JPWO2010119557A1 - 光学ガラス - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、Bi2O3を含有する光学ガラスにおいて、極めて大きい部分分散比[θg,F]を維持しつつ、アッベ数[νd]が特徴的な値を有する光学ガラスを提供することである。光学ガラスは、SiO2成分及び/又はB2O3成分を含有し、酸化物基準の質量%でBi2O3成分を40〜90%含有し、部分分散比[θg,F]が0.63以上、アッベ数[νd]が27以下であり、部分分散比[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529を満たす。

Description

本発明は極めて大きな部分分散比[θg,F]を有するビスマス系光学ガラスに関し、さらに詳しくは部分分散比[θg,F]が0.63以上、かつ、アッベ数[νd]が27以下かつ、部分分散比[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529の値を満たす光学ガラスに関するものである。
光学機器のレンズ系は、通常、異なる光学的性質を持つ複数のガラスレンズを組み合わせて設計されている。近年、多様化する光学機器のレンズ系の設計の自由度をさらに広げるため、従来用いられなかった光学特性を有する光学ガラスが、球面及び非球面レンズ等として用いられるようになった。特に、光学設計を行うに当たり、収差を小さくする目的に沿って、屈折率や分散傾向の異なるものが開発されている。その中で、特に特異な部分分散比[θg,F]を有する光学ガラスは、収差の補正に顕著な効果を奏し、光学設計の自由度を広げる為、種々のガラスが開発されている。
短波長域の部分分散性を表す部分分散比[θg,F]の式(1)に示す。
θg,F=(n−n)/(n−n)・・・・・・(1)
一般に光学ガラスは短波長域の部分分散性を表す部分分散比θg,Fとアッベ数νdとの間に、およそ直線的な反比例の関係があるが、この関係から著しく外れているガラスは異常分散ガラスと言われている。この反比例関係を表す直線は、部分分散比[θg,F]を縦軸に、アッベ数[νd]を横軸に採用した直交座標上で、NSL7とPBM2のθg,F、νdをプロットした2点を結ぶ直線で表され、ノーマルラインと呼ばれている(図1参照)。ノーマルラインの基準となるノーマルガラスは光学ガラスメーカー毎に異なるが、各メーカー共に同等の傾きと切片を持っている(NSL7とPBM2は株式会社オハラ社製の光学ガラスであり、PBM2のアッベ数[νd]は36.3,部分分散比[θg,F]は0.5828、NSL7のアッベ数[νd]は60.5、部分分散比[θg,F]は0.5436である。)。また、異常分散性については、ノーマルラインから縦軸方向にどれだけ離れているかが指標とされている。これらの異常分散ガラスレンズを他のレンズと組み合わせて用いた場合、紫外から赤外への幅広い波長範囲において色収差を補正することが可能となる。
上述のような異常分散ガラスは、種々の文献において開示されている。
特許文献1から5には部分分散比[θg,F]の特異な値を有する光学ガラスが開示されている。特許文献1〜3にはSiO−B3−ZrO−Nb系やSiO−ZrO−Nb−Ta系の光学ガラスにおいて、アッベ数[νd]が28〜55の中分散領域について特異な小さい部分分散比[θg,F]を有する光学ガラスが開示されている。特許文献4,5にはSiO−B−TiO−Al系やBi−B系のガラスが開示されており、アッベ数[νd]が32〜55の中分散領域について特異な大きい部分分散比[θg,F]を有する光学ガラスが開示されている。これらの光学ガラスの中で最も部分分散比[θg,F]が大きいガラス系は、部分分散比が0.59程度である特許文献5の光学ガラスであるが、この部分分散比は近年の光学設計上の要求を満たすには不十分であった。
特開平10―130033号公報 特開平10―265238号公報 WO01/072650号公報 特開2003−313047号 特開平9−20530号
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、Biを含有する光学ガラスにおいて、極めて大きい部分分散比[θg,F]を有しつつ、特徴的な値のアッベ数[νd]を有する光学ガラスを提供する。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意試験研究を重ねた結果、Biを含有する光学ガラスの特定組成領域において、大きな部分分散比[θg,F]を有し、かつ、これまでにないアッベ数[νd]を有する光学ガラスが得られることを見出し、本発明を成すに至った。より具体的には以下のようなものを提供する。
(1) SiO成分及び/又はB成分を含有し、酸化物基準の質量%でBi成分を40〜90%含有し、部分分散比[θg,F]が0.63以上、アッベ数[νd]が27以下であり、
部分分散比[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529を満たす光学ガラス。
(2) 酸化物基準の質量%でBi成分を64〜90%含有する(1)記載の光学ガラス。
(3) 酸化物基準の質量%で、Bi成分の含有量に対するRnO成分(RnはLi、Na、K、Rb、Csからなる群より選ばれる1種以上)の含有量の比が、0.01以上である(1)又は(2)の光学ガラス。
(4) 酸化物基準の質量%で
SiO 0%〜20%以下、及び/又は
0%〜30%以下、及び/又は
ただし、SiO+B 0%超含有し、
RnO 0%超25%以下、及び/又は
RO 0%〜35%以下、及び/又は
Bi 64%〜90%以下、
を含む(1)から(3)のいずれかの光学ガラス。
(RnはLi、Na、K、Rb、Csからなる群より選ばれる1種以上、RはMg、Ca、Sr、Ba、Znから選ばれる1種以上。)
(5) KO成分を、酸化物基準の質量%で、0%超含有する(1)から(4)のいずれかの光学ガラス。
(6) (1)から(5)のいずれかの光学ガラスからなる研磨加工用プリフォーム及び/または精密プレス成形用プリフォーム。
(7) (6)の研磨加工用プリフォームを研磨してなる光学素子。
(8) (6)の精密プリフォームを精密プレス成形してなる光学素子。
本発明の光学ガラスは、上記構成要件を採用することにより、部分分散比[θg,F]が0.63以上かつ、アッベ数[νd]が27以下かつ、レンズ系の設計上、極めて有用な異常分散性ガラスを提供できる。
縦軸が部分分散比[θg,F]であり、横軸がアッベ数[νd]である直交座標におけるノーマルラインを示す。
以下に、本発明の光学ガラスの具体的な実施態様について説明する。
[ガラス成分]
本発明の光学ガラスを構成する各成分の組成範囲を以下に述べる。各成分は酸化物基準の質量%にて表現する。ここで「酸化物基準」とは、本発明のガラス構成成分の原料として使用される酸化物、複合塩、金属フッ化物等が熔融時にすべて分解され酸化物へ変化すると仮定した場合に、当該生成酸化物の質量の総和を100質量%として、ガラス中に含有される各成分を表記した組成であり、上記酸化物の一部又は全部をフッ化物置換したFの合計量とは、本発明のガラス組成物中に存在しうるフッ素の含有率を、前記酸化物基準組成100%を基準にして、F原子として計算した場合の質量%で表したものである。
<必須成分、任意成分について>
Bi成分は部分分散比[θg,F]を大きくし、低分散化に効果があり、さらには低Tg化、耐水性の向上等、本発明のガラスに欠かすことができない成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を欠如させやすく、少なすぎると、上記技術的効果が得られにくくなる。したがって、Bi成分の含有量は、好ましくは40%、より好ましくは45%、最も好ましくは64%が下限であり、好ましくは95%、より好ましくは90%、最も好ましくは85%が上限である。
SiO成分は透過率の向上、ガラス安定性の向上、低分散化に効果がある任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると部分分散比[θg,F]を低下させやすく、溶融性も悪化させやすい。したがって、SiO成分の含有量は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%が上限である。
成分はガラス安定性を向上させ、部分分散比[θg,F]を高く維持する効果のある任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすく、かつ低分散化させやすくなる。したがって、B成分の含有量については、好ましくは30%、さらに好ましくは23%、最も好ましくは15%が上限である。
上記の通り、SiOとBはそれぞれ任意成分ではあるが、両者のうち少なくとも一方は0%超含有されていることが好ましい。しかしながら、それらの含有量の和が大きすぎると、所望の部分分散比[θg,F]、アッベ数[νd]を得にくくなる。したがって、BとSiOの含有量の和の下限は、好ましくは0を超え、さらに好ましくは0.5%、最も好ましくは1%である。また、BとSiOの含有量の和の上限は、好ましくは50%、さらに好ましくは45%、最も好ましくは35%である。
LiO成分はガラス安定性を向上させ、低Tg化に効果のある任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすく、機械的強度を低下させやすくなる。したがって、LiO成分の含有量については、好ましくは25%、さらに好ましくは20%、最も好ましくは15%が上限である。
NaO成分は、その含有量を調整することで部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]を調整することができる有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすく、化学的耐久性及び機械的強度を低下させやすくなる。したがって、NaO成分の含有量については、好ましくは25%、さらに好ましくは20%、最も好ましくは15%が上限である。また、NaO成分を含まなくとも本発明において所望の光学特性を有するガラスを製造することはできるが、上記部分分散比とアッベ数の調整を容易にするためには、好ましくは0%を超え、より好ましくは1%以上、最も好ましくは2%以上含有することが好ましい。
O成分は、その含有量を調整することで部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]を調整できる有用な任意成分である。アルカリ金属の中でも特にその効果は顕著である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすく、化学的耐久性及び機械的強度を著しく低下させやすくなる。したがって、KO成分の含有量については、好ましくは25%、さらに好ましくは20%、最も好ましくは15%が上限である。また、KO成分を含まなくとも本発明において所望の光学特性を有するガラスは製造することができるが、上記部分分散比とアッベ数の調整を容易にするためには、好ましくは0%を超え、より好ましくは1%以上、最も好ましくは2%以上含有することが好ましい。
RbO成分は、その含有量を調整することで部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]を調整するために有用な任意成分である。しかしながら、RbO成分は産出量が少なく、光学ガラスの原料には不向きであり、過剰に含有すると他のアルカリ金属成分と同じ様に化学的耐久性、機械的強度を低下させやすくなる。したがって、RbO成分の含有量については、好ましくは25%、さらに好ましくは20%、最も好ましくは15%が上限である。
CsO成分は、その含有量を調整することで部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]を調整するために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると他のアルカリ金属成分と同じ様に化学的耐久性、機械的強度を低下させやすくなる。したがって、RbO成分の含有量については、好ましくは25%、さらに好ましくは20%、最も好ましくは15%が上限である。
上記の様にRnO成分(RnはLi、Na、K、Rb、Csから選ばれる1種または2種以上)は、本発明のガラスの特徴である部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]を所望の値に調整するために有用な成分である。しかしながら、それらの含有量が多すぎると、かえって所望の部分分散比[θg,F]、アッベ数[νd]を実現しにくくなり、ガラス安定性を著しく損なう。したがって、RnO成分(RnはLi、Na、K、Rb、Csから選ばれる1種以上)の下限は、好ましくは0を超え、さらに好ましくは0.5%、最も好ましくは1%である。また、RnO成分(RnはLi、Na、K、Rb、Csから選ばれる1種以上)の含有量の上限は、好ましくは25%、さらに好ましくは20%、最も好ましくは15%である。
RnO成分(RnはLi、Na、K、Rb、Csから選ばれる1種または2種以上)とBi成分の含有量との関係は、本発明の特徴である部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]の特異性を発揮するために重要な要素である。特にRnO成分とBi成分の比を所定の範囲内とすることにより、前記特異性を発揮しやすくなることを今般見出した。Rn成分/Bi成分の値は、好ましくは0.01、より好ましくは0.029、最も好ましくは0.058が下限である。また、Rn成分/Bi成分の上限は、好ましくは0.5、より好ましくは0.2、最も好ましくは0.16である。
成分はガラスの分散を調整するために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、Y成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
La成分はガラスを低分散化さるために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、La成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
Gd成分はガラスの分散を調整するために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、Gd成分の含有量については、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%が上限である。
Yb成分はガラスの分散を調整するために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、Yb成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
Al成分はガラスの化学的耐久性や機械的強度を向上させるために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると溶融性を低下させやすくなる。したがって、Al成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
Ta成分はガラス安定性向上に有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすく、さらにコストを大幅に上昇させる。したがって、Ta成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
Nb成分はガラスの部分分散比[θg,F]を向上させることに有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、Nb成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
WO成分はガラスの部分分散比[θg,F]を向上させ、低Tg化に有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、WO成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
TiO成分はガラスを高分散化させることに有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、TiO成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
ZrO成分はガラスの化学的耐久性や機械的強度を向上させることに有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を低下させやすくなる。したがって、ZrO成分の含有量については、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%が上限である。
ZnO成分はガラスの耐失透性を向上させるのに有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると所望の部分分散比[θg,F]とアッベ数[νd]を得にくくなる。したがって、ZnO成分の含有量は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%が上限である。また、ZnO成分を含有しなくとも、本発明において所望の光学特性を有する光学ガラスを作製することはできるが、上記部分分散比とアッベ数の調整を容易にするためには、ZnO成分の含有量は、好ましくは0%を超え、より好ましくは0.5%以上、最も好ましくは1%以上である。
MgO成分はガラスの低分散化のために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎるとガラス安定性を大幅に低下させやすく、再加熱処理により失透しやすくなる。したがって、MgO成分の含有量の上限は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%である。
CaO成分はガラスの低分散化と耐失透性向上に有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると耐失透性を大幅に低下させやすくなる。したがって、CaO成分の含有量の上限は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%である。
SrO成分は耐失透性向上のために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると耐失透性を大幅に低下させやすく、さらには所望の部分分散比[θg,F]、アッベ数[νd]を得ることが難しくなる。したがって、SrO成分の含有量の上限は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%である。
BaO成分は耐失透性向上のために有用な任意成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると所望の部分分散比[θg,F]、アッベ数[νd]を得ることが難しくなる。したがって、BaO成分の含有量の上限は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%である。
RO成分(RはMg、Ca、Sr、Ba、Znから選ばれる1種又は2種以上)は、耐失透性や分散、機械的強度等あらゆる物性を調整するために有用な成分である。しかし、その合計含有量が大きすぎると所望の部分分散比[θg,F]、アッベ数[νd]を得ることが難しくなる。RO成分の上限は好ましくは35%、より好ましくは30%、最も好ましくは25%である。一方、RO成分を含有しなくとも本発明において所望の光学特性を実現することは可能であるが、耐失透性向上のためには、RO成分の含有量の下限は、好ましくは0%を超え、より好ましくは0.5%、最も好ましくは1%である。
GeO成分はガラスの耐失透性を向上させるために有用な任意に添加し得る成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると溶融性を低下させやすくなる。したがって、GeO成分の含有量の上限は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%である。
成分はガラスの透過率を向上させるために有用な任意に添加し得る成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると溶融性を低下させやすくなる。したがって、P成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
TeO成分はガラスの清澄を促す効果があり、任意に添加し得る成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると耐失透性を低下させやすくなる。したがって、TeO成分の含有量の上限は、好ましくは20%、さらに好ましくは15%、最も好ましくは10%である。
Sb成分はガラスの清澄を促す効果があり、任意に添加し得る成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると耐失透性を低下させる。したがって、Sb成分の含有量の上限は、好ましくは3%、さらに好ましくは2%、最も好ましくは1%である。
CeO成分はガラスの部分分散比[θg,F]を大きくする効果のある、任意に添加し得る成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると透過率を大幅に低下させやすくなる。したがって、CeO成分の含有量の上限は、好ましくは3%、さらに好ましくは2%、最も好ましくは1%である。
Tl成分はガラスの部分分散比[θg,F]やアッベ数[νd]を調整する効果のある任意に添加し得る成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると透過率を大幅に低下させやすくなる。したがって、Tl成分の含有量の上限は、好ましくは10%、さらに好ましくは5%、最も好ましくは3%である。
Fは、ガラスの低分散化、溶融性向上に効果のある成分である。しかしながら、その含有量が多すぎると耐失透性を大幅に低下させやすくなる。したがって、上記酸化物の一部又は全部をフッ化物置換したFの合計量の上限が、前記酸化物基準組成100質量%基準でF原子として計算した場合の質量%で表した場合に、10%であることが好ましく、5%であることがより好ましく、1%であることが最も好ましい。さらに好ましくは、Fが含まれない。
<含有させるべきでない成分について>
本発明においては、他の成分を本発明のガラスの特性を損なわない範囲で必要に応じ、添加することができる。ただし、Tiを除くV,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Ag及びMo等の各遷移金属成分は、それぞれを単独又は複合して少量含有した場合においても、ガラスが着色し、可視域の特定の波長に吸収を生じさせる。したがって、可視領域の波長を使用する光学ガラスは、上記成分を実質的に含まないことが好ましい。ここで「実質的に含まない」とは、不純物として混入される場合を除き、人為的に含有させないことを意味する。
Th成分は高屈折率化又はガラスとしての安定性向上を目的として、Cd及びTl成分は低Tg化を目的として含有することができる。しかし、Th、Cd、Osの各成分は、近年有害な化学物質成分として使用を控える傾向にあるため、ガラスの製造工程のみならず、加工工程、及び製品化後の処分に至るまで環境対策上の措置が必要とされる。したがって、環境上の影響を重視する場合には、本発明のガラスはTh成分を実質的に含まない方が好ましい。
鉛成分は、ガラスを製造、加工、及び廃棄をする際に環境対策上の措置を講ずる必要があるため、コストが高くなり、本発明のガラスに鉛成分を含有させるべきでない。
As成分は、ガラスを溶融する際、泡切れ(脱法性)を良くするために使用されている成分であるが、ガラスを製造、加工、及び廃棄をする際に環境対策上の措置を講ずる必要があるため、本発明のガラスにAsを含有させることが好ましくない。
本発明のガラス組成物の組成は、質量%で表されるため、直接的にmol%で表せるものではないが、本発明において要求される諸特性を満たすガラス組成物のmol%表示による組成は、酸化物換算基準で概ね以下の値をとる。
Bi 20%以上及び/又は
SiO 0〜15%及び/又は
0〜30%及び/又は
Al 0〜15%及び/又は
TiO 0〜15及び/又は
Nb 0〜15%及び/又は
WO 0〜15%及び/又は
Ta 0〜15%及び/又は
ZrO 0〜15%及び/又は
ZnO 0〜15%及び/又は
MgO 0〜15%及び/又は
CaO 0〜15%及び/又は
SrO 0〜15%及び/又は
BaO 0〜20%及び/又は
LiO 0〜25%及び/又は
NaO 0〜25%及び/又は
O 0〜25%及び/又は
Rb2O 0〜25%及び/又は
Cs2O 0〜25%及び/又は
0〜15%及び/又は
La 0〜15%及び/又は
Gd 0〜15%及び/又は
Yb 0〜15%及び/又は
0〜15%及び/又は
Sb 0〜3%及び/又は
GeO 0〜20%及び/又は
CeO 0〜10%及び/又は
TeO 0〜10%及び/又は
F 0〜10%及び/又は
本発明の態様によると、部分分散比[θg,F]が0.65以上、かつアッベ数[νd]が25以下、かつ部分分散比[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529の式を満たす範囲の光学性能を持つ光学ガラスを得ることができ、光学設計における自由度が大幅に広がる。部分分散比[θg,F]の好ましい範囲は0.63以上であり、より好ましくは0.64以上であり、最も好ましくは0.65以上である。なお、この範囲を下回ると、光学性能が光学設計上特徴的であるとは言い難い。アッベ数[νd]の好ましい範囲は27以下であり、より好ましくは26以下であり、最も好ましくは25以下である。
また、各アッベ数[νd]での部分分散比[θg,F]は、好ましくは[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529、より好ましくは[θg,F] ≧−0.0097[νd] + 0.8401、最も好ましくは[θg,F] ≧0.000427×[νd] − 0.024258×[νd]+0.968320を満たす。
本発明の光学ガラスは、精密プレス成形をされることで、典型的にはレンズ、プリズム、ミラー用途に使用することができる。前述のとおり本発明の光学ガラスはプレス成形用のプリフォームとして使用することができ、或いは溶融ガラスをダイレクトプレスすることも可能である。プリフォームとして使用する場合、その製造方法及び精密プレス成形方法は特に限定されるものではなく、公知の製造方法及び成形方法を使用することができる。プリフォームの製造方法としては、例えば特開平8−319124号公報に記載のガラスゴブの成形方法や特開平8−73229号公報に記載の光学ガラスの製造方法及び製造装置のような溶融ガラスから直接プリフォームを製造することもでき、またストリップ材を研削研磨等の冷間加工して製造してもよい。
以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下に限定されるものではない。
表1〜16に示す実施例及び比較例の組成で、ガラス重量が400gになるように原料を秤量し、均一に混合した。石英坩堝、又は、金坩堝を用いて750℃〜950℃で2〜3時間溶解した後、800〜650℃程度に下げて、1時間程度保温してから金型に鋳込み、ガラスを作製した。得られたガラス特性を表1〜16に示す。
屈折率[nd]、アッベ数[νd]、部分分散比[θg,F]は日本光学硝子工業会規格JOGIS01―2003に基づいて測定した。なお、アニールは、徐冷降下速度を−25℃/hrとして、徐冷炉にて行った。
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本発明の実施例のガラスは部分分散比[θg,F]が0.63以上であり、アッベ数[νd]が27以下である特徴的な光学定数を有した光学ガラスであった。比較例のガラスは屈折率[nd]が高いものもあるが、部分分散比[θg,F]におけるアッベ数[νd]の値は一般的な高屈折率ガラスのそれの域を脱していない。すなわち、比較例の光学ガラスは部分分散比[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529を満たさず、本発明で求められるような異常分散性を有するものではなく、光学設計上、優位とはいえなかった。

Claims (8)

  1. SiO成分及び/又はB成分を含有し、酸化物基準の質量%でBi成分を40〜90%含有し、部分分散比[θg,F]が0.63以上、アッベ数[νd]が27以下であり、
    部分分散比[θg,F]>−0.0108×[νd]+0.8529を満たす光学ガラス。
  2. 酸化物基準の質量%でBi成分を64〜90%含有する請求項1記載の光学ガラス。
  3. 酸化物基準の質量%で、Bi成分の含有量に対するRnO成分(RnはLi、Na、K、Rb、Csからなる群より選ばれる1種以上)の含有量の比が、0.01以上である請求項1又は2記載の光学ガラス。
  4. 酸化物基準の質量%で、
    SiO 0%〜20%以下、及び/又は
    0%〜30%以下、及び/又は
    ただし、SiO+B 0%超、
    RnO 0%超25%以下、及び/又は
    RO 0%〜35%以下、及び/又は
    Bi 64%〜90%以下、
    を含む請求項1から3のいずれかに記載の光学ガラス。
    (RnはLi、Na、K、Rb、Csからなる群より選ばれる1種以上、RはMg、Ca、Sr、Ba、Znから選ばれる1種以上。)
  5. O成分を、酸化物基準の質量%で、0%超含有する請求項1から4いずれかに記載の光学ガラス。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の光学ガラスからなる研磨加工用プリフォーム及び/または精密プレス成形用プリフォーム。
  7. 請求項6記載の研磨加工用プリフォームを研磨してなる光学素子。
  8. 請求項6記載の精密プリフォームを精密プレス成形してなる光学素子。
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