JPWO2011111305A1 - 排他的論理和回路として不揮発論理回路を駆動する方法 - Google Patents

排他的論理和回路として不揮発論理回路を駆動する方法 Download PDF

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Abstract

本発明の不揮発論理回路は、半導体膜(14)に接して、電源電極(15)、出力電極(16)と、電源電極と前記出力電極にはさまれた領域に、入力電極(17)が縦2個、横2個並んだ構造と、半導体の主面に強誘電体膜(13)を介して制御電極(11)が形成された構造を有し、4個の入力電極に印加される信号は、それぞれ第1の入力信号、第2の入力信号、第1の入力信号の否定、第2の入力信号の否定の四種類であり、電源電極と出力電極を結ぶ方向に隣接する電極に入力する信号の関係は、一方の入力信号と他の一方の入力信号の否定の関係になっており、斜めに隣接する電極に入力する信号は、一方の入力信号とその入力信号の否定の関係を満たす。

Description

本発明は、排他的論理和回路として不揮発論理回路を駆動する方法に関する。
図8〜図12は、特許文献1の図1〜図5である。
図8に示すように、半導体記憶装置10は、強誘電体層13と半導体層14とからなる積層膜を備え、積層膜の強誘電体層13側には第1の電極12が形成され、積層膜の半導体層14側には複数の第2の電極15a〜15cが形成されている。なお、これらの層は、基板11上に形成されている。
図9は、半導体記憶装置の初期状態を示した図で、(a)は断面斜視図、(b)は等価回路図を示す。
例えば、半導体層14にn型半導体を用いた場合、初期状態で強誘電体層13の分極16が半導体層14の電子(多数キャリア)とカップリングするように、全ての分極16が同一の方向を向いている状態を作る。このとき、半導体層14と強誘電体層13の界面近傍には、強誘電体層13の分極電荷によって誘起された2次元電子17が蓄積しており、半導体層14は低抵抗状態になっている。それ故、半導体層14は、金属電極と同様に電気を流す通路として振舞うため、半導体層14を一様な電極として見立てることができる。このとき、図9(b)に示すように、半導体層14と第2の電極15a〜15cとの導通状態はショートになっている。
この状態で、図10(a)に示すように、任意に選択した第2の電極15cに、第1の電極12に対して相対的に高いバイアス電圧を印加して、第2の電極15cが形成された部位における強誘電体層13の分極のみを反転させると、半導体層14内の電子を排斥させる方向に分極が向くため、第2の電極15cが形成された部位における半導体層14の領域(A)のみが空乏化18し、高抵抗状態になる。その結果、図10(b)に示すように、半導体層14と第2の電極15cとの導通状態はオープンとなる。
図11は、第2の電極15が形成された部位における半導体層14の2つの抵抗状態を示した図で、(a)は、低抵抗状態のときの断面図、(b)は高抵抗状態のときの断面図、(c)は、半導体層14と第2の電極15との間のシート抵抗値を示した表である。この表に示すように、第2の電極15a〜15cが形成された部位における半導体層14の各領域(A)は、強誘電体層13の分極アシスト効果により、シート抵抗値の異なる2つの状態を取り得る。
図11(b)に示した状態において、第2の電極15に、第1の電極12に対して相対的に低いバイアスを印加し、強誘電体層13の分極を再び反転させると、電子を蓄積する方向に分極が向くため、第2の電極15が形成された部位における半導体層14の領域(A)は、再び低抵抗状態に戻る。その結果、半導体層14と第2の電極15との導通状態は、再びショートする。
図12は、半導体層14の抵抗値を4端子法で測定した結果を示した図で、(a)は、2次元電子が蓄積された低抵抗状態のときの測定図、(b)は、2次元電子が排斥された高抵抗状態のときの測定図、(c)は、それぞれの測定結果を示した表である。この表に示すように、低抵抗状態の半導体層14のシート抵抗値は、概ね1×103Ω/□以下であり、高抵抗状態の半導体層14のシート抵抗値は、概ね1×106Ω/□以上であった。
上記の記述は、特許文献1の段落番号[0057]および[0062]〜[0067]から引用されている。これは、特開2009−099606号公報の段落番号0028および0033〜0038に対応する。
米国特許出願公開第2009/0097299号明細書(特開2009−099606号公報と内容同一)
本発明の目的は、図10〜図12に示される抵抗状態の切り替えを利用し、不揮発性論理回路を排他的論理和回路として駆動する新規な方法を提供することにある。
本発明の方法は、不揮発論理回路を駆動する方法であって、以下の工程(a)〜(c)を具備する:
前記不揮発論理回路を準備する工程(a)
ここで、前記不揮発論理回路は、制御電極、強誘電体膜、半導体膜、および電極群を具備し、
前記制御電極、前記強誘電体膜、前記半導体膜、および前記電極群は、この順で積層されており、
前記電極群は、電源電極、出力電極、第1の入力電極、第2の入力電極、第3の入力電極、および第4の入力電極を具備しており、
ここで、X方向、Y方向、およびZ方向が、それぞれ、前記強誘電体膜の長手方向、前記長手方向に直交する方向、および、前記積層方向であり、
前記第1の入力電極、前記第2の入力電極、前記第3の入力電極、および前記第4の入力電極は、前記電源電極および前記出力電極の間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第1の入力電極は、前記電源電極と前記第3の入力電極との間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第3の入力電極は、前記第1の入力電極と前記出力電極との間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第2の入力電極は、前記電源電極と前記第4の入力電極との間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第4の入力電極は、前記第2の入力電極と前記出力電極との間に挟まれており、
Y方向に沿って、前記第1の入力電極は前記第2の入力電極に隣接しており、
Y方向に沿って、前記第3の入力電極は前記第4の入力電極に隣接しており、

第1の状態、第2の状態、第3の状態、および第4の状態から選択される1つの状態を前記不揮発論理回路に書き込む工程(b)、
ここで、V1、Va、Vb、Vc、およびVdは、それぞれ、前記制御電極に印加される電圧、前記第1の入力電極に印加される電圧、前記第2の入力電極に印加される電圧、前記第3の入力電極に印加される電圧、そして前記第4の入力電極に印加される電圧であり、
前記第1の状態が書き込まれる場合には、V1>Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1<Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第2の状態が書き込まれる場合には、V1<Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1>Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第3の状態が書き込まれる場合には、V1>Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1<Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第4の状態が書き込まれる場合には、V1<Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1>Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第1の状態および前記第4の状態は高抵抗状態であり、
前記第2の状態および前記第3の状態は低抵抗状態であり、

前記電源電極および前記出力電極との間に電圧を印加することによって生じた電流を測定し、前記電流に基づいて前記不揮発論理回路に書き込まれた状態が前記高抵抗状態または前記低抵抗状態のどちらであるかを決定する工程(c)。
ある実施形態は、前記工程(a)および前記工程(b)の間に、電圧Vinを前記第1の入力電極、前記第2の入力電極、前記第3の入力電極、および前記第4の入力電極に印加し、かつ電圧Vreset(ただし、Vreset>Vin)を前記制御電極に印加して、前記不揮発論理回路をリセットする工程(d)を具備する。
ある実施形態の前記工程(b)において、前記第1の入力電極には、真または偽のどちらかである第1入力信号が入力され、前記第2の入力電極には、真または偽のどちらかである第2入力信号が入力され、前記第3の入力電極には、前記第2入力信号の否定が入力され、前記第4の入力電極には、前記第1入力信号の否定が入力され、前記高抵抗状態および前記低抵抗状態が、前記第1入力信号および前記第2入力信号に基づく排他的論理和の偽および真にそれぞれ対応する。
ある実施形態は、前記工程(b)および前記工程(c)の間に、前記不揮発論理回路の電源を切る工程(e)をさらに具備する。
本発明は、不揮発性論理回路を排他的論理和回路として駆動する新規な方法を提供する。
図1(a)は、実施の形態1による不揮発性論理回路20の上面図を示す。 図1(b)は、実施の形態1による不揮発性論理回路20のA−A’線断面図を示す。 図2は、実施の形態1において、入力電極17a〜17dと第1および第2入力信号との関係を示す。 図3は、実施の形態1における真理値表を示す。 図4は書き込み時の入力電極17a〜dの電位を示す表である。 図5(a)は、第1の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図5(b)は、第2の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図5(c)は、第3の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図5(d)は、第4の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図6は、−10Vおよび10Vを入力電極17a〜17dに印加したときの強誘電体膜13の分極状態および半導体膜14の状態を示す。 図7は、実施例1の第1の状態〜第四の状態において算出された抵抗値を示す。 図8は、特許文献1の図1である。 図9は、特許文献1の図2である。 図10は、特許文献1の図3である。 図11は、特許文献1の図4である。 図12は、特許文献1の図5である。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら以下、説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、実施の形態1における不揮発論理回路の上面図を示す。図1(b)はA−A’間の断面図を示す。
図1(a)および図1(b)に示されるように、不揮発性論理回路20は、基板11、制御電極12、強誘電体膜13、半導体膜14、および電極群を具備している。制御電極12、強誘電体膜13、半導体膜14、および電極群は、この順に積層されている。
電極群は、電源電極15、出力電極16、第一の入力電極17a、第二の入力電極17b、第三の入力電極17c、および第四の入力電極17dを具備する。
以下、入力電極17a〜dの配置関係を、より詳細に説明する。
図1(a)および図1(b)に示されるように、X方向、Y方向、およびZ方向は、それぞれ、強誘電体膜13の長手方向、長手方向に直交する方向、および、積層方向を意味する。
第1の入力電極17a、第2の入力電極17b、第3の入力電極17c、および第4の入力電極17dは、電源電極15および出力電極16の間に挟まれている。
X方向に沿って、第1の入力電極17aは、電源電極15と第3の入力電極17cとの間に挟まれている。第3の入力電極17cは、第1の入力電極17aと出力電極16との間に挟まれている。第2の入力電極17bは、電源電極15と第4の入力電極17dとの間に挟まれている。第4の入力電極17dは、第2の入力電極17bと出力電極16との間に挟まれている。
Y方向に沿って、第1の入力電極17aは第2の入力電極17bに隣接している。第3の入力電極17cは第4の入力電極17dに隣接している。
不揮発性論理回路20においては、強誘電体膜13における分極の向きに応じて半導体膜14を流れる電流が制御される。つまり、強誘電体膜13の分極が+Z方向に一致している場合では、半導体膜14中に誘起された電子が半導体膜14を低抵抗にすることをもたらす。逆に、当該分極が−Z方向に一致する場合には、半導体膜14中から追い払われた電子が半導体膜14を高抵抗にすることをもたらす。
入力電極17a〜17dと制御電極12との間に電圧が印加され、半導体膜14の抵抗値を制御する。これにより、電源電極15と出力電極16との間の抵抗値を変化させることができる。
不揮発論理回路20は、2入力1出力の排他的論理和を実行する。図2に示すように、第1入力信号、第2入力信号、第2入力信号の否定、および第1入力信号の否定が、それぞれ、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dに入力される。図3に示される真理値表に基づいて、排他的論理和の実行結果が出力される。
(不揮発論理回路20への書き込み)
次に、図4、図5、および図6を参照しながら、不揮発論理回路20への書き込みが説明される。
図4は書き込み時の入力電極17a〜dの電位を示す。−10Vの電圧が、図3に示される「1」として入力される。10Vの電圧が、「0」として入力される。制御電極12の電圧は一定に維持され、好ましくは0Vである。
図5(a)は、第1の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図5(b)は、第2の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図5(c)は、第3の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図5(d)は、第4の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図6は、−10Vおよび10Vを入力電極17a〜17dに印加したときの強誘電体膜13の分極状態および半導体膜14の状態を示す。−10Vが印加された入力電極33の下に位置する半導体31は、強誘電体13の分極30aによって生じる電子の蓄積のため、低い抵抗を有する。10Vが印加された入力電極34の下に位置する半導体32は、強誘電体13の分極30bによって生じる電子の退去のため、高い抵抗を有する。
以下、第1の状態、第2の状態、第3の状態、および第4の状態の書き込み手順を説明する。
好ましくは、書き込みの前にリセット動作が行なわれる。リセット動作では、電圧Vinが入力電極17a〜17dに印加され、かつVin<Vresetの関係を満たす電圧Vresetが制御電極12に印加される。より具体的には、入力電極17a〜17dに0Vが印加されながら、制御電極12に10Vが印加されることが好ましい。これにより、強誘電体膜13の全ての分極が上向きに設定される。
このリセット動作は、再現性の良い不揮発性論理回路20の駆動を可能にする。
書き込みにおいては、V1、Va、Vb、Vc、およびVdが、制御電極12、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dに、それぞれ印加され、入力電極17a〜17dの下に位置している強誘電体膜13の各部分を分極させる。この分極が、入力電極17a〜17dの下に位置している半導体膜14の各部分が高抵抗状態または低抵抗状態になることをもたらす。
第1〜第4の状態から選択される1つの状態が、不揮発論理回路20に書き込まれる。
第1の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(I)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが印加される。

V1>Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1<Vd・・・(I)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、−10VのVa、−10VのVb、+10VのVc、そして+10VのVdが印加される。
−10Vが真(1)、+10Vが偽(0)に対応する場合、第1の状態では、真(1)、真(1)、偽(0)、および偽(0)が、第1〜第4入力電極17a〜17dにそれぞれ入力される。
第2の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(II)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが印加される。

V1<Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1>Vd・・・(II)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、+10VのVa、−10VのVb、+10VのVc、そして−10VのVdが印加される。
第2の状態では、偽(0)、真(1)、偽(0)、および真(1)が、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dにそれぞれ入力される。
第3の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(III)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが印加される。

V1>Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1<Vd・・・(III)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、−10VのVa、+10VのVb、−10VのVc、そして+10VのVdが印加される。
第3の状態では、真(1)、偽(0)、真(1)、および偽(0)が、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dにそれぞれ入力される。
第4の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(IV)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが入力される。

V1<Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1>Vd・・・(IV)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、+10VのVa、+10VのVb、−10VのVc、そして−10VのVdが印加される。
第4の状態では、偽(0)、偽(0)、真(1)、および真(1)が、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dにそれぞれ入力される。
第1の状態および第4の状態では、電源電極15と出力電極16との間の抵抗が高い。第2の状態および第3の状態では、電源電極15と出力電極16との間の抵抗が低い。
第1〜第4の状態において入力される真(1)および偽(0)の関係から理解されるように、第1の入力電極17aには、真または偽のどちらかである第1入力信号が入力される。第2の入力電極17bには、真または偽のどちらかである第2入力信号が入力される。第3の入力電極17cには、前記第2入力信号の否定が入力される。第4の入力電極17dには、前記第1入力信号の否定が入力される。
(読み出し)
以下、不揮発性論理回路20からの読み出しの一例を説明する。
制御電極12、および入力電極17a〜17dに0Vが印加されながら、電源電極15と出力電極16との間に電位差が印加され、半導体膜14を流れる電流を測定する。
電源電極15と出力電極16との間に印加する電位差は、書き込み時に入力電極17a〜17dに印加される電圧の1/5以下とすることが好ましい。電源電極15と出力電極16との間の電位差の一例は0.1Vである。
当該電流値に応じて抵抗値が決定される。すなわち、測定された電流に基づいて、不揮発論理回路20が高抵抗状態または低抵抗状態のどちらを有するが決定される。上記の通り、第1の状態および第4の状態は高抵抗状態に対応する。第2の状態および第3の状態は低抵抗状態に対応する。
高抵抗状態および低抵抗状態は、第1入力信号および第2入力信号に基づく排他的論理和の偽および真にそれぞれ対応する。このように、不揮発性論理回路20は不揮発性排他的論理和回路として機能する。
(実施例)
以下の実施例は、本発明をより詳細に説明する。
(1) シリコン酸化膜によって被覆された表面を有するシリコン基板11上に、電子銃蒸着法を用いて5nmの厚みを有するチタン膜および30nmの厚みを有する白金膜がこの順で形成された。さらにパルスレーザーデポジション法によって10nmの厚みを有するSrRuO3(以下、SRO)膜が形成された。このようにして、制御電極12がシリコン基板11上に形成された。
(2) 700℃に基板が加熱された。450nmの厚みを有するPb(Zr,Ti)O3から構成される強誘電体膜13がパルスレーザーデポジション(PLD)法を用いてPLDチャンバ内で形成された。
(3) 基板の温度が400℃になるように設定され、30nmの厚みを有するZnOからなる半導体膜14が当該PLDチャンバ内で形成された。
(4) 半導体膜14上にフォトリソグラフィによってレジストのパターンが形成された。その後、レジストによって被覆されていない部分の半導体膜14(半導体膜14のうちセルの間に位置する部分)が、硝酸を用いるエッチングにより除去された。
(5) フォトリソグラフィによって、半導体膜14上にレジストが形成され、レジストの不要な部分が除去された。その上に、5nmの厚みを有するTi膜および30nmの厚みを有するPt膜が電子銃蒸着法により形成された。リフトオフ法により、レジストが除去され、電源電極15、出力電極16、論理設定電極18a〜18d、および入力電極17a〜17dを形成した。
得られた不揮発論理回路20は、100マイクロメータ四方の入力電極17a〜17dおよび10マイクロメートルの電極間隔を有していた。不揮発性論理回路20に、図4および図5に基づいて第1の状態〜第4の状態から選択される1つの状態が書き込まれた。その後、電源電極15と出力電極16との間に0.1Vの電位差が印加され、電源電極15および出力電極16の間に流れる電流を基に、不揮発性論理回路20の抵抗値を算出した。
図7は、第1の状態〜第4の状態において算出された抵抗値を示す。図7から理解されるように、第1の状態または第4の状態では、不揮発論理回路20は高い抵抗値を有する。一方、第2の状態または第3の状態では、不揮発論理回路20は低い抵抗値を有する。
本実施例では、制御電極12はSRO/Pt/Tiの積層膜を具備した。電極15〜17は、Pt/Tiの積層膜を具備した。他の材料も用いられ得る。
強誘電体膜13の材料の他の例は、Sr(Bi,Ta)OxまたはBiTiOxである。半導体膜14の材料の他の例は、GaNまたはInGaZnOxである。
本発明は、不揮発性論理回路を排他的論理和回路として駆動する新規な方法を提供する。
11 基板
12 制御電極
13 強誘電体膜
14 半導体膜
15 電源電極
16 出力電極
17a 第1の入力電極
17b 第2の入力電極
17c 第3の入力電極
17d 第4の入力電極
20 不揮発性論理回路
30a 強誘電体膜13における上向きの分極
30b 強誘電体膜13における下向きの分極
31 半導体膜14における低抵抗部分
32 半導体膜14における高抵抗部分
33 信号「1」が入力される電極
34 信号「0」が入力される電極
本発明は、排他的論理和回路として不揮発論理回路を駆動する方法に関する。
図8〜図12は、特許文献1の図1〜図5である。
図8に示すように、半導体記憶装置10は、強誘電体層13と半導体層14とからなる積層膜を備え、積層膜の強誘電体層13側には第1の電極12が形成され、積層膜の半導体層14側には複数の第2の電極15a〜15cが形成されている。なお、これらの層は、基板11上に形成されている。
図9は、半導体記憶装置の初期状態を示した図で、(a)は断面斜視図、(b)は等価回路図を示す。
例えば、半導体層14にn型半導体を用いた場合、初期状態で強誘電体層13の分極16が半導体層14の電子(多数キャリア)とカップリングするように、全ての分極16が同一の方向を向いている状態を作る。このとき、半導体層14と強誘電体層13の界面近傍には、強誘電体層13の分極電荷によって誘起された2次元電子17が蓄積しており、半導体層14は低抵抗状態になっている。それ故、半導体層14は、金属電極と同様に電気を流す通路として振舞うため、半導体層14を一様な電極として見立てることができる。このとき、図9(b)に示すように、半導体層14と第2の電極15a〜15cとの導通状態はショートになっている。
この状態で、図10(a)に示すように、任意に選択した第2の電極15cに、第1の電極12に対して相対的に高いバイアス電圧を印加して、第2の電極15cが形成された部位における強誘電体層13の分極のみを反転させると、半導体層14内の電子を排斥させる方向に分極が向くため、第2の電極15cが形成された部位における半導体層14の領域(A)のみが空乏化18し、高抵抗状態になる。その結果、図10(b)に示すように、半導体層14と第2の電極15cとの導通状態はオープンとなる。
図11は、第2の電極15が形成された部位における半導体層14の2つの抵抗状態を示した図で、(a)は、低抵抗状態のときの断面図、(b)は高抵抗状態のときの断面図、(c)は、半導体層14と第2の電極15との間のシート抵抗値を示した表である。この表に示すように、第2の電極15a〜15cが形成された部位における半導体層14の各領域(A)は、強誘電体層13の分極アシスト効果により、シート抵抗値の異なる2つの状態を取り得る。
図11(b)に示した状態において、第2の電極15に、第1の電極12に対して相対的に低いバイアスを印加し、強誘電体層13の分極を再び反転させると、電子を蓄積する方向に分極が向くため、第2の電極15が形成された部位における半導体層14の領域(A)は、再び低抵抗状態に戻る。その結果、半導体層14と第2の電極15との導通状態は、再びショートする。
図12は、半導体層14の抵抗値を4端子法で測定した結果を示した図で、(a)は、2次元電子が蓄積された低抵抗状態のときの測定図、(b)は、2次元電子が排斥された高抵抗状態のときの測定図、(c)は、それぞれの測定結果を示した表である。この表に示すように、低抵抗状態の半導体層14のシート抵抗値は、概ね1×103Ω/□以下であり、高抵抗状態の半導体層14のシート抵抗値は、概ね1×106Ω/□以上であった。
上記の記述は、特許文献1の段落番号[0057]および[0062]〜[0067]から引用されている。これは、特開2009−099606号公報の段落番号0028および0033〜0038に対応する。
米国特許出願公開第2009/0097299号明細書(特開2009−099606号公報と内容同一)
本発明の目的は、図10〜図12に示される抵抗状態の切り替えを利用し、不揮発性論理回路を排他的論理和回路として駆動する新規な方法を提供することにある。
本発明の方法は、不揮発論理回路を駆動する方法であって、以下の工程(a)〜(c)を具備する:
前記不揮発論理回路を準備する工程(a)
ここで、前記不揮発論理回路は、制御電極、強誘電体膜、半導体膜、および電極群を具備し、
前記制御電極、前記強誘電体膜、前記半導体膜、および前記電極群は、この順で積層されており、
前記電極群は、電源電極、出力電極、第1の入力電極、第2の入力電極、第3の入力電極、および第4の入力電極を具備しており、
ここで、X方向、Y方向、およびZ方向が、それぞれ、前記強誘電体膜の長手方向、前記長手方向に直交する方向、および、前記積層方向であり、
前記第1の入力電極、前記第2の入力電極、前記第3の入力電極、および前記第4の入力電極は、前記電源電極および前記出力電極の間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第1の入力電極は、前記電源電極と前記第3の入力電極との間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第3の入力電極は、前記第1の入力電極と前記出力電極との間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第2の入力電極は、前記電源電極と前記第4の入力電極との間に挟まれており、
X方向に沿って、前記第4の入力電極は、前記第2の入力電極と前記出力電極との間に挟まれており、
Y方向に沿って、前記第1の入力電極は前記第2の入力電極に隣接しており、
Y方向に沿って、前記第3の入力電極は前記第4の入力電極に隣接しており、
第1の状態、第2の状態、第3の状態、および第4の状態から選択される1つの状態を前記不揮発論理回路に書き込む工程(b)、
ここで、V1、Va、Vb、Vc、およびVdは、それぞれ、前記制御電極に印加される電圧、前記第1の入力電極に印加される電圧、前記第2の入力電極に印加される電圧、前記第3の入力電極に印加される電圧、そして前記第4の入力電極に印加される電圧であり、
前記第1の状態が書き込まれる場合には、V1>Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1<Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第2の状態が書き込まれる場合には、V1<Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1>Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第3の状態が書き込まれる場合には、V1>Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1<Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第4の状態が書き込まれる場合には、V1<Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1>Vdの関係を満たす電圧が印加され、
前記第1の状態および前記第4の状態は高抵抗状態であり、
前記第2の状態および前記第3の状態は低抵抗状態であり、
前記電源電極および前記出力電極との間に電圧を印加することによって生じた電流を測定し、前記電流に基づいて前記不揮発論理回路に書き込まれた状態が前記高抵抗状態または前記低抵抗状態のどちらであるかを決定する工程(c)。
ある実施形態は、前記工程(a)および前記工程(b)の間に、電圧Vinを前記第1の入力電極、前記第2の入力電極、前記第3の入力電極、および前記第4の入力電極に印加し、かつ電圧Vreset(ただし、Vreset>Vin)を前記制御電極に印加して、前記不揮発論理回路をリセットする工程(d)を具備する。
ある実施形態の前記工程(b)において、前記第1の入力電極には、真または偽のどちらかである第1入力信号が入力され、前記第2の入力電極には、真または偽のどちらかである第2入力信号が入力され、前記第3の入力電極には、前記第2入力信号の否定が入力され、前記第4の入力電極には、前記第1入力信号の否定が入力され、前記高抵抗状態および前記低抵抗状態が、前記第1入力信号および前記第2入力信号に基づく排他的論理和の偽および真にそれぞれ対応する。
ある実施形態は、前記工程(b)および前記工程(c)の間に、前記不揮発論理回路の電源を切る工程(e)をさらに具備する。
本発明は、不揮発性論理回路を排他的論理和回路として駆動する新規な方法を提供する。
図1(a)は、実施の形態1による不揮発性論理回路20の上面図を示す。 図1(b)は、実施の形態1による不揮発性論理回路20のA−A’線断面図を示す。 図2は、実施の形態1において、入力電極17a〜17dと第1および第2入力信号との関係を示す。 図3は、実施の形態1における真理値表を示す。 図4は書き込み時の入力電極17a〜dの電位を示す表である。 図5(a)は、第1の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図5(b)は、第2の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図5(c)は、第3の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図5(d)は、第4の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。 図6は、−10Vおよび10Vを入力電極17a〜17dに印加したときの強誘電体膜13の分極状態および半導体膜14の状態を示す。 図7は、実施例1の第1の状態〜第四の状態において算出された抵抗値を示す。 図8は、特許文献1の図1である。 図9は、特許文献1の図2である。 図10は、特許文献1の図3である。 図11は、特許文献1の図4である。 図12は、特許文献1の図5である。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら以下、説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、実施の形態1における不揮発論理回路の上面図を示す。図1(b)はA−A’間の断面図を示す。
図1(a)および図1(b)に示されるように、不揮発性論理回路20は、基板11、制御電極12、強誘電体膜13、半導体膜14、および電極群を具備している。制御電極12、強誘電体膜13、半導体膜14、および電極群は、この順に積層されている。
電極群は、電源電極15、出力電極16、第一の入力電極17a、第二の入力電極17b、第三の入力電極17c、および第四の入力電極17dを具備する。
以下、入力電極17a〜dの配置関係を、より詳細に説明する。
図1(a)および図1(b)に示されるように、X方向、Y方向、およびZ方向は、それぞれ、強誘電体膜13の長手方向、長手方向に直交する方向、および、積層方向を意味する。
第1の入力電極17a、第2の入力電極17b、第3の入力電極17c、および第4の入力電極17dは、電源電極15および出力電極16の間に挟まれている。
X方向に沿って、第1の入力電極17aは、電源電極15と第3の入力電極17cとの間に挟まれている。第3の入力電極17cは、第1の入力電極17aと出力電極16との間に挟まれている。第2の入力電極17bは、電源電極15と第4の入力電極17dとの間に挟まれている。第4の入力電極17dは、第2の入力電極17bと出力電極16との間に挟まれている。
Y方向に沿って、第1の入力電極17aは第2の入力電極17bに隣接している。第3の入力電極17cは第4の入力電極17dに隣接している。
不揮発性論理回路20においては、強誘電体膜13における分極の向きに応じて半導体膜14を流れる電流が制御される。つまり、強誘電体膜13の分極が+Z方向に一致している場合では、半導体膜14中に誘起された電子が半導体膜14を低抵抗にすることをもたらす。逆に、当該分極が−Z方向に一致する場合には、半導体膜14中から追い払われた電子が半導体膜14を高抵抗にすることをもたらす。
入力電極17a〜17dと制御電極12との間に電圧が印加され、半導体膜14の抵抗値を制御する。これにより、電源電極15と出力電極16との間の抵抗値を変化させることができる。
不揮発論理回路20は、2入力1出力の排他的論理和を実行する。図2に示すように、第1入力信号、第2入力信号、第2入力信号の否定、および第1入力信号の否定が、それぞれ、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dに入力される。図3に示される真理値表に基づいて、排他的論理和の実行結果が出力される。
(不揮発論理回路20への書き込み)
次に、図4、図5、および図6を参照しながら、不揮発論理回路20への書き込みが説明される。
図4は書き込み時の入力電極17a〜dの電位を示す。−10Vの電圧が、図3に示される「1」として入力される。10Vの電圧が、「0」として入力される。制御電極12の電圧は一定に維持され、好ましくは0Vである。
図5(a)は、第1の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図5(b)は、第2の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図5(c)は、第3の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図5(d)は、第4の状態における入力電極17a〜17dの上面図を示す。
図6は、−10Vおよび10Vを入力電極17a〜17dに印加したときの強誘電体膜13の分極状態および半導体膜14の状態を示す。−10Vが印加された入力電極33の下に位置する半導体31は、強誘電体13の分極30aによって生じる電子の蓄積のため、低い抵抗を有する。10Vが印加された入力電極34の下に位置する半導体32は、強誘電体13の分極30bによって生じる電子の退去のため、高い抵抗を有する。
以下、第1の状態、第2の状態、第3の状態、および第4の状態の書き込み手順を説明する。
好ましくは、書き込みの前にリセット動作が行なわれる。リセット動作では、電圧Vinが入力電極17a〜17dに印加され、かつVin<Vresetの関係を満たす電圧Vresetが制御電極12に印加される。より具体的には、入力電極17a〜17dに0Vが印加されながら、制御電極12に10Vが印加されることが好ましい。これにより、強誘電体膜13の全ての分極が上向きに設定される。
このリセット動作は、再現性の良い不揮発性論理回路20の駆動を可能にする。
書き込みにおいては、V1、Va、Vb、Vc、およびVdが、制御電極12、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dに、それぞれ印加され、入力電極17a〜17dの下に位置している強誘電体膜13の各部分を分極させる。この分極が、入力電極17a〜17dの下に位置している半導体膜14の各部分が高抵抗状態または低抵抗状態になることをもたらす。
第1〜第4の状態から選択される1つの状態が、不揮発論理回路20に書き込まれる。
第1の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(I)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが印加される。

V1>Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1<Vd・・・(I)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、−10VのVa、−10VのVb、+10VのVc、そして+10VのVdが印加される。
−10Vが真(1)、+10Vが偽(0)に対応する場合、第1の状態では、真(1)、真(1)、偽(0)、および偽(0)が、第1〜第4入力電極17a〜17dにそれぞれ入力される。
第2の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(II)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが印加される。

V1<Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1>Vd・・・(II)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、+10VのVa、−10VのVb、+10VのVc、そして−10VのVdが印加される。
第2の状態では、偽(0)、真(1)、偽(0)、および真(1)が、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dにそれぞれ入力される。
第3の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(III)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが印加される。

V1>Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1<Vd・・・(III)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、−10VのVa、+10VのVb、−10VのVc、そして+10VのVdが印加される。
第3の状態では、真(1)、偽(0)、真(1)、および偽(0)が、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dにそれぞれ入力される。
第4の状態が書き込まれる場合、以下の不等式(IV)を充足する電圧V1、Va、Vb、Vc、およびVdが入力される。

V1<Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1>Vd・・・(IV)

より具体的には、V1が0Vに保持されながら、+10VのVa、+10VのVb、−10VのVc、そして−10VのVdが印加される。
第4の状態では、偽(0)、偽(0)、真(1)、および真(1)が、第1入力電極17a、第2入力電極17b、第3入力電極17c、および第4入力電極17dにそれぞれ入力される。
第1の状態および第4の状態では、電源電極15と出力電極16との間の抵抗が高い。第2の状態および第3の状態では、電源電極15と出力電極16との間の抵抗が低い。
第1〜第4の状態において入力される真(1)および偽(0)の関係から理解されるように、第1の入力電極17aには、真または偽のどちらかである第1入力信号が入力される。第2の入力電極17bには、真または偽のどちらかである第2入力信号が入力される。第3の入力電極17cには、前記第2入力信号の否定が入力される。第4の入力電極17dには、前記第1入力信号の否定が入力される。
(読み出し)
以下、不揮発性論理回路20からの読み出しの一例を説明する。
制御電極12、および入力電極17a〜17dに0Vが印加されながら、電源電極15と出力電極16との間に電位差が印加され、半導体膜14を流れる電流を測定する。
電源電極15と出力電極16との間に印加する電位差は、書き込み時に入力電極17a〜17dに印加される電圧の1/5以下とすることが好ましい。電源電極15と出力電極16との間の電位差の一例は0.1Vである。
当該電流値に応じて抵抗値が決定される。すなわち、測定された電流に基づいて、不揮発論理回路20が高抵抗状態または低抵抗状態のどちらを有するが決定される。上記の通り、第1の状態および第4の状態は高抵抗状態に対応する。第2の状態および第3の状態は低抵抗状態に対応する。
高抵抗状態および低抵抗状態は、第1入力信号および第2入力信号に基づく排他的論理和の偽および真にそれぞれ対応する。このように、不揮発性論理回路20は不揮発性排他的論理和回路として機能する。
(実施例)
以下の実施例は、本発明をより詳細に説明する。
(1) シリコン酸化膜によって被覆された表面を有するシリコン基板11上に、電子銃蒸着法を用いて5nmの厚みを有するチタン膜および30nmの厚みを有する白金膜がこの順で形成された。さらにパルスレーザーデポジション法によって10nmの厚みを有するSrRuO3(以下、SRO)膜が形成された。このようにして、制御電極12がシリコン基板11上に形成された。
(2) 700℃に基板が加熱された。450nmの厚みを有するPb(Zr,Ti)O3から構成される強誘電体膜13がパルスレーザーデポジション(PLD)法を用いてPLDチャンバ内で形成された。
(3) 基板の温度が400℃になるように設定され、30nmの厚みを有するZnOからなる半導体膜14が当該PLDチャンバ内で形成された。
(4) 半導体膜14上にフォトリソグラフィによってレジストのパターンが形成された。その後、レジストによって被覆されていない部分の半導体膜14(半導体膜14のうちセルの間に位置する部分)が、硝酸を用いるエッチングにより除去された。
(5) フォトリソグラフィによって、半導体膜14上にレジストが形成され、レジストの不要な部分が除去された。その上に、5nmの厚みを有するTi膜および30nmの厚みを有するPt膜が電子銃蒸着法により形成された。リフトオフ法により、レジストが除去され、電源電極15、出力電極16、論理設定電極18a〜18d、および入力電極17a〜17dを形成した。
得られた不揮発論理回路20は、100マイクロメータ四方の入力電極17a〜17dおよび10マイクロメートルの電極間隔を有していた。不揮発性論理回路20に、図4および図5に基づいて第1の状態〜第4の状態から選択される1つの状態が書き込まれた。その後、電源電極15と出力電極16との間に0.1Vの電位差が印加され、電源電極15および出力電極16の間に流れる電流を基に、不揮発性論理回路20の抵抗値を算出した。
図7は、第1の状態〜第4の状態において算出された抵抗値を示す。図7から理解されるように、第1の状態または第4の状態では、不揮発論理回路20は高い抵抗値を有する。一方、第2の状態または第3の状態では、不揮発論理回路20は低い抵抗値を有する。
本実施例では、制御電極12はSRO/Pt/Tiの積層膜を具備した。電極15〜17は、Pt/Tiの積層膜を具備した。他の材料も用いられ得る。
強誘電体膜13の材料の他の例は、Sr(Bi,Ta)OxまたはBiTiOxである。半導体膜14の材料の他の例は、GaNまたはInGaZnOxである。
本発明は、不揮発性論理回路を排他的論理和回路として駆動する新規な方法を提供する。
11 基板
12 制御電極
13 強誘電体膜
14 半導体膜
15 電源電極
16 出力電極
17a 第1の入力電極
17b 第2の入力電極
17c 第3の入力電極
17d 第4の入力電極
20 不揮発性論理回路
30a 強誘電体膜13における上向きの分極
30b 強誘電体膜13における下向きの分極
31 半導体膜14における低抵抗部分
32 半導体膜14における高抵抗部分
33 信号「1」が入力される電極
34 信号「0」が入力される電極

Claims (4)

  1. 不揮発論理回路を駆動する方法であって、以下の工程(a)〜(c)を具備する:

    前記不揮発論理回路を準備する工程(a)
    ここで、前記不揮発論理回路は、制御電極、強誘電体膜、半導体膜、および電極群を具備し、
    前記制御電極、前記強誘電体膜、前記半導体膜、および前記電極群は、この順で積層されており、
    前記電極群は、電源電極、出力電極、第1の入力電極、第2の入力電極、第3の入力電極、および第4の入力電極を具備しており、
    ここで、X方向、Y方向、およびZ方向が、それぞれ、前記強誘電体膜の長手方向、前記長手方向に直交する方向、および、前記積層方向であり、
    前記第1の入力電極、前記第2の入力電極、前記第3の入力電極、および前記第4の入力電極は、前記電源電極および前記出力電極の間に挟まれており、
    X方向に沿って、前記第1の入力電極は、前記電源電極と前記第3の入力電極との間に挟まれており、
    X方向に沿って、前記第3の入力電極は、前記第1の入力電極と前記出力電極との間に挟まれており、
    X方向に沿って、前記第2の入力電極は、前記電源電極と前記第4の入力電極との間に挟まれており、
    X方向に沿って、前記第4の入力電極は、前記第2の入力電極と前記出力電極との間に挟まれており、
    Y方向に沿って、前記第1の入力電極は前記第2の入力電極に隣接しており、
    Y方向に沿って、前記第3の入力電極は前記第4の入力電極に隣接しており、

    第1の状態、第2の状態、第3の状態、および第4の状態から選択される1つの状態を前記不揮発論理回路に書き込む工程(b)、
    ここで、V1、Va、Vb、Vc、およびVdは、それぞれ、前記制御電極に印加される電圧、前記第1の入力電極に印加される電圧、前記第2の入力電極に印加される電圧、前記第3の入力電極に印加される電圧、そして前記第4の入力電極に印加される電圧であり、
    前記第1の状態が書き込まれる場合には、V1>Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1<Vdの関係を満たす電圧が印加され、
    前記第2の状態が書き込まれる場合には、V1<Va、V1>Vb、V1<Vc、およびV1>Vdの関係を満たす電圧が印加され、
    前記第3の状態が書き込まれる場合には、V1>Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1<Vdの関係を満たす電圧が印加され、
    前記第4の状態が書き込まれる場合には、V1<Va、V1<Vb、V1>Vc、およびV1>Vdの関係を満たす電圧が印加され、
    前記第1の状態および前記第4の状態は高抵抗状態であり、
    前記第2の状態および前記第3の状態は低抵抗状態であり、

    前記電源電極および前記出力電極との間に電圧を印加することによって生じた電流を測定し、前記電流に基づいて前記不揮発論理回路に書き込まれた状態が前記高抵抗状態または前記低抵抗状態のどちらであるかを決定する工程(c)。
  2. 前記工程(a)および前記工程(b)の間に、
    電圧Vinを前記第1の入力電極、前記第2の入力電極、前記第3の入力電極、および前記第4の入力電極に印加し、かつ電圧Vreset(ただし、Vreset>Vin)を前記制御電極に印加して、前記不揮発論理回路をリセットする工程(d)を具備する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記工程(b)において、
    前記第1の入力電極には、真または偽のどちらかである第1入力信号が入力され、
    前記第2の入力電極には、真または偽のどちらかである第2入力信号が入力され、
    前記第3の入力電極には、前記第2入力信号の否定が入力され、
    前記第4の入力電極には、前記第1入力信号の否定が入力され、
    前記高抵抗状態および前記低抵抗状態が、前記第1入力信号および前記第2入力信号に基づく排他的論理和の偽および真にそれぞれ対応する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記工程(b)および前記工程(c)の間に、前記不揮発論理回路の電源を切る工程(e)をさらに具備する、請求項1に記載の方法。
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