JPWO2011135689A1 - サポートアーム - Google Patents
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Abstract
サポートアームは、基台(10)と、中間部材(40A)と、先端部材(40B)と、基台(10)と中間部材(40A)との間に設けられ、第1アーム(21)および第2アーム(22)を含む第1平行リンク(20)と、中間部材(40A)と先端部材(40B)との間に設けられ、第3アーム(31)および第4アーム(32)を含む第2平行リンク(30)とを備える。第1アーム(21)、第2アーム(22)、第3アーム(31)および第4アーム(32)は、各々L字状に形成される。
Description
本発明は、サポートアームに関し、特に、ハイブリッド車輌等の充電用コネクタを支持するサポートアームに関する。
アームに作用する重力とのバランスをとる自重補償機能を備えたサポートアームが従来から知られている。このような装置は、たとえば、特開2003−181789号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1では、上下2本のアームにより平行リンクを構成する装置(図6)が従来の機構として示され、アームを1本にした例(図1等)が、発明の実施例として示されている。
また、特開2003−089090号公報(特許文献2)には、上下2本のアームを有するアーム機構が示されている。
2本のアームを有するリンク機構においては、上下のアームが接触することにより可動範囲が限定される。この課題を解決可能な構成は、上記の特許文献1,2には全く示されていない。
なお、特許文献1には、1本のアームからなる自重補償機能付きサポートアームが示されているが、この装置は、複数のアームを前提とする本願発明とは、前提ないし具体的構成が全く異なるものである。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、アームの可動範囲が大きいサポートアームを提供することにある。
本発明に係るサポートアームは、基台と、中間部材と、先端部材と、基台と中間部材との間に設けられ、第1アームおよび第2アームを含む第1平行リンクと、中間部材と先端部材との間に設けられ、第3アームおよび第4アームを含む第2平行リンクとを備える。第1アーム、第2アーム、第3アームおよび第4アームは各々L字状に形成される。第1アームは、L字の短辺部分によって構成され、基台に対して回動可能に接続される第1基部と、L字の長辺部分によって構成され、中間部材に対して回動可能に接続される第1先端部とを有する。第2アームは、L字の短辺部分によって構成され、中間部材に対して回動可能に接続される第2基部と、L字の長辺部分によって構成され、基台に対して回動可能に接続される第2先端部とを有する。第1先端部および第2先端部は、第2基部および第1基部に対して各々対向するように設けられる。第3アームは、L字の短辺部分によって構成され、中間部材に対して回動可能に接続される第3基部と、L字の長辺部分によって構成され、先端部材に対して回動可能に接続される第3先端部とを有する。第4アームは、L字の短辺部分によって構成され、先端部材に対して回動可能に接続される第4基部と、L字の長辺部分によって構成され、中間部材に対して回動可能に接続される第4先端部とを有する。第3先端部および第4先端部は、第4基部および第3基部に対して各々対向するように設けられる。
1つの実施態様では、上記サポートアームにおいて、第1平行リンクは、第1アームまたは第2アームに固定されたプーリと、基台および中間部材に固定される弾性部材とを含む。弾性部材は、基台上に設けられた第1端部から、プーリ上を経由して、中間部材上に設けられた第2端部に達するように設けられる。第1アームは、L字の長辺部分に該長辺部分の延在方向に沿って形成された長孔と、長孔に対してプーリを固定するとともに、長孔に沿ってプーリの位置を調整可能な調整機構とを有する。
1つの実施態様では、上記サポートアームにおいて、調整機構は、プーリの位置を調整する際に該プーリをL字の長辺方向にガイドするガイド部を含む。
1つの実施態様では、上記サポートアームにおいて、第2平行リンクは、第3アームまたは第4アームに固定された第2プーリと、中間部材および先端部材に固定される第2弾性部材とを含む。第2弾性部材は、中間部材上に設けられた第3端部から、プーリ上を経由して、先端部材上に設けられた第4端部に達するように設けらる。第3アームは、L字の長辺部分に該長辺部分の延在方向に沿って形成された第2長孔と、第2長孔に対して第2プーリを固定するとともに、第2長孔に沿って第2プーリの位置を調整可能な第2調整機構とを有する。
1つの実施態様では、上記サポートアームにおいて、第1平行リンクは、基台および中間部材に固定される第1弾性部材と、第1アームまたは第2アームに取り付けられた第1重心調整部材とを含む。第2平行リンクは、中間部材および先端部材に固定される第2弾性部材と、第3アームまたは第4アームに取り付けられた第2重心調整部材とを含む。第1重心調整部材および第2重心調整部材は、筐体および該筐体内に収納された液体を各々有する。第1平行リンクおよび第2平行リンクが水平な状態において、第1弾性部材の重心位置と第1重心調整部材の重心位置とが水平方向において一致するとともに、第2弾性部材の重心位置と第2重心調整部材の重心位置とが水平方向において一致する。
1つの実施態様では、上記サポートアームにおいて、第1重心調整部材は、第1アームおよび第2アームのうち下側に位置するアームに取り付けられ、第2重心調整部材は、第3アームおよび第4アームのうち下側に位置するアームに取り付けられる。
1つの実施態様では、上記サポートアームにおいて、第1重心調整部材および第2重心調整部材は、L字の長辺方向に沿って移動可能に設けられる。
1つの実施態様では、上記サポートアームは、該サポートアームの収納作業を補助する収納補助機構をさらに備える。収納補助機構は、先端部材に接続された重量部材と、基台に設けられ、重量部材を各々載置可能な第1載置部および第2載置部と、第2平行リンク上に設けられ、重量部材を載置可能な第3載置部とを含む。サポートアームの収納状態では、重量部材は第1載置部に載置される。重量部材を第1載置部から第3載置部に移すことにより、第1平行リンクおよび第2平行リンクが水平状態となる。重量部材を第3載置部から第2載置部に移した後、さらに、第1載置部に重量部材を移すことにより、サポートアームが収納状態となる。
本発明によれば、サポートアームにおけるアームの可動範囲を大きくすることが可能である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。
図1は、本発明の実施の形態1に係るハイブリッド車両100を一方の側面側から見たときの斜視図である。図2は、図1に示すハイブリッド車両100を他方の側面側から見たときの斜視図である。
図1に示されるように、ハイブリッド車両100は、ボディと外装部品とから形成された車両本体100Aと、内燃機関110と、トランスアクスル120と、フューエルタンク130と、蓄電装置140と、燃料供給部150とを含む。
内燃機関110は、エンジンコンパートメントER内に収容される。内燃機関110は、車輪を駆動する動力を発生させる。
トランスアクスル120は、内燃機関110とともに、エンジンコンパートメントER内に収容される。トランスアクスル120は、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構121と、昇圧コンバータ122とを含む。モータジェネレータMG1,MG2は、車輪を駆動する。モータジェネレータMG1,MG2は、電動機として機能するとともに、発電機としても機能する。動力分割機構121は、プラネタリギヤ等から形成される。昇圧コンバータ122は、蓄電装置140からの電力を高圧にしてインバータ(図示せず)に送る。インバータは、昇圧コンバータ122からの直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータMG1,MG2に供給する。また、インバータは、モータジェネレータMG1,MG2から供給される交流電力を直流電力に変換して蓄電装置140に供給する。
フューエルタンク130は、乗員収容室の後部座席に対して下方に位置する部分に設けられる。フューエルタンク130には、ガソリン、エタノール(液体燃料)や、プロパンガス(気体燃料)等が収容される。
蓄電装置140は、後部座席より進行方向の後方側に配置されている。蓄電装置140は、燃料電池または大容量のキャパシタなどである。
燃料供給部150には、燃料供給コネクタ100Bが接続可能である。燃料供給コネクタ100Bから燃料供給部150を介してフューエルタンク130内に燃料を補充することが可能である。
内燃機関110は、フューエルタンク130に貯留された燃料を燃焼させることで動力を発生させる。モータジェネレータMG2は、内燃機関110から得られた動力によって駆動され、電力を発生させる。モータジェネレータMG2によって生成された電力は、インバータ(図示せず)を介して、蓄電装置140に供給される。モータジェネレータMG2によって生成された電力は、モータジェネレータMG1にも供給される。モータジェネレータMG1は、蓄電装置140やモータジェネレータMG2から供給される電力によって駆動され、デンファレンシャル機構などを介して、車輪に接続されたシャフトに動力を伝達する。
図2に示すように、ハイブリッド車両100は、充電部(嵌合部)160をさらに含む。充電部160には、外部の交流電源に接続された充電用コネクタ100Cが接続可能(着脱可能)とされている。充電部160には、内部配線が接続されている。
図3は、充電用コネクタ100Cの側面図である。図3に示すように、充電用コネクタ100Cは、本体101Cと、接続部102Cとを含む、本体101Cには、電力配線103Cが接続されている。充電用コネクタ100Cにおける接続部102Cを充電部160に嵌合させることができる。これにより、蓄電装置140の充電が行なわれる。
接続部102Cは、筒状に形成されている。接続部102Cは、本体101Cの先端から、充電部160への挿入方向Pに突出している。
図4は、充電部160の正面図である。図4に示すように、充電部160は、外蓋161と、ヘッド部162と、内蓋163とを含む。外蓋161は、車両本体100Aのリヤフェンダに形成された開口部を開閉する。ヘッド部162は、車両本体100Aに設けられる。内蓋163は、ヘッド部162の端面を覆う。
ヘッド部162は、円柱状に形成されている。ヘッド部162の端面には、充電用コネクタ100Cに設けられた端子および筒部を受け入れる穴部が複数形成されている。上述のように、充電用コネクタ100Cの接続部102Cは、中空の筒状に形成されている。これにより、接続部102Cは、ヘッド部162を受け入れ可能である。ヘッド部162が接続部102C内に入り込むことで、充電用コネクタ100Cの各端子が、ヘッド部162に形成された穴部内に入り込む。これにより、充電用コネクタ100Cを介した充電が可能となる。
充電用コネクタは、たとえば後述の自重補償機能を持たせるため、サポートアームに支持されている。サポートアームは、非使用時(非充電時)には折り畳まれ、使用時(充電時)には伸ばされた状態となる。本明細書では、非使用時の折り畳まれた状態を「収納状態」と称し、使用時の伸ばされた状態を「使用状態」と称する。このように、非使用時には折り畳み可能なサポートアームを構成することにより、スペースを効率的に利用してサポートアームを設置することができる。
次に、図5、図6を用いて、本実施の形態に係るサポートアームについて説明する。図5は、サポートアームの収納状態を示し、図6は、該サポートアームの仕様状態を示す。
図5、図6に示すように、本実施の形態に係るサポートアーム1は、基台10と、第1平行リンク20と、第2平行リンク30と、中間部材40Aと、先端部材40Bとを含む。先端部材40Bには、充電用コネクタ100Cが固定される。これにより、充電用コネクタ100Cを支持する、多関節平行リンクのサポートアームが構成される。
次に、サポートアーム1の構成について、図5、図6を参照しながら、より具体的に説明する。
第1平行リンク20は、第1アーム21と、第2アーム22と、プーリ23と、弾性部材24とを含む。
第1アーム21は、基部21Aと、先端部21Bとを含む。基部21Aは、基台10に対して回動可能に接続される。先端部21Bは、中間部材40Aに対して回動可能に接続される。
第2アーム22は、基部22Aと、先端部22Bとを含む、基部22Aは、中間部材40Aに対して回動可能に接続される。先端部22Bは、基台10に対して回動可能に接続される。
第1アーム21および第2アーム22は、各々、略L字状に形成されている。基部21A,22Aは、L字の短辺部分により構成され、先端部22Bは、L字の長辺部分により構成される。
第1アーム21の先端部21Bと、第2アーム22の基部22Aとは、中間部材40A上において上下に並ぶように形成されている。第1アーム21のL字の長辺部分の延在方向は、第2アーム22のL字の短辺部分の延在方向に対して垂直に交差する。そして、第1アーム21のL字の長辺部分の先端は、第2アーム22のL字の短辺部分に対向する。
第1アーム21の基部21Aと、第2アーム22の先端部22Bとは、基台10上において上下に並ぶように形成されている。第1アーム21のL字の長辺部分の延在方向は、第1アーム21のL字の短辺部分の延在方向に対して垂直に交差する。そして、第2アーム22のL字の長辺部分の先端は、第1アーム21のL字の短辺部分に対向する。
このように、第1平行リンク20では、L字状の2つのアーム21,22が組み合わせている。
プーリ23は、第1アーム21に固定されている。プーリ23は、基台10に対する第1アーム21の回動中心(図5中の黒丸)と、中間部材40Aに対する第1アーム21の回動中心(同じく、図5中の黒丸)とを結ぶ直線上に該プーリ23の中心が位置するように設けられている。後述する自重補償の機能を果たすためには、プーリ23をこのように位置付けることが必要である。
弾性部材24の両側(両端)にはワイヤが接続されており、該ワイヤは、プーリ23上を通る。弾性部材24の両側に設けられたワイヤは、基台10上の固定部24A、および中間部材40A上の固定部24Bに各々固定される。プーリ23およびワイヤ24は、後述する自重補償装置を構成するための部材である。
第2平行リンク30は、第3アーム31と、第4アーム32と、プーリ33と、弾性部材34とを含む。
第3アーム31は、基部31Aと、先端部31Bとを含む。基部31Aは、中間部材40Aに対して回動可能に接続される。先端部31Bは、先端部材40Bに対して回動可能に接続される。
第4アーム32は、基部32Aと、先端部32Bとを含む、基部32Aは、先端部材40Bに対して回動可能に接続される。先端部32Bは、中間部材40Aに対して回動可能に接続される。
第3アーム31および第4アーム32は、各々、略L字状に形成されている。基部31A,22Aは、L字の短辺部分により構成され、先端部32Bは、L字の長辺部分により構成される。
第3アーム31の先端部31Bと、第4アーム32の基部32Aとは、先端部材40B上において上下に並ぶように形成されている。第3アーム31のL字の長辺部分の延在方向は、第4アーム32のL字の短辺部分の延在方向に対して垂直に交差する。そして、第3アーム31のL字の長辺部分の先端は、第4アーム32のL字の短辺部分に対向する。
第3アーム31の基部31Aと、第4アーム32の先端部32Bとは、中間部材40A上において上下に並ぶように形成されている。第3アーム31のL字の長辺部分の延在方向は、第4アーム32のL字の短辺部分の延在方向に対して垂直に交差する。そして、第4アーム32のL字の長辺部分の先端は、第3アーム31のL字の短辺部分に対向する。
このように、第2平行リンク30では、L字状の2つのアーム31,32を組み合わせている。
プーリ33は、第4アーム32に固定されている。プーリ33は、中間部材40Aに対する第4アーム32の回動中心(図5中の黒丸)と、先端部材40Bに対する第4アーム32の回動中心(同じく、図5中の黒丸)とを結ぶ直線上に該プーリ33の中心が位置するように設けられている。後述する自重補償の機能を果たすためには、プーリ33をこのように位置付けることが必要である。
弾性部材34の両側(両端)にはワイヤが接続されており、該ワイヤは、プーリ33上を通る。弾性部材34の両側に設けられたワイヤは、中間部材40A上の固定部34A、および先端部材40B上の固定部34Bに各々固定される。プーリ33およびワイヤ34は、後述する自重補償装置を構成するための部材である。
次に、サポートアーム1に含まれる自重補償装置について説明する。図6の使用状態(平行リンク20,30が水平な状態)から、図5の非使用状態(平行リンク20,30が垂直な状態)に移行するときは、第1平行リンク20、第2平行リンク30、および中間部材40Aに作用する重力に抗して、第1平行リンク20、第2平行リンク30、および中間部材40Aの重心を上方に移動させる必要がある。そこで、これらの重力をキャンセルする機構を設けておけば、小さな力で使用状態から収納状態へと移行させることが可能である。これが、本実施の形態が意図する自重補償である。
上述のとおり、第1平行リンク20および第2平行リンク30は、各々、2本のL字状アームを組み合わせた構造を有している。このように、2本のアームによるリンクを構成することにより、1本のアームからなるサポートアームに対して、軽量かつ高耐久性の構造を得ることができる。
ところで、上記のように、単純なI字状の2本のアームからなる平行リンクを構成した場合、図7に示すように、可動範囲が制限される。すなわち、図7中の破線に示すように、平行リンクが垂直な状態(すなわち、サポートアームの収納状態)に近づいたとき、2本のアームが互いに干渉し、完全な収納状態が得られない。この結果、折り畳み式のサポートアームを形成した効果(設置スペースの低減効果)が十分に得られなくなる。
これに対し、本実施の形態に係るサポートアームでは、2本のL字状アームを組み合わせることにより、図5に示すように、サポートアームの収納状態において、第1平行リンク20および第2平行リンク30を完全に垂直な状態とすることが可能である。この結果、折り畳み式のサポートアームを形成した効果(設置スペースの低減効果)を十分に得ることができる。
なお、本実施の形態では、第1平行リンク20を構成するアーム21,22と、第2平行リンクを構成するアーム31,32の形状が同じである例をしてしているが、アーム21,22の形状(第1形状)と、アーム31,32の形状(第2形状)とは、互いに異なるものであってもよい。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るサポートアーム1は、基台10と、中間部材40Aと、先端部材40Bと、基台10と中間部材40Aとの間に設けられ、第1アーム21および第2アーム22を含む第1平行リンク20と、中間部材40Aと先端部材40Bとの間に設けられ、第3アーム31および第4アーム32を含む第2平行リンク30とを備える。第1アーム21、第2アーム22、第3アーム31および第4アーム32は、各々L字状に形成される。
第1アーム21は、L字の短辺部分によって構成され、基台10に対して回動可能に接続される「第1基部」としての基部21Aと、L字の長辺部分によって構成され、中間部材40Aに対して回動可能に接続される「第1先端部」としての先端部21Bとを有する。第2アーム22は、L字の短辺部分によって構成され、中間部材40Aに対して回動可能に接続される「第2基部」としての基部22Aと、L字の長辺部分によって構成され、基台10に対して回動可能に接続される「第2先端部」としての先端部22Bとを有する。先端部21Bおよび先端部22Bは、基部22Aおよび基部21Aに対して上下方向に各々対向するように設けられる。
第1平行リンク20は、第1アーム21に固定されたプーリ23と、基台10および中間部材40Aに固定される弾性部材24とを含む。弾性部材24は、基台10上に設けられた「第1端部」としての固定部24Aから、プーリ23上を経由して、中間部材40Bにおける第1アーム21が接続される部分に設けられた「第2端部」としての固定部24Bに達するように設けられる。
第3アーム31は、L字の短辺部分によって構成され、中間部材40Aに対して回動可能に接続される「第3基部」としての基部31Aと、L字の長辺部分によって構成され、先端部材40Bに対して回動可能に接続される「第3先端部」としての先端部31Bとを有する。第4アーム32は、L字の短辺部分によって構成され、先端部材40Bに対して回動可能に接続される「第4基部」としての基部32Aと、L字の長辺部分によって構成され、中間部材40Aに対して回動可能に接続される「第4先端部」としての先端部32Bとを有する。先端部31Bおよび先端部32Bは、基部32Aおよび基部31Aに対して上下方向に各々対向するように設けられる。
第2平行リンク30は、第4アーム32に固定された「第2プーリ」としてのプーリ33と、中間部材40Aおよび先端部材40Bに固定される「第2弾性部材」としての弾性部材34とを含む。弾性部材34は、中間部材40A上に設けられた「第3端部」としての固定部34Aから、プーリ33上を経由して、先端部材40Bにおける第4アーム32が接続される部分に設けられた「第4端部」としての固定部34Bに達するように設けらる。
なお、先端部21Bおよび先端部22Bが基部22Aおよび基部21Aに対して対向する方向は、上下方向に限定されず、たとえば左右方向であってもよい。同様に、先端部31Bおよび先端部32Bが基部32Aおよび基部31Aに対して対向する方向は、上下方向に限定されず、たとえば左右方向であってもよい。
また、プーリ23,33は、第1アーム21ないし第4アーム32のみに取り付けられるものではなく、第2アーム22および第3アーム31にプーリが取り付けられる場合もある。
(第1変形例)
次に、図8A〜図11を用いて、本実施の形態に係るサポートアームの第1変形例について説明する。
次に、図8A〜図11を用いて、本実施の形態に係るサポートアームの第1変形例について説明する。
図8Aに示すように、第1アーム21は、該第1アーム21の延在方向に沿って延びる調整孔26(長孔)を有している。プーリ23は、調整孔26上に取り付けられている。図9(図8AにおけるIX−IX断面図)に示すように、第1アーム21には、調整部材25(ボルト)を有している。第1アーム21とボルト25との間には、ベアリング27が介装されており、ボルト25を円滑に回転させることが可能である。ボルト25を回転させることで、第1アーム21の幅方向両側に設けられた2つのプーリ23は、第1アーム21の延在方向(すなわち、調整孔26の延在方向)に沿って移動する。
上述したとおり、自重補償のために、プーリ23は、基台10に対する第1アーム21の回動中心(図5中の黒丸)と、中間部材40Aに対する第1アーム21の回動中心(同じく、図5中の黒丸)とを結ぶ直線上に該プーリ23の中心が位置するように設けられる必要がある。これに対し、本実施の形態に係るサポートアームでは、「調整機構」としての上述の調整部材25および調整孔26が設けられることにより、第1アーム21上におけるプーリ23の位置を簡単に調整することができるので、自重補償のためのプーリ23の位置調整を簡単に行なうことができる。
なお、図8Bに示すように、プーリ33が取り付けられる第4アーム32にも、第1アーム21と同様に、「第2調整機構」調整孔36(当然、調整部材も)が設けられてもよい。
図10は、図9におけるX−X断面図である。図10に示すように、プーリ23のアーム延在方向(L字の長辺方向)の移動をガイドするガイド部28が設けられている。これにより、プーリ23の位置調整を行なうときに左右のプーリ23がずれることを抑制することができる。なお、ガイド部は、図11に示すガイド部29のような形状であってもよい。
(第2変形例)
次に、図12〜図15を用いて、本実施の形態に係るサポートアームの第2変形例について説明する。図12に示すように、本変形例に係るサポートアームは、第1平行リンク20および第2平行リンク30に、各々、重心調整部材50を設けたことを特徴としている。重心調整部材50は、筐体内に液体が収納された構造を有している。
次に、図12〜図15を用いて、本実施の形態に係るサポートアームの第2変形例について説明する。図12に示すように、本変形例に係るサポートアームは、第1平行リンク20および第2平行リンク30に、各々、重心調整部材50を設けたことを特徴としている。重心調整部材50は、筐体内に液体が収納された構造を有している。
図13を参照して、平行リンクのアームが水平な状態(すなわち、「使用状態」)において、弾性部材の重心位置と重心調整部材50の重心位置とが水平方向において一致している(図13中の左側の状態)。ここから、アームが上下に回動したとき、弾性部材の重心と、重心調整部材50の重心とが、互いに逆方向に移動する(図13中の矢印「m1g」「m2g」は、弾性部材および重心調整部材50に各々作用する重力を示している。)。
このように、重心調整部材50は、平行リンクのアームの回動による弾性部材の重心移動をキャンセルする機能を有している。この結果、アームの回動状態によらず、全ての位置において完全な自重補償を行なうことが可能である。なお、一例として、第1ないし第4アームの長さは各々1〜2mであり、その重さは各々約2kgであり、弾性部材の重さは、約1kgである。したがって、アームの回動による重心移動は、自重補償に影響を与えるものであり、重心調整部材50により重心移動をキャンセルすることに技術的意義がある。
また、別の観点では、アームの長辺方向に沿って重心調整部材50を移動可能に設けることにより、重心調整部材50を移動させて積極的にアームを回動させることもできる。したがって、重心調整部材50を移動させるだけでアームを使用状態から収納状態にすることも可能である。
なお、図13では、図示の便宜上、平行リンクのアームをL字状ではなくI字状としているが、L字状のアームであっても、上記と全く同じ効果が得られることは、言うまでもない。また、図13では、同じく図示の便宜上、1つの平行リンクのみを示しているが、第1平行リンク20および第2平行リンクの両方に、各々重心調整部材50が設けられることは、上述のとおりである。
図14を参照して、上述した「完全な自重補償」を実現するために、図14に示す支点O1−O2間の距離:H、支点O1−O3間の距離:R、支点O2−O3間の距離:S、支点O4−重心調整部材50の重心位置間の距離:x1、支点O1−弾性部材重心位置の距離:x2、重心調整部材50の質量:m1、弾性部材質量:m2、水平線に対するアームの角度:θについて、以下の関係を満たすように重心調整部材50を設計する必要がある。
まず、平行リンクが水平な状態において、x1とx2が等しくなるように、重心調整部材50を取り付ける。このときのx1,x2をAとする。
水平線に対するアームの角度θが変化しても、支点に対する力のモーメントが変化しなければ、弾性部材の重心移動がキャンセルできていることになる。したがって、次の数1が成立すればよい。
ここで、m1=m2に設定すると、下記の数2のようになる。数2をx1について整理すると、数3のようになる。
ここで、弾性部材の伸びはSとなるように調整してある。したがって、x2は次の数4の式であらわされる。数4を数3に代入すると、数5のようになる。
すなわち、数5を満足できるように重心調整部材を設計すればよい。
なお、重心調整部材50は、図15Aに示すように、ケース51内に液体52を収納したもので構成される。これにより、アームが傾いたときに重心調整部材の重心が移動する。なお、重心調整部材50の重心移動量を大きくしたい場合は、ケース51を図15Aの左右方向に長くする、または、図15Bに示すように、ケース51の中心位置においてケース51の底を高くするなどの変形が考えられる。このようにすることで、より多くの液体がアームの傾いた方向に流れることになる。
なお、重心調整部材50は、図15Aに示すように、ケース51内に液体52を収納したもので構成される。これにより、アームが傾いたときに重心調整部材の重心が移動する。なお、重心調整部材50の重心移動量を大きくしたい場合は、ケース51を図15Aの左右方向に長くする、または、図15Bに示すように、ケース51の中心位置においてケース51の底を高くするなどの変形が考えられる。このようにすることで、より多くの液体がアームの傾いた方向に流れることになる。
なお、重心調整部材50は、図12に示すように、第1平行リンク10および第2平行リンク20における下側のアームに取り付けられてもよいし、図13,図14に示すように、上側のアームに取り付けられてもよい。下側のアームに取り付けられた場合は、上側アームに作用する荷重を低減し、上側アームを細く軽量化することが可能である。
(第3変形例)
次に、図16〜図19を用いて、本実施の形態に係るサポートアームの第3変形例について説明する。図16〜図19に示すように、本変形例に係るサポートアームは、該サポートアームの収納作業を補助する収納補助機構60を設けた点を特徴とする。
次に、図16〜図19を用いて、本実施の形態に係るサポートアームの第3変形例について説明する。図16〜図19に示すように、本変形例に係るサポートアームは、該サポートアームの収納作業を補助する収納補助機構60を設けた点を特徴とする。
収納補助機構60は、先端部材40Bに接続された重量部材62と、基台10に設けられ、重量部材62を各々載置可能な第1載置部11および第2載置部12と、第2平行リンク20上に設けられ、重量部材62を載置可能な「第3載置部」としての収容器61とを含む。
図16は、本変形例に係るサポートアームの収納状態を示す。この状態では、重量部材62は第1載置部11に載置されている。
図17は、サポートアームを収納状態から使用状態へ移行させる状態を示す図である。図17に示すように、重量部材62を第1載置部11から収容器61に移すことにより、図18に示すように、第1平行リンク10および第2平行リンク20が水平状態となる。この状態が、サポートアームの使用状態である。
次に、図19に示すように、重量部材62を収容器61から第2載置部12に移す。これにより、先端部材40Bおよび充電用コネクタ100Cは、上側に持ち上げられた状態となる。ここで、第1平行リンク10の基台10側の支点がロックされる。その後、重量部材62を第1載置部に移すことにより、図16の状態(サポートアームの収納状態)に戻る。
本変形例にかかるサポートアームによれば、重量部材62を置き換えるという簡単な操作でサポートアームを使用状態から収納状態に戻すことができるので、充電用コネクタ100Cの使用後において、サポートアームが使用状態のまま放置されることを抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ハイブリッド車輌等の充電用コネクタを支持するサポートアームに適用可能である。
1 サポートアーム、10 基台、11 第1載置部、12 第2載置部、20 第1平行リンク、21 第1アーム、21A,22A,31A,32A 基部、21B,22B,31B,32B 先端部、22 第2アーム、23,33 プーリ、24,34 弾性部材、24A,24B,34A,34B 固定部、25 調整部材(ボルト)、26 調整孔(長孔)、27 ベアリング、28,29 ガイド部、31 第3アーム、32 第4アーム、40A 中間部材、40B 先端部材、50 重心調整部材、51 ケーシング、52 液体、60 収納補助機構、61 収容器、62 重量部材。
Claims (8)
- 基台(10)と、
中間部材(40A)と、
先端部材(40B)と、
前記基台(10)と前記中間部材(40A)との間に設けられ、第1アーム(21)および第2アーム(22)を含む第1平行リンク(20)と、
前記中間部材(40A)と前記先端部材(40B)との間に設けられ、第3アーム(31)および第4アーム(32)を含む第2平行リンク(30)とを備え、
前記第1アーム(21)、前記第2アーム(22)、前記第3アーム(31)および前記第4アーム(32)は各々L字状に形成され、
前記第1アーム(21)は、前記L字の短辺部分によって構成され、前記基台(10)に対して回動可能に接続される第1基部(21A)と、前記L字の長辺部分によって構成され、前記中間部材(40A)に対して回動可能に接続される第1先端部(21B)とを有し、
前記第2アーム(22)は、前記L字の短辺部分によって構成され、前記中間部材(40A)に対して回動可能に接続される第2基部(22A)と、前記L字の長辺部分によって構成され、前記基台(10)に対して回動可能に接続される第2先端部(22B)とを有し、
前記第1先端部(21B)および前記第2先端部(22B)は、前記第2基部(22A)および前記第1基部(21A)に対して各々対向するように設けられ、
前記第3アーム(31)は、前記L字の短辺部分によって構成され、前記中間部材(40A)に対して回動可能に接続される第3基部(31A)と、前記L字の長辺部分によって構成され、前記先端部材(40B)に対して回動可能に接続される第3先端部(31B)とを有し、
前記第4アーム(32)は、前記L字の短辺部分によって構成され、前記先端部材(40B)に対して回動可能に接続される第4基部(32A)と、前記L字の長辺部分によって構成され、前記中間部材(40A)に対して回動可能に接続される第4先端部(32B)とを有し、
前記第3先端部(31B)および前記第4先端部(32B)は、前記第4基部(32A)および前記第3基部(31A)に対して各々対向するように設けられる、サポートアーム。 - 前記第1平行リンク(20)は、前記第1アーム(21)または前記第2アーム(22)に固定されたプーリ(23)と、前記基台(10)および前記中間部材(40A)に固定される弾性部材(24)とを含み、
前記弾性部材(24)は、前記基台(10)上に設けられた第1端部(24A)から、前記プーリ(23)上を経由して、前記中間部材(40A)上に設けられた第2端部(24B)に達するように設けられ、
前記第1アーム(21)は、前記L字の長辺部分に該長辺部分の延在方向に沿って形成された長孔(26)と、前記長孔(26)に対して前記プーリ(23)を固定するとともに、前記長孔(26)の長手方向に沿って前記プーリ(23)の位置を調整可能な調整機構(25)とを有する、請求の範囲第1項に記載のサポートアーム。 - 前記調整機構(25)は、前記プーリ(23)の位置を調整する際に該プーリ(23)を前記L字の長辺方向にガイドするガイド部(28,29)を含む、請求の範囲第2項に記載のサポートアーム。
- 前記第2平行リンク(20)は、前記第3アーム(31)または前記第4アーム(32)に固定された第2プーリ(33)と、前記中間部材(40A)および前記先端部材(40B)に固定される第2弾性部材(34)とを含み、
前記第2弾性部材(34)は、前記中間部材(40A)上に設けられた第3端部(34A)から、前記プーリ(33)上を経由して、前記先端部材(40B)上に設けられた第4端部(34B)に達するように設けられ、
前記第3アーム(31)は、前記L字の長辺部分に該長辺部分の延在方向に沿って形成された第2長孔(36)と、前記第2長孔(36)に対して前記第2プーリ(33)を固定するとともに、前記第2長孔(36)に沿って前記第2プーリ(33)の位置を調整可能な第2調整機構(35)とを有する、請求の範囲第2項または第3項に記載のサポートアーム。 - 前記第1平行リンク(20)は、前記基台(10)および前記中間部材(40A)に固定される第1弾性部材(24)と、前記第1アーム(21)または前記第2アーム(22)に取り付けられた第1重心調整部材(50)とを含み、
前記第2平行リンク(30)は、前記中間部材(40A)および前記先端部材(40B)に固定される第2弾性部材(34)と、前記第3アーム(31)または前記第4アーム(32)に取り付けられた第2重心調整部材(50)とを含み、
前記第1重心調整部材(50)および前記第2重心調整部材(50)は、筐体(51)および該筐体(51)内に収納された液体(52)を各々有し、
前記第1平行リンク(20)および前記第2平行リンク(30)が水平な状態において、前記第1弾性部材(24)の重心位置と前記第1重心調整部材(50)の重心位置とが水平方向において一致するとともに、前記第2弾性部材(34)の重心位置と前記第2重心調整部材(50)の重心位置とが水平方向において一致する、請求の範囲第1項に記載のサポートアーム。 - 前記第1重心調整部材(50)は、前記第1アーム(21)および前記第2アーム(22)のうち下側に位置するアームに取り付けられ、
前記第2重心調整部材(50)は、前記第3アーム(31)および前記第4アーム(32)のうち下側に位置するアームに取り付けられる、請求の範囲第5項に記載のサポートアーム。 - 前記第1重心調整部材(50)および前記第2重心調整部材(50)は、前記L字の長辺方向に沿って移動可能に設けられる、請求の範囲第5項または第6項に記載のサポートアーム。
- 前記サポートアームの収納作業を補助する収納補助機構(60)をさらに備え、
前記収納補助機構(60)は、前記先端部材に接続された重量部材(62)と、前記基台(10)に設けられ、前記重量部材(62)を各々載置可能な第1載置部(11)および第2載置部(12)と、前記第2平行リンク(20)上に設けられ、前記重量部材(62)を載置可能な第3載置部(61)とを含み、
前記サポートアームの収納状態では、前記重量部材(62)は前記第1載置部(11)に載置され、前記重量部材(62)を前記第1載置部(11)から前記第3載置部(61)に移すことにより、前記第1平行リンク(10)および前記第2平行リンク(20)が水平状態となり、前記重量部材(62)を前記第3載置部(61)から前記第2載置部(12)に移した後、さらに、前記第1載置部(11)に前記重量部材(62)を移すことにより、前記サポートアームが収納状態となる、請求の範囲第1項に記載のサポートアーム。
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