JPWO2010131450A1 - アンテナ共用器 - Google Patents

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哲也 鶴成
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Abstract

アンテナ共用器は、第1周波数帯域の信号を通過させる第1弾性波フィルタと、第1周波数帯域より高い第2周波数帯域の信号を通過させる第2弾性波フィルタとを備え、第1弾性波フィルタは、第1直列共振器と、第1直列共振器より高い反共振周波数点を有する第2直列共振器とを含むラダー型フィルタを有し、第1直列共振器は、第1IDT電極と、第1IDT電極を覆うとともに前記電極指の上方にさらに第1凸部を有するように形成された第1誘電体膜とを有し、第2直列共振器は、第2IDT電極と、第2IDT電極を覆うとともに電極指の上方にさらに第2凸部を有するように形成された第2誘電体膜とを有し、第1直列共振器の弾性波の励振方向の第1凸部の断面積は、第2直列共振器の弾性波の励振方向の第2凸部の断面積より大きい。これによって、アンテナ共用器のクロスバンドにおける急峻性と通過帯域における低損失化とを両立する。

Description

本発明は、送信フィルタと受信フィルタとを有するアンテナ共用器に関する。
一般的に、アンテナ共用器は、送信帯域の信号とその高域側に隣接した受信帯域の信号とを分波するために、送信フィルタと受信フィルタの2つのフィルタを有する。特に、送信フィルタとして、直列共振器と並列共振器とが梯子状に接続されたラダー型フィルタが採用されている。
ここで、W−CDMA標準規格のBand2において、送信帯域と受信帯域の間隔(クロスバンド)は20MHzと狭い。このようなクロスバンドが狭い送受信帯域に対応したアンテナ共用器は、送信信号と受信信号のアイソレーションを確保するため、送信帯域と受信帯域のクロスバンドにおける急峻性が求められる。すなわち、送信フィルタの通過帯域より高周波側の減衰特性の急峻性と受信フィルタの通過帯域より低周波側の減衰特性の急峻性が求められる。
送信フィルタの通過帯域より高周波側の減衰特性の急峻性を改善する技術として、送信フィルタにおける共振器のIDT電極に重み付けを施す技術が知られている。
しかしながら、従来のアンテナ共用器の送信フィルタにおいて、送信フィルタの通過帯域より高周波側の減衰特性の急峻性を上げると、送信通過帯域の損失が大きくなる。また、従来のアンテナ共用器の受信フィルタにおいて、通過帯域より低周波側の減衰特性の急峻性を上げると、受信通過帯域の損失が大きくなる。
したがって、従来のアンテナ共用器においては、クロスバンドにおける急峻性と通過帯域における低損失化とを両立させることが求められる。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特表2001−500697号公報
本発明のアンテナ共用器は、第1周波数帯域の信号を通過させる第1弾性波フィルタと、第1周波数帯域より高い第2周波数帯域の信号を通過させる第2弾性波フィルタとを備える。第1弾性波フィルタは、第1直列共振器と、第1直列共振器の反共振周波数より高い反共振周波数点を有する第2直列共振器とを含むラダー型フィルタを有する。第1直列共振器は、複数の電極指を有する第1IDT電極と、第1IDT電極を覆うとともに電極指の上方にさらに第1凸部を有するように形成された第1誘電体膜とを有する。第2直列共振器は、複数の電極指を有する第2IDT電極と、第2IDT電極を覆うとともに電極指の上方にさらに第2凸部を有するように形成された第2誘電体膜とを有する。そして、第1直列共振器の弾性波の励振方向の前記第1凸部の断面積は、第2直列共振器の弾性波の励振方向の第2凸部の断面積より大きい。
この構成により、アンテナ共用器の第1弾性波フィルタにおいて、第1直列共振器の電気機械結合係数を第2直列共振器の電気機械結合係数よりも小さくすることができる。第2直列共振器に比べて反共振周波数が低い第1直列共振器は、第1弾性波フィルタの高周波側の減衰特性の急峻性に大きく寄与するため、第1直列共振器の電気機械結合係数を比較的小さくすることにより、クロスバンド(第1弾性波フィルタの高周波側)における急峻性を向上させることができる。また、第1直列共振器に比べて反共振周波数が高い第2直列共振器は、第1弾性波フィルタの通過帯域における低損失化に大きく寄与するため、第2直列共振器の電気機械結合係数を比較的大きくすることにより、通過帯域における低損失化を実現することができる。
また、本発明のアンテナ共用器は、第1周波数帯域の信号を通過させる第1弾性波フィルタと、第1周波数帯域より高い第2周波数帯域の信号を通過させる第2弾性波フィルタとを備える。第2弾性波フィルタは、第1並列共振器と、第1並列共振器の共振周波数より低い共振周波数点を有する第2並列共振器とを含むラダー型フィルタを有する。第1並列共振器は、複数の電極指を有する第3IDT電極と、第3IDT電極を覆うとともに前記電極指の上方にさらに第3凸部を有するように形成された第3誘電体膜とを有する。第2並列共振器は、複数の電極指を有する第4IDT電極と、第4IDT電極を覆うとともに電極指の上方にさらに第4凸部を有するように形成された第4誘電体膜とを有する。そして、第1並列共振器の弾性波の励振方向の第3凸部の断面積は、第2並列共振器の弾性波の励振方向の前記第4凸部の断面積より大きい。
この構成により、アンテナ共用器の第2弾性波フィルタにおいて、第1並列共振器の電気機械結合係数を第2並列共振器の電気機械結合係数よりも小さくすることができる。第2並列共振器に比べて共振周波数が高い第1並列共振器は、第2弾性波フィルタの低周波側の減衰特性の急峻性に大きく寄与するため、第1並列共振器の電気機械結合係数を比較的小さくすることにより、クロスバンド(第2弾性波フィルタの低周波側)における急峻性を向上させることができる。また、第1並列共振器に比べて共振周波数が低い第2並列共振器は、第2弾性波フィルタの通過帯域における低損失化に大きく寄与するため、第2並列共振器の電気機械結合係数を比較的大きくすることにより、通過帯域における低損失化を実現することができる。
図1は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の回路模式図である。 図2は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の通過特性を示す図である。 図3は、実施の形態1における共振器の斜視図である。 図4Aは、図3の4A−4A線における断面図である。 図4Bは、図4AにおけるT部分の拡大図である。 図5は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の電気機械結合係数を示す図である。 図6Aは、実施の形態1における共振器の断面図である。 図6Bは、実施の形態1における共振器の断面図である。 図6Cは、実施の形態1における共振器の断面図である。 図6Dは、実施の形態1における共振器の断面図である。 図7は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の通過特性を示す図である。 図8は、実施の形態2におけるアンテナ共用器の回路模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態によって限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の回路模式図である。さらに詳しくは、実施の形態1におけるW−CDMA標準規格のBand2用のアンテナ共用器の回路模式図である。
図1において、アンテナ共用器100は、アンテナ端子102にそれぞれ接続された送信フィルタである第1弾性波フィルタ103と受信フィルタである第2弾性波フィルタ104とを備える。
例えば、上記Band2用のアンテナ共用器100において、第1弾性波フィルタ103は、1.85GHz〜1.91GHzの送信帯域(以下、第1周波数帯域)の信号を通過させ、第2弾性波フィルタ104は、第1周波数帯域より高い1.93GHz〜1.99GHzの受信帯域(以下、第2周波数帯域)の信号を通過させる。
以下、第1弾性波フィルタ103と第2弾性波フィルタ104について詳述する。
第1弾性波フィルタ103は、複数の共振器が梯子状に配置されたラダー型フィルタである。すなわち、第1弾性波フィルタ103は、受信端子105と、この受信端子105からアンテナ端子102にかけて順に直列接続された直列共振器106、直列共振器107、直列共振器108、直列共振器109を備える。さらに、第1弾性波フィルタ103は、直列共振器106と直列共振器107との間に並列に接地接続された並列共振器110と、直列共振器107と直列共振器108との間に並列に接地接続された並列共振器111と、直列共振器108と直列共振器109との間に並列に接地接続された並列共振器112とを備える。
第2弾性波フィルタ104は、アンテナ端子102に接続された直列共振器114と、この直列共振器114に分岐接続された多重モード弾性波フィルタ115及び多重モード弾性波フィルタ116と、これらに縦列に接続された多重モード弾性波フィルタ117とを備える。さらに、第2弾性波フィルタ104は、多重モード弾性波フィルタ117に接続された受信端子118、119を備える。そして、受信端子118、119からは受信信号がバランス出力される。
第1弾性波フィルタ103の通過特性について、図2を用いて説明する。図2は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の通過特性を示す図である。図2は、第1周波数帯域の高周波側付近(1.88GHz〜1.98GHz)の通過特性(dB)を示している。図2において通過特性120は、第1弾性波フィルタ103の通過特性を示している。第1弾性波フィルタ103のようなラダー型フィルタにおいては、直列腕及び並列腕に配置された共振器のうち、主として直列腕に配置された共振器の反共振周波数が、通過帯域120Aより高周波側のクロスバンド120Bの減衰特性を形成する。
図2は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の通過特性を示す図である。図2における121、122、123、124はそれぞれ、直列共振器106、107、108、109の通過特性であり、それぞれ異なる反共振周波数121a、122a、123a、124aを有している。このように、クロスバンド120Bにおける第1弾性波フィルタ103の通過特性120の減衰特性は、直列共振器106、107、108、109の通過特性を組み合わせることにより形成されている。
通過特性120において、第1弾性波フィルタ103の通過帯域120Aとクロスバンド120Bの境界部分との傾きを急峻性という。急峻性が大きいほどクロスバンドにおける減衰特性が大きくなり、アンテナ共用器100における送受信間のアイソレーションを確保することができる。以下においては、急峻性を表す指標として、通過特性が−3dBとなる周波数と、通過特性が−50dBとなる周波数との差を急峻度とする。
第1弾性波フィルタ103の通過特性120においては、通過特性が−3dBとなる周波数は1.910GHzであり、通過特性が−50dBとなる周波数は1.928GHzであったので、急峻度は18MHzとなる。なお、急峻性を表す指標としては、急峻度に限らず、フィルタの通過帯域と阻止帯域との間の傾きの大きさを表す指標であればよい。
図2から分かるように、第1弾性波フィルタ103の通過特性120の高周波側の急峻度に対しては、直列共振器106の通過特性121が一番大きく寄与する。すなわち、第1弾性波フィルタ103を構成する直列共振器の内、反共振周波数が一番低い直列共振器が、第1弾性波フィルタ103の通過特性120の高周波側の急峻度に一番大きく寄与する。一方、第1弾性波フィルタ103を構成する直列共振器の内、反共振周波数が一番高い直列共振器が、第1弾性波フィルタ103の通過帯域120Aにおける損失の低減に一番大きく寄与する。
ここで、圧電体を用いた共振器の反共振周波数を調整する方法として、共振器の電気機械結合係数を調整する方法が有効である。電気機械結合係数とは、圧電体を用いた共振器において、電気エネルギーと機械エネルギーの変換効率を表す指標であり、共振器の共振周波数と反共振周波数から求められる。圧電体を用いた共振器を組み合わせてラダー型フィルタを構成した場合には、各共振器の電気機械結合係数を大きくすると、ラダー型フィルタの通過帯域が狭くなり、減衰特性は急峻となる。一方、各共振器の電気機械結合係数を小さくすると、ラダー型フィルタの通過帯域が広くなり、減衰特性は緩やかとなる。従って、電気機械結合係数が異なる複数の共振器を適切に組み合わせることにより、ラダー型フィルタの急峻性と、通過帯域における低損失化とを両立させることができる。
圧電体を用いた共振器の電気機械結合係数を調整する方法について、図3〜図7を用いて説明する。
図3は、実施の形態1における共振器の斜視図である。共振器1は、例えばタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムを用いた圧電基板2と、圧電基板2の上に形成され複数の電極指3aを有するIDT(Inter Digital Transducer)電極3を備える。さらに共振器1は、IDT電極3における弾性波の励振方向の両側に形成された一対の反射器4と、一端がIDT電極3に電気的に接続され、他端が他のIDT電極又は受信端子等の電極に電気的に接続された信号配線5と、を備えている。なお、共振器1において、圧電基板2、IDT電極3、反射器4、信号配線5は、誘電体膜6(図3では図示を省略)により覆われている。
図4Aは、図3の4A−4A線における断面図である。図に示すように、圧電基板2、IDT電極3、反射器4、信号配線5は、誘電体膜6に覆われている。誘電体膜6により、圧電基板2やIDT電極3等への異物の付着を防ぎ、共振器1の共振特性の信頼性を確保することができる。
また、誘電体膜6として、SiO(二酸化シリコン)を用いることにより、共振器1の周波数温度特性を改善することができる。圧電基板2に用いられるタンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の圧電材料は負の周波数温度特性を有する。それに対し、誘電体膜6として、SiOのような正の周波数温度特性を有する材料を適切な膜厚で積層すれば、共振器全体として周波数温度特性をゼロに近づけることができるからである。
また、電極指3aの上方に凸部6aを有するように誘電体膜6を形成することにより、共振器1の通過帯域120Aにおけるスプリアスの発生を抑圧することができる。これは、凸部形状を制御することによりスプリアスの発生原因となるレイリー波の電気機械結合係数を0に近づけることができるからである。
誘電体膜6の凸部6aは、例えば、誘電体膜であるSiO2膜の形成時において、基板側にバイアス電圧を印加しながらスパッタリングで成膜を行なう方法により形成することができる。
図4Bは、図4AにおけるT部分の拡大図である。電極指3aの上方に形成される凸部6aの形状については、以下、凸部の高さ(H)、凸部の幅(W)、台形の凸部の傾斜角(K)を用いて説明する。
図5は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の電気機械結合係数を示す図である。さらに詳しくは、電極指3aの電極幅と電極指ピッチとの比(以下、メタライゼーションレシオ)と電気機械結合係数の関係図である。図5において、H1、H2及びH3は、誘電体膜6の上面を平坦にした場合のメタライゼーションレシオと電気機械結合係数との関係を示している。また、D1、D2及びD3は、電極指3aの上方に凸部6aを有するように台形状に誘電体膜6を形成した場合のメタライゼーションレシオと電気機械結合係数との関係を示している。ここで、凸部6aは電極指3aと略同一の幅となるように形成されるため、凸部6aの幅はメタライゼーションレシオに比例して大きくなる。
図5のH1、H2及びH3は、それぞれ、誘電体膜6の膜厚(電極の上部から凸部6aの上部までの高さ(H)が異なっている。H1は、第1弾性波フィルタ103の通過帯域である第1周波数帯域の中心周波数(1.88GHz)の波長をλとすると、誘電体膜6の膜厚をλの20%(0.2λ)とした場合である。同様に、H2及びH3は、誘電体膜6の膜厚をλの30%及び40%とした場合である。
図5のD1、D2及びD3は、それぞれ、誘電体膜6の膜厚をλの20%、30%及び40%とした場合である。
図5から分かるように、誘電体膜6の上面を平坦にした場合は、H1、H2、H3の順に電気機械結合係数が小さくなる。すなわち、誘電体膜6の膜厚を大きくする程、電気機械結合係数は小さくなる。この関係を利用し、誘電体膜6の膜厚を調整することにより、共振器1の電気機械結合係数を調整することができ、共振器1の反共振周波数を調整することができる。第1弾性波フィルタ103においては、例えば、直列共振器106の膜厚を直列共振器107の膜厚よりも大きくすることにより、直列共振器106の反共振周波数を直列共振器107の反共振周波数よりも低くすることができる。
従って、誘電体膜6の膜厚の調整による電気機械結合係数の調整が有用であるが、前述の通り、誘電体膜6の膜厚を変えると、共振器1の周波数温度特性も変わってしまう。
一方、誘電体膜6の上面を平坦にしたH1、H2及びH3は、メタライゼーションレシオに対して電気機械結合係数の変化量が小さく、ほぼフラットな特性となっている。すなわち、メタライゼーションレシオの調整による電気機械結合係数の調整は困難である。
電極指3aの上方に凸部6aを有するように台形状に誘電体膜6を形成した場合のD1、D2及びD3においても、誘電体膜6の膜厚を大きくすることにより、共振器1の電気機械結合係数が小さくなっている。さらに、誘電体膜6に凸部6aを設けた場合には、メタライゼーションレシオを大きくすることにより、共振器1の電気機械結合係数が小さくなっている。従って、この場合は、誘電体膜6の膜厚の調整により共振器1の電気機械結合係数を調整することができるし、また、メタライゼーションレシオの調整(すなわち、凸部6aの幅(W)方向の調整)によっても共振器1の電気機械結合係数を調整することができる。すなわち、共振器1の弾性波の励振方向の断面において、電極指3aの上方に形成された誘電体膜6の断面積(図6の網掛け部分)(以下、凸部の断面積)の調整により、共振器1の電気機械結合係数を調整することができる。
なお、凸部6aの高さは、電極指3aの高さと同一としているが、実際には、誘電体膜6を形成するプロセスの制限により、凸部6aの高さは10%程度のばらつきが生じる。Band2用のアンテナ共用器に用いられる共振器においては、電極指3aの高さは波長λの8%程度が望ましいため、例えば、約160nmとなる。この場合には、凸部6aの高さは約160nm±10%となる。
図6は、実施の形態1における共振器の断面図である。図6は、電極指3aの上方における誘電体膜6の凸部の断面積(網掛け部分)の調整方法を示している。図6A〜図6Dは、図4Aの破線部Tの部分を示している。
図6Aにおいて、メタライゼーションレシオはη1=w1/(w1+w2)であり、凸部の高さは(h2+h3)である。この場合、凸部の断面積S1は以下の(数1)で表される。
S1=w1×h2+(w1+w3)×h3/2 (数1)
図6Bは、凸部の高さを(h2+h3)よりも大きい(h4+h3)とした場合である。この場合は、凸部の断面積S2はS1より大きくなり、図6Aと比べて電気機械結合係数が小さくなる。
図6Cは、メタライゼーションレシオを大きくしてη2=w4/(w4+w5)(>η1)とした場合である。この場合は、凸部の断面積S3はS1より大きくなり、図6Aと比べて電気機械結合係数が小さくなる。
図6Dは、凸部の傾斜角(K)を小さくした場合である。この場合は、凸部の断面積S4はS1よりも小さくなり、図6Aと比べて電気機械結合係数は大きくなる。
以上のように、誘電体膜6の凸部の断面積によって、共振器1の電気機械結合係数を調整することができる。第1弾性波フィルタ103においては、例えば、直列共振器106の誘電体膜の凸部の断面積を直列共振器107の誘電体膜の凸部の断面積よりも大きくすることにより、直列共振器106の反共振周波数を直列共振器107の反共振周波数よりも低くすることができる。
このように、電極指3aの上方に凸部を有するように台形状に誘電体膜6を形成した場合には、レイリー波を抑圧して低損失化できる効果に加え、誘電体膜6の凸部の断面積を調整することにより共振器1の電気機械結合係数を調整することが可能となる。特に、メタライゼーションレシオや誘電体膜6の凸部の傾斜角Kにより誘電体膜6の凸部の断面積を調整した場合は、誘電体膜6の膜厚を変える必要がないため、共振器1の周波数温度特性に影響を及ぼさない。
図7は、実施の形態1におけるアンテナ共用器の通過特性を示す図である。図7は、本実施の形態に係る第1弾性波フィルタ103の通過特性130と、直列共振器107〜109の凸部の断面積が同じである従来の弾性波フィルタの通過特性131とを示している。従来の弾性波フィルタの通過特性131においては、通過特性が−3dBとなる周波数は1.911GHzであり、通過特性が−50dBとなる周波数は1.931GHzであったので、急峻度は20MHzとなる。一方、本実施の形態に係る第1弾性波フィルタ103の急峻度は上述の通り18MHzであり、急峻度が改善している。また、通過帯域における損失は同じである。このように、本実施の形態の構成とすることにより、通過帯域における損失を劣化させずに、クロスバンドにける急峻性を改善したアンテナ共用器を実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の特徴部分について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図8は、実施の形態2におけるアンテナ共用器の回路模式図である。図8において、アンテナ共用器200は、送信フィルタとしてラダー型フィルタである第1弾性波フィルタ103を用い、受信フィルタとしてラダー型フィルタである第2弾性波フィルタ201を用いている。
第2弾性波フィルタ201は、アンテナ端子102から受信端子209にかけて順に直列接続された直列共振器202、直列共振器203、直列共振器204、直列共振器205を備える。また、第2弾性波フィルタ201は、直列共振器202と直列共振器203との間に並列に接地接続された並列共振器206と、直列共振器203と直列共振器204との間に並列に接地接続された並列共振器207と、直列共振器204と直列共振器205との間に並列に接地接続された並列共振器208とを備える。
第2弾性波フィルタ201の通過帯域である第2周波数帯域は、第1弾性波フィルタ103の通過帯域である第1周波数帯域よりも高い周波数帯域であるため、アンテナ共用器200における送受信間のアイソレーションを確保するためには、第2弾性波フィルタ201の通過帯域より低周波側の急峻性を大きくする必要がある。
第2弾性波フィルタ201を構成する並列共振器206、並列共振器207、並列共振器208の内、いずれか1つの並列共振器の共振周波数を通過帯域に近づけることにより、第2弾性波フィルタ201の通過帯域より低周波側の急峻性を大きくすることができる。
図5に示す如く、並列共振器206、並列共振器207、並列共振器208の内、いずれか1つの並列共振器における誘電体膜6の凸部の断面積を大きくすることにより、電気機械結合係数を小さくすることができ、その結果、共振周波数を通過帯域に近づけることができる。
並列共振器における誘電体膜6の凸部の断面積を大きくする方法として、図6A〜図6Dに示す如く、凸部の高さを大きくする方法、メタライゼーションレシオを大きくすることにより凸部の幅を大きくする方法、凸部の傾きKを大きくする方法等を採用することができる。
本発明にかかるアンテナ共用器は、クロスバンドにおける急峻性と送信通過帯域における低損失化とを両立させることができるという効果を有し、携帯電話等の電子機器に適用可能である。
1 共振器
2 圧電基板
3 IDT電極
3a 電極指
4 反射器
5 信号配線
6 誘電体膜
6a 凸部
100,200 アンテナ共用器
102 アンテナ端子
103 第1弾性波フィルタ
104,201 第2弾性波フィルタ
105,118,119,209 受信端子
106,107,108,109,114 直列共振器
110,111,112 並列共振器
115,116,117 多重モード弾性波フィルタ
120,121,122,123,124,130,131 通過特性
120A 通過帯域
120B クロスバンド
121a,122a,123a,124a 反共振周波数
202,203,204,205 直列共振器
206,207,208 並列共振器

Claims (8)

  1. 第1周波数帯域の信号を通過させる第1弾性波フィルタと、
    前記第1周波数帯域より高い第2周波数帯域の信号を通過させる第2弾性波フィルタとを備え、
    前記第1弾性波フィルタは、第1直列共振器と、前記第1直列共振器の反共振周波数より高い反共振周波数点を有する第2直列共振器とを含むラダー型フィルタを有し、
    前記第1直列共振器は、複数の電極指を有する第1IDT電極と、前記第1IDT電極を覆うとともに前記電極指の上方にさらに第1凸部を有するように形成された第1誘電体膜とを有し、
    前記第2直列共振器は、複数の電極指を有する第2IDT電極と、前記第2IDT電極を覆うとともに前記電極指の上方にさらに第2凸部を有するように形成された第2誘電体膜とを有し、
    前記第1直列共振器の弾性波の励振方向の前記第1凸部の断面積は、前記第2直列共振器の弾性波の励振方向の前記第2凸部の断面積より大きいアンテナ共用器。
  2. 前記第1直列共振器の弾性波の励振方向の前記第1凸部の幅は、前記第2直列共振器の弾性波の励振方向の前記第2凸部の幅よりも大きい請求項1に記載のアンテナ共用器。
  3. 前記第1直列共振器の弾性波の励振方向の前記第1凸部の高さは、前記第2直列共振器の弾性波の励振方向の前記第2凸部の高さよりも大きい請求項1に記載のアンテナ共用器。
  4. 前記第1直列共振器の弾性波の励振方向の前記第1凸部の台形の傾斜角は、前記第2直列共振器の弾性波の励振方向の前記第2凸部の台形の傾斜角よりも大きい請求項1に記載のアンテナ共用器。
  5. 第1周波数帯域の信号を通過させる第1弾性波フィルタと、
    前記第1周波数帯域より高い第2周波数帯域の信号を通過させる第2弾性波フィルタとを備え、
    前記第2弾性波フィルタは、第1並列共振器と、前記第1並列共振器の共振周波数より低い共振周波数点を有する第2並列共振器とを含むラダー型フィルタを有し、
    前記第1並列共振器は、複数の電極指を有する第3IDT電極と、前記第3IDT電極を覆うとともに前記電極指の上方にさらに第3凸部を有するように形成された第3誘電体膜とを有し、
    前記第2並列共振器は、複数の電極指を有する第4IDT電極と、前記第4IDT電極を覆うとともに前記電極指の上方にさらに第4凸部を有するように形成された第4誘電体膜とを有し、
    前記第1並列共振器の弾性波の励振方向の前記第3凸部の断面積は、前記第2並列共振器の弾性波の励振方向の前記第4凸部の断面積より大きいアンテナ共用器。
  6. 前記第1並列共振器の弾性波の励振方向の断面における前記第3凸部の幅は、前記第2並列共振器の弾性波の励振方向の断面における前記第4凸部の幅よりも大きい請求項5に記載のアンテナ共用器。
  7. 前記第1並列共振器の弾性波の励振方向の断面における前記第3凸部の高さは、前記第2並列共振器の弾性波の励振方向の断面における前記第4凸部の高さよりも大きい請求項5に記載のアンテナ共用器。
  8. 前記第1直列共振器の弾性波の励振方向の前記第3凸部の台形の傾斜角は、前記第2直列共振器の弾性波の励振方向の前記第4凸部の台形の傾斜角よりも大きい請求項5に記載のアンテナ共用器。
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