで、ID番号管理部91はID番号と期待値とが不一致であると判定した場合には、装置制御部9にその旨を通知する。
送信光増幅部6は、波長選択スイッチ83から受信した波長多重光信号を光合分波部5による光レベルの損失に応じて光増幅するものである。この送信光増幅部6により光増幅された波長多重光信号は伝送路102を介して下流のOADM装置(不図示)に送出される。
次に、上記のように構成されたOADM装置1の基本動作について説明する。図3はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1の基本動作を示すフローチャートである。
OADM装置1の基本動作は、図3に示すように、まず、受信光増幅部2は、伝送路101を介して上流のOADM装置から受信した波長多重光信号を伝送路101による光レベルの損失に応じて光増幅する(ステップST31)。この受信光増幅部2により光増幅された波長多重光信号は光パッチケーブル10を介して波長選択スイッチ71に送信される。
次いで、波長選択スイッチ71は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を、特定波長の光信号と、それ以外の波長の波長多重光信号とに分波する(ステップST32)。この波長選択スイッチ71により抽出された特定波長の光信号は第1可変光減衰部72に送信され、特定波長以外の波長の波長多重光信号は第2可変光減衰部73に送信される。
次いで、可変光減衰部72,73は、減衰部制御回路74による制御に従い、波長選択スイッチ71から受信した波長多重光信号および光信号を光減衰する(ステップST33)。なお、可変光減衰部72,73は、光減衰を行う際に、変調回路75によって、波長多重光信号および光信号に、対応する送信ポートのID番号を振幅変調により重畳する。この可変光減衰部72,73により光減衰され、ID番号が重畳された光信号は光パッチケーブル13を介して信号受信部4に送信され、波長多重光信号は光パッチケーブル14、第2光分岐回路82を介して波長選択スイッチ83に送信される。
次いで、波長選択スイッチ83は、光パッチケーブル12を介して信号送信部3から受信した光信号と、光分波部7から受信した波長多重光信号とを合波する(ステップST34)。この波長選択スイッチ83により合波された波長多重光信号は光パッチケーブル11を介して送信光増幅部6に送信される。なお、信号送信部3から受信した光信号にも、対応する送信ポートのID番号が重畳されている。
次いで、送信光増幅部6は、波長選択スイッチ83から受信した波長多重光信号を光合分波部5による光レベルの損失に応じて光増幅し、伝送路102を介して下流のOADM装置に送出する(ステップST35)。
次に、OADM装置1の接続状態判定動作について説明する。図4はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1の接続状態判定動作を示すフローチャートである。
OADM装置1の接続状態判定動作では、図4に示すように、まず、光受信検出回路84は、第1光分岐回路81から受信した光信号および第2光分岐回路82から受信した波長多重光信号の光レベルを検出する(ステップST41)。この光受信検出回路84により検出された光レベルを示すデータは復調回路85に送信される。
次いで、復調回路85は、光受信検出回路84により検出された光レベルからID番号を抽出する(ステップST42)。この復調回路85により抽出されたID番号はID番号管理部91に送信される。なお、信号受信部4でも、受信した光信号の光レベルを検出して、ID番号を抽出している。この信号受信部4により抽出されたID番号もID番号管理部91に送信される。
次いで、ID番号管理部91は、復調回路85および信号受信部4により抽出されたID番号と予め設定した期待値とを比較して両者が一致しているかを判定する(ステップST43)。
このステップST43において、ID番号管理部91がID番号と期待値とが一致していると判定した場合には、シーケンスは終了する。
一方、ステップST43において、ID番号管理部91がID番号と期待値とが不一致であると判定した場合には、光パッチケーブルが誤接続であると判定して、装置制御部9は、保守運用者にTIMあるいはファイバ断警報として通知する(ステップST44)。
以上のように、この実施の形態1によれば、可変光減衰部72,73を用いて、波長多重光信号および光信号に対応する送信ポートのID番号を振幅変調により重畳して、このID番号の一致判定を行うように構成したので、光合分波部5の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置1においても、安価な方法で光パッチケーブル12〜14の誤接続を検出することができ、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができる。また、コストアップを回避しつつ、保守性の向上を図ることが可能となる。
なお、実施の形態1では、ID番号管理部91によりID番号が不一致であると判定された場合に、装置制御部9により保守運用者に対してその旨を通知するように構成したが、減衰部制御回路74または光受信検出回路84などにより通知するように構成してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、光信号に、対応する送信ポートのID番号を振幅変調により重畳する場合について示した。この方法では、OADM装置1の設計上は問題ないが、わずかながらとはいえ伝送性能を劣化させる可能性がある。そこで、実施の形態2では、OADM装置1の建設時や障害復旧時などのように、受信ポートで波長多重光信号または光信号の受信が断状態から復旧した際にのみ、光パッチケーブル12〜14の接続状態の判定を行うように構成したものについて示す。
なお、この実施の形態2に係るOADM装置1の構成は、図1に示す実施の形態1に係るOADM装置1と同様の構成であり、以下図1を参照しながら説明を行う。
図5はこの発明の実施の形態2に係るOADM装置1のID番号の重畳を説明する(a)波長選択スイッチ71出力を示す図であり、(b)変調回路75出力を示す図であり、(c)光分波部7出力を示す図である。
以下では、光パッチケーブル14の接続状態判定について説明する。
変調回路75は、光受信検出回路84により検出された光レベルに基づいて、受信ポートで波長多重光信号の受信が断状態であると判定した場合に、図5に示すように、可変光減衰部73を用いて、波長多重光信号に、対応する送信ポートのID番号をON/OFF変調により重畳する。
その後、受信ポートで波長多重光信号の受信が断状態から復旧すると、復調回路86は、この波長多重光信号の光レベルからID番号を抽出することが可能となる。
次いで、ID番号管理部91は、復調回路85により抽出されたID番号と設定された期待値とを比較して両者が一致しているかを判定する。また、ID番号管理部91は、ID番号の一致判定が終了した際に変調回路75に対して、ID番号の重畳を終了する旨を示すID番号重畳終了通知を行う。
変調回路75は、ID番号管理部9からID番号重畳終了通知を受信した場合には、ID番号の重畳を終了する。
また、光パッチケーブル12,13の接続状態判定についても同様に、受信ポートで光信号の受信が断状態となった場合にID番号の重畳を行うことで、受信ポートで光信号の断状態から復旧した場合にのみID番号の一致判定が行われる。
以上のように、この実施の形態2によれば、受信ポートで波長多重光信号(光信号)の受信が断状態である場合に、可変光減衰部73(72)を用いて、波長多重光信号(光信号)に、対応する送信ポートのID番号をON/OFF変調により重畳して、受信ポートで波長多重光信号(光信号)の受信が断状態から復旧した際にのみID番号の一致判定を行うように構成したので、光合分波部5の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置1においても、安価な方法で光パッチケーブル12〜14の誤接続を検出することができ、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができる。また、コストアップを回避しつつ、保守性の向上を図ることが可能となる。
また、この場合のシーケンス制御は、FPGAあるいはCPUにてS/W制御にて行われるが、簡易な制御であるため、新たな部品への変更などは必要なく、安価で実現可能である。
実施の形態3.
実施の形態1では、図1に示すように光合分波部5は1段で構成されているが、この光合分波部5が2段以上設けられたn段構成となる場合も考えられる。
このようなn段構成の光合分波部5を有する場合であっても、そもそも可変光減衰部72,73は光レベルの変動を抑制する制御を行っているため、前段の光合分波部5によってID番号が重畳された波長多重光信号の光レベル変動は抑制される。そのため、前段の光合分波部5においてID番号の重畳を行った波長多重光信号に対して、後段の光合分波部5においてさらにID番号の重畳を行うことも可能である。なお、この段数nは、光レベルの減衰量の許容範囲内において定めることができる。
実施の形態4.
実施の形態2では、図1に示すように光合分波部5は1段で構成されているが、この光合分波部5が2段以上設けられたn段構成となる場合も考えられる。
このようなn段構成の光合分波部5を有する場合であっても、図6に示すように、ID番号を順に時分割多重することによって、各段の光合波部8でのID番号の抽出が可能である。なお、この段数nは、ID番号管理部91がID番号の一致判定が終了した際に変調回路75に対してID番号送信終了通知を行うことによって、システム内で任意に定めることが可能である。
以上のように、この発明に係るOADM装置は、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができるようにしたため、波長多重伝送技術を用いて光信号を伝送するOADM(Optical Add−Drop Multiplexer)装置において、その装置内で使用する光パッチケーブル接続の監視を行うOADM装置等に用いるのに適している。
1 OADM装置、2 受信光増幅部、3 信号送信部、4 信号受信部、5 光合分波部、6 送信光増幅部、7 光分波部、8 光合波部、9 装置制御部(通知部)、10〜14 光パッチケーブル、71 波長選択スイッチ(光合波機能部)、72 第1可変光減衰部、73 第2可変光減衰部、74 減衰部制御回路(通知部)、75 変調回路、81 第1光分岐回路、82 第2光分岐回路、83 波長選択スイッチ(光分波機能部)、84 光受信検出回路(通知部)、85 復調回路、91 ID番号管理部、101,102 伝送路。
この発明は、波長多重伝送技術を用いて光信号を伝送するOADM(Optical Add−Drop Multiplexer)装置において、その装置内で使用する光パッチケーブル接続の監視を行うOADM装置に関するものである。
波長多重伝送(WDM:Wavelength Division Multiplex)技術を用いるOADM装置を使用した波長多重光信号ネットワークでは、現状は数台から十数台程度のOADM装置から構成されるリング内に閉じたパス設定で運用を行っている。しかしながら、実際には、このリングは複数存在し、その複数のリングが数珠つなぎに連なった形で構成されている。そのため、今後は、この複数のリングを跨ぐ、より大きなパス設定で運用を実施する要求が生じており、この目的を実現するための手段として、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Select Switch)が着目されている。
一方、OADMなどの波長多重伝送装置では、光信号の分波を行う光分波部と光信号の合波を行う光合波部との間、光分波部と光合波部とからなる光合分波部と他装置に接続するためのインタフェース部との間などは、光パッチケーブルにより接続されている。しかしながら、この光パッチケーブルの接続作業は、工事作業者による手作業が前提となるため、作業誤りによる誤接続の検出は、迅速な建設や万が一の障害からの復旧時などにおいて、極めて大きな課題であった。
ここで、光合分波部において、波長多重光信号を個別波長に波長分離する、あるいは逆に、個別波長の光信号を波長多重化する場合、光信号の伝送は一方路のみであるため、光分波部の送信ポートと光合波部の受信ポートの対応関係は1対1であり、システムにて事前かつ機械的に決まっている。そのため、工事作業者は、この機械的に決められている2つのポート間に光パッチケーブルを誤りなく接続すれば良い。
このようなOADM装置では、光分波部の送信ポートから送信された光信号の光レベルと、光合波部の受信ポートに受信された光信号の光レベルとを検出・比較することによって、光パッチケーブルの誤接続を検出している。具体的には、まず、例えば送信ポートaと受信ポートaとを光パッチケーブルaを用いて接続した後、この送信ポートaと受信ポートaでの光レベルを検出・比較する。ここで、両者の光レベルが妥当な値である場合には光パッチケーブルaは正常接続であると判定し、妥当な値ではない場合には誤接続であると判定する。次いで、次の送信ポートbと受信ポートbとを光パッチケーブルbを用いて接続をして、この送信ポートbと受信ポートbでの光レベルを検出・比較を行い、光パッチケーブルbの接続状態を判定する。以下同様にして、すべての光パッチケーブルに対して誤接続の検出を行う(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、光合分波部が波長選択スイッチを有する場合には、波長多重光信号を波長毎に波長分離するかしないかを選択することができるため、各ポートに複数本の波長(送信n/受信n)の光信号を伝送するように設定することが可能となる。この設定では任意のポートを指定することが可能であり、光信号を多方路に伝送することが可能になる。したがって、光パッチケーブルを接続するポートが一意に機械的には定まることはなく、上記のような光レベルの検出・比較だけでは、光パッチケーブルの誤接続を検出することができない。
そこで、このような波長選択スイッチを有するOADM装置に対して、光分波部から送信される光信号に光増幅器を用いて送信ポートのID番号を重畳し、光合波部の受信ポートに受信された光信号からID番号を抽出することによって、光増幅器単位で光パッチケーブルの誤接続検出を行っている(例えば特許文献2参照)。
特開2007−57642号公報 特開2004−40241号公報
しかしながら、この特許文献2に開示されるOADM装置では、光増幅器を用いてID番号を重畳しているため、波長を分離する毎にこの光増幅器が必要となり、極めて高価かつ小型化が困難であり、波長単位の制御を行うことは極めて困難であるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、光合分波部の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置においても、安価な方法で光パッチケーブルの誤接続を検出することで、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができるOADM装置を提供することを目的としている。
この発明に係るOADM装置は、光分波機能部により分波された光信号を光減衰する光減衰部と、光減衰部を用いて、光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳する変調回路と、受信ポートを介して受信した光信号の光レベルを検出する光受信検出回路と、光受信検出回路により検出された光レベルからID番号を抽出する復調回路と、復調回路により抽出されたID番号が、設定したID番号と一致しているかを判定するID番号管理部と、ID番号管理部によりID番号が不一致であると判定された場合に、光パッチケーブルの誤接続を通知する通知部とを備え、変調回路は、光受信検出回路により検出された光レベルに基づいて受信ポートで光信号の受信が断状態であると判定した場合に、当該光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、光分波機能部により分波された光信号を光減衰する光減衰部と、光減衰部を用いて、光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳する変調回路と、受信ポートを介して受信した光信号の光レベルを検出する光受信検出回路と、光受信検出回路により検出された光レベルからID番号を抽出する復調回路と、復調回路により抽出されたID番号が、設定したID番号と一致しているかを判定するID番号管理部と、ID番号管理部によりID番号が不一致であると判定された場合に、光パッチケーブルの誤接続を通知する通知部とを備え、変調回路は、前記光受信検出回路により検出された光レベルに基づいて前記受信ポートで光信号の受信が断状態であると判定した場合に、当該光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳することで、光号分波部の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置においても、安価な方法で光パッチケーブルの誤接続を検出することができ、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができる。
この発明の実施の形態1に係るOADM装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るOADM装置のID番号の重畳を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るOADM装置の基本動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るOADM装置の接続状態判定動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るOADM装置のID番号の重畳を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係るOADM装置のID番号の重畳を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1の構成を示す図である。
OADM装置1は、図1に示すように、受信光増幅部2、信号送信部(TX)3、信号受信部(RX)4、光合分波部5および送信光増幅部6から構成される。
受信光増幅部2は、伝送路101を介して上流のOADM装置(不図示)から受信した波長多重光信号に対して、伝送路101による光レベルの損失に応じて、光増幅を行うものである。この受信光増幅部2により光増幅された波長多重光信号は光パッチケーブル10を介して光合分波部5に送信される。
信号送信部3は、特定の波長の光信号を光パッチケーブル12を介して光合分波部5に送信するものである。なお、信号送信部3では、送信する光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳している。
信号受信部4は、光合分波部5により分波された特定の波長の光信号を光パッチケーブル13を介して受信するものである。なお、信号受信部4では、受信した光信号の光レベルを検出して、ID番号を抽出している。この抽出したID番号は後述するID番号管理部91に送信される。
光合分波部5は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を合分波するものである。この光合分波部5は、光分波部7、光合波部8および装置制御部9から構成される。
光分波部7は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を分波するものである。この光分波部7は、波長選択スイッチ(WSS、光分波機能部)71、第1可変光減衰部(VOA)72、第2可変光減衰部(VOA)73、減衰部制御回路74および変調回路75から構成される。
波長選択スイッチ71は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を各波長の光信号に分波し、特定波長(波長a)の光信号を抽出して、特定波長以外の波長の光信号を再び波長多重化するものである。この波長選択スイッチ71により抽出された特定波長の光信号は第1可変光減衰部72に送信され、特定波長以外の波長の波長多重光信号は第2可変光減衰部73に送信される。
第1可変光減衰部72は、光レベルの補正、運用開始前の回線の遮断などの目的で、減衰部制御回路74による制御に従い、波長選択スイッチ71から受信した光信号を光減衰するものである。この第1可変光減衰部72により光減衰された光信号は光パッチケーブル13を介して信号受信部4に送信される。
第2可変光減衰部73は、光レベルの補正、運用開始前の回線の遮断などの目的で、減衰部制御回路74による制御に従い、波長選択スイッチ71から受信した波長多重光信号を光減衰するものである。この第2可変光減衰部73により光減衰された波長多重光信号は光パッチケーブル14を介して光合波部8に送信される。
減衰部制御回路74は、可変光減衰部72,73の光減衰量を制御するものである。この減衰部制御回路74は、一般的にはFPGA(Field Programmable Gate Array)などで構成され、装置制御部9のCPUへのインタフェース機能も有している。
変調回路75は、可変光減衰部72,73を用いて、波長多重光信号および光信号に、対応する送信ポートのID番号を振幅変調(ASK:Amplitude−shift keying)により重畳するものである。
なお、このID番号は、使用する送信ポート数を表現可能なビット数を有すれば良いため、極めて低レートな信号で伝送することが可能である(例えば、ポート数が32ポートの場合、2進数で表現すると5ビット+誤りチェックビットで実現することが可能である)。
図2はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1のID番号の重畳を説明する(a)波長選択スイッチ71出力を示す図であり、(b)変調回路75出力を示す図であり、(c)光分波部7出力を示す図である。
図2(a)に示す波長選択スイッチ71からの波長多重光信号および光信号に対して、図2(b)に示す変調回路75による振幅変調を行うことによって、図2(c)に示すように、対応する送信ポートのID番号を重畳することができる。
なお、減衰部制御回路74では、外乱により装置外部から受信される光信号に対して、この外乱の影響を小さくするために変動量を補正する制御も行っている。そのため、OADM装置1は、可変光減衰部72,73出力に若干の変動があっても問題とならないように設計されている。したがって、図2に示すように、意図的に可変光減衰部72,73を用いて波長多重光信号および光信号に対して、定められた規定内の光レベルの変動を行なったとしても問題はない。
また、光合波部8は、光パッチケーブル12を介して信号送信部3から受信した光信号と、光パッチケーブル14を介して光分波部7から受信した波長多重光信号とを合波するものである。この光合波部8は、第1光分岐回路81、第2光分岐回路82、波長選択スイッチ(WSS、光分波機能部)83、光受信検出回路84および復調回路85から構成される。
第1光分岐回路81は、光パッチケーブル12を介して信号送信部3から受信した特定の波長の光信号を分岐するものである。この第1光分岐回路81により分岐された一方の光信号は波長選択スイッチ83に送信され、他方の光信号は光受信検出回路84に送信される。
第2光分岐回路82は、光パッチケーブル14を介して光分波部7から受信した波長多重光信号を分岐するものである。この第2光分岐回路82により分岐された一方の波長多重光信号は波長選択スイッチ83に送信され、他方の波長多重光信号は光受信検出回路84に送信される。
波長選択スイッチ83は、第1光分岐回路81から受信した光信号と第2光分岐回路82から受信した波長多重光信号とを合波するものである。この波長選択スイッチ83により合波された波長多重光信号は光パッチケーブル11を介して送信光増幅部6に送信される。
光受信検出回路84は、第1光分岐回路81から受信した光信号および第2光分岐回路82から受信した波長多重光信号の光レベルを検出する光受光素子を有するものである。この光受信検出回路84は、FPGAなどで構成され、装置制御部9のCPUへのインタフェース機能も有している。
なお、光受信検出回路84が有する光受光素子は、振幅に対するダイナミックレンジを有していればよく、極めて安価な部品を使用できるため、低コストで実現可能とすることが可能である。
復調回路85は、光受信検出回路84により検出された光レベルからID番号を抽出するものである。この復調回路85により抽出されたID番号は装置制御部9に送信される。
装置制御部9は、OADM装置1全体を管理するものであり、減衰部制御回路74および光受信検出回路84の信号処理・制御などを行うものである。この装置制御部9は、ID番号管理部91を備えている。また、装置制御部9は、ID番号管理部91によるID番号の不一致判定に応じて、保守運用者にTIM(Trace Identifier Mismatch)あるいはファイバ断警報として通知を行う通知部としての機能も有している。
ID番号管理部91は、復調回路85および信号受信部4により抽出されたID番号と、予め設定した期待値(ID番号)とを比較して両者が一致しているかを判定するものである。ここで、ID番号管理部91はID番号と期待値とが不一致であると判定した場合には、装置制御部9にその旨を通知する。
送信光増幅部6は、波長選択スイッチ83から受信した波長多重光信号を光合分波部5による光レベルの損失に応じて光増幅するものである。この送信光増幅部6により光増幅された波長多重光信号は伝送路102を介して下流のOADM装置(不図示)に送出される。
次に、上記のように構成されたOADM装置1の基本動作について説明する。図3はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1の基本動作を示すフローチャートである。
OADM装置1の基本動作は、図3に示すように、まず、受信光増幅部2は、伝送路101を介して上流のOADM装置から受信した波長多重光信号を伝送路101による光レベルの損失に応じて光増幅する(ステップST31)。この受信光増幅部2により光増幅された波長多重光信号は光パッチケーブル10を介して波長選択スイッチ71に送信される。
次いで、波長選択スイッチ71は、光パッチケーブル10を介して受信光増幅部2から受信した波長多重光信号を、特定波長の光信号と、それ以外の波長の波長多重光信号とに分波する(ステップST32)。この波長選択スイッチ71により抽出された特定波長の光信号は第1可変光減衰部72に送信され、特定波長以外の波長の波長多重光信号は第2可変光減衰部73に送信される。
次いで、可変光減衰部72,73は、減衰部制御回路74による制御に従い、波長選択スイッチ71から受信した波長多重光信号および光信号を光減衰する(ステップST33)。なお、可変光減衰部72,73は、光減衰を行う際に、変調回路75によって、波長多重光信号および光信号に、対応する送信ポートのID番号を振幅変調により重畳する。この可変光減衰部72,73により光減衰され、ID番号が重畳された光信号は光パッチケーブル13を介して信号受信部4に送信され、波長多重光信号は光パッチケーブル14、第2光分岐回路82を介して波長選択スイッチ83に送信される。
次いで、波長選択スイッチ83は、光パッチケーブル12を介して信号送信部3から受信した光信号と、光分波部7から受信した波長多重光信号とを合波する(ステップST34)。この波長選択スイッチ83により合波された波長多重光信号は光パッチケーブル11を介して送信光増幅部6に送信される。なお、信号送信部3から受信した光信号にも、対応する送信ポートのID番号が重畳されている。
次いで、送信光増幅部6は、波長選択スイッチ83から受信した波長多重光信号を光合分波部5による光レベルの損失に応じて光増幅し、伝送路102を介して下流のOADM装置に送出する(ステップST35)。
次に、OADM装置1の接続状態判定動作について説明する。図4はこの発明の実施の形態1に係るOADM装置1の接続状態判定動作を示すフローチャートである。
OADM装置1の接続状態判定動作では、図4に示すように、まず、光受信検出回路84は、第1光分岐回路81から受信した光信号および第2光分岐回路82から受信した波長多重光信号の光レベルを検出する(ステップST41)。この光受信検出回路84により検出された光レベルを示すデータは復調回路85に送信される。
次いで、復調回路85は、光受信検出回路84により検出された光レベルからID番号を抽出する(ステップST42)。この復調回路85により抽出されたID番号はID番号管理部91に送信される。なお、信号受信部4でも、受信した光信号の光レベルを検出して、ID番号を抽出している。この信号受信部4により抽出されたID番号もID番号管理部91に送信される。
次いで、ID番号管理部91は、復調回路85および信号受信部4により抽出されたID番号と予め設定した期待値とを比較して両者が一致しているかを判定する(ステップST43)。
このステップST43において、ID番号管理部91がID番号と期待値とが一致していると判定した場合には、シーケンスは終了する。
一方、ステップST43において、ID番号管理部91がID番号と期待値とが不一致であると判定した場合には、光パッチケーブルが誤接続であると判定して、装置制御部9は、保守運用者にTIMあるいはファイバ断警報として通知する(ステップST44)。
以上のように、この実施の形態1によれば、可変光減衰部72,73を用いて、波長多重光信号および光信号に対応する送信ポートのID番号を振幅変調により重畳して、このID番号の一致判定を行うように構成したので、光合分波部5の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置1においても、安価な方法で光パッチケーブル12〜14の誤接続を検出することができ、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができる。また、コストアップを回避しつつ、保守性の向上を図ることが可能となる。
なお、実施の形態1では、ID番号管理部91によりID番号が不一致であると判定された場合に、装置制御部9により保守運用者に対してその旨を通知するように構成したが、減衰部制御回路74または光受信検出回路84などにより通知するように構成してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、光信号に、対応する送信ポートのID番号を振幅変調により重畳する場合について示した。この方法では、OADM装置1の設計上は問題ないが、わずかながらとはいえ伝送性能を劣化させる可能性がある。そこで、実施の形態2では、OADM装置1の建設時や障害復旧時などのように、受信ポートで波長多重光信号または光信号の受信が断状態から復旧した際にのみ、光パッチケーブル12〜14の接続状態の判定を行うように構成したものについて示す。
なお、この実施の形態2に係るOADM装置1の構成は、図1に示す実施の形態1に係るOADM装置1と同様の構成であり、以下図1を参照しながら説明を行う。
図5はこの発明の実施の形態2に係るOADM装置1のID番号の重畳を説明する(a)波長選択スイッチ71出力を示す図であり、(b)変調回路75出力を示す図であり、(c)光分波部7出力を示す図である。
以下では、光パッチケーブル14の接続状態判定について説明する。
変調回路75は、光受信検出回路84により検出された光レベルに基づいて、受信ポートで波長多重光信号の受信が断状態であると判定した場合に、図5に示すように、可変光減衰部73を用いて、波長多重光信号に、対応する送信ポートのID番号をON/OFF変調により重畳する。
その後、受信ポートで波長多重光信号の受信が断状態から復旧すると、復調回路86は、この波長多重光信号の光レベルからID番号を抽出することが可能となる。
次いで、ID番号管理部91は、復調回路85により抽出されたID番号と設定された期待値とを比較して両者が一致しているかを判定する。また、ID番号管理部91は、ID番号の一致判定が終了した際に変調回路75に対して、ID番号の重畳を終了する旨を示すID番号重畳終了通知を行う。
変調回路75は、ID番号管理部9からID番号重畳終了通知を受信した場合には、ID番号の重畳を終了する。
また、光パッチケーブル12,13の接続状態判定についても同様に、受信ポートで光信号の受信が断状態となった場合にID番号の重畳を行うことで、受信ポートで光信号の断状態から復旧した場合にのみID番号の一致判定が行われる。
以上のように、この実施の形態2によれば、受信ポートで波長多重光信号(光信号)の受信が断状態である場合に、可変光減衰部73(72)を用いて、波長多重光信号(光信号)に、対応する送信ポートのID番号をON/OFF変調により重畳して、受信ポートで波長多重光信号(光信号)の受信が断状態から復旧した際にのみID番号の一致判定を行うように構成したので、光合分波部5の送受信ポートを任意に設定することが可能なOADM装置1においても、安価な方法で光パッチケーブル12〜14の誤接続を検出することができ、装置の迅速な設営や万が一の障害からの復旧時間の短縮に寄与することができる。また、コストアップを回避しつつ、保守性の向上を図ることが可能となる。
また、この場合のシーケンス制御は、FPGAあるいはCPUにてS/W制御にて行われるが、簡易な制御であるため、新たな部品への変更などは必要なく、安価で実現可能である。
実施の形態3.
実施の形態1では、図1に示すように光合分波部5は1段で構成されているが、この光合分波部5が2段以上設けられたn段構成となる場合も考えられる。
このようなn段構成の光合分波部5を有する場合であっても、そもそも可変光減衰部72,73は光レベルの変動を抑制する制御を行っているため、前段の光合分波部5によってID番号が重畳された波長多重光信号の光レベル変動は抑制される。そのため、前段の光合分波部5においてID番号の重畳を行った波長多重光信号に対して、後段の光合分波部5においてさらにID番号の重畳を行うことも可能である。なお、この段数nは、光レベルの減衰量の許容範囲内において定めることができる。
実施の形態4.
実施の形態2では、図1に示すように光合分波部5は1段で構成されているが、この光合分波部5が2段以上設けられたn段構成となる場合も考えられる。
このようなn段構成の光合分波部5を有する場合であっても、図6に示すように、ID番号を順に時分割多重することによって、各段の光合波部8でのID番号の抽出が可能である。なお、この段数nは、ID番号管理部91がID番号の一致判定が終了した際に変調回路75に対してID番号送信終了通知を行うことによって、システム内で任意に定めることが可能である。
1 OADM装置、2 受信光増幅部、3 信号送信部、4 信号受信部、5 光合分波部、6 送信光増幅部、7 光分波部、8 光合波部、9 装置制御部(通知部)、10〜14 光パッチケーブル、71 波長選択スイッチ(光合波機能部)、72 第1可変光減衰部、73 第2可変光減衰部、74 減衰部制御回路(通知部)、75 変調回路、81 第1光分岐回路、82 第2光分岐回路、83 波長選択スイッチ(光分波機能部)、84 光受信検出回路(通知部)、85 復調回路、91 ID番号管理部、101,102 伝送路。

Claims (4)

  1. 受信した光信号に対して分波を行い、光パッチケーブルが接続された送信ポートを介して光信号を送信する光分波機能部と、前記光パッチケーブルが接続された受信ポートを介して受信した光信号に対して合波を行う光合波機能部とからなる光合分波部を備えたOADM装置において、
    前記光合分波部は、
    前記光分波機能部により分波された光信号を光減衰する光減衰部と、
    前記光減衰部を用いて、前記光信号に、対応する前記送信ポートのID番号を重畳する変調回路と、
    前記受信ポートを介して受信した光信号の光レベルを検出する光受信検出回路と、
    前記光受信検出回路により検出された光レベルからID番号を抽出する復調回路と、
    前記復調回路により抽出されたID番号が、設定したID番号と一致しているかを判定するID番号管理部と、
    前記ID番号管理部によりID番号が不一致であると判定された場合に、前記光パッチケーブルの誤接続を通知する通知部と
    を備えたことを特徴とするOADM装置。
  2. 前記変調回路は、前記光受信検出回路により検出された光レベルに基づいて前記受信ポートで光信号の受信が断状態であると判定した場合に、当該光信号に、対応する送信ポートのID番号を重畳する
    ことを特徴とする請求項1記載のOADM装置。
  3. 前記光合分波部は複数段接続され、
    各段の前記光減衰部は、前段の変調回路によってID番号が重畳された光信号の光レベル変動を抑制する
    ことを特徴とする請求項1記載のOADM装置。
  4. 前記光合分波部は複数段接続され、
    各段の前記変調回路は、前記光信号にID番号を時分割多重する
    ことを特徴とする請求項2記載のOADM装置。
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