JPWO2011102144A1 - ラジオ放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

デジタルラジオ音声とアナログラジオ音声との切替時における音質変化による違和感を除去したラジオ放送受信装置を提供することを目的とするものである。アナログラジオ音声の信号処理をラジオDSPパラメータを用いて実施するラジオDSP112と、デジタルラジオ音声の信号処理をオーディオDSPパラメータを用いて実施するオーディオDSP115と、デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて切替信号を出力する制御部116と、ラジオDSP112からの出力とオーディオDSP115からの出力とを切り替えるブレンド部113とを備え、切替信号に応じて、ブレンド部113が出力レベルを一定に保ちながらラジオDSP112からの出力とオーディオDSP115からの出力とを所定時間の間に徐々に切り替える。

Description

本発明は、IBOC(In-Band-On-Channel)等のサイマル放送を受信するラジオ放送受信装置において、デジタルラジオ放送及びアナログラジオ放送に係る音声信号を切替えて出力するラジオ放送受信装置に関するものである。
従来、サイマル放送を受信するラジオ放送受信装置として、遅くともデジタルラジオ放送−アナログラジオ放送間のオーディオ切替の前までに、デジタルラジオ放送に係るオーディオ周波数特性を、オーディオイコライザを用いて、アナログラジオ放送に係るオーディオ周波数特性に整合させておくことにより、切替時では、オーディオ周波数特性の整合したデジタルラジオ放送−アナログラジオ放送間でオーディオ切替が行われるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
日本国特開2006−109121号公報
しかしながら、近年のラジオ放送受信装置は、DSP(Digital Signal Processor)を用いてアナログラジオ放送受信時にノイズを除去したりオーディオの音質を向上するために、様々な信号処理が実施されているため、上記従来のラジオ放送受信装置における制御のような、オーディオ周波数特性を一致させたり等しくさせたりする制御を、近年のラジオ受信装置に適用しても、デジタルラジオ放送-アナログラジオ放送間のオーディオ切替時に発生するオーディオ変化が軽減しきれず、ユーザに不快感を与えてしまうという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、現在受信しているアナログラジオ放送に適用しているパラメータ(DSPパラメータ)をデジタルラジオ放送のオーディオにも適用することで、デジタルラジオ放送-アナログラジオ放送間のオーディオ切替時の音質変化を除去することを目的とする。
また、本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、デジタルラジオ放送とアナログラジオ放送とを切り替える際の音量差による違和感をいっそう低減することのできるラジオ放送受信装置を提供することを目的とする。
本発明のラジオ放送受信装置は、サイマル放送実施中のデジタルラジオ放送及びアナログラジオ放送に対し、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて音声出力をそれぞれ前記デジタルラジオ放送に係るデジタルラジオ音声または前記アナログラジオ放送に係るアナログ音声へ音声出力を切り替えるラジオ放送受信装置において、アナログラジオ音声の信号処理をラジオDSPパラメータを用いて実施するラジオDSPと、デジタルラジオ音声の信号処理をオーディオDSPパラメータを用いて実施するオーディオDSPと、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて切替信号を出力する制御部と、前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを切り替えるブレンド部とを備え、前記切替信号に応じて、前記ブレンド部が出力レベルを一定に保ちながら前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを所定時間の間に徐々に切り替える構成を有している。
また、本発明のラジオ放送受信装置は、サイマル放送実施中のデジタルラジオ放送及びアナログラジオ放送に対し、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて音声出力をそれぞれ前記デジタルラジオ放送に係るデジタルラジオ音声または前記アナログラジオ放送に係るアナログ音声へ音声出力を切り替えるラジオ放送受信装置において、アナログラジオ音声の信号処理をラジオDSPパラメータを用いて実施するラジオDSPと、デジタルラジオ音声の信号処理をオーディオDSPパラメータを用いて実施するオーディオDSPと、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて切替信号を出力する制御部と、前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを切り替えるブレンド部とを備え、前記切替信号に応じて、前記ブレンド部が前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを所定時間の間に徐々に切り替え、前記所定時間の間に前記オーディオDSPの出力量を徐々に変化させる構成を有している。
本発明によれば、アナログラジオ音声に適応しているラジオDSPのパラメータを、オーディオDSPにタイミングよく制御して入力することで、デジタルラジオ音声の特性(周波数特性、ステレオモノラル特性、セパレーション特性など)をアナログラジオ音声に近づけることができ、ユーザがラジオ放送受信装置の出力音声を違和感無く受聴することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、デジタルラジオ音声の特性に応じて、デジタルラジオ音声の音量を調整することで、ラジオ放送受信装置の出力音声が、デジタルラジオ音声の特性(周波数特性、ステレオモノラル特性、セパレーション特性)をアナログラジオ音声の特性に近づけるだけのものよりも、いっそうユーザが違和感を感じることなく受聴することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1におけるラジオ受信装置のブロック図 (a)本発明の実施の形態1におけるアナログ音声からデジタル音声への音声切替時のフローチャート(b)本発明の実施の形態1におけるデジタル音声からアナログ音声への音声切替時のフローチャート (a)本発明の実施の形態1におけるアナログ音声からデジタル音声への音声切替時の音圧レベルの遷移を示す図(b)本発明の実施の形態1におけるデジタル音声からアナログ音声への音声切替時の音圧レベルの遷移を示す図 本発明の実施の形態2におけるラジオ受信装置のブロック図 (a)本発明の実施の形態2におけるアナログ音声からデジタル音声への音声切替時のフローチャート(b)本発明の実施の形態2におけるデジタル音声からアナログ音声への音声切替時のフローチャート (a)本発明の実施の形態2におけるアナログ音声からデジタル音声への音声切替時の音圧レベルの遷移を示す図(b)本発明の実施の形態2におけるデジタル音声からアナログ音声への音声切替時の音圧レベルの遷移を示す図 アナログ音声からデジタル音声へ切替時の周波数特性の遷移を示す図 本発明の実施の形態2におけるアナログ音声からデジタル音声への音声切替時の音量差調整パラメータの遷移と、音圧レベルの遷移との関係を示す図 デジタル音声からアナログ音声へ切替時の周波数特性の遷移を示す図 本発明の実施の形態2におけるデジタル音声からアナログ音声への音声切替時の音量差調整パラメータの遷移と、音圧レベルの遷移との関係を示す図
以下、本発明の実施の形態におけるラジオ放送受信装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるラジオ放送受信装置のブロック図である。
図1において、ラジオ放送受信装置110は、IBOC等のサイマル放送を受信するラジオ放送受信装置放送波を受信するためのラジオ放送受信装置である。
ラジオ放送受信装置110は、アンテナ101に接続可能な構成であり、このアンテナ101にて受信した放送波のうち、アナログ放送の放送波に対して信号処理を施して所望のIF信号に変換するアナログラジオ放送信号処理部119−1と、アンテナ101にて受信した放送波のうち、デジタル放送の放送波に対して信号処理を施して所望のIF信号に変換するデジタルラジオ放送信号処理部119−2とを有した放送信号処理部119を有している。
さらに、ラジオ放送受信装置は、放送信号処理部119のアナログラジオ放送信号処理部119−1から出力されたIF信号から、アナログラジオ放送を復調するアナログラジオ復調器111と、このアナログラジオ復調器111に接続されてアナログラジオ復調器111にて復調した信号に対して音質や音量などに関する信号処理を行うためのラジオDSP112とを備える。
同様に、ラジオ放送受信装置110は、放送信号処理部119のデジタルラジオ放送信号処理部119−2から出力されたIF信号からデジタルラジオ放送を復調するデジタルラジオ復調器114と、このデジタルラジオ復調器114に接続されてデジタルラジオ復調器114にて復調した信号に対して音量や音質などに関する信号処理を行うためのオーディオDSP115とを備える。
そして、ラジオ放送受信装置110は、ラジオDSP112の出力信号であるアナログラジオ音声信号とオーディオDSP115の出力信号であるデジタルラジオ音声信号とを合成して、あるいは切り替えて(ブレンド処理を行って)後段へ出力する、ブレンド部113を有している。
さらに、ラジオ放送受信装置110は、アナログラジオ放送信号処理部119−1、デジタルラジオ放送信号処理部119−2およびブレンド部113に接続され、アナログラジオ音声信号とデジタルラジオ音声信号とを放送波の受信状況に応じて切り替える制御を行うためのアナログデジタル切替信号であるブレンド信号BIを出力する制御部116を備える。
ここで、制御部116は、例えばCPU、ROM及びRAMを含む。CPUは、ROMに格納されたコンピュータプログラムを、RAMを作業領域として使いながら実行する。
ブレンド部113にて切り替えられて出力された音声信号は、図示しない増幅器などで増幅されて、スピーカ118などから音声として受聴者へ出力される。ただし、必ずしも増幅器などで増幅される必要はなく、また、スピーカ118の変わりにヘッドフォンなどが用いられても良い。
以上のように構成されたラジオ放送受信装置110について、以下にその処理動作を説明する。
ただし、本実施の形態において、ラジオ放送受信装置110にアンテナ101を介して放送波が入力されて、アナログラジオ放送信号処理部119−1およびデジタルラジオ放送信号処理部119−2が信号処理をしてIF信号を出力するまでの処理動作は従来技術と同様であるため、その後段の処理について以下に説明する。
まず、本実施の形態におけるラジオ放送受信装置110の動作概要を説明する。
ラジオ放送受信装置110にアンテナ101を介して放送波が入力されて、アナログラジオ放送信号処理部119−1およびデジタルラジオ放送信号処理部119−2が信号処理をする過程で得られる受信した電波の品質(受信状況)を示す信号が制御部116に入力される。
IBOCでは、デジタルラジオ放送とアナログラジオ放送とは多重化されて同一の搬送波により伝送される。デジタルラジオ放送の受信電波の品質は、受信電波の電界強度や、アナログラジオ放送に係るオーディオ信号のレベルや、受信電波のデジタルラジオ放送部分を復調して得られる信号のC/N又はS/N、さらに復調信号を復号して得られる信号のビットエラーレート等から検出できる。
制御部116は、現在の受信電波の品質を検出すると、検出した品質に応じてラジオ放送受信装置110の音声出力を切り替える。音声出力が切り替わる際は、制御部116がブレンド部113へブレンド信号BIを出力する(たとえばHighからLowへ、あるいはLowからHighへ切り替える)ことでブレンド部113でスイッチ動作が行われ、デジタルラジオ音声出力とアナログ音声出力とが切り替わる。
制御部116が、アナログラジオ音声、デジタルラジオ音声を切り替えるケースは、例えば、受信状況が悪化した場合にデジタルラジオ音声は取得不可になるため、デジタルラジオ音声出力からアナログラジオ音声出力に切り替え、受信状況が良化した場合に、アナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替えるケースである。ただしこの場合、ブレンド部113は出力レベルを一定に保ちながら切り替え動作をおこなう。
次に、本実施の形態において、ラジオ放送受信装置110の音声出力をアナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替える際の処理動作およびデジタルラジオ音声出力からアナログラジオ音声出力に切り替える際の処理動作を以下に説明する。
制御部116がラジオ放送受信装置110の音声出力をアナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替える、あるいはデジタルラジオ音声出力からアナログラジオ音声出力に切り替える際に出力するブレンド信号BIは、オーディオDSP115にも入力され、このブレンド信号BIを用いることでラジオDSPパラメータ117の適用タイミングが制御される。
たとえば、アナログラジオ音声出力からデジタル音声出力に切り替える場合、切替時は切替開始後即座にラジオDSPパラメータ(ラジオDSPが行う信号処理に用いられるパラメータ)をオーディオDSPパラメータ(オーディオDSPが行う信号処理に用いられるパラメータ)に適用させる。
これは、切替時のデジタル音声特性を、切替完了直前のアナログラジオ音声特性と同一にし、切替時の音声違和感を削減するためである。
さらに、切替時は即座にラジオDSPのパラメータをオーディオDSPのパラメータに適用させた後、時間が経過するに連れて、パラメータを無効にしていく。
これにより、徐々にデジタル音声本来の特性に近づいていき、アナログ音声からデジタル音声に違和感なく遷移させることが可能となる。
一方、デジタルラジオ音声出力からアナログ音声出力に切り替える場合、切替時に、切替開始直後はラジオDSPパラメータを適用させず、時間が経過するにつれてパラメータを有効にさせる。
これにより、デジタル音声を徐々にアナログ音声特性に近づけていき、切替完了直前はアナログ音声特性と同一にすることで、切替時の音声違和感を削減することが可能となる。
ここで、ラジオDSPパラメータ117はアナログラジオ音声に適用しているパラメータをデジタルラジオ音声に適用するために用いられる。ラジオDSPパラメータ117がオーディオDSP115に入力されると、パラメータ値に応じて、デジタルラジオ音声の信号処理が実施される。
ここで、パラメータとは、オーディオDSP115に入力された音声信号の周波数特性などを、受信している放送波の電界強度の変化(受信状況)に対応して最適な値(受信音声のノイズ感を低減するため、電界強度に応じてあらかじめ計算されて設定された値のこと)になるように、オーディオDSP115にて音声信号を信号処理する際に用いられるパラメータであって、電界強度の増減に対応して音声のセパレーション値を増減させるためのパラメータ、電界強度の増減に対応して音声のミュート量を増減させるためのパラメータ、電界強度の増減に対応して、音声の周波数特性の低、高域を削減する、などのパラメータがある。
これらのパラメータはラジオDSP112の内部に設けられているメモリにデータテーブルとして格納されている。
以下に、本実施の形態におけるラジオ放送受信装置の動作処理フローをフローチャートを用いて、その詳細を説明する。図2は本発明の実施の形態におけるラジオ放送受信装置110における、音声切り替え処理時のフローチャートである。
本実施の形態において、ラジオ放送受信装置110の音声出力をアナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替える際には、上述したとおりブレンド信号BIによって出力が切り替えられるが、以下の説明において、ブレンド信号BIはHigh、Lowの2値を表す電圧をとる信号とする。
以下の説明においては、一例として、ブレンド信号BIがLowからHighへ切り替わった後にラジオ放送受信装置110がデジタル音声を出力し、ブレンド信号BIがHighからLowへ切り替わった後にアナログ音声を出力する。
図2(a)に示すように、オーディオDSP115は、ブレンド信号BIのHigh/Lowの変化の有無を常時監視している(ステップS101)。
ステップS101にてブレンド信号BIが変化したことが検出された際、ブレンド信号BIがLowからHighへ切り替わったか否かをオーディオDSP115が判別する(ステップS102)。
ステップS102の判別結果がNoの場合、すなわち、ブレンド信号BIはLowからHighへ切り替わっていないと判別された場合、オーディオDSP115の処理は後述する図2(b)に示される処理フローにおけるステップS201の処理に移行する。
オーディオDSP115がLowからHighに変化したことを検出すると(ステップS102のYes)、ブレンド部113がブレンド処理を実行し、ラジオ放送受信装置110の音声出力をアナログ音声からデジタル音声へ切り替える(ステップS103)。
このとき、ステップS103において切り替えられたデジタル音声にはラジオDPSから入力されたパラメータ(ラジオDSPパラメータ)がオーディオDSPによって適用される(ステップS104)。
その後、ステップS104にて、オーディオDSPによってラジオDSPパラメータが適用されたデジタル音声は、音声出力としてラジオ放送受信装置110から出力される(ステップS105)。
オーディオDSP115が、ステップS104においてラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用させる際は、適用させるための所定時間(適用時間)として時定数τ1を持たせて処理している。
図2(b)に示すように、オーディオDSP115は、ブレンド信号BIのHigh/Lowの変化の有無を常時監視している(ステップS201)。
ステップS201にてブレンド信号BIが変化したことが検出された際、ブレンド信号BIがHighからLowへ切り替わったか否かをオーディオDSP115が判別する(ステップ202)。
ステップS202の判別結果がNoの場合、すなわち、ブレンド信号BIはHighからLowへ切り替わっていないと判別された場合、オーディオDSP115の処理は先述した図2(a)に示される処理フローにおけるステップS102の処理に移行する。
オーディオDSP115がHighからLowに変化したことを検出すると(ステップS202のYes)、デジタル音声信号Idに対して、ラジオDSPから入力されたパラメータ(ラジオDSPパラメータ)がオーディオDSP115によって適用される(ステップS203)。
このとき、ステップS203において、デジタル音声信号Idに対するラジオDSPパラメータの適用が完了すると、ラジオ放送受信装置110の音声出力をデジタル音声からアナログ音声へ切り替える(ステップS204)。
その後、ステップS204にて、アナログ音声は、音声出力としてラジオ放送受信装置110から出力される(ステップS205)。
オーディオDSP115が、ステップS204においてラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用させる際は、適用させるための所定時間(適用時間)として時定数τ4を持たせて処理している。
ここで、音声出力を切り替えてラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用する際の出力音声の変化について詳細を説明する。
図3(a)は実際の音声の切り替わりを示した図である(スピーカ118(図1参照)でモニタした波形である)。また、図中において、実線はアナログ音声Iaを、破線はデジタル音声Idを、一点鎖線は擬似アナログ音声(ラジオDSPパラメータが適用されたデジタル音声)Idaをそれぞれ示している。
図3(a)に示す、時刻t1以前は、アナログ音声Iaが再生されている状況を示す。時刻t1でブレンド信号BIがLowからHighに切り替わると、オーディオDSP115において出力音声をアナログ音声Iaから、デジタル音声Idに切り替える処理が開始される。
時刻t1から時刻t2までの期間は、時定数τ1で設定される期間であり、オーディオDSP115にて音声出力に対する処理が以下のように行われる。
すなわち、時刻t1以後、アナログ音声Iaは徐々に音圧を下げデジタル音声Idは徐々に音圧を上げる。このとき、アナログ音声の音圧とデジタル音声の音圧との和は、時刻t1以前のアナログ音声の音圧と等しくなるように各音声の音圧が制御される。
また、このときのデジタル音声は擬似アナログ音声Ida(オーディオDSP115により、ラジオDSPパラメータが適用された音声)である。
ただし、擬似アナログ音声Idaは、時刻t1以後、ラジオDSPパラメータが即座に適用され、さらに適用後徐々に適用されたラジオDSPパラメータが解除されて、時刻t2に到達する。
例えば、t1から即座にデジタル音声IdにラジオDSPパラメータが適用されて、その後時刻t2までの間に徐々にラジオDSPパラメータの適用を解除するように制御される。そして、時刻t2以後は、ラジオDSPパラメータが完全に解除されたデジタル音声Idが時刻t1以前と同じ音圧で出力される。
ただし、この擬似アナログ音声Idaの期間(時定数τで示される期間)は可変であり、ラジオDSPパラメータを完全に適用した後、即座にラジオDSPパラメータの適用を解除してデジタル音声Idに戻すことも、時間をかけて戻すことも可能である。
デジタル音声Idをすぐに聞きたいという要望には、即座にラジオDSPパラメータの適用を解除することで対応が可能であるが、弱電界領域では、アナログ音声Iaとデジタル音声Idの切り替わりが頻繁に起きるため、切り替わり時の違和感が目立ってしまう。
そこで、切り替わり時の違和感を少なくしたい場合は、ラジオDSPパラメータの適用を時間をかけて解除することとしている。これにより、アナログ音声Iaとデジタル音声Idの切り替わりの頻度を抑え、音声の違和感を軽減することが可能となる。
図3(b)に示す、時刻t3以前は、デジタル音声が再生されている状況を示す。時刻t3でブレンド信号BIがHighからLowに切り替わると、オーディオDSP115において出力音声をデジタル音声Idから、アナログ音声Iaに切り替える処理が開始される。
時刻t3から時刻t4までの期間は、時定数τ2で設定される期間であり、オーディオDSP115にて音声出力に対する処理が以下のように行われる。
すなわち、時刻t3以後、デジタル音声は徐々にラジオDSPパラメータを適用させ、アナログ音声Iaに近づける処理が行われる。
また、このときのデジタル音声は擬似アナログ音声Ida(オーディオDSP115により、ラジオDSPパラメータが適用された音声)である。
擬似アナログ音声Idaは、時刻t3以後、ラジオDSPパラメータ徐々に適用され、時刻t4に到達した時点で、完全に適用される(t4到達時点で、アナログ音声特性と同一になる)。
t4に到達した時点で、デジタル音声(擬似アナログ音声)とアナログ音声の切替処理が完了し、アナログ音声Iaが出力される。
ただし、この擬似アナログ音声Idaの期間(時定数τ2で示される期間)は可変であり、ラジオDSPパラメータを即座に適用してアナログ音声Iaに戻すことも、時間をかけて適用することも可能である。
アナログ音声Iaをすぐに聞きたいという要望には、即座にラジオDSPパラメータの適用することで対応が可能であるが、弱電界領域では、アナログ音声とデジタル音声の切り替わりが頻繁に起きるため、切り替わり時の違和感が目立ってしまう。
そこで、切り替わり時の違和感を少なくしたい場合は、ラジオDSPパラメータを時間をかけて適用することとしている。これにより、アナログ音声Iaとデジタル音声Idの切り替わりの頻度を抑え、音声の違和感を軽減することが可能となる。
以上のように本実施の形態によれば、ラジオDSPパラメータを適用できるオーディオDSPを備えることにより、デジタル音声にラジオDSPパラメータを適用し、信号処理することができるため、デジタル音声を、現在出力しているアナログ音声と同等にすることができる。
また、ラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用する時間を可変にすることにより、時間をかけて、パラメータを有効、無効化するため、アナログ音声、デジタル音声切替時の音声違和感を低減することが可能となる。
また、弱電界領域では、アナログ音声とデジタル音声の切り替わりが頻繁に起きるため、切り替わり時の違和感が目立ってしまう。そのような環境下でも、ラジオDSPパラメータの適用を時間をかけて解除することで、アナログ音声とデジタル音声の切り替わりの頻度を抑え、音声の違和感を軽減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態2におけるラジオ放送受信装置について図面を参照しながら説明する。ただし、本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4は本発明の実施の形態2におけるラジオ放送受信装置のブロック図である。図4において、ラジオ放送受信装置310は、IBOC等のサイマル放送を受信するラジオ放送受信装置放送波を受信するためのラジオ放送受信装置である。
ラジオ放送受信装置310は、放送信号処理部119のアナログラジオ放送信号処理部119−1から出力されたIF信号から、アナログラジオ放送を復調するアナログラジオ復調器111と、このアナログラジオ復調器111に接続されてアナログラジオ復調器111にて復調した信号に対して音質や音量などに関する信号処理を行うためのラジオDSP312とを備える。
同様に、ラジオ放送受信装置310は、放送信号処理部119のデジタルラジオ放送信号処理部119−2から出力されたIF信号からデジタルラジオ放送を復調するデジタルラジオ復調器114と、このデジタルラジオ復調器114に接続されてデジタルラジオ復調器114にて復調した信号に対して音量や音質などに関する信号処理を行うためのオーディオDSP315とを備える。
そして、ラジオ放送受信装置310は、ラジオDSP312の出力信号であるアナログラジオ音声信号とオーディオDSP315の出力信号であるデジタルラジオ音声信号とを合成して、あるいは切り替えて(ブレンド処理を行って)後段へ出力する、ブレンド部313を有している。
以上のように構成されたラジオ放送受信装置310について、以下にその処理動作を説明する。
まず、本実施の形態におけるラジオ放送受信装置310の動作概要を説明する。
制御部116は、現在の受信電波の品質を検出すると、検出した品質に応じてラジオ放送受信装置310の音声出力を切り替える。
音声出力が切り替わる際は、制御部116がブレンド部313へブレンド信号BIを出力する(たとえばHighからLowへ、あるいはLowからHighへ切り替える)ことでブレンド部313でスイッチ動作が行われ、デジタルラジオ音声出力とアナログ音声出力とが切り替わる。
制御部116が、アナログラジオ音声、デジタルラジオ音声を切り替えるケースは、実施の形態1にて説明したとおりである。
次に、本実施の形態において、ラジオ放送受信装置310の音声出力をアナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替える際の処理動作およびデジタルラジオ音声出力からアナログラジオ音声出力に切り替える際の処理動作を以下に説明する。
制御部116がラジオ放送受信装置310の音声出力をアナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替える、あるいはデジタルラジオ音声出力からアナログラジオ音声出力に切り替える際に出力するブレンド信号BIは、オーディオDSP315にも入力され、このブレンド信号BIを用いることでラジオDSPパラメータ317の適用タイミングが制御される。
この点については実施の形態1と同様であるが、本実施の形態においては、パラメータを無効にしていくのと同時に、デジタル音声の音量値も徐々に下げていく(詳細後述)。これはパラメータを無効にしていくと、デジタル音声の周波数特性が広がり、音量が上がっていくように聞こえるため、音量整合を取るための処理である。
これにより、ユーザ(受聴者)がよりいっそう違和感を感じることなく、アナログ音声からデジタル音声へ遷移させることが可能となる。
一方、デジタルラジオ音声出力からアナログ音声出力に切り替える場合、切替時に、切替開始直後はラジオDSPパラメータを適用させず、時間が経過するにつれてパラメータを有効にさせる。
これにより、デジタル音声を徐々にアナログ音声特性に近づけていき、切替完了直前はアナログ音声特性と同一にすることで、切替時の音声違和感を削減することが可能となる。
また、パラメータを有効にしていくのと同時に、デジタル音声の音量値も徐々に上げていく(詳細後述)。
これは、パラメータを有効にしていくと、デジタル音声の周波数特性が狭まり、音量が下がっていくように聞こえるため、音量整合を取るための処理である。
これにより、ユーザ(受聴者)がよりいっそう違和感を感じることなく、デジタル音声からアナログ音声へ遷移させることが可能となる。
ここで、ラジオDSPパラメータ317はアナログラジオ音声に適用しているパラメータをデジタルラジオ音声に適用するために用いられる。ラジオDSPパラメータ317がオーディオDSP315に入力されると、パラメータ値に応じて、デジタルラジオ音声の信号処理が実施される。
ここで、パラメータとは、オーディオDSP315に入力された音声信号の周波数特性などを、受信している放送波の電界強度の変化(受信状況)に対応して最適な値(受信音声のノイズ感を低減するため、電界強度に応じてあらかじめ計算されて設定された値のこと)になるように、オーディオDSP315にて音声信号を信号処理する際に用いられるパラメータであって、電界強度の増減に対応して音声のセパレーション値を増減させるためのパラメータ、電界強度の増減に対応して音声のミュート量を増減させるためのパラメータ、電界強度の増減に対応して、音声の周波数特性の低、高域を削減する、などのパラメータがある。
また、本実施の形態においては、上記パラメータに加えて、デジタル音声−アナログ音声間の音量差を調整するパラメータを1つ追加する。このパラメータはラジオDSPパラメータ317の値から、ラジオDSP312が計算するパラメータである。
ラジオDSPパラメータ317により、アナログ音声信号に対して、どのような信号処理が行われているかが分かるが、その処理内容に応じて、ラジオDSP312が音量差調整パラメータ値を決定する。
例えば、ラジオDSPパラメータ317より、音声の周波数特性の高域が削減されている場合、それをそのままオーディオDSP315に適用すると、適用した直後の音声の音量と、パラメータを無効にしていったときの音量とで、音量差が生じてしまう。
音量差調整パラメータはこの音量差を軽減するため使用され、ラジオDSPパラメータ317のパラメータ値より、削減される音量値をラジオDSPにより計算し、削減された音量をオーディオDSP315にて増幅する。その後、パラメータを無効にしていくのと同時に、増幅された音量値を徐々に小さくしていく。
上記の制御により、デジタル音声とアナログ音声との音量差を軽減することが可能となる。
これらのパラメータはラジオDSP312の内部に設けられているメモリにデータテーブルとして格納されている。
以下に、本実施の形態2におけるラジオ放送受信装置の動作処理フローをフローチャートを用いて、その詳細を説明する。図5は本発明の実施の形態2におけるラジオ放送受信装置310における、音声切り替え処理時のフローチャートである。
本実施の形態において、ラジオ放送受信装置310の音声出力をアナログラジオ音声出力からデジタルラジオ音声出力に切り替える際には、上述したとおりブレンド信号BIによって出力が切り替えられるが、以下の説明において、ブレンド信号BIはHigh、Lowの2値を表す電圧をとる信号とする。
以下の説明においては、一例として、ブレンド信号BIがLowからHighへ切り替わった後にラジオ放送受信装置310がデジタル音声を出力し、ブレンド信号BIがHighからLowへ切り替わった後にアナログ音声を出力する。
図5(a)に示すように、オーディオDSP315は、ブレンド信号BIのHigh/Lowの変化の有無を常時監視している(ステップS301)。
ステップS301にてブレンド信号BIが変化したことが検出された際、ブレンド信号BIがLowからHighへ切り替わったか否かをオーディオDSP315が判別する(ステップS302)。
ステップS302の判別結果がNoの場合、すなわち、ブレンド信号BIはLowからHighへ切り替わっていないと判別された場合、オーディオDSP315の処理は後述する図5(b)に示される処理フローにおけるステップS402の処理に移行する。
オーディオDSP315がLowからHighに変化したことを検出すると(ステップS302のYes)、ブレンド部313がブレンド処理を実行し、ラジオ放送受信装置310の音声出力をアナログ音声からデジタル音声へ切り替える(ステップS303)。
このとき、ステップS303において切り替えられたデジタル音声にはラジオDPSから入力されたパラメータ(ラジオDSPパラメータ)がオーディオDSPによって適用される(ステップS304)。
その後、ステップS304にて、オーディオDSPによってラジオDSPパラメータが適用されたデジタル音声は、音声出力としてラジオ放送受信装置310から出力される(ステップS305)。
オーディオDSP315が、ステップS304においてラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用させる際は、適用させるための所定時間(適用時間)として時定数τ3を持たせて処理している。
図5(b)に示すように、オーディオDSP315は、ブレンド信号BIのHigh/Lowの変化の有無を常時監視している(ステップS401)。
ステップS401にてブレンド信号BIが変化したことが検出された際、ブレンド信号BIがHighからLowへ切り替わったか否かをオーディオDSP315が判別する(ステップS402)。
ステップS402の判別結果がNoの場合、すなわち、ブレンド信号BIはHighからLowへ切り替わっていないと判別された場合、オーディオDSP315の処理は先述した図5(a)に示される処理フローにおけるステップS302の処理に移行する。
オーディオDSP315がHighからLowに変化したことを検出すると(ステップS402のYes)、デジタル音声信号Id1に対して、ラジオDSP317から入力されたパラメータ(ラジオDSPパラメータ)がオーディオDSP315によって適用される(ステップS403)。
このとき、ステップS403において、デジタル音声信号Id1に対するラジオDSPパラメータの適用が完了すると、ラジオ放送受信装置110の音声出力をデジタル音声からアナログ音声へ切り替える(ステップS404)。
その後、ステップS404にて、アナログ音声は、音声出力としてラジオ放送受信装置310から出力される(ステップS405)。
オーディオDSP315が、ステップS404においてラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用させる際は、適用させるための所定時間(適用時間)として時定数τ4を持たせて処理している。
ここで、音声出力を切り替えてラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用する際の出力音声の変化について詳細を説明する。
図6(a)は実際の音声の切り替わりを示した図である(スピーカ118(図4参照)でモニタした波形である)。また、図中において、実線はアナログ音声Ia1を、破線はデジタル音声Id1を、一点鎖線は擬似アナログ音声(ラジオDSPパラメータが適用されたデジタル音声)Ida1をそれぞれ示している。音声信号としては、1kHzトーンを使用している。
図6(a)に示すとおり、時刻t1以前は、アナログ音声Ia1が再生されている。時刻t1でブレンド信号BIがLowからHighに切り替わると、オーディオDSP315において出力音声をアナログ音声Ia1から、デジタル音声Id1に切り替える処理が開始される。
時刻t1から時刻t2までの期間は、時定数τ3で設定される期間であり、オーディオDSP315にて音声出力に対する処理が以下のように行われる。
すなわち、時刻t1から時刻txまでの間、アナログ音声Ia1は徐々に音圧を下げデジタル音声Id1は徐々に音圧を上げる。このとき、アナログ音声の音圧とデジタル音声の音圧との和は、時刻t1以前のアナログ音声の音圧と等しくなるように各音声の音圧が制御される。
また、このときのデジタル音声は擬似アナログ音声Ida1(オーディオDSP315により、ラジオDSPパラメータが適用された音声)である。
ただし、擬似アナログ音声Ida1は、時刻t1以後、ラジオDSPパラメータが即座に適用され、さらに適用後徐々に適用されたラジオDSPパラメータが解除されて、時刻t2に到達する。
例えば、t1から即座にデジタル音声Id1にラジオDSPパラメータが適用されて、その後時刻t2までの間に徐々にラジオDSPパラメータの適用を解除するように制御される。
また同様に、t1からデジタル音声IdにラジオDSPパラメータから計算された音量差調整パラメータも適用されて、その後の時刻txから時刻t2までの間に徐々に音量差調整パラメータの適用を解除するように制御される。
図7を用いて、以下に音量差調整パラメータが適用される際の詳細説明を行う。図7は時刻t1から時刻t2までの間の出力音声の周波数特性の変化を表した図である。
図7において、時刻t1における周波数特性を実線で示し、これをFt1とする。また、時刻t2における周波数特性が破線で示され、これをFt2とする。
さらに、時刻txから時刻t2までの周波数特性の経時変化が一点鎖線で示される。すなわち、図面では周波数特性の時間的な変化が複数本の一点差線で表されている。
図7に示すとおり、時刻t1ではラジオDSPパラメータが適用されているため、周波数特性Ft1は音声信号の低域、高域が削減されている。
時刻t1の後、時刻txからt2へ遷移する時は、ラジオDSPパラメータが徐々に解除され削減される音圧量が低減していくので、スピーカ118から出力される音量は上がっていく。
そして時刻t2になるとラジオDSPパラメータが無効になり、削減される周波数帯域はなくなるため音量は最も大きくなる。
したがって、本実施の形態においては、音声切り替え処理開始の時刻t1時に音量差調整パラメータを適用し、音量差調整パラメータに対応した増幅量で音量を増幅し、その後、時刻txからt2へ遷移する時間に、徐々に音量差調整パラメータを変更することによって音量増幅量を減らしていき、時刻t2には音量を増幅しない(音量差調整パラメータを無効にする)という処理を行う。
図8は、具体的に音量差調整パラメータによって増幅される信号の増幅量の時間変化を表したグラフを、その上側に示したものである。図8には、説明の理解を助けるために、図6(a)に示した音声切り替え処理時の音圧の変化を表す図をその下側に示されている。
時刻t1時に音量差調整パラメータを適用した後、時刻txからt2の間で徐々に増幅量を小さくしていき、時刻t2には0にする。
以上の制御を行うことで、t1以降の各周波数の音圧が、時刻t1以前と同じ音量になるように調整され、t1以降も、t1以前と同じ音量で出力される。
ただし、この擬似アナログ音声Ida1の期間(時定数τ3で示される期間)は可変であり、ラジオDSPパラメータを完全に適用した後、即座にラジオDSPパラメータの適用を解除してデジタル音声Id1に戻すことも、時間をかけて戻すことも可能である。
デジタル音声Id1をすぐに聞きたいという要望には、即座にラジオDSPパラメータの適用を解除することで対応が可能であるが、弱電界領域では、アナログ音声Ia1とデジタル音声Id1の切り替わりが頻繁に起きるため、切り替わり時の違和感が目立ってしまう。
そこで、切り替わり時の違和感を少なくしたい場合は、ラジオDSPパラメータの適用を時間をかけて解除することとしている。これにより、アナログ音声Ia1とデジタル音声Id1の切り替わりの頻度を抑え、音声の違和感を軽減することが可能となる。
次に、オーディオDSP315において出力音声をデジタル音声Id1から、アナログ音声Ia1に切り替える処理が行われる際の詳細を説明する。
図6(b)は実際の音声の切り替わりを示した図である(スピーカ118(図4参照)でモニタした波形である)。また、図中において、実線はアナログ音声Iaを、破線はデジタル音声Idを、一点鎖線は擬似アナログ音声(ラジオDSPパラメータが適用されたデジタル音声)Ida1をそれぞれ示している。音声信号としては、1kHzトーンを使用している。
図6(b)に示すとおり、時刻t3以前は、デジタル音声が再生されている。時刻t3でブレンド信号BIがHighからLowに切り替わると、オーディオDSP315において出力音声をデジタル音声Id1から、アナログ音声Ia1に切り替える処理が開始される。
時刻t3から時刻t4までの期間は、時定数τ4で設定される期間であり、オーディオDSP315にて音声出力に対する処理が以下のように行われる。
すなわち、時刻t3以後、デジタル音声は徐々にラジオDSPパラメータを適用させ、アナログ音声Ia1に近づける処理が行われる。
また、このときのデジタル音声は擬似アナログ音声Ida(オーディオDSP315により、ラジオDSPパラメータが適用された音声)である。
擬似アナログ音声Ida1は、時刻t3以後、ラジオDSPパラメータ徐々に適用され、時刻t4に到達した時点で、完全に適用される(時刻t4到達時点で、アナログ音声特性と同一になる)。
また同様に、時刻t3からデジタル音声Id1にラジオDSPパラメータから計算された音量差調整パラメータを適用し始め、その後、時刻t4までの間に徐々に音量差調整パラメータの適用される制御が行われる。図9にて音量差調整パラメータが適用される詳細説明を行う。
図9は時刻t3から時刻t4までの間の出力音声の周波数特性の変化を表した図である。
図9において、時刻t3における周波数特性を破線で示し、これをFt3とする。また、時刻t4における周波数特性が破線で示され、これをFt4とする。
さらに、時刻t3から時刻t4までの間の任意の時刻である時刻tyから時刻t4までの周波数特性の経時変化が一点鎖線で示される。すなわち、図面では周波数特性の時間的な変化が複数本の一点差線で表されている。
図9に示すとおり、時刻t3ではラジオDSPパラメータが適用されていないため、音声の周波数帯域は削減されていない。
時刻t3から時刻t4までの遷移時は、ラジオDSPパラメータが徐々に適用され、削減される音圧量が増加していくので、音量が下がっていく。
そして時刻t4になるとラジオDSPパラメータが完全に適用され、低域、高域が削減されるため、音量は最も小さくなる。
よって、オーディオDSP15は音量差調整パラメータを用いて、時刻t3時は何もせず、時刻t3から時刻t4までの遷移間に、徐々に音量増幅量を増やしていき、時刻tyには音量差調整パラメータを完全に適用するという処理を行う。
図10は具体的に音量差調整パラメータによって増幅される信号の増幅量の時間変化を表したグラフを、その上側に示したものである。図10には、説明の理解を助けるために、図6(b)に示した音声切り替え処理時の音圧の変化を表す図をその下側に示されている。
時刻t3に音量差調整パラメータを適用し始め、時刻t3から時刻tyまでの間で徐々に大きくしていき、時刻tyには音量差調整パラメータ値をラジオDSPパラメータから計算された値にする。
そして、時刻t4に到達した時点で、デジタル音声(擬似アナログ音声)とアナログ音声の切替処理が完了し、アナログ音声Ia1が出力される。
ただし、この擬似アナログ音声Ida1の期間(時定数τ4で示される期間)は可変であり、ラジオDSPパラメータを即座に適用してアナログ音声Ia1に戻すことも、時間をかけて適用することも可能である。
アナログ音声Ia1をすぐに聞きたいという要望には、即座にラジオDSPパラメータの適用することで対応が可能であるが、弱電界領域では、アナログ音声とデジタル音声の切り替わりが頻繁に起きるため、切り替わり時の違和感が目立ってしまう。
そこで、切り替わり時の違和感を少なくしたい場合は、ラジオDSPパラメータを時間をかけて適用することとしている。これにより、アナログ音声Ia1とデジタル音声Id1の切り替わりの頻度を抑え、音声の違和感を軽減することが可能となる。
以上のように本実施の形態によれば、ラジオDSPパラメータを適用できるオーディオDSPを備えることにより、デジタル音声にラジオDSPパラメータを適用し、信号処理することができるため、デジタル音声を、現在出力しているアナログ音声と同等にすることができる。
また、ラジオDSPパラメータをデジタル音声に適用する時間を可変にすることにより、時間をかけて、パラメータを有効、無効化するため、アナログ音声、デジタル音声切替時の音声違和感を低減することが可能となる。
また、弱電界領域では、アナログ音声とデジタル音声の切り替わりが頻繁に起きるため、切り替わり時の違和感が目立ってしまう。そのような環境下でも、ラジオDSPパラメータの適用を時間をかけて解除することで、アナログ音声とデジタル音声の切り替わりの頻度を抑え、音声の違和感を軽減することが可能となる。
さらに、デジタルラジオ音声の特性に応じて、デジタルラジオ音声の音量を調整することで、ラジオ放送受信装置の出力音声が、デジタルラジオ音声の特性(周波数特性、ステレオモノラル特性、セパレーション特性)をアナログラジオ音声の特性に近づけるだけのものよりも、いっそうユーザが違和感を感じることなく受聴することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2010年2月19日出願の日本特許出願(特願2010−034465)、2010年12月24日出願の日本特許出願(特願2010−287300)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
以上のように、本発明のラジオ放送受信装置は、IBOC(In-Band-On-Channel)等のサイマル放送を受信する際の、アナログ音声とデジタル音声との切り替え時に発生する音質違和感を軽減することができるという効果を有し、特に音声切り替えが頻繁に発生する車載用ラジオ放送受信装置として有用である。
101 アンテナ
110、310 ラジオ放送受信装置
111 アナログラジオ復調器
112、312 ラジオDSP
113、313 ブレンド部
114 デジタルラジオ復調器
115、315 オーディオDSP
116 制御部
117、317 ラジオDSPパラメータ
118 スピーカ

Claims (11)

  1. サイマル放送実施中のデジタルラジオ放送及びアナログラジオ放送に対し、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて音声出力をそれぞれ前記デジタルラジオ放送に係るデジタルラジオ音声または前記アナログラジオ放送に係るアナログ音声へ音声出力を切り替えるラジオ放送受信装置において、
    アナログラジオ音声の信号処理をラジオDSPパラメータを用いて実施するラジオDSPと、デジタルラジオ音声の信号処理をオーディオDSPパラメータを用いて実施するオーディオDSPと、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて切替信号を出力する制御部と、前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを切り替えるブレンド部とを備え、
    前記切替信号に応じて、前記ブレンド部が出力レベルを一定に保ちながら前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを所定時間の間に徐々に切り替えることを特徴とするラジオ放送受信装置。
  2. 前記オーディオDSPは、前記所定時間の間に、前記ラジオDSPパラメータに基づいて信号処理を実施して現在受信しているアナログラジオ音声の特性にデジタルラジオ音声の特性を近づけることを特徴とする請求項1記載のラジオ放送受信装置。
  3. 前記オーディオDSPが実施する信号処理の時間が前記所定時間の範囲内において任意に設定されることを特徴とする請求項2記載のラジオ放送受信装置。
  4. 前記音声出力を、前記デジタルラジオ音声から前記アナログ音声に切り替える場合、前記オーディオDSPは、前記オーディオDSPが前記切替信号を受信した後の前記所定時間の範囲内において時間の経過に伴って前記ラジオDSPパラメータを徐々に有効にさせることを特徴とする請求項3記載のラジオ放送受信装置。
  5. 前記音声出力を、前記アナログラジオ音声から前記デジタル音声に切り替える場合、前記オーディオDSPは、前記オーディオDSPが前記切替信号を受信した後に前記所定時間の範囲内において、即座に前記ラジオDSPパラメータを適用させることを特徴とする請求項3記載のラジオ放送受信装置。
  6. 前記即座に前記オーディオDSPのパラメータに適用させた後、時間の経過に伴って前記ラジオDSPパラメータを徐々に無効にさせることを特徴とする請求項5記載のラジオ放送受信装置。
  7. サイマル放送実施中のデジタルラジオ放送及びアナログラジオ放送に対し、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて音声出力をそれぞれ前記デジタルラジオ放送に係るデジタルラジオ音声または前記アナログラジオ放送に係るアナログ音声へ音声出力を切り替えるラジオ放送受信装置において、
    アナログラジオ音声の信号処理をラジオDSPパラメータを用いて実施するラジオDSPと、デジタルラジオ音声の信号処理をオーディオDSPパラメータを用いて実施するオーディオDSPと、前記デジタルラジオ放送の受信電波の品質に応じて切替信号を出力する制御部と、前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを切り替えるブレンド部とを備え、
    前記切替信号に応じて、前記ブレンド部が前記ラジオDSPからの出力と前記オーディオDSPからの出力とを所定時間の間に徐々に切り替え、前記所定時間の間に前記オーディオDSPの出力量を徐々に変化させることを特徴とするラジオ放送受信装置。
  8. 前記オーディオDSPは、前記所定時間の間に、前記ラジオDSPパラメータに基づいて信号処理を実施して現在受信しているアナログラジオ音声の特性にデジタルラジオ音声の特性を近づけることを特徴とする請求項7記載のラジオ放送受信装置。
  9. 前記オーディオDSPが実施する信号処理の時間が前記所定時間の範囲内において任意に設定されることを特徴とする請求項8記載のラジオ放送受信装置。
  10. 前記音声出力を、前記デジタルラジオ音声から前記アナログ音声に切り替える場合、前記オーディオDSPは、前記オーディオDSPが前記切替信号を受信した後の前記所定時間の範囲内において時間の経過に伴って前記ラジオDSPパラメータを徐々に有効にさせ、前記デジタル音声の出力量を徐々に下げることを特徴とする請求項9記載のラジオ放送受信装置。
  11. 前記音声出力を、前記アナログラジオ音声から前記デジタル音声に切り替える場合、前記オーディオDSPは、前記オーディオDSPが前記切替信号を受信した後に前記所定時間の範囲内において、即座に前記ラジオDSPパラメータを適用させ、前記デジタル音声の出力量を徐々に上げることを特徴とする請求項9記載のラジオ放送受信装置。
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