JP2004040241A - 光伝送装置および光信号パス接続監視方法 - Google Patents

光伝送装置および光信号パス接続監視方法 Download PDF

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松本 賢一郎
Takashi Yano
矢野 貴志
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Abstract

【課題】光信号を一意に識別できるようにし、これにより装置内部におけるパスの接続経路を確実に監視できるようにした光伝送装置および光信号パス接続監視方法を提供する。
【解決手段】例えば夫々異なる変調周波数やID情報などのユニークな変調パターンを個々の光信号に割り当て、光信号の入方路に設けられる光ファイバ増幅器502において各光信号に強度変調を施す。各モニタ回路504において上記強度変調成分を抽出することにより個々の光信号を一意に識別し、その結果をもとにパスの接続状態を監視する。その際、希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低い変調周波数で、かつ光サージが発生しない程度に抑圧された変調度で光信号を強度変調することにより、光信号の出方路でALC駆動される光ファイバ増幅器505において強度変調成分を取り除くようにする。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長多重光伝送システムなどに用いられ、装置内部で光信号がトランスペアレントに伝達される光伝送装置と、この光伝送装置で用いられる光信号パス接続監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの爆発的な普及に代表されるように、昨今の通信需要の増大は著しい。これを受けて光基幹通信網においても、DWDM(Dense Wavelength Division Multiplex)技術などを用いて網の太束化が推し進められている。このような状況にあって、光伝送装置のボトルネック化が顕著になってきている。従来の光伝送装置は自装置内で光信号を電気信号に変換し、電気信号でルーティング処理を行うからである。
【0003】
このような背景から、装置内部で光−電気−光変換(O−E−O変換)を行わず、光信号のままノード処理を実施する全光伝送装置が開発され、実用に供されようとしている。全光伝送装置は装置内部でO−E−O変換を実施しないことから、プロトコルフリーかつビットレートフリーな光ネットワークを構築できると期待されている。この種の装置には、OADM(Optical Add Drop Multiplexer)装置や光クロスコネクト(Optical Cross Connect)装置などがある。
【0004】
ところで、この種の装置は、光信号の経路を切り替えるための光スイッチや、光信号を増幅する光増幅器などの、種々の光学ユニットを備える。これらのユニットを健全な状態に保つためには、何らかの故障や、人為的に発生し得るミスコネクト、あるいはソフトウェアの不具合によるミスコネクトなどが生じた場合にこれを確実に検知する必要がある。
【0005】
装置内ユニットの不具合を検出するためには、装置内の各光信号をそれぞれ一意に識別し、時分割多重した光信号がどの部分を流れているかを追跡することが必要である。しかしながら、全光伝送装置は光信号を電気信号に変換しないことから、伝送信号のオーバヘッド情報などを手掛かりとして個々の光信号を区別することができない。従来の装置では各ユニットの入力部において光信号の入力パワーを監視することにより光信号の導通状態を確認できるようになっているが、個々の光信号の流れる経路を追跡できるまでには至っていない。
【0006】
光信号を一意に識別するためには、個々の光信号の波長をモニタする方法が考えられる。しかしながら波長変換機能を備える装置では、装置内部において全ての光信号が同じ波長で伝達されることも有る。このような場合には波長によって光信号を区別することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように全光伝送装置においては、光信号が装置内部でトランスペアレントに伝達されるため、何らかの手法により光信号を一意に識別できるようにしなければ、装置内部におけるパスの接続経路を確実に監視することができない。従来の光入力パワーを監視する手法や、光信号の波長をモニタすると云った手法によっては光信号を確実に識別できるとは言い難い。よって従来の光伝送装置はパスの接続経路を確実に監視することが困難であり、このため装置内の光学ユニットの健全性をモニタすることが難しいと云った不具合を有する。
【0008】
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、光信号を一意に識別できるようにし、これにより装置内部におけるパスの接続経路を確実に監視できるようにした光伝送装置および光信号パス接続監視方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、光信号が自装置内部をトランスペアレントに伝達され、当該光信号のルーティングを波長単位で実施する光伝送装置であって、区別すべき光信号にそれぞれ固有の変調特性を割り当て、この割り当てられた変調特性に基づいて個々の光信号を変調する変調手段と、この変調手段で変調された光信号から変調成分を抽出して個々の光信号を識別するモニタ手段と、前記変調手段で変調された光信号から前記変調成分を除去する除去手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
特に変調手段においては、希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低い変調周波数で、かつ規定値以下に抑圧された、強度変調成分を取り除く際に光サージが発生しない程度の変調度で、光信号を強度変調するようにした。
また除去手段としては、希土類元素ドープ光ファイバを備え、自動レベル一定制御のもとで駆動される光ファイバ増幅器を用いることができる。
【0011】
モニタ手段を実現するには、装置内の各モニタポイントにおいて光信号を光カプラで分岐し、フォトディテクタなどの受光素子を用いて光電変換し、変調成分のみを取り出すようにすれば良い。取り出された変調成分は、その周波数自体が光信号の識別子になるし、光信号のID番号や何らかの情報を持つディジタル信号で光信号に強度変調を与えることでそのディジタル信号を光信号のIDにすることが可能である。
【0012】
このような手段を講じることにより、強度変調のパターンに基づいて個々の光信号を一意に識別することが可能になる。従って、装置内部における波長パスの接続経路を確実に監視できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、波長多重光伝送システムに使用される全光伝送装置の構成を示すブロック図である。図1において光ファイバWLを介して到達した波長多重光は、光一括増幅器107により所定レベルに増幅されて光分波器101に入力され、個々の波長を有する光信号に分波される。各光信号はそれぞれ光増幅器105を介して光アドドロップ用光スイッチ102に導入され、その一部が光クロスコネクト用光スイッチ103に向け出力される。
【0014】
光クロスコネクト用光スイッチ103は、光アドドロップ用光スイッチ102においてドロップされた光信号を、必要に応じて経路変更したのち低次群側(Tributary)に出力する。これらの光信号は、光増幅器106を介して図示しない交換機などの低次群装置に伝送される。
【0015】
また低次群側から、光増幅器105および光クロスコネクト用光スイッチ103を介して、任意の光信号が光アドドロップ用光スイッチ102に導入される。これらの光信号は、光アドドロップ用光スイッチ102においてドロップされなかった光信号とともに経路変更され、光増幅器106を介して光合波器104に出力される。光合波器104は、入力された複数の光信号を波長多重し、光一括増幅器107を介して光ファイバELに送出する。
【0016】
図1に示される光伝送装置においては、装置内部を光信号がトランスペアレントに伝達される。よって、隣接する他の光伝送装置や光中継器との間の光伝送路、あるいは光分波器101などで生じる光損失を補償するために、装置への光信号の入口に光増幅器105が設けられる。また、装置内部の光部品(例えば光アドドロップ用光スイッチ102など)において生じる光損失を補償するために、装置からの信号の出口にも光増幅器106が設けられる。
【0017】
図2は、図1に示される光伝送装置において障害が発生した状態の一例を示す図である。図中、発生した障害を(×印)で示す。図2において、光信号108に何らかの障害が発生して光信号パワーが著しく低下したとする。そうすると、まず光アドドロップ用光スイッチ102が入力断を検出し、次に光クロスコネクト用光スイッチ103が入力断を検出し、最後に、光増幅器106の後段に接続される光受信機110が入力断を検出することで、光信号108の障害が検出される。
【0018】
また、光アドドロップ用光スイッチ102に何らかの障害が発生し、光アドドロップ用光スイッチ102の出力ポートから光信号が出力されなくなると、光クロスコネクト用光スイッチ103、および光受信機110が入力断を検出する。これにより光アドドロップ用光スイッチ102の故障が検出される。
【0019】
なお、障害の影響を受けていない光信号109は、光アドドロップ用光スイッチ102、および光クロスコネクト用光スイッチ103を経由してTributary側の光受信機111に接続される。
【0020】
図3は、図2と異なる形態の障害が発生した状態を示す図である。図3においては、光アドドロップ用光スイッチ102にミスコネクトが発生し、本来であれば光信号108が出力されるべき出力ポートP1に光信号109が接続されたとする。このような場合、各ユニット入力部で光信号の入力パワーを監視する従来の手法では、光クロスコネクト用光スイッチ103、および光受信機110はいずれも光信号108の入力断を検出することができない。また光受信機110に光信号109が出力されることから、光受信機110は信号断を検出できず、従って光アドドロップ用光スイッチ102でのミスコネクトを検出することができないことになる。
【0021】
(第1の実施形態)
上記のような不具合を解消することの可能な、本発明の実施の形態を以下に説明する。
図4は、本発明に係わる光伝送装置の第1の実施形態における主要部構成を示すブロック図である。本実施形態においては、単一の波長の光信号を伝送する装置を想定する。図4において、光ファイバWLを介して到来した光信号は光ファイバ増幅器502を介して光スイッチなどの光学部品503に入力される。光学部品503の入力側および出力側には、それぞれモニタ回路504が設けられる。
【0022】
光学部品503の出力光は、光ファイバ増幅器505を介して光ファイバELに出力される。光ファイバ増幅器505の入力側にも、モニタ回路504が設けられる。
【0023】
光ファイバ増幅器502および光ファイバ増幅器505を設けることは、装置内部の光損失などを補償するために、特に全光伝送装置においては既知の構成である。本発明において特徴的である点は、光ファイバ増幅器502および光ファイバ増幅器505の、その使用方法にある。
【0024】
すなわち従来の手法では、両増幅器は光信号の強度レベルを一定に保つために使用されることが多い。特に、装置入口に設けられる光ファイバ増幅器502は、信号伝送路(光ファイバなど)の状況によりダイナミックに変動する入力光信号のレベルを補償するために、自動レベル一定制御(ALC:Automatic Level Control)のもとで駆動される。同様に、装置出口に設けられる光ファイバ増幅器505は、光部品による損失を補償したり、光信号のパス切替によって損失がダイナミックに変動しても出力レベルを一定に保つために駆動される。
【0025】
これに対し本実施形態においては、光学部品503の入力側に設けられる光ファイバ増幅器502の増幅率を時間的に変化させ、むしろ、光信号に強度変調を与えるための手段として使用する。また、光学部品503の出力側に設けられる光ファイバ増幅器505を、光損失を補償する手段として、および強度変調成分を取り除く手段として使用する。そして、各モニタ回路504においては、光信号に含まれる強度変調成分を抽出することにより、個々の光信号を一意に識別し、その結果をもとにパスの接続状態を監視するようにする。このような構成により、光伝送装置内において光信号のパス接続を、光信号の伝送品質に影響を与えることなく監視することが可能になる。
【0026】
図5〜図10を参照して、本実施形態の光伝送装置の構成につきさらに詳しく説明する。
図5は、図4に示される光ファイバ増幅器502の構成を示すブロック図である。本実施形態において、光ファイバ増幅器502は光信号に強度変調を与えるための手段として用いられる。
図5において、図4の光ファイバWLから入力端子601を介して入力される光信号は、励起用LD(レーザダイオード)603で発生された励起光とともに光合波器602で合波され、希土類元素ドープ光ファイバ604に入射される。そうして、希土類元素ドープ光ファイバ604のポンプ作用により光信号は増幅される。
【0027】
増幅された光信号は、レベル低下を無視できる程度に光分岐器605で分岐されたのち、出力端子606から出力される。分岐して取り出された光信号はフォトダイオード607で受光され、モニタ回路608で光電変換される。そして、モニタ電圧609が半導体レーザ駆動回路610に入力される。半導体レーザ駆動回路610は、モニタ電圧609と出力設定電圧611とを比較し、モニタ電圧609が出力設定電圧611に一致するように励起用LD603の駆動電流を制御する。
【0028】
出力設定電圧611は、制御部612から半導体レーザ駆動回路610に与えられる。制御部612には、通常運用時出力設定電圧613、強度変調時出力設定電圧614、および外部信号617が与えられており、制御部612はこれらのうちいずれかを、選択的に半導体レーザ駆動回路610に与える。
【0029】
通常運用時出力設定電圧613は、一定値の電圧である。強度変調時出力設定電圧614は、通常運用時出力設定電圧613と、強度変調成分生成回路616からの信号をもとに、強度変調出力電圧生成回路615において生成される。本実施形態においては、強度変調成分生成回路616から出力される変調信号の変調周波数を、希土類元素ドープ光ファイバ604の反転分布の応答周波数よりも低い周波数とする。
【0030】
図6は、強度変調出力電圧生成回路615において生成される強度変調時出力設定電圧614の例を示す図である。強度変調成分生成回路616は、図6(a)〜(c)に示されるように、それぞれ矩形波、正弦波、または三角波などの繰り返し波形列を発生してこれを強度変調出力電圧生成回路615に入力する。この波形列の周波数は、区別すべき光信号に対して各々ユニークに割り当てられる。
【0031】
このほか強度変調成分生成回路616は、個々の光信号のID(Identification)情報が重畳された外部信号617を取得し、これを強度変調出力電圧生成回路615に入力する場合も有る。例えば図6(d)には光信号IDとして8ビットの“01001011”が、図6(e)には“11010010”が示される。
【0032】
さて、図5に示される構成では、2つの動作モードが実現される。すなわち通常運用モードと、強度変調運用モードである。通常運用モードにおいては一定値の出力設定電圧611が半導体レーザ駆動回路610に与えられるため、励起用LD603からは一定強度の励起光が出力される。
【0033】
これに対し強度変調運用モードでは、矩形波、正弦波、または三角波などの繰り返し波形列、または外部信号617に応じて強度変調時出力設定電圧614が強度変調され、出力設定電圧611として半導体レーザ駆動回路610に与えられる。そうすると、半導体レーザ駆動回路610は強度変調時出力設定電圧614を目標値として制御される。これにより励起用LD603から出力される励起光が強度変調され、従って光ファイバ増幅器502の出力光606が強度変調される。なお、強度変調出力電圧生成回路615において、強度変調時出力設定電圧614の変調度を可変するようにしても良い。
【0034】
上記構成においては、出力光606の変調度につき注意を要する。本実施形態においては、光信号の変調度を、光信号をCW(連続発振光)で出力した場合の光強度に対する強度変調成分の全振幅強度の割合と定義する。
【0035】
既に知られているように、希土類元素ドープ光ファイバを用いる光ファイバ増幅器においては、入力光レベルが著しく低下した状態から復旧した場合に光サージを生じる場合が有る。光サージを生じると、後段に接続される光受信機などが損傷する虞がある。この種の不具合を改善する手法については特開平8−037497号公報や、特開平11−112435号公報などにおいて提案されている。特開平8−037497号公報には、光サージを防止するために、光ファイバ増幅器への入力信号が無い場合(例えば入力断が検出された場合)には光ファイバ増幅器の励起LDの駆動電流を停止する構成が示されている。特開平11−112435号公報には、光ファイバ増幅器の前に可変光減衰器を配置し、光信号が入力断状態から急激に回復したときにはこの可変光減衰器により入力光信号の立ち上がりをなまらせるようにした構成が示されている。
【0036】
このような特別な工夫を要することから、なるべく光サージを生じないようにするのが望ましい。そこで本実施形態においては、後段に接続される光ファイバ増幅器505において光サージが発生しない程度に、出力光606の変調度を抑圧するようにする。
【0037】
図7は、図4に示されるモニタ回路504の構成例を示す回路ブロック図である。モニタ回路504は、入力端子701と出力端子703との間に光分岐器702を備える。識別すべき光信号の一部が光分岐器702において分岐され、フォトダイオード704において受光される。分岐光のパワーは、出力端子703からの出力光のパワーと比較して充分に小さくしておく。受光された光信号はモニタ回路705において光電変換され、周波数検出回路708によりその周波数がアナログ的に検出される。ここで検出された周波数は光信号に固有に割り当てられたものであるので、この周波数に基づいて個々の光信号を識別することができる。
【0038】
図8は、図4に示されるモニタ回路504の別の構成例を示す回路ブロック図である。図8において図7と共通する部分には同一の符号を付す。図8において、フォトダイオード704で受光された分岐光はモニタ回路705で光電変換される。その光電変換出力はコンパレータ706に入力され、強度変調成分が取り出される。この強度変調成分はADコンバータ707に与えられてにおいてA/D(アナログ/ディジタル)変換が実施される。なおコンパレータ706はADコンバータ707に内蔵されていることもある。
【0039】
ADコンバータ707の出力は周波数検出回路708に与えられ、その周波数がディジタル的に検出される。また図6の(d)や(e)のように、強度変調成分に光信号のIDや何らかの情報が重畳されている場合には、ADコンバータ707の出力はI/O(Input/Output)装置を介して図示しない外部装置に入力され、重畳されているIDやその他の情報が解読される。このようにしても、個々の光信号を一意に解読することが可能になる。
【0040】
図9は、図4に示される光ファイバ増幅器505の構成を示す図である。本実施形態において光ファイバ増幅器505は、光学部品で生じた光損失を補償するためだけでなく、強度変調された光信号から強度変調成分を取り除くための手段として使用される。
【0041】
強度変調された光信号から強度変調成分を取り除くためには、希土類元素ドープ光ファイバを用いる光ファイバ増幅器に自動レベル一定制御(ALC)を適用することにより、上記希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数よりも低い変調周波数成分を取り除くことが可能である。
【0042】
一般的に、光ファイバ増幅器の励起光に対する増幅利得の周波数特性は、その遮断周波数が2kHz程度である。よって、この遮断周波数より遅い例えば1kHzの周波数で強度変調された光信号であれば、希土類元素ドープ光ファイバはこの光信号の変動に十分追従することができる。従って光ファイバ増幅器をALCで用いた場合、変調周波数成分を取り除くことが可能になる。
【0043】
図9において、図示しない光学部品によりロスして光レベルが小さくなった強度変調光は、入力端子901を介して光ファイバ増幅器505に導入される。強度変調光は光合波器902において励起用LD光903からの励起光と合波され、希土類元素ドープ光ファイバ904に入射される。
【0044】
強度変調光は希土類元素ドープ光ファイバ904のポンプ作用により増幅され、光分岐器905でその一部が分岐されたのち出力端子906から出力される。この分岐光はフォトダイオード907で受光されモニタ回路908で光電変換されたのち、得られたモニタ電圧909が半導体レーザ駆動回路910に入力される。
【0045】
半導体レーザ駆動回路910は、上記モニタ電圧909と出力設定電圧911とを比較し、モニタ電圧909が出力設定電圧911に一致するように半導体レーザ903の駆動電流を制御する。出力設定電圧911には、一定の値の電圧が用いられる。
【0046】
このような構成において、回路の応答特性を希土類元素ドープ光ファイバ904の反転分布の応答周波数と同等レベルにすることにより、希土類元素ドープ光ファイバ904の反転分布の応答周波数以下の入力光レベル変動に対して、出力端子906から出射される出力光のレベルを一定に保つことが可能である。
【0047】
図10は、図4に示される光伝送装置の各部における光信号波形を示す図である。図10(A)は、図4の光ファイバ増幅器502に入力される光信号波形を示す。光信号(A)は光ファイバ増幅器502により強度変調され、光信号(B)となる。先述の通り本実施形態では、希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低い変調周波数で、かつ強度変調成分を取り除く際に光サージが発生しない程度の変調度で、光信号を強度変調するようにする。
【0048】
光信号(B)は各光部品を経由することにより損失を受け、減衰して光信号(C)となる。光信号(C)は光ファイバ増幅器505に入力され、強度変調成分が取り除かれて光信号(D)となる。すなわち装置出口に設置される光ファイバ増幅器505を自動レベル一定制御で用いることにより、適切に変調された被変調光の強度変調成分を取り除くことが可能となる。
【0049】
光部品による損失の補償だけでなく、光信号のパス切替によって損失がダイナミックに変動しても出力レベルを一定に保つため、駆動される光ファイバ増幅器を装置出口に設けることは従来から行なわれている。本実施形態では既存の光ファイバ増幅器を利用するが、光信号の変調周波数および変調度を新規な発想のもとで適切に設定することにより、装置出口に設けられる光ファイバ増幅器505を強度変調成分を取り除く手段として使用するようにしている。
【0050】
以上のように本実施形態では、例えば夫々異なる変調周波数やID情報などのユニークな変調パターンを個々の光信号に割り当て、光信号の入方路に設けられる光ファイバ増幅器502において各光信号に強度変調を施す。そして、各モニタ回路504において上記強度変調成分を抽出し、個々の変調成分を識別することにより、個々の光信号を一意に識別することが可能になる。従って、個々の光信号の導通をモニタすることにより、装置内部におけるパスの接続経路を確実に監視することが可能になる。
【0051】
また本実施形態では光信号を強度変調する際に、その変調周波数を希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低い周波数とし、かつ光サージが発生しない程度に抑圧された変調度で光信号を強度変調するようにしている。このようにしたので、光信号の出方路においてALC駆動される光ファイバ増幅器505により、強度変調成分を取り除くことが可能になる。このようなことから、光伝送装置内において、光信号の伝送品質に影響を与えることなく、光信号のパス接続を監視することが可能になる。
【0052】
(第2の実施形態)
図11は、本発明に係わる光伝送装置の第2の実施形態における主要部構成を示すブロック図である。本実施形態においては、複数の波長の光信号を波長多重して伝送するWDM(Wavelength Division Multiplex)光伝送システムを想定する。なお図11において図4と共通する部分には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
【0053】
光ファイバWLから到来する光波長多重信号は、光分波器501において個々の波長の光信号に分波される。分波された各光信号は、それぞれ光ファイバ増幅器502に入力されて、伝送路や光分波器501などで生じた光損失が補償されるとともに、固有の変調パターンにより強度変調される。各モニタ回路504においては、各光信号に含まれる固有の強度変調成分が抽出される。この情報は図示しない装置内制御部などに通知され、パスの接続状態を監視するために使用される。
【0054】
光ファイバ増幅器505は、光スイッチなどの光学部品509で生じた光損失を補償し、また、各光信号の強度変調成分を取り除く。各光ファイバ増幅器505の出力光信号は光合波器506で再び合波され、光波長多重信号となって光伝送路へ出力される。以上のように本発明は、波長多重光伝送システムにおいても、光伝送装置内において各光信号のパスの接続状態を、各光信号の伝送品質に影響を与えずに監視することが可能となる。
【0055】
(第3の実施形態)
図12は、本発明に係わる光伝送装置の第3の実施形態における主要部構成を示すブロック図である。図12には、WDMシステムで使用される光伝送装置において1チャネル分の構成が示される。なお図12において図11と共通する部分には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
【0056】
図12においては光ファイバ増幅器502をALC駆動するものとし、よって光ファイバ増幅器502の出力光レベルを一定とする。その代わりに、光ファイバ増幅器502と光学部品503との間に可変光減衰器507を設け、可変光減衰器507により光信号を強度変調するようにする。
【0057】
図13は、図12に示される可変光減衰器507の構成例を示す回路ブロック図である。図13において、入力端子801から入射された光信号は、可変型の光減衰器818を介して出力端子806から出射される。光減衰器818は、制御部812からの出力設定電圧811に基づいてドライブ回路810により駆動され、減衰量が時間的に可変される。制御部812には、出力設定電圧813、強度変調時出力設定電圧814、および外部信号817が与えられており、制御部812はこれらのうちいずれかを、選択的にドライブ回路810に与える。
【0058】
出力設定電圧813は、一定値の電圧である。強度変調時出力設定電圧814は、出力設定電圧813と、強度変調成分生成回路816からの信号をもとに、強度変調出力電圧生成回路815において生成される。
【0059】
強度変調成分生成回路816は、矩形波、正弦波、三角波などの繰り返し波形列や光信号のIDを表すビット列を外部信号817から取り入れ、強度変調出力電圧生成回路815に出力する。これにより強度変調時出力設定電圧814は強度変調信号となる。そうして、制御部812が信号814を選択した場合、信号814を目標値としてドライブ回路810が駆動され、その結果、光減衰器818のから出力端子806を介して出力される光信号には、強度変調成分が重畳される。
【0060】
なお、強度変調光の変調周波数を希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低くし、かつ、強度変調光の変調度をサージを防止できる程度に抑圧することは、第1および第2の実施形態と同様である。
【0061】
このように本実施形態では、光学部品503の入力側に設けられる光ファイバ増幅器502をALC駆動し、光ファイバ増幅器502から一定レベルの光信号を出力させる。その代わりに、光ファイバ増幅器502と光学部品503との間に可変光減衰器507を設け、強度変調信号に応じて可変光減衰器507の減衰量を可変することにより光信号に強度変調を与えるようにしている。このようにすることでも、上記第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
【0062】
(第4の実施形態)
図14は、本発明に係わる光伝送装置の第4の実施形態における主要部構成を示すブロック図である。図14には、WDMシステムで使用される光伝送装置において1チャネル分の構成が示される。なお図14において図12と共通する部分には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
【0063】
図14においては、光ファイバ増幅器502と光学部品503との間の可変光減衰器507が排除される。これに代えて、光学部品503と光ファイバ増幅器505との間に可変光減衰器508が設けられる。光ファイバ増幅器502は第1および第2の実施形態と同様に、光信号に強度変調を与える手段として動作する。光ファイバ増幅器505はALC駆動され、光学部品503や可変光減衰器508などで生じた光損失を補償する。そして本実施形態においては、可変光減衰器508により光信号の強度変調成分を取り除くようにする。
【0064】
図15は、可変光減衰器508の構成例を示す回路ブロック図である。図15において、図示しない光学部品から出力される強度変調光は、入力端子901を介して可変光減衰器508に導入される。強度変調光は光減衰器912を介して光分岐器905でその一部が分岐されたのち、出力端子906から出力される。分岐光はフォトダイオード907で受光されモニタ回路908で光電変換されたのち、得られたモニタ電圧909がドライブ回路810に入力される。
【0065】
ドライブ回路810は、上記モニタ電圧909と出力設定電圧911とを比較し、モニタ電圧909が出力設定電圧911に一致するように光減衰器912の減衰量を制御する。出力設定電圧911には、一定の値の電圧が用いられる。
【0066】
このような構成において、回路の応答特性を希土類元素ドープ光ファイバ904の反転分布の応答周波数と同等レベルにすることにより、希土類元素ドープ光ファイバ904の反転分布の応答周波数以下の入力光レベル変動に対して、出力端子906から出射される出力光のレベルを一定に保つことが可能である。すなわち、装置出口に設置される光ファイバ増幅器505の前に可変光減衰器508を設置し、これを自動レベル一定制御(ALC)で用いることにより、変調周波数成分を取り除くことが可能である。従って本実施形態においても、上記第1〜第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0067】
(第5の実施形態)
図16は、本発明に係わる光伝送装置の第5の実施形態における主要部構成を示すブロック図である。図16には、WDMシステムで使用される光伝送装置において1チャネル分の構成が示される。なお図16において図12、図14と共通する部分には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
【0068】
図16においては、光ファイバ増幅器502と光学部品503との間に可変光減衰器507が、また光学部品503と光ファイバ増幅器505との間に可変光減衰器508が、それぞれ設けられる。光ファイバ増幅器502,505は、いずれも駆動される。そして、可変光減衰器507により光信号に強度変調を与え、可変光減衰器508により光信号から強度変調成分を取り除くようにしたものである。
【0069】
このような構成によっても、光信号に影響を与えることなく、個々の波長の光信号を一意に区別することが可能となり、従って本実施形態においても、上記第1〜第4の実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
【0070】
以上、第1〜第5の実施形態において詳細に説明したように、これらの実施形態によれば光信号を一意に識別することができ、よって装置内部におけるパスの接続経路を確実に監視することの可能な光伝送装置および光信号パス接続監視方法を提供することができる。
【0071】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば図1〜図3に示されるように、アドドロップ用と、クロスコネクト用とに光スイッチを分割する必要は必ずしも無い。アドドロップ処理とクロスコネクト処理とを一つの光スイッチにより実施するようにしても良い。
また上記第3〜第5の実施形態において、可変光減衰器507に代えて光強度変調器を用いるようにしても良い。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0072】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、光信号を一意に識別できるようになり、これにより装置内部におけるパスの接続経路を確実に監視することの可能な光伝送装置および光信号パス接続監視方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】波長多重光伝送システムに使用される全光伝送装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示される光伝送装置において障害が発生した状態の一例を示す図。
【図3】図1に示される光伝送装置において障害が発生した状態の別の例を示す図。
【図4】本発明に係わる光伝送装置の第1の実施形態における主要部構成を示すブロック図。
【図5】図4に示される光ファイバ増幅器502の構成を示すブロック図。
【図6】強度変調出力電圧生成回路615において生成される強度変調時出力設定電圧614の例を示す図。
【図7】図4に示されるモニタ回路504の構成例を示す回路ブロック図。
【図8】図4に示されるモニタ回路504の別の構成例を示す回路ブロック図。
【図9】図4に示される光ファイバ増幅器505の構成例を示す回路ブロック図。
【図10】図4に示される光伝送装置の各部における光信号波形を示す図。
【図11】本発明に係わる光伝送装置の第2の実施形態における主要部構成を示すブロック図。
【図12】本発明に係わる光伝送装置の第3の実施形態における主要部構成を示すブロック図。
【図13】図12に示される可変光減衰器507の構成例を示す回路ブロック図。
【図14】本発明に係わる光伝送装置の第4の実施形態における主要部構成を示すブロック図。
【図15】図14に示される可変光減衰器508の構成例を示す回路ブロック図。
【図16】本発明に係わる光伝送装置の第5の実施形態における主要部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
WL,EL…光ファイバ
P1…出力ポート
101…光分波器
102…光アドドロップ用光スイッチ
103…光クロスコネクト用光スイッチ
104…光合波器
105,106…光増幅器
107…光一括増幅器
110,111…光受信機
501…光分波器
502,505…光ファイバ増幅器
503…光学部品
504…モニタ回路
506…光合波器
507,508…可変光減衰器
509…光学部品
601…入力端子
602…光合波器
603…励起用LD
604…希土類元素ドープ光ファイバ
605…光分岐器
606…出力端子
607…フォトダイオード
608…モニタ回路
609…モニタ電圧
610…半導体レーザ駆動回路
611…出力設定電圧
612…制御部
613…通常運用時出力設定電圧
614…強度変調時出力設定電圧
615…強度変調出力電圧生成回路
616…強度変調成分生成回路
701…入力端子
702…光分岐器
703…出力端子
704…フォトダイオード
705…モニタ回路
706…コンパレータ
707…ADコンバータ
708…周波数検出回路
801…入力端子
806…出力端子
810…ドライブ回路
811…出力設定電圧
812…制御部
813…出力設定電圧
814…強度変調時出力設定電圧
815…強度変調出力電圧生成回路
816…強度変調成分生成回路
818…光減衰器
901…入力端子
902…光合波器
903…LD光
904…希土類元素ドープ光ファイバ
905…光分岐器
906…出力端子
907…フォトダイオード
908…モニタ回路
909…モニタ電圧
910…半導体レーザ駆動回路
911…出力設定電圧
912…光減衰器

Claims (9)

  1. 光信号が自装置内部をトランスペアレントに伝達され、当該光信号のルーティングを波長単位で実施する光伝送装置であって、
    区別すべき光信号にそれぞれ固有の変調特性を割り当て、この割り当てられた変調特性に基づいて個々の光信号を変調する変調手段と、
    この変調手段で変調された光信号から変調成分を抽出して個々の光信号を識別するモニタ手段と、
    前記変調手段で変調された光信号から前記変調成分を除去する除去手段とを具備することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記変調手段は、前記変調特性に基づいて、希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低い変調周波数で、かつ規定値以下に抑圧された変調度で前記光信号を強度変調することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記除去手段は、希土類元素ドープ光ファイバを備え、自動レベル一定制御のもとで駆動される光ファイバ増幅器であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記変調手段は、区別すべき光信号にそれぞれ固有の識別周波数を割り当て、この識別周波数に基づいて個々の光信号を強度変調し、
    前記モニタ手段は、この変調手段で強度変調された光信号から前記識別周波数を抽出して個々の光信号を識別することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 前記変調手段は、区別すべき光信号にそれぞれ固有の識別情報を割り当て、この識別情報に基づいて個々の光信号を強度変調し、
    前記モニタ手段は、この変調手段で強度変調された光信号から前記識別情報を抽出して個々の光信号を識別することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  6. 光信号が自装置内部をトランスペアレントに伝達され、当該光信号のルーティングを波長単位で実施する光伝送装置で用いられる光信号パス接続監視方法あって、
    区別すべき光信号にそれぞれ固有の変調特性を割り当て、この割り当てられた変調特性に基づいて個々の光信号を変調する第1ステップと、
    この第1ステップで変調された光信号から変調成分を抽出して個々の光信号を識別する第2ステップと、
    前記第1ステップで変調された光信号から前記変調成分を除去する第3ステップとを具備することを特徴とする光信号パス接続監視方法。
  7. 前記第1ステップは、前記変調特性に基づいて、希土類元素ドープ光ファイバの反転分布の応答周波数より低い変調周波数で、かつ規定値以下に抑圧された変調度で前記光信号を強度変調するステップであることを特徴とする請求項6に記載の光信号パス接続監視方法。
  8. 前記第1ステップは、区別すべき光信号にそれぞれ固有の識別周波数を割り当て、この識別周波数に基づいて個々の光信号を強度変調するステップであり、
    前記第2ステップは、この第1ステップで強度変調された光信号から前記識別周波数を抽出して個々の光信号を識別するステップであることを特徴とする請求項6に記載の光信号パス接続監視方法。
  9. 前記第1ステップは、区別すべき光信号にそれぞれ固有の識別情報を割り当て、この識別情報に基づいて個々の光信号を強度変調するステップであり、
    前記第2ステップは、この第1ステップで強度変調された光信号から前記識別情報を抽出して個々の光信号を識別することを特徴とする請求項6に記載の光信号パス接続監視方法。
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