JPWO2011122179A1 - 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター - Google Patents

繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011122179A1
JPWO2011122179A1 JP2012508146A JP2012508146A JPWO2011122179A1 JP WO2011122179 A1 JPWO2011122179 A1 JP WO2011122179A1 JP 2012508146 A JP2012508146 A JP 2012508146A JP 2012508146 A JP2012508146 A JP 2012508146A JP WO2011122179 A1 JPWO2011122179 A1 JP WO2011122179A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
reinforced plastic
cell body
hard closed
closed cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012508146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5377754B2 (ja
Inventor
壮平 鮫島
壮平 鮫島
竹谷 元
元 竹谷
迪斉 松本
迪斉 松本
久保 一樹
一樹 久保
悠平 粟野
悠平 粟野
馬渕 貴裕
貴裕 馬渕
市弥 高橋
市弥 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012508146A priority Critical patent/JP5377754B2/ja
Publication of JPWO2011122179A1 publication Critical patent/JPWO2011122179A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5377754B2 publication Critical patent/JP5377754B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/02Cages, i.e. cars
    • B66B11/0226Constructional features, e.g. walls assembly, decorative panels, comfort equipment, thermal or sound insulation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/82Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to sound only
    • E04B1/84Sound-absorbing elements
    • E04B2001/8423Tray or frame type panels or blocks, with or without acoustical filling
    • E04B2001/8433Tray or frame type panels or blocks, with or without acoustical filling with holes in their face

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

薄肉、高剛性であって、吸音性及び遮音性に優れた繊維強化プラスチック成形体を得る。この発明に係る繊維強化プラスチック成形体1は、音波を吸収する連続気泡体2と、この連続気泡体2の各面を覆った硬質独立気泡体3と、音波を反射する硬質独立気泡体3の両面に設けられた繊維強化プラスチック4とを備え、連続気泡体2は、硬質独立気泡体3及び繊維強化プラスチック4に形成された開口部5を通じて外部に露出しており、開口部5を通じて侵入した音波は、連続気泡体2によって吸収される。

Description

この発明は、遮音性、吸音性に優れた繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びその繊維強化プラスチック成形体をかご壁、整風カバーに用いたエレベーターに関するものである。
軽量で高強度な素材として繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)が各種産業分野で注目されている。
また、高剛性化を実現できる構造として、コア材の両面にFRPスキン板を配置したサンドイッチ構造体が知られている。
サンドイッチ構造体に用いられるコア材としては、軽量性等を確保する点から、多穴質体がよく用いられる。
多穴質体は、独立気泡からなる独立気泡体と連続気泡からなる連続気泡体とに分類される。独立気泡体は、断熱性、遮音性に優れる(例えば、特許文献1参照)。
一方、連続気泡体は、断熱性、吸音性に優れる(例えば、特許文献2参照)。
独立気泡体には、圧縮強度が高い硬質のものがあり、この硬質独立気泡体をコア材として用いることで、剛性、断熱性及び遮音性に優れたサンドイッチ構造体が得られる。
さらに、近年、比較的大型のサンドイッチ構造体を安価に製造するために、真空吸引による減圧環境下でサンドイッチ構造体を製造する真空含浸成形法(VaRTM:Vacuum assist Resin Transfer Molding)が採用されつつある。
真空含浸成形法は、成形型に配置した繊維をバッグフィルムで覆い、バッグフィルム内を真空吸引した後、液状の樹脂をバッグフィルム内に注入し、樹脂を繊維に含浸させて硬化させ、その後成形型を抜いてFRP成形体を得る方法である。そして、このVaRTM法を用いて、独立気泡体からなるコア材とFRPからなるスキン材とを組み合せたサンドイッチ構造体であるFRP成形体を製造する方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。
一方、騒音対策に効果の大きい方法として、吸音遮音複合構造体が知られている。
吸音遮音複合構造体は、吸音材と遮音材とを組み合せて、空気伝播音を防止するものである。
即ち、吸音材は、音波を吸収することにより、音の反射を防ぎ、音源側で、音波の反射による音圧レベルの上昇を防ぎ、また遮音材は、音を吸収する機能はないが、音波を反射することにより、空気中を伝播する騒音を遮断する機能を有する(例えば、特許文献4参照)。
特開2001-132156号公報 特開昭58-099188号公報 特開平11-159056号公報 特開昭61-15216号公報
しかしながら、硬質独立気泡体からなるコア材の両面にFRPスキン板を配置したサンドイッチ構造では、圧縮強度が高く、遮音性に優れているものの、吸音性に乏しい。
一方、吸音性に優れる連続気泡体は、一般的に圧縮強度が低いため、連続気泡体からなるコア材の両面にFRPスキン板を配置したサンドイッチ構造として用いても、硬質独立気泡体を用いたサンドイッチ構造と比較して高剛性化に寄与できない。
また、連続気泡体を用いたサンドイッチ構造体を、VaRTM法を用いて製造すると、気泡が連続しているため、連続気泡体に樹脂が含浸され、軽量性、吸音性が低下してしまう。
そこで、コア材が遮音性に優れた独立気泡体であるサンドイッチ構造体の片面に、吸音性に優れた連続気泡体を貼り付けた構造が考えられる。
このものの場合、高剛性の吸音遮音複合構造体が得られるものの、サンドイッチ構造体の片面に連続気泡体を接着する、もしくは固定する工程を必要とするとともに、剛性・遮音性を得るための厚みと吸音性を得るための厚みが必要となり、全体が厚肉の吸音遮音複合構造体になってしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、薄肉、高剛性であって、吸音性及び遮音性に優れた繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びその繊維強化プラスチック成形体をかご壁、整風カバーに用いたエレベーターを提供するものである。
この発明に係る繊維強化プラスチック成形体は、連続気泡体と、この連続気泡体を覆った硬質独立気泡体と、この硬質独立気泡体の少なくとの両面に設けられた繊維強化プラスチックとを備え、前記連続気泡体は、前記硬質独立気泡体及び前記繊維強化プラスチックに形成された開口部を通じて外部に露出している。
また、この発明に係る繊維強化プラスチック成形体の製造方法は、前記連続気泡体の全面を前記硬質独立気泡体で覆う硬質独立気泡体覆い工程と、この硬質独立気泡体を強化繊維で覆う工程と、この強化繊維をバッグフィルムで覆う工程と、このバッグフィルムの内部を減圧する減圧工程と、前記バッグフィルムの内部に液状の樹脂を注入し、前記強化繊維に樹脂を含浸させるとともにこの強化繊維に含浸された樹脂を硬化させて前記繊維強化プラスチックを形成する工程と、前記硬質独立気泡体及び前記繊維強化プラスチックを穿設して前記開口部を形成する工程とを備えている。
また、この発明に係る繊維強化プラスチック成形体の製造方法では、硬質独立気泡体覆い工程は、硬質独立気泡体ブロック、第1の平板部及び第2の平板部からなる硬質独立気泡体のうち、硬質独立気泡体ブロックを穿設して、複数の穴及び前記支え部を形成する工程と、この各穴に、連続気泡体から複数に分割された各分割部を嵌入する工程と、連続気泡体の両面を前記第1の平板部及び前記第2の平板部で覆った工程とを有する。
また、この発明に係るエレベーターは、繊維強化プラスチック成形体からなるかご壁を有する。
また、この発明に係るエレベーターは、繊維強化プラスチック成形体からなり、かごの上部及び下部に取付けられかごの走行時の空気の流れを整流する整風カバーを有する。
この発明に係る繊維強化プラスチック成形体は、連続気泡体が露出している面と、露出していない面を備え、連続気泡体が露出している面は、連続気泡体が音波を吸収するため、高い吸音特性が得られる。一方、連続気泡体が露出していない面は、繊維強化プラスチック及び硬質独立気泡体が音波を反射するため、高い遮音特性が得られる。
また、硬質独立気泡体の両面に繊維強化プラスチックを配置しているので、高い剛性が得られる。
この発明に係る繊維強化プラスチック成形体の製造方法は、製造工程では、連続気泡体を硬質独立気泡体で覆っているため、連続気泡体に樹脂が含浸することがない。これにより、VaRTM法を用いてサンドイッチ構造体を製造しても、連続気泡体に樹脂が含浸することはなく、VaRTM法により、軽量で吸音性及び遮音性に優れたFRP成形体を安価に提供することができる。
また、この発明に係る繊維強化プラスチック成形体の製造方法は、硬質独立気泡体覆い工程は、硬質独立気泡体ブロック、第1の平板部及び第2の平板部からなる硬質独立気泡体のうち、硬質独立気泡体ブロックを穿設して、複数の穴及び支え部を形成する工程と、この各穴に、連続気泡体から複数に分割された各分割部を嵌入する工程と、連続気泡体の両面を前記第1の平板部及び前記第2の平板部で覆った工程とを有するので、剛性の高い繊維強化プラスチック成形体を簡単に製造することができる。
また、この発明に係るエレベーターは、かご壁が繊維強化プラスチック成形体で構成されているので、かご外からの風切り音が遮音され、またかご内の会話等が響かないように吸音される。
また、この発明に係るエレベーターは、整風カバーが繊維強化プラスチック成形体で構成されているので、かご外からの風切り音が遮音される。
この発明の実施の形態1による繊維強化プラスチック成形体を示す断面図である。 図1の繊維強化プラスチック成形体における遮音性、吸音性を説明する説明図である。 図1のIII-III線に沿った矢視断面図である。 図1のIV-IV線に沿った矢視断面図である。 図1の繊維強化プラスチック成形体の製造工程を示す断面図である。 図1の繊維強化プラスチック成形体の製造工程を示す断面図である。 図1の繊維強化プラスチック成形体の製造工程を示す断面図である。 図1の繊維強化プラスチック成形体の製造工程を示す断面図である。 この発明の実施の形態2の繊維強化プラスチック成形体を示す平断面図である。 この発明の実施の形態3による繊維強化プラスチック成形体を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による繊維強化プラスチック成形体を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による繊維強化プラスチック成形体の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベーターを示す概略断面図である。 図13の矢印Aの部位を示す断面図である。 図13の矢印Bの部位を示す断面図である。 図13の整風カバーを示す斜視図である。 図13の整風カバーの構成要素である硬質独立気泡体を示す断面図である。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による繊維強化プラスチック成形体1(以下、FRP成形体と略称する。)を示す断面図である。
このFRP成形体1は、連続気泡体2と、この連続気泡体2を覆った硬質独立気泡体3と、この硬質独立気泡体3の全面(6面)に設けられた繊維強化プラスチック(以下、FRPと略称する。)4とを備えている。このFRP4には、樹脂が含浸、硬化されている。
FRP成形体1の下面には、図3に示すように配列された開口部5が複数個形成されており、開口部5を通じて連続気泡体2は、外部と導通している。
硬質独立気泡体3は、図5に示す、第1の平面部である上側平板部3a、第2の平面部である下側平板部3b及び図4に示すように連続気泡体2を四角形状の分割部2aに区画した支え部3cとから構成されている。
ここで、スキン材であるFRP4としては、炭素繊維、ガラス繊維、ザイロン繊維、ケプラー繊維等であって、特に限定されるものではないが、軽量性、強度を最大限に発揮できる炭素繊維強化プラスチックが好ましい。また、繊維としては、長繊維からなる織物、たとえば一方向材や、クロス材が好ましい。
硬質独立気泡体3としては、フェノール、ポリウレタン、ポリオレフィン等の硬質発泡体を用いることができる。なかでも、難燃性のフェノール発泡体が好ましい。
連続気泡体2としては、吸音率の高いガラスウール、ウレタンフォーム等を用いることができる。
次に、上記構成のFRP成形体1の製造方法について図5〜図8に基づいて説明する。
先ず、平板状の硬質独立気泡体ブロックを4箇所四角形状に切り抜き、穴Hを形成するとともに硬質独立気泡体3の支え部3cを得る。
次に、下側平板部3bの上に支え部3cを載置し、支え部3cの穴に連続気泡体2の分割部2aを嵌入する。
この後、支え部3c上に上側平板部3aを載置する(図5参照)。
このとき、下側平板部3bと支え部3c、支え部3cと上側平板部3aとは、事前に接着しなくてもよい。後の減圧工程で、下側平板部3b及び上側平板部3aは、大気圧で内側に押圧され、ある程度密着され、次工程でそれぞれの界面に樹脂14が侵入し、接着される。なお、このとき、樹脂14が連続気泡体2までは達しない。
但し、それぞれの界面の面積が大きい場合には、サンドイッチ構造としての剛性を高めるために、樹脂14で、下側平板部3bと支え部3c、支え部3cと上側平板部3aとを、事前に接着した方がよい。
連続気泡体2の全面(6面)を硬質独立気泡体3で覆う硬質独立気泡体覆い工程の後、硬質独立気泡体3の全面をFRP4で覆い、さらに樹脂透過性離型材であるピールプライ10、浸透補助材であるフローメディア11、真空を可能とするバギングフィルム12で順次覆う。
この後、真空ポンプ13の作動により、バギングフィルム12内を減圧する。
この次に、樹脂タンク15内に貯留された樹脂14をバギングフィルム12内に注入し、FRP4に樹脂14を含浸する(図6参照)。
このとき、連続気泡体2は、全面が硬質独立気泡体3で覆われているため、樹脂14が連続気泡体2に浸み込むことはない。
次に、FRP4に含浸した樹脂14を硬化する。
なお、図6の符号16はバルブである。
次に、ピールプライ10、フローメディア11、バギングフィルム12を除去し、図7に示すように、開口部5が形成されていない、FRP成形体1の半製品を得る。
次に、図8に示すように、半製品の片面にドリル穴あけを行い、開口部5を形成することで、FRP成形体1の製品が完成する。
FRPの樹脂14としては、特に限定されるものではないが、ビニルエステル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シアネート樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂が好ましい。なかでも、常温硬化が可能で、かつ低粘度で含浸性に優れるビニルエステル樹脂が、成形性の観点から好ましい。さらには、また、難燃性を付与させた、ビニルエステル樹脂が好ましい。
この実施の形態によるFRP成形体1では、図2において連続気泡体2が外部と露出している面を内側とし、硬質独立気泡体3で覆われ連続気泡体2が露出していない面を外側とすると、内側から発生した音波は、開口部5から侵入し、連続気泡体2によって吸収される。そのため、反射音を低減することができる。
また、外側から発生した音波は、FRP4や硬質独立気泡体3で反射する。そのため、内側に透過する量を低減することができる。
即ち、FRP成形体1は、外側の面が遮音性に優れ、内側の面が吸音性に優れているので、FRP成形体1の内側において、外側で発生した音波のうち、FRP成形体1を透過する音波量が小さく、また内側で発生した音波のうち、内側で反射する音波量も小さいので、騒音対策の効果が大である。
また、硬質独立気泡体3は、支え部3cが上下方向の押力に対して支え柱として機能しているので、FRP成形体1は、圧縮方向に対する剛性が高い。
また、繊維強化プラスチック成形体1の製造工程では、連続気泡体2を硬質独立気泡体3で覆っているため、連続気泡体2に樹脂が含浸することがない。
従って、VaRTM法を用いてサンドイッチ構造体を製造しても、連続気泡体2に樹脂が含浸することはなく、VaRTM法により、軽量で吸音性及び遮音性に優れたFRP成形体1を安価に提供することができる。
また、硬質独立気泡体覆い工程は、硬質独立気泡体ブロック、上側平板部3a及び下側平板部3bからなる硬質独立気泡体のうち、硬質独立気泡体ブロックを穿設して、複数の穴H及び支え部3cを形成する工程と、この各穴Hに、連続気泡体2から複数に分割された各分割部2aを嵌入する工程と、連続気泡体2の両面を上側平板部3a及び下側平板部3bで覆った工程とを有するので、剛性の高いFRP成形体1を簡単に製造することができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2のFRP成形体1Aを示す平断面図である。
この実施の形態では、FRP成形体1Aでは、硬質独立気泡体3Aは、支え部3Acにより連続気泡体2が三角形状の分割部2aに区画されている。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態のFRP成形体1Aは、硬質独立気泡体3Aの面積が実施の形態1の硬質独立気泡体3と同じである場合には、FRP成形体1よりも剛性が大きい。
他の作用、効果は、実施の形態1のFRP成形体1と同じである。
実施の形態3.
図10はこの発明の実施の形態3のFRP成形体1Bを示す断面図であり、この実施の形態では、FRP4の上面、下面に接着材21を用いてアルミニウム製の金属薄膜20が貼付けられている。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態のFRP成形体1Bは、上面、下面に金属薄膜20が貼付けられているので、実施の形態1と比較してサンドイッチ構造として剛性や難燃性をさらに高めることができる。
なお、片面のみに金属薄膜20を貼付けてもよい。
他の作用、効果は、実施の形態1のFRP成形体1と同じである。
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4のFRP成形体1Cを示す断面図であり、この実施の形態では、開口部5Aは、中心線に沿った断面形状が外側に拡大した台形形状である。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態のFRP成形体1Cは、この開口部5Aは、台形形状であり、断面四角形状の実施の形態1の開口部5と比較して、外部に向かった面積が大きく、より多くの音波を吸収できる。
他の作用、効果は、実施の形態1のFRP成形体1と同じである。
なお、図12に示すように、開口部5Bが連続気泡体2の内部まで及ぶようにしてもよい。
このようにすることで、開口部5Bが形成されたFRP成形体1Cは、図11の開口部5Aと比較してより多くの音波を吸収できる。
なお、各実施の形態1〜4では、開口部5,5A,5Bの平断面形状は、円形であるが、三角形や四角形等の別の形状であってもよい。さらに、口径を調整することで、吸収したい音波の周波数を変更することができる。
また、各実施の形態1〜4では、硬質独立気泡体3,3Aの上面、下面及び側面の各面を繊維強化プラスチックで覆ったが、硬質独立気泡体3,3Aの上面及び下面のみに繊維強化プラスチックを設けるようにしてもよい。
また、各実施の形態1〜4では連続気泡体2の内部に、支え部3c,3Acを有しているが、内部に支え部が無いFRP成形体であってもよい。このものの場合、連続気泡体2の周側面を覆った硬質独立気泡体3,3Aの部位が、圧縮方向の剛性を高めるのに寄与している。
実施の形態5.
図13はこの発明の実施の形態5のエレベーター22を示す断面図である。
この高速のエレベーター22のかごは、かご床23及びかご壁24で構成されている。
かごの上部及び下部には、走行時の空気の流れを整流する図16に示す整風カバー25が取付けられている。
かごの上部には、整風カバー25で覆われた送風機等の電気機器26が設けられている。
図14は図13の矢印Aの部位を示す断面図であり、整風カバー25は、図1に示したFRP成形体1で構成されており、内側に開口部5が形成されている。
図15は図13の矢印Bの部位を示す断面図であり、かご壁24も図1に示したFRP成形体1で構成されており、内側に開口部5が形成されている。また、内側のFRP4には、例えば金属箔で構成された意匠板4が取付けられている。
この実施の形態のエレベーター22では、かご壁24がFRP成形体1で構成されているので、かご外からの風切り音がFRP4及び硬質独立気泡体3で遮音される。また、かご内の会話等の音波は、開口部5を通じて露出した連続気泡体2で吸収されるので、かご内の会話等の音の響きが抑制される。
なお、FRP成形体1をかご壁24にそのまま適用した場合には、開口部5が外部に露出して美観上よくないが、この実施の形態では、意匠板27がこの開口部5を覆っており、美観を損ねることはない。また、意匠板27は、薄い金属箔で構成されているので、遮音機能を殆ど有さず、音波は、開口部5を通じて連続気泡体2で吸収される。
また、整風カバー25もFRP成形体1で構成されているので、かご外からの風切り音がFRP4及び硬質独立気泡体3で遮音される。また、整風カバー25の内側に配置された送風機等の電気機器26の騒音は、開口部5を通じて連続気泡体2で吸収され、かご内への騒音の伝達が抑制される。
次に、面が曲面であるキャップ形状の整風カバー25の製造方法について説明する。
各面が膨大の曲面形状の整風カバー25を製造するに当たり、まず曲面状の成形型を準備し、この成形型に、構造体を賦形(セット)する。
この構造体は、図6に示すように、連続気泡体2に、硬質独立気泡体3、FRP4、ピールプライ10、フローメディア11、及びバギングフィルム12の順序で覆われている。
この構造体については、真空ポンプ13の作動により、バギングフィルム12内を減圧し、この次に樹脂14をバギングフィルム12内に注入し、FRP4に樹脂14を含浸し、樹脂14を硬化する。
次に、ピールプライ10、フローメディア11、バギングフィルム12を除去し、開口部5が形成されていない、構造体を得る。
次に、この構造体の片面にドリル穴あけを行い、開口部5を形成することで、FRP成形体1で構成された、整風カバー25が完成する。
なお、フローメディア11、ピールプライ10、バギングフィルム12、FRP4及び連続気泡体2は、容易に曲げて曲面状の成形型に賦形することができるが、硬質独立気泡体3は、常温では曲げて賦形することが困難である。
特に、フェノール発泡材のような熱硬化性では、加熱して曲げることができない。
この整風カバー25では、硬質独立気泡体3の曲げ成形を可能にするために、図17に示すように、内側の硬質独立気泡体3の面上には、曲げ方向に対して垂直方向に延びた溝28が間隔をあけて複数形成されている。
ただし、樹脂含浸を防止する機能が失われないようにするため硬質独立気泡体3の外側まで貫通しないようにする必要がある。
また、溝28の形状は特に限定されるものではないが、V字が好ましい。
さらに、図17の硬質独立気泡体3は、溝28を形成した方向に曲げているが、反対に曲げてもよい。この場合は、溝28が広がり、余分な樹脂14が充填され重くなるが、VaRTM成形時の樹脂流路として活用することができ、成形型とFRP4との間のフローメディア11を除去することが可能となる。加えて、成形後、溝28に残る樹脂14は、リブとなり整風カバー25の補強効果が得られる。
なお、FRP成形体1で構成された、かご壁24についても、硬質独立気泡体3の曲げ成形を可能にするために、硬質独立気泡体3の面上には、曲げ方向に対して垂直方向に延びた溝28が間隔をあけて複数形成されている。
なお、この実施の形態のエレベーター22のかご壁25、整風カバー25は、実施の形態1のFRP成形体1を用いたが、勿論実施の形態2〜4のFRP成形体1A,1B,1Cを用いてもよい。
また、この実施の形態に適用される、かご壁24及び整風カバー25が適用されるエレベーター22は、高速エレベーターに限定されないのは勿論である。
1,1A,1B,1C 繊維強化プラスチック成形体、2 連続気泡体、2a 分割部、3,3A 硬質独立気泡体、3a 上側平板部(第1の平面部)、3b 下側平板部(第2の平面部)、3c,3Ac 支え部、4 繊維強化プラスチック、5,5A,5B 開口部、10 ピールプライ、11 フローメディア、12 バギングフィルム、13 真空ポンプ、14 樹脂、15 樹脂タンク、20 金属薄膜、21 接着材、H 穴。
22 (高速)エレベーター、23 かご床、24 かご壁、25 整風カバー、26 電気機器(含む送風機等)、27 意匠板、28 溝。

Claims (14)

  1. 連続気泡体と、
    この連続気泡体を覆った硬質独立気泡体と、
    この硬質独立気泡体の少なくとの両面に設けられた繊維強化プラスチックとを備え、
    前記連続気泡体は、前記硬質独立気泡体及び前記繊維強化プラスチックに形成された開口部を通じて外部に露出していることを特徴とする繊維強化プラスチック成形体。
  2. 外表面に金属層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  3. 前記硬質独立気泡体は、対向した面同士を連結して設けられ圧縮方向の押圧力に対する支えとなる支え部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  4. 前記支え部は、前記連続気泡体を三角形状に区画して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  5. 前記開口部は、中心線に沿った断面形状が台形であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  6. 前記開口部は、前記連続気泡体にまで及んでいることを特徴とする請求項5に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  7. 前記繊維強化プラスチックは、炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  8. 前記硬質独立気泡体は、曲げ方向に対して垂直方向に延びた溝が間隔をあけて面上に複数形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の繊維強化プラスチック成形体。
  9. 前記請求項1〜8の何れか1項に記載の繊維強化プラスチック成形体からなるかご壁を有することを特徴とするエレベーター。
  10. 前記かご壁には、前記開口部を覆った意匠板が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のエレベーター。
  11. 前記請求項1〜8の何れか1項に記載の繊維強化プラスチック成形体からなり、かごの上部及び下部に取付けられかごの走行時の空気の流れを整流する整風カバーを有することを特徴とするエレベーター。
  12. 前記整風カバーは、面が外方向に膨大な曲面であるキャップ形状であることを特徴とする請求項11に記載のエレベーター。
  13. 前記請求項1,2,4〜8の何れか1項に記載の繊維強化プラスチック成形体の製造方法であって、
    前記連続気泡体の全面を前記硬質独立気泡体で覆う硬質独立気泡体覆い工程と、
    この硬質独立気泡体を強化繊維で覆う工程と、
    この強化繊維をバッグフィルムで覆う工程と、
    このバッグフィルムの内部を減圧する減圧工程と、
    前記バッグフィルムの内部に液状の樹脂を注入し、前記強化繊維に樹脂を含浸させるとともにこの強化繊維に含浸された樹脂を硬化させて前記繊維強化プラスチックを形成する工程と、
    前記硬質独立気泡体及び前記繊維強化プラスチックを穿設して前記開口部を形成する工程と
    を備えたことを特徴とする繊維強化プラスチック成形体の製造方法。
  14. 前記請求項3に記載の繊維強化プラスチック成形体の製造方法であって、
    前記連続気泡体の全面を前記硬質独立気泡体で覆う硬質独立気泡体覆い工程と、
    この硬質独立気泡体を強化繊維で覆う工程と、
    この強化繊維をバッグフィルムで覆う工程と、
    このバッグフィルムの内部を減圧する減圧工程と、
    前記バッグフィルムの内部に液状の樹脂を注入し、前記強化繊維に樹脂を含浸させるとともにこの強化繊維に含浸された樹脂を硬化させて前記繊維強化プラスチックを形成する工程と、
    前記硬質独立気泡体及び前記繊維強化プラスチックを穿設して前記開口部を形成する工程とを備え、
    前記硬質独立気泡体覆い工程は、硬質独立気泡体ブロック、第1の平板部及び第2の平板部からなる前記硬質独立気泡体のうち、硬質独立気泡体ブロックを穿設して、複数の穴及び前記支え部を形成する工程と、
    この各穴に、前記連続気泡体から複数に分割された各分割部を嵌入する工程と、
    前記連続気泡体の両面を前記第1の平板部及び前記第2の平板部で覆った工程と
    を有することを特徴とする繊維強化プラスチック成形体の製造方法。
JP2012508146A 2010-03-29 2011-02-23 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター Expired - Fee Related JP5377754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012508146A JP5377754B2 (ja) 2010-03-29 2011-02-23 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010074574 2010-03-29
JP2010074574 2010-03-29
PCT/JP2011/053984 WO2011122179A1 (ja) 2010-03-29 2011-02-23 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター
JP2012508146A JP5377754B2 (ja) 2010-03-29 2011-02-23 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011122179A1 true JPWO2011122179A1 (ja) 2013-07-08
JP5377754B2 JP5377754B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=44711911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012508146A Expired - Fee Related JP5377754B2 (ja) 2010-03-29 2011-02-23 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5377754B2 (ja)
CN (1) CN103108748B (ja)
WO (1) WO2011122179A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2792630A1 (en) * 2013-04-16 2014-10-22 Kone Corporation An elevator car and an elevator
JP6049552B2 (ja) * 2013-06-21 2016-12-21 三菱電機株式会社 サンドイッチ構造体、エレベータ用床およびサンドイッチ構造体の製造方法。
EP3031765A1 (en) * 2014-12-11 2016-06-15 Kone Corporation Elevator car
CN104999772B (zh) * 2015-08-03 2018-04-17 宁波柯乐芙家居科技股份有限公司 圆弧板制造工艺

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126947U (ja) * 1990-04-03 1991-12-20
JPH0873157A (ja) * 1994-09-05 1996-03-19 Toray Ind Inc エレベータ用かご
JPH11256809A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Achilles Corp 木質系防音床用緩衝材
JP2001105521A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Nichias Corp 吸音構造体
JP2003337588A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Idemitsu Petrochem Co Ltd 吸音体及び吸音構造体
JP2006023423A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Inoac Corp 吸音性衝撃吸収体
JP2007133245A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Swcc Showa Device Technology Co Ltd 吸音構造
JP2008535681A (ja) * 2005-02-10 2008-09-04 フェストアルピーネ・ポリノーム・プラスチックス・ベスローテン・フエンノートシャップ 吸音部材を備える被覆部材

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11159056A (ja) * 1997-11-26 1999-06-15 Toray Ind Inc ハウジング用パネル、ハウスおよびそれらの製造方法
JP2000344446A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Toray Ind Inc エレベーター用かご
CN1944528B (zh) * 2002-11-28 2011-06-22 三菱丽阳株式会社 预浸料用环氧树脂、预浸料、纤维增强复合材料及其制造方法
CN100587803C (zh) * 2003-08-08 2010-02-03 积水化成品工业株式会社 汽车内装材料用泡沫薄片和汽车内装材料
CN201148299Y (zh) * 2007-11-23 2008-11-12 沈阳博林特电梯有限公司 电梯轿厢玻璃钢整流罩

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126947U (ja) * 1990-04-03 1991-12-20
JPH0873157A (ja) * 1994-09-05 1996-03-19 Toray Ind Inc エレベータ用かご
JPH11256809A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Achilles Corp 木質系防音床用緩衝材
JP2001105521A (ja) * 1999-10-05 2001-04-17 Nichias Corp 吸音構造体
JP2003337588A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Idemitsu Petrochem Co Ltd 吸音体及び吸音構造体
JP2006023423A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Inoac Corp 吸音性衝撃吸収体
JP2008535681A (ja) * 2005-02-10 2008-09-04 フェストアルピーネ・ポリノーム・プラスチックス・ベスローテン・フエンノートシャップ 吸音部材を備える被覆部材
JP2007133245A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Swcc Showa Device Technology Co Ltd 吸音構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5377754B2 (ja) 2013-12-25
CN103108748A (zh) 2013-05-15
WO2011122179A1 (ja) 2011-10-06
CN103108748B (zh) 2015-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2591909B1 (en) Aircraft interior panels and methods of panel fabrication
CN106457739B (zh) 呈现能量吸收和/或包括无缺陷表面的复合结构
JP5084808B2 (ja) カナッペ構造のレドーム
US6739104B2 (en) Vacuum heat-insulating block
JP4890642B2 (ja) 運送車両用の一体型複合素材からなる車体及びその製造方法
JP4767209B2 (ja) 防音カバー
JP5377754B2 (ja) 繊維強化プラスチック成形体、その製造方法、及びエレベーター
US8695758B2 (en) Soundproof sheet for vehicles, manufacturing method thereof, and dash silencer for vehicles using soundproof sheet
JP2009508709A5 (ja)
US20150239205A1 (en) Composite material and methods of making and using the same
JP4658620B2 (ja) 構造部材、構造部材の形成方法
JP2000102982A (ja) Frp構造体およびその製造方法
JP5644329B2 (ja) ハニカムサンドイッチ構造複合材およびハニカムサンドイッチ構造複合材の製造方法
JPH11216789A (ja) Frp構造体およびその製造方法
US9272768B2 (en) Soundproofing cladding panel, and an aircraft
KR101819050B1 (ko) 자동차용 언더커버와 그 제조방법
US9643365B2 (en) Cover for air conditioning device for vehicle, and method for manufacturing same
KR101205812B1 (ko) 샌드위치 패널 및 그 제조방법
JP2019072891A (ja) 樹脂構造体及びその製造方法
JP6731875B2 (ja) 繊維強化複合体
JP6871040B2 (ja) 船舶用補強部材、船舶の補強構造及び船舶の補強方法
JP2001278039A (ja) サンドイッチパネルを用いた構体の防音構造
KR970020414A (ko) 서로 다른 밀도의 발포체층을 갖는 복합재료 샌드위치구조체
JP2000233464A (ja) Frp構造体およびその製造方法
JP2019077061A (ja) 樹脂構造体及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5377754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees