JPWO2010095220A1 - エレベータシステム - Google Patents
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Abstract
エレベータ乗場の行先階登録装置から登録された行先階に基づき、複数台のエレベータを運行するエレベータシステムにおいて、エレベータの最適な運行を実現することができ、且つ、乗場からエレベータに乗車する利用者が、自分の登録した行先階を確実に確認することができるようにする。このため、エレベータのかごに行先階表示装置を設置し、この行先階表示装置にエレベータの行先階を表示する。また、利用者が乗場からかごに乗車する時は、その乗場から登録された行先階のみを上記行先階表示装置に表示する。
Description
この発明は、エレベータの乗場に設置された行先階登録装置からの呼びに基づき、複数台のエレベータを適切に制御するエレベータシステムに関するものである。
図4はエレベータのかご操作盤の一例を示す正面図である。図4に示すかご操作盤では、エレベータの行先階毎に行先釦13が備えられており、各行先釦13の表面に数字等を付して、階床名の表示を行っている。なお、上記構成のかご操作盤が備えられたエレベータを利用する場合、利用者は、かごに乗車した後に行先釦13を押して自分の希望する行先階を登録する。また、上記操作によって行先階が登録されると、行先釦13に内蔵されたLED等が点灯し、その行先階が既に登録済みであることが報知される。
一方、高層ビルのようにエレベータの停止階(行先階)が多くなると、図4に示す構成のかご操作盤では、多数の行先釦を配置しなければならなくなり、設置スペース等の種々の問題が発生してしまう。
このような問題を解決するため、例えば、下記特許文献1に、テンキー式の行先階登録装置をかご等に設置したものが提案されている。しかし、このようなテンキー式の行先階登録装置では、登録済みの行先階を利用者に対して表示することができない。このため、行先階登録装置としてテンキー式のものを採用する場合は、上記行先階登録装置とは別に、登録済みの行先階を表示する行先階表示装置をかご等に設置する必要がある。
なお、特許文献1には、行先階毎にLEDの点灯及び消灯を行う行先階表示装置が開示されている。しかし、この行先階表示装置では、エレベータの停止階が多くなると多数の表示灯を配置しなければならなくなり、設置スペースや設置コスト等、上述した問題と同様の問題が発生してしまう。
なお、特許文献1には、行先階毎にLEDの点灯及び消灯を行う行先階表示装置が開示されている。しかし、この行先階表示装置では、エレベータの停止階が多くなると多数の表示灯を配置しなければならなくなり、設置スペースや設置コスト等、上述した問題と同様の問題が発生してしまう。
一方、他の従来技術として、エレベータの乗場やかご等に液晶ディスプレイからなる行先階表示装置を設置し、登録された行先階の内容に合わせて、その表示内容を変更するものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。かかる構成の行先階表示装置であれば、例えば、登録済みの行先階のみを表示するといった適切な制御を行うことにより、上記設置スペースや設置コスト等の問題を解決することができる。
一方、エレベータシステムには、エレベータの乗場に行先階登録装置を設置しておき、この行先階登録装置から登録された行先階に基づいて、複数台のエレベータを最適に運行させるもの(行先予報システム(DOAS:Destination Oriented Allocation System))がある。この行先予報システムが採用されている場合、特許文献2に記載の行先階表示装置を乗場に設置すると、エレベータの最適な運行が実現できなくなるといった問題があった。
即ち、行先予報システムにおいてエレベータの最適な運行を実施するためには、行先階別の利用者人数を正確に把握して、エレベータの配車を戦略的に計画しなければならない。このため、上記行先予報システムにおいては、全ての利用者に、自分の行先階を行先階登録装置から登録してもらうことが望ましい。しかし、特許文献2に記載された行先階表示装置を乗場に設置すると、一部の利用者が、自分の行先階を登録することなくエレベータに乗車してしまう。即ち、行先階表示装置の表示内容から自分の行先階が既に登録済みであることが確認できた利用者は、わざわざ行先階を再登録することがないためである。
このような事情に鑑み、上記行先予報システムを採用したエレベータでは、行先階表示装置を乗場に設置しないことがある。かかる場合、利用者は、エレベータに乗車する際或いは乗車後に、かご内に設置された行先階表示装置を見て、自分が正しいエレベータに乗車したことを確認しなければならない。
しかし、例えば、特許文献1や2に記載の行先階表示装置がかご内に設置されている場合、利用者は、多数配置された表示灯や多数の行先階が表示された表示画面の中から、自分の登録した行先階を探し出さなければならないといった問題があった。特に、エレベータの停止階が多い場合は、自分の登録した行先階を探し出すのに時間が掛かり、正しいエレベータに乗車したことが確認できる前にエレベータの走行が開始されてしまう恐れがあった。
また、特許文献2に記載の行先階表示装置では、行先階を表示するスペースが限られているため、エレベータの全ての行先階を表示できないことがある。かかる場合、乗場から新規に登録された行先階を表示することができず、エレベータに乗車した利用者が、かご内で自分の行先階を確認できない恐れもあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータ乗場の行先階登録装置から登録された行先階に基づいて、複数台のエレベータを運行するエレベータシステムにおいて、エレベータの最適な運行を実現することができ、且つ、乗場からエレベータに乗車する利用者が、自分の登録した行先階を確実に確認することができるエレベータシステムを提供することである。
この発明に係るエレベータシステムは、エレベータの乗場に設けられ、利用者がエレベータへの乗車前に行先階を登録する行先階登録装置と、行先階登録装置から登録された行先階に基づき、複数台のエレベータを群管理制御する群管理制御装置と、を備えたエレベータシステムであって、エレベータのかごに設けられ、かごの行先階を表示するための行先階表示装置と、利用者が乗場からかごに乗車する時に、その乗場から登録された行先階のみを行先階表示装置に表示させる行先階表示制御手段と、を備えたものである。
この発明によれば、エレベータ乗場の行先階登録装置から登録された行先階に基づいて、複数台のエレベータを運行するエレベータシステムにおいて、エレベータの最適な運行を実現することができ、且つ、乗場からエレベータに乗車する利用者が、自分の登録した行先階を確実に確認することができるようになる。
1 行先階登録装置、 2 群管理制御装置、 3 制御装置、
4 行先階表示装置、 5 表示部、 6 表示制御部、 7 データ格納部、
8 通信部、 9 メモリ、 10 マイコン、 11 音声生成部、
12 音声制御部、 13 行先釦
4 行先階表示装置、 5 表示部、 6 表示制御部、 7 データ格納部、
8 通信部、 9 メモリ、 10 マイコン、 11 音声生成部、
12 音声制御部、 13 行先釦
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの全体構成を示す図である。なお、本実施の形態におけるエレベータシステムは、上記行先予報システム(DOAS)を採用したものの一例を示している。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの全体構成を示す図である。なお、本実施の形態におけるエレベータシステムは、上記行先予報システム(DOAS)を採用したものの一例を示している。
図1において、1は利用者がエレベータ(のかご)への乗車前に行先階を登録するための行先階登録装置である。行先階登録装置1は、1つ或いは複数のエレベータ乗場に設置されている。なお、この行先階登録装置1は、1つの乗場に複数台設置されていても良い。そして、エレベータ利用者が行先階登録装置1に対して所定の操作を行い、行先階が登録されると、行先階登録装置1は、その登録情報(即ち、乗場呼び及び行先呼び)を群管理制御装置2に対して送信する。
群管理制御装置2は、同一ビル等に設置された複数台のエレベータを群管理制御する機能を有している。即ち、群管理制御装置2に、上記行先予報システム(DOAS)の機能が備えられている。
具体的に、群管理制御装置2は、行先階登録装置1から登録情報を受信すると、その受信した各登録情報に対して、上記複数台のエレベータの中から最適なエレベータを割当てる。そして、群管理制御装置2は、登録情報に対する割当てを行うと、その登録情報を送信してきた行先階登録装置1に割当て情報を送信し、割当て結果を報知させる。即ち、利用者は、行先階を登録した後、行先階登録装置1に表示される割当て結果を見て、自分の乗車するエレベータを認識する。
具体的に、群管理制御装置2は、行先階登録装置1から登録情報を受信すると、その受信した各登録情報に対して、上記複数台のエレベータの中から最適なエレベータを割当てる。そして、群管理制御装置2は、登録情報に対する割当てを行うと、その登録情報を送信してきた行先階登録装置1に割当て情報を送信し、割当て結果を報知させる。即ち、利用者は、行先階を登録した後、行先階登録装置1に表示される割当て結果を見て、自分の乗車するエレベータを認識する。
また、群管理制御装置2は、登録情報に対する割当てを行うと、割当てを行ったエレベータの制御装置3に対して、上記登録情報に基づく動作指令を送信する。
具体的に、群管理制御装置2は、登録情報に対する割当てを行うと、先ず、該当する制御装置3に対して乗場呼び登録を行う。乗場呼びが登録された制御装置3では、上記登録情報が入力された乗場にエレベータのかごを走行させる。また、制御装置3は、かごを上記乗場に着床させた後、戸開及び戸閉動作を順次実施する。即ち、上記登録情報を入力した利用者をエレベータのかごに乗車させるための動作を行う。
具体的に、群管理制御装置2は、登録情報に対する割当てを行うと、先ず、該当する制御装置3に対して乗場呼び登録を行う。乗場呼びが登録された制御装置3では、上記登録情報が入力された乗場にエレベータのかごを走行させる。また、制御装置3は、かごを上記乗場に着床させた後、戸開及び戸閉動作を順次実施する。即ち、上記登録情報を入力した利用者をエレベータのかごに乗車させるための動作を行う。
また、エレベータが乗場呼びに応答してその乗場に到着すると、群管理制御装置2は、次に、エレベータの制御装置3に対する行先呼び登録を行う。行先呼びが登録された制御装置3では、上記乗場において戸閉動作が完了した後、エレベータのかごを行先階まで走行させる。また、制御装置3は、かごをその行先階に着床させた後、戸開及び戸閉動作を順次実施する。即ち、上記乗場から乗車した利用者を行先階でかごから降車させるための動作を行う。
また、4は各エレベータのかごに設けられた行先階表示装置である。行先階表示装置4は、かご内の利用者に対して行先階を表示するためのものであり、行先階表示制御手段によってその表示内容が制御される。上記行先階表示制御手段は、表示部5を有する行先階表示装置4や、上記制御装置3等に備えられている。なお、行先階表示制御手段を備えた単独の装置を別途設けても良い。本実施の形態においては、行先階表示制御手段の要部が行先階表示装置4に備えられている場合を示している。
具体的に、行先階表示装置4は、表示部5、表示制御部6、データ格納部7、通信部8、メモリ9、マイコン10によってその要部が構成される。
表示部5は、行先階の表示機能を有している。具体的に、表示部5は、文字や図形等を表示する表示器からなり、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、LED、ブラウン管等によって構成される。また、表示制御部6は、表示部5の処理を制御する機能を有している。
表示部5は、行先階の表示機能を有している。具体的に、表示部5は、文字や図形等を表示する表示器からなり、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、LED、ブラウン管等によって構成される。また、表示制御部6は、表示部5の処理を制御する機能を有している。
データ格納部7は、行先階表示に必要な種々のデータを格納している。具体的に、データ格納部7には、行先階の表示内容データそのものの他、例えば、後述する行先階の表示指令と表示内容との対応表、表示部5に同時に表示できる行先階の個数の上限値といったデータが格納される。
通信部8は、制御装置3との通信を行う機能を有している。即ち、行先階表示装置4は、この通信部8を介して制御装置3との間で各種情報の送受信を行う。具体的に、通信部8は、行先階の表示指令や、登録済みの行先階の数、エレベータの運行状況といった各種情報を制御装置3から取得する。なお、この通信部8は、情報伝達が可能であれば、有線や無線等、如何なる通信方法を採用するものであっても構わない。
メモリ9は、例えば、プログラム用のプログラムメモリと作業用の作業メモリとから構成される。そして、マイコン10は、上記メモリ9を使用し、行先階表示装置4に備えられた5乃至8に示す各部の処理を制御する。
なお、上記データ格納部7及びプログラムメモリは、ハードディスクドライブや不揮発性メモリ、随時書込み保持動作の必要なメモリ等、如何なる記憶装置や記憶素子で構成しても構わない。また、表示制御部6、データ格納部7、通信部8、メモリ9は、これらの全部又は一部がマイコン10に内蔵されていても構わない。更に、通信部8を省略した場合は、上記データ格納部7として、行先階表示装置4に着脱可能な不揮発性ストレージを使用すれば良い。
上記構成を有する行先階表示装置4では、制御装置3から送信されてくる表示指令に基づき、5乃至10に示す各部によって行先階の表示制御を実施する。
なお、上記表示指令は、行先階の表示を行うために、エレベータの運行状況に応じて制御装置3から行先階表示装置4に対してなされる指令のことである。具体的に、制御装置3では、群管理制御装置2によって行先呼び登録が行われると、上述したエレベータの動作制御とともに、当該行先階の表示登録を行う。そして、制御装置3は、表示登録が行われている間、当該行先階の表示指令を行先階表示装置4に対して送信する。また、制御装置3では、行先呼びに応答してかごを行先階に着床させると、行先階の表示を取り消すための指令を生成する。即ち、この指令によって上記表示登録が取り消され、行先階表示装置4に対する表示指令の送信が停止される。
次に、図2も参照して、上記構成を有する行先階表示装置4の具体的動作、即ち上記行先階表示制御手段の具体的機能について説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータシステムの動作を示すフローチャートである。
行先階表示装置4では、背景画面等の初期画面を表示部5に表示するとともに(S101)、制御装置3から行先階の表示指令を受信し、表示指令の有無を確認する(S102、S103)。なお、S103において表示指令が無ければ、初期画面表示を継続させて、表示指令の受信が確認されるまで上記動作を繰り返す。
また、行先階表示装置4は、S103において表示指令の受信を確認すると、先ず、エレベータの運行状況を確認し、エレベータが利用者の乗降中であるか否かを判定する(S104)。具体的に、行先階表示装置4は、通信部8を介して制御装置3からエレベータの運行情報を取得し、上記判定を行う。ここで、上記乗降中とは、例えば、エレベータがある階に到着決定してから、他の階に向けて走行を開始するまでのことを意味する。即ち、エレベータが停止している間は、上記乗降中に該当する。また、ある階への走行を開始してから他の階への到着決定がなされるまでの間は、S104において、利用者の乗降中ではない(即ち、エレベータが走行中である)旨の判定がなされる。
S104においてエレベータが走行中である旨の判定がなされると、行先階表示装置4では、通信部8を介して、制御装置3から全ての行先階の表示指令を受信し(S105)、その受信した全ての行先階を表示部5に表示する(S106)。また、S106において表示部5に表示した行先階を記憶するため、その表示した行先階の情報を、データ格納部7の表示内容データベースに保存する(S107)。
一方、S104において利用者の乗降中である旨の判定がなされると、行先階表示装置4では、先ず、通信部8を介して、制御装置3から全ての行先階の表示指令を受信する(S108)。次に、行先階表示装置4は、S108において受信した表示指令の中から、現在利用者が乗降している(かごが停止している)乗場から登録された行先階に対応するものを特定し、その乗場で登録された行先階があるか否かを判定する(S109、S110)。
なお、S109においては、行先階表示装置4は、例えば、S108で受信した表示指令と、その直前の走行中にS105で受信した表示指令との差分に基づき、その乗場において登録された行先階を特定する。即ち、行先階表示装置4は、S108において受信した全ての表示指令について行先階リストを作成することにより、その行先階リストとS107で保存した行先階情報とを比較して、上記特定を行う。
S110においてその乗場で登録された行先階がない旨の判定がなされると、行先階表示装置4は、制御装置3に指示された行先階の表示内容を表示部5に表示し、S104に戻る(S111)。なお、この時、表示する行先階が存在しない場合は、S101に戻って初期画面表示を行う。一方、S110において行先階がある旨の判定がなされると、走行中に表示部5に表示した行先階を非表示にし、その乗場で登録された行先階のみを表示部5に表示する(S112、S113)。
この発明の実施の形態1によれば、行先階登録装置1や群管理制御装置2を備えたエレベータシステムにおいて、乗場からエレベータのかごに乗車する利用者に対して、自分の登録した行先階を確実に確認させることができるようになる。また、上記行先階表示装置4に相当するものをエレベータの各乗場に設置する必要がないため、行先予報システム(DOAS)の機能を阻害することもない。
即ち、上記行先階表示制御手段の機能により、利用者が乗場からかごに乗車する時に、その乗場で登録された行先階のみが行先階表示装置4に表示される。このため、利用者は、かごへの乗車の際に自分の登録した行先階を容易に見つけ出すことができ、正しいエレベータに乗車したことを直ぐに確認することができる。また、行先階表示装置4の表示部5に小型の液晶ディスプレイ等を採用した際の特有の問題、即ち、表示可能な行先階の個数が少なく新規に登録された行先階が表示できないといった従来の問題も解消することができる。
なお、本実施の形態では、行先階表示装置4において行先階の登録情報を時系列的に分析することにより、利用者が乗降する乗場から登録された行先階を特定する場合について説明した(図2のS109)。しかし、これは単に一例を示したものであり、制御装置3において上記特定を行うように構成しても何ら問題はない。かかる場合、例えば、制御装置3は、利用者が乗場からかごに乗降する際に、その乗場から登録された行先階の表示指令のみを行先階表示装置4に対して送信する。この方法によれば、既にかごに乗車している利用者とかごに新規に乗り込む利用者との行先階が同じ場合であっても、後からかごに乗り込む利用者の乗車時に、その行先階を行先階表示装置4に表示させることができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータシステムの要部構成を示す図である。図3において、11はエレベータのかごに設けられた音声生成部、12は行先階表示装置4に備えられた音声制御部である。音声生成部11は、かご内の利用者に対して音声案内を行うための機能を有しており、例えば、スピーカー等によって構成される。また、音声制御部12は、音声生成部11の音声出力を制御する機能を有している。
なお、その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータシステムの要部構成を示す図である。図3において、11はエレベータのかごに設けられた音声生成部、12は行先階表示装置4に備えられた音声制御部である。音声生成部11は、かご内の利用者に対して音声案内を行うための機能を有しており、例えば、スピーカー等によって構成される。また、音声制御部12は、音声生成部11の音声出力を制御する機能を有している。
なお、その他の構成は、実施の形態1と同様である。
上記構成を有する行先階表示装置4では、例えば、図2のS113においてその乗場で登録された行先階を表示部5に表示する際に、音声生成部11から同じ内容を音声案内する。即ち、上記音声制御部12の機能により、利用者が乗場からかごに乗車する時に、その乗場で登録された行先階のみがかご内に報知される。
この発明の実施の形態2によれば、かごに乗車する利用者は、自分が正しいエレベータに乗車していることを更に容易に確認することが可能となる。
なお、制御装置3が、利用者が乗降する乗場から登録された行先階の表示指令のみを行先階表示装置4に対して送信する機能を備えている場合には、上記音声制御部12を行先階表示装置4と別装置として設置することも可能である。かかる場合、制御装置3は、行先階表示装置4に対して表示指令を送信する際に、音声制御部12を備えた上記装置に対して音声出力指令を送信する。
その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を有している。
なお、制御装置3が、利用者が乗降する乗場から登録された行先階の表示指令のみを行先階表示装置4に対して送信する機能を備えている場合には、上記音声制御部12を行先階表示装置4と別装置として設置することも可能である。かかる場合、制御装置3は、行先階表示装置4に対して表示指令を送信する際に、音声制御部12を備えた上記装置に対して音声出力指令を送信する。
その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を有している。
この発明に係るエレベータシステムは、乗場に行先階登録装置が設置され、この行先階登録装置から登録された行先階に基づき、複数台のエレベータを運行制御するものに適用することができる。
Claims (5)
- エレベータの乗場に設けられ、利用者がエレベータへの乗車前に行先階を登録する行先階登録装置と、
前記行先階登録装置から登録された行先階に基づき、複数台のエレベータを群管理制御する群管理制御装置と、
を備えたエレベータシステムであって、
エレベータのかごに設けられ、前記かごの行先階を表示するための行先階表示装置と、
利用者が乗場から前記かごに乗車する時に、その乗場から登録された行先階のみを前記行先階表示装置に表示させる行先階表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータシステム。 - 行先階表示制御手段は、エレベータのかごが走行している間、前記かごの全ての行先階を、前記かごに設けられた行先階表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
- 群管理制御装置からの動作指令に基づきエレベータの運行を制御するとともに、その運行状況に応じて、行先階の表示指令を行先階表示装置に対して送信する制御装置と、
を更に備え、
行先階表示制御手段は、利用者が乗場からかごに乗車する時に前記行先階表示装置が受信した表示指令と、前記乗車が行われる直前の前記かごの走行中に前記行先階表示装置が受信した表示指令との差分に基づいて、前記乗場から登録された行先階を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータシステム。 - 群管理制御装置からの動作指令に基づきエレベータの運行を制御するとともに、その運行状況に応じて、行先階の表示指令を行先階表示装置に対して送信する制御装置と、
を更に備え、
前記制御装置は、利用者が乗場からかごに乗車する時に、その乗場から登録された行先階の表示指令のみを前記行先階表示装置に対して送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータシステム。 - エレベータのかごに設けられ、前記かご内の利用者に対して音声案内を行うための音声生成部と、
利用者が乗場から前記かごに乗車する時に、その乗場から登録された行先階のみを前記音声生成部から音声出力させる音声制御部と、
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のエレベータシステム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2009/052775 WO2010095220A1 (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | エレベータシステム |
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