JP2013157655A - 波長多重伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害発生時および障害復旧時に、円滑に動作移行を行うことができ、安定した伝送特性を保つ。
【解決手段】パススルーされた信号光の光レベルをモニタするモニタ部205と、ダミー光を発光するダミー光源207と、波長フィルタ203により透過された信号光またはダミー光源207により発光されたダミー光を2:1合波部210に出力させる2:1光スイッチ209と、モニタ部205により光レベルが入力断状態であると判定された場合に、ダミー光源207により発光されたダミー光を出力させるよう2:1光スイッチ209を制御し、モニタ部205により入力断状態から復旧したと判定された場合に、波長フィルタ203により透過された信号光を出力させるよう2:1光スイッチ209を制御する光スイッチ制御部208とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、波長パススルー機能を有する波長多重伝送装置において、前段の伝送路での障害による光レベル変動を調整する波長多重伝送装置に関するものである。
海底光ケーブル伝送方式は、海峡横断などに用いる無中継方式と、大洋横断などに用いる海底中継装置を含む長距離中継方式とに分類される。長距離中継方式を必要とする海底光ケーブル中継伝送システムでは、海底中継伝送路とその両端による陸上装置などから構成され、50Km程度の中継間隔ごとに海底中継装置を配設する構成が一般的である。
こうした光ケーブルにより複数の情報を効率よく伝送する技術として、波長分割多重光伝送技術がある。波長分割多重光伝送技術は、複数の信号をそれぞれ異なる波長の光信号に割り当て(分割)、それらを多重化して2本の光ファイバにより双方向に伝送するものである。送信側では、波長が異なる光源からの光信号を光合波器により合成し、受信側では光分波器により各波長の光信号に分波して、これらを光受光素子により電気信号に変換する。
図16に海底光ケーブル中継伝送システムの構成例を示す。なお図16では、4つの波長多重伝送装置(A〜D局)を備えた場合を示している。
図16において、A〜D局は、それぞれ一対の光ファイバペア(FP)により接続されている。例えばA局は、FP1(伝送路A−1)によりB局と接続され、FP2(伝送路A−2)によりC局と接続され、FP3(伝送路A−3)によりD局と接続される。ここで、A局およびD局は全ての信号光を送受信するトランク局、B局およびC局はその一部を送受信するブランチ局と一般的に呼ばれる。
システム導入初期は、トランク局−ブランチ局間にそれぞれ1対のFP、トランク局−トランク局間にも1対もしくはそれ以上のFPを割り当て、各局間の信号送受を行う。海底光ケーブル中継伝送システムでは、通常、システム運用開始時から最大波長多重数で運用されることはほとんどない。よって、システム運用開始時では、初期に必要な波長数(通信容量)だけを運用し、回線需要が増加した時点で新たに波長多重数を増やす運用を行うことが一般的である。
しかしながら、システム運用が開始した後に増設される通信容量は各FPで均一ではなく、通信容量が必要となるFPはトランク局−トランク局であることが多い。そのため、トランク局−トランク局間では容量限界の波長数となっても、トランク局−ブランチ局間では容量に余裕があることがある。しかしながら、トランク局−トランク局間の容量増設のために新たに海底光ケーブルを新設することは、多大な費用が必要となる。そこで、近年、波長多重信号の送受局において、未運用となっている波長をブランチ局で終端せずに、トランク局にそのまま伝送することで、トランク局−トランク局間の容量増設が可能な波長パススルー機能を有する波長多重伝送装置が注目されている。
図17に波長パススルー機能を有する波長多重伝送装置の構成について示す。なお、図17では、ブランチ局として図16に示すB局を例に取る。また、信号光の伝送方向を図の左から右向きとし、図4に示すように波長多重された信号光が伝送路A−1を伝播しているとする。
なお、図4において、変調光の帯域両側に位置するピークレベルの高い波長光はダミー光と呼ばれ、変調光のピークレベルを下げる効果を発揮する。
ここで、光増幅中継伝送システムでは、1波あたりのパワーは伝送路適所に設けられた光増幅中継器の飽和出力を波長数で割った量で概略が決まる。しかしながら、もし波長数が少ないと、1波あたりのパワーが過剰となり、これが光ファイバ伝送路で非線形光学効果を引き起こし、伝送品質を著しく劣化させるという問題がある。そこで、送受信波長光およびパススルー波長光のほかにダミー光を加えることでトータルレベルを保ちつつ波長あたりのパワーを抑制している。
図17において、波長多重伝送装置の受信部100側では、まず、光増幅部1001は、伝送路A−1から受信した波長多重光を増幅する。この光増幅部1001は伝送路で発生する損失を補償する機能を果たす。
次いで、1:2光分波部1002は、この波長多重光を2つに分波し、一方を波長分離部1003に出力し、他方を送信部200に出力(波長パススルー)する。ここで、受信部100から送信部200に対して当局で終端/挿入されない波長帯を含む波長多重信号の受け渡しを波長パススルーと呼ぶ。
次いで、波長分離部1003は、当局で終端する波長多重光を波長ごとにそれぞれ分離する。次いで、波長変換部1004は、各波長光を元の電気信号に復調し、受信データとして出力する。
一方、送信部200側では、波長変換部2001は、当局で挿入する送信データを、信号ごとに各波長光に変換する。次いで、波長多重部2002は、各波長光を波長多重し、2:1合波部2004に出力する。なお、波長多重部2002出力を図5に示す。
また、波長フィルタ2003は、受信部100から波長パススルーされてきた波長多重信号のうち、当局で終端する波長をブロックし、当局で終端しない波長をスルーして2:1合波部2004に出力する。なお、波長フィルタ2003出力を図7に示す。
次いで、2:1合波部2004は、波長多重部2002からの波長多重光と波長フィルタ2003からの波長多重光とを合波する。次いで、光増幅部2005は、合波された波長多重光を増幅して、伝送路B−1に送出する。この伝送路B−1に送出された波長多重光は再び図4のようなスペクトルとなる。
ここで、上述した光ファイバ伝送路中での非線形光学効果を抑圧するためには、光増幅部2005出力において、1波長あたりの変調光のピークレベルを一定にし、かつトータルレベルを一定に保つようにする必要がある。しかしながら、波長パススルー機能を有する波長多重伝送装置では、例えば伝送路A−1で海中区間におけるケーブル断等の障害が発生した場合に、波長フィルタ2003への入力信号がなくなる。その結果、波長数が減少し、光増幅部2005への入力は図5に示すようなスペクトル形状となる。よって、光増幅部2005が利得一定制御を行っている場合、光強度出力が正常時と比較して低下してしまい、出力一定制御を行っている場合に1波長あたりのピークレベルが上昇してしまう。
そこで、光増幅部2005の出力もしくは1波長あたりのピークレベルを一定に保つ方法として、伝送路A−1の障害を検出してダミー光を代わりに挿入することで、伝送路が異常の場合でも異常前の送信スペクトルと同等のスペクトル形状を作る方法が考えられている(例えば特許文献1,2参照)。
この特許文献1,2に開示された従来の波長多重伝送装置の構成例を図18に示す。
図18に示す波長多重伝送装置は、前段の伝送路A−1の障害をモニタ部2007で検出し、伝送路にダミー光を挿入する構造になっている。さらに、伝送路A−1の障害が復旧した場合には、前段の伝送路A−1からの波長多重光がモニタ部2007に入力されるため、モニタ部2007にて復旧を検出することができ、通常動作に移行することができる。
特開2000−134156号公報 特開2002−246986号公報
しかしながら、図18に示す波長多重伝送装置では、モニタ部2007にて復旧が検出されるのとほぼ同時に、波長パススルーされた波長多重光が2:1合波部2010に入力される。一方、ダミー光の挿入はダミー光源2009のON/OFFの切り替えで行われているため、ダミー光源2009をONからOFFにする際の立ち下り時間が生じる。そのため、障害復旧時には、図10,19に示すように、2:1合波部2010出力がダミー光とパススルー波長光とが重なったものとなり、通常より強い光が伝送路B−1に伝わることになる。そして、これにより伝送路B−1の伝送品質が劣化し、海中区間の中継器に入力定格を超えるパワーが入力されて故障につながるという課題がある。
また、上述のようにダミー光の挿入はダミー光源2009のON/OFFの切り替えで行われているため、ダミー光源2009をOFFからONにする際の立ち上がり時間も生じる。そのため、障害発生時に、図19に示すように、障害発生からダミー光の送出までに時間がかかり、その間は伝送路B−1の伝送品質が劣化するという課題があった。
さらに、通常時においてダミー光源2009がOFF状態の場合には、ダミー光源2009の故障の有無を監視することができない。そのため、障害発生時に、ダミー光が送出されない可能性があるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、障害発生時および障害復旧時に、円滑に動作移行を行うことができ、安定した伝送特性を保つことができる波長多重伝送装置を提供することを目的としている。
この発明に係る波長多重伝送装置は、受信側からパススルーされた単波長または波長多重された信号光のうち当局で終端しない波長帯の信号光を透過する帯域濾波手段、および、送信データを変調した単波長または波長多重された信号光と、帯域濾波手段により透過された信号光とを合波する合波手段を備え、合波手段により合波された信号光を出力する波長多重伝送装置において、パススルーされた信号光の光レベルをモニタするモニタ手段と、ダミー光を発光するダミー光源と、帯域濾波手段により透過された信号光またはダミー光源により発光されたダミー光を合波手段に出力させる切替手段と、モニタ手段により光レベルが入力断状態であると判定された場合に、ダミー光源により発光されたダミー光を出力させるよう切替手段を制御し、モニタ手段により入力断状態から復旧したと判定された場合に、帯域濾波手段により透過された信号光を出力させるよう切替手段を制御する切替制御手段とを備え、合波手段は、光スイッチからダミー光が出力された場合に、送信データを変調した信号光と当該ダミー光とを合波するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、障害発生時および障害復旧時に、円滑に動作移行を行うことができ、安定した伝送特性を保つことができる。
この発明の実施の形態1に係る波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る波長多重伝送装置の受信部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る波長多重伝送装置の送信部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における受信部により受信される波長多重光のスペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1における送信部により挿入される波長多重光のスペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1における波長フィルタの特性の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1における波長フィルタ透過後の波長多重光のスペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1におけるダミー光源によるダミー光のスペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態1における障害発生時の2:1合波部出力のスペクトルを示す図である。 従来の波長多重伝送装置の障害復旧後の2:1合波部出力のスペクトルを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態2における2:2光スイッチの通常時での状態を示す図である。 この発明の実施の形態2における2:2光スイッチの障害発生時での状態を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る波長多重伝送装置の障害発生・復旧時での光レベルの変化を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。 従来の海底光ケーブル中継伝送システムの構成例を示す図である。 従来の波長パススルー機能を有する波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。 従来の波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。 従来の波長多重伝送装置の障害発生・復旧時での光レベルの変化を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
なお以下では、波長多重伝送装置で波長パススルーする信号光および送信データを変調した信号光は、どちらも複数の異なる波長の光が多重された波長多重光であるとして説明を行う。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。なお、図1では、伝送路A−1から伝送路B−1に向けて波長多重光を伝送する波長多重伝送装置(図16のB局)を例にして示している。
波長多重伝送装置は、図1に示すように、受信部1および送信部2から構成されている。
受信部1は、伝送路A−1から受信した波長多重光に対して波長毎に分離を行い、元の信号に復調するものである。この受信部1は、光増幅部101、1:2分波部102、波長分離部103および波長変換部104から構成されている。
光増幅部101は、伝送路A−1から受信した波長多重光を増幅するものであり、伝送路損失を補償する機能を果たすものである。この光増幅部101により増幅された波長多重光は1:2分波部102に出力される。
1:2分波部102は、光増幅部101により増幅された波長多重光を2つに分波するものである。この1:2分波部102により分波された一方の波長多重光は波長分離部103に出力され、他方の波長多重光は送信部2に出力(波長パススルー)される。この波長パススルーされた波長多重光は、当局で終端/挿入されない波長帯を含む波長多重光である。
波長分離部103は、1:2分波部102から出力された波長多重光を波長毎の波長光に分離するものである。この波長分離部103により分離された各波長光は波長変換部104に出力される。
波長変換部104は、波長分離部103により分離された各波長光を元の信号に復調するものである。この波長変換部104により復調された各信号は受信データとして不図示の信号受信部に出力される。
送信部2は、複数の信号を異なる波長光に変調し、波長多重して伝送路B−1に送出するものである。この送信部2は、波長変換部201、波長多重部202、波長フィルタ(帯域濾波手段)203、1:2分波部204、モニタ部(モニタ手段)205、ダミー光制御部(ダミー光制御手段)206、ダミー光源207、光スイッチ制御部(切替制御手段)208、2:1光スイッチ(切替手段)209、2:1合波部(合波手段)210および光増幅部211から構成されている。
波長変換部201は、不図示の信号送信部から受信した送信データを信号毎に波長光に変調するものである。この波長変換部201により変調された各波長光は波長多重部202に出力される。
波長多重部202は、波長変換部201により変調された複数の波長光を波長多重するものである。この波長多重部202により波長多重された波長多重光は2:1合波部210に出力される。
波長フィルタ203は、受信部1により波長パススルーされた波長多重光のうち、当局で終端する波長帯の波長多重光をブロックして、当局では終端しない波長帯の波長多重光のみをスルー(透過)するものである。この波長フィルタ203によりスルーされた波長多重光は1:2分波部204に出力される。
1:2分波部204は、波長フィルタ203によりスルーされた波長多重光を2つに分波するものである。この1:2分波部204により分波された一方の波長多重光は2:1光スイッチ209に出力され、他方の波長多重光はモニタ部205に出力される。
モニタ部205は、1:2分波部204から出力された信号光(波長多重光)の光レベルをモニタして、この信号光の入力状態を監視するものである。ここで、モニタ部205は、モニタしている光レベルが予め設定した期待値と一致する場合には、信号光が正常に入力していると判定する。一方、モニタ部205は、モニタしている光レベルが期待値より小さい場合には、信号光が正常に入力していない(入力断状態である)と判定する。このモニタ部205によるモニタ結果はダミー光制御部206および光スイッチ制御部208に通知される。
ダミー光制御部206は、モニタ部205によるモニタ結果に基づいて、結果が正常を示している(波長多重光が正常に入力している)場合には、ダミー光を発光させないようにダミー光源207を制御する。一方、結果が異常を示している(波長多重光が入力断状態である)場合には、ダミー光を発光させるようにダミー光源207を制御する。
ダミー光源207は、ダミー光制御部206による制御に従い、ダミー光の発光/消光を行うものである。このダミー光源207は、図8に示すように、当局で波長パススルーする(終端しない)波長帯で発光する光源とする。図8では、ダミー光源207としてCW(Continuous Wave)光源を複数並べた場合のスペクトルを示している。なお、CW光は無変調光である。また、ダミー光源207は、図8に示す構成以外にも様々な構成が可能である。例えば、ダミー光源207として、自然放出光(ASE)を帯域濾波フィルタにて濾波した無変調のスペクトラムスライス光を適用してもよい。
このダミー光源207により発光されたダミー光は2:1光スイッチ209に出力される。
光スイッチ制御部208は、モニタ部205によるモニタ結果に基づいて、結果が正常を示している(波長多重光が正常に入力している)場合には、1:2分波部204からの波長多重光のみを2:1合波部210に出力させるよう2:1光スイッチ209を制御する。一方、結果が異常を示している(波長多重光が入力断状態である)場合には、ダミー光源207からのダミー光のみを2:1合波部210に出力させるよう2:1光スイッチ209を制御する。
2:1光スイッチ209は、光スイッチ制御部208による制御に従い、1:2分波部204から出力された波長多重光またはダミー光源207から出力されたダミー光を2:1合波部210に出力させるよう経路を切り替えるものである。
2:1合波部210は、波長多重部202から出力された波長多重光と2:1光スイッチ209から出力された信号光(波長多重光またはダミー光)とを合波するものである。この2:1合波部210により合波された波長多重光は光増幅部211に出力される。
光増幅部211は、2:1合波部210により合波された波長多重光を増幅するものである。この光増幅部211により増幅された波長多重光は伝送路B−1へ送出される。
次に、上記のように構成される波長多重伝送装置の動作について説明する。まず、受信部1の動作について説明する。図2はこの発明の実施の形態1における受信部1の動作を示すフローチャートである。
受信部1での動作では、図2に示すように、まず、光増幅部101は、伝送路A−1から受信した波長多重光を増幅する(ステップST201)。ここで、伝送路A−1から受信した波長多重光は、図4に示すように、当局で終端する送受信波長光と、当局では終端しない(次局へ波長パススルーする)パススルー波長光と、変調光の帯域両側に位置するダミー光とから構成されている。この光増幅部101により増幅された波長多重光は1:2分波部102に出力される。
次いで、1:2分波部102は、光増幅部101により増幅された波長多重光を2つに分波する(ステップST202)。この1:2分波部102により分波された一方の波長多重光は波長分離部103に出力され、他方の波長多重光は送信部2に出力(波長パススルー)される。
次いで、波長分離部103は、1:2分波部102から出力された波長多重光を波長毎の波長光に分離する(ステップST203)。この波長分離部103により分離された各波長光は波長変換部104に出力される。
次いで、波長変換部104は、波長分離部103により分離された各波長光を元の信号に復調する(ステップST204)。この波長変換部104により復調された信号は受信データとして信号受信部に出力される。
次に、送信部2の動作について説明する。図3はこの発明の実施の形態1における送信部2の動作を示すフローチャートである。
送信部2の動作では、図3に示すように、まず、波長変換部201は、信号送信部から受信した送信データを信号毎に波長光に変調する(ステップST301)。この波長変換部201により変調された各波長光は波長多重部202に出力される。
次いで、波長多重部202は、波長変換部201により変調された各波長光を波長多重する(ステップST302)。この波長多重部202により波長多重された波長多重光は、図5に示すように、送受信波長光と、ダミー光とから構成されている。この波長多重部202により波長多重された波長多重光は2:1合波部210に出力される。
一方、波長フィルタ203は、受信部1により波長パススルーされた波長多重光のうち、当局で終端する波長帯の波長多重光をブロックして、当局では終端しない波長帯の波長多重光のみをスルーさせる(ステップST303)。ここで、この波長フィルタ203は、図6に示すようなフィルタ特性を有し、図7に示すように、パススルー波長光と、パススルー波長光側のダミー光のみをスルーさせる。この波長フィルタ203によりスルーされた波長多重光は1:2分波部204に出力される。
次いで、1:2分波部204は、波長フィルタ203によりスルーされた波長多重光を2つに分波する(ステップST304)。この1:2分波部204により分波された一方の波長多重光は2:1光スイッチ209に出力され、他方の波長多重光はモニタ部205に出力される。
次いで、モニタ部205は、1:2分波部204から出力された波長多重光の光レベルをモニタして、波長多重光が正常に入力しているかを判定する(ステップST305)。すなわち、モニタ部205は、モニタしている光レベルが、予め設定した期待値と一致する場合には波長多重光が正常に入力していると判定し、期待値より小さい場合には波長多重光が正常に入力していないと判定する。
このステップST305において、モニタ部205が、波長多重光が正常に入力していると判定した場合には、ダミー光制御部206は、ダミー光を発光させないようにダミー光源207を制御する(ステップST306)。また、光スイッチ制御部208は、1:2分波部204から出力された波長多重光のみを2:1合波部210に出力させるよう2:1光スイッチ209を制御する(ステップST307)。
次いで、2:1合波部210は、波長多重部202からの波長多重光と2:1光スイッチ209からの波長多重光とを合波する(ステップST308)。この2:1合波部210により合波された波長多重光は、再び図4に示すように、送受信波長光と、パススルー波長光と、ダミー光とから構成される波長多重光となる。この2:1合波部210により合波された波長多重光は光増幅部211に出力される。
次いで、光増幅部211は、2:1合波部210により合波された波長多重光を増幅する(ステップST309)。この光増幅部211により増幅された波長多重光は伝送路B−1へ送出される。
以上の動作により、通常時(正常時)では、伝送路B−1へ送出される波長多重光の1波長あたりのピークレベルとトータルレベルとが一定であり、伝送品質が保たれる。
一方、ステップST305において、モニタ部205が、波長多重光が正常に入力していない(入力断状態である)と判定した場合には、ダミー光制御部206は、ダミー光を発光させるようにダミー光源207を制御する(ステップST310)。すなわち、伝送路A−1で海中区間におけるケーブル断等の障害が発生し、受信部1への入力が断となった場合は、B局での受信データは全波長分、断となる。しかし、B局から伝送路B−1への送信データは存在するため、波長変換部201および波長多重部202の出力は正常であり、図5に示すスペクトル形状となる。そこで、入力断となった信号光に代えて図8に示すダミー光を新たに挿入する。
また、光スイッチ制御部208は、ダミー光源207から出力されたダミー光のみを2:1合波部210に出力させるよう2:1光スイッチ209を制御する(ステップST311)。
次いで、2:1合波部210は、波長多重部202からの波長多重光と2:1光スイッチ209からのダミー光とを合波する(ステップST312)。この2:1合波部210により合波された波長多重光は、図9に示すように、送受信波長光と、ダミー光とから構成される波長多重光となる。この2:1合波部210により合波された波長多重光は光増幅部211に出力される。
次いで、光増幅部211は、2:1合波部210により合波された波長多重光を増幅する(ステップST313)。この光増幅部211により増幅された波長多重光は伝送路B−1へ送出される。
以上の動作により、異常状態では、図9に示すようにダミー光を新たに挿入することで、光増幅部211より伝送路B−1へ送出される波長多重光の1波長あたりのピークレベルとトータルレベルとが一定になり、伝送品質を保つことができる。
なお、挿入したダミー光は信号成分を含んでいないため、終端されるトランク局の波長変換部では送信元のデータ信号に復号できない。そのため、End−to−Endのシステム全体としても異常を検出することができる。
その後、伝送路A−1で海中区間におけるケーブル断等の障害が復旧した場合、モニタ部205では波長パススルーされた波長多重光の入力を検出し、その結果をダミー光制御部206および光スイッチ制御部208に通知する。次いで、ダミー光制御部206はダミー光の発光を停止させ、光スイッチ制御部208は、1:2分波部204から出力された波長多重光のみを2:1合波部210に出力させるよう2:1光スイッチ209を制御する。
ここで、従来装置のように2:1光スイッチ209がない場合、障害から復旧した際に、図10に示すように、ダミー光とパススルー波長光とが重なることになり、2:1合波部210出力の光レベルは大きくなる。この場合、伝送品質を保つことができなくなるとともに、伝送路B−1に接続されている海中区間の中継器に過大なパワーが入力され故障を発生させる可能性がある。
それに対して、本実施の形態では、2:1光スイッチ209を設けているため、ダミー光とパススルー波長光とが同時に同じ経路に入力することがなく、信号が重なることはない。そのため、伝送路B−1に通常より強いパワーが入力されることがないため、伝送品質を保つことができ、また海中区間の中継器に過大なパワーが入力されることを防止できる。
なお、本実施の形態における2:1光スイッチ209は、2:1合波部と、光をON/OFF切り替え可能な光スイッチとを用いて構成してもよく、同様の動作を行うことができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、2:1光スイッチ209を設け、波長パススルーされた波長多重光が入力断状態である場合に、ダミー光を2:1合波部210に出力し、入力断状態から復旧した場合に、波長パススルーされた波長多重光を2:1合波部210に出力するように構成したので、障害発生時および障害復旧時に、円滑に動作移行を行うことができ、安定した伝送特性を保つことができる。
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2に係る波長多重伝送装置の概略構成を示す図である。図11に示す実施の形態2に係る波長多重伝送装置は、図1に示す実施の形態1に係る波長多重伝送装置の2:1光スイッチ209を削除し、2:2光スイッチ(切替手段)212およびモニタ部213を追加したものである。そのほかの構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
2:2光スイッチ212は、光スイッチ制御部208による制御に従い、波長フィルタ203から出力された波長多重光およびダミー光源207から出力されたダミー光のうち、一方を1:2分波部204に出力させ、他方をモニタ部213に出力させるよう経路を切り替えるものである。
モニタ部213は、2:2光スイッチ212から出力された信号光(波長多重光またはダミー光)の光レベルをモニタして、信号光の入力状態を確認するものである。ここで、モニタ部213は、モニタしている光レベルが予め設定した期待値と一致する場合には、信号光が正常に入力していると判定する。一方、モニタ部213は、モニタしている光レベルが期待値より小さい場合には、信号光が正常に入力していない(信号光が波長多重光の場合には入力断状態、ダミー光の場合には故障)と判定する。このモニタ部213によるモニタ結果はダミー光制御部206および光スイッチ制御部208に通知される。
また、モニタ部205は、1:2分波204から出力された信号光(波長多重光またはダミー光)の光レベルをモニタして、この信号光の入力状態を監視する。
このモニタ部205,213は、本発明のモニタ手段および第2のモニタ手段に相当する。
なお、1:2分波部204は、2:2光スイッチ212から出力された信号光(波長多重光またはダミー光)を2つに分波する。この1:2分波部204により分波された一方の信号光は2:1合波部210に出力され、他方の信号光はモニタ部205に出力される。
また、ダミー光制御部206は、ダミー光を常時発光させるようダミー光源207を制御し、モニタ部205,213によるモニタ結果に基づいて、ダミー光源207の発光レベルを制御する。
また、ダミー光源207は、ダミー光制御部206による制御に従い、ダミー光を常時発光して、2:2光スイッチ212に出力する。
また、光スイッチ制御部208は、モニタ部205,213によるモニタ結果に基づいて、波長多重光が正常に入力している場合には、波長フィルタ203からの波長多重光のみを1:2分波部204に出力させ、ダミー光源207からのダミー光のみをモニタ部213に出力させるよう2:2光スイッチ212を制御する。一方、波長多重光が入力断状態である場合には、ダミー光源207からのダミー光のみを1:2分波部204に出力させ、波長フィルタ203からの波長多重光のみをモニタ部213に出力させるよう2:2光スイッチ212を制御する。
また、2:1合波部210は、波長多重部202から出力された波長多重光と1:2分波部204から出力された信号光(波長多重光またはダミー光)とを合波する。
ここで、通常時では、受信部1により波長パススルーされた波長多重光が、波長フィルタ203、2:2光スイッチ212および1:2分波部204を経由してモニタ部205に入力される。よって、モニタ部205により、この波長多重光が正常に入力していると判定され、光スイッチ制御部208は、図12に示すように、波長パススルーされた波長多重光のみを1:2分波部204に出力させ、ダミー光源207により発光されたダミー光のみをモニタ部213に出力させるよう2:2光スイッチ212を制御する。これにより、2:1合波部210の出力は、通常通りとなり、伝送路B−1へ送出される波長多重光の1波長あたりのピークレベルと、トータルレベルとが一定になり、伝送品質が保たれる。
また、モニタ部205によるモニタ結果(波長多重光の光レベル)はダミー光制御部206にも通知される。そして、ダミー光制御部206は、ダミー光の光レベルがこの波長多重光の光レベルと一致するように、モニタ部213によるモニタ結果(ダミー光の光レベル)を参照しながらダミー光源207の発光レベルを制御する。さらに、モニタ部213では、ダミー光の光レベルをモニタすることで、ダミー光源207の故障有無をモニタする。
一方、異常時では、波長多重光がモニタ部205に入力されなくなる。よって、モニタ部205により、波長多重光が入力断状態であると判定され、光スイッチ制御部208は、図13に示すように、ダミー光源207により発光されたダミー光のみを1:2分波部204に出力させ、波長パススルーされた波長多重光のみをモニタ部213に出力させるよう2:2光スイッチ212を制御する。この際、ダミー光の光レベルは、通常時の光レベルと一致するように予め制御されているため、図14に示すように、2:1合波部210出力を瞬時に通常時の光レベルに合わせることができる。これにより、伝送路B−1へ送出される波長多重光の1波長あたりのピークレベルと、トータルレベルとがすぐに通常時と同様になり、伝送品質を保つことができる。
その後、伝送路A−1で海中区間におけるケーブル断等の障害が復旧した場合、受信部1により波長パススルーされた波長多重光が、波長フィルタ203および2:2光スイッチ212を経由してモニタ部213に入力される。よって、モニタ部213により、入力断状態の復旧が検出され、光スイッチ制御部208は、波長パススルーされた波長多重光のみを1:2分波部204に出力させ、ダミー光源207により発光されたダミー光のみをモニタ部213に出力させるよう2:2光スイッチ212を制御する。
これにより、ダミー光とパススルー波長光とが同時に同じ経路に入力することがなく、信号が重なることはない。そのため、伝送路B−1に通常より強いパワーが入力されることがないため、伝送品質を保つことができ、また海中区間の中継器に過大なパワーが入力されることを防止できる。
以上のように、この実施の形態2によれば、ダミー光を監視・制御して通常時から常に適正な発光状態となるように構成したので、実施の形態1における効果に加えて、図14に示すように、伝送路A−1の障害を検出した際に、瞬時にダミー光を光レベルの調整無く伝送路B−1へ送出することができる。すなわち、ダミー光の光レベルは常時、波長パススルーされる波長多重光の光レベルと同じになるように制御しているため、光レベルが変化するのは2:2光スイッチ212の切替時間帯のみとなる。また、常時、ダミー光の光レベルをモニタしているため、ダミー光源207の故障を監視できる。
なお、実施の形態2では、図11に示すように波長多重伝送装置を構成したが、この構成に限るものではなく、ダミー光と波長パススルーされた波長多重光の光レベルを常時モニタでき、これらの光レベルが一致するようにダミー光源207の発光レベルを制御できる構成であればよい。
実施の形態3.
図15はこの発明の実施の形態3に係る波長多重伝送装置の構成を示す図である。図15に示す実施の形態3に係る波長多重伝送装置は、図11に示す実施の形態2に係る波長多重伝送装置の波長フィルタ203として波長可変フィルタ(帯域可変濾波手段)214を用い、ダミー光源207として、波長可変光源215−1〜215−NおよびN:1合波部(第2の合波手段)216を用いたものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。なお以下において、特に区別する必要がない場合には、波長可変光源215−1〜215−Nを波長可変光源215と称す。
波長可変フィルタ214は、ブロック/スルーする波長帯を任意に変更可能なフィルタである。この波長可変フィルタ214によりスルーされた波長多重光は1:2分波部212に出力される。
波長可変光源215は、発光するダミー光の波長帯を任意に変更可能な光源である。この各波長可変光源215により発光されたダミー光はそれぞれN:1合波部216に出力される。
N:1合波部216は、各波長可変光源215により発光された各ダミー光を合波するものである。このN:1合波部216により合波されたダミー光は2:2光スイッチ212に出力される。
なお、ダミー光制御部206は、ダミー光源205にダミー光を発光させる際に、各波長可変光源215を冗長動作させる。
例えば、通常時にダミー光を発光させる場合に、波長可変光源215−1〜215−(N−1)までを発光させるように制御する。これにより、モニタ部213では、波長可変光源215−1〜215−(N−1)によるダミー光の入力状態をモニタし、故障の有無を監視することになる。そして、波長可変光源215−1〜215−(N−1)のうちの1台が故障した場合、残りの波長可変光源215Nを用いてダミー光の発光を行うことで、同様のスペクトルを形成することができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、複数の波長可変光源215を冗長動作させるように構成したので、実施の形態1における効果に加えて、いずれかの波長可変光源215が故障したとしても残りの波長可変光源215により同様にスペクトルを形成でき、伝送品質を保つことができる。
また、波長可変フィルタ214および波長可変光源215を用いることによって、任意に波長帯を変更可能なため、システム変更に柔軟に対応できる。
なお、実施の形態1〜3では、波長パススルーされた信号光および送信データを変調した信号光は、どちらも複数の異なる波長の光が多重された波長多重光であるとして説明を行ったが、これらの信号光は単波長の光であってもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 受信部、2 送信部、101 光増幅部、102 1:2分波部、103 波長分離部、104 波長変換部、201 波長変換部、202 波長多重部、203 波長フィルタ(帯域濾波手段)、204 1:2分波部、205,213 モニタ部(モニタ手段、第2のモニタ手段)、206 ダミー光制御部(ダミー光制御手段)、207 ダミー光源、208 光スイッチ制御部(切替制御手段)、209 2:1光スイッチ(切替手段)、210 2:1合波部(合波手段)、211 光増幅部、212 2:2光スイッチ(切替手段)、214 波長可変フィルタ(帯域可変濾波手段)、215−1〜215−N 波長可変光源、216 N:1合波部(第2の合波手段)。

Claims (4)

  1. 受信側からパススルーされた単波長または波長多重された信号光のうち当局で終端しない波長帯の信号光を透過する帯域濾波手段、および、送信データを変調した単波長または波長多重された信号光と、前記帯域濾波手段により透過された信号光とを合波する合波手段を備え、前記合波手段により合波された信号光を出力する波長多重伝送装置において、
    前記パススルーされた信号光の光レベルをモニタするモニタ手段と、
    ダミー光を発光するダミー光源と、
    前記帯域濾波手段により透過された信号光または前記ダミー光源により発光されたダミー光を前記合波手段に出力させる切替手段と、
    前記モニタ手段により光レベルが入力断状態であると判定された場合に、前記ダミー光源により発光されたダミー光を出力させるよう前記切替手段を制御し、前記モニタ手段により前記入力断状態から復旧したと判定された場合に、前記帯域濾波手段により透過された信号光を出力させるよう前記切替手段を制御する切替制御手段とを備え、
    前記合波手段は、前記光スイッチからダミー光が出力された場合に、前記送信データを変調した信号光と当該ダミー光とを合波する
    ことを特徴とする波長多重伝送装置。
  2. 前記ダミー光源により発光されたダミー光の光レベルをモニタする第2のモニタ手段と、
    前記モニタ手段および前記第2のモニタ手段によりモニタされた光レベルに基づいて、前記ダミー光源の発光レベルを制御するダミー光制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の波長多重伝送装置。
  3. 前記ダミー光源は、
    任意の波長帯のダミー光を発光可能とする複数の波長可変光源と、
    前記各波長可変光源により発光されたダミー光を合波する第2の合波手段とを有し、
    前記ダミー光制御手段は、前記ダミー光源にダミー光を発光させる際に、前記各波長可変光源を冗長動作させる
    ことを特徴とする請求項2記載の波長多重伝送装置。
  4. 前記帯域濾波手段は、前記パススルーされた信号光のうち任意の波長帯の信号光を透過可能とする帯域可変濾波手段である
    ことを特徴とする請求項3記載の波長多重伝送装置。
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