JPWO2010052758A1 - チップ剥離方法、チップ剥離装置、および半導体装置製造方法 - Google Patents

チップ剥離方法、チップ剥離装置、および半導体装置製造方法 Download PDF

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Abstract

スライド時の応力における割れを軽減できて、剥離すべきチップを容易に剥離して取り出すことが可能なチップ剥離方法、チップ剥離装置、及び半導体装置製造方法を提供する。上面にチップ(11)を貼り付けた粘着シート(12)の直下にステージ(16)を配設する。ステージ(16)に、固定ステージ部(16b)と、傾動自在かつスライド自在な可動ステージ部(16a)とを設ける。チップ(11)の周縁部の一部を可動ステージ部(16a)からはみ出させる。可動ステージ部(16a)の反はみ出し側を固定ステージ部(16b)側に接触させつつ、可動ステージ部(16a)のはみ出し側を上昇させ、はみ出し部(31)の下方に空隙(19)を設ける。傾動状態において、接触による空隙(19)のシール状態を維持しつつ空隙(19)に負圧を作用させてから、はみ出し側とは反対側に可動ステージ部(16a)を水平方向にスライドさせる。

Description

本発明は、チップ剥離方法、チップ剥離装置、および半導体装置製造方法に関するものである。
半導体装置の製造工程において、ダイシングされた半導体チップ(以下、単にチップという。)を粘着シートからピックアップする必要がある。従来のチップ剥離装置として、粘着シートを保持するステージと、このステージに対して進退する突き上げ台と、この突き上げ台によって突き上げられるニードルとを備えたものがある。すなわち、突き上げ台によって突き上げられたニードルによりステージの粘着シートを裏面側から突いて、チップを粘着シートから離脱させるように構成されている。
しかしながら、ニードルを使用するチップ剥離装置では、ニードルがチップを突き上げて粘着シートから剥離する際に、粘着テープを突き破る場合があり、このような場合にはチップ裏面を傷付けるおそれがある。また、磨滅や破損によって各ニードルの長さが相違することになって、チップが傾いて突き上げられる状態になり、隣合うチップ同士が衝突して傷付け合うおそれがある。
さらに、チップはコレットにて吸着されて取り出される。しかしながら、チップが傾いて突き上げられれば、コレットによるチップの吸着ミスが発生する。コレットのチップ吸着ミスが発生すると、その後の作業に支障を来たすことになる。また、ニードルの突き上げによって、チップが損傷する場合もあった。
そこで、近年このようなニードルを使用しないチップ剥離装置(特許文献1)が提案されている。このチップ剥離装置は、図5A及び図5Bに示すように、チップ1が貼り付けられている粘着シート2を保持するステージ3を備える。また、ステージ3には、その上面4aがステージ上面3aより突出する可動ステージ部4が付設される。このため、可動ステージ部4の外周側には、粘着シート2との間に隙間6が形成される。さらに、ステージ3には、前記隙間6に連通される図示省略の吸引孔が設けられている。
次に、前記チップ剥離装置を使用したチップ剥離方法を説明する。まず、上方から図示省略のコレット(吸着コレット)にてチップ1を吸着(保持)した状態で、吸引孔8を介して粘着シート2を下方に吸引する。これによって、空隙6のエアが吸引され、チップ1のはみ出し部の粘着シート2が吸引され、チップ1のはみ出し部において粘着シート2が剥離する。この場合、可動ステージ部4の上面4aと、ステージ3の上面3aとでS0の段差ができる。すなわち、可動ステージ部4の上面4aは、ステージ3の上面3aよりも鉛直方向にS0だけ上位に位置する。
前記チップ剥離装置を使用した場合、剥離の初期段階においては、チップ1の周縁部の一部(図5に示す場合、チップ1のはみ出し部)の粘着シート2を剥がす必要がある。このチップ1のはみ出し部の粘着シート2は、ダイシング時の応力により貼り付きが強いため、剥離するためには他の箇所よりも大きな応力が必要となる。このため、可動ステージ部4の上面4aを、ステージ上面3aからS0だけ突出させている。これによって、粘着シート2を剥離する応力が大きくなって、チップ1のはみ出し部の粘着シート2を剥離することができる。
その後、図5Bに示すように、可動ステージ部4を矢印の方向へ移動させる。これによって、可動ステージ部4にて受けられているチップ1の受け面積が減少していって、粘着シート2の吸着(吸引)面積が増加して、最終的にこのチップ1から粘着シート2を完全に剥離させることができる。
ところで、前記したように、粘着シート2を剥離する際には、周縁部の一部(はみ出し部)が剥離できる大きな応力、すなわち高い段差によりチップに大きな曲げが与えられ、この段差を維持した状態でスライド動作が行われる。このように、剥離初期段階において周縁部一部(はみ出し部)を剥離する場合には、大きな剥離力が必要となる。しかしながら、周縁部の一部が剥離された後、可動ステージ部4をスライドさせて他の部位を剥離させる際には、剥離初期段階における大きな剥離力を必要としない。すなわち、剥離強度は剥離段階でチップの裏面で一様ではない。
このため、可動ステージ部4の昇降を可能とすることが考えられる。この場合、剥離初期段階では、図6と図7に示すように、可動ステージ部4を上昇させて、可動ステージ部4の上面4aとステージ3の上面3aとの段差を大きくし、チップ1のはみ出し部の下方に空隙6を設け、この空隙6に負圧を作用させる。そして、可動ステージ部4のスライド時には、可動ステージ部4を下降させて、可動ステージ部4の上面4aとステージ3の上面3aとの段差を小さくする。
これによって、剥離初期段階では、可動ステージ部と固定ステージ部とを高い段差として、粘着シートに対して大きな剥離力を作用させることができる。また、可動ステージ部のスライド時には、可動ステージ部と固定ステージ部とを低い段差として、隣設する他のチップに動的な捻るような応力が付与されるのを防止して、隣設する他のチップに与えられる曲げを小さくするようにできる。
特許第3209736号明細書
しかしながら、図6と図7に示すように、可動ステージ部4を上昇させた場合、チップ1の反はみ出し側において、凹部5の底面5aとの間に隙間8が生じ、この隙間8の反はみ出し側の開口部8aを介してエア漏れが発生するおそれがあった。このように反はみ出し側においてエア漏れが生じた場合、吸着力(剥離力)が弱くなって、チップ1の外周側において粘着シート2がうまく剥離できないことになる。これによって、剥離機能の低下を招くことになる。
本発明は、上記課題に鑑みて、スライド時の応力における割れを軽減できて、剥離すべきチップを容易に剥離して取り出すことが可能なチップ剥離方法、チップ剥離装置、および半導体装置製造方法を提供する。
本発明の第1のチップ剥離方法は、上面にチップを貼り付けた粘着シートから前記チップを剥離させるチップ剥離方法において、固定ステージ部と可動ステージ部とを備えたステージ上に、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すように設置した後、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、この接触によるシール状態を維持して、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させると同時、又は傾動前、又は傾動後に、チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させ、その後、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるようにしたものである。
本発明の第2のチップ剥離方法は、上面にチップを貼り付けた粘着シートから前記チップを剥離させるチップ剥離方法において、固定ステージ部と可動ステージ部とを備えたステージ上に、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すように設置した後、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、この接触によるシール状態を維持して、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させると同時、又は傾動前、又は傾動後に、チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させ、その後、可動ステージ部の傾斜角度を減少させた後、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるようにしたものである。
本発明のチップ剥離方法によれば、チップのはみ出し部の下方の空隙に、負圧通路を介して負圧を作用させることによって、はみ出し側の粘着シートに対して剥離力を作用させることができる。このため、可動ステージ部の周縁部の一部(はみ出し部)において、粘着シートが吸引されて粘着シートがチップから剥離する。しかも、はみ出し状態で可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させているので、反はみ出し側においてエア漏れを防止することができる。この状態で、可動ステージ部を、水平方向に沿って移動することによって、可動ステージ部によるチップの受け面積が減少し、粘着シートの吸着(吸引)面積が増加して剥離範囲が広がって、最終的には、この剥離すべきチップから粘着シートを完全に剥離させることができる。
前記傾動角を減少させてから可動ステージ部を水平方向にスライドさせるものであってもよい。このように、傾動角を減少させた場合、可動ステージ部のはみ出し側の固定ステージ部からの突出量を小さくすることができる。これによって、隣設する他のチップに動的な捻るような応力が付与されるのを防止して、隣設する他のチップに与えられる曲げを小さくすることができる。しかも、剥離するのに十分な小さな剥離力でもって粘着シートを剥離していくことができる。
本発明の半導体装置製造方法は、前記チップ剥離方法を用いて半導体装置を製造するものである。
本発明のチップ剥離装置は、上面にチップを貼り付けた粘着シートから前記チップを剥離させるチップ剥離装置において、固定ステージ部と可動ステージ部とを備えたステージと、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すようにした状態で、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させる傾動手段と、前記接触によるシール状態を維持しつつ、前記チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させる負圧供給手段と、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるスライド手段とを備えたものである。
前記チップ剥離装置によれば、前記本発明にかかるチップ剥離方法を安定して行うことができる。
傾動手段は、可動ステージ部の傾動角の変更が可能であるようにするのが好ましい。このように構成することによって、空隙に負圧を作用させる時の可動ステージ部の傾動角と、可動ステージ部のスライドさせる時の可動ステージ部の傾動角とを相違させることができる。
前記固定ステージに前記可動ステージが嵌合する凹部を設け、固定ステージの凹部は、その底面に前記はみ出し状態乃至傾動状態で可動ステージ部の反はみ出し側が接触するようにできる。
本発明では、反はみ出し側においてエア漏れを防止することができ、剥離初期段階におけるチップにはみ出し部の剥離を安定して行うことができ、剥離作業の信頼性が向上する。特に、エア漏れを防止できるので、負圧を作用させるエア吸引手段(負圧供給手段)の真空ポンプの小型化を図ることができ、しかも、エア漏れを防止するために別途シール機構を設ける必要がなく、装置全体のコンパクト化及び低コスト化を達成できる。
また、傾動角を減少させた場合、隣設する他のチップにより一層動的な捻るような応力が付与されるのを防止して、隣設する他のチップに与えられる曲げを小さくすることができる。このため、スライド時の応力における隣設する他のチップ割れを軽減できて、剥離すべきチップを容易に剥離して取り出すことができる。
前記固定ステージに可動ステージが嵌合する凹部を設けることによって、反はみ出し側におけるシール機能の向上を図ることができ、より安定した剥離作用を発揮することができる。
本発明のチップ剥離装置を用いたチップ剥離方法を示し、可動ステージ部の傾動前を示す簡略図である。 本発明のチップ剥離装置を用いたチップ剥離方法を示し、可動ステージ部の傾動状態を示す簡略図である。 本発明のチップ剥離装置を用いたチップ剥離方法を示し、可動ステージ部のスライド状態を示す簡略図である。 本発明のチップ剥離装置を用いたチップ剥離方法を示し、可動ステージ部のスライド状態を示す簡略図である 本発明のチップ剥離装置の簡略平面図である。 前記チップ剥離装置の簡略側面図である。 チップ剥離装置の粘着シートに貼り付けたチップを示す簡略平面図である。 従来のチップ剥離装置を使用したチップ剥離方法を示し、可動ステージ部のスライド前を示す簡略断面図である。 従来のチップ剥離装置を使用したチップ剥離方法を示し、可動ステージ部のスライド状態を示す簡略断面図である。 従来の他のチップ剥離装置を使用したチップ剥離方法を示す簡略断面図である。 従来の他のチップ剥離装置を使用したチップ剥離方法を示す簡略側面図である。
符号の説明
11 チップ
12 粘着シート
16 ステージ
16a 可動ステージ部
16b 固定ステージ部
19 空隙
30 負圧通路
31 はみ出し部
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1〜図3に本発明のチップ剥離装置を示す。このチップ剥離装置は、粘着シート12上に貼り付けられた複数の矩形薄肉のチップ(半導体チップ)11を、前記粘着シート12から順次剥離して取り出す装置である。すなわち、半導体装置としての半導体チップ11を製造する半導体装置製造装置に用いるものである。
チップ11は、ウェーハ10(図4参照)を素材とし、この素材を矩形状に切断することによって最終製品となる。このため、チップ11には正方形や短冊状のもの等がある。すなわち、図4に示すように、ウェーハ10は全体として円形であり、ダイシングにより個々のチップ11に分割され、このチップ11が粘着シート12に貼り付けられている。また、粘着シート12の外周側にはリング体からなるフレーム13が貼着されている。すなわち、このフレーム13と粘着シート12とが一体化されている。そして、フレーム13と粘着シート12とが一体化されている状態で、このチップ剥離装置にてチップ11が取り出される。
チップ剥離装置は、図1に示すように、剥離すべきチップ11を上方から保持する保持手段15と、粘着シート12が載置されるステージ16とを備える。ステージ16は、固定ステージ部16bと、傾動自在かつスライド自在な可動ステージ部16aとを備える。すなわち、固定ステージ部16bの上面には凹所22が設けられ、この凹所22に矩形平板体である可動ステージ部16aが配置されている。また、図2に示すように、可動ステージ部16aの幅寸法Wは、正方形であるチップ11の一辺の長さ(幅寸法)W1よりも小さく設定されている。この場合、可動ステージ部16aの一方の短辺17aが剥離すべきチップ11の第1辺23aに対応し、チップ11の第1辺23aが可動ステージ部16aの短辺17aよりもはみ出している。
また、図2に示すように、ステージ16に粘着シート12との境界面に負圧を導入する負圧通路30を設けている。負圧通路30は、チップ11の第1辺23a側に開口する吸引口30a、30bを備えている。この場合、図2に示すように、各吸引口30a、30bは、平面視で分かるように、チップ11のはみ出し部31に対応している。
負圧通路30には、図示省略の真空ポンプが接続されてなる。すなわち、真空ポンプが駆動することによって、負圧通路30の吸引口30a、30bからエアを吸引することができる。このように、負圧通路30と真空ポンプ等で負圧供給手段(エア吸引手段)を構成することができる。
保持手段15は、チップ11を吸着するヘッド20を有する吸着部材(コレット)21にて構成している。ヘッド20は、その下端面20aに吸着孔が設けられ、この吸着孔を介してチップ11が真空吸引され、このヘッド20の下端面20aにチップ11が吸着する。このため、この真空吸引(真空引き)が解除されれば、ヘッド20からチップ11が外れる。
可動ステージ部16aは、図1Aに示すように、チップ11のはみ出し側を上昇させるように傾動させることができるとともに、この傾動状態を維持しつつ前記空隙19が拡大するようにスライドすることができる。この傾動及びスライドには、図示省略の駆動手段が用いられる。駆動手段には、可動ステージ部16aを傾動させる傾動機構部(傾動手段)と、可動ステージ部16aをスライドさせるスライド機構部(スライド手段)とを備える。傾動機構部は、例えば、固定ステージ部16b側に、可動ステージ部16aのはみ出し側を上昇させる押し上げピン(図示省略)を有し、この押し上げピンを往復動機構を介して上下動させるものである。傾動手段(傾動手段)は、可動ステージ部16aの傾動角の変更を可能としている。可動ステージ部16aの傾動角の変更は、押し上げピンの押し上げ量を変更することによって可能である。この場合、押し上げピンの押し上げ量を無段階に変更できるようにしても、有段階に変更できるようにしてもよい。
また、スライド機構部(スライド手段)は、この傾動機構部を略水平方向にスライドさせる往復動機構を備える。なお、傾動機構部及びスライド機構部の往復動機構は、ボルト軸部材とこれに螺合するナット部材からなる往復動機構やシリンダ機構、リニアアクチュエータ等の種々の公知公用の機構を用いることができる。
次に、前記チップ剥離装置を使用した剥離方法を説明する。可動ステージ部16aでチップ11を支持した状態で、チップ11の周縁部の少なくとも一部(つまり第1辺23a側)を可動ステージ部16aからはみ出させる。そして、このはみ出し状態において可動ステージ部16aの反はみ出し側を固定ステージ部側(つまり凹所22の底面22a)に接触させつつ、前記可動ステージ部16aの前記はみ出し側を矢印Aのように上昇させて傾動させ、このはみ出し部31の下方に空隙19を設ける。この場合、可動ステージ部16aによって、凹所22の反はみ出し側をシールしている。また、可動ステージ部16aを傾動させることによって、可動ステージ部16aと凹所22とで空所18が形成され、この空所18と前記空隙19とが連通される。そして、空隙19は吸引口30a、30bに連通されている。
この状態で、保持手段15のコレット21を、ヘッド20をチップ1の上面に当接するとともに、吸着孔を介してチップ11を真空吸引して、このヘッド20の下端面20aにチップ11を吸着させる。このため、このコレット21は首振自在となっている。
前記空隙19は、前記したように、吸引口30a、30bに連通されている。そこで、吸引手段(負圧供給手段)を駆動することによって、吸引口30a、30bを介して空隙19のエアを吸引して負圧を作用させる。これによって、チップ周縁部の粘着シート12の一部、つまりはみ出し側が吸引され、図1Bの仮想線に示すように、粘着シート12をチップ11から剥離する。
その後は、図1Cに示すように、可動ステージ部16aを、はみ出し側と反対方向である矢印B方向にスライドさせる。この際、可動ステージ部16aを凹所22の底面22aの反はみ出し側に接触させつつスライドさせることによって、反はみ出し側のシール状態を維持しつつスライドさせる。
このスライドによって、可動ステージ部16aによるチップ1の受け面積が順次減少していって、粘着シート12の下方への吸着(吸引)面積が増加していく。この際、チップ11はコレット21に保持(吸着)されているので、粘着シート12が順次チップ11から剥離していく。このため、図1Dに示すように、可動ステージ部16aの短辺17aが、チップ11の第1辺23aから外れたときに、この剥離すべきチップ1から粘着シート12を完全に剥離させることができる。
そして、剥離後は、コレット21を上昇させてステージ16から離すことによって、チップ11を粘着シート12から取り出す(ピックアップする)ことができる。その後は、前記負圧状態を解除して、可動ステージ部16aを前記矢印Bと反対方向にスライドさせて図1Bに示す状態とした後、可動ステージ部16aの傾動状態を解除する。
その後は、順次他のチップ11にこのチップ剥離装置を対応させて行けば、粘着シート12上のすべてのチップ11を粘着シート12から剥離して取り出すことができる。このように、このチップ剥離装置を半導体装置を製造する際に用いることができる。ここで、半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指し、電気光学装置、半導体回路および電子機器は全て半導体装置である。また、回路が形成されたウエハ状態のものであっても、、ウエハから切り出された個別の半導体チップであっても、ウエハを複数に分割したものであっても、ウエハ状態でパッケージされたものであっても、ウエハ状態でパッケージされたものを複数に分割したものであっても、ウエハ状態でパッケージされたものを切り出して個別の半導体素子にしたものであっても構わない。
本発明では、可動ステージ部16aを傾動させて形成される空隙19に、負圧通路30を介して負圧を作用させることによって、はみ出し側の粘着シート12に対して剥離力を作用させることができる。このため、チップ11はみ出し部31において、粘着シート12が吸引されて粘着シート12がチップ11から剥離する。しかも、はみ出し状態で可動ステージ部16aの反はみ出し側を固定ステージ部16b側に接触させているので、反はみ出し側においてエア漏れを防止することができる。この状態で、可動ステージ部16aを、水平方向に沿って移動することによって、可動ステージ部16aによるチップ11の受け面積が減少し、粘着シート12の吸着(吸引)面積が増加して剥離範囲が広がって、最終的には、この剥離すべきチップ11から粘着シート12を完全に剥離させることができる。
このように、本発明では、反はみ出し側においてエア漏れを防止することができ、剥離初期段階におけるチップ11のはみ出し部31の剥離を安定して行うことができ、全剥離作業の信頼性が向上する。
特に、エア漏れを防止できるので、負圧を作用させるエア吸引手段(負圧供給手段)の真空ポンプの小型化を図ることができ、しかも、エア漏れを防止するために別途シール機構を設ける必要がなく、装置全体のコンパクト化及び低コスト化を達成できる。
ところで、前記実施形態では、可動ステージ部16aの傾動角度を変更することなく、スライドさせていたが、この傾動角度θを変化させてもよい。すなわち、図1Bに示すように、傾動させた後、仮想線で示すように、この傾動角度θを小さくする。
ところで、可動ステージ部16aを傾動させるのは、初期段階におけるチップ11のはみ出し部31の剥離のためである。すなわち、チップ1の周縁部の粘着シート2は、ダイシング時の応力により貼り付きが強いため、剥離するためには他の箇所よりも大きな応力が必要となる。このため、傾斜角度θ(図1B参照)を大きくして、空隙19を大きくとる必要がある。しかしながら、可動ステージ部16aをスライドさせて、他の部位を剥離する場合、初期段階のままの傾動角度θでは、隣設する他のチップ11に動的な捻るような応力が付与されるおそれがある。そこで、傾動角度θを小さくして、隣設する他のチップ11に動的な捻るような応力が付与されるの防止するようにしている。しかも、このスライド状態では、剥離するチップ11の一部がすでに剥離しているため、大きな剥離力を必要とせず、小さな傾動角度θであっても、粘着シート2を安定して剥離していくことができきる。
ところで、前記実施形態では、図1Bに示すように、可動ステージ部16aを傾動させた後、負圧を作用させているが、傾動と同時、つまり傾動させながら負圧を作用させてもよい。また、先に負圧を作用させた後、傾動させるようにしてもよい。この場合、図1Aの状態で負圧を作用することになるので、負圧作用開始時には空隙19が形成されていないが、傾動によって、順次空隙19が形成される。
このように、傾動と同時に負圧を作用させても、負圧を作用させた後傾動させても、前記実施形態と同様、可動ステージ部16aを、水平方向に沿って移動することによって、可動ステージ部16aによるチップ11の受け面積が減少し、粘着シート12の吸着(吸引)面積が増加して剥離範囲が広がって、最終的には、この剥離すべきチップ11から粘着シート12を完全に剥離させることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、ステージ16に設けられる吸引口としては、大きさ、数、形状等を、空隙19のエアの吸引可能範囲で任意に設定できる。このため、吸引口は1個であってもよい。また、剥離すべきチップ11として、正方形に限るものではなく、短辺と長辺とを有する長方形であっても、さらには、短辺に比べて長辺が極めて長い短冊状であってもよい。粘着シート12の厚さとしても、吸引力等によって相違するが、吸引手段(負圧供給手段)にて空隙19のエアを吸引した際に、チップ11から剥離できるように、湾曲変形できるものであればよい。
可動ステージ部16aの傾動角度(初期傾動角度)θは、空隙19のエアを吸引した際に、チップ11からそのはみ出し側が剥離できる範囲において任意に設定できる。また、傾動角度θを変更する場合、その変更後の傾動角度としては、可動ステージ部16aをスライドさせて、粘着シート12をチップ11から剥離できる範囲で任意に設定できる。粘着シート12上に貼り付けられているチップ11の数としても任意であり、本発明では、数に影響されることなく、粘着シート12上の全てのチップ11を順次剥離して行くことができる。
チップ11のはみ出し部31のはみ出し量としては、チップ11の大きさ、厚さ、材質等に応じて、剥離初期段階で、負圧の作用で粘着シート12が剥離可能な範囲で任意に設定できる。
粘着シート上に貼り付けられた複数の矩形薄肉のチップ(半導体チップ)を、粘着シートから順次剥離してピックアップするピックアップ装置に用いることができる。チップは、を素材とし、この素材を矩形状に切断することによって最終製品となる。このため、チップには正方形や短冊状のもの等がある。
本発明の第1のチップ剥離方法は、上面にチップを貼り付けた粘着シートから、粘着シートと反対側に配設されるコレットにてチップを吸着した状態で前記チップを剥離させるチップ剥離方法において、固定ステージ部と、矩形平板体からなる可動ステージ部とを備えたステージ上に、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すように設置した後、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、この接触によるシール状態を維持して、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させると同時、又は傾動前、又は傾動後に、チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させることにより、矩形平板体の可動ステージ部にて粘着シートを介して剥離すべきチップを支持しつつこのチップを斜めに持ち上げた状態として、はみ出し側の粘着シートの一部をチップから剥離させ、その後、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるようにしたものである。
本発明の第2のチップ剥離方法は、上面にチップを貼り付けた粘着シートから、粘着シートと反対側に配設されるコレットにてチップを吸着した状態で前記チップを剥離させるチップ剥離方法において、固定ステージ部と、矩形平板体からなる可動ステージ部とを備えたステージ上に、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すように設置した後、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、この接触によるシール状態を維持して、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させると同時、又は傾動前、又は傾動後に、チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させることにより、矩形平板体の可動ステージ部にて粘着シートを介して剥離すべきチップを支持しつつこのチップを斜めに持ち上げた状態として、はみ出し側の粘着シートの一部をチップから剥離させ、その後、可動ステージ部の傾角度を減少させた後、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるようにしたものである。
本発明のチップ剥離装置は、上面にチップを貼り付けた粘着シートから、粘着シートと反対側に配設されるコレットにてチップを吸着した状態で前記チップを剥離させるチップ剥離装置において、固定ステージ部と、矩形平板体からなる可動ステージ部とを備えたステージと、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すようにした状態で、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、矩形平板体の可動ステージ部にて粘着シートを介して剥離すべきチップを支持した状態で可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させる傾動手段と、前記接触によるシール状態を維持しつつ、前記チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させる負圧供給手段と、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるスライド手段とを備えたものである。

Claims (6)

  1. 上面にチップを貼り付けた粘着シートから前記チップを剥離させるチップ剥離方法において、
    固定ステージ部と可動ステージ部とを備えたステージ上に、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すように設置した後、
    可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、この接触によるシール状態を維持して、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させると同時、又は傾動前、又は傾動後に、チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させ、
    その後、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるようにしたことを特徴とするチップ剥離方法。
  2. 上面にチップを貼り付けた粘着シートから前記チップを剥離させるチップ剥離方法において、
    固定ステージ部と可動ステージ部とを備えたステージ上に、剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すように設置した後、
    可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、この接触によるシール状態を維持して、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させると同時、又は傾動前、又は傾動後に、チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させ、
    その後、可動ステージ部の傾斜角度を減少させた後、前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるようにしたことを特徴とするチップ剥離方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のチップ剥離方法を用いて半導体装置を製造する半導体装置製造方法。
  4. 上面にチップを貼り付けた粘着シートから前記チップを剥離させるチップ剥離装置において、
    固定ステージ部と可動ステージ部とを備えたステージと、
    剥離すべきチップを可動ステージ部に対応させかつこのチップの周縁部の少なくとも一部が可動ステージ部からはみ出すようにした状態で、可動ステージ部の反はみ出し側を固定ステージ部側に接触させつつ、可動ステージ部のはみ出し側を上昇させるように傾動させる傾動手段と、
    前記接触によるシール状態を維持しつつ、前記チップのはみ出し部の下方に負圧通路を介して負圧を作用させる負圧供給手段と、
    前記はみ出し側とは反対側に前記可動ステージ部を水平方向にスライドさせるスライド手段とを備えたことを特徴とするチップ剥離装置。
  5. 傾動手段は、可動ステージ部の傾動角の変更が可能であることを特徴とする請求項4に記載のチップ剥離装置。
  6. 前記固定ステージに前記可動ステージが嵌合する凹部を設け、固定ステージの凹部は、その底面に前記はみ出し状態乃至傾動状態で可動ステージ部の反はみ出し側が接触することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のチップ剥離装置。
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