JPWO2011104759A1 - 火力発電システム、およびその運転方法,火力発電システムの改造方法,火力発電システムに用いられる蒸気タービン設備,二酸化炭素分離回収装置,過熱低減器 - Google Patents

火力発電システム、およびその運転方法,火力発電システムの改造方法,火力発電システムに用いられる蒸気タービン設備,二酸化炭素分離回収装置,過熱低減器 Download PDF

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Abstract

蒸気タービンからリボイラへ送られる抽気蒸気が有する余分な過熱エネルギーをより多く、蒸気タービンの給水系統に回収して、効率の向上を図る。ボイラ1と、蒸気タービンと、復水器20と、復水器20で復水した給水をボイラに送る給水系統101と、ボイラで発生したボイラ排ガスから二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離回収装置200と、蒸気タービンから抽気された抽気蒸気を、二酸化炭素分離回収装置200のリボイラ17へ送気する抽気蒸気送気系統102と、抽気蒸気送気系統102に設けられ、リボイラ17に送気される抽気蒸気と給水とを熱交換させる過熱低減器14とを備える火力発電システム。本システムによれば、蒸気タービンから抽気した蒸気を、スプレーで減温,減圧せずに、抽気蒸気が有する過熱エネルギーを蒸気タービンの熱サイクルに回収でき、抽気による効率の低下を抑制できる。

Description

本発明は、二酸化炭素分離回収装置を備えた化石燃料焚き火力発電システムに関する。
本発明に係る二酸化炭素分離回収装置を備えた化石燃料焚き火力発電システムとしては、化石燃料、例えば石炭焚ボイラの排気ガスから二酸化炭素を分離し回収する装置(PCC:Post Combustion CO2 Capture)を備えたシステムがある。
一般的にボイラの排ガス中から二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収装置では、吸収液循環ポンプを駆動して吸収液を吸収塔と再生塔との間で循環させ、吸収塔にてボイラ排ガスに含まれた二酸化炭素を吸収液に吸収させ、再生塔でこの吸収液に吸収した二酸化炭素を分離して回収している。
即ち、ボイラ排ガス中の二酸化炭素成分と吸収液を吸収塔内で接触させて約40℃程度の吸収液がガス中の二酸化炭素との化学反応(発熱反応)により二酸化炭素を吸収する。
この時の吸収液と二酸化炭素の化学反応により約70℃程度の二酸化炭素に富んだリッチ吸収液は吸収塔を出た後で、再生塔から供給される再生された約120℃の吸収液(リーン吸収液と呼ぶ)と熱交換を行い約100℃程度まで昇温し、熱交換された後のリッチ吸収液は再生塔でさらに120℃〜130℃程度に加熱されてリッチ吸収液に吸収した二酸化炭素を分離する。再生塔で二酸化炭素を分離した吸収液はリーン吸収液となって再度吸収塔に導入されてボイラ排ガス中の二酸化炭素を吸収する。
この際、再生塔内の吸収液を二酸化炭素を分離させてリーン吸収液となるように加熱するために、再生塔に加熱蒸気を供給するリボイラは多量の加熱蒸気を発生させる必要がある。
そこで、特許第4274846号公報には、二酸化炭素分離回収装置を備えた化石燃料焚き火力発電システムとして、高圧タービン,中圧タービン及び低圧タービンを有する蒸気タービンと、これらを駆動する蒸気を発生させるためのボイラと、ボイラの燃焼排ガスから二酸化炭素を吸収除去するための二酸化炭素吸収液を備える二酸化炭素吸収塔と、二酸化炭素を吸収した該二酸化炭素吸収液を再生するための再生塔と、除去された二酸化炭素を圧縮するためのコンプレッサと、高圧タービンの排出蒸気の一部により駆動するコンプレッサ用のタービンと、中圧タービンの排出蒸気の一部により駆動する補機用タービンと、コンプレッサ用タービン及び補機用タービンの排出蒸気を再生塔のリボイラに加熱源として供給するための供給管とを有するシステムが開示されている。
特許第4274846号公報
上記従来技術では、リボイラの加熱源に用いるために、中圧タービンの排出蒸気を用いることによって、タービン効率が低下することを補うため、排出蒸気が有する余分なエネルギーを背圧タービンに導入して動力として回収している。
しかしながら、リボイラが何らかの原因で緊急停止した際に、リボイラからの逆流蒸気によりタービンが加速する不具合を予防するために、リボイラへの送気系統に逆止弁や止め弁を設置する必要があり、また、送気配管や流量計の圧力損失を考慮すると、背圧タービンの排気圧力が高くなってしまい、背圧タービンでの動力回収量が減少するため、効率向上は限定的である。
そこで、本発明は、蒸気タービンからリボイラへ送られる抽気蒸気が有する余分な過熱エネルギーをより多く、蒸気タービンの給水系統に回収して、ボイラを含めた効率の向上を図ることができる二酸化炭素分離回収装置を備えた火力発電システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、ボイラと、ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンと、蒸気タービンを駆動した蒸気を冷却して復水する復水器と、復水器で復水した給水をボイラに送る給水系統と、ボイラで発生したボイラ排ガスから二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離回収装置と、を備えた火力発電システムにおいて、蒸気タービンから抽気され、二酸化炭素分離回収装置のリボイラへ送気される抽気蒸気と、復水器からボイラへ送られる給水とを熱交換させる。
本発明によれば、二酸化炭素分離回収装置を備えた火力発電システムにおいて、蒸気タービンからリボイラへ送られる抽気蒸気が有する余分な過熱エネルギーをより多く、蒸気タービンの給水系統に回収して、ボイラを含めた効率向上を図ることができる。
また、ボイラの燃料使用量を大幅に下げることができ、ボイラの排ガス量が低減されボイラからの二酸化炭素の排出量を低減できる。
第1の実施例に係る火力発電システムの蒸気タービン設備側システムの概略構成図である。 第1の実施例に係る火力発電システムの二酸化炭素分離回収装置側システムの概略構成図である。 第2の実施例に係る二酸化炭素分離回収装置を備えた火力発電システムの蒸気タービン設備側システムの概略構成図である。 第3の実施例に係る二酸化炭素分離回収装置を備えた火力発電システムの蒸気タービン設備側システムの概略構成図である。
本発明の実施例である火力発電システムについて図面を参照して以下に説明する。なお、各図面を通し、同等の構成要素には同一の符号を付してある。
本発明の第1実施例である火力発電システムについて図1および図2を引用して説明する。本実施例の火力発電システムのうち、蒸気タービン設備側システムの概略構成を図1に、二酸化炭素分離回収装置側システムの概略構成を図2に図示する。なお、本実施例は、蒸気タービン設備100および二酸化炭素分離回収装置200が新設の場合を示すものである。
本実施例に係る火力発電システムの蒸気タービン設備100について説明する。図1に示したように、蒸気タービン設備100は、化石燃料を焚いて蒸気を生成するボイラ1と、ボイラ1で生成した蒸気で回転駆動する蒸気タービンを構成する高圧タービン2,中圧タービン3、および低圧タービン4と、蒸気タービンの回転力を電力に変換する発電機5と、蒸気タービンを回転駆動した蒸気を凝縮して復水化させる復水器20と、復水器20で復水化した給水をボイラ1に送る給水系統101とを備える。
ボイラ1は、化石燃料を燃焼させて得た熱で復水器20から供給された給水を加熱し、高温高圧の蒸気を生成する。ボイラ1で生成された蒸気は、高圧タービン2に送られ、高圧タービン2で動力を発生して減圧される。高圧タービン2を駆動した蒸気は、ボイラ1に再度戻され、ボイラ1で再度加熱されて高温再熱蒸気となる。ボイラ1で再度加熱された再熱蒸気はボイラ1から中圧タービン3に送られ、中圧タービン3で動力を発生して減圧される。中圧タービン3を駆動した蒸気は、クロスオーバ管48を流下して低圧タービン4に送られ、低圧タービン4で動力を発生し、さらに減圧される。低圧タービン4を駆動した蒸気は、復水器20に送られ、復水器20で冷却されて凝縮し、復水される。復水器20で復水化された復水は、給水として給水系統101を流下し、再びボイラ1に供給される。
高圧タービン2,中圧タービン3,低圧タービン4、および発電機5はタービンロータを介して接続されており、タービンの動力が、発電機5で電力として取り出される。
給水系統101は、復水器20からボイラ1に向かって、順に復水ポンプ21,グランド復水器22,第1低圧給水加熱器24,第2低圧給水加熱器25,第3低圧給水加熱器26,第4低圧給水加熱器27,脱気器8,ボイラ給水ポンプ入口昇圧ポンプ9,ボイラ給水ポンプ10,高圧給水加熱器11を備える。
第1低圧給水加熱器24,第2低圧給水加熱器25,第3低圧給水加熱器26、および第4低圧給水加熱器27には、低圧タービン4からそれぞれ第1抽気管44,第2抽気管43,第3抽気管42,第4抽気管41を経て抽気蒸気が加熱源として送られる。
復水器20で復水した給水は、復水ポンプ21に送られて昇圧され、グランド復水器22に送られる。グランド復水器22を通過した給水は、順次、第1低圧給水加熱器24,第2低圧給水加熱器25,第3低圧給水加熱器26、および第4低圧給水加熱器27を流下しつつ、各給水加熱器で抽気蒸気と熱交換して加熱される。
第2低圧給水加熱器25のドレンは、第2低圧給水加熱器ドレン管35を流下して第1低圧給水加熱器24に送られる。第1低圧給水加熱器24のドレンは第1低圧給水加熱器ドレン管36を流下して復水器20に回収される。一方、第4低圧給水加熱器27のドレンは、第4低圧給水加熱器ドレン管33を流下して第3低圧給水加熱器26に送られる。第3低圧給水加熱器26のドレンは、第3低圧給水加熱器ドレンポンプ37に送られて昇圧され、第3低圧給水加熱器ドレン管34を流下して給水系統101を構成する第3低圧給水加熱器ドレンポンプ出口復水管38内に戻される。なお、第3低圧給水加熱器ドレンポンプ出口復水管38は、第3低圧給水加熱器26と第4低圧給水加熱器27とに接続する配管である。
次に、二酸化炭素分離回収装置200について説明する。図2に示したように、二酸化炭素分離回収装置200は、蒸気タービン設備100のボイラ1から排出されたボイラ排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液で吸収する吸収塔65と、吸収塔65で二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素を分離する再生塔72と、蒸気を生成し、蒸気を吸収液から二酸化炭素を分離するための熱源として再生塔72に供給するリボイラ17とを備える。
ボイラ1は、化石燃料を燃焼させた際に、二酸化炭素を含んだボイラ排ガスを発生させる。ボイラ1で発生したボイラ排ガスは、ボイラ1からボイラ排ガス管60を流下してボイラ排ガス昇圧ファン61に送られ、昇圧される。ボイラ排ガス昇圧ファン61で昇圧したボイラ排ガスは、ボイラ排ガス冷却器62に送られて冷却された後、吸収塔65に送られる。
吸収塔65に送られたボイラ排ガスは、吸収塔65内で二酸化炭素ガスを吸収液に吸収され、二酸化炭素を含まない処理ガスとなる。処理ガスは、吸収塔65から吸収塔出口ボイラ排ガス管66を流下して煙突67に送られ、煙突67から大気に排出される。
一方、ボイラ1から送られたボイラ排ガスのうち、二酸化炭素分離回収過程を経ないボイラ排ガスは、ボイラ排ガス昇圧ファン61の上流でボイラ排ガス管60から分岐したバイパスガス管64を流下し、吸収塔出口ボイラ排ガス管66に合流し、煙突67に導かれる。バイパスガス管64には、バイパスガス管64の流量を制御するバイパスバタフライ弁63が設けられている。バイパスバタフライ弁63の開度を制御することにより、二酸化炭素分離回収装置200をバイパスするボイラ排ガスの流量を制御する。
吸収塔65内でボイラ排ガスに含まれた二酸化炭素ガスを吸収して、二酸化炭素を多く含んだリッチ吸収液は、リッチ吸収液移送ポンプ68に送られ昇圧された後、吸収液熱交換器69に送られ、約100℃程度まで加熱される。吸収液熱交換器69で加熱されたリッチ吸収液は、再生塔72に送られ、再生塔72内でさらに120℃〜130℃程度まで加熱され、ボイラ排ガスから吸収した二酸化炭素ガスを分離する。
リッチ吸収液から分離された二酸化炭素ガスは、再生塔72から出口ガス冷却器73に送られ、冷却される。出口ガス冷却器73で冷却された二酸化炭素ガスは、リフラックスドラム77に送られ、ガス中に含まれる水分が分離される。リフラックスドラム77内で水分が分離された二酸化炭素ガスは、二酸化炭素排気管78を流下して二酸化炭素の液化貯留設備(図示せず)に供給される。
リフラックスドラム77内で二酸化炭素分離回収装置から分離された水分は、リフラックスドラム77からリフラックスドラムポンプ76に送られて昇圧され、再生塔72に戻される。
再生塔72内の吸収液の一部は、再生塔内吸収液抜き出し管74を通じて抜き出され、リボイラ17に送られる。リボイラ17に送られた吸収液は、リボイラ17内で加熱されて蒸気となる。リボイラ17内で蒸気となった吸収液は、リボイラ出口蒸気配管75を流下して再生塔72に戻される。
後述するように、リボイラ17には、抽気蒸気送気系統102を介して中圧タービン3から抽気された抽気蒸気が加熱源として供給されている。リボイラ17内において、供給された抽気蒸気で吸収液を加熱し、蒸気を発生させる。
再生塔72内で二酸化炭素ガスを分離した吸収液は、再生塔72から吸収液熱交換器69に送られ、吸収液熱交換器69内でリッチ吸収液と熱交換して冷却される。吸収液熱交換器69内で冷却された吸収液は、リーン吸収液移送ポンプ71に送られて昇圧され、リーン吸収液冷却器70に送られる。リーン吸収液冷却器70に送られた吸収液は、冷却された後、吸収塔65に戻される。以上説明したように、吸収液は、吸収塔65と再生塔72との間を循環するように構成されている。
蒸気タービン設備100の説明に戻る。図1に示したように、本実施例の火力発電システムに係る蒸気タービン設備100は、中圧タービン3から抽気した抽気蒸気を二酸化炭素分離回収装置200のリボイラ17に供給する抽気蒸気送気系統102を備える。
抽気蒸気送気系統102は、中圧タービン3の中間段落に設けられた抽気機構(図示せず)とリボイラ17とに接続している。
抽気蒸気送気系統102は、中圧タービン3からリボイラ17に向かって、順に抽気蒸気の逆流を防止する抽気逆止弁12,抽気蒸気過熱低減器入口弁54,抽気蒸気の過熱低減処理を行う抽気蒸気過熱低減器14,抽気蒸気過熱低減器出口弁15,リボイラ17へ供給する抽気蒸気量および圧力を制御するリボイラ加熱蒸気入口出力制御弁16、およびリボイラ17へ供給する蒸気の圧力を検出するリボイラ加熱蒸気圧力検出器58を備える。
中圧タービン3を流下する蒸気の一部は、中間段落に設けられた抽気機構によって抽気され、抽気蒸気として抽気蒸気送気系統102を流下して、抽気蒸気過熱低減器14に送られる。抽気蒸気過熱低減器14に送られた抽気蒸気は、抽気蒸気過熱低減器14内で給水系統101から送られてきた給水と熱交換して、送気系統の圧力の飽和温度近くまで冷却される。
抽気蒸気過熱低減器14内で冷却され減温した抽気蒸気は、リボイラ加熱蒸気入口出力制御弁16を通過し、リボイラ17へ送られる。
リボイラ加熱蒸気入口出力制御弁16は、リボイラ17の入口に設置されたリボイラ加熱蒸気圧力検出器58の検出信号に基づき開閉制御される。リボイラ加熱蒸気入口出力制御弁16の開閉制御によって、リボイラへ供給する抽気蒸気の圧力と蒸気流量が制御される。
リボイラ17へ送られた抽気蒸気は、リボイラ17内で再生塔72から送られてきた吸収液と熱交換し、冷却されてドレン化する。一方、吸収液は加熱され、蒸気となる。リボイラ17への供給熱量によって再生塔72の吸収液が120℃〜130℃程度に加温されるので、吸収液から二酸化炭素が分離され、二酸化炭素が回収されると同時に吸収液は再生され再び吸収塔65に送水される。
リボイラ17で冷却されドレン化した抽気蒸気は、温水ドレンとしてリボイラドレンポンプ18に送られて昇圧される。リボイラドレンポンプ18で昇圧された温水ドレンは、リボイラドレンポンプ出口送水管19を流下して第3低圧給水加熱器26に送られる。第3低圧給水加熱器26に送られた温水ドレンは、給水と熱交換して熱回収され、第3低圧給水加熱器ドレン管34を流下して給水系統101に戻される。
給水系統101は、給水の一部を抽気蒸気過熱低減器14に導き、抽気蒸気過熱低減器14で抽気蒸気と熱交換させた後、脱気器8に戻す給水分岐系統103を備える。
給水分岐系統103は、第4低圧給水加熱器27と脱気器8との間で給水系統101から分岐し、給水の流れ方向上流側から下流側に向かって、前記給水の分配量を調節する復水流量分配弁29と、復水流量分配弁29から抽気蒸気過熱低減器14に接続する抽気蒸気過熱低減器入口復水管30と、抽気蒸気加熱低減器14から脱気器8に接続する抽気蒸気過熱低減器出口復水管31とを有する。
また、給水系統101は、復水流量分配弁29から脱気器8に接続し、給水の一部を抽気蒸気過熱低減器14をバイパスさせる過熱低減器バイパス給水系統104を備える。この過熱低減器バイパス給水系統104は、抽気蒸気過熱低減器バイパス復水管32で構成される。
給水系統101の第1乃至4低圧給水加熱器を順次流下して加熱され、昇温した給水は、復水流量分配弁29で、抽気蒸気過熱低減器14側と脱気器8側とに分流される。
復水流量分配弁29で抽気蒸気過熱低減器14側に分配された給水は、抽気蒸気過熱低減器入口復水管30を流下して抽気蒸気過熱低減器14に供給される。抽気蒸気過熱低減器に供給された給水は、抽気蒸気と熱交換し、抽気蒸気が有する余分な過熱エネルギーを回収して昇温する。抽気蒸気過熱低減器14で抽気蒸気の過熱エネルギーを回収した給水は、抽気蒸気過熱低減器出口復水管31を流下して脱気器8へ送られる。
一方、復水流量分配弁29で脱気器8側に分配された給水は、抽気蒸気過熱低減器バイパス復水管32を流下し、抽気蒸気過熱低減器14をバイパスして直接脱気器8に送られる。
抽気蒸気過熱低減器14側と脱気器8側とに分流された給水は、脱気器8で再び合流し、給水系統101を流下してボイラ1に送られる。
一方、抽気蒸気送気系統102は、抽気蒸気過熱低減器入口弁54の上流で、抽気蒸気送気系統102から分岐し、脱気器8に接続する過熱低減器バイパス抽気蒸気系統105を備える。
過熱低減器バイパス抽気蒸気系統105は、抽気蒸気送気系統102を流下する抽気蒸気の一部を二酸化炭素分離回収装置200のリボイラ17をバイパスして直接蒸気タービン設備の給水系統101に導く。
脱気器8に導かれた抽気蒸気は、脱気器内で給水の加熱源として用いられる。脱気器入口、即ち、第4低圧給水加熱器出口の給水温度は、抽気蒸気と熱交換する上で最適な温度であり、抽気蒸気を脱気器8に導く。
二酸化炭素分離回収装置200は、バイパスガス管64に設けられたバイパスバタフライ弁63の開閉制御によって、ボイラ排ガスから回収する二酸化炭素量を調節する。ボイラ排ガスから回収する二酸化炭素量の変動により、リボイラ17が要求する抽気蒸気量も変動する。リボイラ17が要求する抽気蒸気量の変動に合わせて抽気蒸気の一部が余剰となる場合がある。
本実施例では、リボイラ17が要求する抽気蒸気量の変動に合わせて、余剰な抽気蒸気を過熱低減器バイパス抽気蒸気系統105に流し、給水系統101に戻す。
一方、リボイラ17が要求する抽気蒸気量の変動に合わせて、抽気蒸気過熱低減器14へ供給する給水量も変動させる必要がある。
本実施例では、リボイラ17が要求する抽気蒸気量の変動に合わせて、復水流量分配弁29で給水分岐系統103と過熱低減器バイパス給水系統104への給水分配量を調節する。
この構成によれば、タービン等の主要構成機器への影響を抑えながら、リボイラ17の要求量の変動にも柔軟に対応して運用することができる。また、余剰な抽気蒸気は、給水系統101に戻すので、熱効率の低下を抑制できる。
次に、本発明の作用効果について説明する。
二酸化炭素分離回収装置200のリボイラ17が要求する蒸気は、過熱蒸気ではなく約3atg程度の飽和蒸気であり、その飽和温度は143℃である。一方、中圧タービン3から抽気する抽気蒸気の圧力/温度は、9atg/370℃程度である。従って、抽気蒸気が持っている過熱度が高く、リボイラ17の必要温度143℃との温度差が227℃と大きいため、抽気蒸気をそのままリボイラ17に送気すると両者の温度の整合が取れない。
一方、抽気蒸気をスプレーで減温すると、温度は下がるが抽気蒸気が持っている過熱エネルギーが有効に活用されなくなる。
本実施例では、蒸気タービンから抽気した蒸気を、蒸気タービンの給水と熱交換させて冷却し、冷却した蒸気をリボイラに送気するので、スプレーで減温,減圧せず、抽気蒸気が持っている過熱エネルギーを蒸気タービンの熱サイクルに戻すことができ、抽気による効率の低下を抑制できる。
本実施例では、中圧タービン3の抽気蒸気と脱気器8に入る前の給水とを熱交換させる抽気蒸気過熱低減器14を設けて、抽気蒸気が持っている熱の有効回収を図っている。抽気した蒸気の過熱エネルギーを再び蒸気タービンサイクルに回収する手段により、蒸気タービンの出力や効率の低下を押える事が可能となる。
また、抽気した蒸気の過熱エネルギーをボイラ供給前の給水で回収することにより、給水温度が上がるので、ボイラの燃料を減らすことができ、ボイラを含めた効率も向上できる。
本実施例のシステム構成によれば、抽気蒸気で背圧タービンを駆動して動力回収後にリボイラに送気するシステムと比較して、蒸気タービン効率が2%〜3%(絶対値)向上する試算例がある。この効果により、ボイラの燃料使用量が大幅に下がり、ボイラの排ガス量が低減され経済効果のみならずボイラからの二酸化炭素の排出量を下げられる効果も得られる。
なお、本実施例において、リボイラへ供給する蒸気自体は、3atg以上の過熱蒸気であればよい。従って、圧力と温度の条件を満たせば、必ずしも、中圧タービンから抽気する必要はない。
しかしながら、タービンは、部分負荷運用すると、タービン全ての抽気圧力がほぼ比例して下がる特徴を有している。したがって、タービンが部分負荷運用された場合、低圧タービンから抽気すると、リボイラが要求する最低抽気圧力約3atg以上の必要圧力が確保できなくなる。そこで、タービンが部分負荷運用されても、リボイラが要求する最低抽気圧力約3atg以上を確保するために、低圧タービンよりも抽気圧力が高い中圧タービン排気部から抽気する。なお、高圧タービンから抽気すると必要圧力より高すぎるために抽気蒸気圧力の絞り減圧幅が増加し、タービン効率の低下をもたらす。
よって、部分負荷運転時においても最低抽気圧力を確保し、タービン効率の低下を抑えるため中圧タービンから抽気するのが望ましい。
本発明の第2実施例を図3を引用して説明する。図3は、本発明の第2の実施例に係る火力発電システムの蒸気タービン設備側システムの概略構成図である。なお、第1の実施例と同等の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。また、二酸化炭素分離回収装置についても、第1の実施例と同じであり、説明を省略する。
本実施例が、図1に示した実施例と異なるのは、抽気蒸気送気系統102が、過熱低減器バイパス抽気蒸気系統105の下流側であって、抽気蒸気過熱低減器入口弁54の上流側に、抽気蒸気送気系統102から分岐し、復水器20に接続する抽気蒸気逃がし系統106を備える点である。
抽気蒸気逃がし系統106は、上流側から復水器20のある下流側に向かって、非常用圧力逃がし用抽気圧力検出器57,非常用圧力逃がし止弁52,非常用圧力逃がし調整弁55を有する。
何らかの原因によって二酸化炭素分離回収装置200が緊急停止した場合、リボイラ17へ供給する抽気蒸気量および圧力を制御するリボイラ加熱蒸気入口出力制御弁16を閉めて中圧タービン3からリボイラ17への送気を停止し、抽気蒸気過熱低減器入口弁54,抽気蒸気過熱低減器出口弁15を閉めて抽気蒸気過熱低減器14を抽気蒸気送気系統102から隔離する。送気停止ととも、復水流量分配弁29を用いて本弁を通過する給水量を抽気蒸気過熱低減器バイパス復水管32を通じて全量過熱低減器バイパス給水系統104側に切り替える操作を行う。
また、リボイラ17への送気停止により余剰となった抽気蒸気は、非常用圧力逃がし止弁52を開弁操作し、非常用圧力逃がし調整弁55の開度を調整して圧力を調整しつつ、復水器20へ逃す。
なお、抽気蒸気の異常圧力上昇は非常用圧力逃がし用抽気圧力検出器57にて検出され、非常用圧力逃がし調整弁55の開弁操作を行う。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏するとともに、火力発電システムの信頼性を向上できる。即ち、何らかの原因により二酸化炭素分離回収装置200が緊急停止した時、すみやかに、抽気蒸気過熱低減器14側への不必要な復水の流入を防ぐ事ができる。また、リボイラ17への送気停止により、余剰となった抽気蒸気を抽気蒸気逃がし系統106を介して復水器20に逃すことにより、低圧タービン4への流入蒸気流量の急激増大を防いで、低圧タービン4の急激な負荷増大を抑制でき、システムの信頼性を向上できる。
本発明の第3実施例を図4を引用して説明する。図4は、本発明の第3の実施例に係る火力発電システムの蒸気タービン設備側システムの概略構成図である。なお、第1および第2実施例と同等の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。また、二酸化炭素分離回収装置についても、第1の実施例と同じであり、説明を省略する。
本実施例は、既設の蒸気タービン設備に新たに二酸化炭素分離回収装置を新設した場合を示すものである。
既設の蒸気タービン設備100に二酸化炭素分離回収装置200を追設する場合、抽気蒸気送気系統102,給水分岐系統103,過熱低減器バイパス給水系統104,過熱低減器バイパス抽気蒸気系統105を併せて追設する。また、抽気蒸気逃がし系統106も設置しても良い。
リボイラ17に送気される抽気蒸気とボイラ1に送られる前記給水とを熱交換させる抽気蒸気過熱低減器14を、抽気蒸気送気系統102に設ける。
また、抽気蒸気送気系統102を追設するとともに、リボイラ17で冷却されドレン化した抽気蒸気を、第3低圧給水加熱器26で回収するため、リボイラドレンポンプ出口送水管19を追設し、リボイラドレンポンプ出口送水管19にリボイラドレンポンプ18を設置する。
また必要に応じて、ドレン化した抽気蒸気を回収するため、第3低圧給水加熱器26,第3低圧給水加熱器ドレンポンプ37も置換する等して容量増大させる。
給水系統101のうち、第4低圧給水加熱器27と脱気器8との間の配管を、第3低圧給水加熱器出口復水管28,復水流量分配弁29に置き換え、給水分岐系統103,過熱低減器バイパス給水系統104を追設する。
必要に応じて、脱気器8は、給水分岐系統103,過熱低減器バイパス給水系統104,過熱低減器バイパス抽気蒸気系統105と接続するため、置換する等して容量増大させる。
また、抽気蒸気逃がし系統106を設置する場合には、必要に応じて復水器20を取替え容量を増大させる。もしくは、抽気蒸気逃がし系統106に、簡単な熱交換器79を設置し、給水系統101の給水の一部を冷熱源として用いれば、復水器20は取り替えずに済み、改造コストを低減できる。
また、本実施例は、図1または図3に示した実施例と異なり、クロスオーバ管45に既設改造用の中圧タービン排気圧力調整弁40と、クロスオーバ管圧力検出器59を追設する点に特徴がある。
既設の蒸気タービン設備に、二酸化炭素回収装置を設け、中圧タービンの抽気蒸気をリボイラに供給するようにした場合、中圧タービンからリボイラ17への蒸気送気圧力の確保が問題となる。
そこで、二酸化炭素回収装置非設置時の中圧タービン3排気部の圧力と、設置後の中圧タービン3排気部の圧力とが同一圧力となる様に、クロスオーバ管圧力検出器59の検出値に基づき、図示しない制御装置を介して中圧タービン排気圧力調整弁40を絞る。
中圧タービン排気圧力調製弁の上流側の圧力を上げて低圧タービン4への蒸気量を減らし、既設中圧タービンの排気圧力の過度な低下を防ぐ制御を行う。
本実施例によれば、既設の蒸気タービン設備に二酸化炭素分離回収装置を新設した場合においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。また、二酸化炭素分離回収装置を新設し、新設のリボイラ用に送気蒸気を抽気した場合においても、既設の中圧タービンの排気圧力の大幅な低下を防ぎ、抽気蒸気送気系統102への抽気蒸気送気に必要な圧力を確保できる。
1 ボイラ
2 高圧タービン
3 中圧タービン
4 低圧タービン
5 発電機
8 脱気器
9 ボイラ給水ポンプ入口昇圧ポンプ
10 ボイラ給水ポンプ
11 高圧給水加熱器
12 抽気逆止弁
13 抽気蒸気過熱低減器入口管
14 抽気蒸気過熱低減器
15 抽気蒸気過熱低減器出口弁
16 リボイラ加熱蒸気入口出力制御弁
17 リボイラ
18 リボイラドレンポンプ
19 リボイラドレンポンプ出口送水管
20 復水器
21 復水ポンプ
22 グランド復水器
23 低圧第1給水加熱器入口復水管
24 第1低圧給水加熱器
25 第2低圧給水加熱器
26 第3低圧給水加熱器
27 第4低圧給水加熱器
28 第3低圧給水加熱器出口復水管
29 復水流量分配弁
30 抽気蒸気過熱低減器入口復水管
31 抽気蒸気過熱低減器出口復水管
32 抽気蒸気過熱低減器バイパス復水管
33 第4低圧給水加熱器ドレン管
34 第3低圧給水加熱器ドレン管
35 第2低圧給水加熱器ドレン管
36 第1低圧給水加熱器ドレン管
37 第3低圧給水加熱器ドレンポンプ
38 第3低圧給水加熱器ドレンポンプ出口復水管
40 中圧タービン排気圧力調整弁
41 第4抽気管
42 第3抽気管
43 第2抽気管
44 第1抽気管
48 クロスオーバ管
51 非常用圧力逃がし管
52 非常用圧力逃がし止弁
53 抽気分岐第2配管
54 抽気蒸気過熱低減器入口弁
55 非常用圧力逃がし調整弁
56 非常用圧力逃がし復水器入口管
57 非常用圧力逃がし用抽気圧力検出器
58 リボイラ加熱蒸気圧力検出器
59 クロスオーバ管圧力検出器
60 ボイラ排ガス管
61 ボイラ排ガス昇圧ファン
62 ボイラ排ガス冷却器
63 バイパスバタフライ弁
64 バイパスガス管
65 吸収塔
66 吸収塔出口ボイラ排ガス管
67 煙突
68 リッチ吸収液移送ポンプ
69 吸収液熱交換器
70 リーン吸収液冷却器
71 リーン吸収液移送ポンプ
72 再生塔
73 出口ガス冷却器
74 再生塔内吸収液抜き出し管
75 リボイラ出口蒸気配管
76 リフラックスドラムポンプ
77 リフラックスドラム
78 二酸化炭素排気管
100 蒸気タービン設備
101 給水系統
102 抽気蒸気送気系統
103 給水分岐系統
104 過熱低減器バイパス給水系統
105 過熱低減器バイパス抽気蒸気系統
106 抽気蒸気逃がし系統
200 二酸化炭素分離回収装置

Claims (23)

  1. ボイラと、該ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンと、該蒸気タービンを駆動した蒸気を冷却して復水する復水器と、該復水器で復水した給水を前記ボイラに送る給水系統と、前記ボイラで発生したボイラ排ガスから二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離回収装置と、前記蒸気タービンから抽気された抽気蒸気を、前記二酸化炭素分離回収装置のリボイラへ送気する抽気蒸気送気系統と、を備えた火力発電システムにおいて、
    前記抽気蒸気送気系統に設けられ、前記リボイラに送気される抽気蒸気と前記ボイラに送られる前記給水とを熱交換させる過熱低減器を備えることを特徴とする火力発電システム。
  2. 前記給水系統は、前記給水を前記過熱低減器に導き、前記過熱低減器で前記抽気蒸気と熱交換した前記給水を前記給水系統に戻す給水分岐系統と、前記給水を前記過熱低減器をバイパスさせて前記ボイラに送る過熱低減器バイパス給水系統と、前記給水分岐系統と前記過熱低減器バイパス給水系統とに流下させる前記給水の分配量を調節する第1の弁とを備え、
    前記抽気蒸気送気系統は、前記抽気蒸気送気系統を流下する抽気蒸気を前記過熱低減器をバイパスして前記給水系統に導く過熱低減器バイパス抽気蒸気系統と、前記過熱低減器と、前記過熱低減器バイパス抽気蒸気系統とに送気する抽気蒸気の分配量を調節する第2の弁とを備えることを特徴とする請求項1記載の火力発電システム。
  3. 前記抽気蒸気送気系統は、
    前記第2の弁の上流側であって、かつ前記過熱低減器バイパス抽気蒸気系統の下流側に、前記抽気蒸気を前記復水器に導く抽気蒸気逃がし系統を備え、
    前記抽気蒸気逃がし系統は、前記抽気蒸気逃がし系統を流下する抽気蒸気量を調節する第3の弁と、前記抽気蒸気逃がし系統を流下する抽気蒸気の圧力を調節する第4の弁とを備えることを特徴とする請求項2記載の火力発電システム。
  4. 前記蒸気タービンから抽気する蒸気は、3atg以上、かつ過熱蒸気であることを特徴とする請求項1記載の火力発電システム。
  5. 前記抽気蒸気を抽気する蒸気タービンは中圧タービンであることを特徴とする請求項1記載の火力発電システム。
  6. ボイラと、該ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンと、該蒸気タービンを駆動した蒸気を冷却して復水する復水器と、該復水器で復水した給水を前記ボイラに送る給水系統とを備え、前記蒸気タービンから抽気した抽気蒸気を、前記ボイラで発生したボイラ排ガスから二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離回収装置のリボイラに送気する蒸気タービン設備であって、
    前記リボイラに送気される前記抽気蒸気を熱源とする前記過熱低減器に前記給水を送水し、前記過熱低減器で前記抽気蒸気と熱交換して加熱された前記給水を取水する前記給水系統を備えることを特徴とする蒸気タービン設備。
  7. 前記給水系統は、前記給水を前記過熱低減器をバイパスして前記ボイラに送水する過熱低減器バイパス給水系統と、前記過熱低減器に送水する給水量と前記過熱低減器バイパス給水系統に流下させる給水量とを調節する第1の弁と、前記過熱低減器をバイパスした前記抽気蒸気を前記給水で冷却し復水する熱交換器とを備えることを特徴とする請求項6記載の蒸気タービン設備。
  8. 前記復水器は、前記過熱低減器および前記リボイラをバイパスした前記抽気蒸気を取水し、復水して前記給水系統に戻すことを特徴とする請求項7記載の蒸気タービン設備。
  9. 前記蒸気タービンから抽気する蒸気は、3atg以上、かつ過熱蒸気であることを特徴とする請求項6記載の蒸気タービン設備。
  10. 前記抽気蒸気を抽気する蒸気タービンは中圧タービンであることを特徴とする請求項6記載の蒸気タービン設備。
  11. 蒸気タービン設備のボイラから排出されたボイラ排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液で吸収する吸収塔と、該吸収塔で前記二酸化炭素を吸収した前記吸収液から前記二酸化炭素を分離する再生塔と、蒸気を生成し、該蒸気を前記吸収液から前記二酸化炭素を分離するための熱源として前記再生塔に供給するリボイラとを備える蒸気タービン設備の二酸化炭素分離回収装置であって、
    前記蒸気タービン設備を構成するタービンから抽気された抽気蒸気を熱源とする前記リボイラを備え、
    前記リボイラに供給される前記抽気蒸気は、前記蒸気タービン設備を構成する復水器から前記ボイラに送水される給水と熱交換することにより過熱低減処理が施されていることを特徴とする蒸気タービン設備の二酸化炭素分離回収装置。
  12. 前記タービンから抽気された抽気蒸気を前記リボイラに送気する抽気蒸気送気系統と、
    前記抽気蒸気送気系統に設けられ、前記リボイラに供給される前記抽気蒸気と前記給水とを熱交換させて過熱低減処理を行う過熱低減器と、
    前記抽気蒸気送気系統を流下する抽気蒸気を前記過熱低減器をバイパスして前記蒸気タービン設備の給水系統に送る過熱低減器バイパス抽気蒸気系統と、
    前記給水系統から分岐して、前記給水を前記過熱低減器に導き、前記過熱低減器で前記抽気蒸気と熱交換した前記給水を前記給水系統に戻す給水分岐系統と、
    前記給水系統または給水分岐系統に設けられ、前記過熱低減器をバイパスして前記ボイラに送水される給水量と、前記給水分岐系統を流下させる給水量の分配量を調節する第1の弁と、
    前記過熱低減器と、前記過熱低減器バイパス抽気蒸気系統とに送気する抽気蒸気の分配量を調節する第2の弁とを備えることを特徴とする請求項11記載の蒸気タービン設備の二酸化炭素分離回収装置。
  13. 前記抽気蒸気送気系統は、前記第2の弁の上流側であって、かつ前記過熱低減器バイパス抽気蒸気系統の下流側に、前記抽気蒸気を前記復水器に導く抽気蒸気逃がし系統を備え、
    前記抽気蒸気逃がし系統は、前記抽気蒸気逃がし系統を流下する抽気蒸気量を調節する第3の弁と、前記抽気蒸気逃がし系統を流下する抽気蒸気の圧力を調節する第4の弁とを備えることを特徴とする請求項12記載の蒸気タービン設備の二酸化炭素分離回収装置。
  14. 前記タービンから抽気する蒸気は、3atg以上、かつ過熱蒸気であることを特徴とする請求項11記載の蒸気タービン設備の二酸化炭素分離回収装置。
  15. 前記抽気蒸気を抽気するタービンは中圧タービンであることを特徴とする請求項11記載の蒸気タービン設備の二酸化炭素分離回収装置。
  16. ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンから抽気した抽気蒸気を、前記ボイラで発生したボイラ排ガスから二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離回収装置のリボイラに送気する抽気蒸気送気系統に設けられ、前記リボイラに送気される抽気蒸気を前記蒸気タービンの給水と熱交換させて過熱低減することを特徴とする火力発電システムの過熱低減器。
  17. 前記蒸気タービンから抽気する蒸気は、3atg以上、かつ過熱蒸気であることを特徴とする請求項16記載の火力発電システムの過熱低減器。
  18. ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンから蒸気を抽気し、抽気した蒸気を、前記蒸気タービンの給水と熱交換させて冷却し、冷却した蒸気を、前記ボイラで発生したボイラ排ガスから二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離回収装置のリボイラに送気する火力発電システムの運転方法。
  19. 前記蒸気タービンから抽気する蒸気は、3atg以上、かつ過熱蒸気であることを特徴とする請求項18記載の火力発電システムの運転方法。
  20. ボイラと、該ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンと、該蒸気タービンを駆動した蒸気を冷却して復水する復水器と、該復水器で復水した給水を前記ボイラに送る給水系統とを備える火力発電システムの改造方法であって、
    前記ボイラから排出されたボイラ排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液で吸収する吸収塔と、該吸収塔で前記二酸化炭素を吸収した前記吸収液から前記二酸化炭素を分離する再生塔と、蒸気を生成し、該蒸気を前記吸収液から前記二酸化炭素を分離するための熱源として前記再生塔に供給するリボイラとを備えた二酸化炭素分離回収装置と、
    前記蒸気タービンを構成する中圧タービンから抽気された抽気蒸気を、前記二酸化炭素分離回収装置のリボイラへ送気する抽気蒸気送気系統とを追設し、
    前記蒸気タービンを構成する低圧タービンに前記中圧タービンから排出された蒸気を送気するクロスオーバ管に蒸気圧力を調節する圧力調節弁を設けることを特徴とする火力発電システムの改造方法。
  21. ボイラと、該ボイラで生成した蒸気で駆動する蒸気タービンと、該蒸気タービンを駆動した蒸気を冷却して復水する復水器と、該復水器で復水した給水を前記ボイラに送る給水系統とを備える火力発電システムの改造方法であって、
    前記ボイラから排出されたボイラ排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液で吸収する吸収塔と、該吸収塔で前記二酸化炭素を吸収した前記吸収液から前記二酸化炭素を分離する再生塔と、蒸気を生成し、該蒸気を前記吸収液から前記二酸化炭素を分離するための熱源として前記再生塔に供給するリボイラとを備えた二酸化炭素分離回収装置と、
    前記蒸気タービンを構成する中圧タービンから抽気された抽気蒸気を、前記二酸化炭素分離回収装置のリボイラへ送気する抽気蒸気送気系統とを追設し、
    前記リボイラに送気される抽気蒸気と前記ボイラに送られる前記給水とを熱交換させる過熱低減器を、前記抽気蒸気送気系統に設け、
    前記蒸気タービンを構成する低圧タービンに前記中圧タービンから排出された主蒸気を送気するクロスオーバ管に主蒸気圧力を調節する圧力調節弁を設けることを特徴とする火力発電システムの改造方法。
  22. 前記給水系統に、前記給水を前記過熱低減器に導き、前記過熱低減器で前記抽気蒸気と熱交換した前記給水を前記給水系統に戻す給水分岐系統と、前記給水を前記過熱低減器をバイパスさせて前記ボイラに送る過熱低減器バイパス給水系統と、前記給水分岐系統と過熱低減器バイパス給水系統とに流下させる給水の分配量を調節する第1の弁とを追設し、
    前記抽気蒸気送気系統に、前記抽気蒸気送気系統を流下する抽気蒸気を前記過熱低減器をバイパスして前記給水系統に導く過熱低減器バイパス抽気蒸気系統と、前記過熱低減器と前記過熱低減器バイパス抽気蒸気系統とに送気する抽気蒸気の分配量を調節する第2の弁とを追設することを特徴とする請求項21記載の火力発電システムの改造方法。
  23. 前記抽気蒸気送気系統に、
    前記第2の弁の上流側であって、かつ前記過熱低減器バイパス抽気蒸気系統の下流側に、前記抽気蒸気を前記復水器に導く抽気蒸気逃がし系統を追設し、
    前記抽気蒸気逃がし系統に、前記抽気蒸気逃がし系統を流下する抽気蒸気量を調節する第3の弁と、前記抽気蒸気逃がし系統を流下する抽気蒸気の圧力を調節する第4の弁とを設けることを特徴とする請求項22記載の火力発電システムの改造方法。
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